JPH10120982A - 紫外線硬化型組成物 - Google Patents
紫外線硬化型組成物Info
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- JPH10120982A JPH10120982A JP8276161A JP27616196A JPH10120982A JP H10120982 A JPH10120982 A JP H10120982A JP 8276161 A JP8276161 A JP 8276161A JP 27616196 A JP27616196 A JP 27616196A JP H10120982 A JPH10120982 A JP H10120982A
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- Japan
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- ultraviolet
- meth
- composition
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】少なくとも1枚のディスクに情報記録層を有す
る2枚のディスクを貼り合わせる際に使用する接着剤と
して、硬化性に優れかつ基板の変質を起こさない、短時
間硬化で生産性に優れ、信頼性の高いデジタルビデオデ
ィスクが得られる紫外線硬化型組成物を提供する。 【解決手段】光重合開始剤として、情報記録層等を透過
し減衰した紫外線にも鋭敏に反応するものと、酸素阻害
を受けにくいもの、即ち(A)波長領域370nmから
450nmにおいて、モル吸光係数が50(l/mol c
m)以上となる点を有するものと、(B)分子内開裂型
または水素引き抜き型で(A)に属さないものを各々1
種以上含むことを特徴とする紫外線硬化型組成物。
る2枚のディスクを貼り合わせる際に使用する接着剤と
して、硬化性に優れかつ基板の変質を起こさない、短時
間硬化で生産性に優れ、信頼性の高いデジタルビデオデ
ィスクが得られる紫外線硬化型組成物を提供する。 【解決手段】光重合開始剤として、情報記録層等を透過
し減衰した紫外線にも鋭敏に反応するものと、酸素阻害
を受けにくいもの、即ち(A)波長領域370nmから
450nmにおいて、モル吸光係数が50(l/mol c
m)以上となる点を有するものと、(B)分子内開裂型
または水素引き抜き型で(A)に属さないものを各々1
種以上含むことを特徴とする紫外線硬化型組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1枚の
ディスクに情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合
わせる際に使用する接着剤に関し、更に詳しくは接着剤
として使用する紫外線硬化型組成物に関する。
ディスクに情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合
わせる際に使用する接着剤に関し、更に詳しくは接着剤
として使用する紫外線硬化型組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度情報記録媒体であるデジタルビデ
オディスク(DVD)は、少なくとも1枚のディスクに
情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合わせる方法
で作製され、紫外線硬化型組成物を接着剤として使用す
ることが盛んに検討されている。
オディスク(DVD)は、少なくとも1枚のディスクに
情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合わせる方法
で作製され、紫外線硬化型組成物を接着剤として使用す
ることが盛んに検討されている。
【0003】再生専用型のDVDの場合、貼り合わせる
2枚のディスクとして、共にポリカーボネートに代表さ
れる耐熱性熱可塑性樹脂基板の片面に記録情報に対応す
る凹凸を設け、更に金属薄膜として例えばアルミニウム
や金等の層が形成されているものを使用したり、1枚に
は情報記録層を持たない透明な耐熱性熱可塑性樹脂基板
を使用する場合等があり、用途に応じ適宜基板が選択さ
れる。
2枚のディスクとして、共にポリカーボネートに代表さ
れる耐熱性熱可塑性樹脂基板の片面に記録情報に対応す
る凹凸を設け、更に金属薄膜として例えばアルミニウム
や金等の層が形成されているものを使用したり、1枚に
は情報記録層を持たない透明な耐熱性熱可塑性樹脂基板
を使用する場合等があり、用途に応じ適宜基板が選択さ
れる。
【0004】まず、2枚のディスクは常態で確実に接着
されることが必要で、しかも貼り合わせられたディスク
は、常態においては勿論のこと、高温高湿の環境試験後
においても変形がなく外観上の変化もないことが求めら
れている。環境試験後の変化に対しては、使用する接着
剤の特性が大きく影響し、接着剤の種類によっては情報
記録層として設けられている金属薄膜層にピンホールを
発生させたり、透明な耐熱性熱可塑性樹脂基板を白っぽ
く変質させることがある。
されることが必要で、しかも貼り合わせられたディスク
は、常態においては勿論のこと、高温高湿の環境試験後
においても変形がなく外観上の変化もないことが求めら
れている。環境試験後の変化に対しては、使用する接着
剤の特性が大きく影響し、接着剤の種類によっては情報
記録層として設けられている金属薄膜層にピンホールを
発生させたり、透明な耐熱性熱可塑性樹脂基板を白っぽ
く変質させることがある。
【0005】このような基板等の変質に関して、使用す
る紫外線硬化型組成物の影響が大きいことは既に良く知
られており、一般的には、使用する反応性モノマーやオ
リゴマーの影響が大きいものと考えられていた。
る紫外線硬化型組成物の影響が大きいことは既に良く知
られており、一般的には、使用する反応性モノマーやオ
リゴマーの影響が大きいものと考えられていた。
【0006】しかしながら、基板等の変質は、それだけ
に帰結されるものではなく、比較的基板や情報記録層等
の変質が少ないと予想される反応成分を選択しても、紫
外線硬化性組成物に含まれる光重合開始剤の種類によっ
ても、大きな影響を受けることが本発明者らの知見から
もわかってきた。
に帰結されるものではなく、比較的基板や情報記録層等
の変質が少ないと予想される反応成分を選択しても、紫
外線硬化性組成物に含まれる光重合開始剤の種類によっ
ても、大きな影響を受けることが本発明者らの知見から
もわかってきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる状況に
鑑みてなされたものであり、厳しい環境下においても基
板や情報記録層の変質を起こさない硬化物を与える紫外
線硬化型組成物を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、厳しい環境下においても基
板や情報記録層の変質を起こさない硬化物を与える紫外
線硬化型組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、反応性モノマーや
オリゴマー成分を同一にし、光重合開始剤成分のみを変
えた場合でも、厳しい環境下においては基板や情報記録
層の変質度合いが大きく異なり、DVD用の接着剤とし
て紫外線硬化型組成物を使用する場合は、硬化性のみな
らず基板変質の観点からも光重合開始剤の選択は極めて
重要であることを見い出し本発明に至った。
を解決するために鋭意検討した結果、反応性モノマーや
オリゴマー成分を同一にし、光重合開始剤成分のみを変
えた場合でも、厳しい環境下においては基板や情報記録
層の変質度合いが大きく異なり、DVD用の接着剤とし
て紫外線硬化型組成物を使用する場合は、硬化性のみな
らず基板変質の観点からも光重合開始剤の選択は極めて
重要であることを見い出し本発明に至った。
【0009】すなわち本発明は、少なくとも1枚のディ
スクに情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合わせ
る際に使用する接着剤として、下記光重合開始剤群
(A)及び(B)から選択された各々1種類以上含むこ
とを特徴とする紫外線硬化型組成物を提供する。 (A)波長領域370nmから450nmにおいて、モ
ル吸光係数が50(l/mol cm)以上となる点を有する
光重合開始剤。 (B)分子内開裂型または水素引き抜き型で(A)に属
さない光重合開始剤。
スクに情報記録層を有する2枚のディスクを貼り合わせ
る際に使用する接着剤として、下記光重合開始剤群
(A)及び(B)から選択された各々1種類以上含むこ
とを特徴とする紫外線硬化型組成物を提供する。 (A)波長領域370nmから450nmにおいて、モ
ル吸光係数が50(l/mol cm)以上となる点を有する
光重合開始剤。 (B)分子内開裂型または水素引き抜き型で(A)に属
さない光重合開始剤。
【0010】本発明に使用する光重合開始剤のうち、
(A)に属する光重合開始剤としては、例えばベンゾイ
ンイソブチルエーテル、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオ
キサントン、ベンジル、2,4,6−トリメチルベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシド、2−ベンジル−2
−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)
−ブタノン−1、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド等が挙げられる。これら(A)群は、極めて減衰し
た弱い紫外線にも鋭敏に反応するものである。
(A)に属する光重合開始剤としては、例えばベンゾイ
ンイソブチルエーテル、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオ
キサントン、ベンジル、2,4,6−トリメチルベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシド、2−ベンジル−2
−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)
−ブタノン−1、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド等が挙げられる。これら(A)群は、極めて減衰し
た弱い紫外線にも鋭敏に反応するものである。
【0011】これら光重合開始剤のうち、2,4,6−
トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフ
ォリノフェニル)−ブタノン−1、ビス(2,6−ジメ
トキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチル
ホスフィンオキシド等は基板を透過する紫外線に鋭敏に
反応するため硬化性が優れている反面、酸素阻害を受け
やすいため単独で用いる場合には、空気に触れる部分で
は硬化が不十分になる傾向がある。
トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフ
ォリノフェニル)−ブタノン−1、ビス(2,6−ジメ
トキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチル
ホスフィンオキシド等は基板を透過する紫外線に鋭敏に
反応するため硬化性が優れている反面、酸素阻害を受け
やすいため単独で用いる場合には、空気に触れる部分で
は硬化が不十分になる傾向がある。
【0012】光重合開始剤としては、波長領域370n
mから450nmにおいて、モル吸光係数が50(l/m
ol cm)以上、特に好ましくは、500(l/mol cm)以
上である点を有するものが良い。
mから450nmにおいて、モル吸光係数が50(l/m
ol cm)以上、特に好ましくは、500(l/mol cm)以
上である点を有するものが良い。
【0013】(B)に属する光重合開始剤はこの欠点を
解消するために併用できるものであり、分子内開裂型と
してベンゾイルエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン
−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン及び2−メ
チル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルホリ
ノ−プロパノン−1−オン等を挙げることができる。
解消するために併用できるものであり、分子内開裂型と
してベンゾイルエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン
−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン及び2−メ
チル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルホリ
ノ−プロパノン−1−オン等を挙げることができる。
【0014】更に水素引き抜き型としては例えば、4−
フェニルベンゾフェノン、イソフタロフェノン、4−ベ
ンゾイル−4′−メチル−ジフェニルスルフイド等を挙
げることができる。これら(B)群は、酸素による重合
阻害を受け難いものである。
フェニルベンゾフェノン、イソフタロフェノン、4−ベ
ンゾイル−4′−メチル−ジフェニルスルフイド等を挙
げることができる。これら(B)群は、酸素による重合
阻害を受け難いものである。
【0015】光重合開始剤群(A)及び(B)の併用割
合は、特に制限されるものではないが、通常、(A)群
/(B)群(重量比)=20/80〜80/20、好ま
しくは60/40〜40/60である。
合は、特に制限されるものではないが、通常、(A)群
/(B)群(重量比)=20/80〜80/20、好ま
しくは60/40〜40/60である。
【0016】また上記光重合開始剤に対し、増感剤とし
て例えば、トリエチルアミン、メチルジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチルアミノアセトフェ
ノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸
イソアミル、N、N−ジメチルベンジルアミン及び4、
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等の、後
述重合性成分と付加重合反応を起こさないアミン類を併
用することもできる。勿論、上記光重合開始剤や増感剤
は、硬化性成分への溶解性に優れ、紫外線透過性を阻害
しないものを選択して用いることが好ましい。
て例えば、トリエチルアミン、メチルジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチルアミノアセトフェ
ノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸
イソアミル、N、N−ジメチルベンジルアミン及び4、
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等の、後
述重合性成分と付加重合反応を起こさないアミン類を併
用することもできる。勿論、上記光重合開始剤や増感剤
は、硬化性成分への溶解性に優れ、紫外線透過性を阻害
しないものを選択して用いることが好ましい。
【0017】紫外線硬化性組成物を調製するに際して
は、単官能(メタ)アクリレートや多官能(メタ)アク
リレートを重合性モノマー成分として用いることが出来
る。これらは各々、単独又は2種以上併用して使用する
ことができる。しかしながら、2以上の(メタ)アクリ
ロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートの2種以
上を必須成分として組成物を調製するのが良い。
は、単官能(メタ)アクリレートや多官能(メタ)アク
リレートを重合性モノマー成分として用いることが出来
る。これらは各々、単独又は2種以上併用して使用する
ことができる。しかしながら、2以上の(メタ)アクリ
ロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートの2種以
上を必須成分として組成物を調製するのが良い。
【0018】本発明に使用できる重合性モノマーとして
は例えば以下のものが挙げられる。単官能(メタ)アク
リレートとしては例えば、置換基としてメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミル、2−エチルヘキシル、
オクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シル、シクロヘキシル、ベンジル、メトキシエチル、ブ
トキシエチル、フェノキシエチル、ノニルフェノキシエ
チル、テトラヒドロフルフリル、グリシジル、2−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−クロロ−
2−ヒドロキシプロピル、ジメチルアミノエチル、ジエ
チルアミノエチル、ノニルフェノキシエチルテトラヒド
ロフルフリル,カプロラクトン変性テトラヒドロフルフ
リル、イソボルニル,ジシクロペンタニル,ジシクロペ
ンテニル,ジシクロペンテニロキシエチル等の如き基を
有する(メタ)アクリレート等が挙げられる。
は例えば以下のものが挙げられる。単官能(メタ)アク
リレートとしては例えば、置換基としてメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミル、2−エチルヘキシル、
オクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデ
シル、シクロヘキシル、ベンジル、メトキシエチル、ブ
トキシエチル、フェノキシエチル、ノニルフェノキシエ
チル、テトラヒドロフルフリル、グリシジル、2−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−クロロ−
2−ヒドロキシプロピル、ジメチルアミノエチル、ジエ
チルアミノエチル、ノニルフェノキシエチルテトラヒド
ロフルフリル,カプロラクトン変性テトラヒドロフルフ
リル、イソボルニル,ジシクロペンタニル,ジシクロペ
ンテニル,ジシクロペンテニロキシエチル等の如き基を
有する(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0019】又、多官能(メタ)アクリレートとしては
例えば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオール,3−メチル−
1,5−ペンタンジオール,1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール,1,8−オクタンジオー
ル,1,9−ノナンジオール,トリシクロデカンジメタ
ノール,エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のジアクリレート、ト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのジ
(メタ)アクリレート,ネオペンチルグリコール1モル
に4モル以上のエチレンオキサイド若しくはプロピレン
オキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリ
レート、ビスフェノールA1モルに2モルのエチレンオ
キサイド若しくはプロピレンオキサイドを付加して得た
ジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサイド若しく
はプロピレンオキサイドを付加して得たトリオールのジ
又はトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モ
ルに4モル以上のエチレンオキサイド若しくはプロピレ
ンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アク
リレート/トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート/ジペンタエリスリトールの
ポリ(メタ)アクリレート/カプロラクトン変性トリス
[(メタ)アクリロキシエチル]イソシアヌレート,ア
ルキル変性ジペンタエリスリトールのポリ(メタ)アク
リレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトール
のポリ(メタ)アクリレート/ヒドロキシピバリン酸ネ
オペンチルグリコールジアクリレート,カプロラクトン
変性ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジア
クリレート/エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)ア
クリレート、エチレンオキサイド変性アルキル化リン酸
(メタ)アクリレート等があげられる。
例えば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオール,3−メチル−
1,5−ペンタンジオール,1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール,1,8−オクタンジオー
ル,1,9−ノナンジオール,トリシクロデカンジメタ
ノール,エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のジアクリレート、ト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのジ
(メタ)アクリレート,ネオペンチルグリコール1モル
に4モル以上のエチレンオキサイド若しくはプロピレン
オキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリ
レート、ビスフェノールA1モルに2モルのエチレンオ
キサイド若しくはプロピレンオキサイドを付加して得た
ジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサイド若しく
はプロピレンオキサイドを付加して得たトリオールのジ
又はトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モ
ルに4モル以上のエチレンオキサイド若しくはプロピレ
ンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アク
リレート/トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート/ジペンタエリスリトールの
ポリ(メタ)アクリレート/カプロラクトン変性トリス
[(メタ)アクリロキシエチル]イソシアヌレート,ア
ルキル変性ジペンタエリスリトールのポリ(メタ)アク
リレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトール
のポリ(メタ)アクリレート/ヒドロキシピバリン酸ネ
オペンチルグリコールジアクリレート,カプロラクトン
変性ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジア
クリレート/エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)ア
クリレート、エチレンオキサイド変性アルキル化リン酸
(メタ)アクリレート等があげられる。
【0020】また、N−ビニル−2−ピロリドン、アク
リロイルモルホリン、ビニルイミダゾール、N−ビニル
カプロラクタム、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアクリ
ルアミド又はN−ヒドロキシエチルアクリルアミド及び
それらのアルキルエーテル化合物等も使用できる。
リロイルモルホリン、ビニルイミダゾール、N−ビニル
カプロラクタム、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアクリ
ルアミド又はN−ヒドロキシエチルアクリルアミド及び
それらのアルキルエーテル化合物等も使用できる。
【0021】更に、重合性モノマーと同様に併用できる
ものとしては,重合性オリゴマーとしてポリエステルア
クリレート,ポリエーテルアクリレート,エポキシアク
リレート、ウレタンアクリレート等がある。
ものとしては,重合性オリゴマーとしてポリエステルア
クリレート,ポリエーテルアクリレート,エポキシアク
リレート、ウレタンアクリレート等がある。
【0022】金属薄膜を主体とする情報記録層へのより
高い密着性を得るに当たっては、リン酸又はその誘導体
からなる官能基を有する(メタ)アクリレート化合物を
組成物中に含める様にし、硬度をより高めるためには、
より多数の(メタ)アクリロイル基を1分子中に有する
(メタ)アクリレート化合物を含める様に、同様に同一
官能基数ではより多く含める様にし、弾性率等の調節に
は、重合性オリゴマーの様な比較的高分子の重合成分を
含めたりする様にすることが出来る。
高い密着性を得るに当たっては、リン酸又はその誘導体
からなる官能基を有する(メタ)アクリレート化合物を
組成物中に含める様にし、硬度をより高めるためには、
より多数の(メタ)アクリロイル基を1分子中に有する
(メタ)アクリレート化合物を含める様に、同様に同一
官能基数ではより多く含める様にし、弾性率等の調節に
は、重合性オリゴマーの様な比較的高分子の重合成分を
含めたりする様にすることが出来る。
【0023】紫外線硬化型組成物としては、常温〜40
℃において、液状であるものを用いるのが好ましい。溶
媒は用いないのが好ましく、用いたとしても極力少量に
止めるのが好ましい。また、前記組成物の塗布をスピン
コーターで行う場合には、粘度を20〜1000センチ
ポイズとなる様に調製するのが好ましく、比較的厚膜と
する場合は100〜1000センチポイズとなるように
調製するのがよい。
℃において、液状であるものを用いるのが好ましい。溶
媒は用いないのが好ましく、用いたとしても極力少量に
止めるのが好ましい。また、前記組成物の塗布をスピン
コーターで行う場合には、粘度を20〜1000センチ
ポイズとなる様に調製するのが好ましく、比較的厚膜と
する場合は100〜1000センチポイズとなるように
調製するのがよい。
【0024】本発明においては、当該記録層側同士を接
着するが、露出した情報記録層同志を直接接着する様に
してもよいし、情報記録層の露出面を保護する保護コー
ト層をその上に設けて、その保護コート層同士を接着す
る様にしてもよい。この場合、この保護コート層も、通
常、紫外線硬化型組成物の硬化物で形成される。その場
合にこの保護コート層は、紫外線透過性とすることが必
要である。保護コート層用の紫外線硬化型組成物は、情
報記録層の露出面と、ディスク同士を接着するための紫
外線硬化型組成物の硬化物との両方に接着性に優れる様
に調製するのが好ましい。
着するが、露出した情報記録層同志を直接接着する様に
してもよいし、情報記録層の露出面を保護する保護コー
ト層をその上に設けて、その保護コート層同士を接着す
る様にしてもよい。この場合、この保護コート層も、通
常、紫外線硬化型組成物の硬化物で形成される。その場
合にこの保護コート層は、紫外線透過性とすることが必
要である。保護コート層用の紫外線硬化型組成物は、情
報記録層の露出面と、ディスク同士を接着するための紫
外線硬化型組成物の硬化物との両方に接着性に優れる様
に調製するのが好ましい。
【0025】また、本発明の組成物には、必要であれ
ば、さらにその他の添加剤として、熱重合禁止剤、ヒン
ダードフェノール、ヒンダードアミン、ホスファイト等
に代表される酸化防止剤、可塑剤及びエポキシシラン、
メルカプトシラン、(メタ)アクリルシラン等に代表さ
れるシランカップリング剤等を、各種特性を改良する目
的で、従来の使用量で配合することもできる。これら
は、硬化性成分への溶解性に優れたもの、紫外線透過性
を阻害しないものを選択して用いる。
ば、さらにその他の添加剤として、熱重合禁止剤、ヒン
ダードフェノール、ヒンダードアミン、ホスファイト等
に代表される酸化防止剤、可塑剤及びエポキシシラン、
メルカプトシラン、(メタ)アクリルシラン等に代表さ
れるシランカップリング剤等を、各種特性を改良する目
的で、従来の使用量で配合することもできる。これら
は、硬化性成分への溶解性に優れたもの、紫外線透過性
を阻害しないものを選択して用いる。
【0026】本発明の組成物を調製するに当たっては、
上記光重合開始剤のみならず、組成物そのものの物性及
び貼り合わせ硬化層の物性をDVDに適したものとなる
様に化学組成を適宜選択する。
上記光重合開始剤のみならず、組成物そのものの物性及
び貼り合わせ硬化層の物性をDVDに適したものとなる
様に化学組成を適宜選択する。
【0027】この際の基準としては、情報記録層に記録
された情報の変質、即ちピットに異常が生じないことが
大前提として、例えば、塗布温度条件下で、組成物中の
成分が結晶化したり相分離することがないこと、貼り合
わせる2つの表面いずれに対しても極力高い濡れ性を有
していること、短時間に平滑で均一な湿潤表面を与える
レベリング性を有していること、貼り合わせる2つ表面
を腐蝕や劣化させる原因物質やイオンを極力含まないこ
と、硬化前の組成物に液状においてもある程度の粘接着
性を有していること、硬化阻害の一因となる気体の溶解
度が極力小さいこと、組成物が硬化前でも硬化後でも紫
外線を出来るだけ高率で透過する透明性があること、硬
化後の接着層と基板を構成する耐熱性熱可塑性樹脂との
間の屈折率や硬度が極力同じであること、貼り合わせた
2層と硬化層の密着性がより大きくなる様にすること、
同硬化層の弾性率を特定範囲とする様にすること、同硬
化層の透湿度を極力小さくする様にすること、同組成物
の硬化前と硬化後の収縮率を極力小さくする様にするこ
と、そしてこれらの各評価項目での測定値が、絶対値と
して優れており、かつ常態時と、高温高湿長時間被曝時
とでそれら各絶対値間の変化が極力小さいこと等が挙げ
られる。これら基準を全て満足するか、出来るだけ多く
満足する様に、光重合開始剤を含む紫外線硬化型組成物
は調製される。
された情報の変質、即ちピットに異常が生じないことが
大前提として、例えば、塗布温度条件下で、組成物中の
成分が結晶化したり相分離することがないこと、貼り合
わせる2つの表面いずれに対しても極力高い濡れ性を有
していること、短時間に平滑で均一な湿潤表面を与える
レベリング性を有していること、貼り合わせる2つ表面
を腐蝕や劣化させる原因物質やイオンを極力含まないこ
と、硬化前の組成物に液状においてもある程度の粘接着
性を有していること、硬化阻害の一因となる気体の溶解
度が極力小さいこと、組成物が硬化前でも硬化後でも紫
外線を出来るだけ高率で透過する透明性があること、硬
化後の接着層と基板を構成する耐熱性熱可塑性樹脂との
間の屈折率や硬度が極力同じであること、貼り合わせた
2層と硬化層の密着性がより大きくなる様にすること、
同硬化層の弾性率を特定範囲とする様にすること、同硬
化層の透湿度を極力小さくする様にすること、同組成物
の硬化前と硬化後の収縮率を極力小さくする様にするこ
と、そしてこれらの各評価項目での測定値が、絶対値と
して優れており、かつ常態時と、高温高湿長時間被曝時
とでそれら各絶対値間の変化が極力小さいこと等が挙げ
られる。これら基準を全て満足するか、出来るだけ多く
満足する様に、光重合開始剤を含む紫外線硬化型組成物
は調製される。
【0028】更に本発明の組成物は、硬化のための紫外
線照射方式として、一般的に広く行われている連続光照
射を用いる以外にも、従来の連続光照射で硬化に必要な
照射光量と同量又はより少ない光量を、例えばμsec
〜msecオーダの短時間に一気に照射する、閃光照射
方式で行ってもよい。
線照射方式として、一般的に広く行われている連続光照
射を用いる以外にも、従来の連続光照射で硬化に必要な
照射光量と同量又はより少ない光量を、例えばμsec
〜msecオーダの短時間に一気に照射する、閃光照射
方式で行ってもよい。
【0029】光照射は、対向させたディスクの片側面の
みから行ってもよいが、両面から行う様にすることも出
来る。
みから行ってもよいが、両面から行う様にすることも出
来る。
【0030】本発明の組成物は、デジタルビデオディス
クの製造方法において、例えば、耐熱性熱可塑性樹脂に
情報記録薄膜が積層されたディスク基板1枚と、耐熱性
熱可塑性樹脂のみからなる基板との接着に、特に有効で
ある。厳しい環境条件下における基板の白濁や白化の防
止効果は、それを構成する耐熱性熱可塑性樹脂がポリカ
ーボネートである場合に顕著である。
クの製造方法において、例えば、耐熱性熱可塑性樹脂に
情報記録薄膜が積層されたディスク基板1枚と、耐熱性
熱可塑性樹脂のみからなる基板との接着に、特に有効で
ある。厳しい環境条件下における基板の白濁や白化の防
止効果は、それを構成する耐熱性熱可塑性樹脂がポリカ
ーボネートである場合に顕著である。
【0031】この場合には、各基板を対向させてから、
通常、耐熱性熱可塑性樹脂のみからなる基板側から、紫
外線を照射して本発明の組成物を硬化して接着する。
通常、耐熱性熱可塑性樹脂のみからなる基板側から、紫
外線を照射して本発明の組成物を硬化して接着する。
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を好ましい
態様に基づいて説明する。まず400〜600オングス
トロームの金属薄膜が積層された円盤状プラスチック基
板を1枚と、円盤状プラスチックのみからなる基板1枚
を準備する。
態様に基づいて説明する。まず400〜600オングス
トロームの金属薄膜が積層された円盤状プラスチック基
板を1枚と、円盤状プラスチックのみからなる基板1枚
を準備する。
【0033】次いで、2以上の(メタ)アクリロイル基
を有する多官能(メタ)アクリレート2種以上を必須成
分かつ主成分とし、必要に応じて重合性モノマーをも用
いて、光重合開始剤(A)として370nm以上の領域
に吸収波長を有し、かつ波長領域370nmから450
nmにおいて、モル吸光係数が50(l/mol cm)以上
である点を有するものと、同(B)として、分子内開裂
型または水素引き抜き型で(A)に属さない光重合開始
剤を、液状の紫外線硬化型組成物100重量部当たり計
2〜7重量部使用して、組成物を調製する。但し、ベン
ゾフェノンは、この組成物中には含めない様にする。
を有する多官能(メタ)アクリレート2種以上を必須成
分かつ主成分とし、必要に応じて重合性モノマーをも用
いて、光重合開始剤(A)として370nm以上の領域
に吸収波長を有し、かつ波長領域370nmから450
nmにおいて、モル吸光係数が50(l/mol cm)以上
である点を有するものと、同(B)として、分子内開裂
型または水素引き抜き型で(A)に属さない光重合開始
剤を、液状の紫外線硬化型組成物100重量部当たり計
2〜7重量部使用して、組成物を調製する。但し、ベン
ゾフェノンは、この組成物中には含めない様にする。
【0034】より好適な光重合開始剤群(A)及び
(B)の選択的組み合わせは、次の通りである。 光重合開始剤群(A):波長領域370nmから450
nmにおいて、モル吸光係数が500(l/molcm)以上
となる点を有するもの。 光重合開始剤群(B):ベンゾイルエチルエーテル、ベ
ンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニル−プロパン−1−オン、1−(4−イソプロピ
ルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−
1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニ
ル)−2−モルホリノ−プロパノン−1−オン(以上、
分子内開裂型光重合開始剤)、4−フェニルベンゾフェ
ノン、イソフタロフェノン、4−ベンゾイル−4′−メ
チル−ジフェニルスルフイド(以上、水素引き抜き型光
重合開始剤)。
(B)の選択的組み合わせは、次の通りである。 光重合開始剤群(A):波長領域370nmから450
nmにおいて、モル吸光係数が500(l/molcm)以上
となる点を有するもの。 光重合開始剤群(B):ベンゾイルエチルエーテル、ベ
ンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニル−プロパン−1−オン、1−(4−イソプロピ
ルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−
1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニ
ル)−2−モルホリノ−プロパノン−1−オン(以上、
分子内開裂型光重合開始剤)、4−フェニルベンゾフェ
ノン、イソフタロフェノン、4−ベンゾイル−4′−メ
チル−ジフェニルスルフイド(以上、水素引き抜き型光
重合開始剤)。
【0035】前記組成物を前記基板の金属薄膜面に塗布
し、お互いの基板面同志を貼り合わせてから、両プラス
チック基板面から紫外線を照射して、両者を接着させD
VDとする。
し、お互いの基板面同志を貼り合わせてから、両プラス
チック基板面から紫外線を照射して、両者を接着させD
VDとする。
【0036】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。尚,以下実施例中「部」は「重量部」を表す。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。尚,以下実施例中「部」は「重量部」を表す。
【0037】実施例1 ネオペンチルグリコールジアクリレート20部、ビスフ
ェノールA1モルにエチレンオキサイド2モル反応させ
たジオールのジアクリレート20部、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート30部,ポリテトラメチレング
リコール(分子量850)1モルとトリレンジイソシア
ネート2モル反応後ヒドロキシエチルアクリレート2モ
ルを反応させて得たウレタンアクリレート26部、光重
合開始剤として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニルホスフィンオキシド2部及びベンジルジメチルケ
タール2部を60℃で1時間混合溶解し、淡黄色透明の
紫外線硬化型組成物を作製した。この組成物を用いて下
記試験方法1により貼り合わせディスクを作製し、ディ
スク端面を指触したところタック性はなかった。またこ
のディスクを85℃95%RH環境下96時間経過後外
観観察したところ、環境試験前と比較し全く変化がなか
った。
ェノールA1モルにエチレンオキサイド2モル反応させ
たジオールのジアクリレート20部、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート30部,ポリテトラメチレング
リコール(分子量850)1モルとトリレンジイソシア
ネート2モル反応後ヒドロキシエチルアクリレート2モ
ルを反応させて得たウレタンアクリレート26部、光重
合開始剤として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニルホスフィンオキシド2部及びベンジルジメチルケ
タール2部を60℃で1時間混合溶解し、淡黄色透明の
紫外線硬化型組成物を作製した。この組成物を用いて下
記試験方法1により貼り合わせディスクを作製し、ディ
スク端面を指触したところタック性はなかった。またこ
のディスクを85℃95%RH環境下96時間経過後外
観観察したところ、環境試験前と比較し全く変化がなか
った。
【0038】〈試験方法1〉金属薄膜としてアルミニウ
ムを500オングストロームの膜厚に形成した直径12
cmの円盤状ポリカーボネート基板を2枚作製し、その
1枚に,上記組成物をディスペンサで塗布し、ついでも
う一枚の基板を重ね合わせた。塗布量は基板の自重のみ
で上記組成物を押し拡げた時に当該組成物の膜厚が20
〜50μmになるようにした。ついで,照射強度55mW
/cm2に調整した集光型メタルハライドランプ(コールド
ミラー付き、ランプ出力80W/cm)を設置したベルト
コンベア式紫外線照射装置を用い、コンベアスピード3
m/min(照射光量約230mJ/cm2)で硬化し
た。尚、2つのポリカーボネート基板面両方からの光照
射を行った。
ムを500オングストロームの膜厚に形成した直径12
cmの円盤状ポリカーボネート基板を2枚作製し、その
1枚に,上記組成物をディスペンサで塗布し、ついでも
う一枚の基板を重ね合わせた。塗布量は基板の自重のみ
で上記組成物を押し拡げた時に当該組成物の膜厚が20
〜50μmになるようにした。ついで,照射強度55mW
/cm2に調整した集光型メタルハライドランプ(コールド
ミラー付き、ランプ出力80W/cm)を設置したベルト
コンベア式紫外線照射装置を用い、コンベアスピード3
m/min(照射光量約230mJ/cm2)で硬化し
た。尚、2つのポリカーボネート基板面両方からの光照
射を行った。
【0039】実施例2 重合性成分は上記実施例1と同一とし、光重合開始剤と
して2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モ
ルフォリノフェニル)−ブタノン−1を2部及びベンジ
ルジメチルケタール2部を60℃で1時間混合溶解し、
淡黄色透明の紫外線硬化型組成物を作製した。この組成
物を用い実施例1と同様に貼り合わせディスクを作製
し、ディスク端面を指触したところタック性はなかっ
た。85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察し
たところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。
して2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モ
ルフォリノフェニル)−ブタノン−1を2部及びベンジ
ルジメチルケタール2部を60℃で1時間混合溶解し、
淡黄色透明の紫外線硬化型組成物を作製した。この組成
物を用い実施例1と同様に貼り合わせディスクを作製
し、ディスク端面を指触したところタック性はなかっ
た。85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察し
たところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。
【0040】実施例3 重合性成分は上記実施例1と同一とし、光重合開始剤と
して2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホス
フィンオキシド2部及びベンジルジメチルケタール2部
を60℃で1時間混合溶解し、淡黄色透明の紫外線硬化
型組成物を作製した。この組成物を用いて下記試験方法
2により貼り合わせディスクを作製し、ディスク端面を
指触したところタック性はなかった。またこのディスク
を85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察した
ところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。 〈試験方法2〉金属薄膜としてアルミニウムを500オ
ングストロームの膜厚に形成した直径12cmの円盤状
ポリカーボネート基板に,上記組成物をディスペンサで
塗布し、ついで直径12cmの透明円盤状ポリカーボネ
ート基板を重ね合わせた。塗布量は基板の自重のみで上
記組成物を押し拡げた時に当該組成物の膜厚が20〜5
0μmになるようにした。ついで,照射強度55mW/cm2
に調整した集光型メタルハライドランプ(コールドミラ
ー付き、ランプ出力80W/cm)を設置したベルトコン
ベア式紫外線照射装置を用い、コンベアスピード3m/
min(照射光量約230mJ/cm2)で硬化した。
尚、ポリカーボネートのみからなる基板とアルミニウム
薄膜が積層された両ポリカーボネート基板面からの光照
射を行った。
して2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホス
フィンオキシド2部及びベンジルジメチルケタール2部
を60℃で1時間混合溶解し、淡黄色透明の紫外線硬化
型組成物を作製した。この組成物を用いて下記試験方法
2により貼り合わせディスクを作製し、ディスク端面を
指触したところタック性はなかった。またこのディスク
を85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察した
ところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。 〈試験方法2〉金属薄膜としてアルミニウムを500オ
ングストロームの膜厚に形成した直径12cmの円盤状
ポリカーボネート基板に,上記組成物をディスペンサで
塗布し、ついで直径12cmの透明円盤状ポリカーボネ
ート基板を重ね合わせた。塗布量は基板の自重のみで上
記組成物を押し拡げた時に当該組成物の膜厚が20〜5
0μmになるようにした。ついで,照射強度55mW/cm2
に調整した集光型メタルハライドランプ(コールドミラ
ー付き、ランプ出力80W/cm)を設置したベルトコン
ベア式紫外線照射装置を用い、コンベアスピード3m/
min(照射光量約230mJ/cm2)で硬化した。
尚、ポリカーボネートのみからなる基板とアルミニウム
薄膜が積層された両ポリカーボネート基板面からの光照
射を行った。
【0041】実施例4 重合性成分は上記実施例1と同一とし、光重合開始剤と
して2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モ
ルフォリノフェニル)−ブタノン−1を2部及びベンジ
ルジメチルケタール2部を60℃で1時間混合溶解し、
淡黄色透明の紫外線硬化型組成物を作製した。この組成
物を用い実施例3と同様に貼り合わせディスクを作製
し、ディスク端面を指触したところタック性はなかっ
た。85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察し
たところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。
して2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モ
ルフォリノフェニル)−ブタノン−1を2部及びベンジ
ルジメチルケタール2部を60℃で1時間混合溶解し、
淡黄色透明の紫外線硬化型組成物を作製した。この組成
物を用い実施例3と同様に貼り合わせディスクを作製
し、ディスク端面を指触したところタック性はなかっ
た。85℃95%RH環境下96時間経過後外観観察し
たところ、環境試験前と比較し全く変化がなかった。
【0042】実施例1〜4の(A)群の光重合開始剤
は、いずれも、370nm以上の領域に吸収波長を有
し、370から450nmにおいて、モル吸光係数が5
00(l/mol cm)以上となる点を有していた。
は、いずれも、370nm以上の領域に吸収波長を有
し、370から450nmにおいて、モル吸光係数が5
00(l/mol cm)以上となる点を有していた。
【0043】また、実施例1〜4の組成物で貼り合わせ
た、金属薄膜層が積層された耐熱性熱可塑性樹脂基板の
金属薄膜層同志を貼り合わせたDVD、金属薄膜層が積
層された耐熱性熱可塑性樹脂基板の金属薄膜層と、耐熱
性熱可塑性樹脂のみからなる基板とを貼り合わせたDV
Dは、いずれの場合においても、例えば高温高湿に長時
間被曝されるという厳しい環境下においても、DVDに
変質が見られないことがわかる。
た、金属薄膜層が積層された耐熱性熱可塑性樹脂基板の
金属薄膜層同志を貼り合わせたDVD、金属薄膜層が積
層された耐熱性熱可塑性樹脂基板の金属薄膜層と、耐熱
性熱可塑性樹脂のみからなる基板とを貼り合わせたDV
Dは、いずれの場合においても、例えば高温高湿に長時
間被曝されるという厳しい環境下においても、DVDに
変質が見られないことがわかる。
【0044】しかも、実施例1〜4の組成物は、上記し
た技術的の他にも、次の2点の長所も兼備している。即
ち、効率のよい硬化接着が出来るという硬化性の点で
も、貼り合わせディスクの端面からはみ出た部分にもタ
ック性が認められないという点でも優れているのであ
る。
た技術的の他にも、次の2点の長所も兼備している。即
ち、効率のよい硬化接着が出来るという硬化性の点で
も、貼り合わせディスクの端面からはみ出た部分にもタ
ック性が認められないという点でも優れているのであ
る。
【0045】実施例1〜4の組成物は、いずれも貼り合
わせ方式のDVD用接着剤として使用する紫外線硬化型
組成物として好適であった。
わせ方式のDVD用接着剤として使用する紫外線硬化型
組成物として好適であった。
【0046】尚、実施例では紫外線照射方式として一般
的に広く行われている連続点灯光を用いたが、上記した
様な閃光式照射方式で行っても良いのは勿論である。
的に広く行われている連続点灯光を用いたが、上記した
様な閃光式照射方式で行っても良いのは勿論である。
【0047】
【発明の効果】本発明の組成物を使用することにより,
高温高湿の環境試験という厳しい環境に被曝した後にお
いても貼り合わせディスクの変質を起こさないので、耐
久性に優れ信頼性の高いDVDを生産することが出来
る。
高温高湿の環境試験という厳しい環境に被曝した後にお
いても貼り合わせディスクの変質を起こさないので、耐
久性に優れ信頼性の高いDVDを生産することが出来
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 20/12 C08F 20/12
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも1枚のディスクに情報記録層を
有する2枚のディスクを貼り合わせる際に使用する接着
剤として、下記光重合開始剤群(A)及び(B)から選
択された各々1種類以上含むことを特徴とする紫外線硬
化型組成物。 (A)波長領域370nmから450nmにおいて、モ
ル吸光係数が50(l/mol cm)以上となる点を有する
光重合開始剤。 (B)分子内開裂型または水素引き抜き型で(A)に属
さない光重合開始剤。 - 【請求項2】前記光重合開始剤群(A)として、波長領
域370nmから450nmにおいて、モル吸光係数が
500(l/mol cm)以上となる点を有するものを用い
ることを特徴とする請求項1記載の紫外線硬化型組成
物。 - 【請求項3】請求項1または2記載の光重合開始剤を
0.1〜10部使用したことを特徴とする紫外線硬化型
組成物。 - 【請求項4】貼り合わせる2枚のディスクが、情報記録
層を有するディスクと情報記録層を有しない透明なポリ
カーボネート基板である、請求項1、2または3記載の
紫外線硬化型組成物。 - 【請求項5】接着剤が、2以上の(メタ)アクリロイル
基を有する多官能(メタ)アクリレートの2種以上を必
須成分として含む紫外線硬化型組成物である請求項1、
2、3または4記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276161A JPH10120982A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 紫外線硬化型組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276161A JPH10120982A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 紫外線硬化型組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10120982A true JPH10120982A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17565595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8276161A Pending JPH10120982A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 紫外線硬化型組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10120982A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999061542A1 (en) * | 1998-05-28 | 1999-12-02 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Ultraviolet-curing composition, optical disk, and method of producing optical disk |
| WO2000075253A1 (en) * | 1999-06-07 | 2000-12-14 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive composition and optical disc using the same |
| WO2006030537A1 (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 感光性樹脂硬化物の製造方法 |
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| US7976922B2 (en) | 2006-12-12 | 2011-07-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical recording medium |
| US10975221B2 (en) | 2016-10-27 | 2021-04-13 | 3M Innovative Properties Company | Crosslinkable composition including a (meth)acrylic polymer and methods of making a crosslinked composition |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8276161A patent/JPH10120982A/ja active Pending
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