JPH10124892A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JPH10124892A JPH10124892A JP29597096A JP29597096A JPH10124892A JP H10124892 A JPH10124892 A JP H10124892A JP 29597096 A JP29597096 A JP 29597096A JP 29597096 A JP29597096 A JP 29597096A JP H10124892 A JPH10124892 A JP H10124892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracking
- circuit
- tracking error
- output
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型もしくは低価格のディスクドライブ装置
であっても自動バランス調整を実現できるようにし、そ
れによる再生能力の向上をはかる。 【解決手段】 トラッキングサーボループがオフとなっ
ている期間において、抽出手段23でトラッキングエラ
ー信号から低域成分を抽出することでトラッキングエラ
ー信号に重畳されているオフセットレベルを求め、その
オフセットレベルVCNT で直接第1もしくは第2の検知
手段の出力(SPD1 又はSPD2 )を補正する。
であっても自動バランス調整を実現できるようにし、そ
れによる再生能力の向上をはかる。 【解決手段】 トラッキングサーボループがオフとなっ
ている期間において、抽出手段23でトラッキングエラ
ー信号から低域成分を抽出することでトラッキングエラ
ー信号に重畳されているオフセットレベルを求め、その
オフセットレベルVCNT で直接第1もしくは第2の検知
手段の出力(SPD1 又はSPD2 )を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクドライブ装
置に関し、特にそのトラッキングサーボを実行する回路
系に係るものである。
置に関し、特にそのトラッキングサーボを実行する回路
系に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコンパクトディスクプレーヤのよ
うなディスクドライブ装置が知られており、この種のデ
ィスクドライブ装置としては、コンパクトディスク上の
記録トラックに3つのレーザスポットを照射し、これに
より得られる戻り光を用いてトラッキング制御する、い
わゆる3ビーム法によつてトラッキングサーボを行うよ
うにしたものがある。
うなディスクドライブ装置が知られており、この種のデ
ィスクドライブ装置としては、コンパクトディスク上の
記録トラックに3つのレーザスポットを照射し、これに
より得られる戻り光を用いてトラッキング制御する、い
わゆる3ビーム法によつてトラッキングサーボを行うよ
うにしたものがある。
【0003】図3にホすように、この3ビーム法による
トラッキングサーボ方式においては、半導体レーザから
射出されたレーザ光を、回析格子を用いて0次回析光で
なるメインビーム及び±1次回析光でなる2本のサブビ
ームに分離する。そして、メインビームをコンパクトデ
ィスク上の記録トラックTRKに形成された記録ピット
PTに再生用レーザスポットSPMAINとして照射し、こ
れにより記録情報を再生するとともに、2本のサブビー
ムSPSUB1,SPSUB2を、記録トラックTRKの走行方
向(矢印aで示す)にみて再生用レーザスポットSP
MAINの前後に照射する。この2本のサブビームS
PSUB1,SPSUB2を、第1及び第2のトラッキング用レ
一ザスポットとしている。
トラッキングサーボ方式においては、半導体レーザから
射出されたレーザ光を、回析格子を用いて0次回析光で
なるメインビーム及び±1次回析光でなる2本のサブビ
ームに分離する。そして、メインビームをコンパクトデ
ィスク上の記録トラックTRKに形成された記録ピット
PTに再生用レーザスポットSPMAINとして照射し、こ
れにより記録情報を再生するとともに、2本のサブビー
ムSPSUB1,SPSUB2を、記録トラックTRKの走行方
向(矢印aで示す)にみて再生用レーザスポットSP
MAINの前後に照射する。この2本のサブビームS
PSUB1,SPSUB2を、第1及び第2のトラッキング用レ
一ザスポットとしている。
【0004】この第1及び第2のトラッキング用レーザ
スポットSPSUB1,SPSUB2には、例えば再生用レーザ
スポットSPMAINの中心が記録トラックTRKのトラッ
ク中心TRKCTR に位置決めされたジャストトラッキン
グ状態(図3(a))のとき、それぞれ第1及び第2の
トラッキング用レーザスポットSPSUB1,SPSUB2の中
心SPCTR1,SPCTR2が同一量Δxだけ内周側及び外周
側(図3では、トラック中心TRKCTR に対して、右側
を内周側、左側を外周側としている)にずれた位置に位
置決めされている。
スポットSPSUB1,SPSUB2には、例えば再生用レーザ
スポットSPMAINの中心が記録トラックTRKのトラッ
ク中心TRKCTR に位置決めされたジャストトラッキン
グ状態(図3(a))のとき、それぞれ第1及び第2の
トラッキング用レーザスポットSPSUB1,SPSUB2の中
心SPCTR1,SPCTR2が同一量Δxだけ内周側及び外周
側(図3では、トラック中心TRKCTR に対して、右側
を内周側、左側を外周側としている)にずれた位置に位
置決めされている。
【0005】なおトラッキングエラー信号は、第1及び
第2のトラッキング用レーザスポツトSPSUB1,SP
SUB2の戻り光を、それぞれ第1及び第2のトラッキング
用光ディテクタで受光し、その結果得られるそれぞれの
受光出力の差分を演算して得るようにされており、従っ
て図3(a)のジャストトラッキング状態のときに得ら
れるトラッキングエラー信号は0レベルになる。
第2のトラッキング用レーザスポツトSPSUB1,SP
SUB2の戻り光を、それぞれ第1及び第2のトラッキング
用光ディテクタで受光し、その結果得られるそれぞれの
受光出力の差分を演算して得るようにされており、従っ
て図3(a)のジャストトラッキング状態のときに得ら
れるトラッキングエラー信号は0レベルになる。
【0006】またこれに対して、再生用レーザスポット
SPMAINの中心が記録トラックTRKのトラック中心T
RKCTR に対して、外周側( 又は内周側) に所定量Δz
だけずれた状態(図3(b)又は図3(c))のときに
は、これに応じて第1及び第2のトラッキング用レーザ
スポットSPSUB1,SPSUB2の中心SPCTR1,SPCT R2
がずれ、この結果それぞれの戻り光に光量差が生じ、従
ってトラッキングエラー信号には、そのずれ量に応じた
正(又は負)の信号レベルが生じる。
SPMAINの中心が記録トラックTRKのトラック中心T
RKCTR に対して、外周側( 又は内周側) に所定量Δz
だけずれた状態(図3(b)又は図3(c))のときに
は、これに応じて第1及び第2のトラッキング用レーザ
スポットSPSUB1,SPSUB2の中心SPCTR1,SPCT R2
がずれ、この結果それぞれの戻り光に光量差が生じ、従
ってトラッキングエラー信号には、そのずれ量に応じた
正(又は負)の信号レベルが生じる。
【0007】このためコンパクトディスクプレーヤにお
いては、トラッキング制御回路を用いて、トラッキング
エラー信号の信号レベルを常に0レベルにするように、
対物レンズが保持された2軸デバイスのトラッキングコ
イルをトラッキング方向(記録トラックの走行方向aに
直交する方向) に駆動することにより、適正なトラッキ
ングサーボを行うようにしている。
いては、トラッキング制御回路を用いて、トラッキング
エラー信号の信号レベルを常に0レベルにするように、
対物レンズが保持された2軸デバイスのトラッキングコ
イルをトラッキング方向(記録トラックの走行方向aに
直交する方向) に駆動することにより、適正なトラッキ
ングサーボを行うようにしている。
【0008】ところが実際には、トラッキング用光ディ
テクタの特性上の差異や、光学系全体のアライメントの
ずれ等によって、ジャストトラッキング状態のときでも
第1及び第2のトラッキング用光デイテクタから得られ
る信号に差異が生じ、即ちジャストトラッキング状態の
ときにもトラッキングエラー信号は0レベルにならない
ことがあった。
テクタの特性上の差異や、光学系全体のアライメントの
ずれ等によって、ジャストトラッキング状態のときでも
第1及び第2のトラッキング用光デイテクタから得られ
る信号に差異が生じ、即ちジャストトラッキング状態の
ときにもトラッキングエラー信号は0レベルにならない
ことがあった。
【0009】そこで、第1、第2のトラッキング用光デ
ィテクタの一方の出力についての増幅レベルを調整可能
とする(例えば半固定抵抗等の調整手段を設ける)など
により、特性やアライメント誤差を吸収できるようにし
てた。つまりジャストトラッキング状態のときにトラッ
キングエラー信号が0レベルになるようにする調整して
いた。
ィテクタの一方の出力についての増幅レベルを調整可能
とする(例えば半固定抵抗等の調整手段を設ける)など
により、特性やアライメント誤差を吸収できるようにし
てた。つまりジャストトラッキング状態のときにトラッ
キングエラー信号が0レベルになるようにする調整して
いた。
【0010】さらに本出願人は先に、第1、第2のトラ
ッキング用光デイテクタのバランス調整を自動的に実現
するトラッキング制御回路を提案した。図4に本出願人
が先に提案したトラッキング制御回路を示す。
ッキング用光デイテクタのバランス調整を自動的に実現
するトラッキング制御回路を提案した。図4に本出願人
が先に提案したトラッキング制御回路を示す。
【0011】図4のトラッキング制御回路において、ト
ラッキング用光デイテクタ2A,2B(以下、ディテク
タ)は、それぞれトラッキング用レーザスポットSP
SUB1,SPSUB2による反射光を受光し、その光量に応じ
た受光出力SPD1 ,SPD2 をトラッキングエラー増幅回
路11に供給する。
ラッキング用光デイテクタ2A,2B(以下、ディテク
タ)は、それぞれトラッキング用レーザスポットSP
SUB1,SPSUB2による反射光を受光し、その光量に応じ
た受光出力SPD1 ,SPD2 をトラッキングエラー増幅回
路11に供給する。
【0012】トラッキングエラー増幅回路11には、演
算増幅器構成で成り帰還抵抗R11が接続されたバッフ
ァ回路11Aが設けられ、ディテクタ2Aからの受光出
力SPD1 がバッファ回路11Aで電流値から電圧値に変
換され、入力抵抗R13を介して減算回路11Cの反転
入力端に入力される。これに対してディテクタ2Bから
入力された受光出力SPD2 は、可変利得増幅回路11B
に入力されて所定の増幅率で増幅されると共に電流値か
ら電圧値に変換され、入力抵抗R14を介して減算回路
11Cの非反転入力端に入力される。
算増幅器構成で成り帰還抵抗R11が接続されたバッフ
ァ回路11Aが設けられ、ディテクタ2Aからの受光出
力SPD1 がバッファ回路11Aで電流値から電圧値に変
換され、入力抵抗R13を介して減算回路11Cの反転
入力端に入力される。これに対してディテクタ2Bから
入力された受光出力SPD2 は、可変利得増幅回路11B
に入力されて所定の増幅率で増幅されると共に電流値か
ら電圧値に変換され、入力抵抗R14を介して減算回路
11Cの非反転入力端に入力される。
【0013】減算回路11Cの反転入力端には負帰還抵
抗R15が接続され、また非反転入力端は抵抗R16を
介して接地されている。そして減算回路11Cの出力
端、即ちトラッキングエラー増幅回路11の出力として
は、受光出力SPD1 ,SPD2 の差分演算によるトラッキ
ングエラー信号STEとなる。
抗R15が接続され、また非反転入力端は抵抗R16を
介して接地されている。そして減算回路11Cの出力
端、即ちトラッキングエラー増幅回路11の出力として
は、受光出力SPD1 ,SPD2 の差分演算によるトラッキ
ングエラー信号STEとなる。
【0014】このトラッキングエラ一信号STEは、A/
D変換器12に入力されて、デジタル値によるトラッキ
ングエラーデータDTTEに変換され、マイクロコンピユ
ータ構成のデジタル信号処理プロセッサでなるサーボデ
ータ形成回路13に送出される。サーボデータ形成回路
13は、入力されるトラッキングエラーデータDTTEに
対して、デジタル的なレベル調整、位相補償等のサーボ
データ形成処理を施し、この結果生成されたトラッキン
グサーボデータDTSBを、続く第1のPWM(pulse wi
dth modulation) テコード回路14に送出する。
D変換器12に入力されて、デジタル値によるトラッキ
ングエラーデータDTTEに変換され、マイクロコンピユ
ータ構成のデジタル信号処理プロセッサでなるサーボデ
ータ形成回路13に送出される。サーボデータ形成回路
13は、入力されるトラッキングエラーデータDTTEに
対して、デジタル的なレベル調整、位相補償等のサーボ
データ形成処理を施し、この結果生成されたトラッキン
グサーボデータDTSBを、続く第1のPWM(pulse wi
dth modulation) テコード回路14に送出する。
【0015】これにより第1のPWMデコード回路14
は、入力されたトラッキングサーボデータDTSBをPW
M変調方式でデコードし、この結果得られるデコード信
号をトラッキングコイル駆動回路15にトラッキングコ
イル駆動信号SDVとして送出する。かくして、トラッキ
ングコイル駆動信号SDVはトラッキングコイル駆動回路
15を介して2軸デバイス16のトラッキングコイル1
6Aに供給され、これによりトラッキングサーボデータ
DTSBに応じて、2軸デバイス16すなわち光ヘッドの
対物レンズがトラッキング方向に駆動制御され、トラッ
キングサーボが実行される。
は、入力されたトラッキングサーボデータDTSBをPW
M変調方式でデコードし、この結果得られるデコード信
号をトラッキングコイル駆動回路15にトラッキングコ
イル駆動信号SDVとして送出する。かくして、トラッキ
ングコイル駆動信号SDVはトラッキングコイル駆動回路
15を介して2軸デバイス16のトラッキングコイル1
6Aに供給され、これによりトラッキングサーボデータ
DTSBに応じて、2軸デバイス16すなわち光ヘッドの
対物レンズがトラッキング方向に駆動制御され、トラッ
キングサーボが実行される。
【0016】第1のPWMデコード回路14には、サー
ボデータ形成回路13から入力されるトラッキングサー
ボデータDTSBに加えて、ジャンプデータDTJPが入力
されている。このジャンプデータDTJPは、マイクロコ
ンピユータ構成のシステム制御回路20から与えられる
ジャンプ制御信号CNTJPに基づいて、図3に示した3
個の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラッ
クジャンプ動作を実行させるためにジャンプ制御回路2
1が発生させる信号である。これにより、第1のPWM
デコード回路14は入力されたジャンプデータDTJPを
PWM変調方式でデコードし、この結果得られるデコー
ド信号をトラッキングコイル駆動回路15にトラッキン
グコイル駆動信号SDVとして送出する。
ボデータ形成回路13から入力されるトラッキングサー
ボデータDTSBに加えて、ジャンプデータDTJPが入力
されている。このジャンプデータDTJPは、マイクロコ
ンピユータ構成のシステム制御回路20から与えられる
ジャンプ制御信号CNTJPに基づいて、図3に示した3
個の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラッ
クジャンプ動作を実行させるためにジャンプ制御回路2
1が発生させる信号である。これにより、第1のPWM
デコード回路14は入力されたジャンプデータDTJPを
PWM変調方式でデコードし、この結果得られるデコー
ド信号をトラッキングコイル駆動回路15にトラッキン
グコイル駆動信号SDVとして送出する。
【0017】かくして、トラッキングコイル駆動信号S
DVは2軸デバイス16のトラッキングコイル16Aに供
給される。これによりジャンプデータDTJPに応じて、
2軸デバイス6すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッ
キング方向に駆動制御され、3個の光スポットS
PMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラックジャンプ動作が
実行される。
DVは2軸デバイス16のトラッキングコイル16Aに供
給される。これによりジャンプデータDTJPに応じて、
2軸デバイス6すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッ
キング方向に駆動制御され、3個の光スポットS
PMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラックジャンプ動作が
実行される。
【0018】また、A/D変換器12から得られるトラ
ッキングエラーデータDTTEはサーボデータ形成回路1
3に加えて、マイクロコンピユータ構成のデジタル信号
処理プロセッサでなるバランス制御回路17に送出され
る。バランス制御回路17は、例えばシステム制御回路
20の制御信号CNTBCに基づいて、トラッキングサー
ボがオフ状態であるときに、バランス制御動作を行な
う。これはトラッキングエラーデータDTTEについて所
定期間の間の平均値でなる平均値データを求め、その平
均値データが値『0』になるように可変利得増幅回路1
1Bの利得を制御するコントロールデータDTCNT を、
第2のPWMデコード回路18に送出する。
ッキングエラーデータDTTEはサーボデータ形成回路1
3に加えて、マイクロコンピユータ構成のデジタル信号
処理プロセッサでなるバランス制御回路17に送出され
る。バランス制御回路17は、例えばシステム制御回路
20の制御信号CNTBCに基づいて、トラッキングサー
ボがオフ状態であるときに、バランス制御動作を行な
う。これはトラッキングエラーデータDTTEについて所
定期間の間の平均値でなる平均値データを求め、その平
均値データが値『0』になるように可変利得増幅回路1
1Bの利得を制御するコントロールデータDTCNT を、
第2のPWMデコード回路18に送出する。
【0019】第2のPWMデコード回路18は入力され
たコントロールデータDTCNT を変調方式でデコード
し、この結果得られるデコード信号を、抵抗R17及び
コンデンサC11でなるローパスフィルタ回路19に供
給する。そしてローパスフィルタ回路19で平滑化され
たデコード信号が可変利得増幅回路11Bに対してその
利得を可変制御する制御電圧VCNT として供給されるよ
うに構成されている。
たコントロールデータDTCNT を変調方式でデコード
し、この結果得られるデコード信号を、抵抗R17及び
コンデンサC11でなるローパスフィルタ回路19に供
給する。そしてローパスフィルタ回路19で平滑化され
たデコード信号が可変利得増幅回路11Bに対してその
利得を可変制御する制御電圧VCNT として供給されるよ
うに構成されている。
【0020】以上の構成において、例えば電源投入後、
最初にコンパクトディスクがCDプレーヤに装着され、
立ち上げ処理によりフォーカスサーボはオン、スピンド
ルサーボはオンとなった時点(トラッキングサーボはま
だオフ状態に制御されている時点) で、トラバース信号
が発生する状態となる。このようなときにシステム制御
回路20は、バランス制御回路17に対してバランス制
御処理を開始させる。するとバランス制御回路17で求
められた平均値データに基づいて可変利得増幅回路11
Bの利得が調整されていく。
最初にコンパクトディスクがCDプレーヤに装着され、
立ち上げ処理によりフォーカスサーボはオン、スピンド
ルサーボはオンとなった時点(トラッキングサーボはま
だオフ状態に制御されている時点) で、トラバース信号
が発生する状態となる。このようなときにシステム制御
回路20は、バランス制御回路17に対してバランス制
御処理を開始させる。するとバランス制御回路17で求
められた平均値データに基づいて可変利得増幅回路11
Bの利得が調整されていく。
【0021】つまりバランス制御回路17が、トラッキ
ングサーボがオフ状態(サーボループがオフとなってい
る期間)にあるときに、可変利得増幅回路11Bを任意
の利得に設定し、この結果得られるトラッキングエラー
データDTTEの所定期間分の平均値でなる平均値データ
が値『0』となるように可変利得増幅回路11Bの利得
を追い込んでいくことで、自動的にディテクタ2A,2
Bから得られる第1及び第2の受光出力SPD1 ,SPD2
のバランスを調整し得るようにしている。
ングサーボがオフ状態(サーボループがオフとなってい
る期間)にあるときに、可変利得増幅回路11Bを任意
の利得に設定し、この結果得られるトラッキングエラー
データDTTEの所定期間分の平均値でなる平均値データ
が値『0』となるように可変利得増幅回路11Bの利得
を追い込んでいくことで、自動的にディテクタ2A,2
Bから得られる第1及び第2の受光出力SPD1 ,SPD2
のバランスを調整し得るようにしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなトラッキ
ング制御回路を用いれば、光学アライメントやディテク
タ2A,2Bの特性による誤差を調整するとともに、随
時バランス制御回路17の処理を実行させることで経年
変化や温度状況による特性変化、さらには環境要因(ポ
ータブルディスクプレーヤでの姿勢状態など)によって
も発生するおそれのあるアンバランス状態(トラッキン
グエラー信号STEに重畳されるDCオフセットの発生)
をも吸収することも可能となる。
ング制御回路を用いれば、光学アライメントやディテク
タ2A,2Bの特性による誤差を調整するとともに、随
時バランス制御回路17の処理を実行させることで経年
変化や温度状況による特性変化、さらには環境要因(ポ
ータブルディスクプレーヤでの姿勢状態など)によって
も発生するおそれのあるアンバランス状態(トラッキン
グエラー信号STEに重畳されるDCオフセットの発生)
をも吸収することも可能となる。
【0023】ところが、このような自動バランス調整を
実現するためにバランス制御回路17、PWMデコード
回路18などの比較的規模の大きい回路部が必要となり
回路構成の大規模化が生ずる。またバランス制御回路1
7は平均値演算を繰り返して可変利得増幅回路11Bの
利得を追い込んでいくことになるため、かなり高度なデ
ジタル演算処理能力が要求される。これらのことから、
実際上、小型のCDプレーヤや低価格プレーヤなどでは
自動バランス調整機能を採用することができないという
問題があった。
実現するためにバランス制御回路17、PWMデコード
回路18などの比較的規模の大きい回路部が必要となり
回路構成の大規模化が生ずる。またバランス制御回路1
7は平均値演算を繰り返して可変利得増幅回路11Bの
利得を追い込んでいくことになるため、かなり高度なデ
ジタル演算処理能力が要求される。これらのことから、
実際上、小型のCDプレーヤや低価格プレーヤなどでは
自動バランス調整機能を採用することができないという
問題があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、小型もしくは低価格のディスクドライブ装
置であっても自動バランス調整を実現できるようにし、
それによる再生能力の向上を実現できるようにすること
を目的とする。
点に鑑みて、小型もしくは低価格のディスクドライブ装
置であっても自動バランス調整を実現できるようにし、
それによる再生能力の向上を実現できるようにすること
を目的とする。
【0025】このためディスクドライブ装置として、ま
ずディスク状記録媒体の記録トラックに対して、対物レ
ンズから光を照射し、対物レンズと記録トラックの相対
位置のずれ状態に応じた反射光情報を検知するための第
1及び第2の検知手段と、この第1の検知手段の出力と
第2の検知手段の出力との差分に基づいてトラッキング
エラー信号を生成する生成手段とを設ける。そして生成
されたトラッキングエラー信号の低域成分を抽出する抽
出手段と、抽出手段の出力に基づいて、第1の検知手段
の出力と第2の検知手段の出力の内の一方の出力を補正
する補正手段を設ける。さらにトラッキングサーボルー
プが開かれている際には補正手段による補正動作を実行
させる制御手段を設ける。つまりトラッキングエラー信
号から低域成分を抽出することでトラッキングエラー信
号に重畳されているオフセットレベルを求め、そのオフ
セットレベルで直接第1もしくは第2の検知手段の出力
を補正することで、簡易な回路構成で自動バランス調整
を実現できるようにする。
ずディスク状記録媒体の記録トラックに対して、対物レ
ンズから光を照射し、対物レンズと記録トラックの相対
位置のずれ状態に応じた反射光情報を検知するための第
1及び第2の検知手段と、この第1の検知手段の出力と
第2の検知手段の出力との差分に基づいてトラッキング
エラー信号を生成する生成手段とを設ける。そして生成
されたトラッキングエラー信号の低域成分を抽出する抽
出手段と、抽出手段の出力に基づいて、第1の検知手段
の出力と第2の検知手段の出力の内の一方の出力を補正
する補正手段を設ける。さらにトラッキングサーボルー
プが開かれている際には補正手段による補正動作を実行
させる制御手段を設ける。つまりトラッキングエラー信
号から低域成分を抽出することでトラッキングエラー信
号に重畳されているオフセットレベルを求め、そのオフ
セットレベルで直接第1もしくは第2の検知手段の出力
を補正することで、簡易な回路構成で自動バランス調整
を実現できるようにする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2により本発明の
ディスクドライブ装置の実施の形態を説明する。図1は
ディスクドライブ装置に搭載されるトラッキング制御回
路10の構成を示している。なお、図4と同一機能部分
には同一符号を付している。
ディスクドライブ装置の実施の形態を説明する。図1は
ディスクドライブ装置に搭載されるトラッキング制御回
路10の構成を示している。なお、図4と同一機能部分
には同一符号を付している。
【0027】図1のトラッキング制御回路10におい
て、デイテクタ2A,2Bによって、トラッキング用レ
ーザスポットSPSUB1,SPSUB2(図3参照)による反
射光の光量に応じた受光出力SPD1 ,SPD2 がトラッキ
ングエラー増幅回路1に供給される。
て、デイテクタ2A,2Bによって、トラッキング用レ
ーザスポットSPSUB1,SPSUB2(図3参照)による反
射光の光量に応じた受光出力SPD1 ,SPD2 がトラッキ
ングエラー増幅回路1に供給される。
【0028】トラッキングエラー増幅回路1には、抵抗
R1,R2,R3で帰還抵抗値が設定され、また低周波
利得制限のためのコンデンサC1が接続されたバッファ
回路3Aが設けられる。そしてディテクタ2Aからの受
光出力SPD1 はバッファ回路3Aの反転入力端子に供給
される。バッファ回路3Aの非反転入力端子には電源電
圧VD が供給される。このバッファ回路3Aで受光出力
SPD1 は電流値から電圧値に変換され、入力抵抗R6を
介して減算回路3Cの反転入力端に入力される。
R1,R2,R3で帰還抵抗値が設定され、また低周波
利得制限のためのコンデンサC1が接続されたバッファ
回路3Aが設けられる。そしてディテクタ2Aからの受
光出力SPD1 はバッファ回路3Aの反転入力端子に供給
される。バッファ回路3Aの非反転入力端子には電源電
圧VD が供給される。このバッファ回路3Aで受光出力
SPD1 は電流値から電圧値に変換され、入力抵抗R6を
介して減算回路3Cの反転入力端に入力される。
【0029】これに対してディテクタ2Bから入力され
た受光出力SPD2 は、可変利得増幅回路3Bの反転入力
端子に入力される。可変利得増幅回路3Bの非反転入力
端子には電源電圧VD が供給される。この可変利得増幅
回路3Bは、抵抗R4,R5及び可変抵抗R5で帰還抵
抗値が設定され、またコンデンサC2により低周波利得
が制限される。
た受光出力SPD2 は、可変利得増幅回路3Bの反転入力
端子に入力される。可変利得増幅回路3Bの非反転入力
端子には電源電圧VD が供給される。この可変利得増幅
回路3Bは、抵抗R4,R5及び可変抵抗R5で帰還抵
抗値が設定され、またコンデンサC2により低周波利得
が制限される。
【0030】受光出力SPD2 は、可変利得増幅回路3B
で帰還抵抗値で設定される所定の増幅率で増幅されると
共に電流値から電圧値に変換される。即ち基本的には可
変抵抗R5(例えば半固定抵抗)の値により増幅率が調
整されて設定される。また、動作機能については後述す
るが、抵抗R5はスイッチ22に接続され、スイッチ2
2がTB 端子に接続されているときは、可変利得増幅回
路3Bは抵抗R5を介して接地され、一方スイッチ22
がTA 端子に接続されているときは、抵抗R5に対して
ローパスフィルタ23の出力が供給されることになる。
で帰還抵抗値で設定される所定の増幅率で増幅されると
共に電流値から電圧値に変換される。即ち基本的には可
変抵抗R5(例えば半固定抵抗)の値により増幅率が調
整されて設定される。また、動作機能については後述す
るが、抵抗R5はスイッチ22に接続され、スイッチ2
2がTB 端子に接続されているときは、可変利得増幅回
路3Bは抵抗R5を介して接地され、一方スイッチ22
がTA 端子に接続されているときは、抵抗R5に対して
ローパスフィルタ23の出力が供給されることになる。
【0031】可変利得増幅回路3Bの出力は、入力抵抗
R7を介して減算回路3Cの非反転入力端に入力され
る。減算回路3Cの反転入力端には負帰還抵抗R9が接
続され、また非反転入力端は抵抗R8を介して電源電圧
VD に接続されている。そして減算回路3Cの出力端、
即ちトラッキングエラー増幅回路1の出力としては、受
光出力SPD1 ,SPD2 の差分演算によるトラッキングエ
ラー信号STEとなる。
R7を介して減算回路3Cの非反転入力端に入力され
る。減算回路3Cの反転入力端には負帰還抵抗R9が接
続され、また非反転入力端は抵抗R8を介して電源電圧
VD に接続されている。そして減算回路3Cの出力端、
即ちトラッキングエラー増幅回路1の出力としては、受
光出力SPD1 ,SPD2 の差分演算によるトラッキングエ
ラー信号STEとなる。
【0032】このトラッキングエラ一信号STEは、A/
D変換器12に入力されて、デジタル値によるトラッキ
ングエラーデータDTTEに変換され、マイクロコンピユ
ータ構成のデジタル信号処理プロセッサでなるサーボデ
ータ形成回路13に送出される。サーボデータ形成回路
13は、入力されるトラッキングエラーデータDTTEに
対して、デジタル的なレベル調整、位相補償等のサーボ
データ形成処理を施し、この結果生成されたトラッキン
グサーボデータDTSBを、PWMテコード回路14に送
出する。
D変換器12に入力されて、デジタル値によるトラッキ
ングエラーデータDTTEに変換され、マイクロコンピユ
ータ構成のデジタル信号処理プロセッサでなるサーボデ
ータ形成回路13に送出される。サーボデータ形成回路
13は、入力されるトラッキングエラーデータDTTEに
対して、デジタル的なレベル調整、位相補償等のサーボ
データ形成処理を施し、この結果生成されたトラッキン
グサーボデータDTSBを、PWMテコード回路14に送
出する。
【0033】PWMデコード回路14は、入力されたト
ラッキングサーボデータDTSBをPWM変調方式でデコ
ードし、この結果得られるトラッキングコイル駆動信号
SDVを、トラッキングコイル駆動回路15に送出する。
つまりトラッキングエラ一信号STEに基づいて生成され
たトラッキングコイル駆動信号SDVは、トラッキングコ
イル駆動回路15を介して2軸デバイス16のトラッキ
ングコイル16Aに供給され、これにより2軸デバイス
16すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッキング方向
に駆動制御される。即ちトラッキングサーボループの動
作として、デイテクタ2A,2Bの受光出力SPD1 ,S
PD2 に基づくトラッキングサーボが実行される。
ラッキングサーボデータDTSBをPWM変調方式でデコ
ードし、この結果得られるトラッキングコイル駆動信号
SDVを、トラッキングコイル駆動回路15に送出する。
つまりトラッキングエラ一信号STEに基づいて生成され
たトラッキングコイル駆動信号SDVは、トラッキングコ
イル駆動回路15を介して2軸デバイス16のトラッキ
ングコイル16Aに供給され、これにより2軸デバイス
16すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッキング方向
に駆動制御される。即ちトラッキングサーボループの動
作として、デイテクタ2A,2Bの受光出力SPD1 ,S
PD2 に基づくトラッキングサーボが実行される。
【0034】またPWMデコード回路14には、サーボ
データ形成回路13から入力されるトラッキングサーボ
データDTSBに加えて、ジャンプデータDTJPが入力さ
れている。このジャンプデータDTJPは、マイクロコン
ピユータ構成のシステム制御回路20から与えられるジ
ャンプ制御信号CNTJPに基づいて、図3に示した3個
の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラック
ジャンプ動作を実行させるためにジャンプ制御回路21
が発生させる信号である。なおシステム制御回路20
は、トラックジャンプ動作(アクセス動作)を行なわせ
る際にはトラッキングサーボループが開かせる(オフと
する)ようにPWMデコード回路14を制御することに
なる。
データ形成回路13から入力されるトラッキングサーボ
データDTSBに加えて、ジャンプデータDTJPが入力さ
れている。このジャンプデータDTJPは、マイクロコン
ピユータ構成のシステム制御回路20から与えられるジ
ャンプ制御信号CNTJPに基づいて、図3に示した3個
の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラック
ジャンプ動作を実行させるためにジャンプ制御回路21
が発生させる信号である。なおシステム制御回路20
は、トラックジャンプ動作(アクセス動作)を行なわせ
る際にはトラッキングサーボループが開かせる(オフと
する)ようにPWMデコード回路14を制御することに
なる。
【0035】アクセス時などにおいてジャンプデータD
TJPが入力されると、PWMデコード回路14はそのジ
ャンプデータDTJPをPWM変調方式でデコードし、こ
の結果得られるデコード信号をトラッキングコイル駆動
回路15にトラッキングコイル駆動信号SDVとして送出
する。
TJPが入力されると、PWMデコード回路14はそのジ
ャンプデータDTJPをPWM変調方式でデコードし、こ
の結果得られるデコード信号をトラッキングコイル駆動
回路15にトラッキングコイル駆動信号SDVとして送出
する。
【0036】トラッキングコイル駆動信号SDVは2軸デ
バイス16のトラッキングコイル16Aに供給される。
これによりジャンプデータDTJPに応じて、2軸デバイ
ス6すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッキング方向
に駆動制御され、3個の光スポットSPMAIN,S
PSUB1,SPSUB2のトラックジャンプ動作(アクセス動
作)が実行される。
バイス16のトラッキングコイル16Aに供給される。
これによりジャンプデータDTJPに応じて、2軸デバイ
ス6すなわち光ヘッドの対物レンズがトラッキング方向
に駆動制御され、3個の光スポットSPMAIN,S
PSUB1,SPSUB2のトラックジャンプ動作(アクセス動
作)が実行される。
【0037】また本例では、トラッキングエラー増幅回
路1から出力されるトラッキングエラー信号STEはロー
パスフィルタ23にも供給される。そしてローパスフィ
ルタ23でトラッキングエラー信号STEの低域成分が抽
出され、インピーダンス整合のためのバッファアンプ2
4を介してスイッチ22のTA 端子に供給される。従っ
て、スイッチ22がTA 端子に接続されている期間は、
トラッキングエラー信号STEの低域成分が抵抗R5側に
印加され、つまりトラッキングエラー信号STEの低域成
分が可変利得増幅回路3Bに対してその利得を可変制御
する制御電圧VCNT として供給される。
路1から出力されるトラッキングエラー信号STEはロー
パスフィルタ23にも供給される。そしてローパスフィ
ルタ23でトラッキングエラー信号STEの低域成分が抽
出され、インピーダンス整合のためのバッファアンプ2
4を介してスイッチ22のTA 端子に供給される。従っ
て、スイッチ22がTA 端子に接続されている期間は、
トラッキングエラー信号STEの低域成分が抵抗R5側に
印加され、つまりトラッキングエラー信号STEの低域成
分が可変利得増幅回路3Bに対してその利得を可変制御
する制御電圧VCNT として供給される。
【0038】一方スイッチ22のTB 端子は接地されて
おり、スイッチ22がTB 端子に接続されている期間
は、可変利得増幅回路3Bは抵抗R5を介して接地され
る。通常はスイッチ22はTB 端子が接続されており、
従って可変利得増幅回路3Bの増幅率は可変抵抗VR
(半固定抵抗)の操作により調整される。
おり、スイッチ22がTB 端子に接続されている期間
は、可変利得増幅回路3Bは抵抗R5を介して接地され
る。通常はスイッチ22はTB 端子が接続されており、
従って可変利得増幅回路3Bの増幅率は可変抵抗VR
(半固定抵抗)の操作により調整される。
【0039】スイッチ22はシステム制御回路20から
の制御信号CNTSWにより切換制御されるが、システム
制御回路20は、トラッキングサーボループをオフにし
ている期間にスイッチ22をTA 端子に接続させるよう
にしている。
の制御信号CNTSWにより切換制御されるが、システム
制御回路20は、トラッキングサーボループをオフにし
ている期間にスイッチ22をTA 端子に接続させるよう
にしている。
【0040】例えばアクセス実行時の処理を図2に示
す。アクセス(トラックジャンプ)を実行させる際には
システム制御回路20の処理はステップF101からF102に
進み、PWMデコード回路14に対してトラッキングサ
ーボループをオフとさせるとともに、ステップF103でス
イッチ22をTA 端子に接続させる。そしてステップF1
04でジャンプ制御信号CNTJPを出力し、図3に示した
3個の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラ
ックジャンプ動作を実行させる。
す。アクセス(トラックジャンプ)を実行させる際には
システム制御回路20の処理はステップF101からF102に
進み、PWMデコード回路14に対してトラッキングサ
ーボループをオフとさせるとともに、ステップF103でス
イッチ22をTA 端子に接続させる。そしてステップF1
04でジャンプ制御信号CNTJPを出力し、図3に示した
3個の光スポットSPMAIN,SPSUB1,SPSUB2のトラ
ックジャンプ動作を実行させる。
【0041】アクセス動作自体については詳述を避ける
が、アクセス時には、例えばトラバース信号のカウント
などの手段により必要数のトラックジャンプを横切った
ことの検出などの制御を行ないながら対物レンズの移動
もしくはスライド機構による光学ヘッド全体の移動を実
行させる。そしてディスク上の目標トラックに達した時
点で引き込み動作(スピンドルモータ回転数の整定、フ
ォーカスサーボオン、トラッキングサーボオン)を実行
し、データの読取を可能とすることになる。このような
アクセスが終了したら、ステップF105からF106に進み、
スイッチ22をTB 端子に戻してアクセスに関する処理
を終えることになる。
が、アクセス時には、例えばトラバース信号のカウント
などの手段により必要数のトラックジャンプを横切った
ことの検出などの制御を行ないながら対物レンズの移動
もしくはスライド機構による光学ヘッド全体の移動を実
行させる。そしてディスク上の目標トラックに達した時
点で引き込み動作(スピンドルモータ回転数の整定、フ
ォーカスサーボオン、トラッキングサーボオン)を実行
し、データの読取を可能とすることになる。このような
アクセスが終了したら、ステップF105からF106に進み、
スイッチ22をTB 端子に戻してアクセスに関する処理
を終えることになる。
【0042】このように、例えばアクセス時など、トラ
ッキングサーボループがオフとされている期間において
スイッチ22はTA 端子に接続されており、従ってトラ
ッキングサーボループがオフの期間には、トラッキング
エラー信号STEの低域成分が可変利得増幅回路3Bの利
得を可変制御する制御電圧VCNT として抵抗R5側に印
加される。
ッキングサーボループがオフとされている期間において
スイッチ22はTA 端子に接続されており、従ってトラ
ッキングサーボループがオフの期間には、トラッキング
エラー信号STEの低域成分が可変利得増幅回路3Bの利
得を可変制御する制御電圧VCNT として抵抗R5側に印
加される。
【0043】そしてこの期間はトラッキングエラー信号
STEとしては、光スポットがトラックを横切っていくこ
とに伴うトラバース信号波形が観測されることになる。
従ってローパスフィルタ23で抽出される低域成分と
は、トラバース信号波形に重畳されているDC成分であ
り、つまりトラッキングサーボループがオフとされてい
る期間におけるオフセット成分となる。
STEとしては、光スポットがトラックを横切っていくこ
とに伴うトラバース信号波形が観測されることになる。
従ってローパスフィルタ23で抽出される低域成分と
は、トラバース信号波形に重畳されているDC成分であ
り、つまりトラッキングサーボループがオフとされてい
る期間におけるオフセット成分となる。
【0044】このオフセット成分は、即ち、光ヘッドの
光学系アライメントやディテクタ2A,2Bの特性によ
る誤差、経年変化や温度状況による特性変化、使用時の
機器の姿勢などの環境要因などの各種の原因で発生する
ものである。このようなDCオフセットが各種状況によ
り大きくなってしまうとアクセス終了時点などのトラッ
キングサーボ引き込みは困難になり、その後の再生開始
の遅れや、甚だしい場合は再生不能状態となってしま
う。
光学系アライメントやディテクタ2A,2Bの特性によ
る誤差、経年変化や温度状況による特性変化、使用時の
機器の姿勢などの環境要因などの各種の原因で発生する
ものである。このようなDCオフセットが各種状況によ
り大きくなってしまうとアクセス終了時点などのトラッ
キングサーボ引き込みは困難になり、その後の再生開始
の遅れや、甚だしい場合は再生不能状態となってしま
う。
【0045】ところが本例ではこのDCオフセット成分
がバッファアンプ24を介して可変利得増幅回路3Bに
対する制御電圧VCNT として供給されることで、そのD
Cオフセット値に応じた利得調整が行なわれ、即ち減算
回路3Cに供給される受光出力SPD1 ,SPD2 のバラン
スが調整される。つまりDCオフセット成分がゼロに収
束していくように可変利得増幅回路3Bの利得が調整さ
れていくことになる。
がバッファアンプ24を介して可変利得増幅回路3Bに
対する制御電圧VCNT として供給されることで、そのD
Cオフセット値に応じた利得調整が行なわれ、即ち減算
回路3Cに供給される受光出力SPD1 ,SPD2 のバラン
スが調整される。つまりDCオフセット成分がゼロに収
束していくように可変利得増幅回路3Bの利得が調整さ
れていくことになる。
【0046】従って、本例のトラッキング制御回路を用
いれば、トラッキングサーボループがオフとなるたび
に、光学アライメントやディテクタ2A,2Bの特性に
よる誤差、経年変化や温度状況による特性変化、さらに
は環境要因などによるアンバランス状態(トラバース信
号上のDCオフセット)が吸収され、従って迅速かつ的
確なトラッキングサーボ引込が可能となり、これに伴っ
て再生動作性能も向上する。
いれば、トラッキングサーボループがオフとなるたび
に、光学アライメントやディテクタ2A,2Bの特性に
よる誤差、経年変化や温度状況による特性変化、さらに
は環境要因などによるアンバランス状態(トラバース信
号上のDCオフセット)が吸収され、従って迅速かつ的
確なトラッキングサーボ引込が可能となり、これに伴っ
て再生動作性能も向上する。
【0047】さらに、必ずトラバース信号がセンター
(オフセットゼロ)で固定されることになるため、ダイ
ナミックレンジの点でも有利となり、低電圧システムに
おいて安定したサーボ動作が実現できる。もちろん通常
の動作時(トラッキングサーボループオン)の時に、そ
のサーボ特性などの動作性能に全く影響を与えないとい
う利点もある。
(オフセットゼロ)で固定されることになるため、ダイ
ナミックレンジの点でも有利となり、低電圧システムに
おいて安定したサーボ動作が実現できる。もちろん通常
の動作時(トラッキングサーボループオン)の時に、そ
のサーボ特性などの動作性能に全く影響を与えないとい
う利点もある。
【0048】そして本例の場合、このような自動バラン
ス調整をローパスフィルタ23,バッファアンプ24、
スイッチ22という簡単な回路部を設けるのみで実現し
ており、図4で示したバランス制御回路17、PWMデ
コード回路18などの大規模かつ高度なデジタル演算処
理能力が要求される回路系は必要ない。これらのことか
ら、回路の小型化やコストダウンが実現でき、小型のC
Dプレーヤや低価格プレーヤなどにおいても採用可能、
つまり自動バランス調整機能を採用することができるよ
うになる。
ス調整をローパスフィルタ23,バッファアンプ24、
スイッチ22という簡単な回路部を設けるのみで実現し
ており、図4で示したバランス制御回路17、PWMデ
コード回路18などの大規模かつ高度なデジタル演算処
理能力が要求される回路系は必要ない。これらのことか
ら、回路の小型化やコストダウンが実現でき、小型のC
Dプレーヤや低価格プレーヤなどにおいても採用可能、
つまり自動バランス調整機能を採用することができるよ
うになる。
【0049】なお、図1の例ではディテクタ2Bの受光
出力SPD2 に対してゲイン調整を行なうようにしたが、
ディテクタ2Aの受光出力SPD1 に対してゲイン調整を
行なうようにする構成ももちろん考えられる。ただし、
図1のように減算回路3Cが(SPD2 −SPD1 )の演算
を行なう構成をとる場合では、ディテクタ2Aの受光出
力SPD1 に対してローパスフィルタ23の出力でゲイン
調整を行なうには極性合わせのために、バッファアンプ
24で−1乗算(極性反転)を行なう必要がある。
出力SPD2 に対してゲイン調整を行なうようにしたが、
ディテクタ2Aの受光出力SPD1 に対してゲイン調整を
行なうようにする構成ももちろん考えられる。ただし、
図1のように減算回路3Cが(SPD2 −SPD1 )の演算
を行なう構成をとる場合では、ディテクタ2Aの受光出
力SPD1 に対してローパスフィルタ23の出力でゲイン
調整を行なうには極性合わせのために、バッファアンプ
24で−1乗算(極性反転)を行なう必要がある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクド
ライブ装置は、トラッキングサーボループがオフとなっ
ている期間において、抽出手段でトラッキングエラー信
号から低域成分を抽出することでトラッキングエラー信
号に重畳されているオフセットレベルを求め、そのオフ
セットレベルで直接第1もしくは第2の検知手段の出力
を補正することで、非常に簡易な回路構成で自動バラン
ス調整を実現できるようにしている。
ライブ装置は、トラッキングサーボループがオフとなっ
ている期間において、抽出手段でトラッキングエラー信
号から低域成分を抽出することでトラッキングエラー信
号に重畳されているオフセットレベルを求め、そのオフ
セットレベルで直接第1もしくは第2の検知手段の出力
を補正することで、非常に簡易な回路構成で自動バラン
ス調整を実現できるようにしている。
【0051】このため機械的誤差、経年変化や温度状況
による電気的特性変化、環境要因などによるトラバース
信号上のDCオフセットが吸収され、トラバース信号の
中心値がセンターレベルに固定される。従ってアクセス
終了時などにおいて迅速かつ的確なトラッキングサーボ
引込が可能となり、これに伴って再生動作性能も向上す
る。そして、このような性能向上のための自動バランス
調整を小規模な回路系で実現するため、小型もしくは低
価格のディスクドライブ装置であっても自動バランス調
整機能を付加することができるという大きな効果があ
る。
による電気的特性変化、環境要因などによるトラバース
信号上のDCオフセットが吸収され、トラバース信号の
中心値がセンターレベルに固定される。従ってアクセス
終了時などにおいて迅速かつ的確なトラッキングサーボ
引込が可能となり、これに伴って再生動作性能も向上す
る。そして、このような性能向上のための自動バランス
調整を小規模な回路系で実現するため、小型もしくは低
価格のディスクドライブ装置であっても自動バランス調
整機能を付加することができるという大きな効果があ
る。
【図1】本発明の実施の形態のディスクドライブ装置の
トラッキング制御回路のブロック図である。
トラッキング制御回路のブロック図である。
【図2】実施の形態のディスクドライブ装置のトラッキ
ング制御回路のアクセス時の処理のフローチャートであ
る。
ング制御回路のアクセス時の処理のフローチャートであ
る。
【図3】3ビーム法によるトラッキング制御の説明図で
ある。
ある。
【図4】先行技術におけるトラッキング制御回路のブロ
ック図である。
ック図である。
1 トラッキングエラー増幅回路、2A,2B ディテ
クタ、3A バッファ回路、3B 可変利得増幅回路、
3C 減算回路、12 A/D変換器、13サーボデー
タ形成回路、14 PWMデコード回路、15 トラッ
キングコイル駆動回路、16 2軸機構、20 システ
ム制御回路、21 ジャンプ制御回路、22 スイッ
チ、23 ローパスフィルタ、24 バッファアンプ
クタ、3A バッファ回路、3B 可変利得増幅回路、
3C 減算回路、12 A/D変換器、13サーボデー
タ形成回路、14 PWMデコード回路、15 トラッ
キングコイル駆動回路、16 2軸機構、20 システ
ム制御回路、21 ジャンプ制御回路、22 スイッ
チ、23 ローパスフィルタ、24 バッファアンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスク状記録媒体の記録トラックに対
して、対物レンズから光を照射し、前記対物レンズと前
記記録トラックの相対位置のずれ状態に応じた反射光情
報を検知するための第1及び第2の検知手段と、 前記第1の検知手段の出力と前記第2の検知手段の出力
との差分に基づいてトラッキングエラー信号を生成する
生成手段と、 前記生成手段で生成されたトラッキングエラー信号の低
域成分を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段の出力に基づいて、前記第1の検知手段の
出力と前記第2の検知手段の出力の内の一方の出力を補
正する補正手段と、 トラッキングサーボループが開かれている際には前記補
正手段による補正動作を実行させ、トラッキングサーボ
ループが閉じられている際には前記補正手段による補正
動作を実行させないように制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とするディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29597096A JPH10124892A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29597096A JPH10124892A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10124892A true JPH10124892A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17827454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29597096A Withdrawn JPH10124892A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10124892A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380786B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2003-04-18 | 가부시끼가이샤 도시바 | 광디스크 재생장치에 이용되는 트래킹 에러 밸런스조정회로 및 전류제어회로 및 이를 탑재한 광디스크재생장치 |
| CN100437776C (zh) * | 2004-04-23 | 2008-11-26 | 三洋电机株式会社 | 跟踪平衡调整装置 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP29597096A patent/JPH10124892A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380786B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2003-04-18 | 가부시끼가이샤 도시바 | 광디스크 재생장치에 이용되는 트래킹 에러 밸런스조정회로 및 전류제어회로 및 이를 탑재한 광디스크재생장치 |
| CN100437776C (zh) * | 2004-04-23 | 2008-11-26 | 三洋电机株式会社 | 跟踪平衡调整装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5146443A (en) | Servo apparatus for optical disk player having both open loop coarse gain control and closed loop fine gain control | |
| US6028826A (en) | Optical disk apparatus performing correction of phase difference tracking error signal, adjustment of focus position and process of gain adjustment | |
| JPH02206033A (ja) | 光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置及びトラッキングエラー検出方法 | |
| JPH0679420B2 (ja) | トラツキングサ−ボ装置 | |
| US4975895A (en) | Track servo control system for optical disk apparatus | |
| JP3372674B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| US6760285B2 (en) | Disk device and method for adjusting servo mechanism | |
| JPH10124892A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
| JPH0519229B2 (ja) | ||
| JPH08203106A (ja) | 光ディスクの制御装置 | |
| JPH1011768A (ja) | 光ディスク装置とその制御方法 | |
| JPH07282458A (ja) | トラツキング制御装置及び方法 | |
| JP2003248942A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPS61217939A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| JPH0435830B2 (ja) | ||
| JPH02260134A (ja) | ディスク再生装置のトラッキングサーボ回路 | |
| JPH1021566A (ja) | トラッキングサーボ装置 | |
| JP3758335B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2598917B2 (ja) | トラッキングサーボ回路 | |
| JPH09320070A (ja) | 光ディスク装置のフォーカス制御装置 | |
| JPH1011774A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| JP2510411B2 (ja) | フオ−カスサ−ボ装置 | |
| JPH03176705A (ja) | アクチュエータの駆動回路 | |
| JPH03116544A (ja) | 光ディスク装置のトラックアクセス制御回路 | |
| JPS6356818A (ja) | 情報記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |