JPH10125010A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JPH10125010A
JPH10125010A JP8289316A JP28931696A JPH10125010A JP H10125010 A JPH10125010 A JP H10125010A JP 8289316 A JP8289316 A JP 8289316A JP 28931696 A JP28931696 A JP 28931696A JP H10125010 A JPH10125010 A JP H10125010A
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clock signal
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勝 梅澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】サーチ直後などでスピンドルモータが正規の回
転速度に達していなくても、ディジタルデータを再生可
能にする。 【解決手段】クロック信号発生手段24を、所定の半径
位置に応じて設定した目標周波数とサンプルクロックと
の誤差、復号ディジタル信号周波数とサンプルクロック
周波数との誤差を生成する第1、第2の周波数誤差信号
生成手段と、読取信号とサンプルクロックの位相との誤
差を生成する位相誤差信号生成手段と、第1、第2の周
波数誤差信号または位相誤差信号に基づいてサンプルク
ロックを発生する電圧制御発振回路246と、から形成
し、電圧制御発振回路を、読取手段が所定の半径位置へ
移送されたとき、第1の周波数誤差信号に基づいてサン
プルクロックを発生した後、第2の周波数誤差または位
相誤差信号に基づいてサンプルクロック信号を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクに記録さ
れているディジタル信号の再生を行うディジタル信号再
生装置に関し、特に、ディジタル信号の再生タイミング
に同期したサンプルクロック信号を発生するクロック信
号発生回路を備えたディジタル信号再生装置の改良技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、かかるディジタル信号再生装置
としてのCD(コンパクトディスク)プレーヤの概略構
成を示す図である。
【0003】図1において、光ディスクであるCD3
は、スピンドルサーボ回路9から供給される回転制御信
号に基づいてスピンドルモータ2を介して所定の線速度
を担う回転速度で回転駆動せしめられる。ピックアップ
1は、CD3に光ビームを照射した際の当該CD3に記
録されたピット列によって干渉を受けた反射光を受光し
て、その受光量に応じた信号レベルを有する読取信号を
発生する。ヘッドアンプ4はかかる読取信号を所望に増
幅した増幅読取り信号を波形等化回路としてのイコライ
ザ5に供給する。
【0004】イコライザ5は、かかる増幅読取信号の所
定の高域帯域を強調する周波数特性にてこの増幅読取信
号に対して波形補償を行って、これをコンパレータ6に
供給する。すなわち、イコライザ5は、CDプレーヤの
如き光再生系において生じるという、読取信号の高域成
分における振幅の低下を補うべく、かかる高域成分の振
幅を強制的に大にするのである。
【0005】コンパレータ6は、かかるイコライザ5に
て波形補償された読取信号の信号レベルと、所定基準電
圧との大小比較を行い、この大小比較結果に応じた2値
信号を発生する。
【0006】クロック発生回路7は、コンパレータ6か
ら供給される2値信号と電圧制御発振回路であるVCO
(Voltage Controlled Oscillator)73から供給される
サンプルクロック信号との位相を比較して位相誤差信号
を出力する位相比較回路71と、かかる位相誤差信号の
帯域を制限するLPF(Low Pass Filter)72と、LP
F72から出力される位相誤差信号に基いたクロック信
号を発生するVCO73とから成る所謂PLL(Phase
Locked Loop)回路の構成を有しており、かかる2値信号
の信号エッジに位相同期したサンプルクロック信号を発
生してこれをサンプリング回路8に供給する。
【0007】サンプリング回路8は、かかるサンプルク
ロック信号に応じたタイミングにて上記2値信号をサン
プリングしてこれを順次、再生ディジタル信号として出
力する。
【0008】一方、CDプレーヤには、例えばピックア
ップ1をディスク半径方向に移送するスライダを担持す
るスライダベースに設けられたスケール(半径位置を示
す目盛り)を光学的または機械的に読み取ることによっ
て、ピックアップ1の当該ディスク半径方向における存
在位置を知らしめる位置検出信号を出力する位置検出回
路10と、CD3を担持するスピンドルモータ2の回転
速度(回転周波数)を検出して周波数検出信号を出力す
る周波数検出回路11とが具備されており、これら位置
検出回路10と周波数検出回路11からの各検出信号は
コントロールCPU12に供給される。
【0009】コントロールCPU12は、供給された位
置検出信号に基づいて、ピックアップを所定の再生半径
位置に移送せしめるアクセス動作を制御し、周波数検出
信号に基づいて、CLV(Constant Linear Velocity:
線速度一定)記録されたディスク(以下、CLVディス
クと称する。)であるCD3のかかる再生半径位置にお
けるディスクの回転速度をスピンドルサーボ回路9に対
して設定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクの
ように重量のある負荷を回転駆動するスピンドルモータ
2は、負荷の慣性力により、一般的にその応答が遅い。
したがって、CLVディスクにおいては、ピックアップ
を所定の再生半径位置に移送して記録情報の読取り動作
に移行するまでに要する時間、すなわちアクセス時間
は、スピンドルモータの回転速度が、かかる再生半径位
置における所定回転速度に達するのを待たなければなら
ないため、長大になってしまう。スピンドルモータのト
ルクを大きくすれば応答を速めることができるが、トル
クを大きくするためには、大電流を流す必要があり、か
かる電流による発熱で装置内の温度が上昇するため、強
制冷却等の新たな措置を施す必要が生じ、装置が大型化
するという問題があった。特に、コンピュータソフトウ
エアを担うCD−ROM等を再生する装置の場合、コン
ピュータの筐体内部に組み込まれる場合が多く、大きさ
に制限が加えられることから、装置の大型化が生じるこ
とは好ましくない。
【0011】そこで、アクセス動作によって所望の再生
位置へのピックアップ1の移送が終了した後、スピンド
ルモータ2がその半径位置における所定の回転速度に達
するのを待たずに、記録情報の読取り動作に移行するこ
とができれば好都合であるが、そのためには、クロック
信号発生回路7は、ピックアップ1が移送された再生半
径位置において、所定の線速度になっていなくてもデー
タの再生ができるように、CD3からの読取信号に基づ
く2値信号の信号エッジの周波数と位相に同期したクロ
ック信号を発生する必要がある。。
【0012】本発明は、アクセス動作に伴うディスクの
回転速度の変化期間であっても、ディスクからの読取信
号の周波数と位相に同期したサンプルクロック信号を発
生する事ができるクロック信号発生回路を備えた、ディ
ジタル信号再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル信号
再生装置は、ディジタル信号を担うピット列を線速度一
定で回転制御しながら記録した光ディスクを所定の線速
度で回転制御する回転制御手段と、回転制御された前記
光ディスクから前記ピット列を読み取って読取信号を出
力する読取手段と、前記読取信号からサンプルクロック
信号に基づいて前記ディジタル信号に復号する復号手段
と、前記サンプルクロック信号を発生するクロック信号
発生手段と、前記読取手段を前記光ディスクにおける所
定の半径位置へ移送する移送手段と、を備えたディジタ
ル信号再生装置であって、前記クロック信号発生手段
は、前記所定の線速度と前記所定の半径位置に応じた目
標周波数を設定する周波数設定手段と、設定した前記目
標周波数と前記サンプルクロック信号の周波数との誤差
信号を生成する第1の周波数誤差信号生成手段と、前記
ディジタル信号に基づく周波数と前記サンプルクロック
信号の周波数との誤差信号を生成する第2の周波数誤差
信号生成手段と、前記読取信号に基づく位相と前記サン
プルクロック信号の位相との誤差信号を生成する位相誤
差信号生成手段と、前記第1の周波数誤差信号と前記第
2の周波数誤差信号と前記位相誤差信号の内、少なくと
も1の誤差信号に基づいて前記サンプルクロック信号を
発生する電圧制御発振回路とからなり、前記電圧制御発
振回路は、前記読取手段が前記所定の半径位置へ移送さ
れたとき、前記第1の周波数誤差信号に基づいて前記サ
ンプルクロック信号を発生した後、前記第2の周波数誤
差信号並びに前記位相誤差信号の少なくとも一の誤差信
号に基づいて前記サンプルクロック信号を発生するよう
に構成される。
【0014】
【実施の形態】本発明に基づく好ましい実施形態につい
て、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、C
LVディスクとして、CDよりも記録容量を飛躍的に向
上させ、ディジタルオーディオ信号のみならずディジタ
ル映像信号として一本の映画などがコンパクトディスク
サイズに記録可能な高密度記録媒体であるDVDを用い
て説明する。
【0015】図2は、本実施形態におけるDVD方式対
応のディジタル信号再生装置の構成の一例を示す図であ
る。図2において、ピックアップ1はスピンドルモータ
2にて回転駆動せしめられる記録媒体としてのDVD3
にビーム光を照射する。この際、ピックアップ1は、上
記DVD3からの反射光を受光して、受光量に応じた信
号レベルを有する読取信号を発生する。ヘッドアンプ4
は、かかる読取信号を所望に増幅した増幅読取信号をA
/D変換器21に供給する。A/D変換器21はかかる
増幅読取信号を後述するクロック発生回路24から供給
されるサンプルクロック信号のタイミングでサンプリン
グして、例えば8ビットから成るディジタルのサンプル
値qに変換してこれをディジタルイコライザ22に供給
する。つまり、読取信号の信号レベルに対応したサンプ
ル値が順次、ディジタルイコライザ22に供給されるの
である。
【0016】ディジタルイコライザ22は、クロック信
号発生回路24から供給されるサンプルクロック信号の
周波数に応じた周波数帯域において、かかるサンプル値
qが上昇傾向から下降傾向、下降傾向から上昇傾向へと
変化する際の周波数(以下、入力サンプル周波数と称す
る。)が高いほど、このサンプル値系列における振幅を
大きく増加するように各サンプル値の値を調整した波形
補償サンプル値を生成する。この際、かかる振幅の増加
量は、コントロールCPU12から供給される等化係数
kに応じた量となる。
【0017】すなわち、ディジタルイコライザ22は、
かかるサンプル値qに対する処理により、サンプルクロ
ック信号の周波数と等化係数kに応じた利得特性にて読
取信号の高域成分を増加させているのである。この際、
ディスクの回転速度によって決まる読取信号に含まれる
高域成分の振幅を増加した信号に対応したサンプル値と
して波形補償サンプル値hが得られるのである。
【0018】図3は、かかるディジタルイコライザ22
をFIR(Finite Impulse Response) フィルタにて実
現した場合の回路例を示す図である。図3において、乗
算器M1は、供給されたサンプル値qに、−{等化係数
k}を乗算して得られた値を加算器A1に供給する。乗
算器M2は、DフリップフロップD1にて1クロックタ
イミング分遅延されて供給されてくるサンプル値qに+
{等化係数k}を乗算して得られた値を加算器A1に供
給する。乗算器M3は、DフリップフロップD2〜D3
にて更に2クロックタイミング分遅延されて供給されて
くるサンプル値qに+{等化係数k}を乗算して得られ
た値を加算器A1に供給する。乗算器M4は、Dフリッ
プフロップD4にて更に1クロックタイミング分遅延さ
れて供給されてくるサンプル値qに−{等化係数k}を
乗算して得られた値を加算器A1に供給する。加算器A
1は、乗算器M1乃至M4それぞれにて得られた各乗算
結果、さらに、DフリップフロップD1〜D2にて2ク
ロックタイミング分遅延されて供給されてくるサンプル
値qを全て加算して得られた加算結果を波形補償サンプ
ル値hとして出力する。
【0019】図4は、かかる図3において示される回路
による特性を示す図であり、以下に、その伝達関数を示
す。 H(f)=1+2kcos(2πf/fs)−2kco
s(4πf/fs) H(f):伝達関数 f :入力サンプル周波数 fs :サンプルクロック周波数
【0020】つまり、図3にて示される回路は、(−
k,+k,1,+k,−k)なるインパルス応答を示す
いわゆるコサインイコライザであり、図4に示されるよ
うに、CPU12から供給される等化係数kを固定とす
れば、クロック信号発生回路24から供給されるサンプ
ルクロック信号の周波数fsの増減に応じてその帯域特
性(ピーク周波数)を変化させると共に、順次入力され
てくるサンプル値qの入力サンプル周波数fがかかるサ
ンプルクロック信号の周波数fsで決まる帯域内におい
て高くなるほど波形補償サンプル値hによる系列の振幅
を大とするのである。
【0021】この様に、図3に示されるディジタルイコ
ライザ22は、サンプルクロック信号の周波数fsに応
じてその帯域特性が変化するため、高速アクセスなどに
よって生じるディスク回転速度の変化期間においてディ
スクからの読取信号に位相同期したクロック信号が後述
するクロック信号発生回路24から供給されることによ
り、ディスク回転速度の変化に伴うかかるサンプルクロ
ック信号の周波数fsの変化に追従してその帯域特性が
自動的に変化する。したがって、コントロールCPU1
2は、等化係数kの初期設定を行う以外は、波形等化回
路の帯域特性に関わる制御動作は一切行う必要がない。
【0022】なお、ディジタルイコライザとしてDフリ
ップフロップを4段縦続接続したタップ数5の構成例を
説明したが、これに限定されるものではない。
【0023】また、DVDで提案されている、互いに異
なる記録密度を有する複数種類の記録ディスクのいずれ
に対しても再生動作可能な再生装置においては、ディス
クの種類に応じてかかるディジタルイコライザの等化係
数kを変化せしめて、かかるディスクの種類に適合した
高域強調量を設定することが可能である。
【0024】ディジタルイコライザ22から出力する波
形補償サンプル値hは、ビタビ復号回路23とクロック
発生回路24とに供給される。
【0025】ビタビ復号回路23は、かかる波形補償サ
ンプル値hを連続した時系列として捕らえ、このサンプ
ル値系列に対して最も存在確率の高い復号データ系列を
求めてこれを再生ディジタル信号として出力する。
【0026】クロック信号発生回路24は、CPU12
によって指定されるディスクの回転速度に応じた線速度
を担う基準周波数に、サンプルクロック信号の周波数を
追従せしめると共に、かかるサンプルクロック信号の位
相をディジタルイコライザ22から供給される波形補償
サンプル値hの系列の位相に同期せしめる。つまりサン
プルクロック信号の周波数と位相が読取信号の周波数と
位相に同期したサンプルクロック信号を発生させる。
【0027】以下に、クロック信号発生回路24の構成
について詳述する。クロック信号発生回路24は、基準
クロック発生器241、固定周波数制御回路242、同
期周波数制御回路243、位相制御回路244、LPF
245、VCO246とから成る。
【0028】基準クロック発生器241は、例えば水晶
発振回路とかかる水晶発振回路から発生する高周波数の
パルス信号を所定の分周比で分周する分周回路とからな
り、所定の周波数を有するパルス信号を基準クロック信
号として発生する。かかる基準クロック信号の周波数
は、DVDフォーマットで規定される基準となる線速度
でDVDが回転制御されている際に得られるべきサンプ
ルクロック信号の周波数の整数倍(1倍も含む)の周波
数が好ましいが、周波数の変動が少ない、つまり、発振
精度の高いパルス信号であれば周波数は特に限定される
ものではない。
【0029】固定周波数制御回路242は、コントロー
ルCPU12から供給される後述する分周比Mと基準値
Nによって規定される目標周波数と、VCO246から
供給されるサンプルクロック信号aの周波数fsとの周
波数誤差を検出する。
【0030】同期周波数制御回路243は、ビタビ復号
回路23から供給される再生ディジタル信号に含まれる
同期信号の周波数の整数倍の周波数とVCO246から
供給されるサンプルクロック信号aの周波数との周波数
誤差を検出する。
【0031】位相制御回路244は、入力した波形補償
サンプル値系列からゼロクロス点に最も近いサンプル値
を抽出し、このサンプル値レベルに基づいて位相誤差を
検出する。
【0032】以上述べた、固定周波数制御回路242、
同期周波数制御回路243、位相制御回路244から供
給される周波数誤差信号並びに位相誤差信号は、LPF
(Low Pass Filter )245を介してVCO246に供
給され、VCO246からはかかる誤差信号に応じた周
波数並びに位相を有するクロック信号が発生する。
【0033】図5に固定周波数制御回路242のより具
体的な回路例を示す。図5において、分周カウンタ51
は、VCO246から供給されるサンプルクロック信号
aをコントロールCPU12から供給される分周比Mに
基いて分周し、かかるサンプルクロック信号を2M回計
数する期間毎に例えば1クロック期間Hレベルとなるパ
ルス信号bを計測カウンタ52に出力する。計測カウン
タ52は、Hレベルのパルス信号bの到来に応じてその
計数値をゼロリセットすると共に、パルス信号bがLレ
ベルの期間は基準クロック信号発生器241から供給さ
れる基準クロック信号cを計数し、その計数値dをコン
パレータ53に出力する。コンパレータ53は、計測カ
ウンタ52から供給される計数値dとコントロールCP
U12によって設定される基準値Nとの大小比較を行
い、計数値dが基準値Nより小さいときHレベル、大き
いときにはLレベルの2値信号eをスイッチ回路54を
介してLPF245に出力する。このように、2値信号
eは、クロック信号aの2Mクロック期間のうち、基準
クロック信号cのNクロック期間Hレベルとなり、残り
の期間Lレベルとなる。したがって、クロック信号aの
周波数fsが後述する目標周波数(基準クロック信号c
の周波数fref 、分周比M並びに基準値Nによって決ま
る)よりも高ければ、2値信号eの2M期間におけるH
レベル期間の占める割合、すなわち2値信号eのデュー
ティが50%より大きくなり、逆に周波数fsが目標周
波数よりも低ければ、デューティは50%よりも小さく
なる。
【0034】図6に同期周波数制御回路243のより具
体的な回路例を示す。図6において、同期検出器61
は、ビタビ復号回路23から供給される再生ディジタル
信号gより、所定の周期で存在する同期信号を検出す
る。DVDフォーマットの場合、記録データ中1488
クロック毎に同期信号が記録されている。かかる同期信
号は、通常のデータパターンには現れない特異なパター
ン信号であり、同期検出器61は、与えられた再生ディ
ジタル信号からこの特異パターンと一致するパターンを
検出したとき、検出パルスmを計測カウンタ62並びに
レジスタ63に出力する。計測カウンタ62は、検出パ
ルスmが到来するタイミングで計数値をゼロリセットす
ると共に、クロック信号aの計数を開始し、その計数値
iをレジスタ63のデータ入力端子に供給する。レジス
タ63は、検出パルスmの到来するタイミングにおいて
入力端子に供給されている計数値iを、次の検出パルス
が到来するまでの間保持する。保持された計数値iは、
レジスタ63からの出力値jとして減算器64に供給さ
れる。減算器64では、レジスタ63からの出力値jと
コントロールCPU12から与えられる目標値(本実施
形態においては1488)との減算が行われ、周波数誤
差信号nが生成される。かかる周波数誤差信号nは、P
WM(Pulse Width Modulation) 変調器65に供給さ
れ、周波数誤差信号nに比例したデューティを有するパ
ルス信号lがPWM変調器65からLPF245に出力
される。
【0035】図7に位相制御回路244のより具体的な
回路例を示す。図7において、加算器72は、ディジタ
ルイコライザ22から供給される波形補償サンプル値h
と、Dフリップフロップ71によって1サンプリングク
ロック分だけ遅延された遅延サンプル値hl との加算を
行う。かかる加算動作により加算器72は、隣接する2
つのサンプル値h毎に、その平均サンプル値rを求め
る。
【0036】排他的論理和回路77は、上記平均サンプ
ル値rのMSB(最上位ビット)、及びDフリップフロ
ップ76によって1サンプリングクロック分だけ遅延さ
れた平均サンプル値rのMSB各々の論理値が不一致で
ある場合には、論理値「1」のイネーブル信号tをDレ
ジスタ73及び78の各々に供給する一方、両者が同一
論理値である場合には、論理値「0」のイネーブル信号
tをDレジスタ73及び78の各々に供給する。この
際、両者が不一致であるということは、上記平均サンプ
ル値rが正の値から負の値、または負の値から正の値へ
と推移している状態、いわゆるゼロクロス状態にあるこ
とを示しているのである。排他的論理和回路77は、か
かるゼロクロス状態を検出した場合に、論理値「1」の
イネーブル信号tをDレジスタ73及び78の各々に供
給するというゼロクロス検出手段として動作するのであ
る。
【0037】かかるDレジスタ73は、上記排他的論理
和回路77から論理値「1」のイネーブル信号が供給さ
れたときにのみ、上記Dレジスタ71から供給された遅
延サンプル値を取り込んでこれを抽出サンプル値vとし
て極性反転回路74及び選択回路75に出力する。
【0038】一方、Dレジスタ78は、上記排他的論理
和回路77から論理値「1」のイネーブル信号tが供給
された時にのみ、上記平均サンプル値rのMSBを取り
込んでこれを傾斜信号uとして選択回路75に出力す
る。この際、平均サンプル値rが正の値から負の値へと
推移している場合、すなわち、平均サンプル値rの推移
変化が下降傾向にある場合には、かかる傾斜信号uの信
号論理値は「1」となり、一方、かかる平均サンプル値
rの推移変化が上昇傾向にある場合には、かかる傾斜信
号uの信号論理値は「0」となる。この傾斜信号uは選
択回路75の切換制御信号として利用され、平均サンプ
ル値rの推移変化が上昇傾向にある場合、すなわち、傾
斜信号uが「0」の場合には極性反転回路74から供給
された極性を反転された遅延サンプル値を位相誤差信号
xとしてPWM変調器79に出力する一方、平均サンプ
ル値rの推移変化が下降傾向にある場合、すなわち、傾
斜信号uが「1」の場合にはDレジスタ73から供給さ
れた遅延サンプル値をそのまま位相誤差信号xとしてP
WM変調器79に出力する。PWM変調器79は、選択
回路75から供給される位相誤差信号xに比例したデュ
ーティを有するパルス信号yを生成し、LPF245に
出力する。
【0039】図7に示されるが如き構成の位相制御回路
244においては、ディジタルイコライザ回路22から
供給された波形補償サンプル値hの平均サンプル値r
が、正の値から負の値、または負の値から正の値へと推
移するゼロクロス区間を検出し、この区間中に存在する
サンプル値を抽出サンプル値vとして出力するととも
に、抽出サンプル値とかかる抽出サンプル値の極性を反
転せしめたサンプル値とを傾斜信号uに応じて選択した
ものを位相誤差信号xとする構成となっている。平均サ
ンプル値rは、ディジタルイコライザ22から供給され
る波形補償サンプル値hに基づいて導出されるものであ
るから、かかる位相誤差信号xは、精度の高い位相差信
号となり、VCO246から出力するクロック信号もそ
の位相精度が高いものとなる。
【0040】図8にLPF245の回路例を示す。LP
F245は、固定周波数制御回路242、同期周波数制
御回路243、位相制御回路244のそれぞれから出力
される2値信号を抵抗器並びにコンデンサとで構成され
る受動フィルタ81,82,83によって平滑して各2
値信号のデューティに比例した電圧信号を生成すると共
に、オペアンプ84を用いた能動フィルタ85におい
て、各電圧信号を加算して誤差電圧信号Vo を生成す
る。かかる誤差電圧信号が、VCO246の制御電圧と
なる。尚、オペアンプ84の正入力端子に印加される電
圧Vc は、上記各2値信号のデューティが50%である
場合の平均電圧と等しい電圧レベルを有している。
【0041】次に、以上の構成を有するクロック信号発
生回路24に対するコントロールCPU12の制御動作
について説明する。コントロールCPU12は、本実施
形態のディジタル信号再生装置のサーチ動作において、
ピックアップの移送直後における読取半径位置に応じて
変化したDVDからの読取信号の周波数に、サンプルク
ロック信号の周波数を追従せしめるべく、分周比M及び
基準値Nの設定動作を行う。
【0042】ここで、コントロールCPU12によって
設定される分周比Mと基準値Nについて説明する。図5
における固定周波数制御回路242から供給される2値
信号eに基づいてVCO246の発振周波数fsを制御
する場合、固定周波数制御回路242,LPF245,
VCO246を含む固定周波数制御ループが構成され
る。かかる固定周波数制御ループでは、図5における分
周カウンタ51によってVCO246から出力されるク
ロック信号が2M回計数される期間において、計測カウ
ンタ52によって基準クロック信号cを計数した計数値
dがコンパレータ53において基準値Nと比較され、か
かる計数値dが基準値Nより小さい期間はHレベルとな
り、それ以外の期間はLレベルとなる2値信号eが、L
PF245によって積分されてVCO246の発振周波
数を制御する制御電圧信号となる。つまり、制御電圧信
号は、2値信号eの2M期間におけるHレベル期間の占
める割合、すなわち2値信号eのデューティに応じてそ
の電圧レベルが変化することになる。VCO246は、
制御電圧信号の電圧レベルにほぼ比例してその発振周波
数を変える。したがって、かかる固定周波数制御ループ
においては、2値信号eのデューティが50%となるよ
うに帰還制御が成されるのである。この際、図5の固定
周波数制御回路においては、その構成から次の条件式が
成り立つ。 N/fref =M/fs よって、本実施形態における固定周波数制御ループにお
いては、サンプルクロック信号の周波数fsが、基準ク
ロック信号の周波数fref と分周比Mと基準値Nとによ
って決まる目標周波数 fs=fref ・M/N となるように、帰還制御がなされるのである。
【0043】ところで、一般的に、サーチ動作に伴うス
ピンドルモータの回転制御の応答速度と比較して、ピッ
クアップを移送する速度は充分に速く、このため、サー
チする直前のスピンドルモータの回転速度とサーチした
直後のスピンドルモータの回転速度は概略等しくなる。
したがって、CLVディスクに対して高速アクセスする
場合には、サーチする前の読取信号の周波数と、サーチ
した後の読取信号の周波数とは異なっている。より具体
的には、サーチによって読取半径位置が外周に向かうほ
どサーチ直後に得られる読取信号の周波数は高くなり、
内周に向かうほどかかる周波数は低くなる。
【0044】コントロールCPU12は、上記点に鑑み
て、サーチ直前並びにサーチ直後におけるピックアップ
の存在するディスク上の半径位置に応じて、分周比M及
び/または基準値Nを設定するのである。より具体的に
は、分周比Mはサーチ後の半径位置に基いて設定し、基
準値Nはサーチ前の半径位置に基いて設定する。例え
ば、DVDの最内周から最外周へサーチを実行する場
合、ピックアップの情報読取位置は、半径24mmから5
8mmへ変化するので、M/Nを58/24に設定するの
である。
【0045】なお、ここでは、基準クロック信号の周波
数fref をDVDフォーマットで規定される基準となる
線速度でDVDが回転制御されている際に得られるべき
サンプルクロック信号の周波数とした場合を想定して説
明しているが、基準クロック信号の周波数fref を任意
に設定した場合には、設定した周波数に応じた補正係数
を掛ければ良い。
【0046】コントロールCPU12は、例えば、ビタ
ビ復号回路23から出力される再生ディジタル信号に対
してなされる、誤り訂正等のデータ処理の状態を監視
し、かかるデータ処理が正常に開始されたことを検出す
ると、スイッチSW54を開状態にせしめ、固定周波数
制御ループを遮断する。
【0047】上記のように分周比M,基準値Nが設定さ
れることにより、サーチ直後に得られるクロック信号発
生回路24から出力するサンプルクロック信号の周波数
fsはサーチ直後における読取信号の周波数と概略等し
くなる。
【0048】サンプルクロック信号の周波数fsが、読
取り信号の周波数と概略等しくなることによって、同期
周波数制御回路243において同期信号の検出が可能と
なる。したがって、同期周波数制御回路243からは、
読取信号の同期信号の検出周波数の整数倍(本実施形態
では、1488倍)の周波数とサンプルクロック信号の
周波数fsとの周波数誤差信号lが出力されることにな
り、同期周波数制御回路243、LPF245、VCO
246を含む同期周波数制御ループによって、クロック
信号発生回路24からは、正確に読取信号の同期信号の
検出周波数の1488倍に周波数が一致したサンプルク
ロック信号が発生する。
【0049】同様に、サンプルクロック信号の周波数f
sが、読取信号の周波数と概略等しくなった後にサンプ
ルクロック信号と読取信号との周波数同期が取られるこ
とによって、位相制御回路244による再生ディジタル
信号のサンプル列に対する位相同期も可能となる。
【0050】同期周波数制御回路243並びに位相制御
回路244によって一度位相同期まで取られると、スピ
ンドルサーボによってサーチ先における回転速度にする
べくスピンドルモータの回転速度が変化せしめられ、そ
れに応じて読取信号の周波数が変化しても、かかる周波
数変化がクロック信号発生回路24の追従可能帯域内に
あるならば、サンプルクロック信号は読取信号に対して
周波数同期並びに位相同期が取られたままである。つま
り、コントロールCPU12は、高速アクセスをするべ
く、サーチ先のディスク上の半径位置に応じた分周比M
と基準値N、すなわち、かかる半径位置におけるサンプ
ルクロック信号の有すべき周波数を設定し、その後、周
波数同期並びに位相同期が取られて正常にデータ処理が
開始されたことを確認した際に、固定周波数制御ループ
を遮断状態にすれば良いのである。したがって、スピン
ドルモータの回転速度の変化に起因する読取信号の周波
数の変化に合わせて制御動作を行う必要はない。
【0051】図9に、本実施形態において高速アクセス
した場合のスピンドルモータの回転速度、読取信号の周
波数(再生線速度)、サンプルクロック信号の周波数の
それぞれに対する動作状態の概念図を示す。
【0052】図9では、ピックアップ1のDVD3上で
の読取半径位置をサーチによって内周位置ri から外周
位置ro (ポイント)、外周位置ro から内周位置r
i(ポイント)へと変化せしめた場合を想定してい
る。サーチによって再生位置が変化しても所定の線速度
にするべく、スピンドルモータの回転速度は、ポイント
を起点にその回転速度がvi からvo に向かって徐々
に変化する。前述した通り、サーチ動作に伴うスピンド
ルモータの回転制御の応答速度と比較してピックアップ
を移送する速度は充分に速いから、ピックアップの外周
位置ro への移送が終了した時点では、スピンドルモー
タの回転速度はほぼvi に等しく、ピックアップによっ
て読み取られる読取信号の周波数(再生線速度)は高く
なる。
【0053】一方、サンプルクロック信号の周波数fs
は、まず、固定周波数制御ループによって、コントロー
ルCPU12から指定された目標周波数、すなわち、外
周位置ro における、スピンドルモータの回転速度がv
i の時の再生線速度に相当するクロック周波数にまで増
加される。ついで、同期周波数制御ループによってサン
プルクロック信号の周波数が、読取信号中の同期信号の
整数倍の周波数と正確に一致せしめられると共に、位相
制御ループによって読取信号をイコライザを介して得ら
れる波形補償サンプル値列の位相と一致せしめられる。
かかるサンプルクロック信号は同期周波数制御ループ並
びに位相制御ループによって、読取信号の周波数の変化
に応じて、つまり、外周位置ro における所定の線速度
を担う回転速度vo へ向かって変化するスピンドルモー
タの回転速度の変化に追従して変化する。
【0054】同様に、外周位置ro から内周位置ri へ
と変化せしめた場合(ポイント)には、スピンドルモ
ータの回転速度は、ポイントを起点にその回転速度が
vo からvi に向かって徐々に変化する。ピックアップ
の内周位置ri への移送が終了した時点では、スピンド
ルモータの回転速度はまだほぼvo に等しいため、ピッ
クアップからの読取信号の周波数は低くなる。
【0055】一方、サンプルクロック信号の周波数fs
は、まず、固定周波数制御ループによって、コントロー
ルCPU12から指定された目標周波数、すなわち、内
周位置ri における、スピンドルモータの回転速度がv
o の時の再生線速度に相当するクロック周波数にまで低
減される。ついで、同期周波数制御ループによってサン
プルクロック信号の周波数が、読取信号中の同期信号の
整数倍の周波数と正確に一致せしめられると共に、位相
制御ループによって読取信号をイコライザを介して得ら
れる波形補償サンプル値列の位相と一致せしめられる。
かかるサンプルクロック信号は同期周波数制御ループ並
びに位相制御ループによって、読取信号の周波数の変化
に応じて、つまり、内周位置ri における所定の線速度
を担う回転速度vi へ向かって変化するスピンドルモー
タの回転速度の変化に追従して変化する。
【0056】このように、サーチ直後においてもサンプ
ルクロック信号の周波数と位相を読取信号の周波数と位
相に同期せしめることができるので、スピンドルモータ
の回転速度の変化期間においてもディジタル信号の再生
を正確に行なうことが可能となり、高速アクセスを実現
できる。
【0057】なお、本実施形態では、DVD方式対応の
ディジタル信号再生装置を例に説明したが、図10に示
すようにCD方式対応のディジタル信号再生装置に対し
ても適用可能である。この際、位相制御回路244´に
は、図1における従来の位相比較回路71の構成を採用
できる。またこの場合、コントロールCPU12は、高
速アクセスによるスピンドルモータの回転速度の変化期
間において、読取信号の周波数の変化に応じてアナログ
イコライザの帯域を設定する必要がある。
【0058】なお、本実施形態では、再生装置の再生形
式として、CLVディスクであるDVDの再生領域全面
に亘ってCLV再生を行なうことを前提に説明している
が、DVDを部分的にCLV再生とCAV再生とを混在
させて再生する場合であったり、DVDを一定の線速度
では無く複数の線速度で再生する場合であっても、コン
トロールCPUによってスピンドルモータの回転速度と
固定周波数制御回路の分周比M並びに基準値Nの設定を
適切に行なえば、スピンドルモータに負担をかけること
なく高速アクセスを実現できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるディジ
タル信号再生装置は、クロック信号発生手段を、所定の
半径位置に応じた目標周波数を設定する周波数設定手段
と、設定した目標周波数とサンプルクロック信号の周波
数との誤差信号を生成する第1の周波数誤差信号生成手
段と、ディジタル信号に基づく周波数とサンプルクロッ
ク信号の周波数との誤差信号を生成する第2の周波数誤
差信号生成手段と、読取信号に基づく位相とサンプルク
ロック信号の位相との誤差信号を生成する位相誤差信号
生成手段と、第1の周波数誤差信号と第2の周波数誤差
信号と位相誤差信号の内、少なくとも1の誤差信号に基
づいて前記サンプルクロック信号を発生する電圧制御発
振回路とから形成し、かかる電圧制御発振回路を、読取
手段が所定の半径位置へ移送されたとき、第1の周波数
誤差信号に基づいてサンプルクロック信号を発生した
後、第2の周波数誤差並びに位相誤差信号の少なくとも
一の誤差信号に基づいてサンプルクロック信号を発生す
るように構成した。
【0060】かかる構成によれば、サーチ動作によって
再生半径が変化した場合、最初に第1の周波数誤差信号
を用いた固定周波数制御ループによってサンプルクロッ
ク信号の周波数を再生半径の変化比に応じて設定した目
標周波数に一致させる事ができるので、スピンドルモー
タの回転速度を変えることなく読取信号中の同期信号の
検出が可能となり、サーチ直後においても読取信号の周
波数と位相に同期したサンプルクロック信号を発生する
ことができるので、スピンドルモータが再生半径位置に
おける正規の回転速度に達していなくても、ディジタル
信号を再生可能となる。したがって、スピンドルモータ
に負担をかけることなく、高速アクセスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CDプレーヤの概略構成を示す図である。
【図2】本発明によるDVD対応のディジタルデータ再
生装置の構成例を示す図である。
【図3】波形等化手段たるディジタルイコライザ22の
内部構成の一例を示す図である。
【図4】図3のディジタルイコライザ22において、等
化係数kを一定としたときの、クロック信号周波数に対
する帯域特性の変化を示す図である。
【図5】図2に示す固定周波数制御回路242の内部構
成の一例を示す図である。
【図6】図2に示す同期周波数制御回路243の内部構
成の一例を示す図である。
【図7】図2に示す位相制御回路244の内部構成の一
例を示す図である。
【図8】図2に示すLPF245の内部構成の一例を示
す図である。
【図9】本実施形態において高速アクセスした場合のス
ピンドルモータの回転速度、読取信号の周波数、サンプ
ルクロック周波数、のそれぞれに対する動作状態の概念
図である。
【図10】本発明によるディジタルデータ再生装置の他
の構成例を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
1 光ピックアップ 3 DVDディスク 12 コントロールCPU 21 A/D変換器 22 波形等化回路 23 復号回路 24 クロック信号発生回路 241 基準クロック発生器 242 固定周波数制御回路 243 同期周波数制御回路 244 位相制御回路 245 LPF 246 VCO M 分周比 N 基準値 fref 基準クロック周波数 fs サンプルクロック周波数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号を担うピット列を線速
    度一定で回転制御しながら記録した光ディスクを所定の
    線速度で回転制御する回転制御手段と、回転制御された
    前記光ディスクから前記ピット列を読み取って読取信号
    を出力する読取手段と、前記読取信号からサンプルクロ
    ック信号に基づいて前記ディジタル信号に復号する復号
    手段と、前記サンプルクロック信号を発生するクロック
    信号発生手段と、前記読取手段を前記光ディスクにおけ
    る所定の半径位置へ移送する移送手段と、を備えたディ
    ジタル信号再生装置であって、 前記クロック信号発生手段は、 前記所定の線速度と前記所定の半径位置に応じた目標周
    波数を設定する周波数設定手段と、 設定した前記目標周波数と前記サンプルクロック信号の
    周波数との誤差信号を生成する第1の周波数誤差信号生
    成手段と、 前記ディジタル信号に基づく周波数と前記サンプルクロ
    ック信号の周波数との誤差信号を生成する第2の周波数
    誤差信号生成手段と、 前記読取信号に基づく位相と前記サンプルクロック信号
    の位相との誤差信号を生成する位相誤差信号生成手段
    と、 前記第1の周波数誤差信号と前記第2の周波数誤差信号
    と前記位相誤差信号の内、少なくとも1の誤差信号に基
    づいて前記サンプルクロック信号を発生する電圧制御発
    振回路と、 からなり、 前記電圧制御発振回路は、前記読取手段が前記所定の半
    径位置へ移送されたとき、前記第1の周波数誤差信号に
    基づいて前記サンプルクロック信号を発生した後、前記
    第2の周波数誤差信号並びに前記位相誤差信号の少なく
    とも一の誤差信号に基づいて前記サンプルクロック信号
    を発生することを特徴とするディジタル信号再生装置。
  2. 【請求項2】 前記復号手段は、前記サンプルクロッ
    ク信号によって前記読取信号をサンプル値列に変換する
    A/D変換回路を備え、前記位相誤差信号生成手段は、
    前記サンプル値列の位相と前記サンプルクロック信号の
    位相との誤差信号を生成することを特徴とする請求項1
    に記載のディジタル信号再生装置。
  3. 【請求項3】 前記復号手段は、前記読取信号を所定
    基準電圧と比較して2値信号を生成する比較手段を備
    え、前記位相誤差信号生成手段は、前記2値信号の位相
    と前記サンプルクロック信号の位相との誤差信号を生成
    することを特徴とする請求項1に記載のディジタル信号
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数設定手段は、前記読取手段
    を移送する前に前記読取手段が存在した前記光ディスク
    における半径位置と移送した後の前記光ディスクにおけ
    る半径位置との比と前記所定の線速度とに基づいて、前
    記目標周波数を設定することを特徴とする請求項1に記
    載のディジタル信号再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の周波数誤差信号生成手段
    は、前記ディジタル信号に含まれる同期信号の周波数の
    整数倍の周波数と前記サンプルクロック信号の周波数と
    の誤差信号を生成することを特徴とする請求項1に記載
    のディジタル信号再生装置。
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