JPH10127875A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10127875A
JPH10127875A JP29048596A JP29048596A JPH10127875A JP H10127875 A JPH10127875 A JP H10127875A JP 29048596 A JP29048596 A JP 29048596A JP 29048596 A JP29048596 A JP 29048596A JP H10127875 A JPH10127875 A JP H10127875A
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game
state
special
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JP29048596A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確率変動機能を備えていても、遊技者と遊技
店との利益バランスを取りやすく、過度に射倖心を煽ら
ず、多くの遊技者が適度に楽しめる遊技機を提供するこ
とである。 【解決手段】 遊技装置を備え、該遊技装置による遊技
結果態様が特別結果態様になったことに基づき遊技者に
有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機である。そし
て、特定の遊技条件の成立に基づき、特別遊技状態の発
生が容易な特定遊技状態を発生する特定遊技状態発生手
段と、特定遊技状態の発生に関する制御を行う特定遊技
状態制御手段と、を備え、特定遊技状態制御手段は、少
なくとも遊技価値の異なる第1の特定遊技状態と第2の
特定遊技状態の発生制御を行う特定遊技状態発生制御手
段と、所定の遊技条件の成立に基づき第1の特定遊技状
態と第2の特定遊技状態の選択制御を行う特定遊技状態
選択制御手段と含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技装置を有
し、該遊技装置による遊技結果態様に基づき遊技者に有
利な特別遊技状態を発生させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、可変表示装置(遊技装置)に
変動表示遊技を行わせ、その停止表示結果態様(遊技結
果態様)が特別停止表示態様(特別結果態様:例えば、
「2,2,2」のゾロ目など)であった場合に、変動入
賞装置を開放するなどの大当たりの状態(特別遊技状態
或いはボーナスゲームともいう。)を発生可能な遊技機
として、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球
遊技機、スロットマシーン、パチスロなどが知られてい
る。
【0003】また、最近では、大当たりの発生時の遊技
結果態様が特定条件を満たす特定結果態様であった場合
に、大当たり終了後、次回の大当たりの発生を容易な状
態に変更する確率変動状態(特定遊技状態)にして、所
定期間内に大当たりが多数回発生可能にすることによ
り、遊技者の興趣や遊技意欲を向上させた遊技機も一般
的に知られている。具体的には、大当たりを発生させる
全図柄(例えば、15種類)の内、所定種類(例えば、
5種類)を特定な図柄に設定し、もしその特定な図柄で
の大当たりが発生(例えば、「7,7,7」のゾロ目)
した場合、その大当たり終了後、次の大当たりが所定回
数(例えば、2回)発生するまで大当たりの発生確率を
低確率(例えば1/400)から高確率(例えば10/
400)に変更する確率変動状態を発生させていた。更
に、これらの遊技機の中には、上記確率変動状態中に発
生する大当たりの内、再度特定な図柄で大当たりが発生
した場合(特定結果態様)には、その時点より再度大当
たりが所定回数(例えば、2回)発生するまで確率変動
状態を継続して発生させる機能(確率変動の継続機能)
を備えているものもあった。
【0004】また、補助可変表示装置(補助遊技装置)
と、該補助可変表示装置の停止図柄(例えば、「7」)
に基づき開放動作を行う補助変動入賞装置を設け、その
補助変動入賞装置に上記可変表示装置(遊技装置)を始
動させる始動入賞口を設けて、補助可変表示装置におけ
る当たり図柄(例えば、「7」)の発生確率を高確率状
態にしたり、補助可変表示遊技の時間を短くしたりし
て、可変表示装置の始動入賞を頻繁に発生させることに
より、大当たりの発生を容易な状態にすることが可能な
遊技機も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、高い確率(例え
ば、10/400)で大当たりが発生する状態(確率変
動状態)において所定回数(例えば、2回)大当たりが
発生するまで確率変動状態が継続する遊技機にあって
は、確率変動状態中に再度確率変動図柄で大当たりが発
生した場合、その時点からさらに大当たりが所定回数
(例えば、2回)発生するまで確率変動状態を継続させ
る制御を行っていたので、確率変動図柄での大当たりが
連続的に発生した場合には、確率変動状態が非常に長く
継続して、大当たりが多数回(例えば、数十回)連続し
て発生してしまうことがあった。
【0006】そのため、遊技店においては、そのような
場合においても、多大の不利益を受けないよう、釘調整
などにより、始動入賞口への遊技球の入賞率を下げた状
態で営業を行なおうとする。しかし、だからといって、
始動入賞口への入賞率を下げすぎると、遊技者が遊技を
行わなくなり、その結果として、売上が上がらなくなっ
てしまうので、遊技者と遊技店との間の利益バランスを
とることが非常に難しくなっていた。
【0007】また、この種の遊技機で大当たりの確率設
定機能を備えている場合には、遊技店側でその確率設定
値を下げたり、或いは、パチンコメーカー側でその確率
値の初期設定値を下げた遊技機を製造したりすることと
なって、通常時においては大当たりが発生しにくい代わ
りに、一度、確率変動図柄での大当たりが発生すると、
確率変動状態が継続して連続的に大当たりが多数回発生
することもあり、一部の遊技者の射倖心を煽るが、多く
の遊技者には楽しめないものになってしまう恐れがあっ
た。
【0008】この発明は、上記事情に鑑み成されたもの
で、確率変動機能を備えていても、遊技者と遊技店との
利益バランスを取りやすく、過度に射倖心を煽らず、多
くの遊技者が適度に楽しめる遊技機を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技装置を備え、該遊技装
置による遊技結果態様が特別結果態様になったことに基
づき遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機に
おいて、特定の遊技条件の成立に基づき、前記特別遊技
状態の発生が容易な特定遊技状態を発生する特定遊技状
態発生手段と、前記特定遊技状態の発生に関する制御を
行う特定遊技状態制御手段と、を備え、前記特定遊技状
態制御手段は、少なくとも遊技価値の異なる第1の特定
遊技状態と第2の特定遊技状態の発生制御を行う特定遊
技状態発生制御手段と、所定の遊技条件の成立に基づき
前記第1の特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態の選
択制御を行う特定遊技状態選択制御手段とを含むことを
特徴としている。
【0010】この請求項1記載の発明によれば、特定の
遊技条件の成立に基づき、特定遊技状態発生手段により
特定遊技状態が発生され、所定の遊技条件の成立時に
は、特定遊技状態制御手段中に含まれる特定遊技状態選
択制御手段と特定遊技状態発生制御手段により遊技価値
の異なる第1の特定遊技状態或いは第2の特定遊技状態
が選択されてその何れかが発生されるので、遊技内容が
従来になく多彩で変化に溢れたものとなって、遊技者を
飽きさせにくい興趣性の高い遊技機となる。
【0011】また、遊技価値の異なる少なくとも2つの
特定遊技状態の発生を選択制御することが出来るので、
従来の特定遊技状態の発生による遊技意欲の向上を維持
するとともに、この複数の特定遊技状態を状況に応じて
選択することにより特別遊技状態が続けて発生して短期
間内で多量の遊技球を獲得してしまうことを抑制するこ
とが出来ることとなって、遊技者の射幸心を過度に高め
ることを防止出来る。
【0012】また、短期間内で多量の遊技球を獲得する
ことを抑制できるので、従来のような、特別遊技状態の
発生の低確率設定制御等を行う必要がなく、適度に特別
遊技状態が発生することとなって、多くの遊技者が楽し
めて、遊技店と遊技者の利益バランスがとれ易い遊技機
となる。
【0013】ここで、遊技機には、パチンコ遊技機の
他、パチコン機、雀球遊技機などの弾球遊技機、パチス
ロ、スロットマシーンなども含む。
【0014】遊技装置とは、特別遊技状態を発生させる
ための遊技を行わせる装置のことをいい、例えば、いわ
ゆる第1種のパチンコ遊技機においては特別図柄等によ
る可変表示遊技を行わせる表示装置(可変表示装置)を
いう。可変表示装置には、液晶表示装置、CRT(陰極
線管)表示装置、多数の発行素子を配列した表示装置、
及び回転ドラムやベルトを使用したメカ式の表示装置等
が含まれる。また、いわゆる第2種や第3種のパチンコ
遊技機における内部に特別入賞口を備えた入賞球振り分
け装置等も含まれる。
【0015】特別結果態様とは、遊技装置での遊技にお
いて特別遊技状態を発生させる、予め定められた結果態
様のことである。例えば、第1種のパチンコ遊技機にお
いては、可変表示装置による可変表示遊技の遊技結果態
様が予め定められた特別停止表示結果態様(例えば、
「1」,「2」,「3」等の図柄が3個揃うゾロ目など
で、どのように定めてもよい。)である。
【0016】特別遊技状態とは、通常遊技時に比べて遊
技者に特に有利となる遊技状態(多数の遊技球を獲得し
易い状態)をいい、例えば、第1種のパチンコ遊技機に
おける大入賞口(特別変動入賞装置ともいう。)の開
放、第2種のパチンコ遊技機においては、変動入賞装置
を間欠的に連続開放する状態、第3種のパチンコ遊技機
における権利発生の状態、或いは電動役物を複数備えた
一般電役機における電動役物を連続して開放させる状
態、スロットマシーンでのボーナスゲームなどがある。
【0017】特定遊技状態とは、前記特別遊技状態とは
別に通常遊技状態と異なる遊技者にとって有利な状態
(特別遊技状態の発生が容易な状態)をいい、その形態
として、例えば、第1種のパチンコ遊技機においては、
特図の可変表示遊技の確率変動状態(特図確率変動状
態)と普図の可変表示遊技の確率変動状態(普図確率変
動状態)、普図時短制御などがある。また、特図確率変
動状態の発生態様として、特定結果態様による特別遊技
状態が発生した場合に確率変動を2回継続させ、その間
に特定結果態様による特別遊技状態が発生した場合に更
に2回継続されるタイプ(2回ループ)、特定結果態様
による特別遊技状態が発生した場合に確率変動を1回継
続させ、その間に特定結果態様による特別遊技状態が発
生した場合に更に1回継続されるタイプ(1回ルー
プ)、或いは特定結果態様による特別遊技状態が発生し
た場合に確率変動を2回セットさせ、その間に特定結果
態様による特別遊技状態が発生しても確率変動が継続さ
れないタイプ(2回セット)などがある。また、第2種
や第3種のパチンコ遊技機においては、例えば、V誘導
装置を備え、その作動によりV入賞口(特別入賞口)へ
の入賞率を高めた状態も含まれる。
【0018】特定の遊技条件の成立とは、遊技において
特定遊技状態を発生させる、予め定められた遊技結果態
様のことをいう。例えば、第1種のパチンコ遊技機にお
いては、可変表示装置による可変表示遊技の結果が予め
定められた特定結果停止態様(例えば、「3」、
「5」、「7」等の図柄が3つ揃うゾロ目などで、どの
ように定めてもよい。)である。この場合、特定遊技状
態を発生させる遊技結果態様は、特別遊技状態を発生さ
せる遊技結果態様に含まれる場合であっても、別個に設
けたものであってもよい。また、特別遊技状態が発生し
た場合に別の表示遊技を行い、その結果が予め定められ
た停止表示態様(例えば、「3」、「7」)であった場
合(特定の遊技条件の成立)に、特定遊技状態を発生さ
せてもよい。
【0019】所定の遊技条件とは、第1の特定遊技状態
或いは第2の特定遊技状態を選択するために予め定めれ
られた条件をいい、所定の遊技条件として、例えば、特
定遊技状態の継続回数が所定の回数に達した場合、特定
結果態様が所定の図柄であった場合、或いは遊技装置に
よる遊技の結果が所定条件を満たした場合などがある
が、任意に定めて良い。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記特定遊技状態制御手段は、前記特定
遊技状態の発生中に再度、特定の遊技条件が成立した場
合に、特定遊技状態を継続して発生する特定遊技状態継
続手段を含み、前記特定遊技状態選択制御手段は、前記
特定遊技状態継続手段による特定遊技状態の継続回数に
関連づけた値が所定値になった場合に、第1の特定遊技
状態から第2の特定遊技状態への切換え制御を行うこと
を特徴としている。
【0021】請求項2記載の発明によれば、特定遊技状
態継続手段により継続された特定遊技状態の継続回数に
関連づけた値が所定値になった場合には、特定遊技状態
選択制御手段により第1の特定遊技状態から第2の特定
遊技状態への切り換え制御が行われるので、所定値に達
した場合に特定遊技状態の切換えが確実に行われること
となって、遊技内容が変化に富むようになる。その結果
として、遊技者を飽きさせにくい興趣に溢れた遊技とな
る。
【0022】特定遊技状態の継続回数に関連づけた値と
は、特定遊技状態の継続回数を計数出来る値であればよ
く、特定遊技状態の発生回数をそのまま用いる他、特定
遊技状態の継続中に発生する特別遊技状態の発生回数、
或いは特定遊技状態の継続中に発生する特定結果態様の
発生回数等のいずれを用いても良い。また、この関連づ
けた値には、初回の特定遊技状態の発生、初回の特別遊
技状態の発生、或いは初回の特定結果態様の発生を回数
に含めても良いし、含めなくても良いという意味も含
む。
【0023】所定値は、初めから固定した値であっても
良いし、所定値を決定する手段を設けて、その結果に基
づいて決定するようにしても良い。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、前記第1の特定遊技状態は前記第
2の特定遊技状態より特定遊技状態の継続に関してより
有利な状態であることを特徴としている。
【0025】請求項3記載の発明によれば、第1の特定
遊技状態は第2の特定遊技状態より特定遊技状態の継続
に関してより有利な状態であるので、請求項2記載の発
明と相俟って、特定遊技状態の継続回数に関連づけた値
が所定値になった場合には、特定遊技状態の継続率の比
較的高い特定遊技状態から比較的低い第2の特定遊技状
態への切換え制御が行われることとなって、それによ
り、特別遊技状態が続けて発生して短期間で多量の遊技
球を獲得してしまうようなことがなく遊技者の射幸心を
過度に高めることを確実に防止出来る。
【0026】また、短期間内で多量の遊技球を獲得する
ことを確実に防止出来るので、従来のような、特別遊技
状態の発生の低確率設定制御等を行う必要がなく、適度
に特別遊技状態が発生することとなって、多くの遊技者
が楽しめて、遊技店と遊技者との利益バランスがとれ易
い遊技機となる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の遊技機において、前記特定遊技状態選択制御手
段は、前記特定の遊技条件が成立した場合の結果態様に
基づき前記特定遊技状態の選択制御を行うことを特徴と
している。
【0028】請求項4記載の発明によれば、特定遊技状
態選択制御手段による特定遊技状態の選択制御は特定遊
技条件が成立した場合の結果態様に基づいて行われるの
で、特定遊技状態がより多彩に変化することとなって、
遊技者を飽きさせにくい興趣に溢れた遊技機となる。
【0029】また、特定の遊技条件が成立した場合の結
果態様に基づいて種々の遊技価値を有する特定遊技状態
を設定することができるので、種々の特定遊技状態の組
み合わせにより特別遊技状態が多数回連続して発生して
しまうことを防止できる。その結果、従来のような、特
別遊技状態の発生の低確率設定制御等を行う必要がな
く、適度に特別遊技状態が発生することとなって、多く
の遊技者が楽しめて、遊技店と遊技者との利益バランス
がとれ易い遊技機となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明に係る遊技機の実施
の形態について図面を用いて説明する。
【0031】図1は本発明の実施の形態に係るパチンコ
遊技機の遊技盤の正面図を示す。
【0032】この遊技盤1はいわゆる第1種のパチンコ
遊技機で、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領
域3には、特別図柄(特図)の可変表示装置4、特別変
動入賞装置5、普通図柄(普図)の始動ゲート6,6、
普通図柄(普図)の可変表示装置7、一般入賞口4c,
8,8,…、特図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、
風車と呼ばれる遊技球の進行方向変換部材10,10,
…、装飾ランプLED(Light Emitting Diode)11,1
1,…、障害釘12,12,…などが配設されている。
【0033】可変表示装置4は、例えば、液晶表示装置
からなる特図の可変表示部4aを備え、この特図の可変
表示部4aにおいて複数の図柄が変動表示されることに
より可変表示遊技が可能となっている。また、可変表示
装置4の上部には特図始動記憶表示器4b,4b,…等
が設けられ、普図始動ゲート6,6の下方には普図始動
記憶表示器6a,6a,…が配設されている。
【0034】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普図可変表示装置7の可変表示遊技の結
果が遊技者にとって有利な結果になった場合には、逆
「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊技球が流
入し易い状態に変化されるようになっている。また、こ
の普通変動入賞装置9は特図の始動口も兼ね、その内部
に特図始動スイッチ9bを備えている。
【0035】普図始動ゲート6,6内には普図始動スイ
ッチ6b,6bが設けられている。
【0036】普図可変表示装置7は、例えば、7セグメ
ント型のLEDなどによって構成され、普通図柄の可変
表示遊技が行われるようになっている。
【0037】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の可変表示遊技の結
果が遊技者にとって有利な結果になった場合に、大入賞
口5bが開放されるようになっている。この大入賞口5
bの内部には、継続スイッチ5dとカウントスイッチ5
cが配設されている。
【0038】図2には、このパチンコ遊技機の裏側に設
置された遊技系統の制御を行う役物制御回路20、およ
びこの役物制御回路20の制御下で特図の可変表示部4
aの表示の制御を行う表示制御回路40の主要制御ブロ
ック図を示す。
【0039】役物制御回路20は、内部にCPU(Centr
al Processing Unit)21a、RAM(Random Access M
emory)21bおよびROM(Read Only Memory)21c
を備えたワンチップマイクロコンピュータ21、表示制
御回路40とワンチップマイクロコンピュータ21を結
ぶI/F(インターフェイス)28、並びに分周回路2
2、電源回路23、I/O(入出力)バス29、サウン
ドジェネレータ30、アンプ31、出力ポート24、ド
ライバー25、バッファゲート27、ローパスフィルタ
26などにより構成されている。
【0040】ローパスフィルタ26には、普図始動スイ
ッチ6b,6b、特図始動スイッチ9b、カウントスイ
ッチ5c、継続スイッチ5d、パチンコ遊技機の背面側
に設置された確率設定装置38などが接続されている。
この確率設定装置38は特図の可変表示遊技の大当たり
発生確率を切換スイッチなどにより設定変更するもので
ある。
【0041】ドライバー25には、装飾ランプLED1
1,11,…、普図可変表示装置7、普通変動入賞装置
9、特別変動入賞装置5、特図始動記憶表示器4b、普
図始動記憶表示器6a,6aなどが接続されている。
【0042】サウンドジェネレータ30にはアンプ31
を介してスピーカー32が接続されている。
【0043】また、ワンチップマイクロコンピュータ2
1には特図可変表示装置4の表示制御を行う表示制御回
路40がI/F(インターフェイス)28を介して接続
されている。
【0044】CPU21aは、制御部、演算部、各種カ
ウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備え、演算制
御を行う他、特図の大当たり(特別遊技状態)や普図当
たりの発生確率を定める乱数なども生成している。RA
M21bは、特図始動信号としての特図始動スイッチ9
bのオン信号の記憶(特図始動記憶)および普図始動信
号としての普図始動スイッチ6b,6bのオン信号の記
憶(普図始動記憶)の記憶領域、CPU21aで生成さ
れる乱数値(特図の可変表示遊技の大当たり発生に関与
する特図当たりの乱数値、普図の可変表示遊技の当たり
の発生に関与する普図当たりの乱数値、リーチ可変表示
遊技の発生に関与するリーチ発生用乱数値等)の記憶領
域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、
並びに、CPU21aの作業領域を備えている。ROM
21cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書
き込まれている他、特図の大当たり発生を判定するため
の通常確率と高確率の大当たり判定値などが書き込まれ
ている。
【0045】表示制御回路40は、内部にCPU(Centr
al Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)
およびROM(Read Only Memory )などを備えている。
そして、そのCPUは制御部、演算部、各種カウンタ、
各種レジスタ、各種フラグなどを備え、演算制御を行う
ようになっている。また、ROMには可変表示部4aへ
の表示データや表示制御プログラム(各種リーチの可変
表示遊技の表示制御プログラムも含む。)などが書き込
まれ、RAMは各種データの記憶領域とCPUによる作
業領域などを備えている。
【0046】表示制御回路40のROMに書き込まれて
いる特別図柄の可変表示図柄データとしては、可変表示
部4aの左側部分と中央部分と右側部分とにそれぞれ表
示される図柄として、例えば、図9に示す「0,1,
2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,
E」の15通りの図柄がある。
【0047】また、このROM中には、図9に示す「確
変図柄で2回ボーナス ただし継続5回目からは1回ボ
ーナス 最高継続7回まで」等の文字などの表示データ
が書き込まれる。
【0048】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、役物制御回路20や表示
制御回路40により、例えば、次のような遊技制御と表
示制御が行われる。
【0049】即ち、常時は、役物制御回路20からのコ
マンド信号に基づいて表示制御回路40が特図の可変表
示部4aの表示制御を行って、特図の可変表示部4a
に、例えば、図9に示すような客寄せ用呼び込み表示等
の画像表示を行っている。
【0050】この状態で、遊技領域3に打ち込まれた遊
技球が普図の始動ゲート6,6中を通過して普図始動ス
イッチ6b,6bによる検出信号がローパスフィルター
26側からワンチップマイクロコンピュータ21に入力
されると、ワンチップマイクロコンピュータ21からド
ライバー25を介して普図可変表示装置7に遊技信号が
出力されて普図の可変表示遊技が行われる。
【0051】この普図の可変表示遊技は、普図可変表示
装置7の表示部に数字や記号等の図柄の変動表示が行わ
れ、所定時間(例えば、60秒)経過後に、ある図柄が
停止表示される遊技であり、その遊技結果により当たり
か否かが決定されるようになっている。
【0052】この普図の可変表示遊技中に、遊技球が普
図の始動ゲート6,6中を通過して普図始動スイッチ6
b,6bからの検出信号がローパスフィルター26を介
してワンチップマイクロコンピュータ21に入力される
と、その通過の検出回数がワンチップマイクロコンピュ
ータ21の中のRAM21bに記憶(普図始動記憶)さ
れ、その記憶した数の表示信号がワンチップマイクロコ
ンピュータ21の中のRAM21bからドライバー25
を介して普図可変表示装置7に遊技信号が出力されて、
その記憶個数分だけの普図の可変表示遊技が順に実施さ
れる。
【0053】この普図の可変表示遊技の結果、当たりの
停止表示態様(例えば、「7」)であれば、普図の当た
りとなって、普通変動入賞装置9が所定時間(例えば、
0.5秒間)開放される。それにより、普通変動入賞装
置9に遊技球が入賞しやすくなり、特別図柄の可変表示
遊技の始動が容易となる。
【0054】遊技領域3中に打ち込まれた遊技球が、普
通変動入賞装置9に入賞すると、その入賞が特図始動ス
イッチ9bに検出されてRAM21bに記憶(特図始動
記憶)され、その記憶に基づいて出力信号がI/F(イ
ンターフェイス)28を介して表示制御回路40に送信
される。そして、この表示制御回路40からの表示制御
信号が特図可変表示装置4に送られて、特図の可変表示
部4aにおいて特別図柄の変動表示遊技(可変表示遊
技)が行われる。
【0055】この特別図柄の可変表示遊技中に、さらに
普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図始動スイッ
チ9bにより検出された時は、その入賞回数がRAM2
1bに記憶されて、その未処理記憶数分の数だけ、特図
始動表示器4bが点灯される。そして、その可変表示遊
技の終了後に、未処理となっている回数分の可変表示遊
技が順次行われ、その行われるごとに、RAM21bの
未処理記憶数が減算されるとともに特図始動表示器4b
が1つずつ順に消灯され、RAM21bの未処理記憶数
が「0」になるまで継続される。
【0056】特別図柄の可変表示遊技において、左、
中、右の図柄が順に停止される過程で、大当たりを発生
させる可能性のある停止表示態様(例えば、「1,1,
−」、「2,2−」、「3,3,−」など)となった場
合(リーチの態様)、それらリーチの態様(図柄態様)
に応じて、リーチ表示態様に変換される。
【0057】この特別図柄の可変表示遊技の結果とし
て、その停止図柄が大当たりを発生させる特別停止表示
態様(例えば、「1,1,1」、「2,2,2」、
「3,3,3」などのぞろめ)となった場合、大当たり
と呼ばれる特別遊技状態が発生される。
【0058】この特別遊技状態は、特別変動入賞装置5
の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開放
されて閉じるサイクルを1サイクルとし、各サイクル
中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域の継続スイ
ッチ5dに検出されることを条件に所定サイクル(例え
ば、16サイクル)まで継続される遊技である。但し、
各サイクル中、大入賞口5bに遊技球が所定個数(例え
ば、10個)入賞したときはその時点でそのサイクルを
終了する。各サイクル中、大入賞口5bへの入賞個数
は、カウントスイッチ5cにより検出されてRAM21
bに記憶され所定個数に達すると開閉扉5aが閉じられ
てそのサイクルの特別遊技状態が終了する。
【0059】また、この特別遊技状態が大当たり発生の
特別結果態様のうちの特定の条件を満たした停止表示態
様(例えば、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」
など、特定図柄が3個揃ったぞろめ、即ち確率変動図
柄)で大当たりが発生したときは、その大当たりの特別
遊技の終了後、その後に大当たりが所定回数(例えば、
2回)発生するまで大当たりの発生確率が通常確率(1
/400)から高確率(10/400)となる状態(第
1の特定遊技状態:第1の確率変動状態)が発生する。
そして、この第1の確率変動状態中は、普通図柄での当
たりの発生率も高くなる、普図確率変動状態、普図時短
制御も同時に発生する。確率変動状態は特別遊技中では
中断された状態となる。
【0060】ここで、普図確率変動状態とは、普図の可
変表示遊技における当たり図柄(例えば、「7」)の発
生確率を通常確率(例えば、1/10)状態から高確率
(例えば、9/10)状態にして特図の可変表示遊技の
ための始動入賞を頻繁に発生させることにより大当たり
の発生を容易にする状態をいう。普図時短制御とは、普
図の可変表示遊技の1回当たりの遊技時間を、長時間
(例えば、60秒)から短時間(例えば、6秒)に変更
して、単位時間当たりの普図可変表示遊技の実行回数を
増やすことにより単位時間当たりの普図の当たりを増や
す遊技制御のことである。
【0061】この確率変動状態中に再度、特定の条件を
満たした停止表示態様(例えば、「1」、「3」、
「5」、「7」、「9」など、特定図柄が3個揃ったぞ
ろめ、即ち確率変動図柄)で大当たりが発生したとき
は、第1の確率変動状態(特定遊技状態)が継続して発
生する。
【0062】そして、この第1の確率変動状態の継続中
に発生する特別遊技状態の発生回数が所定回数(例え
ば、5回)に達した場合には、この大当たりが特別結果
態様のうちの特定の条件を満たした停止表示態様(例え
ば、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」など、特
定図柄が3個揃ったぞろめ、即ち確率変動図柄)であっ
ても、後述する役物制御回路20に設けた特定遊技状態
選択制御手段により切換え制御がなされて、第2の確率
変動状態(特定遊技状態)が選択される。この第2の確
率変動状態では、大当たりの特別遊技の終了後、その後
に大当たりが所定回数(例えば、1回)発生するまで大
当たりの発生確率が通常確率(1/400)から高確率
(10/400)となる状態、普図確率変動状態、及び
普図時短制御が同時に発生する。
【0063】続いて、この確率変動状態の継続中に発生
する特別遊技状態の発生回数が予め定められた上限値
(例えば、7回)に達した場合には、この大当たりが特
別結果態様のうちの特定の条件を満たした停止表示態様
(例えば、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」な
ど、特定図柄が3個揃ったぞろめ、即ち確率変動図柄)
であっても、確率変動状態の継続しないように制御され
ている。
【0064】これらの遊技動作の詳細な説明については
後述する。
【0065】その他、リーチ表示態様の発生時、大当た
り発生時および特定遊技の発生時等にはスピーカ27か
ら各種電子音が発せられ、装飾LED11,11や装飾
ランプ等にもそれを知らせる装飾表示としての点灯や点
滅が行われる。
【0066】図3には、役物制御回路20によって行わ
れるメイン遊技制御処理(ゼネラルフロー)のフローチ
ャートを示す。
【0067】この制御処理は図2の分周回路22のクロ
ック信号をもとに役物用ワンチップマイクロコンピュー
タ21で作成される所定の周期(例えば、約2ms)を
持ったリセット信号に基づいてスタートからエンドまで
の1シーケンスずつの処理が行われる。
【0068】そのリセット信号により、この処理が開始
され、ステップS1において先ず電源の投入時であるか
否かを判定する。この判定の結果、電源投入時である場
合、ステップS2で電源投入処理を行い、そのままシー
ケンス処理を終了する。
【0069】電源投入時でなければ、ステップS3にお
いてSW(スイッチ)入力処理をしてステップS4に移
行する。
【0070】ステップS4では、制御処理の過程で定め
られる処理NO.に従って、ステップS5〜ステップS
13のうちの該当する処理を行う分岐処理がなされる。
【0071】この分岐処理の順序としては図4の制御処
理の流れの説明図に示すように、普段処理(ステップS
5)で普通変動入賞装置9への入賞に基づく始動記憶が
あるときにはそのシーケンスで変動処理(ステップS
6)の処理NO.に変更されて、ゼネラルフロー(図
3)の次のシーケンスで変動処理(ステップS6)に移
行される。この変動処理(ステップS6)は特図の可変
表示部4aに図柄の表示を眼では追えない程度の速さで
変動させる処理である。
【0072】この変動処理(ステップS6)に続いて変
動停止処理(ステップS7)が行われる。この変動停止
処理(ステップS7)は可変表示部4aに表示される可
変表示図柄が例えば、右、中、左の3つの可変表示図柄
で構成される場合、一つ一つ順を追って停止表示態様に
なるように制御されている。
【0073】この変動停止処理(ステップS7)で、可
変表示図柄が順を追って停止表示態様に変化する時に、
続けて停止する2つの図柄が同一図柄となった場合(例
えば、「1,1,−」、「3,−,3」など)には、リ
ーチ変動処理(ステップS8)を経由して後述する停止
図柄判定処理(ステップS9)に移行する。また、リー
チ以外の図柄の場合、直接、停止図柄判定処理(ステッ
プS9)に移行する。
【0074】リーチ変動処理(ステップS8)は、普段
処理(ステップS5)中で決定されたリーチの種類に応
じてリーチ可変表示遊技を行わせる処理である。リーチ
の種類は、例えば通常リーチ、スペシャルリーチなど複
数種類あり、その種類ごと大当たり発生の確率が異なる
ようになっている。そして、大当たり発生の確率が高く
なるに従って、その装飾や演出が派手になるとともに実
行時間が長くなって、遊技者の期待感がより高められる
ようになっている。
【0075】変動停止処理(ステップS7)の結果、リ
ーチ図柄であった場合はリーチ変動処理(ステップS
8)の後、リーチ図柄でなかった場合は次シーケンスで
停止図柄判定処理(ステップS9)が行われる。この停
止図柄判定処理(ステップS9)中では最終停止図柄の
停止とその結果が大当たりか否かの判定を行う、停止図
柄表示処理及び停止図柄判定処理が実施され、大当たり
図柄以外の停止であれば外れ処理(ステップS10)の
処理NO.に、大当たり図柄の停止であればファンファ
ーレ処理(ステップS11)の処理NO.にそれぞれ変
更されて、ゼネラルフロー(図3)の次のシーケンスで
その変更された処理NO.に応じた、外れ処理(ステッ
プS10)、またはファンファーレ処理(ステップS1
1)が行われる。
【0076】その結果、外れ処理(ステップS10)が
行われたときは、該外れ処理の次のシーケンスで、ゼネ
ラルフロー(図3)の普段処理(ステップS5)に戻さ
れる。
【0077】一方、ファンファーレ処理(ステップS1
1)が行われたときは、該ファンファーレ処理で所定時
間後のシーケンスで大当たり処理の処理No.に変更さ
れてゼネラルフロー(図3)の次のシーケンスで大当た
り処理(ステップS12)が行われる。
【0078】ステップS12では、特別変動入賞装置5
の大入賞口5b中へのカウント入賞(一般入賞領域への
入賞)のチェック、大入賞口5b中の継続入賞領域(V
ゾーン入賞領域)への入賞のチェック、表示制御回路4
0に送る、カウント入賞情報データのセット、継続回数
情報のデータセットおよび確率変動情報継続カウンタ情
報のデータセットの処理などを順に行った後、後述する
大当たり終了処理(ステップS13)がなされる。
【0079】この大当たり終了処理(ステップS13)
の終了時に、普段処理(ステップS5)の処理NO.に
変更されてゼネラルフロー(図3)の次のシーケンスで
普段処理(ステップS5)に戻される。
【0080】このような順序で行われる上記ステップS
4における分岐処理により、普段処理(ステップS
5)、変動処理(ステップS6)、変動停止処理(ステ
ップS7)、リーチ変動処理(ステップ8)、停止図柄
判定処理(ステップS9)、外れ処理(ステップ1
0)、ファンファーレ処理(ステップS11)、大当た
り処理(ステップS12)、大当たり終了処理(ステッ
プ13)の中で処理NO.に対応する処理をして次のス
テップS14に移行する。
【0081】ステップS14では、図示しない遊技店の
管理装置との情報のやりとりの制御処理に関する外部情
報処理を行い、ステップS15に移行する。
【0082】ステップS15では、特別遊技状態の発生
に関与する乱数等の更新をCPU21aで行ってその更
新した乱数をRAM21bに記憶更新させる処理に関す
る乱数更新処理を行い、ステップS16に移行する。
【0083】ステップS16では、可変表示部4aの特
別図柄等の停止表示態様の更新等をCPU21aで行っ
てRAM21bで外れ図柄態様と大当たり図柄態様とに
分けて記憶更新させる等の処理に関する停止図柄作成処
理を行う。
【0084】その後、可変表示部4aの表示図柄の編集
に関する表示図柄編集処理(ステップS17)、ワンチ
ップマイクロコンピュータ21から表示制御回路40へ
のデータ転送に関するデータ転送処理(ステップS1
8)、各種装飾ランプ、LED等への出力処理(ステッ
プS19)をして、1シーケンスの処理を終了する。
【0085】そして、ワンチップマイクロコンピュータ
21に分周回路22からの次のリセット信号が入ると、
次シーケンス処理(ステップS1〜S19までの処理)
が行われる。
【0086】図5には、図3のゼネラルフローのステッ
プS9において行われる停止図柄判定処理のサブルーチ
ン処理のフローチャートを示す。
【0087】この停止図柄判定処理(ステップS9)が
開始されると、先ず、RAM21b中のリーチフラグク
リア処理(ステップS21)が行われ、続いて停止図柄
判定処理(ステップS22)を行い、ステップS23に
移行する。
【0088】ステップS23では、ステップS22にお
ける停止図柄判定の結果、大当たり図柄か否かを判定す
る。停止図柄が大当たり図柄(例えば、「1,1,
1」、「2,2,2」等のぞろめ)でなければ、ステッ
プS24においてゼネラルフロー(図3)の次のシーケ
ンスでの外れ処理(ステップS10)にすべく外れ処理
NO.に変更して、このサブルーチン処理を終了してゼ
ネラルフロー(図3)のステップS14に移行するが、
大当たり図柄であればステップS25に移行する。
【0089】ステップS25では、大当たり図柄が特定
条件を満たす図柄か否か、即ち、確変図柄(特定結果態
様:例えば、「3,3,3」、「5,5,5」、「7,
7,7」等のゾロ目)か否か判定して、確変図柄である
場合はステップS28でRAM21b中の確変中(初回
の確変大当たりを含む)に発生する大当たりの継続回数
値を表す確率変動継続カウンタ(確変継続カウンタ)を
「+1」更新した後、ステップS29に移行するが、確
変図柄でない場合はステップS26に移行する。
【0090】ステップS26では、RAM21b中の確
率変動の残り回数を表す確率変動カウンタが「0」であ
るか否かを判定し、判定の結果が「0」でない場合はス
テップS28でRAM21b中の確変継続カウンタを
「+1」更新した後、ステップS29に移行する。が、
判定の結果が「0」である場合はステップS27でRA
M21b中の確変継続カウンタをクリア(即ち、「0」
にセットする)した後、ステップS29に移行する。
【0091】ステップS29では、確率変動カウンタが
「0」か否かを判定し、判定の結果が「0」である場合
はステップS31に移行するが、判定の結果が「0」で
ない場合はステップS30でRAM21b中の確率変動
カウンタを「−1」更新した後、ステップS31に移行
する。
【0092】ステップS31では、表示制御回路40に
送る確変継続カウンタ情報をセットした後、ステップS
32に移行する。
【0093】ステップS32では、図3のゼネラルフロ
ーの次シーケンスでの処理をファンファーレ処理(ステ
ップS11)に変更すべくファンファーレ処理の処理N
O.に変更して、このサブルーチン処理を終了し、ゼネ
ラルフロー(図3)のステップS14に移行する。
【0094】図6には、図3のゼネラルフローのステッ
プS13において行われる大当たり終了処理のサブルー
チン処理のフローチャートを示す。
【0095】この大当たり終了処理(ステップS13)
が開始されると、まず、ステップS41において大当た
り図柄が確率変動図柄での大当たり終了か否かを判定す
る。この判定の結果、確率変動図柄での大当たり終了で
ない場合には、そのまま本サブルーチン処理を終了して
ゼネラルフロー(図3)のステップS14に移行する。
が、判定の結果、確率変動図柄での大当たり終了の場合
には、ステップS42に移行する。
【0096】ステップS42では、RAM21b中の確
変継続カウンタ値が「5」又は「6」であるか否かを判
定し、判定の結果、「5」又は「6」でない場合はステ
ップS43に移行するが、判定の結果、「5」又は
「6」である場合はステップS44で確率変動カウンタ
を「1」にセットして、ステップS45で表示制御回路
40に送信する確率変動態様の変更情報をセットした
後、本サブルーチン処理を終了してゼネラルフロー(図
3)のステップS14に移行する。
【0097】ステップS43では、RAM21b中の確
変継続カウンタ値が「7」であるか否かを判定する。判
定の結果、「7」でない場合(即ち、確変継続カウンタ
値が「4」以下の場合)は、ステップS46でRAM2
1b中の確率変動カウンタを「2」にセットした後、本
サブルーチン処理を終了して、ゼネラルフロー(図3)
のステップS14に移行する。が、判定の結果、「7」
である場合には、ステップS47でRAM21b中の確
率変動カウンタをクリア(即ち、確率変動カウンタを
「0」とする)して、ステップS48に移行する。
【0098】ステップS48では、RAM21b中の普
図時短カウンタを「100」にセットした後、ステップ
S49に移行する。ここで、この普図時短カウンタのセ
ット処理は、この大当たり遊技の終了後、特図の可変表
示遊技が100回行われるまで、普図の可変表示遊技の
時間短縮を行う処理であり、確率変動状態の最高継続回
数に到達したため確率変動状態が終了することに対する
不満解消のためのサービスを提供するものである。これ
により遊技者の確率変動状態終了による不快感を軽減さ
せ、遊技を継続する意思を持続させることができる。
【0099】ステップS49では、表示制御回路40に
送信する確率変動終了情報データのセット、RAM21
b中の普図時短カウンタ情報をセットした後、このサブ
ルーチン処理を終了し、ゼネラルフロー(図3)のステ
ップS14に移行する。
【0100】図7には、表示制御回路40によって行わ
れる特図可変表示装置4の表示制御処理の制御処理手順
(表示制御のゼネラルフロー)のフローチャートを示
す。
【0101】図7の表示制御が開始されると、まず、ス
テップR1〜R3で、順に、表示制御回路40のRAM
の初期化、I/Oレジスタの設定、システム内部のレジ
スタの設定をしてから、ステップR4に移行する。
【0102】ステップR4ではVシンク(SYNC)フ
ラグがあるか否かを判定し、なければまたその判定を行
うが、あればステップR5に移行してモード別分岐処理
をする。
【0103】このモード別分岐処理は、ワンチップマイ
クロコンピュータ21から送られてくる各モード(デー
タ処理NO.も含む)などに基づいて、表示制御回路4
0のROM(図示省略)に書き込まれた表示データや表
示制御プログラムを選択してその表示データや表示制御
プログラムにより、可変表示部4aに表示させる図柄の
画像データや背景の画像データを決定する処理である。
【0104】その後、枠情報処理(パチンコ遊技機の遊
技領域3を覆うガラス板の枠、即ちガラス枠が開いてい
るか否か、パチンコ遊技機の賞球等の排出用遊技球貯留
タンクへの遊技球補給の要求、遊技球受け皿が詰まって
いるか否かなどの情報処理)(ステップR7)、図柄デ
ータの並べ替え処理としての図柄データソート処理(ス
テップR8)をしてステップR4に戻る。
【0105】図8には、図7のゼネラルフローが行われ
ているときに入った割り込み信号に基づいて行われる割
り込み処理のフローチャートを示す。
【0106】この割り込み処理が開始されると、ステッ
プR10、R11で順に割り込み禁止の処理とレジスタ
の退避処理をしてからステップR12に移行する。
【0107】ステップR12では、通信割り込みである
か否かを判定し、通信割り込みでなければステップR1
4に移行するが、通信割り込みであればステップR13
で通信処理をしてステップR18に移行する。
【0108】ステップR14ではVシンク(SYNC)
割り込みか否かを判定し、そうでなければそのままステ
ップR18にジャンプするが、そうであれば画像データ
の転送(ステップR15)、Vシンク(SYNC)の割
り込みフラグを立てる処理(ステップR16)、枠信号
処理(ステップR17)をしてからステップR18に移
行する。
【0109】しかして、ステップR18に移行すると、
ステップR18でレジスタ復帰の処理(ステップR1
8)、割り込みの許可処理(ステップ19)をして図7
のゼネラルフローの元の処理に戻る。
【0110】次に、上記説明した遊技制御及び表示制御
により行われる、第1の実施の形態に係るパチンコ遊技
機の遊技内容動作について図9〜15を用いて説明す
る。
【0111】図9に、通常動作(呼び込み表示)時にお
いて遊技内容を表示している状態を示す可変表示部4a
の画像図、図10に、確率変動図柄による1回目の確率
変動大当たりが発生した状態を示す可変表示部4aの画
像図、図11に、1回目の大当たり終了後、1回目の確
率変動状態中において可変表示遊技が行われていること
を示す可変表示部4aの画像図、図12に、確率変動継
続中に確率変動図柄による5回目の確率変動大当たりが
発生した状態を示す可変表示部4aの画像図、図13
に、5回目の大当たり終了後、5回目の確率変動状態中
において可変表示遊技が行われている状態を示す可変表
示部4aの画像図、図14に、確率変動継続中に確率変
動図柄による7回目の確率変動大当たりが発生した状態
を示す可変表示部4aの画像図を各々示す。
【0112】図15に、第1の実施の形態に係る遊技機
における遊技の開始から確率変動図柄による確率変動状
態が発生して確率変動状態の継続が終了するまでの遊技
内容の時系列的変化の一実施形態を示すタイミングチャ
ートを示す。
【0113】遊技開始前(常時)においては、役物制御
回路20からのコマンド信号に基づいて可変表示部4a
において、図9に示すような遊技内容を説明する表示が
行われる。具体的には、確変図柄であることを示す、例
えば、表示部401の「確変図柄 1,3,5,7,
9」の表示、通常図柄であることを示す、例えば、表示
部402の「通常図柄 0,2,4,6,8,A,B,
C,D,E」の表示、確変図柄による大当たり時の大当
たり終了後の確率変動継続回数を示す、例えば、表示部
403の「確変図柄で2回ボーナス ただし継続5回目
からは1回ボーナス 最高継続7回まで」の表示、等が
行われる。
【0114】この状態で遊技球が、普通変動入賞装置9
に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ9bに検出
されてRAM21bに記憶され、その記憶した信号に基
づいて特図の可変表示部4aにおいて可変表示遊技が行
われる。その可変表示遊技の結果が、同一の確変図柄が
3つ揃った停止表示態様(特定結果態様:図15の
(b)の1回目の大当たり図柄「3」)であった場合に
は、図15の(a)に示す1回目の大当たりが発生し
て、役物制御回路20で行われる大当たり終了処理(図
6)のステップS44により、確率変動カウンタに
「2」がセット(図15の(c))される(2回ルー
プ:確率変動が2回発生して、再継続が可能)。この1
回目の大当たり発生時には、可変表示部4aにて図10
に示すような表示がなされる。具体的には、同一の確変
図柄が3つ揃った停止態様を示す、例えば、表示部40
4の「3,3,3」の表示、確変大当たりがスタートし
て今後確率変動が、大当たりが2回発生するまで継続
し、確率変動中に再度確変図柄による大当たりが発生し
た場合に継続することを表示する、例えば、表示部40
5の「確変大当たりスタート+2回ボーナスゲーム」の
表示、確率変動の継続回数を表示する、例えば、表示部
406の「継続1回目」の表示、等が行われる。
【0115】そして、この1回目の確変図柄による大当
たり遊技の終了後、図15の(d)に示す1回目の特図
確率変動が発生すると同時に、図15の(e)、(f)
に示す1回目の普図確率変動と普図時短制御(第1の確
率変動状態)が発生する。このとき、可変表示部4aで
は、図11に示すような表示がなされる。具体的には、
可変表示遊技中を表わす、表示部407の表示、1回目
の大当たり図柄を表示する、例えば、表示部408の
「1回目 3」の表示、確率変動の残り回数を表示す
る、例えば、表示部409の「確変残り2回」の表示、
確率変動の継続回数を表示する、例えば、表示部410
の「継続1回目」の表示、等が行われる。
【0116】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
通常図柄(例えば、図15の(b)に示す2回目の大当
たり図柄「8」)が3つ揃ったゾロ目であった場合に
は、図15の(a)に示す2回目の大当たりが発生し
て、図15の(c)の確率変動カウンタが「1」に更新
(ディクリメント)される。
【0117】この2回目の大当たり終了後は、図15の
(d)、(e)、(f)に示す2回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御(第1の確率変動状態)
が発生する。
【0118】この2回目の大当たり終了後、大当たり
が、3回目は確変図柄(例えば、図15の(b)に示す
3回目の大当たり図柄「7」)が3つ揃ったゾロ目、4
回目は通常図柄(例えば、図15の(b)に示す4回目
の大当たり図柄「2」)が3つ揃ったゾロ目と続けて発
生した場合には、図15の(c)に示す確率変動カウン
タが、3回目は「2」に再セットされ、4回目は「1」
に更新(ディクリメント)される。
【0119】そして、4回目の大当たり終了後に発生し
た5回目の大当たりが、たとえ、確変図柄(例えば、図
15の(b)に示す5回目の大当たり図柄「5」)が3
つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路20で行われ
る大当たり終了処理(図6)のステップS44により、
確率変動カウンタは「1」にセットされる(即ち、図1
5の(c)に示す5回目の確率変動カウンタが「1」に
更新(再セット)される:1回ループ)。この5回目の
大当たり発生時、可変表示部4aでは図12に示すよう
な表示がなされる。具体的には、確変図柄が3つ揃った
状態を示す、例えば、表示部411の「5,5,5」の
表示、確率変動大当たりが発生してから確率変動継続中
に発生した大当たりの発生回数情報を表示する、例え
ば、表示部412の「1回目,2回目,3回目,4回
目,5回目」の表示、確率変動大当たりが発生してから
確率変動継続中に発生した各大当たり図柄情報を表示す
る、例えば、表示部413の「3,8,7,2」の表
示、確変大当たりがスタートして今後確率変動が1回継
続することを表示する、例えば、表示部414の「確変
大当たりスタート+1回ボーナスゲーム」の表示、確率
変動の継続回数を表示する、表示部415の「継続5回
目」の表示,等がなされる。また、このとき、表示部4
11は、確変大当たり時の確変継続回数が2回から1回
になったことを遊技者に報知するため、背景色が、例え
ば、「白色」→「灰色」に変化するようになっている。
【0120】続いて、5回目の大当たり終了後、図15
の(d)、(e)、(f)に示す5回目の特図確率変
動、普図確率変動及び普図時短制御第(第2の確率変動
状態)が発生する。このとき、可変表示部4aでは図1
3に示すような表示がなされる。具体的には、可変表示
遊技中を示す、表示部416の表示、確率変動大当たり
が発生してから確率変動継続中に発生した大当たりの発
生回数情報を表示する、例えば、表示部417の「1回
目,2回目,3回目,4回目,5回目、6回目」の表
示、確率変動大当たりが発生してから確率変動継続中に
発生した各大当たり図柄情報を表示する、例えば、表示
部415の「3,8,7,2,5」の表示、確率変動の
残り回数を表示する、例えば、表示部419の「確変残
り1回」の表示、確率変動の継続回数を表示する、例え
ば、表示部420の「継続5回目」の表示、等がなされ
る。
【0121】そして、この5回目の確率変動中に行われ
る可変表示遊技の結果、6回目の大当たりが、たとえ、
確変図柄(例えば、図15の(b)に示す6回目の大当
たり「7」)が3つ揃ったゾロ目であっても、役物制御
回路20で行われる大当たり終了処理(図6)のステッ
プS44により、確率変動カウンタは「1」にセットさ
れる(即ち、図15の(c)に示す6回目の確率変動カ
ウンタが「1」に更新(再セット)される)。
【0122】続いて、図15の(a)に示す6回目の大
当たり終了後、図15の(d)、(e)、(f)に示す
6回目の特図確率変動、普図確率変動及び普図時短制御
(第2の確率変動状態)が発生し、この状態で行われる
可変表示遊技の結果、7回目の大当たりが、たとえ、確
変図柄(例えば、図15の(b)に示す7回目の大当た
り図柄「3」)が3つ揃ったゾロ目であっても、役物制
御回路20で行われる大当たり終了処理(図6)のステ
ップS47により、確率変動カウンタはクリアされる
(即ち、図15の(c)に示す5回目の確率変動カウン
タが「0」に更新される)。そして、普図時短カウンタ
に「100」がセットされ、図15の(a)に示す7回
目の大当たり終了後、普図時短ゲームが100回行われ
る。
【0123】この7回目の大当たり発生時、可変表示部
4aでは図14に示すような表示がなされる。具体的に
は、可変表示遊技の結果、確変図柄が3つ揃った状態を
示す、例えば、表示部421の「3,3,3」の表示、
確率変動大当たりが発生してから確率変動継続中に発生
した大当たりの発生回数情報を表示する、例えば、表示
部422の「1回目,2回目,3回目,4回目,5回
目,6回目,7回目」の表示、確率変動大当たりが発生
してから確率変動継続中に発生した各大当たり図柄情報
を表示する、例えば、表示部423の「3,8,7,
2,5,7」の表示、確率変動が終了することを表示す
る、例えば、表示部424の「今回で確率変動終了で
す」の表示、確率変動の継続回数を表示する、例えば、
表示部425の「継続7回目」の表示,等がなされる。
このとき、表示部421では、確率変動の継続が終了し
たことを遊技者に報知するため、背景色が、例えば、
「灰色」→「縞目色」に変化するようになっている。
【0124】この発明の第1の実施の形態に係るパチン
コ遊技機は、上記のように構成されているので、遊技装
置としての可変表示装置4による遊技結果態様が特定条
件を満たした遊技結果態様(確変図柄:例えば、「3,
3,3」、「5,5,5」等のゾロ目)であった場合に
は、役物制御回路20に設けた特定遊技状態発生手段に
より第1の特定遊技状態としての第1の確率変動状態
(2回ループの特図確率変動、普図確率変動、及び普図
時短制御を同時に発生)が発生され、その確率変動状態
の継続中に発生する特別遊技状態としての大当たりの発
生回数が所定回数(例えば、5回)に達した場合には、
役物制御回路20に設けた特定遊技状態選択制御手段に
より第2の特定遊技状態としての第2の確率変動状態
(1回ループの特図確率変動、普図確率変動、及び普図
時短制御)に切り換えられるので、遊技内容が従来にな
く多彩で変化に溢れたものとなって、遊技者を飽きさせ
にくい興趣性の高い遊技機となる。
【0125】また、第1の確率変動状態の継続中に発生
する特別遊技状態としての大当たりの発生回数が所定回
数(例えば、5回)に達した場合には、役物制御回路2
0に設けた特定遊技状態選択制御手段により、特定遊技
状態の継続率が比較的高い第1の確率変動状態から比較
的低い第2の確率変動状態に切り換えられるので、例え
ば、特別遊技状態の連続発生が6回目で確率変動が終了
する確率が高くなって特別遊技状態(大当たり)が続け
て発生して短期間内で多量の遊技球を獲得してしまうこ
とを抑制することが出来ることとなって、遊技者の射幸
心を過度に高めることを防止出来る。
【0126】また、短期間内で多量の遊技球を獲得する
ことがなくなるので、従来のような、特別遊技状態(大
当たり)の発生の低確率設定制御等を行う必要がなく、
適度に特別遊技状態(大当たり)が発生することとなっ
て、多くの遊技者が楽しめて、遊技店と遊技者の利益バ
ランスがとれ易い遊技機となる。
【0127】なお、本発明における実施の形態としては
実施例のパチンコ遊技機に限られるものではなく、例え
ば、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、およびパチス
ロ遊技機などの弾球遊技機、並びに、スロットマシーン
等にも適用可能である。
【0128】遊技装置とは、特別遊技状態を発生させる
ための遊技を行わせる装置のことをいい、例えば、いわ
ゆる第1種のパチンコ遊技機においては特別図柄等によ
る可変表示遊技を行わせる表示装置(可変表示装置)を
いう。可変表示装置には、液晶表示装置、CRT(陰極
線管)表示装置、多数の発行素子を配列した表示装置、
及び回転ドラムやベルトを使用したメカ式の表示装置等
が含まれる。また、いわゆる第2種や第3種のパチンコ
遊技機における内部に特別入賞口を備えた入賞球振り分
け装置等も含まれる。
【0129】特別結果態様とは、遊技装置での遊技にお
いて特別遊技状態を発生させる、予め定められた結果態
様のことである。例えば、第1種のパチンコ遊技機にお
いては、可変表示装置による可変表示遊技の遊技結果態
様が予め定められた特別停止表示結果態様(例えば、
「1」,「2」,「3」等の図柄が3個揃うゾロ目など
で、どのように定めてもよい。)である。
【0130】特別遊技状態とは、通常遊技時に比べて遊
技者に特に有利となる遊技状態(多数の遊技球を獲得し
易い状態)をいい、例えば、第1のパチンコ遊技機にお
ける大入賞口(特別変動入賞装置ともいう。)の開放、
第2種のパチンコ遊技機においては、変動入賞装置を間
欠的に連続開放する状態、第3種のパチンコ遊技機にお
ける権利発生の状態、或いは電動役物を複数備えた一般
電役機における電動役物を連続して開放させる状態、ス
ロットマシーンでのボーナスゲームなどがある。
【0131】特定遊技状態とは、前記特別遊技状態とは
別に通常遊技状態と異なる遊技者にとって有利な状態
(特別遊技状態の発生が容易な状態)をいい、その形態
として、例えば、第1種のパチンコ遊技機においては、
特図の可変表示遊技の確率変動状態(特図確率変動状
態)と普図の可変表示遊技の確率変動状態(普図確率変
動状態)、普図時短制御などがある。また、特図確率変
動状態の発生態様として、特定結果態様による特別遊技
状態が発生した場合に確率変動を2回継続させ、その間
に特定結果態様による特別遊技状態が発生した場合に更
に2回継続されるタイプ(2回ループ)、特定結果態様
による特別遊技状態が発生した場合に確率変動を1回継
続させ、その間に特定結果態様による特別遊技状態が発
生した場合に更に1回継続されるタイプ(1回ルー
プ)、或いは特定結果態様による特別遊技状態が発生し
た場合に確率変動を2回セットさせ、その間に特定結果
態様による特別遊技状態が発生しても確率変動が継続さ
れないタイプ(2回セット)などがある。また、第2種
や第3種のパチンコ遊技機においては、例えば、V誘導
装置を備え、その作動によりV入賞口(特別入賞口)へ
の入賞率を高めた状態も含まれる。
【0132】特定の遊技条件の成立とは、遊技装置での
遊技において特定遊技状態を発生させる、予め定められ
た遊技結果態様のことをいう。例えば、第1種のパチン
コ遊技機においては、可変表示装置による可変表示遊技
の結果が予め定められた特定結果停止態様(例えば、
「3」、「5」、「7」等の図柄が3つ揃うゾロ目など
で、どのように定めてもよい。)である。この場合、特
定遊技状態を発生させる遊技結果態様は、特別遊技状態
を発生させる遊技結果態様に含まれる場合であっても、
別個に設けたものであってもよい。また、特別遊技状態
が発生した場合に別の表示遊技を行い、その結果が特定
の遊技条件としての予め定められた停止表示態様(例え
ば、「3」、「7」)であった場合に、特定遊技状態を
発生させてもよい。
【0133】所定の遊技条件とは、第1の特定遊技状態
或いは第2の特定遊技状態を選択するために予め定めれ
られた条件をいい、所定の遊技条件として、例えば、特
定遊技状態の継続回数が所定の回数に達した場合、特定
結果態様が所定の図柄であった場合、或いは遊技装置に
よる遊技の結果が所定条件を満たした場合などがある
が、任意に定めて良い。
【0134】所定値は、初めから固定した値であっても
良いし、所定値を決定する手段を設けて、その結果に基
づいて決定するようにしても良い。
【0135】第1の特定遊技状態から第2の特定遊技状
態への切換えを行う確変中の大当たり継続回数は、上記
実施の形態に示した5回に限定されるものではなく、任
意(例えば、3回)に定めてよい。また、特定遊技状態
を無効にする確変中の大当たり継続回数は、上記実施の
形態に示した7回に限定されるものではなく、任意(例
えば、5回)に定めてよい。
【0136】また、特定結果態様としての確率変動図柄
の数(割合)、種類は任意に定めてよい。
【0137】確率変動状態を無効化する方法として、無
効化用の図柄(例えば、「終了」)を設けて、確率変動
状態の継続回数が上限値に達した場合に、強制的に無効
化用の図柄での大当たりを発生させて確率変動状態を終
了する制御を行ってもよい。また、無効化用の図柄によ
る大当たりが発生した場合には、その後2回大当たりが
発生するまで確率変動状態を継続させて、その後に確変
を終了させるようにしてもよい。このようにすれば、無
効化用の図柄による大当たりが発生しても遊技者は、後
2回確率変動状態が継続されるので不満感を抑えること
が出来る。
【0138】[第2の実施の形態]次に、この発明に係
る遊技機の第2の実施の形態について説明する。
【0139】第2の実施の形態に係る遊技機の基本構成
は、第1の実施の形態に係る遊技機と同様であるが、第
1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態の遊技内容が異
なる。即ち、第2の実施の形態に係る遊技機にあって
は、確率変動継続中に大当たりが5回連続して発生した
場合には、第2の特定遊技状態において普図確率変動と
普図時短制御を行わないことを特徴としている。
【0140】この第2の実施の形態を説明するに当たっ
ては、第1の実施の形態に係る遊技機と同様の構成につ
いての説明は省略して、異なる構成についてのみ説明す
る。
【0141】図16に、第1の実施の形態に係る遊技機
における遊技の開始から確率変動図柄による確率変動状
態が発生して確率変動状態の継続が終了するまでの遊技
内容動作の時系列的変化の一実施形態を示すタイミング
チャートを示す。
【0142】遊技開始前(常時)においては、役物制御
回路20からのコマンド信号に基づいて可変表示部4a
において、客寄せ表示が行われる。
【0143】この状態で遊技球が、普通変動入賞装置9
に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ9bに検出
されてRAM21bに記憶され、その記憶した信号に基
づいて特図の可変表示部4aにおいて可変表示遊技が行
われる。その可変表示遊技の結果が、同一の確変図柄が
3つ揃った停止表示態様(図16の(b)の1回目の大
当たり図柄「3」)であった場合には、図16の(a)
に示す1回目の大当たりが発生して、役物制御回路20
で行われる大当たり終了処理(図6)のステップS44
により、図16の(c)の確率変動カウンタに「2」が
セットされる。
【0144】そして、この1回目の確変図柄による大当
たり遊技の終了後、図16の(d)に示す1回目の特図
確率変動が発生すると同時に、図16の(e)、(f)
に示す1回目の普図確率変動と普図時短制御(第1の確
率変動状態)が発生する。
【0145】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
通常図柄(例えば、図16の(b)に示す2回目の大当
たり図柄「8」)が3つ揃ったゾロ目であった場合に
は、図16の(a)に示す2回目の大当たりが発生し
て、図16の(c)の確率変動カウンタが「1」に更新
(ディクリメント)される。
【0146】この2回目の大当たり終了後は、図16の
(d)、(e)、(f)に示す2回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御(第1の確率変動状態)
が発生する。
【0147】この状態から、大当たりが、3回目は確変
図柄(例えば、図16の(b)に示す3回目の大当たり
図柄「7」)が3つ揃ったゾロ目、4回目は通常図柄
(例えば、図16の(b)に示す4回目の大当たり図柄
「2」)が3つ揃ったゾロ目と続けて発生した場合に
は、図16の(c)に示す確率変動カウンタが、3回目
は「2」に再セットされ、4回目は「1」に更新(ディ
クリメント)される。
【0148】そして、4回目の大当たり終了後に発生し
た5回目の大当たりが、たとえ、確変図柄(例えば、図
16の(b)に示す5回目の大当たり図柄「5」)が3
つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路20で行われ
る大当たり終了処理(図6)のステップS44により、
確率変動カウンタは「1」にセットされる(即ち、図1
6の(b)に示す5回目の確率変動カウンタが「1」に
更新(再セット)される)。
【0149】この第2の実施の形態に係る遊技機におい
ては、5回目の大当たり終了後、図16の(d)に示す
5回目の特図確率変動は継続して発生するが、普図確率
変動及び普図時短制御は発生しないように制御されてい
る(第2の確率変動状態)。
【0150】そして、この状態で行われる可変表示遊技
の結果発生した6回目の大当たりが、たとえ、確変図柄
(例えば、図16の(b)に示す6回目の大当たり図柄
「7」)が3つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路
20で行われる大当たり終了処理(図6)のステップS
44により、確率変動カウンタは「1」にセットされる
(即ち、図16の(b)に示す6回目の確率変動カウン
タが「1」に更新される)。
【0151】そして、図16の(a)に示す6回目の大
当たり終了後も、図16の(d)に示す6回目の特図確
率変動は発生するが、普図確率変動及び普図時短は発生
しないように制御されている(第2の確率変動状態)。
この状態で行われる可変表示遊技の結果、7回目の大当
たりが、たとえ、確変図柄(例えば、図16の(b)に
示す7回目の大当たり図柄「3」)が3つ揃ったゾロ目
であっても、役物制御回路20で行われる大当たり終了
処理(図6)のステップS47により、確率変動カウン
タはクリアされる(即ち、図16の(b)に示す7回目
の確率変動カウンタが「0」に更新される)。また、普
図時短カウンタに「100」がセットされ、図16の
(a)に示す7回目の大当たり終了後、普図時短ゲーム
が100回行われる。
【0152】この第2の実施の形態に係る遊技機によれ
ば、確率変動状態の継続中に発生する特別遊技状態とし
ての大当たりの発生回数が所定回数(例えば、5回)に
達した場合には、普図確率変動と普図時短制御が行われ
ないので、次の大当たり(6回目等)が発生するまで遊
技時間と持ち球が、単位遊技時間当たりの始動入賞数及
び始動入賞にともなう賞球数が減少するため、第1の実
施の形態の遊技機に比べ、多く必要になることとなっ
て、短期間に多量の遊技球を獲得することを防止出来て
一部の遊技者の射幸心を煽ることを抑制できる。
【0153】[第3の実施の形態]次に、この発明に係
る遊技機の第3の実施の形態について説明する。
【0154】第3の実施の形態に係る遊技機の基本構成
は、第1〜2の実施の形態に係る遊技機と同様である
が、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態の遊技内
容が異なる。即ち、第3の実施の形態に係る遊技機にあ
っては、確率変動継続中に大当たりが5回連続して発生
した場合には、第2の特定遊技状態においては、普図確
率変動と普図時短制御のみとして特図確率変動を行わな
いことを特徴としている。
【0155】この第3の実施の形態を説明するに当たっ
ては、第1〜2の実施の形態に係る遊技機と同様の構成
についての説明は省略して、異なる構成についてのみ説
明する。
【0156】図17に、第3の実施の形態に係る遊技機
における遊技の開始から確率変動図柄による確率変動状
態が発生して確率変動状態の継続が終了するまでの遊技
内容動作の時系列的変化の一実施形態を示すタイミング
チャートを示す。
【0157】遊技開始前(常時)においては、役物制御
回路20からのコマンド信号に基づいて可変表示部4a
において、客寄せ表示が行われる。
【0158】この状態で遊技球が、普通変動入賞装置9
に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ9bに検出
されてRAM21bに記憶され、その記憶した信号に基
づいて特図の可変表示部4aにおいて可変表示遊技が行
われる。その可変表示遊技の結果が、同一の確変図柄が
3つ揃った停止表示態様(図17の(b)の1回目の大
当たり図柄「3」)であった場合には、図17の(a)
に示す1回目の大当たりが発生して、役物制御回路20
で行われる大当たり終了処理(図6)のステップS44
により、図17の(c)の確率変動カウンタに「2」が
セットされる。
【0159】そして、この1回目の確変図柄による大当
たり遊技の終了後、図17の(d)に示す1回目の特図
確率変動が発生すると同時に、図17の(e)、(f)
に示す1回目の普図確率変動と普図時短制御(第1の確
率変動状態)が発生する。
【0160】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
通常図柄(例えば、図17の(b)に示す2回目の大当
たり図柄「8」)が3つ揃ったゾロ目であった場合に
は、図17の(a)に示す2回目の大当たりが発生し
て、図17の(c)の確率変動カウンタが「1」に更新
(ディクリメント)される。
【0161】この2回目の大当たり終了後は、図17の
(d)、(e)、(f)に示す2回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御(第1の確率変動状態)
が発生する。
【0162】この状態から、大当たりが、3回目は確変
図柄(例えば、図17の(b)に示す3回目の大当たり
図柄「7」)が3つ揃ったゾロ目、4回目は通常図柄
(例えば、図17の(b)に示す4回目の大当たり図柄
「2」)が3つ揃ったゾロ目と続けて発生した場合に
は、図17の(c)に示す確率変動カウンタが、3回目
は「2」に再セットされ、4回目は「1」に更新(ディ
クリメント)される。
【0163】そして、4回目の大当たり終了後に発生し
た5回目の大当たりが、たとえ、確変図柄(例えば、図
17の(b)に示す5回目の大当たり図柄「5」)が3
つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路20で行われ
る大当たり終了処理(図6)のステップS44により、
確率変動カウンタは「1」にセットされる(即ち、図1
7の(b)に示す5回目の確率変動カウンタが「1」に
更新(再セット)される)。
【0164】この第3の実施の形態に係る遊技機におい
ては、5回目の大当たり終了後、図17の(e)、
(f)の普図確率変動及び普図時短制御は発生するが、
特図の確率変動は発生しないように制御されている(第
2の確率変動状態)。
【0165】そして、この状態で行われる可変表示遊技
の結果発生した6回目の大当たりが、たとえ、確変図柄
(例えば、図17の(b)に示す6回目の大当たり
「7」)が3つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路
20で行われる大当たり終了処理(図6)のステップS
44により、確率変動カウンタは「1」にセットされる
(即ち、図17の(b)に示す6回目の確率変動カウン
タが「1」に更新(再セット)される)。
【0166】図17の(a)に示す6回目の大当たり終
了後も、図17の(e)、(f)に示す6回目の普図確
率変動及び普図時短制御は発生するが、特図確率変動は
発生しない(第2の確率変動状態)。この状態で行われ
る可変表示遊技の結果、7回目の大当たりが、たとえ、
確変図柄(例えば、図17の(b)に示す「3」)が3
つ揃ったゾロ目であっても、役物制御回路20で行われ
る大当たり終了処理(図6)のステップS47により、
確率変動カウンタはクリアされる(即ち、図17の
(b)に示す7回目の確率変動カウンタが「0」に更新
される)。また、普図時短カウンタに「100」がセッ
トされ、図17の(a)に示す7回目の大当たり終了
後、普図時短ゲームが100回行われる。
【0167】この第3の実施の形態に係る遊技機によれ
ば、確率変動状態の継続中に発生する特別遊技状態とし
ての大当たりの発生回数が所定回数(例えば、5回)に
達した場合には、普図確率変動と普図時短制御のみが発
生され特図確率変動は発生されないので、第1或いは第
2の実施の形態の遊技機に比べ、次の大当たり(6回目
等)が発生するまである程度の時間と持ち球が多く必要
になることとなって、短期間に多量の遊技球を獲得する
ことを防止出来て一部の遊技者の射幸心を煽ることを抑
制できる。
【0168】[第4の実施の形態]次に、この発明に係
る遊技機の第4の実施の形態について説明する。
【0169】第4の実施の形態に係る遊技機の基本構成
は、第1〜3の実施の形態に係る遊技機と同様である
が、特定遊技状態の決定方法並びに遊技内容が異なる。
即ち、第4の実施の形態に係る遊技機にあっては、確率
変動継続中に発生する大当たり図柄(特定結果態様)に
より確率変動態様を決定するとともに、第3の特定遊技
状態を設けていることを特徴としている。
【0170】従って、この第4の実施の形態を説明する
に当たっては、第1〜3の実施の形態に係る遊技機と同
様の構成についての説明は省略して、異なる構成につい
てのみ説明する。
【0171】図18に、第4の実施の形態に係る遊技機
における遊技の開始から確率変動図柄による確率変動状
態が発生して確率変動状態の継続が終了するまでの遊技
内容動作の時系列的変化の一実施形態を示すタイミング
チャートを示す。
【0172】この第4の実施の形態に係る遊技機の確率
変動態様として、例えば、大当たり図柄が「7」である
場合には、大当たり終了後、確率変動が2回継続(2回
ループ:第1の確率変動状態)され、大当たり図柄が
「5」である場合には、大当たり終了後、確率変動が1
回継続(1回ループ:第2の確率変動状態)され、大当
たり図柄が「3」である場合には、大当たり終了後、確
率変動が2回セット(固定で2回以降継続なし:第3の
確率変動状態)され、それ以外の大当たり図柄の場合に
は、確率変動の発生と無関係となるように設定されてい
る。
【0173】遊技開始前(常時)においては、役物制御
回路20からのコマンド信号に基づいて可変表示部4a
において、客寄せ表示が行われる。
【0174】この状態で遊技球が、普通変動入賞装置9
に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ9bに検出
されてRAM21bに記憶され、その記憶した信号に基
づいて特図の可変表示部4aにおいて可変表示遊技が行
われる。その可変表示遊技の結果が、2回ループの確変
図柄が3つ揃った停止表示態様(特定結果態様:図18
の(b)の1回目の大当たり図柄「7」)であった場合
には、図18の(a)に示す1回目の大当たりが発生し
て、図18の(c)の確率変動カウンタに「2」がセッ
トされる。
【0175】そして、この1回目の確変図柄による大当
たり遊技の終了後、図18の(d)に示す1回目の特図
確率変動が発生すると同時に、図18の(e)、(f)
に示す1回目の普図確率変動と普図時短制御が発生する
(第1の確率変動状態)。
【0176】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
通常図柄(例えば、図18の(b)に示す2回目の大当
たり図柄「8」)が3つ揃ったゾロ目であった場合に
は、図18の(a)に示す2回目の大当たりが発生し
て、図18の(c)の確率変動カウンタが「1」に更新
(ディクリメント)される。
【0177】この2回目の大当たり終了後は、図18の
(d)、(e)、(f)に示す2回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御(第1の確率変動状態)
が発生する。
【0178】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
1回ループの確変図柄(例えば、図18の(b)に示す
3回目の大当たり図柄「5」)が3つ揃ったゾロ目の停
止表示態様であった場合には、図18の(a)に示す3
回目の大当たりが発生して、図18の(c)の確率変動
カウンタが「1」に更新(再セット)される。
【0179】この3回目の大当たり終了後は、図18の
(d)、(e)、(f)に示す3回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御が発生する(第2の確率
変動状態)。
【0180】この状態で行われる可変表示遊技の結果、
2回セットの確変図柄(例えば、図18の(b)に示す
4回目の大当たり図柄「3」)が3つ揃ったゾロ目の停
止表示態様であった場合には、図18の(a)に示す4
回目の大当たりが発生して、図18の(c)の確率変動
カウンタが「2」に更新(再セット)される。
【0181】そして、4回目の大当たり終了後に発生し
た5回目の大当たりが、たとえ、2回ループの確変図柄
(例えば、図18の(b)に示す5回目の大当たり図柄
「7」)が3つ揃ったゾロ目の停止表示態様であって
も、確率変動カウンタは「1」にディクリメントされる
(即ち、図18の(b)に示す5回目の確率変動カウン
タが「1」に更新される)。
【0182】この3回目の大当たり終了後は、図18の
(d)、(e)、(f)に示す3回目の特図確率変動、
普図確率変動及び普図時短制御(第3の確率変動状態)
が発生する。
【0183】そして、この状態で行われる可変表示遊技
の結果発生した6回目の大当たりが、たとえ、2回セッ
トの確変図柄(例えば、図18の(b)に示す6回目の
大当たり図柄「3」)が3つ揃ったゾロ目であっても、
確率変動カウンタはディクリメントされる(即ち、図1
8の(b)に示す7回目の確率変動カウンタが「0」に
更新される)。また、普図時短カウンタに「100」が
セットされ、図18の(a)に示す7回目の大当たり終
了後、普図時短ゲームが100回行われる。
【0184】この第4の実施の形態に係る遊技機によれ
ば、特定遊技状態選択制御手段(役物制御回路20)に
よる特定遊技状態の選択制御は特定結果態様としての確
変図柄に基づいて行われるので、確変図柄毎に特定遊技
状態を設けることにより遊技内容がより多彩に変化する
こととなって、遊技者を飽きさせにくい興趣に溢れた遊
技機となる。
【0185】また、確変図柄に基づいて種々の遊技価値
を有する確率変動状態(特定遊技状態)を設定すること
ができるので、種々の特定遊技状態の組み合わせにより
大当たり(特別遊技状態)が多数回連続して発生してし
まうことを防止できる。その結果、従来のような、大当
たり(特別遊技状態)の発生の低確率設定制御等を行う
必要がなく、適度に特別遊技状態が発生することとなっ
て、多くの遊技者が楽しめて、遊技店と遊技者との利益
バランスがとれ易い遊技機となる。
【0186】なお、この第4の実施の形態の遊技機にお
いても、特定遊技状態の継続中に発生する大当たり(特
別遊技状態)の上限値(例えば、7回)を設けて、上限
値に達した場合に、特定遊技状態の発生を無効化する処
理を行っても良い。
【0187】また、特定遊技状態の内容設定は上記実施
の形態に示したパターンに限るものではなく、第1〜第
4の実施の形態に示した特定遊技状態の遊技内容の組み
合わせで行ってもよい。
【0188】
【発明の効果】この請求項1記載の発明によれば、特定
の遊技条件の成立に基づき、特定遊技状態発生手段によ
り特定遊技状態が発生され、所定の遊技条件の成立時に
は、特定遊技状態制御手段中に含まれる特定遊技状態選
択制御手段と特定遊技状態発生制御手段により遊技価値
の異なる第1の特定遊技状態或いは第2の特定遊技状態
が選択されてその何れかが発生されるので、遊技内容が
従来になく多彩で変化に溢れたものとなって、遊技者を
飽きさせにくい興趣性の高い遊技機となる。
【0189】また、遊技価値の異なる少なくとも2つの
特定遊技状態の発生を選択制御することが出来るので、
従来の特定遊技状態の発生による遊技意欲の向上を維持
するとともに、この複数の特定遊技状態を状況に応じて
選択することにより特別遊技状態が続けて発生して短期
間内で多量の遊技球を獲得してしまうことを抑制するこ
とが出来ることとなって、遊技者の射幸心を過度に高め
ることを防止出来る。
【0190】また、短期間内で多量の遊技球を獲得する
ことを抑制できるので、従来のような、特別遊技状態の
発生の低確率設定制御等を行う必要がなく、適度に特別
遊技状態が発生することとなって、多くの遊技者が楽し
めて、遊技店と遊技者の利益バランスがとれ易い遊技機
となる。
【0191】請求項2記載の発明によれば、特定遊技状
態継続手段により継続された特定遊技状態の継続回数に
関連づけた値が所定値になった場合には、特定遊技状態
選択制御手段により第1の特定遊技状態から第2の特定
遊技状態への切り換え制御が行われるので、所定値に達
した場合に特定遊技状態の切換えが確実に行われること
となって、遊技内容が変化に富むようになる。その結果
として、遊技者を飽きさせにくい興趣に溢れた遊技とな
る。
【0192】請求項3記載の発明によれば、第1の特定
遊技状態は第2の特定遊技状態より特定遊技状態の継続
に関してより有利な状態であるので、請求項2記載の発
明と相俟って、特定遊技状態の継続回数に関連づけた値
が所定値になった場合には、特定遊技状態の継続率の比
較的高い特定遊技状態から比較的低い第2の特定遊技状
態への切換え制御が行われることとなって、それによ
り、特別遊技状態が続けて発生して短期間で多量の遊技
球を獲得してしまうようなことがなく遊技者の射幸心を
過度に高めることを確実に防止出来る。
【0193】また、短期間内で多量の遊技球を獲得する
ことを確実に防止出来るので、従来のような、特別遊技
状態の発生の低確率設定制御等を行う必要がなく、適度
に特別遊技状態が発生することとなって、多くの遊技者
が楽しめて、遊技店と遊技者との利益バランスがとれ易
い遊技機となる。
【0194】請求項4記載の発明によれば、特定遊技状
態選択制御手段による特定遊技状態の選択制御は特定遊
技条件が成立した場合の結果態様に基づいて行われるの
で、特定遊技状態がより多彩に変化することとなって、
遊技者を飽きさせにくい興趣に溢れた遊技機となる。
【0195】また、特定の遊技条件が成立した場合の結
果態様に基づいて種々の遊技価値を有する特定遊技状態
を設定することができるので、種々の特定遊技状態の組
み合わせにより特別遊技状態が多数回連続して発生して
しまうことを防止できる。その結果、従来のような、特
別遊技状態の発生の低確率設定制御等を行う必要がな
く、適度に特別遊技状態が発生することとなって、多く
の遊技者が楽しめて、遊技店と遊技者との利益バランス
がとれ易い遊技機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の遊技
盤の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の裏側に設置された、遊技系統
の制御を行う役物制御回路および表示制御回路の主要制
御ブロック図である。
【図3】役物制御回路によって行われるメインの遊技制
御処理(ゼネラルフロー)のフローチャートである。
【図4】図3のゼネラルフローのステップS5〜S13
までの制御処理の流れの説明図である。
【図5】図3のゼネラルフローのステップS9において
行われる停止図柄判定処理のサブルーチン処理のフロー
チャートである。
【図6】図3のゼネラルフローのステップS13におい
て行われる大当たり終了処理のサブルーチン処理のフロ
ーチャートである。
【図7】表示制御回路によって行われる特別図柄可変表
示装置の表示制御処理の制御処理手順(表示制御のゼネ
ラルフロー)のフローチャートである。
【図8】図7のゼネラルフローが行われているときに入
った割り込み信号に基づいて行われる割り込み処理のフ
ローチャートである。
【図9】通常動作(呼び込み表示)時において、遊技内
容を表示している状態を示す可変表示部4aの画像図で
ある。
【図10】確率変動図柄による1回目の確率変動大当た
りが発生した状態を示す可変表示部4aの画像図であ
る。
【図11】1回目の大当たり終了後、1回目の確率変動
状態中において可変表示遊技が行われていることを示す
可変表示部4aの画像図である。
【図12】確率変動継続中に確率変動図柄による5回目
の確率変動大当たりが発生した状態を示す可変表示部4
aの画像図である。
【図13】5回目の大当たり終了後、5回目の確率変動
状態中において可変表示遊技が行われている状態を示す
可変表示部4aの画像図である。
【図14】確率変動継続中に確率変動図柄による7回目
の確率変動大当たりが発生した状態を示す可変表示部4
aの画像図である。
【図15】第1の実施の形態に係る遊技機における遊技
の開始から確率変動図柄による確率変動状態が発生して
確率変動状態の継続が終了するまでの遊技動作内容の時
系列的変化の一実施形態を示すタイミングチャートであ
る。
【図16】第2の実施の形態に係る遊技機における遊技
の開始から確率変動図柄による確率変動状態が発生して
確率変動状態の継続が終了するまでの遊技動作内容の時
系列的変化の一実施形態を示すタイミングチャートであ
る。
【図17】第3の実施の形態に係る遊技機における遊技
の開始から確率変動図柄による確率変動状態が発生して
確率変動状態の継続が終了するまでの遊技動作内容の時
系列的変化の一実施形態を示すタイミングチャートであ
る。
【図18】第4の実施の形態に係る遊技機における遊技
の開始から確率変動図柄による確率変動状態が発生して
確率変動状態の継続が終了するまでの遊技動作内容の時
系列的変化の一実施形態を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 可変表示装置(遊技装置) 20 役物制御回路(特定遊技状態発生手段、特定遊技
状態制御手段、特定遊技状態発生制御手段、特定遊技状
態選択制御手段、特定遊技状態継続手段) 40 表示制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技装置を備え、該遊技装置による遊技
    結果態様が特別結果態様になったことに基づき遊技者に
    有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、 特定の遊技条件の成立に基づき、前記特別遊技状態の発
    生が容易な特定遊技状態を発生する特定遊技状態発生手
    段と、 前記特定遊技状態の発生に関する制御を行う特定遊技状
    態制御手段と、 を備え、 前記特定遊技状態制御手段は、少なくとも遊技価値の異
    なる第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態の発生制
    御を行う特定遊技状態発生制御手段と、 所定の遊技条件の成立に基づき前記第1の特定遊技状態
    と前記第2の特定遊技状態の選択制御を行う特定遊技状
    態選択制御手段とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特定遊技状態制御手段は、前記特定
    遊技状態の発生中に再度、前記特定の遊技条件が成立し
    た場合に、特定遊技状態を継続して発生する特定遊技状
    態継続手段を含み、 前記特定遊技状態選択制御手段は、前記特定遊技状態継
    続手段による特定遊技状態の継続回数に関連づけた値が
    所定値になった場合に、第1の特定遊技状態から第2の
    特定遊技状態への切換え制御を行うことを特徴とする請
    求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1の特定遊技状態は前記第2の特
    定遊技状態より特定遊技状態の継続に関してより有利な
    状態であることを特徴とする請求項1又は2の何れかに
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記特定遊技状態選択制御手段は、前記
    特定の遊技条件が成立した場合の結果態様に基づき前記
    特定遊技状態の選択制御を行うことを特徴とする請求項
    1、2又は3の何れかに記載の遊技機。
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