JPH10125035A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH10125035A
JPH10125035A JP8279754A JP27975496A JPH10125035A JP H10125035 A JPH10125035 A JP H10125035A JP 8279754 A JP8279754 A JP 8279754A JP 27975496 A JP27975496 A JP 27975496A JP H10125035 A JPH10125035 A JP H10125035A
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JP
Japan
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adhesive
guide plate
shutter
shutter guide
disk cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8279754A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
Koji Funato
孝次 船渡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US08/955,435 priority patent/US5917685A/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B23/0316Constructional details, e.g. shape

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジにスライド可能に取り付けられ
たコ字状のシャッターの自由端側が反り返るのを防止す
るシャッターガイド板を両面接着テープを使用せずに確
実容易にカートリッジに取り付けることができるように
する。 【解決手段】 ディスクカートリッジ1は、ディスク2
を回転可能に収容したカートリッジ3にシャッター4を
スライド可能に取付けるとともに、上記シャッター4の
先端部4aのスライドをガイドするシャッターガイド板
5を上記カートリッジ3に設けたシャッターガイド板取
付部6に接着剤7で取付けることにより構成されてい
る。上記接着剤7は、溶解時と固化時の体積差が10%
以下に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクを回転可
能に収容したカートリッジにシャッターをスライド可能
に取付け、上記カートリッジに設けた記録再生用の開口
部やスピンドル軸挿入用の開口部を上記シャッターで開
閉するようにしたディスクカートリッジに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジとして図19に示
したものが知られている。上記ディスクカートリッジ1
01は、円盤状記録媒体としての光ディスクや光磁気デ
ィスク等のディスク102を回転可能に収容したカート
リッジ103にシャッター104をスライド可能に取付
けることにより構成されている。上記カートリッジ10
3の一側面(図の上面には記録再生用の開口部105と
スピンドル軸挿入用の開口部106が設けられ、他側面
(図の下面)には記録再生用の開口部105のみが設け
られている。
【0003】上記シャッター104は、カートリッジ1
03に設けた記録再生用の開口部105とスピンドル軸
挿入用の開口部106を開閉するためのものであって、
金属板をコ字状に折曲げる等の方法により形成されてい
る。上記シャッター104は、一対のシャッター板部1
04a,104bで上記カートリッジ103の一側面と
他側面を挾むようにして、上記カートリッジ103にス
ライド可能に取付けられていて、一方のシャッター板部
104aで上記カートリッジ103の一側面に設けた記
録再生用の開口部105とスピンドル軸挿入用の開口部
106を開閉し、他方のシャッター板部104bでカー
トリッジ103の他側面に設けた記録再生用の開口部1
05を開閉するようになっている。
【0004】上記シャッター104は、金属板をコ字状
に折曲げるなどの方法により形成されているために一対
のシャッター板部104a,104bの先端部(自由端
部)が反り返りやすい。特に、一方のシャッター板部1
04aは、上記記録再生用の開口部105とスピンドル
軸挿入用の開口部106の両方を開閉するために、他方
のシャッター板部104bよりも長くなるために余計に
反り返りやすい。(他方のシャッター板部104bは、
記録再生用の開口部105のみを開閉すればよく、スピ
ンドル軸挿入用の開口部106を開閉する必要がないの
で、そのぶん短くてすむ)。
【0005】そこで、上記シャッター104のシャッタ
ー板部104aの先端部の反り返りを防止し、シャッタ
ー104を円滑にスライドさせるためにシャッターガイ
ド板111が設けられている。上記シャッターガイド板
111は、カートリッジ103に設けられたシャッター
ガイド板取付部112に取付けられていて、上記シャッ
ター板部104aの先端の折曲部104cの上面を押さ
えることにより、上記シャッター板部104aの先端部
が反り返るのを防止するようになっている。
【0006】上記シャッターガイド板111は、金属或
は合成樹脂で作られている。上記、金属製のシャッター
ガイド板111をシャッターガイド板取付部112に取
付けるのには、一般に、図20に示したように両面接着
テープ113を使用する方法が採られている。また、合
成樹脂製のシャッターガイド板111をシャッターガイ
ド板取付部112に取付けるのには、一般に、図21に
示したように合成樹脂製のシャッターガイド板111に
溶着リブ114を設け、該溶着リブ114に超音波振動
を加えて溶融、固化させる溶着方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のデ
ィスクカートリッジには次に述べるような問題点があっ
た。
【0008】(1)両面接着テープ113を使用して、
シャッターガイド板111をシャッターガイド板取付部
112に取付ける方法は、接着作業性が悪く、また両面
接着テープ113は、比較的高価であるために、ディス
クカートリッジのコストが高くなってしまう。
【0009】(2)合成樹脂製のシャッターガイド板1
11をシャッターガイド板取付部112に樹脂溶着で取
付けたディスクカートリッジは、金属製のものに較べて
シャッターガイド板111が破損しやすく、また溶着す
る際にカートリッジに歪が発生しやすい。
【0010】上記(1),(2)の問題点を解決するた
めに、金属製のシャッターガイド板111をシャッター
ガイド板取付部112に接着剤を使用して取付けること
も考えられるが接着剤が硬化する際の収縮歪でシャッタ
ーガイド板111やカートリッジ103が変形する虞が
ある。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを回
転可能に収容したカートリッジにシャッターをスライド
可能に取付けるとともに、上記シャッターの先端部のス
ライドをガイドするシャッターガイド板を上記カートリ
ッジに設けたシャッターガイド板取付部に接着剤で取付
けてなるディスクカートリッジにおいて、上記接着剤の
溶解時と固化時の体積差を10%以下に設定することに
より、上記接着剤の固化時の収縮歪でシャッターガイド
板やカートリッジが変形するのを防止した。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のディスクカート
リッジ1を裏返して分解した状態の斜視図である。上記
ディスクカートリッジ1は、ディスク2を回転可能に収
容したカートリッジ(シェル)3にシャッター4をスラ
イド可能に取付けるとともに、上記シャッター4の先端
部のスライドをガイドするシャッターガイド板5を有し
ている。上記シャッターガイド板5は、上記カートリッ
ジ3に設けられたシャッターガイド板取付部6に接着剤
7で取付けられている。そして、図2に示したように、
上記シャッターガイド板5は、シャッターガイド板取付
部6の一側面6aから庇状に突出する部分で上記シャッ
ター4の先端部の上面を抑えて、該先端部が反り返るの
を防止して円滑にスライドさせるようになっている。
【0014】次に、各構成部分について詳細に説明す
る。図1に示したように、上記ディスク2は、円盤状の
光磁気ディスク本体11と、該光磁気ディスク本体11
を挾むようにして、その中央部に取付けられた金属製の
上,下ハブ12,13とからなっている。
【0015】上記カートリッジ3は、上ハーフ21と下
ハーフ22とからなっている。上ハーフ21は、中央部
に上記ディスク駆動軸挿入用の開口部32を有し、該デ
ィスク駆動軸挿入用の開口部32に並べた状態で記録再
生用の開口部31を有していて、上記ディスク駆動軸挿
入用の開口部32に上記ディスク2の上ハブ12が臨
み、上記記録再生用の開口部5に、上記光磁気ディスク
本体11の記録エリアが臨むようになっている。また、
上記上ハーフ21は、外側面(図1の上面)にシャッタ
ー取付用凹部(シャッタースライドエリア)33を有し
ていて、該シャッター取付用凹部33の一側部33aに
シャッター4を押し当てると、該シャッター4によって
上記上ハーフ21の記録再生用の開口部31とディスク
駆動軸挿入用の開口部32は閉塞され、他側部33bに
押し当てると上記開口部31,32は開放されるように
なっている。
【0016】上記シャッター取付用凹部33の奥端側に
は、次に詳しく説明するシャッター4の先端部の折曲部
を挿入する溝部(シャッター自由端収納部)34と上記
シャッターガイド板取付部6が設けられている。
【0017】下ハーフ22は、内側面(図1の上面)の
中央部に環状のリブ(凸部)35を有し、該環状のリブ
35に並べた状態で記録再生用の開口部31を有してい
て、上記環状のリブ35内に上記ディスク2の下ハブ1
3が臨み、上記記録再生用の開口部31に上記光磁気デ
ィスク本体11の記録エリアが臨むようになっている。
また、上記下ハーフ22は、外側面(図1の下面)にシ
ャッター取付用凹部(シャッタースライドエリア)33
を有して、該シャッター取付用凹部33の一側面33a
にシャッター4を押し当てると、該シャッター4によっ
て、上記下ハーフ22の記録再生用の開口部31が閉塞
され、他側部33bに押し当てると上記開口部31が開
放されるようになっている。そして、上記上,下ハーフ
21,22のシャッター取付用凹部23,23を挾むよ
うにしてシャッター4がカートリッジ3に取付けられ
る。
【0018】上記シャッター4は、上記上,下ハーフ2
1,22のシャッター取付用凹部33,33上に重ね合
わせる上,下一対のシャッター板部(開口開閉部)4
1,42と、これらシャッター板部41,42の一端部
を連結している連結部43とによってコ字状に形成され
ている。そして、上記連結部33の内面側に取付けたス
ライド部材44の脚部を上,下ハーフ21,22のスラ
イドガイド溝に挿入して、これら上,下ハーフ21,2
2の間に上記スライド部材44を挾むことにより、上記
シャッター4はカートリッジ3の前端側にスライド可能
に取付けられている。
【0019】上記シャッター4の一方のシャッター板部
41は、上記上ハーフ21に設けた記録再生用の開口部
31とディスク駆動軸挿入用の開口部32の両方を閉塞
できる長さL1に形成されているとともに、他方のシャ
ッター板部42は、上記下ハーフ22に設けた記録再生
用の開口部31を閉塞できる長さL2に形成されてい
る。
【0020】上記一方のシャッター板部41の先端部4
1aは、一段低くなるように折曲げられていて、図2に
示したように、上記上ハーフ21に設けた溝部34に侵
入して、その上部を上記シャッターガイド板5で抑えら
れて、上記シャッター板部41の先端部41aが所謂反
り返った状態になって、上ハーフ21から浮き上がるの
を防止されている。
【0021】上記シャッターガイド板5は、0.3〜
0.8mm程度の肉厚のポリカーボネートやABS等の
合成樹脂板、0.1〜0.5mm程度の肉厚のステンレ
ススチール(SUS304)やアルミニュウム等の金属
板或は上記合成樹脂板にアルミニュウム箔等をラミネー
トして得られた薄板を所定の形状に打抜くことによって
形成されている。そして、上記シャッターガイド板5
は、上述したように、上記上ハーフ21に設けたシャッ
ターガイド板取付部6に接着剤7で接着されている。
【0022】上記接着剤7には、溶解時と固化時の体積
差が10%以下のエポキシ系二液タイプの接着剤や無溶
剤系のホットメルト系の接着剤或はアクリルオリゴマ等
を使用したUV系接着剤(紫外線硬化形接着剤)等が用
いられる。
【0023】図3は、エポキシ系二液タイプの接着剤7
をシャッターガイド板取付部6に塗布装置201で塗布
する方法の一例を示す。上記塗布装置201は、上記接
着剤7の主液を収容した主液タンク202と、硬化剤を
収容した硬化剤タンク203を備えている。上記各タン
ク202,203は、エアチューブ204,205によ
って圧縮空気が導入され、該圧縮空気の空気圧によっ
て、上記主剤又は硬化剤がそれぞれ吐出チューブ20
6,207から押し出されてきて、これら吐出チューブ
206,207が合流するチューブ208内で撹拌され
て、該チューブ208の先端に取付けられたノズル20
9によって上記シャッターガイド板取付部6に塗布され
るようになっている。上記シャッターガイド板取付部6
を設けた上ハーフ21は、作業台211上に載置されて
いて、該載置台211或は、上記塗布装置201を矢印
A−A方向に移動させることにより、上記シャッターガ
イド板取付部6に接着剤7を筋状に塗布するようになっ
ている。
【0024】そして、上記接着剤7上にシャッターガイ
ド板5を押付けて、上記接着剤7を固化(硬化)させる
ことにより、シャッターガイド板5をシャッターガイド
板取付部6に固着するのであるが、上記接着剤7は溶解
時と固化時の体積差が10%以内であるために、上記接
着剤7を比較的厚く塗布した場合、例えば50μm以上
でも上記接着剤7が固化する際に発生する圧縮歪によっ
てシャッターガイド板5や上ハーフ21が変形するのを
防止して、シャッター4の又円滑なスライドを維持する
ことができるのである。
【0025】図4は、ホットメルト系の接着剤7を塗布
装置301で塗布する場合の一例を示す。上記塗布装置
301は、エアーパイプ302により圧縮空気を導入し
て加圧することにより収容している接着剤を送り出す接
着剤タンク303と、該タンク303から送り出されて
きたホットメルト系の接着剤7をシャッターガイド板取
付部6に塗布するノズル304を備えている。上記接着
剤タンク303には第1のヒーター305と温度センサ
ー306が設けられ、上記ノズル304には第2のヒー
ター307と温度センサー308が設けられていて、こ
れら第1のヒーター305と温度センサー306および
第2のヒーター307と温度センサー308は、コント
ローラ309によって制御されるようになっている。そ
して、ホットメルト系の接着剤7をノズル304から吐
出させる直前、つまり塗布する直前に、上記第2のヒー
ター307で所定の塗布温度まで上昇させるようにし
て、上記タンク303内でのホットメルト系の接着剤7
の温度を低くしておくことにより、上記接着剤7の品質
の劣化を抑制するようになっている。
【0026】ホットメルト系の接着剤7は、上記エポキ
シ系二液タイプの接着剤に較べてノズルの目詰り等が起
こりにくく塗布作業能率の向上とメンテナンス性の向上
を図ることができる。
【0027】上述のようにホットメルト系の接着剤7
は、加熱溶融状態でシャッターガイド板取付部6に塗布
されるのであるが、これにシャッターガイド板5を押付
けると、上記ホットメルト系の接着剤7は、シャッター
ガイド板5によって熱を吸収され急激に冷却されて、表
面が所謂皮張り状態となって接着力が低下してしまう。
上述のような皮張りによる接着力の低下を防止するため
には、シャッターガイド板5を予め加熱しておいて、上
記接着剤7に押付けることが効果的である。
【0028】図5は、上記シャッターガイド板5を上記
シャッターガイド板取付部6上に運んで上記ホットメル
ト系の接着剤7に押付けるシャッターガイド板ピックア
ップ装置401で加熱するようにした場合を示す。
【0029】上記ピックアップ装置401は、シャッタ
ーガイド板支持部402と、該シャッターガイド板支持
部402を上,下動させるエアーシリンダ403とを備
えている。上記シャッターガイド板支持部402には上
記シャッターガイド板5をバキュームにより吸着する吸
着部404と、該吸着部404により吸着したシャッタ
ーガイド板5を加熱するヒーター405と温度センサー
406が設けられていて、上記ヒーター405と温度セ
ンサー406は、コントローラー407で制御されるよ
うになっている。
【0030】そして、上記ピックアップ装置401でシ
ャッターガイド板5を運ぶ際に、上記ヒーター405で
シャッターガイド板5を加熱して所定の温度、例えば接
着剤の温度まで上昇させた状態で上記シャッターガイド
板5を、上記エアーシリンダ403で接着剤7に、押付
ければ上記接着剤7は急激な温度低下を起こすことはな
いので皮張り状態になるのは防止されて、接着剤として
の効果を十分に発揮することができるのである。
【0031】図6は、上記接着剤7、例えば上記ホット
メルト系の接着剤に炭酸カルシュウム等のフィラー51
を混合して、接着剤7としての剪断強度、耐熱性及び凝
集力を向上させた場合を示す。上記フィラー51は、3
〜20μmの大きさに形成されていて、2〜25重量%
の割合で上記接着剤7中に混入されている。
【0032】上記フィラー51の大きさを3〜20μm
としたのは、3μm以下であると、接着剤7中での分散
が不均一になり、20μmを超えると接着剤塗布装置の
吐出ノズルの径を大きくしなければ円滑に吐出させるこ
とができなかったり、或は、接着剤をシャッターガイド
板取付部6に極く薄く塗る場合などに上記ノズルからの
吐出量をコントロールするのが困難になるからである。
【0033】また、フィラー51の混入量を2〜25重
量%としたのは、2重量%以下では目的とする凝集力を
得ることができず、25重量%以上では混入したフィラ
ー51がタンク内で沈降し、均一性が確保しにくい等の
問題があるからである。
【0034】図7(A),(B)に示したように、シャ
ッター4と同質のステンレス板52と、上ハーフ21と
同質のポリカーボネート板53を、上記フィラー51を
混入した接着剤7で接着した被測定(試験)物54と、
フィラー51を混入しない接着剤7で接着した被測定物
55について、上記ステンレス板52を固定部材56で
固定し、ポリカーボネート板53を荷重部材57で牽引
して上記接着剤の剪断強度を測定したところ、図8に示
すような測定結果が得られ、フィラー51を混入した接
着剤の方が、フィラー51を混入しない接着剤よりも剪
断強度が倍増することが証明された。
【0035】図9は、シャッターガイド板取付部6の第
1の変形例を示す。この変形例において、上記シャッタ
ーガイド板取付部6は、シャッターガイド板載置用基準
面61と、該基準面61よりも低位置に接着剤塗布面6
2を有している。上記接着剤塗布面62は、上記シャッ
ターガイド板取付部6の上面の中央部に設けられている
とともに、上記シャッターガイド板載置用基準面61
は、上記接着剤塗布面62を囲繞するように形成されて
いる。
【0036】そして、図10に示したように、上記接着
剤塗布面62に接着剤7を塗布して、該接着剤7上にシ
ャッターガイド板5をエアーシリンダ63等で押付けれ
ば、上記シャッターガイド板5は、上記シャッターガイ
ド板載置用基準面61に当接して、該基準面61で位置
決めされた状態で上記接着剤7によりシャッターガイド
板取付部6に取付けられた状態になるのである。
【0037】図11は、シャッターガイド板取付部6の
第2の変形例を示す。この変形例において、上記接着剤
塗布面62とシャッターガイド板載置用基準面61との
間に接着剤流出防止用の溝63が設けられている。従っ
て、図12に示したように、接着剤塗布面62に接着剤
7を塗布してシャッターガイド板5を押付ければ、余分
な接着剤7は、上記溝63内に流入し、上記接着剤7が
上記シャッターガイド板載置用基準面61側に流出する
のを阻止するのである。
【0038】図13は、シャッターガイド板取付部6の
第3の変形例を示す。この変形例において、接着剤塗布
面62の底面は、凹面状に形成されていて、接着剤7が
溜まりやすくなっている。従って、接着剤塗布面62に
接着剤7を塗布したときに接着剤7が上記溝63等に容
易に流れ出すことがないようにしているとともに、上記
凹面状の底面により接着剤層を厚くして、接着効果を向
上させるようになっている。
【0039】図14は、シャッターガイド板取付部6の
第4の変形例を示す。この変形例においては、上記接着
剤塗布面62に、上記シャッターガイド板載置用基準面
61と略同じ高さのリブ71…71が設けられている。
【0040】上記リブ71…71は、シャッターガイド
板5を接着したときに、該シャッターガイド板5を下面
側から支えて、シャッターガイド板5が下方に撓んだり
変形したりするのを防止するようになっている。
【0041】図15〜図18は、シャッターガイド板5
の変形例を示す。この変形例は、シャッターガイド板5
のシャッターガイド板取付部6への接着面5aを粗面に
形成して、接着剤7の所謂喰い付きを良くすることによ
り、接着信頼性を向上させた場合を示す。シャッターガ
イド板5のシャッターガイド板取付部6への接着面5a
が所謂ツルツルな平滑面であると接着剤7が付着しにく
く、また、硬化した場合に接着剤7の喰いつきが悪く容
易に剥がれてしまう。上述のような平滑面に接着剤7を
塗布して長期的に接着力を維持させるためには、接着剤
7の種類や接着条件を厳密に設定する必要があり、シャ
ッターガイド板接着のための生産性が低下したり、歩留
まりの低下をきたすという欠点がある。この変形例は、
上記欠点を解消することができるようにしたものであ
り、シャッターガイド板5のシャッターガイド板取付部
6への接着面5aにエンボス加工等を施すことにより粗
面に形成した場合を示す。
【0042】図15は、シャッターガイド板取付部6へ
の接着面5aにエンボス加工を施して粗面に形成したシ
ャッターガイド板5を示す。上記シャッターガイド板5
は、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂などの厚さ0.
3〜0.8mm程度の合成樹脂製薄板、もしくは、SU
S304、アルミニューム等の金属製の厚さ0.1〜
0.5mmの薄板もしくは、合成樹脂製シートにアルミ
ニューム箔等をラミネートして得られる薄板状のプレー
ト原反を所定の形状に打ち抜くことにより形成されてい
る。そして、上記原反を打ち抜く際に、エンボス加工を
施すことにより、上記接着面5aを粗面に形成する。上
記エンボス加工は、シャッターガイド打ち抜きに使用す
る金型の一部分にエンボスを施しておくことにより、該
シャッターガイド板を形成する際、容易に形成すること
が可能となる。
【0043】シャッターガイド板をアルミニュームにて
形成する際の例に具体的に述べる。このエンボス加工に
おいて、エンボス粗さは5μm以上で、板厚の30%以
下にするのが望ましい。(この粗さとは、10点平均粗
さ(Rz)で表示されるものである。) 板厚の30%例えば板厚が、0.2mmの場合は0.2
×0.30=0.06mm(60μm)となり、このと
きのエンボスの粗さが5μm以下の場合においては、接
着剤の接着面へのなじみが確保しにくく、また、接着剤
の接着面への喰いつき性を十分に確保しにくい。
【0044】また、エンボスが板厚の30%以上となる
とシャッターガイドの形状に変形、裏面への凹凸とな
り、接着する際に安定した圧着力がとれにくくなること
より、接着が不十分となったり、シャッターガイドがシ
エルの表面より飛び出したりすることがあり、信頼性の
面で懸念される。よって、該エンボスは、理想的には、
10μm以上で、板厚の20%とするのが望ましい。
【0045】図16は、エンボス加工を施すためのプレ
ス装置501を示す。上記プレス装置501は、上下動
ポンチ(上ポンチ)502と、該上下動ポンチ502の
下方に配置された固定ポンチ(下ポンチ)503を備え
ている。上記固定ポンチ503は、上端部に刻印チップ
504を有している。上記固定ポンチ503は、下端部
が高さ調整ねじ505を介してダイホルダ506および
ダイ507に支持されていて、上記高さ調整ねじ505
で上記刻印チップ504の高さ位置を調整することがで
きるようになっている。上記ダイ507の上にはプレー
ト原反支持テーブル508が配置されている。上記プレ
ート原反支持テーブル508は、ポンチガイド509を
有し、該ポンチガイド509に上記固定ポンチ503の
上部を嵌合することにより、該固定ポンチ503に対し
て上下動可能に、上記ダイ507上に設けたスプリング
510…510によって支持されている。上記プレート
原反支持テーブル508のプレート原反支持面508a
は、上記刻印チップ504よりも上方に位置し、プレー
ト原反511を刻印チップ504に対して浮き上がらせ
た状態でプレート原反511を支持するようになってい
る。
【0046】そして、上記プレート原反511が上記プ
レート原反支持テーブル508の所定の位置に送られて
くると、上記上下動ポンチ502が下動し、該ポンチ5
02でプレート原反511およびプレート原反支持テー
ブル508を押し下げ、上記プレート原反511の表面
を上記刻印チップ504に押し付けて、エンボス加工を
施すことにより粗面を形成するのである。
【0047】図17は刻印チップ504の拡大図であ
る。上記刻印チップ504の上面に刻印部504aが設
けられている。上記刻印部504aの上面は、Rzが2
0μm以上で、シャッターガイド板5の板厚の30%以
下の粗面504bに形成されている。そして、上述した
ように、上記上下動ポンチ502でプレート原反511
を刻印チップ504に押し付けると、上記刻印部504
aの粗面504bがプレート原反511の表面に転写さ
れて、図15に示したようなエンボス状の粗面が形成さ
れる。
【0048】なお、図18に示したように、上下動ポン
チ502の下死点と刻印チップ504のクリアランスC
が上記プレート原反511の肉厚の90%程度の値にな
るように、つまりプレート原反511の肉厚が0.2m
mの場合には、約0.18mm程度の値になるように設
定しておくことにより、十分な転写精度を得ることがで
きる。
【0049】なお、図面においては、シャッターガイド
板5のシャッターガイド板取付部6との接着面5aを粗
面に形成した場合を示したが、シャッターガイド板取付
部6側も粗面に形成してもよい。両者を粗面に形成すれ
ばより一層、接着信頼性を向上させることができる。
【0050】なお、図1において、8は、上記シャッタ
ー4を閉じた状態に維持するシャッタースプリング、9
は、下ハーフ22にスライド可能に取り付けられた誤消
去防止部材である。
【0051】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジには次に
述べるような効果がある。
【0052】(1)請求項1のディスクカートリッジ
は、シャッターガイド板をシャッターガイド板取付部に
接着剤で取り付ける構成としたので、従来の両面接着テ
ープを使用する場合に較べてコストを下げることができ
る。特に、接着剤に溶解時と固化時の体積差が10%以
下のものを使用したので、接着剤を50μm以上の厚み
に塗布した場合でも、接着剤の固化時に発生する収縮歪
が軽減されて、収縮歪によるシャッターガイド板やカー
トリッジの変形が防止されて、シャッターの円滑をスラ
イドを確保することができるとともに、接着剤の収縮に
よるシャッターガイド板とカートリッジの高さ位置精度
のバラツキが発生するのを防止することができる。
【0053】(2)請求項2のディスクカートリッジ
は、接着剤にホットメルト系の接着剤を使用したので、
その取扱いが容易で接着作業性を向上させることができ
る。
【0054】(3)請求項3のディスクカートリッジ
は、接着剤に2〜25重量%の無機材料からなるフィラ
ーを混入したので接着部の剪断強度や耐熱性,凝集力が
向上し、接着剤の塗布厚を比較的厚く設定しても接着強
度の確保が可能になる。また、無機材料を混入すること
により、接着剤を塗布する際の吐出ノズルに対する接着
剤の切れが向上し、所謂接着剤の糸引き現象が発生する
のを防止し、接着効率を向上させることができる。
【0055】(4)請求項4のディスクカートリッジ
は、シャッターガイド板取付部に、接着剤塗布面とシャ
ッターガイド板載置用基準面を設けたので、上記基準面
によりシャッターガイド板の高さ位置精度を向上させる
ことができる。
【0056】(5)請求項5のディスクカートリッジ
は、接着剤塗布面とシャッターガイド板載置用基準面と
の間に設けた接着剤流出防止用の溝によって、上記接着
剤塗布面に塗布した接着剤が上記基準面側に流出,付着
するのを防止することができる。
【0057】(6)請求項6のディスクカートリッジ
は、接着剤塗布面の底面を凹面状に形成したので、上記
凹面状の底面によって接着剤を接着剤塗布面上に確実に
保持することができる。
【0058】(7)請求項7のディスクカートリッジ
は、接着剤塗布面にシャッターガイド板載置用基準面と
略同じ高さのリブを設けたので、該リブにより、シャッ
ターガイド板を下面側から支えて、シャッターガイド板
が変形するのを防止することができる。
【0059】(8)請求項8のディスクカートリッジ
は、シャッターガイド板をホットメルト系接着剤に押付
(貼付)けた際に、上記シャッターガイド板によって上
記接着剤が冷却されて所謂皮張り現象が起こるのを防止
し、接着剤の接着効率が低下するのを防止することがで
きる。
【0060】(9)請求項9のディスクカートリッジ
は、接着面を粗面に形成したので、接着面への接着剤の
なじみがよくなり、接着剤の塗布効率が向上するととも
に、接着剤硬化後においても接着剤の接着面への喰い付
き性が向上するので、接着剤の接着面からの剥離を防ぎ
長期に亘って接着信頼性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】要部の断面図。
【図3】接着剤塗布装置の一例を示す斜視図。
【図4】接着剤塗布装置の一例を示す側面図。
【図5】シャッターガイド板ピックアップ装置の側面
図。
【図6】要部の断面図。
【図7】(A)被測定物の断面図。 (B)被測定物の断面図。
【図8】測定結果を示すグラフ部。
【図9】シャッターガイド板取付部の第1の変形例の斜
視図。
【図10】断面図。
【図11】シャッターガイド板取付部の第2の変形例の
断面図。
【図12】シャッターガイド板取付部の第2の変形例の
断面図。
【図13】シャッターガイド板取付部の第3の変形例の
断面図。
【図14】シャッターガイド板取付部の第4の変形例の
斜視図。
【図15】(A)は、シャッターガイド板の変形例の平
面図、(B)は、(A)のA−A線断面図。
【図16】プレス装置の側面図。
【図17】刻印チップの断面図。
【図18】プレス装置の側面図。
【図19】従来例の斜視図。
【図20】従来例の要部の断面図。
【図21】従来例の要部の断面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2…ディスク、3…カート
リッジ、4…シャッター、5…シャッターガイド板、6
…シャッターガイド板取付部、51…無機材料のフィラ
ー、61…シャッターガイド板載置用基準面、62…接
着剤塗布面、63…接着剤流出防止用の溝、71…リ
ブ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転可能に収容したカートリ
    ッジにシャッターをスライド可能に取付けるとともに、
    上記シャッターの先端部のスライドをガイドするシャッ
    ターガイド板を上記カートリッジに設けたシャッターガ
    イド板取付部に接着剤で取付けてなるディスクカートリ
    ッジにおいて、 上記接着剤は、溶解時と固化時の体積差が10%以下に
    形成されていることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 接着剤は、ホットメルト系接着剤であることを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 接着剤は、2〜25重量%の無機材料からなるフィラー
    が混入されていることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 シャッターガイド板取付部は、シャッターガイド板載置
    用基準面と、該基準面よりも低位置に設けられた接着剤
    塗布面を有していることを特徴とするディスクカートリ
    ッジ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 接着剤塗布面とシャッターガイド板載置用基準面との間
    には、接着剤流出防止用の溝が設けられていることを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 接着剤塗布面は、凹面状に形成されていることを特徴と
    するディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 接着剤塗布面には、シャッターガイド板載置用基準面と
    略同じ高さのリブが形成されていることを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項3において、 シャッターガイド板は、ホットメルト系の接着剤に接着
    される前に予め加熱されていることを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 シャッターガイド板とシャッターガイド板取付部の接着
    面は、粗面に形成されていることを特徴とするディスク
    カートリッジ。
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