JPH101225A - 容器分離装置 - Google Patents

容器分離装置

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JPH101225A
JPH101225A JP17746196A JP17746196A JPH101225A JP H101225 A JPH101225 A JP H101225A JP 17746196 A JP17746196 A JP 17746196A JP 17746196 A JP17746196 A JP 17746196A JP H101225 A JPH101225 A JP H101225A
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JP
Japan
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conveyor
container
container group
pallet
group
Prior art date
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Application number
JP17746196A
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English (en)
Inventor
Toru Ishii
徹 石井
Yoshimi Daitou
祥見 大東
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Mitsubishi Chemical Corp
Ishii Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical MKV Co
Ishii Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical MKV Co, Ishii Corp filed Critical Mitsubishi Chemical MKV Co
Priority to JP17746196A priority Critical patent/JPH101225A/ja
Publication of JPH101225A publication Critical patent/JPH101225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器群毎に分離する作業及び荷下ろし作業が機
械的に行え、作業の省力化及び能率アップを図ることが
できる容器分離装置を提供する。 【解決手段】容器群が複数列積載されたパレットを荷下
ろし機の載置台に載置し、パレットに積載された全容器
群を荷下ろし板で一括して水平移動させて搬送用コンベ
アに移載する。第1コンベアから第2コンベアに乗り移
らせるときに、前列側の容器群を速く搬送して前後列に
分離し、その分離された1列分の容器群を送出し機の送
出し板で水平移動させて第3コンベアに1群ずつ移載す
る。容器群の長辺側が送り方向と平行となっている場
合、当接部材に当接されず、容器群の長辺側が送り方向
を向いている場合、当接部材に当接して90度方向転換
させる。容器群は、同一方向に向きを揃えて搬送用コン
ベアに移載され、次工程及び次作業に適した姿勢に揃え
て搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、青果
物、魚貝類、食品或いは部品、原料等の収納物を輸送、
保管、陳列するような用途に用いられる容器を多数段積
み重ねてなる容器群をパレットから1群ずつ分離する容
器分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような容器としては、例
えば、所定の形態に形成又は折畳まれた容器が用いられ
ており、その容器を輸送又は運搬する場合、多数個の容
器が上下方向に積み重ねられて一つの容器群を構成した
後、その容器群を、パレットの載置面上に複数列積載し
て輸送又は運搬される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
多数個の容器を積み重ねた場合、容器群の重量が重く且
つ高くなり、パレットに積載された容器群を一人の力で
荷下ろしすることは困難である。また、容器の積み重ね
個数が多くなるほど容器群の重心位置が高くなり、容器
群の積み重ね姿勢が不安定となるため、荷下ろし時に於
いて、容器群が前後又は左右に傾いたり、容器群が転倒
したりすることがあり、荷下ろし作業を慎重に行わなけ
ればならず、作業に手間が掛かるという問題点を有して
いる。
【0004】また、一つの容器群を、複数個の容器に分
離して荷下ろしするようにすれば、容器群の荷下ろし作
業が一人でも行えるが、パレットに積載された複数列の
容器群は近接しているので、列毎にそれぞれ分離しなけ
ればならず、作業回数が増加する。さらにまた、上段側
又は下段側に積み重ねられた容器を分離するとき、作業
姿勢が悪くなるため、荷下ろし作業に手間及び時間が掛
かるという問題点を有している。
【0005】この発明は、上記問題に鑑みなされたもの
であり、容器群の荷下ろし作業及び容器群毎に分離する
作業が機械的に行え、作業の省力化及び能率アップを図
ることができる容器分離装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数個の容器を積み重ねてなる容器群が複数列に積載さ
れたパレットから容器群を荷下ろして、容器群毎に分離
する装置であって、該装置は、パレットを載置する載置
台が設けられ、該載置台に隣接して第1コンベア及び第
2コンベアが順次配設されてなり、載置台には、容器群
を一括して第1コンベアに水平移動させる荷下ろし板を
設け、且つ、第2コンベアの送り速度を第1コンベアよ
りも速く設定してなる容器分離装置であることを特徴と
する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成と併せて、第2コンベアに続いて第3コンベアが配設
され、第2コンベアには、容器群を1群ずつ第3コンベ
アに移載する送出し板を設け、第3コンベア上には、容
器群の角部を当接させ、容器群を90度回転させる当接
部材を設けてなる容器分離装置であることを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の構
成と併せて、当接部材を、第3コンベア上の両側に一対
設け、これら当接部材が容器群の対角角部に当接して相
対移動する容器分離装置であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の構成と併せて、当接部材を第3コンベア上の
一側部に設け、他側部に容器群を押圧する揃え板を配設
した容器分離装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項5何れかの項に記載の構成と併せて、載置台に載置さ
れるパレットが、パレット載置面に複数の平行な隙間を
有するパレットであり、前記隙間に、水平に前進及び後
退可能に挿入され、且つ、載置面より出没可能に作動す
る長尺の棒状部材からなる棒挿入機構を載置台に付設し
た容器分離装置であることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5何れかの項に記載の構成と併せて、容器が、矩形に
形成された各側壁部の下縁部を折畳み可能に連結すると
共に、各側壁部の相隣り合う側縁部に、側壁部を互いに
係止固定する係止部と係止爪とが設けられてなる容器分
離装置であることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の容器分離装置は、容器群が複数
列積載されたパレットを載置台に載置した後、パレット
に積載された容器群を一括して荷下ろし板により水平移
動させて第1コンベアに移載する。第1コンベアから第
2コンベアに乗り移らせるときに、第2コンベアに移載
される前列側の容器群を速く搬送して、容器群を前後列
に分離することで、容器群毎に分離する作業及び荷下ろ
し作業が機械的に行え、作業の能率アップが図れる。
【0013】請求項2記載の容器分離装置は、請求項1
記載の作用と併せて、第2コンベアにより搬送される容
器群を送出し板により水平移動させて第3コンベアに1
群ずつ移載する。第3コンベアにより搬送される容器群
の角部は当接部材に当接され、容器群が所定送り方向に
向けられる姿勢に90度回転される。例えば、当接部材
を、短辺側が送り方向を向いている容器群との当接が回
避される位置に設けることで、短辺側が送り方向を向い
ている容器群は方向転換されず、長辺側が送り方向を向
いている容器群の角部が当接部材に当接され、90度方
向転換されるので、容器群を同一方向に揃えて次工程及
び次作業に供給できる。
【0014】請求項3記載の容器分離装置は、請求項2
記載の作用と併せて、一対の当接部材を相対移動させ、
一対の当接部材を容器群の対角角部に当接することで、
その位置で容器群が所定の角度に方向転換され、方向転
換するための所要距離が短く、容器群の方向転換が確実
に行える。
【0015】請求項4記載の容器分離装置は、請求項2
又は請求項3記載の作用と併せて、容器群が斜め横向き
となる姿勢に、すなわち90度に満たない方向転換され
たとき、容器群の側壁面に揃え板を押圧することで、容
器群が送り方向に対して真っ直ぐとなる姿勢に向き修正
され、容器群の姿勢を揃えることができる。
【0016】請求項5記載の容器分離装置は、請求項1
乃至請求項4何れかの項に記載の作用と併せて、複数本
の棒状部材を棒挿入機構により水平方向に移動させ、パ
レット面の隙間に棒状部材を載置面下に没入した状態に
挿入する。棒状部材の挿入側全長を棒持上げ手段により
水平状態に維持したまま持上げ、載置面よりも上に棒状
部材を若干突出させて全容器群を持上げることで、載置
面と容器群との間に隙間を形成し、棒状部材上を滑らせ
るようにして全容器群を荷下ろし板により第1コンベア
に移載することができる。荷下ろし作業を継続して行う
場合、棒状部材を一旦引抜いてから、次のパレットに挿
入するので、載置面に複数の平行な隙間のあるパレッ
ト、例えば、木製のパレットを用いた場合、釘や反り等
により荷下ろし作業が妨げられず、容器群の荷下ろし作
業が容易に行える。
【0017】請求項6記載の容器分離装置は、請求項1
乃至請求項5何れかの項に記載の作用と併せて、折畳み
形態又は組立て形態の容器を積み重ねて一つの容器群を
構成することで、次工程又は次作業の取扱い状況に応じ
て容器の形態を選択できる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、パレットに積載され
た容器群を荷下ろしする作業と、容器群毎に分離する作
業とを機械的に行うので、従来例のように容器群を1群
ずつ人為的作業により荷下ろしするような手間及び作業
が省け、容器群の荷下ろし作業が安定して行える。容器
群を一括して荷下ろしするので、荷下ろしに要する作業
時間が短縮され、作業の省力化及び能率アップを図るこ
とができる。しかも、容器群を90度回転させて、全容
器群を同一方向に揃えるので、次工程及び次作業に適し
た姿勢で送ることができ、容器群の取扱い及び作業が容
易に行える。
【0019】
【実施例】図面はパレットに積載された容器群を容器群
毎に分離する作業に用いられる容器分離装置を示し、図
1及び図2に於いて、この容器分離装置1は、所定の形
態に折畳まれた合成樹脂製の容器A…を多数個積み重ね
て容器群Bを構成し、複数列(例えば、2列)の容器群
B(例えば、5群分)…が積載された合成樹脂製のパレ
ットPを荷下ろし機2の載置台3に移載し、全容器群B
…は、載置台3上に立設した荷下ろし板4により搬送用
コンベア5に移載される。搬送用コンベア5に載置され
た容器群B…は、前後列に分離して搬送用コンベア6に
順次移載され、送出し機7の送出し板8により容器群B
…を搬送用コンベア9に1群ずつ移載する。容器群Bの
長辺側角部Ba又は短辺側角部Bbを当接部10に当接
しながら搬送してて90度方向転換させ、同一方向に向
きを揃えた容器群B…は、搬送用コンベア9から搬送用
コンベア11に1群ずつ移載され、次工程又は次作業に
搬送供給される。
【0020】容器Aは、四角形に形成した底部Aaの対
向短辺部に、短壁部Ab,Abの下縁部を連結して、底
部Aa上面と対向する方向に折畳み可能に設け、底部A
aの対向長辺部に、長壁部Ac,Acの下縁部を連結し
て、先に折畳まれる短壁部Ab,Ab上面と対向する方
向に折畳可能に設けられている。組立て時に於いて、図
4に示すように、先に長壁部Ac,Acを起立し、続い
て短壁部Ab,Abを起立して、短壁部Abの段付き縁
部Adに形成された係止部Ae…と、長壁部Acの折曲
げ縁部Afに形成された係止爪Ag…とを互いに係止固
定することで、上面開放直方体に組立てられる。折畳み
時に於いて、図5に示すように、係止部Ae…と係止爪
Ag…とを係止解除することで、底部Aa上面に短壁部
Ab,Abが折畳まれ、その上面に長壁部Ac,Acが
折畳まれる。
【0021】その折畳まれた容器Aを上下方向に多数個
積み重ねることで、一つの容器群Bが構成される。5群
の容器群BをパレットPに積載する場合、図6に示すよ
うに、合成樹脂で形成したパレットPの前側載置面に
は、長辺側が前向きとなるように2群の容器群B…が載
置され、後側載置面には、短辺側が後向きとなるように
3群の容器群B…が載置される。また、10群の容器群
Bを積載する場合、図7に示すように、パレットPの前
側載置面には、短辺側が前向きとなるように4群の容器
群B…が載置され、後側載置面には、長辺側が後向きと
なるように6群の容器群B…が2列に載置される。
【0022】荷下ろし機2は、図3に示すように、搬送
用コンベア5上の荷下ろし位置側部に配設した載置台3
上に、荷下ろし板4が荷下ろし方向に向けて往復移動可
能に立設され、荷下ろし板4は、パレットPに積載され
た容器群B…の側面に押圧される大きさ及び形状であっ
て、パレットPとの当接及び接触が回避される高さに架
設されている。荷下ろし板4の両側下端部は、載置台3
の両側に形成したガイド孔12,12を介して、載置台
3内部に張架した両側のチェーン13,13に連結固定
され、減速機付きモータや油圧式シリンダ等の駆動手段
により、荷下ろし板4を、載置台3の荷下ろし側に隣接
して配設された搬送用コンベア5に容器群B…を移載す
る移載位置と、パレットPに積載された容器群B…の後
面側に押圧される待機位置との間で往復移動する。
【0023】搬送用コンベア5は、載置台3に載置され
たパレットPと水平となる高さに架設され、5群分の容
器群B…が一括して載置される搬送幅及び長さに構成し
ている。容器群B…が荷下ろしされる大きさに形成した
支持板5aを、載置台3に載置されるパレットPと、搬
送用コンベア5との対向縁部間に水平に架設して、その
荷下ろしされる5群分の容器群B…を鉛直姿勢に支持す
る。
【0024】搬送用コンベア5の送り終端部には搬送用
コンベア6が続いて配設され、搬送用コンベア6は、搬
送用コンベア5と同一搬送幅に形成され、同一方向に向
けて水平となる高さに架設されると共に、搬送用コンベ
ア5の送り速度よりも搬送用コンベア6を速く回転し
て、その速度差により、5群の容器群B…を前後列に分
離して搬送用コンベア6に移載する。搬送用コンベア5
は、前列側の容器群B…を搬送用コンベア6に移載した
とき搬送が停止され、送出し機7による送出し作業が終
了するまで待機する。作業が終了した後、後列側の容器
群B…を搬送用コンベア6に移載する。
【0025】送出し機7は、搬送用コンベア6上に設定
した分離位置の一側部に支持枠14が架設され、支持枠
14の前面側に、送出し板8が送出し方向に向けて往復
移動可能に取付けられ、送出し板8は、搬送用コンベア
6に載置された容器群Bの後面側に押圧される大きさ及
び形状であって、搬送用コンベア6との当接及び接触が
回避される高さに架設されている。送出し板8の基端部
は、支持枠14内部に張架した上下のチェーン15,1
5に連結固定され、減速機付きモータや油圧式シリンダ
等の駆動手段により、送出し板8が、搬送用コンベア6
に載置された容器群Bの後面側に押圧される待機位置
と、送出り側に配設した搬送用コンベア9に容器群Bを
移載する移載位置との間で往復移動し、容器群B…を1
群ずつ送出す。
【0026】搬送用コンベア6の送出し側縁部には搬送
用コンベア9が続いて配設され、搬送用コンベア9は、
搬送用コンベア6の送出し側縁部に直交して水平となる
高さに架設され、搬送用コンベア9は、容器群Bの方向
転換が可能とされる搬送幅に設けられている。搬送用コ
ンベア9上に設定した回転位置には、水平断面台形に形
成された当接部材10がコンベア上の左側部に配設さ
れ、当接部材10は、容器群Bの角部Baに当接される
大きさ及び長さに形成され、その当接側を容器群Bの一
側面に対して斜めに当接される角度に斜設すると共に、
長辺側が送り方向を向いている容器群Bの角部Baと当
接され、短辺側が送り方向を向いている容器群Bとの当
接が回避される位置に立設している。
【0027】長辺側が送り方向を向いている容器群Bの
場合、例えば、容器群Bは角部Baを当接部材10に当
接しながら送り方向に移動され、当接部材10を支点と
して、搬送用コンベア9の搬送力により容器群Bの向き
を90度方向転換される。短辺側が送り方向を向いてい
る容器群Bの場合、容器群Bは当接部材10に当接せ
ず、その載置姿勢のまま搬送される。
【0028】搬送用コンベア9の送り終端部には、容器
群Bの側面に対峙して移載板16が配設され、移載板1
6は、容器群Bの側面を押圧する大きさ及び形状であっ
て、搬送用コンベア9,11との当接及び接触が回避さ
れる高さに架設されている。移載板16は、その後面側
に移載用シリンダ17の摺動ロッドを連結固定して、搬
送用コンベア9の送り終端部に搬送された容器群Bの側
面を押圧する待機位置と、搬送用コンベア11に容器群
Bを移載する移載位置との間を往復移動する。搬送用コ
ンベア11に載置された容器群Bは、例えば、容器群B
を一段ずつ分離するような分離工程、サイズ別に仕分け
するよう仕分け工程、ゴミや汚れ等を除去するような洗
浄工程又は作業場所に供給される。
【0029】搬送用コンベア11は、搬送用コンベア9
の送り終端部に直交して水平となる高さに架設され、長
辺側又は短辺側が送り方向を向いている状態の容器群B
を搬送することが可能な搬送幅に構成している。搬送用
コンベア5,6,9,11は、その搬送面に載置された
容器群Bが水平移動及び回転可能なスラスト型コンベア
で構成され、その構成を搬送用コンベア5で説明する。
図8に示すように、搬送路に沿って張架した両側部のチ
ェーン18,18の間に、例えば、長方形、正方形等の
中空断面形状に形成した金属製の支持パイプ19…を多
数本架設し、支持パイプ19…は、容器群Bの載置姿勢
が安定する前後間隔に近接して配列されており、減速機
付きモータ等の駆動手段により、支持パイプ19…を送
り方向に回転して容器群Bを送り方向に順次搬送する。
【0030】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、容器分離装置1により合成樹脂製のパレット
Pに積載された5群の容器群B…を荷下ろしするときの
作業を説明する。先ず、図1、図2に示すように、5群
の容器群B…が積載されたパレットPは、フォークリフ
ト等の機械的手段で一旦持上げて運搬され、荷下ろし機
2の載置台3に載置される。パレットPに積載された全
容器群B…は、荷下ろし板4で水平移動され、搬送用コ
ンベア5に一括移動して移載される。この後、パレット
Pを回収し、次のパレットPを載置して、荷下ろし機2
による荷下ろし作業を継続する。
【0031】次に、搬送用コンベア5に載置された容器
群B…は、前後列に分離して搬送用コンベア6に移載さ
れ、前列側の容器群B…を送出し機7の送出し板8で1
群ずつ搬送用コンベア9に移載され、その送出し作業が
終了した後、続いて後列側の容器群B…が1群ずつ搬送
用コンベア9に移載される。前列側の容器群B…は、短
辺側が送り方向を向いているため、当接部材10に当接
されず、その載置姿勢のまま搬送される。後列側の容器
群B…は、長辺側が送り方向を向いているため、容器群
Bの角部Baが当接部材10に当接され、その当接部材
10を支点として、搬送用コンベア9の搬送力により容
器群Bの向きが90度方向転換される。
【0032】次に、容器群B…は、同一方向に揃えられ
たまま搬送用コンベア9により搬送され、その容器群B
…を移載板16で水平移動させて搬送用コンベア11に
順次移載する。搬送用コンベア11に載置された容器群
B…は、次工程又は次作業に搬送される。また、図7に
示すように、パレットPに積載された10群の容器群B
…を荷下ろしする場合、先に荷下ろしされる容器群B…
のみが90度方向転換され、上述と同様にして、多数群
の容器群B…を1群ずつ荷下ろしすることができる。
【0033】以上のように、本発明の装置は、パレット
Pに積載された全容器群B…を荷下ろしする作業と、分
離された容器群B…を方向転換する作業とを機械的に行
うので、従来例のように容器群B…を1群ずつ人為的作
業により荷下ろしするような手間及び作業が省け、容器
群B…の荷下ろし作業が安定して行える。また、本発明
の装置は、全容器群B…を一括して荷下ろしするので、
荷下ろしに要する作業時間が短縮され、作業の省力化及
び能率アップを図ることができ、しかも、容器群B…を
90度回転させて、長辺側又は短辺側を送り方向に向け
た姿勢に方向転換するので、次工程及び次作業に適した
姿勢に揃えることができ、容器群Bの取扱い及び次の作
業が容易に行える。
【0034】図9は、木製のパレットPに積み重ねられ
た容器群B…を荷下ろしするときに用いられる荷下ろし
機2の他の例を示し、載置台3に載置されるパレットP
に近接してローラ型の搬送用コンベア20を配設し、搬
送用コンベア20は、多数本の支持ローラ21…を容器
群B…の載置姿勢が安定する前後間隔に近接して配列
し、減速機付きモータ(図示省略)により支持ローラ2
1…を送り方向に回転して容器群B…を搬送する。パレ
ットPと対峙する支持ローラ21…の対向隙間には、図
10に示すように、支持ローラ21…の下に没入させて
多数本の棒状部材22…が水平に配列され、パレットP
の上面側に固定された載置板Pa…の短辺側と対峙する
位置であって、載置板Pa…間の隙間に挿入される高さ
及び間隔に隔てて架設している。載置板Pa…は、荷下
ろし板4の移動方向及び支持ローラ21…と平行して配
列され、棒状部材22は、載置板Paの載置面下に没入
される形状及び載置板Paよりも長尺に形成されてい
る。なお、多数本の棒状部材22…を、載置台3の後側
に配設してもよい。
【0035】荷下ろし機2の載置台3にパレットPを載
置して、パレットPの載置面の隙間と、載置台3に設け
た出没孔3a…とを連通させた後、減速機付きモータや
エアシリンダ等で構成される棒挿入機構30により棒状
部材22…を、パレットPの隙間に水平に前後、後退移
動させ、図11に示すように、棒状部材22…を前進移
動させてパレットPの隙間に没入した状態に挿入する。
載置台3下部に配設した多数枚の支持部材23…を出没
用シリンダ24で鉛直上昇させ、図12に示すように、
棒状部材22…の全長を、パレットPの隙間に下方から
挿入した支持部材23…で水平状態に維持して持上げ、
パレットPの載置面よりも上に棒状部材22…の全長を
若干突出することで、容器群B…が棒状部材22…で持
上げられ、パレットPと容器群B…との間に隙間が形成
される。棒状部材22…上を滑らせるようにして容器群
B…を荷下ろし板4で水平移動させ、全容器群B…が搬
送用コンベア20の支持ローラ21…上に移載されるの
で、荷下ろし時の接触抵抗が小さくなり、木製パレット
Pの載置面に釘や反り等が突出していても、容器群Bの
荷下ろし作業が円滑且つ容易に行える。作業終了後、棒
状部材22…を後退移動させて引抜いた後、パレットP
を回収し、次のパレットPを載置台3に載置して、荷下
ろし作業を継続する。
【0036】図13は、容器群Bを所定の姿勢に向き修
正する例を示し、当接部材10に当接される容器群Bが
90度以下の回転角度に方向転換されたとき、進退用シ
リンダ25で当接部材10を容器群Bの長側面に押圧す
ることで、容器群Bは揃え板26に押し付けられ、ま
た、進退用シリンダ27で揃え板26を容器群Bの長側
面に押圧することで、容器群Bは、その長辺側が送り方
向に対して真っ直ぐとなるように向き修正され、第1の
実施例と同様の効果を奏することができる。
【0037】図14は、容器群Bを方向転換及び向き修
正する他の例を示し、短辺側が送り方向を向いている容
器群Bは、その角部Bbに、当接部材10を当接して9
0度方向転換させる。その回転角度が90度以下になっ
たとき、進退用シリンダ25で当接部材10を容器群B
の短側面に押圧することで、容器群Bは、側部に配設し
た揃え板26に押し付けられ、また、進退用シリンダ2
7で揃え板26を容器群Bの短側面に押圧することで、
容器群Bは、その短辺側が送り方向に対して真っ直ぐと
なるように向き修正され、次工程及び次作業に適した姿
勢に揃えることができる。
【0038】図15は、容器群Bを、長辺側又は短辺側
が送り方向に向いている姿勢に選択して方向転換するそ
の他の例を示し、一方の当接部材10を当接される前進
位置に移動させ、他方の当接部材10を当接が回避され
る待機位置に移動させておくことで、長辺側が送り方向
を向いている容器群Bは、その角部Baに、両側部に配
設した何れか一方の当接部材10を当接して90度方向
転換させ、また、短辺側が送り方向を向いている容器群
Bは、その角部Bbに他方の当接部材10を当接して9
0度方向転換させるので、第1の実施例と同様の効果を
奏することができる。
【0039】図16は、容器群Bを一旦停止して方向転
換するさらに他の例を示し、搬送用コンベア9上の回転
位置に容器群Bを停止した後、両側部に配設した当接部
材28,28を、減速機付きモータや油圧式シリンダ等
で構成される駆動機構29,29で左右方向及び前後方
向に相対移動させ、容器群Bの角部Baと角部Baとに
当接部材28,28を当接して90度方向転換させるの
で、第1の実施例と同様の効果を奏することができる。
また、短辺側が送り方向を向いている容器群Bを方向転
換する場合、その容器群Bの前後角部Bb,Bbに当接
することで、同様に方向転換できる。
【0040】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の第1コンベアは、実施例の搬送用
コンベア5,20に対応し、以下同様に、第2コンベア
は、搬送用コンベア6に対応し、第3コンベアは、搬送
用コンベア9に対応し、容器の側壁部は、容器Aの短壁
部Abと、長壁部Acに対応するも、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0041】実施例では、容器群Bを、次工程又は次作
業に適した姿勢に揃えて搬送用コンベア9から搬送用コ
ンベア11に移載するが、その容器群Bを、搬送用コン
ベア9により次工程又は次作業に直接搬送するもよく、
容器群Bを、搬送用コンベア9又は搬送用コンベア11
で搬送するか否かによって、次工程又は次作業の配置状
態に応じて容器群Bの方向性を設定できる。
【0042】また、パレットPが前後逆向きとなるよう
に方向転換して、荷下ろし機2の載置台3に載置するこ
とで、3群側の容器群B…から荷下ろしする作業が行え
る。
【0043】さらにまた、ローラコンベア、チェーンコ
ンベア、スラストコンベア等の搬送手段によりパレット
Pを搬送することで、そのパレットPを荷下ろし機2の
載置台3に供給及び回収する機械的に作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器分離装置による荷下ろし作業の全体構成
を示す斜視図。
【図2】 容器分離装置による荷下ろし作業の全体構成
を示す平面図。
【図3】 荷下ろし機による荷下ろし動作を示す側面
図。
【図4】 容器の組立て状態を示す斜視図。
【図5】 容器の折畳み状態を示す斜視図。
【図6】 5群の容器を積載した例を示す斜視図。
【図7】 10群の容器を積載した例を示す斜視図。
【図8】 搬送用コンベアの架設構造を示す側面図。
【図9】 荷下ろし機による荷下ろし動作の他の例を示
す側面図。
【図10】 棒状部材の配列状態を示す背面図。
【図11】 棒状部材の挿入状態を示す縦断面図。
【図12】 容器群の持上げ状態を示す縦断面図。
【図13】 方向転換される容器群を向き修正する例を
示す平面図。
【図14】 容器群を方向転換及び向き修正する他の例
を示す平面図。
【図15】 容器群を選択して方向転換するその他の例
を示す平面図。
【図16】 容器群を一旦停止して方向転換するさらに
他の例を示す平面図。
【符号の説明】
A…容器 B…容器群 Ba,Bb…角部 P…パレット Pa…載置板 1…容器分離装置 2…荷下ろし機 3…載置台 4…荷下ろし板 5,6,9,11,20…搬送用コンベア 7…送出し機 8…送出し板 10,28…当接部材 16…移載板 21…支持ローラ 22…棒状部材 23…支持部材 26…揃え板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の容器を積み重ねてなる容器群が複
    数列に積載されたパレットから容器群を荷下ろして、容
    器群毎に分離する装置であって、該装置は、パレットを
    載置する載置台が設けられ、該載置台に隣接して第1コ
    ンベア及び第2コンベアが順次配設されてなり、載置台
    には、容器群を一括して第1コンベアに水平移動させる
    荷下ろし板を設け、且つ、第2コンベアの送り速度を第
    1コンベアよりも速く設定してなる容器分離装置。
  2. 【請求項2】第2コンベアに続いて第3コンベアが配設
    され、第2コンベアには、容器群を1群ずつ第3コンベ
    アに移載する送出し板を設け、第3コンベア上には、容
    器群の角部を当接させ、容器群を90度回転させる当接
    部材を設けてなる請求項1記載の容器分離装置。
  3. 【請求項3】当接部材を、第3コンベア上の両側に一対
    設け、これら当接部材が容器群の対角角部に当接して相
    対移動する請求項2記載の容器分離装置。
  4. 【請求項4】当接部材を第3コンベア上の一側部に設
    け、他側部に容器群を押圧する揃え板を配設した請求項
    2又は請求項3記載の容器分離装置。
  5. 【請求項5】載置台に載置されるパレットが、パレット
    載置面に複数の平行な隙間を有するパレットであり、前
    記隙間に、水平に前進及び後退可能に挿入され、且つ、
    載置面より出没可能に作動する長尺の棒状部材からなる
    棒挿入機構を載置台に付設した請求項1乃至請求項4何
    れかの項に記載の容器分離装置。
  6. 【請求項6】容器が、矩形に形成された各側壁部の下縁
    部を折畳み可能に連結すると共に、各側壁部の相隣り合
    う側縁部に、側壁部を互いに係止固定する係止部と係止
    爪とが設けられてなる請求項1乃至請求項5何れかの項
    に記載の容器分離装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666966B1 (ko) 2005-09-02 2007-01-11 양대근 컨테이너자동적재장치
CN114803267A (zh) * 2022-04-08 2022-07-29 浙江理工大学 一种运行稳定的物流仓储机器人

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666966B1 (ko) 2005-09-02 2007-01-11 양대근 컨테이너자동적재장치
CN114803267A (zh) * 2022-04-08 2022-07-29 浙江理工大学 一种运行稳定的物流仓储机器人
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