JPH10123719A - 感光性樹脂印刷版の現像方法 - Google Patents
感光性樹脂印刷版の現像方法Info
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- JPH10123719A JPH10123719A JP27967796A JP27967796A JPH10123719A JP H10123719 A JPH10123719 A JP H10123719A JP 27967796 A JP27967796 A JP 27967796A JP 27967796 A JP27967796 A JP 27967796A JP H10123719 A JPH10123719 A JP H10123719A
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- developing
- photosensitive resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水を主成分とする現像液を用いて、画像再現性
良く、かつ優れた現像性である感光性樹脂印刷版の現像
方法の提供。 【解決手段】パターン露光後の感光性樹脂印刷版を現像
液中に浸漬して、平面状の現像ブラシを前記感光性印刷
版に平行に円運動させて感光性樹脂印刷版を現像する方
法であって、現像ブラシが、ブラシ支持体に複数のブラ
シ束が固定されているものであり、かつ隣接するブラシ
束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した場合、前記三角
形の最短辺の長さd、および前記底辺に対する三角形高
さhがそれぞれ10mm以下である三角形の数が、ブラ
シに存在する仮想三角形の数に対して50%以上であ
り、現像ブラシの円運動の半径が30mm以上であるこ
とを特徴とする感光性樹脂印刷版の現像方法。
良く、かつ優れた現像性である感光性樹脂印刷版の現像
方法の提供。 【解決手段】パターン露光後の感光性樹脂印刷版を現像
液中に浸漬して、平面状の現像ブラシを前記感光性印刷
版に平行に円運動させて感光性樹脂印刷版を現像する方
法であって、現像ブラシが、ブラシ支持体に複数のブラ
シ束が固定されているものであり、かつ隣接するブラシ
束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した場合、前記三角
形の最短辺の長さd、および前記底辺に対する三角形高
さhがそれぞれ10mm以下である三角形の数が、ブラ
シに存在する仮想三角形の数に対して50%以上であ
り、現像ブラシの円運動の半径が30mm以上であるこ
とを特徴とする感光性樹脂印刷版の現像方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性樹脂印刷版
の現像方法に関するものであり、特に製版時において、
現像液で現像機を用いて現像処理を行うための感光性樹
脂印刷版の処理方法に関するものである。
の現像方法に関するものであり、特に製版時において、
現像液で現像機を用いて現像処理を行うための感光性樹
脂印刷版の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷用原版として、弾性を有する感光性
樹脂版を使用することが増加しつつある。感光性樹脂版
の製造においては、パタ−ンを露光した後、未露光部分
の樹脂材料の除去工程、いわゆる現像工程が必須であ
り、次の(イ)〜(ハ)が代表的な手段として挙げられ
る。 (イ)圧搾空気を感光性樹脂版に吹きつけ、未露光部分
を吹き飛ばして露光部を凸部として残す方法。 (ロ)現像液を感光性樹脂版へ向けて一定圧力で噴射
し、未露光部分を吹き飛ばすか洗い流しによって除去
し、露光部を凸部として残す方法。 (ハ)現像液を吹き付けるかあるいは現像液中に感光性
樹脂版を浸漬しつつ、感光性樹脂版の版面に平面状のブ
ラシ等の現像ブラシを擦りつけることにより、未露光部
分を除去して露光部を凸部として残す方法。 未露光部分の除去効果が最も高いのは、上記(ハ)の方
法であると期待されており、例えば特開昭62−217
249号公報には複数の回転ブラシを使用する方法が開
示されているが、回転ブラシの回転方向のみ自由度があ
り、時には感光性樹脂版の偏位(感光性樹脂版の向きの
変更)を生じる場合がある。そこで平面状ブラシを用い
てブラシあるいは感光性樹脂版を固定し、固定されてい
ない他方を対面させて水平に偏心回転運動させる方式が
提案されている。
樹脂版を使用することが増加しつつある。感光性樹脂版
の製造においては、パタ−ンを露光した後、未露光部分
の樹脂材料の除去工程、いわゆる現像工程が必須であ
り、次の(イ)〜(ハ)が代表的な手段として挙げられ
る。 (イ)圧搾空気を感光性樹脂版に吹きつけ、未露光部分
を吹き飛ばして露光部を凸部として残す方法。 (ロ)現像液を感光性樹脂版へ向けて一定圧力で噴射
し、未露光部分を吹き飛ばすか洗い流しによって除去
し、露光部を凸部として残す方法。 (ハ)現像液を吹き付けるかあるいは現像液中に感光性
樹脂版を浸漬しつつ、感光性樹脂版の版面に平面状のブ
ラシ等の現像ブラシを擦りつけることにより、未露光部
分を除去して露光部を凸部として残す方法。 未露光部分の除去効果が最も高いのは、上記(ハ)の方
法であると期待されており、例えば特開昭62−217
249号公報には複数の回転ブラシを使用する方法が開
示されているが、回転ブラシの回転方向のみ自由度があ
り、時には感光性樹脂版の偏位(感光性樹脂版の向きの
変更)を生じる場合がある。そこで平面状ブラシを用い
てブラシあるいは感光性樹脂版を固定し、固定されてい
ない他方を対面させて水平に偏心回転運動させる方式が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の感光性樹脂版の
現像ブラシでの現像を行った場合、未露光部分の樹脂を
すべて除去する場合、つまり感光性樹脂版の基板が露出
するまで現像する場合は問題ないが、基板露出までは現
像せずに、未露光であっても一部の樹脂層を残す場合に
は、その現像部位(一般にフロア−と言う)に凹凸がで
き印刷不良の原因となるという問題があった。
現像ブラシでの現像を行った場合、未露光部分の樹脂を
すべて除去する場合、つまり感光性樹脂版の基板が露出
するまで現像する場合は問題ないが、基板露出までは現
像せずに、未露光であっても一部の樹脂層を残す場合に
は、その現像部位(一般にフロア−と言う)に凹凸がで
き印刷不良の原因となるという問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、平滑な現像面を提
供する感光性樹脂版の現像方法および装置を提供するこ
とにある。
供する感光性樹脂版の現像方法および装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は、現像面を平滑
にする方法について検討した結果、現像ブラシにおける
ブラシ束の植え込み間隔と、現像ブラシの運動に注目し
た結果、本発明に到達した。
にする方法について検討した結果、現像ブラシにおける
ブラシ束の植え込み間隔と、現像ブラシの運動に注目し
た結果、本発明に到達した。
【0006】すなわち本発明は、「パターン露光後の感
光性樹脂印刷版を現像液中に浸漬して、平面状の現像ブ
ラシを前記感光性印刷版に平行に円運動させて感光性樹
脂印刷版を現像する方法であって、現像ブラシが、ブラ
シ支持体に複数のブラシ束が固定されているものであ
り、かつ隣接するブラシ束同士をつなぐ複数の三角形を
仮想した場合、前記三角形の最短の底辺の長さd、およ
び前記底辺に対する三角形高さhがそれぞれ10mm以
下である三角形の数が、ブラシに存在する仮想三角形の
数に対して50%以上であり、現像ブラシの円運動の半
径が20mm以上であることを特徴とする感光性樹脂印
刷版の現像方法。」であり、「ブラシ支持体に対するブ
ラシ束のブラシ密度が面積比で0.1以上である前記の
の感光性樹脂印刷版の現像方法。」、「現像液が水を主
成分とする前記の感光性樹脂印刷版の現像方法。」、
「感光性樹脂印刷版が光硬化性のものである前記の感光
性樹脂印刷版の現像方法。」、「感光性樹脂印刷版の現
像が感光性樹脂の層を残存させるものである前記の感光
性樹脂印刷版の現像方法。」ならびに、前記現像方法に
用いられる「洗い出し槽、前記洗い出し槽の内部に一部
または全部が存在する現像ブラシ、前記現像ブラシの先
に対向して存在する感光性樹脂版材固定用具、および現
像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具に連結して、現
像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具を、感光性樹脂
版に平行に、かつ20mm以上の回転運動をせしめる駆
動手段を具備しており、前記現像ブラシが、ブラシ支持
体に複数のブラシ束が固定されているものであり、かつ
隣接するブラシ束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した
場合、前記三角形の最短の辺の長さd、および前記辺に
対する三角形高さhがそれぞれ10mm以下である三角
形の数が、ブラシに存在する仮想三角形の数に対して5
0%以上であることを特徴とする感光性樹脂印刷版現像
機。」からなるものである。
光性樹脂印刷版を現像液中に浸漬して、平面状の現像ブ
ラシを前記感光性印刷版に平行に円運動させて感光性樹
脂印刷版を現像する方法であって、現像ブラシが、ブラ
シ支持体に複数のブラシ束が固定されているものであ
り、かつ隣接するブラシ束同士をつなぐ複数の三角形を
仮想した場合、前記三角形の最短の底辺の長さd、およ
び前記底辺に対する三角形高さhがそれぞれ10mm以
下である三角形の数が、ブラシに存在する仮想三角形の
数に対して50%以上であり、現像ブラシの円運動の半
径が20mm以上であることを特徴とする感光性樹脂印
刷版の現像方法。」であり、「ブラシ支持体に対するブ
ラシ束のブラシ密度が面積比で0.1以上である前記の
の感光性樹脂印刷版の現像方法。」、「現像液が水を主
成分とする前記の感光性樹脂印刷版の現像方法。」、
「感光性樹脂印刷版が光硬化性のものである前記の感光
性樹脂印刷版の現像方法。」、「感光性樹脂印刷版の現
像が感光性樹脂の層を残存させるものである前記の感光
性樹脂印刷版の現像方法。」ならびに、前記現像方法に
用いられる「洗い出し槽、前記洗い出し槽の内部に一部
または全部が存在する現像ブラシ、前記現像ブラシの先
に対向して存在する感光性樹脂版材固定用具、および現
像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具に連結して、現
像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具を、感光性樹脂
版に平行に、かつ20mm以上の回転運動をせしめる駆
動手段を具備しており、前記現像ブラシが、ブラシ支持
体に複数のブラシ束が固定されているものであり、かつ
隣接するブラシ束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した
場合、前記三角形の最短の辺の長さd、および前記辺に
対する三角形高さhがそれぞれ10mm以下である三角
形の数が、ブラシに存在する仮想三角形の数に対して5
0%以上であることを特徴とする感光性樹脂印刷版現像
機。」からなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明をさらに詳しく説明す
る。
る。
【0008】印刷版用の感光性樹脂版材は部分的に露光
され、部分的に光硬化または光可溶化された後、現像工
程に施される。ここで使用される感光性樹脂版材として
は、ポリビニ−ルアルコ−ルやポリアミドまたは、塩素
化ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、ニト
リル−ブタジエンブロック共重合体、ポリウレタン等の
エラストマーを主成分とし、さらに光重合による硬化性
の化合物を含有するものが好ましく用いられる。
され、部分的に光硬化または光可溶化された後、現像工
程に施される。ここで使用される感光性樹脂版材として
は、ポリビニ−ルアルコ−ルやポリアミドまたは、塩素
化ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、ニト
リル−ブタジエンブロック共重合体、ポリウレタン等の
エラストマーを主成分とし、さらに光重合による硬化性
の化合物を含有するものが好ましく用いられる。
【0009】つぎに平面状の現像ブラシにおけるブラシ
束の配置の定義について図1を用いて説明する。図1の
(a)は、平面状の支持体にブラシ束100が植え込ま
れた状態を、支持体に垂直な方向から眺めた一部を示す
平面図である。そして、隣接したブラシ束同士について
仮想三角形を設定する(図1(b))。そしてそれぞれの仮
想三角形において、最小の辺を底辺をとり、その長さを
dとする。前記dを底辺とした場合の三角形の高さをh
とする。そしてdおよびhがそれぞれ10mm以下の三
角形が存在することが重要であり、後述のブラシの円運
動と相乗して均一なフロアーおよび画像再現性を提供す
る。現像ブラシの一部が上記dおよびhの仮想三角形を
有していれば、その部分の現像において目的は達成され
るが、印刷版全体の現像性を鑑みれば、全体の仮想三角
形の数に対して、50%以上、望ましくは70%以上あ
ることが好ましい。
束の配置の定義について図1を用いて説明する。図1の
(a)は、平面状の支持体にブラシ束100が植え込ま
れた状態を、支持体に垂直な方向から眺めた一部を示す
平面図である。そして、隣接したブラシ束同士について
仮想三角形を設定する(図1(b))。そしてそれぞれの仮
想三角形において、最小の辺を底辺をとり、その長さを
dとする。前記dを底辺とした場合の三角形の高さをh
とする。そしてdおよびhがそれぞれ10mm以下の三
角形が存在することが重要であり、後述のブラシの円運
動と相乗して均一なフロアーおよび画像再現性を提供す
る。現像ブラシの一部が上記dおよびhの仮想三角形を
有していれば、その部分の現像において目的は達成され
るが、印刷版全体の現像性を鑑みれば、全体の仮想三角
形の数に対して、50%以上、望ましくは70%以上あ
ることが好ましい。
【0010】本発明における現像方法では図2に示すよ
うな現像機が利用できる。図2は現像機の正面からの透
視図である。現像機1には、洗い出し槽9の中に、現像
ブラシ6と現像ブラシの先に対向して、感光性樹脂版材
固定用具2が設けられている。現像ブラシの根元には、
ブラシを保持するためのブラシ台7がある。また感光性
樹脂版材固定用具2に対しては、クランク5を隔てて、
モ−タ3が連結されており、モ−タの回転によって感光
性樹脂版材固定用具2を大きく運動させることができ
る。また従動軸4はモ−タの回転によって感光性樹脂版
材固定用具2が運動することによって、同期して運動す
る。必ずしも必要はないがふた8と現像槽9は蝶番(図
示せず)で固定されており、ふた8は開閉することがで
きる。
うな現像機が利用できる。図2は現像機の正面からの透
視図である。現像機1には、洗い出し槽9の中に、現像
ブラシ6と現像ブラシの先に対向して、感光性樹脂版材
固定用具2が設けられている。現像ブラシの根元には、
ブラシを保持するためのブラシ台7がある。また感光性
樹脂版材固定用具2に対しては、クランク5を隔てて、
モ−タ3が連結されており、モ−タの回転によって感光
性樹脂版材固定用具2を大きく運動させることができ
る。また従動軸4はモ−タの回転によって感光性樹脂版
材固定用具2が運動することによって、同期して運動す
る。必ずしも必要はないがふた8と現像槽9は蝶番(図
示せず)で固定されており、ふた8は開閉することがで
きる。
【0011】またブラシと感光性樹脂版材固定用具との
位置関係は図1のようなものに限らず、図1と上下関係
を逆にしたもの、またブラシと感光性樹脂版材固定用具
が垂直になっているものでも構わない。また感光性樹脂
版材固定用具2を運動させるのではなく、ブラシを運動
させる手段を用いても現像することはできる。
位置関係は図1のようなものに限らず、図1と上下関係
を逆にしたもの、またブラシと感光性樹脂版材固定用具
が垂直になっているものでも構わない。また感光性樹脂
版材固定用具2を運動させるのではなく、ブラシを運動
させる手段を用いても現像することはできる。
【0012】本発明において現像液は任意であるが、本
発明のブラシの効果が発揮されるのは、水を含有するも
の、好ましくは50重量%以上の水を含有するものであ
る。また、本発明で現像に供される感光性樹脂版材の感
光層の膜厚みとしては、0.5mm以上,さらに1mm
以上のものが、本発明の現像方法、現像装置の使用の効
果が発揮される。
発明のブラシの効果が発揮されるのは、水を含有するも
の、好ましくは50重量%以上の水を含有するものであ
る。また、本発明で現像に供される感光性樹脂版材の感
光層の膜厚みとしては、0.5mm以上,さらに1mm
以上のものが、本発明の現像方法、現像装置の使用の効
果が発揮される。
【0013】次に実際の現像工程について、図3を用い
て説明する。現像液11を感光性樹脂版材固定用具2が
浸漬される程度に現像槽9に投入する。パターン露光後
の感光性樹脂版材10を両面テ−プ等で、ステンレス板
からなる感光性樹脂版材固定用具2に貼り付ける。感光
性樹脂版材固定用具2はモ−タ3により、感光性樹脂版
材10と平行に円運動する。本発明においては、感光性
樹脂版材に対して、現像ブラシが相対的に回転運動(ブ
ラシ自身が回転すること)必要はなく、現像ブラシが支
持体ごと、感光性樹脂版材に対して、相対的に円運動す
ればよい。その結果、感光性樹脂版10が大きく運動す
ることになり、未硬化部分もしくは光可溶化部分を、現
像液中に浸漬されたブラシでを用いてこすりとり、その
結果フロア−が平滑で良好なレリ−フ形状を有する印刷
版が得られる。
て説明する。現像液11を感光性樹脂版材固定用具2が
浸漬される程度に現像槽9に投入する。パターン露光後
の感光性樹脂版材10を両面テ−プ等で、ステンレス板
からなる感光性樹脂版材固定用具2に貼り付ける。感光
性樹脂版材固定用具2はモ−タ3により、感光性樹脂版
材10と平行に円運動する。本発明においては、感光性
樹脂版材に対して、現像ブラシが相対的に回転運動(ブ
ラシ自身が回転すること)必要はなく、現像ブラシが支
持体ごと、感光性樹脂版材に対して、相対的に円運動す
ればよい。その結果、感光性樹脂版10が大きく運動す
ることになり、未硬化部分もしくは光可溶化部分を、現
像液中に浸漬されたブラシでを用いてこすりとり、その
結果フロア−が平滑で良好なレリ−フ形状を有する印刷
版が得られる。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0015】実施例1 感光性樹脂版材としてトレリ−フWF200RII(東レ
(株)製、サイズ150mm×210mm,感光層厚
1.75mm)を用いた。感光性樹脂版材にネガティブ
の原図フイルム(2cm×4cmの枠、7級の明朝文字
を含む絵柄)を真空密着させて、300〜400nmの
波長を持つケミカル灯にて紫外線を3分間照射してパタ
ーン露光を行った。ついで図2に記載の現像機と同じ作
用をもつ富士トレリ−フウオッシャ−FTW350LII
(東レ(株)製)を用いた。現像ブラシの束としては、
図4のように並列配列の形態ですべての仮想三角形のd
およびhが7mmのブラシを用いた。なおブラシ束は、
材質はポリブチレンテレフタレ−トであり、ブラシ毛直
径150μで、ブラシ本数約500本、ブラシ毛長17
mmのものとした。図3に示すようにパターン露光済み
感光性樹脂版材を両面テ−プにて感光性樹脂版固定具2
に貼り付け、現像槽9に感光性樹脂版材が浸漬する程度
に30℃の水を入れた後、ふたを閉めて現像ブラシの円
運動半径を30mmとして、1回/秒の円運動による
2.5分間のブラシ現像を行った。その結果、レリ−フ
深度が1000μであり、未露光部を残した状態で、洗
い出し現像を終了した。現像終了した版材のフロア−は
平滑であり、7級の明朝文字も完全に再現していること
が確認された。
(株)製、サイズ150mm×210mm,感光層厚
1.75mm)を用いた。感光性樹脂版材にネガティブ
の原図フイルム(2cm×4cmの枠、7級の明朝文字
を含む絵柄)を真空密着させて、300〜400nmの
波長を持つケミカル灯にて紫外線を3分間照射してパタ
ーン露光を行った。ついで図2に記載の現像機と同じ作
用をもつ富士トレリ−フウオッシャ−FTW350LII
(東レ(株)製)を用いた。現像ブラシの束としては、
図4のように並列配列の形態ですべての仮想三角形のd
およびhが7mmのブラシを用いた。なおブラシ束は、
材質はポリブチレンテレフタレ−トであり、ブラシ毛直
径150μで、ブラシ本数約500本、ブラシ毛長17
mmのものとした。図3に示すようにパターン露光済み
感光性樹脂版材を両面テ−プにて感光性樹脂版固定具2
に貼り付け、現像槽9に感光性樹脂版材が浸漬する程度
に30℃の水を入れた後、ふたを閉めて現像ブラシの円
運動半径を30mmとして、1回/秒の円運動による
2.5分間のブラシ現像を行った。その結果、レリ−フ
深度が1000μであり、未露光部を残した状態で、洗
い出し現像を終了した。現像終了した版材のフロア−は
平滑であり、7級の明朝文字も完全に再現していること
が確認された。
【0016】実施例2 感光性樹脂版材として水現像型フレキソ印刷版材フレキ
シ−ドBタイプ(日本ペイント(株)製、サイズ150
mm×210mm,版厚2.84mm、硬度ショアA5
5度)を用いた。感光性樹脂版材にネガティブの原図フ
イルム(2cm×4cmの枠、7級の明朝文字を含む絵
柄)を真空密着させ300〜400nmの波長を持つ高
輝度ケミカル灯にて、紫外線を10分間照射してパター
ン露光を行った。ついで図2に記載の現像機と同等の機
能をもつ富士トレリ−フウオッシャ−FTW350LII
(東レ(株)製)を準備し、図5のように千鳥配列でd
およびhを10mmとした平面状現像ブラシを取り付け
た。なお、現像ブラシの材質はポリブチレンテレフタレ
−ト、ブラシ毛直径150μ、1束あたりブラシ本数約
500本、ブラシ毛長17mmとした。図3に示すよう
に露光済み感光性樹脂版材を両面テ−プにて、ステンレ
ス板2に貼り付け、現像槽9に感光性樹脂版材が浸漬す
る程度に水を入れてヒ−タを入れて水温を40℃にした
後、ふたを閉めてモ−タ3を10分間作動させ、ブラシ
の円運動半径を30mmとして、回転数1回/秒で現像
を行った。未露光部は版表面から1000μまでの部分
まで洗い出しされていた。現像終了した版材のフロア−
は平滑であり、7級の明朝文字も完全に再現しているこ
とが確認された。
シ−ドBタイプ(日本ペイント(株)製、サイズ150
mm×210mm,版厚2.84mm、硬度ショアA5
5度)を用いた。感光性樹脂版材にネガティブの原図フ
イルム(2cm×4cmの枠、7級の明朝文字を含む絵
柄)を真空密着させ300〜400nmの波長を持つ高
輝度ケミカル灯にて、紫外線を10分間照射してパター
ン露光を行った。ついで図2に記載の現像機と同等の機
能をもつ富士トレリ−フウオッシャ−FTW350LII
(東レ(株)製)を準備し、図5のように千鳥配列でd
およびhを10mmとした平面状現像ブラシを取り付け
た。なお、現像ブラシの材質はポリブチレンテレフタレ
−ト、ブラシ毛直径150μ、1束あたりブラシ本数約
500本、ブラシ毛長17mmとした。図3に示すよう
に露光済み感光性樹脂版材を両面テ−プにて、ステンレ
ス板2に貼り付け、現像槽9に感光性樹脂版材が浸漬す
る程度に水を入れてヒ−タを入れて水温を40℃にした
後、ふたを閉めてモ−タ3を10分間作動させ、ブラシ
の円運動半径を30mmとして、回転数1回/秒で現像
を行った。未露光部は版表面から1000μまでの部分
まで洗い出しされていた。現像終了した版材のフロア−
は平滑であり、7級の明朝文字も完全に再現しているこ
とが確認された。
【0017】比較例1 平面状現像ブラシでのブラシ束の植え込み方法を図4の
ように並列配列の形態をもち、すべての仮想三角形のd
およびhが14mmとした。そしてブラシの円運動半径
を40mmとした以外は、実施例1と同様に、2.5分
間ブラシ現像を行った。現像終了した版材の最深レリ−
フ深度は600μであり、フロア−に凹凸が見られ、7
級の明朝文字の細かな抜けが完全に再現されず印刷用の
刷版として不完全であった。
ように並列配列の形態をもち、すべての仮想三角形のd
およびhが14mmとした。そしてブラシの円運動半径
を40mmとした以外は、実施例1と同様に、2.5分
間ブラシ現像を行った。現像終了した版材の最深レリ−
フ深度は600μであり、フロア−に凹凸が見られ、7
級の明朝文字の細かな抜けが完全に再現されず印刷用の
刷版として不完全であった。
【0018】比較例2 平面状現像ブラシにおけるブラシ束の植え込み方法を、
図5の千鳥配列ですべての仮想三角形のdおよびhを1
4mmとした。ブラシの円運動半径を30mmとした他
は、実施例2と同様に露光して、10分間ブラシ現像を
行った。現像終了した版材の最深レリ−フ深度は500
μであり、フロア−に凹凸ができ、7級の明朝文字の細
かな抜けが完全に再現されず印刷用の刷版として不完全
であった。
図5の千鳥配列ですべての仮想三角形のdおよびhを1
4mmとした。ブラシの円運動半径を30mmとした他
は、実施例2と同様に露光して、10分間ブラシ現像を
行った。現像終了した版材の最深レリ−フ深度は500
μであり、フロア−に凹凸ができ、7級の明朝文字の細
かな抜けが完全に再現されず印刷用の刷版として不完全
であった。
【0019】実施例3、比較例3 図4の並列配列の形態をもち、すべての仮想三角形のd
およびhが7mm,10mmおよび14mmである3種
のブラシを用意し、それぞれの現像ブラシを用いて、ブ
ラシの円運動半径を15mm,20mm、30mm,4
0mmおよび50mmの5条件とした以外は、実施例1
と同様に、パターン露光、現像操作を行った。現像後の
フロアーの状態および7級の明朝文字の状態を目視で観
察した。観察結果を表1に示す。
およびhが7mm,10mmおよび14mmである3種
のブラシを用意し、それぞれの現像ブラシを用いて、ブ
ラシの円運動半径を15mm,20mm、30mm,4
0mmおよび50mmの5条件とした以外は、実施例1
と同様に、パターン露光、現像操作を行った。現像後の
フロアーの状態および7級の明朝文字の状態を目視で観
察した。観察結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明の方法および現像装置によれば優
れた画像再現性、現像性を提供する。
れた画像再現性、現像性を提供する。
【図1】本発明の現像ブラシにおけるブラシ束の配置の
一部を示す概略図である。
一部を示す概略図である。
【図2】自動現像機の概略を示す正面からの透視図であ
る。
る。
【図3】自動現像機における現像工程の概略を示す正面
からの透視図である。
からの透視図である。
【図4】実施例1で用いたブラシ束の配置の一部を示す
図である。
図である。
【図5】実施例2で用いたブラシ束の配置の一部を示す
図である。
図である。
1:自動現像機 2:感光性樹脂版材固定用具(ステンレス板) 3:モ−タ 4:従動軸 5:クランク 6:ブラシ束 7:ブラシ台 10:現像槽 11:感光性樹脂版材 12:現像液 100:ブラシ束
Claims (4)
- 【請求項1】パターン露光後の感光性樹脂印刷版を現像
液中に浸漬して、平面状の現像ブラシを前記感光性印刷
版に平行に円運動させて感光性樹脂印刷版を現像する方
法であって、現像ブラシが、ブラシ支持体に複数のブラ
シ束が固定されているものであり、かつ隣接するブラシ
束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した場合、前記三角
形の最短辺の長さd、および前記底辺に対する三角形高
さhがそれぞれ10mm以下である三角形の数が、ブラ
シに存在する仮想三角形の数に対して50%以上であ
り、現像ブラシの円運動の半径が20mm以上であるこ
とを特徴とする感光性樹脂印刷版の現像方法。 - 【請求項2】 ブラシ支持体に対するブラシ束のブラシ
密度が0.1以上であるものである請求項1記載の感光
性樹脂印刷版の現像方法。 - 【請求項3】 現像液が水を主成分である請求項1また
は2記載の感光性樹脂印刷版の現像方法。 - 【請求項4】 洗い出し槽、前記洗い出し槽の内部に一
部または全部が存在する現像ブラシ、前記現像ブラシの
先に対向して存在する感光性樹脂版材固定用具、および
現像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具に連結して、
現像ブラシまたは感光性樹脂版材固定用具を、感光性樹
脂版に平行に、かつ20mm以上の円運動をせしめる駆
動手段を具備しており、前記現像ブラシが、ブラシ支持
体に複数のブラシ束が固定されているものであり、かつ
隣接するブラシ束同士をつなぐ複数の三角形を仮想した
場合、前記三角形の最短の底辺の長さd、および前記底
辺に対する三角形高さhがそれぞれ10mm以下である
三角形の数が、ブラシに存在する仮想三角形の数に対し
て50%以上であることを特徴とする感光性樹脂印刷版
現像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27967796A JPH10123719A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 感光性樹脂印刷版の現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27967796A JPH10123719A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 感光性樹脂印刷版の現像方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10123719A true JPH10123719A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17614336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27967796A Pending JPH10123719A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 感光性樹脂印刷版の現像方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10123719A (ja) |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP27967796A patent/JPH10123719A/ja active Pending
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