JPH10118574A - 物品仕分け装置 - Google Patents

物品仕分け装置

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JPH10118574A
JPH10118574A JP30122996A JP30122996A JPH10118574A JP H10118574 A JPH10118574 A JP H10118574A JP 30122996 A JP30122996 A JP 30122996A JP 30122996 A JP30122996 A JP 30122996A JP H10118574 A JPH10118574 A JP H10118574A
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JP
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article
articles
transport
correcting member
posture correcting
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JP30122996A
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English (en)
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Toru Ishii
徹 石井
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Ishii Corp
Original Assignee
Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品を同一姿勢に揃えて階級別に仕分けするこ
とができる物品仕分け装置を提供する。 【解決手段】多数個の各物品を突出部が上向きとなる姿
勢に揃えて各搬送帯の谷間部分に順次載置し、各搬送帯
間に載置された各物品を送り方向に搬送しながら徐々に
垂直降下させ、各搬送帯の谷間部分が物品の横幅寸法よ
りも若干幅広となったとき、その位置に移動された物品
を垂直落下させて階級別に仕分けする。若し、突出部が
下向きとなる状態に物品の姿勢が変位した場合、各搬送
帯の谷間部分よりも下方に突出した物品の突出部を姿勢
修正部材に当接して上下反転するので、突出部から先に
落下するのを確実に防止することができ、商品価値が損
なわれず、各物品を同一姿勢に揃えて階級別に仕分けす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ミカ
ン、リンゴ、柿、梨、桃、キウイ、或いは、馬鈴薯、薩
摩芋等の略球形状、楕円形状、先細形状を有する物品を
階級別に仕分けする作業に用いられる物品仕分け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述した先細形状の物品を階級別
に仕分けする装置としては、例えば、当出願人が既に開
発済みの物品仕分け装置(特願平6−248776号)
がある。この装置は、図13に示すように、作業者の手
で保持した多数個の各物品C…を、例えば、物品Cの突
出部Caが上向きとなる姿勢に揃えて仕分け用コンベア
4の各搬送帯5,5の谷間部分に順次載置する。各搬送
帯5,5の谷間部分に載置された各物品C…を送り方向
に搬送しながら徐々に垂直降下させ、各搬送帯5,5の
谷間部分が物品Cの横幅寸法よりも若干幅広となったと
き、その位置に移動された物品Cを垂直落下させて階級
別に仕分けする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した装置
は、各搬送帯5,5の谷間部分を送り方向に対して徐々
に幅広となる間隔に離間しているので、各搬送帯5,5
間の幅狭側に生じる挾持力が大きく、幅広側に生じる挾
持力の方が若干小さいため、各搬送帯5,5の谷間部分
に載置された物品Cの姿勢が送り方向に変位しやすい。
且つ、物品Cの重心が突出部Ca側に偏心しており、機
械的振動が搬送時に付与されるため、搬送距離が長くな
るほど、各搬送帯5,5間に載置された物品Cの傾きが
大きくなり、各搬送帯5,5間に載置された物品Cが先
細側の突出部Caから先に落下することがある。例え
ば、熊本名デコポン、愛媛名ヒメポン、広島名キヨポン
等で通称される新品種の物品Cを階級別に仕分けする場
合、これら新品種の物品Cは表皮及び肉質が軟弱である
ため、物品Cの突出部Caから先に落下すると、コンベ
アやシュータ等に接触しただけで、物品Cの表皮が剥が
れたり、打ち傷や擦り傷等が付いたりして、商品価値が
損なわれてしまうという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、各搬送帯の谷
間部分よりも下方に突出した物品の突出部を姿勢修正部
材に当接して上下反転するので、物品が突出部から先に
落下するのを防止することができ、物品を同一姿勢に揃
えて階級別に仕分けすることができる物品仕分け装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記各搬送帯間に載置された物品の下部周面と対向する
位置に、該各搬送帯の谷間部分よりも下方に突出した物
品の突出部に対して当接される姿勢修正部材を配設した
物品仕分け装置であることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記姿勢修正部材を、該姿勢修正部材
に当接された物品の突出部が送り方向に向けて上方に持
ち上げられる傾斜角度に斜設した物品仕分け装置である
ことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
請求項2記載の構成と併せて、上記姿勢修正部材を、上
記各搬送帯間に載置された物品を送り方向に回転するの
に必要な接触抵抗を付与する部材で形成又は被覆した物
品仕分け装置であることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記姿勢修正部材
を、上記各搬送帯の谷間部分よりも下方に突出された物
品の突出部に対して当接される起立状態と、該物品の反
転動作が許容される傾倒状態とに可撓可能な弾性体で形
成した物品仕分け装置であることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記姿勢修正部材
を、上記各搬送帯の谷間部分よりも下方に突出された物
品の突出部に対して当接される起立位置と、該物品の反
転動作が許容される傾倒位置とに回動可能に枢支すると
共に、上記物品の突出部が上方に持ち上げられる方向に
姿勢修正部材を回動付勢した物品仕分け装置であること
を特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の物品仕分け装置は、各搬送帯間
の谷間部分に、例えば、突出部が上向きとなる姿勢に揃
えて多数個の各物品を順次載置する。各搬送帯間に載置
された各物品を送り方向に搬送しながら徐々に垂直降下
させ、各搬送帯の谷間部分よりも小さい物品のみを垂直
落下させて階級別に仕分けする。若し、突出部が下向き
となる状態に物品の姿勢が変位した場合、各搬送帯の谷
間部分よりも下方に突出した物品の突出部が姿勢修正部
材に当接され、その姿勢修正部材に物品の突出部を当接
しながら送り方向に移動させ、各搬送帯間に載置された
物品の幅広部を送り方向に移動しながら垂直降下させ
て、姿勢修正部材を支点として、突出部が上向きとなる
姿勢に物品を上下反転するので、突出部から先に落下す
るのを確実に防止することができ、比較的、表皮及び肉
質の硬い方から物品を落下させるので、商品価値が損な
われず、各搬送帯間に載置された各物品を同一姿勢に揃
えて階級別に仕分けすることができる。
【0011】請求項2記載の物品仕分け装置は、上記請
求項1記載の作用と併せて、各搬送帯の谷間部分よりも
下方に突出した物品の突出部を姿勢修正部材に当接する
と共に、姿勢修正部材の斜面に沿って物品の突出部を上
方に持ち上げながら送り方向に移動させるので、突出部
が上向きとなる姿勢に物品がスムースに上下反転され、
各物品の姿勢を揃える作業が容易に行える。
【0012】請求項3記載の物品仕分け装置は、上記請
求項1又は請求項2記載の作用と併せて、物品の突出部
と姿勢修正部材との接触抵抗により、物品の突出部が幅
広部よりも若干遅れて送り方向に移動され、幅広部が若
干先行して送り方向に移動されながら垂直降下するの
で、突出部が上向きとなる姿勢に物品を確実に上下反転
することができる。
【0013】請求項4記載の物品仕分け装置は、上記請
求項1,2又は請求項3記載の作用と併せて、物品の突
出部が当接されたとき、姿勢修正部材が弾性に抗して傾
倒状態に可撓変形されるので、物品の突出部に付与され
る衝撃が軽減され、商品価値が損なわれるのを防止でき
る。姿勢修正部材が弾性により起立状態に復帰され、物
品の突出部を積極的に持ち上げるので、突出部が上向き
となる姿勢に物品が確実に上下反転され、各物品を同一
姿勢に揃えることができる。
【0014】請求項5記載の物品仕分け装置は、上記請
求項1,2又は請求項3記載の作用と併せて、物品の突
出部が当接されたとき、姿勢修正部材が付勢力に抗して
傾倒方向に回動されるので、物品の突出部に付与される
衝撃が軽減され、商品価値が損なわれるのを防止でき
る。姿勢修正部材が付勢力により起立方向に回動復帰さ
れ、物品の突出部を積極的に持ち上げるので、突出部が
上向きとなる姿勢に物品が確実に上下反転され、各物品
を同一姿勢に揃えることができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、各搬送帯の谷間部分
よりも下方に突出した物品の突出部を姿勢修正部材に当
接して、突出部が上向きとなる姿勢に物品を上下反転し
て搬送するので、従来例のように物品が突出部から先に
落下するのを確実に防止することができ、比較的、表皮
及び肉質の硬い方から物品を落下させるので、仕分け時
に於いて、物品の表皮が剥がれたり、打ち傷や擦り傷等
が付いたりせず、商品価値が損なわれるのを防止するこ
とができる。各物品を同一姿勢に揃えて階級別に仕分け
するため、各物品を等級別に選別したり、等階級別に箱
詰めしたりする作業が能率的に行える。
【0016】しかも、所定角度に傾斜した姿勢修正部材
に沿って物品の突出部を上方に持ち上げながら送り方向
に移動させるので、突出部が上向きとなる姿勢に物品が
スムースに上下反転され、各物品の姿勢を揃える作業が
容易に行える。且つ、物品の突出部と姿勢修正部材との
接触抵抗により、物品の突出部が若干遅れて送り方向に
移動され、幅広部が若干先行して送り方向に移動される
ため、突出部が上向きとなる姿勢に物品を確実に上下反
転することができる。
【0017】さらに、物品の突出部が当接されたとき、
姿勢修正部材を弾性に抗して可撓変形させ、或いは、付
勢力に抗して傾倒方向に回動させるので、物品の突出部
に付与される衝撃が軽減され、商品価値が損なわれるの
を防止できる。また、姿勢修正部材自体の弾性力或いは
付勢力により物品の突出部を積極的に持ち上げるので、
突出部が上向きとなる姿勢に物品が確実に上下反転さ
れ、各物品を同一姿勢に揃える作業が容易に行える。
【0018】
【実施例】図面は先細形状の物品を階級別に仕分けする
作業に用いられる物品仕分け装置を示し、図1に於い
て、この物品仕分け装置1は、例えば、熊本名デコポ
ン、愛媛名ヒメポン、広島名キヨポン等で通称される先
細形状の各物品C…を振分け用コンベア2に載置して、
同振分け用コンベア2に載置された各物品C…を左右の
各荷受け用コンベア3,3に振分け供給する。各荷受け
用コンベア3,3により搬送される各物品C…を待機す
る作業者の手で直接保持して、仕分け用コンベア4を構
成する各搬送帯5…の谷間部分に各物品C…を順次載置
する。仕分け用コンベア4上に設定した階級別の各仕分
け位置a,b,c,d,eに各物品C…を順次搬送し、
階級(例えば、S、M、L、2L、3L)と対応する大
きさの各物品C…のみを各搬送帯5…の谷間部分から垂
直降下させて、各仕分け位置a〜eに配設した各仕分け
用コンベア6…に対して階級別に順次移載する。各分配
用コンベア6…に振分けられた各物品C…を人為的作業
又は機械的作業により順次箱詰めする。階級に該当しな
い規格外の各物品C…は、仕分け用コンベア4の送り側
終端部に配設した物品回収部7に投入して回収する。
【0019】上述した仕分け用コンベア4は、図2、図
3、図4に示すように、断面台形に形成した3本の各ガ
イド部材8…を送り方向に平行して架設し、各ガイド部
材8…の送り側始端部に近接して軸支した各プーリ9…
と、各ガイド部材8…の送り側終端部に近接して軸支し
た各プーリ10…との間に3本の各周回用ベルト11…
を張架している。且つ、各ガイド部材8…の長手側上端
部に沿って架設した上段側の各ベルトガイド12…上に
各周回用ベルト11…を係合し、同各ガイド部材8…の
下段側に架設した上下一対の各ベルトガイド13,14
間に各周回用ベルト11…を係合して、終端側上部に配
設した減速機付き周回用モータ15の駆動力により、各
スプロケット16,17及び駆動チェーン18を介して
各周回用ベルト11…を送り方向に同期回転させ、各周
回用ベルト11…の長手側全長に固定した布製の各搬送
帯5…を送り方向に周回する。
【0020】且つ、各仕分け位置a〜eと対応する下部
位置に、上述した仕分け用コンベア4の送り方向と直交
して各分配用コンベア6…を互い違いに配列又は同一方
向に配列すると共に、仕分け用コンベア4と各分配用コ
ンベア6…との上下間隔を、最大サイズを有する物品C
の通過が許容される間隔に離間している。各ベルトガイ
ド14,14の送り側始端部に各折返しガイド19,1
9を連結し、送り側始端部に回帰する各搬送帯5…の垂
下側下縁部を各折返しガイド19,19で順次折返し
て、各ガイド部材8…の谷間部分に対して各搬送帯5…
の垂下側下縁部を集束しながら連続的に挿入する。
【0021】前述した各ガイド部材8は、図5、図6、
図7、図8に示すように、各ガイド部材8…の長手側対
向面を下方に向けて徐々に狭くなる角度に傾斜し、各ガ
イド部材8…の長手側全長を送り方向に対して徐々に幅
狭となる断面形状に形成し、各ガイド部材8…の谷間部
分を送り方向に対して徐々に幅広となる間隔Wに形成す
ると共に、各仕分け位置a〜eと対応する各ガイド部材
8…の谷間部分を、予め階級別に設定した所定サイズの
各物品C…が落下許容される間隔Wに形成している。
【0022】且つ、各仕分け位置a〜eの前段側下部で
あって、各ガイド部材8…の谷間側下縁部に2枚の各支
持プレート20,20を送り方向に平行して架設し、各
ガイド部材8…の谷間側下縁部よりも内側に各支持プレ
ート20,20の長手側縁部を若干突出して架設すると
共に、各支持プレート20,20の対向側端部間を、物
品Cの突出部Caが下方に垂下許容される間隔に離間
し、各支持プレート20,20の後端側を送り方向に対
して徐々に低くなる角度に傾斜し、各支持プレート2
0,20の後端側を各分配用コンベア6…の搬送面に対
して適宜間隔に近接している。
【0023】前述した各搬送帯5…は、例えば、ビロー
ド、デニム、ツィード、天竺、羅紗、不織布等の柔らか
い布生地をループ状に縫製して搬送帯5を形成し、中央
部に架設したガイド部材8の両側斜面が覆われる搬送幅
に中央の搬送帯5を形成し、両側部に架設した各ガイド
部材8…の片側斜面が覆われる搬送幅に両側の各搬送帯
5…を形成すると共に、中央部に張架した周回用ベルト
11の周面全長と、同周回用ベルト11の長手側周面と
対向する搬送帯5の裏面側中央部とを多数本の各止めネ
ジ21…で固定し、両側部に張架した各周回用ベルト1
1…の周面全長と、同各周回用ベルト11…の長手側周
面と対向する各搬送帯5…の裏面側上縁部とを多数本の
各止めネジ21…で固定して、各ガイド部材8…の谷間
側を各搬送帯5…で被覆している。なお、実施例では柔
らかい布生地で形成した搬送帯5を用いているが、例え
ば、天然皮革、合成皮革、合成樹脂等の軟質素材で形成
したベルトを用いてもよい。
【0024】また、図9に示すように、各搬送帯5,5
の長手側対向面に、例えば、ニット編みした多数枚の各
間仕切り5a…を送り方向に対して一つの物品Cが載置
される前後間隔に隔てて縫合することで、各搬送帯5,
5の谷間部分に載置された各物品C…の姿勢が各間仕切
り5a…により保持され、各仕分け位置a〜eの階級と
対応する大きさの各物品C…を各分配用コンベア6…に
移載するとき、各搬送帯5…の谷間部分に載置された各
物品C…が前後方向に横転するのを積極的に防止でき、
物品Cの突出部Caに突出する突起Cbを上向けた状態
のまま移載することができる。
【0025】前述した各支持プレート20,20の対向
側端部間には、各搬送帯5,5間に載置された物品Cの
下部周面と対向する直下位置に各姿勢修正部材26…を
配設している。姿勢修正部材26は、各支持プレート2
0,20の下段側に架設した取付け枠26aの上端部に
対して交換可能に固定され、各搬送帯5,5の谷間部分
よりも下方に突出された物品Cの突出部Ca周面部に対
して当接され、突出部Caが上向きとなる姿勢に載置さ
れた物品Cの下部周面に対して当接が回避される高さ位
置に立設すると共に、姿勢修正部材26の上端側を送り
方向に若干変位させた状態に傾斜して、姿勢修正部材2
6に当接される物品Cの突出部Caが送り方向に向けて
上方に持ち上げられる傾斜角度に斜設している。また、
姿勢修正部材26の斜面又は全面を、例えば、合成ゴム
等の接触抵抗の大きい部材で被覆してもよい。
【0026】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、物品仕分け装置1による物品Cの仕分け方法
を説明する。先ず、図1、図2に示すように、生産者か
ら持ち込まれる多数個の各物品C…を振分け用コンベア
2に載置し、振分け用コンベア2に載置された各物品C
…を左右の各荷受け用コンベア3,3に振分け供給す
る。各荷受け用コンベア3,3により搬送される各物品
C…を待機する作業者の手で保持して、図4、図5に示
すように、各物品C…を、突出部Ca及び突起Cbが上
向きとなる姿勢に揃えて仕分け用コンベア4を構成する
各搬送帯5,5の谷間部分に順次載置する。
【0027】次に、予め階級別に設定した各仕分け位置
a〜eに、各階級と対応する大きさの各物品C…が移動
されたとき、各ガイド部材8…の谷間部分が物品Cの横
幅寸法よりも若干幅広となるため、各搬送帯5…の垂下
側下縁部から物品Cが垂直降下される。つまり、図6に
示すように、各ガイド部材8…の谷間部分を送り方向に
対して徐々に幅広となる間隔Wに形成しているので、各
仕分け位置a〜eに、各階級と対応する大きさの各物品
C…を移動させるとき、各位置に到達するまでに、各搬
送帯5…の対向面間に載置された各物品C…が上向いた
状態のまま徐々に垂直降下される。同時に、各仕分け位
置a〜eに到達するまで、各ガイド部材8…の谷間側下
縁部に架設した各支持プレート20,20の水平部分で
各搬送帯5…の垂下側下縁部を支持し、各搬送帯5…の
垂下側下縁部に載置された各物品C…を送り方向に水平
移動する。
【0028】若し、搬送途中に於いて、各仕分け位置a
〜eに移動される物品Cの姿勢が送り方向に変位し、突
出部Caが下向きとなる状態に物品Cの姿勢が変位した
場合、図7、図8に示すように、各仕分け位置a〜eに
配設した各姿勢修正部材26…に、各搬送帯5,5の谷
間部分よりも下方に突出した物品Cの突出部Caが当接
される。姿勢修正部材26の斜面に沿って物品Cの突出
部Caを上方に持ち上げながら送り方向に移動させ、各
搬送帯5,5間に載置された物品Cの幅広部Cdを送り
方向に移動させながら垂直降下させて、姿勢修正部材2
6を支点として、突出部Caが上向きとなる姿勢に物品
Cを上下反転しながら搬送する。同時に、各支持プレー
ト20,20の傾斜部分に沿って各搬送帯5…の垂下側
下縁部に載置された各物品C…を上向けた状態のまま徐
々に垂直降下させ、各仕分け位置a〜eの階級と対応す
る大きさの物品Cのみを垂直降下させて、各仕分け位置
a〜eに配設した各分配用コンベア6…に各物品C…を
近接して順次移載する。
【0029】次に、各分配用コンベア6…に振分けられ
た各物品C…を作業者の手で直接保持して適宜数箱詰め
する。或いは、適宜数の各物品C…を吸着パッド(図示
省略)で吸着保持して機械的に箱詰めすることで、多数
個の各物品C…を階級別に仕分けする作業及び箱詰めす
る作業が容易に行える。なお、階級に該当しない規格外
の各物品C…は、仕分け用コンベア4の送り側終端部に
配設した物品回収部7に一時ストックして回収する。
【0030】以上のように、仕分け用コンベア4を構成
する各搬送帯5,5の谷間部分よりも下方に突出した物
品Cの突出部Caを姿勢修正部材26に当接して、突出
部Caが上向きとなる姿勢に物品Cを上下反転するの
で、従来例のように物品Cが突出部Caから先に落下す
るのを確実に防止することができ、比較的、表皮及び肉
質の硬い方から物品Cを落下させるので、仕分け時に於
いて、物品Cの表皮が剥がれたり、打ち傷や擦り傷等が
付いたりせず、商品価値が損なわれるのを防止すること
ができる。しかも、姿勢修正部材26の斜面に沿って物
品Cの突出部Caを上方に持ち上げながら送り方向に移
動させるので、突出部Caが上向きとなる姿勢に物品C
がスムースに上下反転され、各物品C…の姿勢を揃える
作業が容易に行えると共に、各物品C…を同一姿勢に揃
えて階級別に仕分けするため、各物品C…を等級別に仕
分けしたり、等階級別に箱詰めしたりする作業が能率的
に行える。
【0031】図10は、姿勢修正部材27を送り方向に
向けて可撓可能に形成した他の例を示し、姿勢修正部材
27は、例えば、合成ゴム、合成樹脂等の可撓可能な弾
性体で形成され、同位置下部に架設した取付け枠27a
の上端部に対して交換可能に固定している。各搬送帯
5,5の谷間部分よりも下方に突出した物品Cの突出部
Caが姿勢修正部材27に当接されたとき、姿勢修正部
材27が弾性に抗して送り方向に可撓変形するので、当
接時に於いて、物品Cの突出部Caに付与される衝撃が
軽減され、商品価値が損なわれるのを防止できる。同時
に、姿勢修正部材27の湾曲面に沿って物品Cの突出部
Caが持ち上げられ、部材自体の弾性により物品Cの突
出部Caが積極的に持ち上げられると共に、物品Cの突
出部Caと姿勢修正部材27との接触抵抗により、突出
部Caが幅広部Cdよりも若干遅れて送り方向に移動さ
れ、幅広部Cdが若干先行して送り方向に移動されなが
ら垂直降下するので、第1実施例と同様に、突出部Ca
が上向きとなる姿勢に物品Cが確実に上下反転され、各
物品C…を同一姿勢に揃えて階級別に仕分けすることが
できる。
【0032】図11は、姿勢修正部材28を送り方向に
向けて前後回動可能に軸支したその他の例を示し、姿勢
修正部材28は、同位置下部に架設した取付け枠28a
の上端部に対して軸支され、各搬送帯5,5の谷間部分
よりも下方に突出された物品Cの突出部Caに対して当
接される起立位置と、物品Cの反転動作が許容される傾
倒位置とに前後回動可能される。その軸支部分に巻回し
たバネ部材28bの弾性により、第1実施例の姿勢修正
部材26と同一角度に傾斜される起立位置に回動付勢し
ている。各搬送帯5,5の谷間部分よりも下方に突出し
た物品Cの突出部Caが姿勢修正部材28に当接された
とき、姿勢修正部材28がバネ部材28bの弾性に抗し
て傾倒方向に回動するので、当接時に於いて、物品Cの
突出部Caに付与される衝撃が軽減され、商品価値が損
なわれるのを防止できる。姿勢修正部材28の斜面に沿
って物品Cの突出部Caが上方に持ち上げられ、バネ部
材28bの弾性により姿勢修正部材28が起立方向に回
動復帰され、物品Cの突出部Caを積極的に持ち上げる
ため、第1実施例と同様に、突出部Caが上向きとなる
姿勢に物品Cが確実に上下反転され、各物品C…を同一
姿勢に揃えて階級別に仕分けすることができる。また、
姿勢修正部材28の斜面又は全面を、例えば、合成ゴム
等の接触抵抗の大きい部材で被覆するもよく、上述した
姿勢修正部材27と同等の作用効果が得られる。
【0033】図12は、物品Cを機械的に供給する第2
実施例の物品仕分け装置1を示し、荷受け用コンベア2
2により搬送される多数個の各物品C…を振動式の整列
用フィーダ23に順次移載し、整列用フィーダ23の各
傾斜ベルト24,24を振動させながら送り方向に回転
して、各傾斜ベルト24,24の谷間部分に移載される
各物品C…を仕分け用コンベア4の各搬送帯5,5の谷
間部分と対応する位置に整列させる。つまり、各傾斜ベ
ルト24,24を送り方向に対してV字形となるように
斜設しているので、荷受け用コンベア22から移載され
る各物品C…が各傾斜ベルト24,24の谷間部分に整
列され、各傾斜ベルト24,24に載置された各物品C
…に振動を付与しながら搬送することで、仕分け用コン
ベア4の各搬送帯5,5の谷間部分と対応する間隔に整
列される。
【0034】次に、整列用フィーダ23の各傾斜ベルト
24,24間に載置された各物品C…を、各物品C…が
一列に整列される搬送幅に形成した整列用コンベア25
に順次移載して、各搬送帯5,5の谷間部分に各物品C
…を上向けた状態のまま順次移載するので、第1実施例
と同様に、各物品C…を同一姿勢に揃えて階級別に仕分
けすることができると共に、多数個の各物品C…を供給
する作業及び仕分けする作業が機械的に行え、作業の省
力化及び能率アップを図ることができる。
【0035】なお、上述した第1及び第2実施例では、
物品仕分け装置1により先細形状を有する物品Cを階級
別に仕分けするが、例えば、ミカン、リンゴ、柿、梨、
桃、キウイ、或いは、馬鈴薯、薩摩芋等の果菜物を階級
別に仕分けする作業にも適用することができ、実施例の
用途のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の物品仕分け装置による仕分け動
作を示す平面図。
【図2】 仕分け用コンベアの配置状態を示す平面図。
【図3】 仕分け用コンベアの配置状態を示す側面図。
【図4】 各搬送帯の架設状態を示す縦断正面図。
【図5】 各搬送帯間に載置された物品の搬送状態を示
す縦断正面図。
【図6】 各搬送帯間に載置された物品の支持状態を示
す縦断正面図。
【図7】 各搬送帯間に載置された物品の反転動作を示
す縦断正面図。
【図8】 各搬送帯間に載置された物品の反転動作を示
す側面図。
【図9】 各搬送帯間に間仕切りを張架した例を示す側
面図。
【図10】 姿勢修正部材を可撓可能に形成した他の例
を示す側面図。
【図11】 姿勢修正部材を回動可能に軸支したその他
の例を示す側面図。
【図12】 第2実施例の物品仕分け装置による仕分け
動作を示す平面図。
【図13】 従来例の仕分け装置による仕分け動作を示
す縦断正面図。
【符号の説明】
C…物品 Ca…突出部 Cb…突起 Cd…幅広部 1…物品仕分け装置 2…振分け用コンベア 3…荷受け用コンベア 4…仕分け用コンベア 5…搬送帯 5a…間仕切り 6…分配用コンベア 7…物品回収部 8…ガイド部材 20…支持プレート 22…荷受け用コンベア 23…整列用フィーダ 24…傾斜ベルト 25…整列ベルト 26,27,28…姿勢修正部材 28b…バネ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各搬送帯間の谷間部分に載置された各物品
    を送り方向に搬送すると共に、該各搬送帯の谷間部分よ
    りも小さい物品のみを垂直落下させて階級別に仕分けす
    る物品仕分け装置であって、上記各搬送帯間に載置され
    た物品の下部周面と対向する位置に、該各搬送帯の谷間
    部分よりも下方に突出した物品の突出部に対して当接さ
    れる姿勢修正部材を配設した物品仕分け装置。
  2. 【請求項2】上記姿勢修正部材を、該姿勢修正部材に当
    接された物品の突出部が送り方向に向けて上方に持ち上
    げられる傾斜角度に斜設した請求項1記載の物品仕分け
    装置。
  3. 【請求項3】上記姿勢修正部材を、上記各搬送帯間に載
    置された物品を送り方向に回転するのに必要な接触抵抗
    を付与する部材で形成又は被覆した請求項1又は請求項
    2記載の物品仕分け装置。
  4. 【請求項4】上記姿勢修正部材を、上記各搬送帯の谷間
    部分よりも下方に突出された物品の突出部に対して当接
    される起立状態と、該物品の反転動作が許容される傾倒
    状態とに可撓可能な弾性体で形成した請求項1,2又は
    請求項3記載の物品仕分け装置。
  5. 【請求項5】上記姿勢修正部材を、上記各搬送帯の谷間
    部分よりも下方に突出された物品の突出部に対して当接
    される起立位置と、該物品の反転動作が許容される傾倒
    位置とに回動可能に枢支すると共に、上記物品の突出部
    が上方に持ち上げられる方向に姿勢修正部材を回動付勢
    した請求項1,2又は請求項3記載の物品仕分け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180126182A (ko) * 2017-05-17 2018-11-27 이봉선 휠너트 정렬장치 및 이를 포함하는 휠너트 자동랙킹장치
CN114524222A (zh) * 2022-02-14 2022-05-24 塔里木大学 一种用于香梨检测的姿势校正装置

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