JPH10121500A - 地下階の外周梁の構築法 - Google Patents

地下階の外周梁の構築法

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JPH10121500A
JPH10121500A JP8273590A JP27359096A JPH10121500A JP H10121500 A JPH10121500 A JP H10121500A JP 8273590 A JP8273590 A JP 8273590A JP 27359096 A JP27359096 A JP 27359096A JP H10121500 A JPH10121500 A JP H10121500A
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勇二 佐藤
Shokichi Gokan
章吉 後閑
Koichiro Kurisu
浩一郎 栗栖
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周梁を山留め壁に支持させることにより、
この山留め壁近傍に打設される逆打支柱を廃止し、もっ
て外周梁の支持を確実に行う。 【解決手段】 山留め壁14の親杭10の内面に、H型
鋼で形成した第1架台24を溶接26により一体に突設
する。第1架台24に地上柱28の下端に固設した取付
板28aを溶接30により一体に接合し、この地上柱2
8に一般梁20および外周梁22を接続する。外周梁2
2の一般部分では、H型鋼で形成される第2架台36を
親杭10の内面から溶接により突設する。第2架台36
に外周梁22の下方フランジ22cを直接載置して、こ
れら第2架台36と外周梁22とを溶接38する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆打工法により地
下階を構築するにあたって、山留め壁の内側に沿って構
築される外周梁の構築法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下階を構築するにあたって、地
下部分に逆打支柱を打設した後に地面を掘削してこの逆
打支柱を露出し、露出した逆打支柱に上方階から順に梁
を接続して床面を構築し、構築した床面を山留め支保工
として更に地下部分を構築していくようにした逆打工法
がある(特公平3−79491号公報参照)。
【0003】かかる逆打工法では、地下階を構築しよう
とするエリアの周縁部に予め山留め壁を構築し、この山
留め壁の内方に前記逆打支柱が打設される。そして、地
面を一次掘削した後、それぞれの逆打支柱を梁で接続す
ると共に、前記山留め壁の内側に沿って外周梁を構築
し、それら梁の上側間に跨がって床面を構築するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、山留め
壁の内周に沿って構築される外周梁を逆打支柱に支持さ
せる場合、図8に示すように山留め壁2の内側近傍に逆
打支柱1を打設する必要がある。ところで、逆打支柱1
はその下端部が、地下架構の基礎部分に打設された基礎
杭5に打ち込まれるようになっている。このため、山留
め壁2の内側近傍に逆打支柱1を打設する場合にも、こ
の山留め壁2の近傍に基礎杭5を打設する必要がある。
このとき、前記基礎杭5は逆打支柱1よりも十分に大径
にして、逆打支柱1が確実にこの基礎杭5内に打ち込ま
れる必要がある。
【0005】ところが、大径となる前記基礎杭5を山留
め壁2の近傍に打設する場合、特に図8に示したように
山留め壁5のコーナー部分に打設する場合には、この基
礎杭5が山留め壁5と干渉するのを避けるため、どうし
ても山留め壁5から若干離して打設することになる。す
ると、山留め壁2に近接して打設される逆打支柱1は、
図示したように前記基礎杭5内に納まらなくなってしま
う恐れがある。このように、基礎杭5から外れると逆打
支柱1が安定せず、延いてはこの逆打支柱1による外周
梁の支持性が悪化してしまうという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、外周梁を山留め壁に支持させることにより、この山
留め壁近傍に打設される逆打支柱を廃止し、もって外周
梁の支持を確実に行うようにした地下階の外周梁の構築
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示す地下階の外周梁の構築法
は、構築しようとする地下階の周囲に適宜間隔をもって
多数の親杭を打設し、これら親杭間を矢板等で閉止する
ことにより山留め壁を構築し、この山留め壁の内方に、
上方階から順に梁および床面を構築しつつ地面を掘削し
て地下階を構築するようにした逆打工法にあって、前記
山留め壁の内側に沿って構築される外周梁の下側に位置
して、前記親杭に後付けにより架台を一体に突設し、こ
の架台に前記外周梁を支持させた状態でこの外周梁を構
築する。
【0008】また、本発明の請求項2に示す地下階の外
周梁の構築法は、前記架台と前記外周梁との間に、架台
に作用する水平荷重を外周梁に伝達する伝達手段を設け
る。更に、本発明の請求項3に示す地下階の外周梁の構
築法は、前記架台の下方に位置して、前記親杭に後付け
により柱受け架台を一体に突設し、この柱受け架台に前
記山留め壁の内側に沿って配置される地上柱を支持した
状態でこの地上柱を構築し、その後、その下方部分に構
築される地下柱内に前記柱受け架台を埋設する。
【0009】以下、上述した地下階の外周梁の構築法の
作用を述べる。
【0010】請求項1の地下階の外周梁の構築法では、
山留め壁の親杭から一体に突設した架台に外周梁を支持
させて構築するようにしたので、この外周梁を接続して
いた逆打支柱を廃止することができる。従って、山留め
壁の内側近傍において基礎杭に逆打支柱を納めるための
複雑な工夫を不要として、外周梁の構築作業を簡単化
し、かつ、外周梁の支持が確実に行われることになる。
また、前記架台は後付けにより親杭に固定されるため、
外周梁に対する架台の高さ方向の位置精度を向上し、外
周梁の水平度が簡単かつ正確に設定される。更には、山
留め壁の内側近傍部分に地下階全高に亘って立設される
逆打支柱が廃止されることにより、当該山留め壁内側部
分の障害物を無くして、広い作業空間が確保される。更
にまた、前記架台の支持剛性を高くしておくことによ
り、この架台に地上柱の下端部を支持することが可能と
なり、地下階と地上階との同時進行が可能とされる。
【0011】また、請求項2の地下階の外周梁の構築法
は、前記架台と前記外周梁との間に、架台に作用する水
平荷重を外周梁に伝達する伝達手段を設けたので、外周
梁および床面が構築完了されることにより、山留め壁に
作用する倒れ込み方向の水平荷重が前記架台から前記伝
達手段を介して外周梁に入力され、延いては床面により
前記水平荷重が支持されることになり、下層階部分の掘
削途中で山留め壁が崩れることがない。
【0012】更に、請求項3の地下階の外周梁の構築法
は、前記架台の下方に位置して、前記親杭に後付けによ
り柱受け架台を一体に突設し、この柱受け架台に前記山
留め壁の内側に沿って配置される地上柱を支持した状態
でこの地上柱を構築し、その後、その下方部分に構築さ
れる地下柱内に前記柱受け架台を埋設するようにしたの
で、逆打支柱を廃止した場合にも山留め壁の内側近傍部
分に構築される地上柱が確実に支持される。このため、
前記地上柱によって地上階の施工重量を支持することが
可能となって、地下階の施工と地上階の施工とを同時進
行することができるため工期の短縮化が達成される。ま
た、前記柱受け架台は下方部分に構築される地下柱内に
埋設されるため、外観性が良好に保たれると共に、柱受
け架台のみが突設して邪魔になることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1から図3は本発明の地下階
の外周梁の構築法の第1実施形態を示し、図1は柱接合
部分における外周梁の取り付け状態を示す断面正面図、
図2は同部分での断面平面図、図3は外周梁の一般部分
での取り付け状態を示す断面正面図である。
【0014】即ち、図1から図3に示すようにH型鋼で
形成される親杭10のフランジ10a,10b間に横矢
板12を差し込むことにより山留め壁14が構築され
る。前記横矢板12は、山留め壁14の外側に詰められ
る土砂により内側のフランジ10b側に押し付けらた状
態にある。そして、前記山留め壁14の内方(図中右
方)の地盤を掘削しつつ地下階16が構築される。
【0015】前記地下階16は図示しない内方部分に図
外の逆打支柱が碁盤の目状に打設され、これら逆打支柱
の打設後に地盤が地表から掘削される。そして、まず地
表部分を一次掘削して1階の床面18を構築した後、こ
の床面18に形成した開口部から掘削機械を搬入して地
下1階部分を二次掘削する。そして、二次掘削した底部
に床面18を構築して、更に地下2階部分を同様にして
掘削するという工程を繰り返して順次下層階へと工事が
進行される。
【0016】前記床面18が構築される際、まずこれに
先立って逆打支柱間に一般梁20を接続すると共に、前
記山留め壁14の内側に沿って外周梁22を構築し、こ
れら一般梁20および外周梁22の上側に前記床面18
がスラブ化によって構築される。尚、本実施形態では前
記一般梁20および前記外周梁22はS(鉄骨)造梁で
構成され、それぞれはH型鋼で形成される。また、前記
一般梁20とは、図外の逆打支柱に接続される梁を総称
するものとする。
【0017】ここで、本実施形態では図1,図2に示し
たように前記山留め壁14の親杭10の内面に、構築し
ようとする前記外周梁22の下側に位置して、H型鋼で
形成した第1架台24を溶接26により一体に突設す
る。そして、前記第1架台24に地上柱28の下端に固
設した取付板28aを溶接30(ボルト,ナット固定で
もよい)により一体に接合し、この地上柱28に前記一
般梁20および前記外周梁22を接続するようになって
いる。前記地上柱28は断面矩形状の中空鋼で形成さ
れ、この地上柱28の内方面28bに前記一般梁20の
端面が突き合わされて溶接されると共に、地上柱28の
両側面28c,28dに前記外周梁22の端面が付き合
われて溶接されるようになっている。
【0018】従って、前記一般梁20および前記外周梁
22は地上柱28を介して前記第1架台24に支持さ
れ、この支持状態で地上柱28および第1架台24を包
含した状態で図外の柱型枠が建込まれる。そして、前記
柱型枠の上端開口部からこの柱型枠の中にコンクリート
を打設することにより地下柱32が構築される。尚、前
記外周梁22の上方フランジ22aおよびウエブ22b
にはスタッド34を突設して、コンクリートとの結着性
を向上するようになっている。
【0019】ところで、前記第1架台24は地上柱28
を支持しているため大型のH型鋼が用いられるが、この
第1架台24の取り付け部分の前記親杭10を図2に示
したように近接して設け、2本の親杭10,10に跨が
って第1架台24を溶接することにより、第1架台24
の取付剛性を増大するようになっている。
【0020】また、図1,図2では一般梁20,外周梁
22と地上柱28との取合い部分(柱梁取合い部)にお
ける第1架台24の取付け構造を示したが、外周梁22
の一般部分では図3に示すように、小型のH型鋼で形成
される第2架台36を親杭10の内面から溶接により突
設し、この第2架台36に外周梁22の下方フランジ2
2cを直接載置して、これら第2架台36と外周梁22
とを溶接38するようになっている。
【0021】そして、前記外周梁22を固定した後、こ
の外周梁22の下方に山留め壁14に沿って図外の壁型
枠を設置して、外周梁22と山留め壁14との間の上端
開口部からコンクリートを順打ちにより打設して外周壁
40が構築される。
【0022】従って、上述した第1実施形態の外周梁2
2の構築法にあっては、外周梁22の柱梁取合い部では
第1架台24を、また、外周梁22の一般部分では第2
架台36を、山留め壁14の親杭10に溶接により一体
に突設し、前者の第1架台24には地上柱28の下端部
を介して外周梁22を支持させ、かつ、後者の第2架台
36には外周梁22を直接支持させて、この外周梁22
を構築するようになっている。従って、従来では上記外
周梁22を接続してこれを支持するようになっていた逆
打支柱を廃止することができるため、山留め壁14の内
側近傍において基礎杭に逆打支柱を納めるための複雑な
工夫を不要とすることができる。これに対し、本実施形
態では上記第1,第2架台24,36を親杭10に溶接
して、これに外周梁22を支持できるため、この外周梁
22の構築作業を簡単化し、かつ、外周梁22の支持を
確実に行うことができる。
【0023】また、前記第1,第2架台24,36は後
付けにより親杭10に溶接されるため、外周梁22に対
する架台24,36の高さ方向の位置精度を高くするこ
とができる。このため、これら架台24,36に外周梁
22を支持させた場合に、この外周梁22の水平度を簡
単に、かつ正確に設定することができる。
【0024】更に、上述したように山留め壁14の内側
近傍部分に地下階全高に亘って立設される逆打支柱が廃
止されたことにより、当該山留め壁14の内側部分の障
害物を無くして、広い作業空間を確保することができ
る。また、柱梁取合い部の前記第1架台24に大型のH
型鋼を用いて、これを2本の親杭10,10に溶接する
ことにより、その支持剛性が高く設定されるようになっ
ている。従って、前記第1架台24に地上柱28の下端
部を支持することが可能となり、地下階16と図外の地
上階との同時進行を可能になる。
【0025】ところで、本実施形態では柱梁取合い部で
は、外周梁22を接続した地上柱28の下端部を第1架
台24に溶接30し、また、一般部分では外周梁22を
第2架台36に直接溶接38するようになっているた
め、それぞれの溶接30,38を水平荷重を伝達する伝
達手段として構成することができる。従って、前記外周
梁22および床面18が構築完了された時点では、山留
め壁14に作用する倒れ込み方向の水平荷重が前記第
1,第2架台24,36から前記伝達手段としての溶接
30,38部分を介して外周梁22に入力されるため、
この水平荷重を床面18で支持して、下層階部分の掘削
途中で山留め壁14が崩れるのを確実に防止することが
できる。
【0026】尚、本実施形態では柱梁取合い部の第1架
台24は、下方部分を掘削終了した後にこの第1架台2
4の下側に支柱42を取付けて、地上柱28の荷重を支
持することが望ましい。また、図3に示した外周梁22
の一般部分では、コンクリートを打設するにあたって、
この外周梁22の上端部をアングル材等の倒れ防止材4
4で支持しておくことにより、打設したコンクリートの
側圧で外周梁22が倒れるのを確実に防止することがで
きる。
【0027】更に、図3に示したように上記第2架台3
6が外周壁40から突出する部分は、外周梁22の内側
面と共に耐火被覆層46で被覆するようになっている
が、上記第2架台36の突出部分は外周壁40の構築完
了後に切断により除去してもよい。
【0028】図4から図6は本発明の第2実施形態を示
し、RC(鉄筋コンクリート)造の外周梁50に本発明
を適用したもので、前記実施形態と同一構成部分に同一
符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図4
は柱接合部分における外周梁の取り付け状態を示す断面
正面図、図5は同部分での断面平面図、図6は外周梁の
一般部分での取り付け状態を示す断面正面図である。
【0029】即ち、この実施形態では外周梁50および
一般梁52はPC梁型枠54を用いてRC造梁が構成さ
れるようになっており、図4,図5に示すように柱梁取
合い部では、第1架台56によって外周梁50が支持さ
れると共に、一般部の外周梁50は第2架台58によっ
て支持されるようになっている。前記第1実施形態と同
様に前記第1架台56は大型のH型鋼で形成され、か
つ、前記第2架台58は小型のH型鋼で形成され、これ
ら第1,第2架台56,58は山留め壁14の親杭10
の内面に溶接される。
【0030】第1架台56は第2架台58より長く形成
され、第1架台56の先端部に一般梁52の梁型枠54
端部が載置されると共に、外周梁50の梁型枠54が第
2架台58に載置されて、それぞれの梁型枠54が設置
される。そして、外周梁50の梁型枠54内に配置され
る梁主筋60をそれぞれ延設して、第1架台56の上側
で互いに重合すると共に、一般梁52の梁型枠54内に
配置される梁主筋62を延設してL字状に折曲し、この
L字状先端部を上記梁主筋60の延設部分に配置する。
【0031】そして、上記梁主筋60,62が互いに重
合される柱梁取合い部の外側を、第1架台56を含めて
図外の柱型枠で囲み、その中にコンクリートを順打ちに
より打設して地下柱64を構築する。尚、この地下柱6
4は柱型枠内に図外の鉄筋を配置することによりRC造
柱として構築されている。
【0032】上記外周梁50の一般部分は図6に示すよ
うに梁型枠54が山留め壁14から所定間隔を設けて配
置され、この梁型枠54内に梁主筋60および剪断補強
筋60aを配置すると共に、この梁型枠54の下方に図
外の壁型枠を建込んで、梁型枠54内および壁型枠内に
コンクリートを打設することにより、外周梁22および
外周壁66が構築される。
【0033】また、上記梁型枠54が第2架台58に載
置された状態で、この第2架台58の上面に梁型枠54
の山留め壁14側の外側面に当接する伝達手段としての
固定ピース68を取付ける。この固定ピース68は上記
外周壁66のコンクリート内に埋設されるようになって
いる。
【0034】従って、この実施形態の外周梁22の構築
法では、上記第1実施形態と同様に第1,第2架台5
6,58によって外周梁50を支持するようになってい
るため、逆打支柱を廃止して外周梁50を確実に支持す
ると共に、その構築作業を簡単化することができる。ま
た、この実施形態にあっても上記第1,第2架台56,
58が後付けされるため、親杭10に取付ける際の位置
精度を高くすることができる。
【0035】また、前記第2架台58に取付けた固定ピ
ース68により、山留め壁14に作用する水平荷重を外
周壁50に伝達することができるようになっており、従
って、前記水平荷重を床面18によって確実に支持して
山留め壁14の崩壊を防止することができる。
【0036】尚、この実施形態では外周梁50および一
般梁52をRC造梁として構成した場合を開示したが、
SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造梁として構成するこ
ともできる。
【0037】図7は本発明の第3実施形態を示し、前記
各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する
説明を省略して述べる。尚、図7は柱接合部分における
外周梁の取り付け状態を示す断面正面図である。
【0038】即ち、この実施形態では前記第1実施形態
に示したと同様に外周梁22および一般梁20をS造梁
として構成したもので、その概略構成は第1実施形態と
略同様となっているが、本実施形態と第1実施形態とが
主に異なる点は、第1架台24を廃止して外周梁22の
形成位置より所定距離下がった位置に柱受け架台70を
設けて、この柱受け架台70を親杭10に溶接してあ
る。そして、前記柱受け架台70にS造の地上柱28の
下端部を溶接して支持させるようになっている。前記柱
受け架台70は、所定厚みを有する鋼板72を棚状に構
成してあるが、上記各実施形態の架台と同様に大型のH
型鋼によって構成することもできる。また、前記柱受け
架台70は地下柱32の内部に埋設されて、外観性が向
上されるようになっている。
【0039】従って、この実施形態にあっては前記各実
施形態と同様の機能を発揮できるのは勿論のこと、地上
柱28のみを専用に支持する柱受け架台70を設けたの
で、地上階と地下階の工事を同時進行できるのは勿論の
こと、地上階の支持剛性を更に向上することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す地下階の外周梁の構築法では、山留め壁の親杭から
一体に突設した架台に外周梁を支持させて構築するよう
にしたので、この外周梁を接続していた逆打支柱を廃止
でき、山留め壁の内側近傍において基礎杭に逆打支柱を
納めるための複雑な工夫を不要として、外周梁の構築作
業を簡単化し、かつ、外周梁の支持を確実に行うことが
できる。また、前記架台は後付けにより親杭に固定され
るため、外周梁に対する架台の高さ方向の位置精度を向
上し、外周梁の水平度を簡単かつ正確に設定することが
できる。更には、山留め壁の内側近傍部分に地下階全高
に亘って立設される逆打支柱が廃止されることにより、
当該山留め壁内側部分の障害物を無くして、広い作業空
間を確保することができ、工事の進行を促進することが
できる。更にまた、前記架台の支持剛性を高くしておく
ことにより、この架台に地上柱の下端部を支持すること
が可能となり、地下階と地上階との同時進行を可能と
し、工期が延長されるのを避けることができる。
【0041】また、請求項2の地下階の外周梁の構築法
は、前記架台と前記外周梁との間に、架台に作用する水
平荷重を外周梁に伝達する伝達手段を設けたので、外周
梁および床面が構築完了されることにより、山留め壁に
作用する倒れ込み方向の水平荷重が前記架台から前記伝
達手段を介して外周梁に入力され、延いては床面により
前記水平荷重を支持することができるため、下層階部分
の掘削途中で山留め壁が崩れるのを確実に防止して、安
全性を高めることができる。
【0042】更に、請求項3の地下階の外周梁の構築法
は、前記架台の下方に位置して、前記親杭に後付けによ
り柱受け架台を一体に突設し、この柱受け架台に前記山
留め壁の内側に沿って配置される地上柱を支持した状態
でこの地上柱を構築し、その後、その下方部分に構築さ
れる地下柱内に前記柱受け架台を埋設するようにしたの
で、逆打支柱を廃止した場合にも山留め壁の内側近傍部
分に構築される地上柱を確実に支持することができる。
このため、前記地上柱によって地上階の施工重量を支持
することが可能となって、地下階の施工と地上階の施工
とを同時進行することができるため、工期の短縮化を達
成することができる。また、前記柱受け架台は下方部分
に構築される地下柱内に埋設されるため、外観性を良く
することができると共に、柱受け架台のみが突設して邪
魔になるのを避けることができるという各種優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す柱接合部分におけ
る外周梁の取り付け状態の断面正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す柱接合部分におけ
る外周梁の取り付け状態の断面平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す外周梁の一般部分
での取り付け状態の断面正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す柱接合部分におけ
る外周梁の取り付け状態の断面正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す柱接合部分におけ
る外周梁の取り付け状態の断面平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す外周梁の一般部分
での取り付け状態の断面正面図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す柱接合部分におけ
る外周梁の取り付け状態の断面正面図である。
【図8】従来の逆打工法で逆打支柱と基礎杭との関係を
示す平面図である。
【符号の説明】
10 親杭 14 山留め壁 16 地下階 18 床面 22 外周梁 24 第1架台 28 地上柱 30,38 溶接(伝達手段) 32 地下柱 36 第2架台 50 外周梁 56 第1架台 58 第2架台 64 地下柱 68 固定ピース(伝達手段) 70 柱受け架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗栖 浩一郎 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築しようとする地下階の周囲に適宜間
    隔をもって多数の親杭を打設し、これら親杭間を矢板等
    で閉止することにより山留め壁を構築し、この山留め壁
    の内方に、上方階から順に梁および床面を構築しつつ地
    面を掘削して地下階を構築するようにした逆打工法にあ
    って、前記山留め壁の内側に沿って構築される外周梁の
    下側に位置して、前記親杭に後付けにより架台を一体に
    突設し、この架台に前記外周梁を支持させた状態でこの
    外周梁を構築することを特徴とする地下階の外周梁の構
    築法。
  2. 【請求項2】 前記架台と前記外周梁との間に、架台に
    作用する水平荷重を外周梁に伝達する伝達手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の地下階の外周梁の構
    築法。
  3. 【請求項3】 前記架台の下方に位置して、前記親杭に
    後付けにより柱受け架台を一体に突設し、この柱受け架
    台に前記山留め壁の内側に沿って配置される地上柱を支
    持した状態でこの地上柱を構築し、その後、その下方部
    分に構築される地下柱内に前記柱受け架台を埋設させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の地下階の外周梁の構
    築法。
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