JPH1012454A - トランスの巻線構造 - Google Patents
トランスの巻線構造Info
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- JPH1012454A JPH1012454A JP17978896A JP17978896A JPH1012454A JP H1012454 A JPH1012454 A JP H1012454A JP 17978896 A JP17978896 A JP 17978896A JP 17978896 A JP17978896 A JP 17978896A JP H1012454 A JPH1012454 A JP H1012454A
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻線の導体部分と端子との間の半田付け部分
に起因する電力損失を低減し、また巻線に発生する熱を
効率的に伝導し、放熱するすることのできるトランスの
巻線構造を提供する。 【解決手段】 平面的に展開するとロの字形となる薄板
状の金属導体5aを、縦方向の辺の中央部の所定の位置
(a)で折り合わせ、さらに金属導体5aの横方向の2
辺が対向し、かつ平行した状態となるように、縦方向の
辺の所定の位置(b)、(c)で折り曲げる。この工程
により端子部分5b−1、2とコイル部分5c−1、2
が形成された巻線5を得る。コイル部分5c−1、2の
間に別の巻線を挟み込み、その状態で巻線5と別の巻線
をトランスコアに組み込んでトランスを構成する。
に起因する電力損失を低減し、また巻線に発生する熱を
効率的に伝導し、放熱するすることのできるトランスの
巻線構造を提供する。 【解決手段】 平面的に展開するとロの字形となる薄板
状の金属導体5aを、縦方向の辺の中央部の所定の位置
(a)で折り合わせ、さらに金属導体5aの横方向の2
辺が対向し、かつ平行した状態となるように、縦方向の
辺の所定の位置(b)、(c)で折り曲げる。この工程
により端子部分5b−1、2とコイル部分5c−1、2
が形成された巻線5を得る。コイル部分5c−1、2の
間に別の巻線を挟み込み、その状態で巻線5と別の巻線
をトランスコアに組み込んでトランスを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その巻線を偏平に
形成して部品形状の薄型化を図った電源装置等に用いら
れるトランスにおいて、電力損失の低減と放熱に有利な
トランスの巻線構造に関する。
形成して部品形状の薄型化を図った電源装置等に用いら
れるトランスにおいて、電力損失の低減と放熱に有利な
トランスの巻線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスを薄型化する上で最も問題とな
るのは、トランスの巻線をいかにして薄い形状に形成す
るか、という事項である。これまでのトランスには、絶
縁シートあるいは絶縁基板上にインダクタンスを有する
ような導体パターンを施し、この絶縁シートあるいは絶
縁基板を積層してトランスの巻線を形成し、その外形の
薄型化を図ったものがある。このインダクタンスを有す
るような導体パターンを表面に施した絶縁シートあるい
は絶縁基板は、シートコイル、プリントコイルなどと呼
ばれている。(以下、シートコイルで統一する) このシートコイルを巻線として使用することによりその
外形を薄型化した従来のトランスの一例を図9(斜視
図)に示した。
るのは、トランスの巻線をいかにして薄い形状に形成す
るか、という事項である。これまでのトランスには、絶
縁シートあるいは絶縁基板上にインダクタンスを有する
ような導体パターンを施し、この絶縁シートあるいは絶
縁基板を積層してトランスの巻線を形成し、その外形の
薄型化を図ったものがある。このインダクタンスを有す
るような導体パターンを表面に施した絶縁シートあるい
は絶縁基板は、シートコイル、プリントコイルなどと呼
ばれている。(以下、シートコイルで統一する) このシートコイルを巻線として使用することによりその
外形を薄型化した従来のトランスの一例を図9(斜視
図)に示した。
【0003】図9に示すトランスは、各巻線に相当する
シートコイルを積層したシートコイル積層体1aによっ
て1次巻線と2次巻線を形成し、そのシートコイル積層
体1aをコア2に組み込み、さらにシートコイル積層体
1aの貫通孔3a〜3dに端子4a〜4bを挿入した上
で半田付けした構成となっている。ここで、シートコイ
ル積層体1aの貫通孔3a〜3dは、各シートコイルの
導体パターンと電気的に接続された、あるいは絶縁され
たスルーホールによって形成されたものである。このた
め各シートコイルの導体パターンと回路基板の上に形成
された回路パターンは、半田付けされた端子4a〜4d
と貫通孔3a〜3dを介して電気的に接続されることに
なる。
シートコイルを積層したシートコイル積層体1aによっ
て1次巻線と2次巻線を形成し、そのシートコイル積層
体1aをコア2に組み込み、さらにシートコイル積層体
1aの貫通孔3a〜3dに端子4a〜4bを挿入した上
で半田付けした構成となっている。ここで、シートコイ
ル積層体1aの貫通孔3a〜3dは、各シートコイルの
導体パターンと電気的に接続された、あるいは絶縁され
たスルーホールによって形成されたものである。このた
め各シートコイルの導体パターンと回路基板の上に形成
された回路パターンは、半田付けされた端子4a〜4d
と貫通孔3a〜3dを介して電気的に接続されることに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すトランス
は、巻線としてのシートコイル上の導体パターンと回路
基板上の回路パターンとの間の電気的接続を行うのに端
子4a〜4dを使用しており、貫通孔3a〜3dと端子
4a〜4dを半田付けすることが要求される。ここでト
ランスの2次巻線から負荷へ大きな電流を供給する場
合、シートコイルの導体パターンと端子との間の半田付
け部分にも、そこを流れる電流によって電力損失が発生
することになる。一般的な半田はスズを主成分とする合
金よりなり、この合金はシートコイル上の導体パターン
や端子に使用される銅の約8倍の抵抗率を示す。このた
め、半田付け部分において発生する電力損失は無視出来
ない大きさになることがあった。
は、巻線としてのシートコイル上の導体パターンと回路
基板上の回路パターンとの間の電気的接続を行うのに端
子4a〜4dを使用しており、貫通孔3a〜3dと端子
4a〜4dを半田付けすることが要求される。ここでト
ランスの2次巻線から負荷へ大きな電流を供給する場
合、シートコイルの導体パターンと端子との間の半田付
け部分にも、そこを流れる電流によって電力損失が発生
することになる。一般的な半田はスズを主成分とする合
金よりなり、この合金はシートコイル上の導体パターン
や端子に使用される銅の約8倍の抵抗率を示す。このた
め、半田付け部分において発生する電力損失は無視出来
ない大きさになることがあった。
【0005】またシートコイル上の導体パターンに発生
した熱は、シートコイル積層体(1a)の表面へ伝導す
るのと同時に端子及び回路基板上の回路パターンへも伝
導し、シートコイル積層体1a、端子4a〜4d、回路
パターンの各表面から大気中に発散される。しかし半田
の熱伝導率は銅のそれよりも低く、また半田付け部にお
いても電力損失による熱の発生があるため、シートコイ
ル上の導体パターンと金属端子との間の熱勾配が大きく
なる。その結果、熱の伝導が悪くなり、効率的なシート
コイルの放熱が行われなくなる恐れがあった。従って本
発明は、巻線の導体部分と端子との間の半田付け部分に
起因する電力損失を低減し、また巻線に発生する熱を効
率的に伝導し、放熱することのできるトランスの巻線構
造を提供することを目的とする。
した熱は、シートコイル積層体(1a)の表面へ伝導す
るのと同時に端子及び回路基板上の回路パターンへも伝
導し、シートコイル積層体1a、端子4a〜4d、回路
パターンの各表面から大気中に発散される。しかし半田
の熱伝導率は銅のそれよりも低く、また半田付け部にお
いても電力損失による熱の発生があるため、シートコイ
ル上の導体パターンと金属端子との間の熱勾配が大きく
なる。その結果、熱の伝導が悪くなり、効率的なシート
コイルの放熱が行われなくなる恐れがあった。従って本
発明は、巻線の導体部分と端子との間の半田付け部分に
起因する電力損失を低減し、また巻線に発生する熱を効
率的に伝導し、放熱することのできるトランスの巻線構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、平面的に展開
すると閉ループをなす薄板状の金属導体をその縦方向の
辺の中央部で折り合わせ、金属導体の折り合わせの屈曲
部を端子とし、並列した2つのコイルを形成してなる巻
線の構造を特徴とし、その巻線をトランスに使用するも
のである。
すると閉ループをなす薄板状の金属導体をその縦方向の
辺の中央部で折り合わせ、金属導体の折り合わせの屈曲
部を端子とし、並列した2つのコイルを形成してなる巻
線の構造を特徴とし、その巻線をトランスに使用するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を製造工程順
に述べると次のとうりである。平面的に展開した状態が
ロの字形となる薄板状の金属導体に対し、縦方向の辺の
中央部を除いた導体表面に絶縁を施す。この金属導体を
絶縁を施さなかった縦方向の辺の中央部の所定位置で折
り合わせ、さらに金属導体の横方向の2辺の平面が対向
し、かつ平行した状態となるように、折り合わせの屈曲
部と横方向の辺の間に延在する金属導体の縦方向の辺の
所定位置を折り曲げる。そして折り合わせの屈曲部を端
子とし、並列した2つの1ターンコイルを形成する。こ
の工程により得られた、コイル部分と端子部分が一体に
形成された巻線を、トランスの大きな電流容量を要求さ
れる巻線として使用する。トランスの組み立てに際して
は、その巻線の2つの1ターンコイルの間に別の巻線を
挿入し、巻線間の結合を向上させることのできる巻線の
サンドイッチ構造とする。
に述べると次のとうりである。平面的に展開した状態が
ロの字形となる薄板状の金属導体に対し、縦方向の辺の
中央部を除いた導体表面に絶縁を施す。この金属導体を
絶縁を施さなかった縦方向の辺の中央部の所定位置で折
り合わせ、さらに金属導体の横方向の2辺の平面が対向
し、かつ平行した状態となるように、折り合わせの屈曲
部と横方向の辺の間に延在する金属導体の縦方向の辺の
所定位置を折り曲げる。そして折り合わせの屈曲部を端
子とし、並列した2つの1ターンコイルを形成する。こ
の工程により得られた、コイル部分と端子部分が一体に
形成された巻線を、トランスの大きな電流容量を要求さ
れる巻線として使用する。トランスの組み立てに際して
は、その巻線の2つの1ターンコイルの間に別の巻線を
挿入し、巻線間の結合を向上させることのできる巻線の
サンドイッチ構造とする。
【0008】
【実施例】半田付け部分に起因する電力損失の発生を低
減し、また巻線に発生した熱の放熱を効率的に行うこと
を可能とした、本発明の巻線構造を適用したトランスの
第1の実施例を図1、図2に示した。図1の斜視図に示
すトランスは、その1次巻線をシートコイル積層体1b
によって形成し、2次巻線を巻線5によって形成し、そ
のシートコイル積層体1bと巻線5をコア2に組み込ん
だ構成としている。なお、シートコイル積層体1bの貫
通孔3a、3bに端子4a、4bを挿入し、半田付けを
行う構成は従来と同一である。
減し、また巻線に発生した熱の放熱を効率的に行うこと
を可能とした、本発明の巻線構造を適用したトランスの
第1の実施例を図1、図2に示した。図1の斜視図に示
すトランスは、その1次巻線をシートコイル積層体1b
によって形成し、2次巻線を巻線5によって形成し、そ
のシートコイル積層体1bと巻線5をコア2に組み込ん
だ構成としている。なお、シートコイル積層体1bの貫
通孔3a、3bに端子4a、4bを挿入し、半田付けを
行う構成は従来と同一である。
【0009】ここで巻線5については図3に示すように
して形成されている。先ず未加工展開状態において、そ
の平面の形状がロの字形となっている薄板状の金属導体
5aを用意し、その縦方向の辺の中央部を除いた導体表
面を絶縁材6で覆い、絶縁を施す。このロの字形金属導
体5aは、絶縁を施さなかった中央部の所定の位置
(a)で折り合わせた後、金属導体5aの横方向の2辺
が向かい合い、かつ平行した状態となるように縦方向の
辺の所定位置(b)、(c)を折り曲げる。この2工程
を経て、折り合わせの屈曲部は巻線の端子として端子部
5b−1、2を形成し、絶縁が施された部分は巻線のコ
イル導体としてコイル部分5c−1、2を形成する。
して形成されている。先ず未加工展開状態において、そ
の平面の形状がロの字形となっている薄板状の金属導体
5aを用意し、その縦方向の辺の中央部を除いた導体表
面を絶縁材6で覆い、絶縁を施す。このロの字形金属導
体5aは、絶縁を施さなかった中央部の所定の位置
(a)で折り合わせた後、金属導体5aの横方向の2辺
が向かい合い、かつ平行した状態となるように縦方向の
辺の所定位置(b)、(c)を折り曲げる。この2工程
を経て、折り合わせの屈曲部は巻線の端子として端子部
5b−1、2を形成し、絶縁が施された部分は巻線のコ
イル導体としてコイル部分5c−1、2を形成する。
【0010】こうして得られた巻線5は、図2の断面図
に示すように、そのコイル部分5c−1と5c−2の間
にシートコイル積層体1bを挟んだ状態でコア2に組み
込まれる。このような本発明の巻線構造を適用したトラ
ンスでは、2次巻線としての巻線5は、コイル部分(5
c−1、2)と端子部分(5b−1、2)が一体に形成
されているため半田付けが不要であり、従来の構造で問
題となっていた半田付け部分における電力損失の発生と
熱勾配の増加をなくすことができる。またトランスの1
次巻線と2次巻線を交互に配置し、巻線が巻線を挟み込
むサンドイッチ構造は、巻線間の結合を高めるのに有効
な手段として知られているが、本発明の巻線構造によれ
ば巻線5には2つのコイル部分5c−1と5c−2が一
体で得られるため、巻線のサンドイッチ構造を容易に適
用することができる利点がある。
に示すように、そのコイル部分5c−1と5c−2の間
にシートコイル積層体1bを挟んだ状態でコア2に組み
込まれる。このような本発明の巻線構造を適用したトラ
ンスでは、2次巻線としての巻線5は、コイル部分(5
c−1、2)と端子部分(5b−1、2)が一体に形成
されているため半田付けが不要であり、従来の構造で問
題となっていた半田付け部分における電力損失の発生と
熱勾配の増加をなくすことができる。またトランスの1
次巻線と2次巻線を交互に配置し、巻線が巻線を挟み込
むサンドイッチ構造は、巻線間の結合を高めるのに有効
な手段として知られているが、本発明の巻線構造によれ
ば巻線5には2つのコイル部分5c−1と5c−2が一
体で得られるため、巻線のサンドイッチ構造を容易に適
用することができる利点がある。
【0011】電源装置の仕様によってはトランスの2次
側に複数の出力チャンネルが必要となる場合がある。こ
のような場合における本発明の巻線構造を適用したトラ
ンスの第2の実施例を図4に示した。図4においては、
2つのトランスT2とT3に対して一体の2次巻線を形
成する巻線7の構成が特徴であり、この巻線7によりト
ランスT2とトランスT3を含む電気回路の等価回路は
図5に示すようになる。巻線7の端子部分7b−2は巻
線の中間タップと同じ機能を果たし、端子部分7b−1
と7b−2の間と端子部分7b−2と7b−3の間で2
つの出力チャンネルを設けることが可能となる。
側に複数の出力チャンネルが必要となる場合がある。こ
のような場合における本発明の巻線構造を適用したトラ
ンスの第2の実施例を図4に示した。図4においては、
2つのトランスT2とT3に対して一体の2次巻線を形
成する巻線7の構成が特徴であり、この巻線7によりト
ランスT2とトランスT3を含む電気回路の等価回路は
図5に示すようになる。巻線7の端子部分7b−2は巻
線の中間タップと同じ機能を果たし、端子部分7b−1
と7b−2の間と端子部分7b−2と7b−3の間で2
つの出力チャンネルを設けることが可能となる。
【0012】この図4に示す巻線7は、図6に示すよう
な2重の閉ループ形金属導体7aを所定の位置(a)で
折り合わせ、さらに位置(b)、(c)で折り曲げるこ
とによって形成され、それぞれ第1の閉ループ7d−1
はトランスT2の2次巻線、第2の閉ループ7d−2は
トランスT3の2次巻線となる。なお、さらに多くの出
力チャンネルが必要である場合には、出力チャンネル数
に応じた数の閉ループが形成されたn重の閉ループ形金
属導体で2次巻線を形成し、トランスを複数個併設すれ
ば良い。
な2重の閉ループ形金属導体7aを所定の位置(a)で
折り合わせ、さらに位置(b)、(c)で折り曲げるこ
とによって形成され、それぞれ第1の閉ループ7d−1
はトランスT2の2次巻線、第2の閉ループ7d−2は
トランスT3の2次巻線となる。なお、さらに多くの出
力チャンネルが必要である場合には、出力チャンネル数
に応じた数の閉ループが形成されたn重の閉ループ形金
属導体で2次巻線を形成し、トランスを複数個併設すれ
ば良い。
【0013】電源装置を小型化するのに、構成部品の実
装密度をいかにして高めるかが重要な項目の一つとな
る。回路基板上の回路パターンを介さずに構成部品同士
を直接接続できれば、構成部品間の距離が縮小され、実
装密度を高めることができる。本発明の巻線構造では薄
板状の金属導体を使用しており、金属導体の一部を回路
パターンの代わりに構成部品間の電気的接続に使用する
発想を基にして成されたのが図7に示す本発明の第3の
実施例である。図7において巻線8は、折り合わせを行
う付近の導体幅を広くした金属導体を使用して形成され
ており、端子部分8b−1はその面積が大きく、トラン
スT4の巻線8とダイオードDとの直接接続が容易な形
状となっている。
装密度をいかにして高めるかが重要な項目の一つとな
る。回路基板上の回路パターンを介さずに構成部品同士
を直接接続できれば、構成部品間の距離が縮小され、実
装密度を高めることができる。本発明の巻線構造では薄
板状の金属導体を使用しており、金属導体の一部を回路
パターンの代わりに構成部品間の電気的接続に使用する
発想を基にして成されたのが図7に示す本発明の第3の
実施例である。図7において巻線8は、折り合わせを行
う付近の導体幅を広くした金属導体を使用して形成され
ており、端子部分8b−1はその面積が大きく、トラン
スT4の巻線8とダイオードDとの直接接続が容易な形
状となっている。
【0014】このような構成によれば、構成部品の実装
密度を高めることができるのと同時に装置全体の半田付
け部分に起因する電力損失の低減に寄与する。なお図8
は、トランスT4とダイオードDを直接接続した図7の
等価回路である。
密度を高めることができるのと同時に装置全体の半田付
け部分に起因する電力損失の低減に寄与する。なお図8
は、トランスT4とダイオードDを直接接続した図7の
等価回路である。
【0015】以上までに説明した本発明の各実施例では
1次巻線をシートコイル積層体1b、2次巻線を本発明
による金属導体を折り曲げ加工した巻線(5、7、8)
としているが、これに限定されず、本発明を1次巻線あ
るいは3次以降のいずれの巻線に適用しても構わない。
また、本発明の構造による巻線の間に挿入される別の巻
線は、シートコイルを使用したものでなく導線を巻回し
て形成したものでも良い。さらに、図3に示すようなシ
ート状の絶縁材6を使用しなくとも、例えばワックス等
のコーティングによって金属導体に絶縁を施しても良
い。装置のケースなどにより充分な絶縁と安全性が得ら
れるのならば、特に金属導体に絶縁を施さなくても良
い。
1次巻線をシートコイル積層体1b、2次巻線を本発明
による金属導体を折り曲げ加工した巻線(5、7、8)
としているが、これに限定されず、本発明を1次巻線あ
るいは3次以降のいずれの巻線に適用しても構わない。
また、本発明の構造による巻線の間に挿入される別の巻
線は、シートコイルを使用したものでなく導線を巻回し
て形成したものでも良い。さらに、図3に示すようなシ
ート状の絶縁材6を使用しなくとも、例えばワックス等
のコーティングによって金属導体に絶縁を施しても良
い。装置のケースなどにより充分な絶縁と安全性が得ら
れるのならば、特に金属導体に絶縁を施さなくても良
い。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、展開した
状態が閉ループをなす薄板状の金属導体に折り曲げ加工
を施すことにより、2つの1ターンコイルが形成され、
なおかつ端子部分とコイル部分が一体に形成された巻線
を得ようとするものである。この構造により、巻線の導
体と端子との間に半田付けが不要であり、従来の構造で
問題となっていた半田付け部分における電力損失の発生
と熱勾配の増加をなくすことができる。また巻線には2
つのコイル部分が一体で得られるため、巻線間の結合を
高めることのできる巻線のサンドイッチ構造を容易に適
用することができる。さらに金属導体の一部の導体幅を
広げることで部品同士の直接接続が容易に行うことがで
き、この場合には装置内の構成部品の実装密度を高める
ことができるのと同時に他の構成部品の半田付け部分に
起因する電力損失を低減することもできる利点がある。
状態が閉ループをなす薄板状の金属導体に折り曲げ加工
を施すことにより、2つの1ターンコイルが形成され、
なおかつ端子部分とコイル部分が一体に形成された巻線
を得ようとするものである。この構造により、巻線の導
体と端子との間に半田付けが不要であり、従来の構造で
問題となっていた半田付け部分における電力損失の発生
と熱勾配の増加をなくすことができる。また巻線には2
つのコイル部分が一体で得られるため、巻線間の結合を
高めることのできる巻線のサンドイッチ構造を容易に適
用することができる。さらに金属導体の一部の導体幅を
広げることで部品同士の直接接続が容易に行うことがで
き、この場合には装置内の構成部品の実装密度を高める
ことができるのと同時に他の構成部品の半田付け部分に
起因する電力損失を低減することもできる利点がある。
【図1】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第1の実施例の外形斜視図。
第1の実施例の外形斜視図。
【図2】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第1の実施例の断面図。
第1の実施例の断面図。
【図3】 本発明による巻線構造の基になる金属導体の
未加工展開状態と加工形成状態の比較図。
未加工展開状態と加工形成状態の比較図。
【図4】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第2の実施例の外形斜視図。
第2の実施例の外形斜視図。
【図5】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第2の実施例の等価回路図。
第2の実施例の等価回路図。
【図6】 第2の実施例のトランスに使用される巻線の
巻線形成前の金属導体の展開図。
巻線形成前の金属導体の展開図。
【図7】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第3の実施例の外形斜視図。
第3の実施例の外形斜視図。
【図8】 本発明による巻線構造を適用したトランスの
第3の実施例の等価回路図。
第3の実施例の等価回路図。
【図9】 従来のトランスの外形の斜視図。
1a、1b シートコイル積層体 2 コア 3(a〜d) 貫通孔 4(a〜d) (独立した)端子 5 巻線(2次) 5a ロの字形金属導体 5b−1、2 端子部分 5c−1、2 コイル部分 6 絶縁材 7 巻線(2次) 7a 2重閉ループ形金属導体 7b−1〜3 端子部分 7d−1、2 閉ループ 8 巻線(2次) 8b−1、2 端子部分 (a) 折り合わせ位置 (b)、(c) 折り曲げ位置
Claims (5)
- 【請求項1】 平面的に展開すると閉ループをなす薄板
状の金属導体をその中央部で折り合わせて並列した2つ
のコイルを形成し、該金属導体の折り合わせの屈曲部を
回路基板方向に折り曲げて端子としたことを特徴とする
トランスの巻線構造。 - 【請求項2】 平面的に展開すると閉ループをなす薄板
状の金属導体をその縦方向の辺の中央部で折り合わせ、
該金属導体の横方向の2辺が対向し、かつ平行した状態
となるように該金属導体の縦方向の辺を折り曲げ、該金
属導体の折り合わせの屈曲部を端子とし、並列した2つ
のコイルを形成することを特徴とするトランスの巻線構
造。 - 【請求項3】 複数の巻線を有するトランスにおいて、
該複数の巻線のうち少なくとも一つの巻線は、平面的に
展開すると閉ループをなす薄板状の金属導体をその縦方
向の辺の中央部で折り合わせ、該金属導体の横方向の2
辺が対向し、かつ平行した状態となるように該金属導体
の縦方向の辺を折り曲げ、該金属導体の折り合わせの屈
曲部を端子とし、並列した2つのコイルを形成したもの
より成り、該並列した2つのコイルの間には別の巻線が
挟み込まれることを特徴とするトランスの巻線構造。 - 【請求項4】 前記金属導体の屈曲部付近の導体幅を広
くすることにより該屈曲部により形成される巻線の端子
の面積を大きくし、該端子に直接他の電子部品を電気的
に接続することを可能とした、請求項1乃至請求項3に
記載したトランスの巻線構造。 - 【請求項5】 前記金属導体は、未加工の展開時におい
て、その平面が略ロの字の形状となっていることを特徴
とする、請求項1乃至請求項4に記載したトランスの巻
線構造。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP17978896A JPH1012454A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | トランスの巻線構造 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP17978896A JPH1012454A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | トランスの巻線構造 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1012454A true JPH1012454A (ja) | 1998-01-16 |
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ID=16071909
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JPH1012454A (ja) |
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