JPH10119692A - エアバッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型およびスラッシュ成形方法 - Google Patents

エアバッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型およびスラッシュ成形方法

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JPH10119692A
JPH10119692A JP8278057A JP27805796A JPH10119692A JP H10119692 A JPH10119692 A JP H10119692A JP 8278057 A JP8278057 A JP 8278057A JP 27805796 A JP27805796 A JP 27805796A JP H10119692 A JPH10119692 A JP H10119692A
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airbag
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instrument panel
mold
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JP8278057A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yanagihara
雅彦 柳原
Yasushi Kawakubo
靖 川久保
Shiro Ozaki
志郎 尾崎
Takeshi Yamaji
猛 山地
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Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮材のスラッシュ成形時にエアバッグの展
開部に対応する箇所に破断特性に優れた薄肉部を精度よ
く形成させることができるようにする。 【解決手段】 裏面に加熱用配管1を備え、この配管1
を介して、あるいは、所定温度に加熱されたオーブンに
入れて加熱された金型本体2の表面2aに樹脂パウダー
を付着させて溶融硬化させることによりエアバッグ8を
内装するインストルメントパネル7の表皮材3を成形す
るスラッシュ成形用金型において、エアバッグ8の展開
部に対応する箇所の金型本体2にその裏面側から表面側
に凹んだ凹部4を形成して該凹部4の形成された部分2
Aの型厚をその周辺部分2Bの型厚よりも薄く構成し、
熱容量の偏差によってエアバッグ8の展開部に対応する
箇所の厚さが局所的に薄いインストルメントパネル用表
皮材3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
のインストルメントパネルに代表されるように、エアバ
ッグを内装するインストルメントパネルの表皮材を成形
する場合に用いられる金型で、詳しくは、金型本体を加
熱し、その加熱された金型本体の表面に樹脂パウダーを
付着させて溶融硬化させることによりインストルメント
パネルの表皮材を成形するエアバッグ内装インストルメ
ントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型及びそのスラ
ッシュ成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスラッシュ成形方法としては、
図5に示すように、ニッケル製金型本体(電鋳型と通称
される)21を、該金型本体21の裏面に接触配置され
た加熱用配管20に加熱オイルなどの加熱流体を流通さ
せることにより加熱する配管加熱法(モジュラー法)
と、金型本体21を250〜300℃に加熱されたオー
ブン内に入れて加熱するオーブン法(図示省略する)と
があるが、これら成形方法に用いる金型本体21とし
て、従来一般には、その全域に亘って均一な型厚t1に
形成したものが使用されていた。このように型厚t1が
全域に亘って均一な金型本体21からなるスラッシュ成
形金型を用いる場合は、加熱用配管20内を流通する加
熱オイルなどの加熱流体、あるいは、オーブンを介して
金型本体21を所定の温度にまで加熱したときの該金型
本体21の表面温度が全域に亘ってほぼ均一に分布する
ために、その加熱された表面の全域に塩化ビニル系樹脂
や熱可塑性エラストマーを主成分とする樹脂パウダーを
付着させ溶融硬化させて表皮材22をスラッシュ成形す
る際の熱容量もほぼ均等となって、成形された表皮材2
2の厚さが全域に亘って均一となり、このような均一な
厚さの表皮材22はエアバッグ内装インストルメントパ
ネルの表皮材として使用することができない。
【0003】すなわち、エアバッグ内装インストルメン
トパネルにおいては、エアバッグの展開に伴って瞬時に
一定箇所で破断し、かつ、その破断が一直線状に急速に
進行することが強く要望されるものであって、上述のよ
うに、全域に亘って厚さが均一な表皮材を有するインス
トルメントパネルでは、破断箇所も破断の進行方向も定
まらないために、上記の要望に応えることができない。
【0004】その対策として、従来では、図5に示すよ
うな配管加熱法のスラッシュ成形金型あるいはオーブン
法のスラッシュ成形金型を用いて、全域に亘って均一な
厚さにスラッシュ成形した表皮材の所定箇所に専用の治
具を用いて溝付けするなどして、エアバッグの展開部に
対応する箇所の厚さを局所的に薄くする手段が採用され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、一旦、スラッシュ成形した後の表皮材に溝付
けなどの薄肉化加工を施すとなると、それだけ表皮材
(製品)の製作工程が多くなって製作コストが上昇する
だけでなく、専用の治具を用いるとしても、製品毎の精
度にばらつきを発生しやすく、表皮材全体としての必要
強度が確保できなかったり、エアバッグの展開に伴う破
断挙動が不安定になる可能性があった。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、表皮材のスラッシュ成形時にエアバッグの展
開部に対応する箇所に破断特性に優れた薄肉部を精度よ
く形成させることができるエアバッグ内装インストルメ
ントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型およびスラッ
シュ成形方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るエアバッグ内装インス
トルメントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型は、所
定の温度にまで加熱された金型本体の表面に樹脂パウダ
ーを付着させて溶融硬化させることによりエアバッグを
内装するインストルメントパネルの表皮材を成形するス
ラッシュ成形金型であって、スラッシュ成形される上記
表皮材におけるエアバッグの展開部に対応する箇所の金
型本体にその裏面側から表面側に向けて凹んだ凹部を形
成して該凹部の形成された部分の型厚を、その周辺部分
の型厚よりも薄く構成していることを特徴とするもので
ある。
【0008】上記のような構成の請求項1に記載の発明
によれば、スラッシュ成形前に金型本体を所定の温度ま
で加熱した場合、該金型本体の表面温度が裏面側に凹部
の形成された型厚の薄い部分とその周辺部分とで偏差を
生じることになり、このような表面温度に偏差のある状
態で、金型本体の表面全域に樹脂パウダーを付着させる
と、型厚の薄い表面部分の熱容量がその周辺の表面部分
の熱容量よりも小さくなって、型厚の薄い表面部分に付
着された樹脂パウダーの溶融が抑制され、その結果、エ
アバッグの展開部に対応する箇所の厚さがその周辺部の
厚さよりも局所的に薄くて、エアバッグの展開時に応力
集中によって瞬時に破断され、かつ、その破断が一直線
状に急速に進行するといった優れた破断特性を有する薄
肉部をインストルメントパネルの表皮材のスラッシュ成
形時に一挙に精度よく形成することが可能となり、これ
によって、表皮材のスラッシュ成形後に専用治具による
溝付けなどの薄肉化加工が不要で、表皮材の成形コスト
の低減が図れるとともに、薄肉部の厚さのばらつきも非
常に少なくて必要強度を保ちつつ、エアバッグの展開に
伴う破断挙動を安定のよいものとすることができる。
【0009】上記請求項1に記載の発明に係るエアバッ
グ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ成
形金型において、上記金型本体の加熱手段としては、請
求項2に記載したように、該金型本体を所定温度に加熱
されたオーブンに入れて加熱するもの、あるいは、請求
項3に記載したように、該金型本体の裏面に接触配置さ
れた加熱流体流通用配管に加熱オイルなどの加熱流体を
流通させて加熱するもののいずれであってもよい。
【0010】また、上記請求項1ないし3のいずれかに
記載の発明に係るエアバッグ内装インストルメントパネ
ル用表皮材のスラッシュ成形金型において、請求項4に
記載したように、上記金型本体はニッケル製とし、か
つ、上記表皮材のスラッシュ成形用樹脂パウダーとして
塩化ビニル系樹脂を主成分とするものを用いることによ
り、表皮材の外観性能を高めるとともに、温度依存性を
改善して広い温度範囲でエアバッグの展開に伴う破断挙
動の安定化を図ることができる。
【0011】また、上記請求項1ないし3のいずれかに
記載の発明に係るエアバッグ内装インストルメントパネ
ル用表皮材のスラッシュ成形金型において、請求項5に
記載したように、上記金型本体はニッケル製とし、か
つ、上記表皮材のスラッシュ成形用樹脂パウダーとして
熱可塑性エラストマーを主成分とするものを用いること
によって、軽量性およびクリーン性に優れた表皮材を得
ることができる。なお、この熱可塑性エラストマーとし
ては、オレフィン系熱可塑性エラストマーまたはスチレ
ン系熱可塑性エラストマーのいずれであってもよい。
【0012】また、上記請求項1ないし5に記載の発明
に係るエアバッグ内装インストルメントパネル用表皮材
のスラッシュ成形金型において、上記凹部の形成された
部分の型厚は、表皮材の全体強度およびエアバッグの展
開に伴う破断挙動の両面から考慮して、請求項6に記載
したように、周辺部分の型厚の70%未満に設定するこ
とが望ましい。この凹部の形成された部分の型厚をその
周辺部分の型厚の70%以上に設定すると、エアバッグ
の展開部に対応する箇所の厚みが大きくなって、エアバ
ッグの展開に伴う破断を均一化しにくくなる。
【0013】さらに、請求項7に記載の発明に係るエア
バッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシ
ュ成形方法は、所定の温度にまで加熱された金型本体の
表面に樹脂パウダーを付着させて溶融硬化させることに
よりエアバッグを内装するインストルメントパネルの表
皮材を成形するエアバッグ内装インストルメントパネル
用表皮材のスラッシュ成形方法であって、スラッシュ成
形される上記表皮材におけるエアバッグの展開部に対応
する箇所の金型本体にその裏面側から表面側に向けて凹
み、その周辺部分の型厚よりも小さい型厚部分を作る凹
部が形成されており、上記金型本体を上記所定の温度に
まで加熱した後、上記金型本体の表面全域に樹脂パウダ
ーを付着させることにより、上記凹部に対応する表面部
分の熱容量を上記凹部の周辺部分の熱容量よりも小さく
して該表面部分に付着された樹脂パウダーの溶融を抑制
してエアバッグの展開部に対応する箇所の厚さが局所的
に薄いインストルメントパネルの表皮材を成形すること
を特徴とするものであり、このような成形方法の採用に
よって、加熱温度のコントロールなど非常に難しい制御
技術を駆使しなくても、通常一般的なスラッシュ成形工
程をもって、必要強度を保ちつつ、エアバッグの展開に
伴う破断挙動の安定性に優れたエアバッグ内装インスト
ルメントパネル用表皮材を精度よく成形することができ
る。
【0014】上記請求項7に記載の発明に係るエアバッ
グ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ成
形方法において、上記金型本体の加熱手段としては、請
求項8に記載したように、該金型本体を所定温度に加熱
されたオーブンに入れて加熱する手段、あるいは、請求
項9に記載したように、該金型本体の裏面に接触配置さ
れた加熱流体流通用配管に加熱オイルなどの加熱流体を
流通させて加熱する手段のいずれを使用してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るエアバッグ
内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ成形
方法のうち配管加熱法(モジュラー法)に適用される金
型の要部の断面構造図であり、同図において、2は電鋳
型と通称されるニッケル製金型本体で、その裏面2bに
は加熱オイルなどの加熱流体が流通する加熱用配管1が
等間隔に配置されている。この金型本体2の裏面2b
で、スラッシュ成形されるエアバッグ内装インストルメ
ントパネル用表皮材(後述する)におけるエアバッグの
展開部に対応する箇所には、その展開部の形状に合致す
る形状、例えばH型やU型、ダブルY型などの形状をも
ち、金型本体2の表面2a側に向けて凹んだ凹部4が形
成されている。この凹部4は、図2に明示するように、
該凹部4の形成された薄肉部分2Aの型厚tがその周辺
部分2Bの型厚Tの70%未満に設定されるような深さ
で形成されている。具体的には、周辺部分2Bの型厚T
が5mmの場合、凹部4の形成された薄肉部分2Aの型
厚tは3mm以下、かつ、凹部4の入口部幅wは10〜
20mm程度に設定されている。
【0016】次に、上記のようなスラッシュ成形金型を
用いて上記表皮材を成形する方法を説明する。まず、上
記金型本体2を上記加熱用配管1内を流通する加熱オイ
ルなどの加熱流体を介して所定の温度、つまり、200
〜220℃にまで加熱した後、上記金型本体2の表面2
aの全域に塩化ビニル系樹脂を主成分とし、これに可塑
剤、安定剤、流動化剤などを適量に配合してなる樹脂パ
ウダーを付着させて溶融硬化させる。このとき、上記金
型本体2の表面温度は、裏面側に凹部4の形成された型
厚tの小さい薄肉部分2Aと型厚Tの大きい周辺部分2
Bとで偏差を生じているために、表面2a全域に樹脂パ
ウダーを付着させると、型厚tの小さい薄肉部分2Aの
表面の熱容量が型厚Tの大きい周辺部分2Bの表面の熱
容量よりも小さくなって、薄肉部分2Aの表面に付着さ
れた樹脂パウダーの溶融が抑制され、その結果、図1に
示すように、エアバッグの展開部に対応する箇所3aの
厚さがその周辺部3bの厚さよりも局所的に薄いインス
トルメントパネル用表皮材3がスラッシュ成形されるこ
とになる。
【0017】上記のように成形された表皮材3は、図3
に示すように、樹脂板や複合樹脂板などの所要形状の芯
材5と一体に発泡成形されるもので、芯材5の表面に積
層されるポリウレタンフォームなどのパッド材6の外周
に被覆されるものであって、これら芯材5、パッド材6
および表皮材3により構成される自動車用のインストル
メントパネル7の所定箇所にエアバッグ8が内装され
る。このエアバッグ8の内装された後のインストルメン
トパネル7の要部断面構造は、図4に明示するように、
上記表皮材3の薄肉部分3aが上記エアバッグ8の展開
部に対応しているとともに、上記パッド材6における上
記エアバッグ展開部に対応する部分6aの厚みも薄く形
成されており、したがって、自動車の衝突に伴ってエア
バッグ8が展開したとき、その展開部に対向するパッド
材6の薄肉部分6aおよび表皮材3の薄肉部分3aに応
力が集中して、それら部分6a,3aの一部が瞬時に破
断されるとともに、その破断がH型などの所定形状に形
成されている薄肉部分6a,3aに沿って直線的に急速
に進行し、エアバッグ8による衝撃吸収機能が確実に発
揮されることになる。
【0018】なお、上記実施の形態では、配管加熱法
(モジュラー法)によるエアバッグ内装インストルメン
トパネル用表皮材のスラッシュ成形金型およびスラッシ
ュ成形方法について説明したが、これ以外に、上記金型
本体2を250〜300℃に加熱されたオーブンに入れ
て200〜250℃にまで間接加熱した後に樹脂パウダ
ーを付着させて溶融硬化させるオーブン法によるエアバ
ッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシュ
成形方法に適用しても上記実施の形態と同様な効果を奏
する。
【0019】また、スラッシュ成形用樹脂パウダーとし
て、上記実施の形態では、塩化ビニル系樹脂を主成分と
し、これに可塑剤、安定剤、流動化剤などを適量に配合
してなる樹脂パウダーを使用したもので説明したが、こ
れ以外に、オレフィン系熱可塑性エラストマーまたはス
チレン系熱可塑性エラストマーといった熱可塑性エラス
トマーを主成分とする樹脂パウダーを使用してもよく、
この場合は、表皮材の軽量性およびクリーン性を向上す
ることが可能である。
【0020】さらに、上記エアバッグ8を内装する自動
車用のインストルメントパネル7としては、助手席側の
インストルメントパネルであっても、ドア一体のインス
トルメントパネルであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3および請求
項7〜9に記載の発明によれば、エアバッグの展開部に
対応する箇所の厚さがその周辺部の厚さよりも局所的に
薄くて、エアバッグの展開時に応力集中によって瞬時に
定位置で破断され、かつ、その破断を一直線状に急速に
進行させるといった優れた破断特性を有する薄肉部をイ
ンストルメントパネルの表皮材のスラッシュ成形時に一
挙に精度よく形成することができる。したがって、スラ
ッシュ成形後の表皮材に専用治具を用いて溝付けなどの
薄肉化加工を施すことが全く不要で、表皮材(製品)の
製作工程を少なくして製作コストを低減することができ
るとともに、薄肉部の厚さにばらつきを生じることが非
常に少なく、表皮材全体としての必要強度を十分に保ち
つつ、エアバッグの展開に伴う破断挙動の安定性を向上
することができるという効果を奏する。
【0022】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記の効果に加えて、表皮材の外観性能を高めるととも
に、温度依存性を改善して広い温度範囲でエアバッグの
展開に伴う破断挙動の安定化を図ることができる。
【0023】また、請求項5に記載の発明によれば、上
記1〜3および請求項7〜9に記載の発明の効果に加え
て、表皮材を含む自動車用インストルメントパネル全体
の軽量化および廃車時の焼却処分に発生する酸性物質に
よる大気汚染や酸性雨等を惹起しないクリーン性の向上
を図ることができる。
【0024】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
上記1〜3および請求項7〜9に記載の発明の効果に加
えて、エアバッグの展開に伴う破断特性を均一化して、
製品歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグ内装インストルメント
パネル用表皮材のスラッシュ成形方法のうち配管加熱法
に適用されるスラッシュ成形金型の要部の断面構造図で
ある。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】エアバッグが内装された自動車用インストルメ
ントパネルの横断面図である。
【図4】図4のA部の拡大断面図である。
【図5】従来のエアバッグ内装インストルメントパネル
用表皮材のスラッシュ成形方法のうち配管加熱法に適用
されるスラッシュ成形金型の要部の断面構造図である。
【符号の説明】
1 加熱用配管 2 金型本体 2A 薄肉部分 2B 厚肉部分 3 表皮材 4 凹部 7 インストルメントパネル 8 エアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 志郎 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 山地 猛 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の温度にまで加熱された金型本体の
    表面に樹脂パウダーを付着させて溶融硬化させることに
    よりエアバッグを内装するインストルメントパネルの表
    皮材を成形するスラッシュ成形金型であって、 スラッシュ成形される上記表皮材におけるエアバッグの
    展開部に対応する箇所の金型本体にその裏面側から表面
    側に向けて凹んだ凹部を形成して該凹部の形成された部
    分の型厚を、その周辺部分の型厚よりも薄く構成してい
    ることを特徴とするエアバッグ内装インストルメントパ
    ネル用表皮材のスラッシュ成形金型。
  2. 【請求項2】 上記金型本体の加熱手段が、該金型本体
    を所定温度に加熱されたオーブンに入れて加熱する手段
    である請求項1に記載のエアバッグ内装インストルメン
    トパネル用表皮材のスラッシュ成形金型。
  3. 【請求項3】 上記金型本体の加熱手段が、該金型本体
    の裏面に接触配置された加熱流体流通用配管である請求
    項1に記載のエアバッグ内装インストルメントパネル用
    表皮材のスラッシュ成形金型。
  4. 【請求項4】 上記金型本体はニッケル製であり、か
    つ、上記表皮材のスラッシュ成形用樹脂パウダーが塩化
    ビニル系樹脂を主成分とするものである請求項1ないし
    3のいずれかに記載のエアバッグ内装インストルメント
    パネル用表皮材のスラッシュ成形金型。
  5. 【請求項5】 上記金型本体はニッケル製であり、か
    つ、上記表皮材のスラッシュ成形用樹脂パウダーが熱可
    塑性エラストマーを主成分とするものである請求項1な
    いし3のいずれかに記載のエアバッグ内装インストルメ
    ントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型。
  6. 【請求項6】 上記凹部の形成された部分の型厚は、周
    辺部分の型厚の70%未満に設定されている請求項1な
    いし5のいずれかに記載のエアバッグ内装インストルメ
    ントパネル用表皮材のスラッシュ成形金型。
  7. 【請求項7】 所定の温度にまで加熱された金型本体の
    表面に樹脂パウダーを付着させて溶融硬化させることに
    よりエアバッグを内装するインストルメントパネルの表
    皮材を成形するエアバッグ内装インストルメントパネル
    用表皮材のスラッシュ成形方法であって、 スラッシュ成形される上記表皮材におけるエアバッグの
    展開部に対応する箇所の金型本体にその裏面側から表面
    側に向けて凹み、その周辺部分の型厚よりも小さい型厚
    部分を作る凹部が形成されており、 上記金型本体を上記所定の温度にまで加熱した後、 上記金型本体の表面全域に樹脂パウダーを付着させるこ
    とにより、上記凹部に対応する表面部分の熱容量を上記
    凹部の周辺部分の熱容量よりも小さくして該表面部分に
    付着された樹脂パウダーの溶融を抑制してエアバッグの
    展開部に対応する箇所の厚さが局所的に薄いインストル
    メントパネルの表皮材を成形することを特徴とするエア
    バッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッシ
    ュ成形方法。
  8. 【請求項8】 上記金型本体の加熱手段として、該金型
    本体を所定温度に加熱されたオーブンに入れて加熱する
    手段を使用する請求項7に記載のエアバッグ内装インス
    トルメントパネル用表皮材のスラッシュ成形方法。
  9. 【請求項9】 上記金型本体の加熱手段として、該金型
    本体の裏面に接触配置された加熱用配管内に加熱流体を
    流通させて加熱する手段を使用する請求項7に記載のエ
    アバッグ内装インストルメントパネル用表皮材のスラッ
    シュ成形方法。
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