JPH10120198A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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Publication number
JPH10120198A
JPH10120198A JP34098096A JP34098096A JPH10120198A JP H10120198 A JPH10120198 A JP H10120198A JP 34098096 A JP34098096 A JP 34098096A JP 34098096 A JP34098096 A JP 34098096A JP H10120198 A JPH10120198 A JP H10120198A
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JP
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push
roller
original
feeding
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Application number
JP34098096A
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English (en)
Inventor
Takashi Taruki
隆志 樽木
Akira Hirose
明 広瀬
Hiroshi Kubo
宏 久保
Shinji Imoto
晋司 井本
Takashi Fujii
隆 藤井
Seizo Hashizume
清造 橋爪
Hirotaka Shimizu
洋孝 清水
Motoya Sano
元哉 佐野
Hitoshi Hattori
仁 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複写機等の画像読取装置に搭載さ
れ、原稿を1枚づつ分離して装置本体側の読取位置に搬
送する自動原稿搬送装置に関し、呼出手段に原稿を押し
付ける押上部材を小型化にした場合にも確実に最上の原
稿以外の送り出しを制限できるようにして、小型化およ
び重送防止の両立を実現することを目的とする。 【解決手段】 原稿載置台9上の原稿Pを呼出コロ10に
押し付け給紙ベルト11および給紙阻止コロ12の分離部へ
送り出させる押上板14を備え、この押上板14の先端部14
cと後端部14bとの間を屈曲させて呼出コロ10に近接す
る先端部14cの延長面より下方に後端部14b端部の回動
支点14aを配設するとともに、この先端部14cおよび後
端部14bの端部の間に一定以上の摩擦係数を有し呼出コ
ロ10に対応する幅の制限パッド51を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に搭
載される自動原稿搬送装置に関し、詳しくは、原稿束か
ら原稿を1枚づつ分離して装置本体側の原稿読取位置に
自動搬送するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、ファクシミリ装置等
の画像読取装置には、複数枚の原稿からなる原稿束を原
稿載置台にセットされジョブスタートスイッチを押下さ
れたときに、原稿を1枚ずつ分離して装置本体側の読取
位置に搬送し、読取の終了した原稿を原稿排紙台上に排
紙する自動原稿搬送装置を搭載するものがある。
【0003】この種の自動原稿搬送装置としては、例え
ば、特開平6−92482号公報に記載されている。こ
の自動原稿搬送装置(以降、第1従来例という)は、原
稿束をセットする原稿載置台の先端側に、回動すること
によってセットされた原稿束の上面を呼出コロ(回転部
材)に押し付ける押上板(押上部材)が設けられてい
る。
【0004】また、特開平6−255806号公報に
は、押上板の中間を屈曲させてその先端部で原稿を呼出
コロに押し付ける自動原稿搬送装置(以降、第2従来例
という)が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動原稿搬送装置にあっては、呼出コロにより原稿
を分離する分離部方向へ安定して送り出させるために、
押上板は原稿先端の延長面がその分離部方向となるよう
に原稿を呼出コロに押し付ける必要がある。このため、
第1従来例にあっては、押上板は平板であるので、分離
部からの延長面近傍に押上板の回動支点を設けなければ
ならず、多量の原稿を処理するためには押上板を長尺に
形成しなければならず、大型化して重くなってしまうと
いう問題があった。
【0006】また、第2従来例にあっては、押上板を屈
曲させているので、分離部からの延長面より下方にその
回動支点を設けることができ、押上板を短尺に形成して
小型化しても多量の原稿を処理することができるが、原
稿の重送を防止することが困難になるという問題が発生
する。具体的には、第1従来例のように平板の押上板で
は、呼出コロの対向面に原稿同士よりも大きな摩擦力
(呼出コロと原稿との間よりも小さい)を原稿との間で
発生して原稿の送り出しを制限するパッドなどを貼付す
ることによって、呼出コロに当接する最上の原稿以外の
送り出しを制限することができるが、第2従来例のよう
に押上板を屈曲させると、多量の原稿をセットした場合
に、押上板の屈曲部が呼出コロに原稿を押し付けること
となって、パッドにより原稿の送り出しを制限すること
ができず、重送を防止することができないという問題が
あった。
【0007】なお、最上の原稿以外の送り出しを制限す
るとは、少なくとも最上の原稿と共に原稿束全体が送り
出されることを制限することをいう(以降における説明
でも同様)。
【0008】そこで、本発明は、呼出手段に原稿を押し
付ける押上部材を小型化にした場合にも確実に最上の原
稿以外の送り出しを制限できるようにして、小型化およ
び重送防止の両立を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、複数枚の原稿をセット可能な原
稿載置台と、セットされた原稿を搬送方向下流側へ呼び
出す呼出手段と、呼び出されてきた原稿を最上のものか
ら1枚づつ分離して給紙する分離給紙手段と、給紙され
てきた原稿を装置本体側の原稿読取位置に搬送する搬送
手段とを備え、画像読取装置に搭載される自動原稿搬送
装置において、呼出手段に設けられ原稿載置台上の原稿
の上面に当接しつつ回転し該原稿を搬送方向下流側へ送
り出す回転部材と、原稿載置台に設けられ原稿の搬送方
向下流側を回動先端にするとともに該上流側を回動支点
にして回動することによりセットされた原稿を押し上げ
て該原稿の上面を呼出手段の回転部材に押し付ける押上
部材とを有し、押上部材の先端部と後端部との間を屈曲
させるとともに、少なくとも呼出手段の回転部材に近接
して対向する該押上部材の先端部の対向面から屈曲箇所
まで延在して原稿の送り出しを制限する制限手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、複数枚の原稿を
セット可能な原稿載置台と、セットされた原稿を搬送方
向下流側へ呼び出す呼出手段と、呼び出されてきた原稿
を最上のものから1枚づつ分離して給紙する分離給紙手
段と、給紙されてきた原稿を装置本体側の原稿読取位置
に搬送する搬送手段とを備え、画像読取装置に搭載され
る自動原稿搬送装置において、呼出手段に設けられ原稿
載置台上の原稿の上面に当接しつつ回転し該原稿を搬送
方向下流側へ送り出す回転部材と、原稿載置台に設けら
れ原稿の搬送方向下流側を回動先端にするとともに該上
流側を回動支点にして回動することによりセットされた
原稿を押し上げて該原稿の上面を呼出手段の回転部材に
押し付ける押上部材とを有し、押上部材の先端と後端と
の間を凸状に湾曲させるとともに、該押上部材の少なく
とも呼出手段の回転部材に近接してセットされた原稿の
上面を押し付ける位置に原稿の送り出しを制限する制限
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】この請求項1に記載の発明では、押上部材
は、その先端部と後端部との間が屈曲しているので、ま
た、請求項2に記載の発明では、その先端と後端の間が
凸状に湾曲しているので、呼出手段の回転部材に近接す
る状態の先端側の接線方向の延長面から下方に離隔する
位置に回動支点を配設することができる。なお、ここで
いう先端部および後端部とは、押上部材の屈曲させた箇
所の先端側および後端側のことをいう。
【0012】また、請求項1に記載の発明では、押上部
材の少なくとも呼出手段の回転部材に対する対向面から
屈曲箇所まで原稿の送り出しを制限する制限手段が設け
られるので、セットされた原稿が少量の場合には先端部
の対向面に位置する制限手段により原稿の送り出しが制
限される一方、セットされた原稿が多量の場合には先端
部および後端部の間の屈曲箇所に位置する制限手段によ
り原稿の送り出しが制限される。また、請求項2に記載
の発明では、その制限手段が、押上部材の少なくとも呼
出手段の回転部材に近接してセットされた原稿の上面を
押し付ける位置に、つまり原稿の枚数の多少(原稿束の
厚さ)に応じて変化する原稿上面を回転部材に押し付け
る位置をカバーするように設けられているので、セット
された原稿が少量の場合には先端側に位置する制限手段
により原稿の送り出しが制限される一方、セットされた
原稿が多量の場合には後端側に位置する制限手段により
原稿の送り出しが制限される。
【0013】ここで、前記制限手段は、押上部材の表面
にコルク材などの一定以上の摩擦係数を有する材料を貼
付したり、押上部材表面自体を一定以上の摩擦係数とな
るように加工してもよい。また、この制限手段は、先端
部および後端部の端部の間の全面に形成してもよいこと
はいうまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明に係る自動原稿搬送装置の
第1実施形態を示す図であり、画像読取装置を搭載する
画像読取装置に装着された一例を示している。なお、本
実施形態は、請求項1に記載の発明に対応する。
【0015】まず、本実施形態を適用した自動原稿搬送
装置の概略構成を説明する。
【0016】図1において、1は画像読取装置を備える
複写機であり、この複写機1の上面にはスリットガラス
(読取位置)2とコンタクトガラス3が設けられてお
り、このスリットガラス2とコンタクトガラス3の下方
には画像読取手段としての露光ランプ4と第1ミラー5
等が設けられている。この複写機1の画像読取手段は、
コンタクトガラス3にセットされた原稿Pを読取る際に
は露光ランプ4と第1ミラー5がコンタクトガラス3の
下方で図中、左右方向に移動して原稿面を読み取り、ま
た、スリットガラス2を介して原稿Pを読取る際には露
光ランプ4と第1ミラー5がスリットガラス2の下方に
停止した状態で原稿面を読み取るようになっており、読
み取り方式は公知であるので詳細には説明しないが、露
光ランプ4が照射した光の原稿面からの反射光を第1ミ
ラー5や不図示のレンズがCCD等の結像素子に結像す
るようになっている。
【0017】また、複写機1の上部には自動原稿搬送装
置(以下、単にADFという)6が上面に装着されてお
り、このADF6の下面にはコンタクトガラス3に載置
された原稿Pを覆ってコンタクトガラス3に押圧すると
ともに原稿Pの読取時の白基準となる反射板7が設けら
れている。なお、このADF6は、不図示のヒンジを介
して複写機1に連結されており、複写機1の上面に対し
て接離自在となっている。
【0018】また、ADF6には、上部に原稿載置台9
が設けられており、この原稿載置台9には複数枚の原稿
Pからなる原稿束がセット(載置)されるようになって
いる。この原稿載置台9にセットされた原稿Pは、その
上面に呼出コロ10が当接回転することによって給紙ベル
ト11および給紙阻止コロ12の間(分離部)に送り出され
るようになっており、給紙ベルト11が搬送方向に回転す
る一方、給紙阻止コロ12が搬送方向と逆方向に回転する
ことによって最上の原稿Pから1枚づつ分離されて給紙
される。すなわち、呼出コロ10が呼出手段の回転部材
を、給紙ベルト11および給紙阻止コロ12が分離給紙手段
を構成している。なお、呼出コロ10の原稿搬送方向下流
にはストッパ部材13が設けられており、原稿載置台9に
載置された原稿Pはストッパ部材13に衝止されて給紙ベ
ルト11側に進入することを禁止されている。また、給紙
ベルト11は給紙阻止コロ12に任意の角度θで加圧・接触
している。
【0019】呼出コロ10の下方には押上板14が設けられ
ており、この押上板14は不図示のソレノイドによって搬
送方向上流側の回動支点14aを中心に回動して先端側を
呼出コロ10に対して近接・離隔するようになっている。
すなわち、この押上板14は押上部材を構成しており、装
置本体1側のコピースタートスイッチが押下されると、
呼出コロ10に対して離隔する実線で示す位置から呼出コ
ロ10に近接する仮想線で示す位置に移動して原稿Pを呼
出コロ10に押し付け、その呼出コロ10によって原稿Pを
送り出させるようになっている。
【0020】給紙ベルト11は駆動コロ15と従動コロ16に
巻き掛けられてケース17内に収装されている。駆動コロ
15はADF6本体に着脱可能に取り付けられて回転駆動
する軸15aに取り付けられており、この駆動コロ15と軸
15aの間にはワンウェイクラッチ21が設けられ、駆動コ
ロ15はこのクラッチ21を介して図中、時計回りに回転
し、給紙ベルト11を駆動する。一方、従動コロ16はスプ
リング20によって駆動コロ15から離隔方向に付勢されつ
つ支持されており、このスプリング20によって給紙ベル
ト11には一定の張力が付与されている。また、ケース17
は、軸15aを中心に回動自在に支持されており、このケ
ース17には軸15aに不図示の伝達手段を介して連結され
て回転される呼出コロ10が取付けられている。そして、
ケース17が開閉可能な給紙部カバー18により押えられる
ことにより位置決めされるようになっており、ケース17
が位置決めされることによって給紙ベルト11は給紙阻止
コロ12に加圧・接触し、呼出コロ10も位置決めされる。
逆に、給紙部カバー18が開方向に回動されている状態
で、ケース17が軸15aを支点に同一方向に回動すると、
呼出コロ10や給紙ベルト11は原稿P上方を開放すること
ができる。なお、給紙部カバー18は、支点19を中心に回
動自在に取付けられている。
【0021】ここで、呼出コロ10には図示しないギャッ
プクラッチを介して軸15aの駆動が伝達されるようにな
っている。このギャップクラッチは、軸15aの駆動を所
定角度回転する間に呼出コロ10へ伝達するように噛み合
い部を形成した部材であり、逆に給紙ベルト11により給
紙される原稿Pによって呼出コロ10が連れ回る際には駆
動を伝達する噛み合いが外れるようになっている。この
ため、最上部の原稿Pの後端が呼出コロ10から抜ける
と、所定角度回転するまで軸15aの回転は呼出コロ10に
伝達されず、その間に後続する原稿Pとの紙間が開く構
成になっている。なお、このような機能を発揮するため
に、ギャップクラッチの代わりに駆動コロ15および呼出
コロ10を電磁クラッチやスプリングクラッチを介して駆
動するようにしても良い。
【0022】そして、給紙ベルト11および給紙阻止コロ
12によって分離された原稿Pは、不図示のモータによっ
て回転駆動する第1搬送コロ23および従動コロ24によっ
て反転経路25に沿って反転されつつ送られてスリットガ
ラス2に向かって搬送されるようになっている。すなわ
ち、第1搬送コロ23および従動コロ24が搬送手段を構成
している。なお、従動コロ24は、給紙部カバー18の支点
19を中心に回動自在に支持されたレバー26に取付けられ
ており、このレバー26の先端が給紙部カバー18に端部を
位置決めされるスプリング27により押圧されることによ
って第1搬送コロ23に加圧されている。また、図中、S
はレジストセンサであり、レジストセンサSは先の原稿
Pの搬出からのタイミングを合わせるために一旦停止さ
せるために原稿Pの先端を検知する。
【0023】第1搬送コロ23および従動コロ24によって
搬送される原稿Pは、反転ガイド28により案内されてス
リットガラス2上を通過した後に、反転排紙ガイド29に
よってすくい上げられるように案内されて排紙経路30に
通紙されるようになっており、この後には第2搬送コロ
32および従動コロ33と排紙コロ34および従動コロ35とに
挟持されて搬送(搬出)されることにより排紙経路30か
ら外部に排紙され、除電ブラシ36によって除電された後
に、外装カバー37上に排紙される。このスリットガラス
2上を原稿Pが通過する際には、露光ランプ4、第1ミ
ラー5等により原稿画像の読取りが行なわれるが、スリ
ットガラス2上には反射ガイド部材31が設けられてお
り、この反射ガイド部材31が読取時の白基準および露光
ランプ4からの光の反射部を構成している。
【0024】一方、コンタクトガラス3上を覆う反射板
7は加圧板38の下面に設けられており、この加圧板38は
コンタクトガラス3上に載置された原稿Pをこのガラス
3に加圧するようになっている。この加圧板38は支点39
を介してメインフレーム40に回動自在に取付けられてお
り、このメインフレーム40は従動コロ35の軸に端部が取
付けられ、ADF6本体に固定されている。
【0025】メインフレーム40はコンタクトガラス3を
覆う面積を有しており、上面に外装カバー37が取付けら
れ、外装カバー37と共に原稿排紙台を構成している。ま
た、加圧板38はリンク41を介して補助フレーム42に連結
されており、この補助フレーム42はメインフレーム40の
外周部を挟持するように断面略コの字状に形成され、支
点43を介してメインフレーム40に回動自在に連結されて
いる。また、メインフレーム40にはマグネット44が設け
られており、このマグネット44は補助フレーム42を吸引
している。
【0026】補助フレーム42は全体的に金属で構成して
も良く、また、全体的にプラスチック等の弾性部材で形
成してマグネット44に吸引される部分のみを金属で形成
しても良い。また、補助フレーム42の先端部(図中、左
端部)には排紙経路30の一部を構成するガイド板42aが
形成されており、ガイド板42aには従動コロ33が回転自
在に設けられている。
【0027】ガイド板42aにはスタンプユニット45が設
けられており、このスタンプユニット45はソレノイドに
よってスタンプをガイド板42aから出没させることでス
リットガラス2を通過した原稿Pの搬送方向下流側の所
定位置に済スタンプを押印するようになっている。な
お、このスタンプを押印することによって読取り終了の
確認や原稿Pの重送不良の確認を行なうことができる。
また、補助フレーム42のガイド板42aの近傍部分には取
っ手46が設けられており、この取っ手46はユーザによっ
て把持可能である。また、メインフレーム40にはストッ
パー47が設けられており、このストッパー47は補助フレ
ーム42の基端部(図中、右端部)に当接し、補助フレー
ム42が支点43を中心に反時計回りに所定量以上回動する
のを禁止するようになっている。
【0028】次に、本実施形態の特徴部分を説明する。
図2〜図4において、押上板14は、原稿載置台9の一部
を構成しており、この押上板14は搬送方向上流側の後端
部14bの端部に配設された回動支点14aを中心に回動し
て先端部14c側が呼出コロ10に近接することによって原
稿載置台9上にセットされた原稿Pを上方に押し上げて
その上面を呼出コロ10に押し付けるようになっており、
先端部14cと後端部14bとの間が屈曲するように1枚の
金属板を折り曲げることにより作製されている。なお、
押上板14は金属材料に限らず、例えば樹脂材料によって
作製してもよいことはいうまでもない。
【0029】この押上板14は、呼出コロ10に先端部14c
を近接させたときにその延長面が給紙ベルト11と給紙阻
止コロ12の加圧接触部(分離部)方向となるように回動
支点14aが設定されている。すなわち、後端部14bは先
端部14cに対して下方に屈曲して、呼出コロ10に近接す
る先端部14cの延長面よりも下方の呼出コロ10側に近接
する位置に回動支点14aが設けられ支持されている。こ
のように構成することによって、押上板14は、原稿Pの
搬送方向の長さL(図3に示している)を短くしても、
降下した状態で呼出コロ10から十分に離隔して多量の原
稿Pをセットすることのできるコンパクトな構成となっ
ている。
【0030】また、押上板14には、先端部14cと後端部
14bとの双方の端辺(端部)の間に延在してこれら先端
部14cおよび後端部14bの間の屈曲箇所14dを覆う呼出
コロ10と略同等の幅の制限パッド51が両面テープによっ
て貼付されており、この制限パッド51は押上板14自体を
構成する前記金属材料表面よりも大きな摩擦係数を有す
る例えば、コルク材などにより形成されている。この制
限パッド51は、原稿Pとの間で、原稿同士の間に発生す
る摩擦力よりも大きく、呼出コロ10と原稿Pとの間に発
生する摩擦力よりも小さな摩擦力を発生するように設定
されており、呼出コロ10に近接・対向する先端部14cの
対向面から屈曲箇所14dを超えて後端部14bまで延在す
ることにより呼出コロ10による送出時に原稿Pが重なっ
た状態で押上板14上を滑べることを抑えて最上の原稿P
以外の送り出し制限する。なお、制限パッド51は、接着
性等から0.5mm程度が好適であるが、これに限るも
のではないことは云うまでもない。
【0031】具体的には、セットされた原稿Pが少量の
場合には呼出コロ10の軸芯と先端部14cの端部との間
が、図3に示すように、短い距離x1となって先端部14
cの対向面で原稿Pを呼出コロ10に押し付けるので、そ
の対向面に位置する制限パッド51により最上の原稿P以
外の送り出しを制限することができる。一方、セットさ
れた原稿Pが多量の場合には呼出コロ10の軸芯と先端部
14cの端部との間が、図2に示すように、長い距離x2
となって屈曲箇所14dで原稿Pを呼出コロ10に押し付け
ることとなるがその屈曲箇所14dにも制限パッド51が位
置しているので、最上の原稿P以外の送り出しを制限す
ることができる。なお、この制限パッド51は、先端部14
cと後端部14bとの双方の端辺まで、つまり原稿の搬送
方向全面に設けているので、セットする原稿Pを衝止し
てしまうことがない。
【0032】なお、制限パッド51の幅は、呼出コロ10の
幅程度に限らず、押上板14の幅方向全面に形成してもよ
いことはいうまでもないが、呼出コロ10との間で摩擦力
が発生するので本実施形態程度で十分である。このよう
に本実施形態においては、先端部14cと後端部14bとの
間を屈曲させ回動支点14aを呼出コロ10側に近接させる
ことによって、短尺の押上板14でも多量の原稿Pをセッ
トできるようにした場合にも、セットされた原稿Pの枚
数に拘らず、先端部14cから屈曲箇所14dを超えるよう
に後端部14bまで設けた制限パッド51により最上の原稿
P以外の送り出しを制限することができる。したがっ
て、原稿Pの重送防止を実現しつつ装置の小型化を図る
ことができる。
【0033】本実施形態の他の態様としては、図示は省
略するが、制限パッド51に変えて、押上板14自体の表面
の摩擦係数が大きくなるように加工してもよく、これに
よっても同様な作用効果を得ることができる。(後述す
る第2実施形態においても同様である)。
【0034】次に、図5および図6は本発明に係る自動
原稿搬送装置の第2実施形態を示す図であり、本実施形
態は、上述第1実施形態と略同様に構成されており、請
求項2に記載の発明に対応する。なお、本実施形態で
は、上述第1実施形態と同様な構成には同一の符号を付
して特徴部分を説明する。両図において、64は原稿載置
台9の一部を構成する押上板であり、押上板64は、上述
第1実施形態における押上板14と略同様に構成され、搬
送方向上流側の後端64b側に配設された回動支点64aを
中心に回動して先端64c側が呼出コロ10に近接すること
によって原稿載置台9上にセットされた原稿Pを上方に
押し上げてその上面を呼出コロ10に押し付ける。
【0035】この押上板64では、先端64cと後端64bと
の間が凸状の曲率半径Rとなるように湾曲されており、
呼出コロ10に先端64cを近接させたときにその接線方向
の延長面が給紙ベルト11と給紙阻止コロ12の加圧接触部
方向となるように回動支点64aが設定されている。すな
わち、後端64bは先端64cに対して下方に湾曲して、呼
出コロ10に近接する先端64cの前記延長面よりも下方の
呼出コロ10側に近接する位置に回動支点64aが設けられ
支持されている。このように構成することによって、押
上板64は、上述第1実施形態と同様に原稿Pの搬送方向
の長さLを短くしても、降下した状態で呼出コロ10から
十分に離隔して多量の原稿Pをセットすることのできる
コンパクトな構成となっている。
【0036】また、押上板64においても、先端64cと後
端64bとの間に制限パッド51が両面テープによって貼付
されており、この制限パッド51は先端64cが呼出コロ10
に近接して原稿Pの上面を押し付ける位置、つまり、原
稿Pの枚数の多少(原稿束の厚さ)に応じて変化する呼
出コロ10に対向する位置を十分にカバーするように先端
64cから後端64bまで設けられ、呼出コロ10による送出
時に原稿Pが重なった状態で押上板64上を滑べることを
抑えて最上の原稿P以外の送り出し制限する。
【0037】具体的には、セットされた原稿Pが少量の
場合には呼出コロ10の軸芯と先端64cとの間が、図6に
示すように、短い距離x1となってその先端64c側の対
向面で原稿Pを呼出コロ10に押し付けるので、その対向
面に位置する制限パッド51により最上の原稿P以外の送
り出しを制限することができる。一方、セットされた原
稿Pが多量の場合には呼出コロ10の軸芯と先端64cとの
間が、図5に示すように、長い距離x2となって原稿P
が少量の場合よりも後端64b側の対向面で原稿Pを呼出
コロ10に押し付けるので、その対向面に位置する制限パ
ッド51により最上の原稿P以外の送り出しを制限するこ
とができる。なお、この押上板64においても制限パッド
51は、先端64cと後端64bの間の原稿Pの搬送方向全面
に設けているので、セットする原稿Pを衝止してしまう
ことがない。
【0038】このように本実施形態においても、先端64
cと後端64bとの間を湾曲させて回動支点64aを呼出コ
ロ10側に近接させることによって多量の原稿Pをセット
可能に押上板64を短尺にすることができ、この押上板64
にも呼出コロ10に対向する位置をカバーするように先端
64cから後端64bまで制限パッド51を設けているので、
最上の原稿P以外の送り出しをセットされた枚数に拘ら
ず制限することができる。したがって、上述第1実施形
態と同様に、原稿Pの重送防止を実現しつつ装置の小型
化を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、押上部
材の先端部と後端部との間を屈曲させ回動支点を先端部
の延長面から離隔する下方に配設可能に構成することに
よって、短尺に形成した押上部材により多量の原稿を呼
出手段の回転部材に押し付けることができるようにした
場合でも、セットされた原稿が少量の場合には先端部の
対向面に位置する制限手段により原稿の送り出しを制限
することができ、セットされた原稿が多量の場合には先
端部および後端部の間の屈曲箇所に位置する制限手段に
より原稿の送り出しを制限することができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、押
上部材の先端と後端との間を凸状に湾曲させているの
で、請求項1に記載の発明のように屈曲させる場合と同
様に、回動支点をその先端の接線方向の延長面の下方に
配設して押上部材を短尺にすることができ、原稿の送り
出しも同様に、セットされた原稿が少量の場合には先端
側に位置する制限部材により、またセットされた原稿が
多量の場合には後端側に位置する制限部材により制限す
ることができる。
【0041】したがって、小型の押上部材であっても確
実に最上の原稿以外の送り出しを制限し、原稿の重送を
防止することができる。この結果、コンパクトな構成で
あるにも拘らず、多量の原稿を載置された場合にもその
重送を防止しつつ原稿を自動搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の第1実施形態
を示す図であり、その概略全体構成図である。
【図2】その要部を示す側面図である。
【図3】その要部の図2と異なる状態を示す側面図であ
る。
【図4】その要部を示す図であり、(a)はその平面
図、(b)は図2、3と異なる方向からの側面図であ
る。
【図5】本発明に係る自動原稿搬送装置の第2実施形態
を示す図であり、その要部を示す側面図である。
【図6】その要部の図5と異なる状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機(画像読取装置) 2 スリットガラス(読取位置) 4 露光ランプ 5 第1ミラー 6 ADF(自動原稿搬送装置) 9 原稿載置台 10 呼出コロ(呼出手段、回転部材) 11 給紙ベルト(分離給紙手段) 12 給紙阻止コロ(分離給紙手段) 14、64 押上板(押上部材) 14a、64a 回動支点 14b 後端部 14c 先端部 14d 屈曲箇所 23 第1搬送コロ(搬送手段) 24 従動コロ(搬送手段) 25 反転経路 28 反転ガイド 29 反転排紙ガイド 30 排紙経路 31 反射ガイド部材 32 第2搬送コロ 33 従動コロ 34 排紙コロ 35 従動コロ 37 外装カバー 51 制限パッド(制限手段) 64b 後端 64c 先端 P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 晋司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤井 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 橋爪 清造 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 清水 洋孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐野 元哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の原稿をセット可能な原稿載置台
    と、セットされた原稿を搬送方向下流側へ呼び出す呼出
    手段と、呼び出されてきた原稿を最上のものから1枚づ
    つ分離して給紙する分離給紙手段と、給紙されてきた原
    稿を装置本体側の原稿読取位置に搬送する搬送手段とを
    備え、画像読取装置に搭載される自動原稿搬送装置にお
    いて、 呼出手段に設けられ原稿載置台上の原稿の上面に当接し
    つつ回転し該原稿を搬送方向下流側へ送り出す回転部材
    と、原稿載置台に設けられ原稿の搬送方向下流側を回動
    先端にするとともに該上流側を回動支点にして回動する
    ことによりセットされた原稿を押し上げて該原稿の上面
    を呼出手段の回転部材に押し付ける押上部材とを有し、 押上部材の先端部と後端部との間を屈曲させるととも
    に、少なくとも呼出手段の回転部材に近接して対向する
    該押上部材の先端部の対向面から屈曲箇所まで延在して
    原稿の送り出しを制限する制限手段を設けたことを特徴
    とする自動原稿搬送手段。
  2. 【請求項2】複数枚の原稿をセット可能な原稿載置台
    と、セットされた原稿を搬送方向下流側へ呼び出す呼出
    手段と、呼び出されてきた原稿を最上のものから1枚づ
    つ分離して給紙する分離給紙手段と、給紙されてきた原
    稿を装置本体側の原稿読取位置に搬送する搬送手段とを
    備え、画像読取装置に搭載される自動原稿搬送装置にお
    いて、 呼出手段に設けられ原稿載置台上の原稿の上面に当接し
    つつ回転し該原稿を搬送方向下流側へ送り出す回転部材
    と、原稿載置台に設けられ原稿の搬送方向下流側を回動
    先端にするとともに該上流側を回動支点にして回動する
    ことによりセットされた原稿を押し上げて該原稿の上面
    を呼出手段の回転部材に押し付ける押上部材とを有し、 押上部材の先端と後端との間を凸状に湾曲させるととも
    に、該押上部材の少なくとも呼出手段の回転部材に近接
    してセットされた原稿の上面を押し付ける位置に原稿の
    送り出しを制限する制限手段を設けたことを特徴とする
    自動原稿搬送手段。
JP34098096A 1996-08-30 1996-12-20 自動原稿搬送装置 Pending JPH10120198A (ja)

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JP8-229471 1996-08-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7860446B2 (en) 2002-06-05 2010-12-28 Sharp Kabushiki Kaisha Image reading device and image forming apparatus

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