JPH10129112A - インクジェット記録用シート - Google Patents
インクジェット記録用シートInfo
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- JPH10129112A JPH10129112A JP9094998A JP9499897A JPH10129112A JP H10129112 A JPH10129112 A JP H10129112A JP 9094998 A JP9094998 A JP 9094998A JP 9499897 A JP9499897 A JP 9499897A JP H10129112 A JPH10129112 A JP H10129112A
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Abstract
現性などの印字性に優れると共に、インクの発色性が良
好で、黒色再現性にも優れ、インク受容層の被膜強度、
耐水性、光沢などが良好で、さらには、インクの滲みや
印字後の経時変化が抑制されたインクジェット記録用シ
ートを提供すること。 【解決手段】 基材シートの少なくとも片面に、平均粒
子径200nm以下のγ型結晶形態の酸化アルミニウム
微粒子100重量部が、重合度1000以上でケン化度
80〜95モル%の部分ケン化ポリビニルアルコールを
含有するバインダー7〜35重量部により結合されたイ
ンク受容層が形成されていることを特徴とするインクジ
ェット記録用シート。
Description
くとも片面に、インクジェットプリンターによる記録が
可能なインク受容層が形成されたインクジェット記録用
シートに関し、さらに詳しくは、光沢性とインク受容層
の強度に優れると共に、インク受容性、乾燥性、定着
性、ドットの再現性などの印字性、インク発色性、黒色
再現性、耐水性、耐候性などが良好で、インクの滲みや
印字後の経時変化が抑制されたインクジェット記録用シ
ートに関する。
から噴出して微小な液滴をつくり、これを電気入力信号
に応じた画素として紙などの基材に付着させて、文字、
図形、画像パターンなどを形成する記録方式であり、低
雑音、高解像度、高速記録などの特徴を有している。イ
ンクジェット記録用のインクジェットプリンターは、印
字に必要な部品として、プリンターヘッドとインクカー
トリッジを備えているだけでよく、インクを定着させる
ための加熱ローラや感光体ドラムなどを必要としない。
インクジェットプリンターは、小型で低価格であること
に加えて、ヘッドの増設だけでカラー印字も簡単に打ち
出すことが可能である。インクジェット記録は、このよ
うな優れた特徴を有するため、パーソナルコンピュータ
やワードプロセッサーなどの印字に使用されているが、
最近では、複写機、ファクシミリ、プロッターなどの各
種出力機器への応用も図られている。インクジェット記
録における記録媒体としては、紙だけではなく、布、ガ
ラス、合成樹脂なども検討されている。
(記録用シート)と比べて、一般に、耐熱性、寸法安定
性、剛性等のバランスに優れ、透明性、耐久性等の要求
を満足させる材質の選択も容易である。一方、インクジ
ェット記録によれば、鮮明な絵柄を得ることができ、カ
ラー印字(多色化)も容易である。したがって、合成樹
脂シートをインクジェット記録用の記録媒体とすること
ができるならば、種々の用途分野への展開が可能であ
る。例えば、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)
用の原紙としてポリエステルシートなどの透明な合成樹
脂シートが用いられているが、この原紙を記録用シート
として使用することができるならば、各種の会議や学
会、講演、説明会、商品の宣伝等でのOHPの利用の拡
大に貢献することができる。透明性の低い合成樹脂シー
ト基材であっても、インクジェット記録により鮮明な絵
柄やカラー画像を形成することができるならば、記録、
説明、宣伝の資料などとして活用することができる。
ンクジェット記録用のインクを受容し難いという問題が
ある。インクジェットプリンターでは、ジェットノズル
部でのインクの乾燥によりインクの粘度が上昇して噴出
不良となるのを防ぐために、乾燥し難いインクが用いら
れている。インクジェット用インクは、一般に、水溶性
の染料、バインダー、添加剤等を水に溶解したものから
なるため、疎水性の合成樹脂シート上では、インクの乾
燥や定着が不良となる。インクジェットプリンターで印
字を行うには、記録媒体として、インクの水分を急速に
吸収して乾燥固化させる機能を有するものを使用するこ
とが必要である。
クジェット記録用インクに適した記録用シートとして使
用するために、合成樹脂シート上に、急速な吸水性を示
すインク受容層を形成することが提案されている。例え
ば、(1)透明性を有する合成樹脂シート表面に、ポリ
ビニルピロリドンを含有するインク受容層を設けたイン
クジェット記録用シート(特開昭61−32788号公
報)、(2)透明な熱可塑性樹脂フィルム上に、ポリビ
ニルアルコールやゼラチンなどの水溶性樹脂とコロイダ
ルシリカを含む透明な層を設けた記録用シート(特開昭
61−19389号公報)、(3)透明なプラスチック
フィルム上に、平均粒径1〜100mμの超微粒子と平
均粒径1〜20μの微粒子を含有する水溶性高分子の薄
膜を設けた記録シート(特開昭61−280983号公
報)、(4)透明性フィルム上に粒径5〜50μm程度
の透明性微粒子(ガラスビーズや合成樹脂球状マイクロ
ビーズ)を含有させた透明性接着剤を塗布したオーバー
ヘッドプロジェクタ用フィルム(特開昭61−2449
4号公報)などが提案されている。
の水溶性高分子をインク受容層とする従来の膨潤型の記
録用シートは、インクの固着能力が不十分であるため、
印字後の経時変化により画像のシャープさが低下すると
いう欠点がある。また、膨潤型の記録用シートは、吸湿
により粘着性を持ち、ブロッキングするなど取扱性が低
下する。水溶性高分子をバインダーとして、コロイダル
シリカやアルミナなどの無機充填剤を高比率で混入し、
ポーラスなインク受容層とした従来の吸水型の記録用シ
ートは、透明性が劣ったり、受容層が脆くて割れやすい
という欠点がある。合成樹脂球状マイクロビーズを水溶
性高分子バインダーで結合固定してなるインク受容層
は、インクの吸収性は良いものの、インクの定着性に劣
り、滲みが多く、しかも受容層が脆くて割れやすいとい
う欠点がある。
基材シート上に、次のような特性を有するインク受容層
が形成されていることが求められている。 インクの受容性、吸収乾燥性、定着性、ドットの再現
性等の印字性に優れていること、 インクの発色が鮮明で、しかも経時により変色しない
こと、 被膜強度や耐水性に優れていること、 積層状態で保存しても、各シート間でブロッキングを
起こさないこと、 画像の端部をシャープに表現できるインクドットの適
度な広がりがあり、過度な滲みがないこと、 粘着性があったり、指紋跡等の付着がないこと。 さらに、用途分野によっては、例えば、透明性が高いこ
と、光沢があることなど、多くの特性が要求される。し
かしながら、従来のインクジェット記録用シートは、こ
れらの要求特性を充分に満足することができるものでは
なかった。
シートの少なくとも片面にインク受容層が形成されたイ
ンクジェット記録用シートであって、インク受容性、乾
燥性、定着性、ドットの再現性などの印字性に優れると
共に、インクの発色性が良好で、黒色再現性にも優れ、
インク受容層の被膜強度、耐水性、光沢などが良好で、
さらには、インクの滲みや印字後の経時変化が抑制され
たインクジェット記録用シートを提供することにある。
本発明者らは、前記従来技術の問題点を克服するために
鋭意研究した結果、合成樹脂シートなどからなる基材シ
ートの少なくとも片面に、特定のポリビニルアルコール
を含有するバインダーにより結合された平均粒子径20
0nm以下のγ型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子を
含有するインク受容層を形成することにより、前記目的
を達成できることを見いだした。
のものを選択して使用する。酸化アルミニウムは、その
1次粒子の平均粒子径が20nm以下であることが好ま
しいが、粉末状態では、通常、1次粒子が凝集して大粒
子径の2次凝集体を形成しているので、該2次凝集体を
平均粒子径が200nm以下になるように微粉砕して使
用する。このようなγ型結晶形態の酸化アルミニウム微
粒子を、ポリビニルアルコールを含むバインダーにより
結合してインク受容層とすることにより、優れた特性を
示すインク吸収型(吸水型)のインク受容層を有するイ
ンクジェット記録用シートを得ることができる。すなわ
ち、本発明のインクジェット記録用シートは、印字性、
インク発色性、黒色再現性、耐水性が非常に良好で、イ
ンクジェット記録方式により、光沢の非常に良好な写真
調の受像シートを得ることができる。この受像シート
は、インク受容層の耐候性に優れるだけでなく、印字さ
れたインクの耐候性をも向上させることができる。
のドット径の適度な広がりが必要であり、ドット径が小
さすぎるとベタ印刷部分に白筋ができ、大きすぎると境
界滲みが発生し、印字の鮮明さが失われる。このドット
径が適度の大きさとなるように調整するために、本発明
のインク受容層の上に、薄い表面処理層を設けることが
好ましい。インク受容層の上に、水溶性高分子バインダ
ーにより結合された粒子径10〜100nmのシリカ微
粒子を含有する表面処理層を形成すると、ドット径の調
整だけでなく、プリンターロールによる搬送傷に起因す
る印刷ムラの防止の機能も果たすことが見いだされた。
また、基材シートの片面にインク受容層を形成し、その
反対側の面に粘着剤層を形成すれば、各種被着体に貼付
できるタックシートを得ることができる。本発明は、こ
れらの知見に基づいて完成するに至ったものである。
ートの少なくとも片面に、平均粒子径200nm以下の
γ型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子100重量部
が、重合度1000以上でケン化度80〜95モル%の
部分ケン化ポリビニルアルコールを含有するバインダー
7〜35重量部により結合されたインク受容層が形成さ
れていることを特徴とするインクジェット記録用シート
が提供される。
しい実施態様が提供される。 1.基材シートが合成樹脂シートである前記のインクジ
ェット記録用シート。 2.γ型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子が、その1
次粒子の平均粒子径が20nm以下のものであって、か
つ、その2次凝集体が平均粒子径200nm以下に微粉
砕された微粒子である前記のインクジェット記録用シー
ト。 3.γ型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子が、γ型結
晶形態の酸化アルミニウム粒子を水中に分散させ、平均
粒子径が200nm以下になるまで粉砕して得られたも
のである前記のインクジェット記録用シート。 4.γ型結晶形態の酸化アルミニウム粒子の水中での粉
砕が、粉砕手段として超音波ホモジナイザーまたは高圧
式ホモジナイザーを用いて行われたものである前記のイ
ンクジェット記録用シート。
ーが、(1)重合度1000以上でケン化度80〜95
モル%の部分ケン化ポリビニルアルコールを好ましくは
60〜100重量%、より好ましくは65〜99重量
%、さらに好ましくは75〜95重量%と、(2)完全
ケン化ポリビニルアルコール及びシラン変性ポリビニル
アルコールからなる群より選ばれる少なくとも1種のポ
リビニルアルコールを好ましくは0〜40重量%、より
好ましくは1〜35重量%、さらに好ましくは5〜25
重量%とを含むバインダーである前記のインクジェット
記録用シート。 6.インク受容層が、ポリビニルアルコールの水酸基と
反応性を有する架橋剤を含有するものである前記のイン
クジェット記録用シート。 7.インク受容層中のバインダー成分が前記架橋剤によ
り架橋されている前記のインクジェット記録用シート。
インダーにより結合された粒子径10〜100nmのシ
リカ微粒子を含有する表面処理層が形成されている前記
のインクジェット記録用シート。 9.水溶性高分子バインダーが、ポリビニルアルコール
及びシラン変性ポリビニルアルコールからなる群より選
ばれる少なくとも一種のポリマーである前記のインクジ
ェット記録用シート。 10.表面処理層中のバインダー成分が架橋剤により架
橋されている前記のインクジェト記録用シート。 11.基材シートの片面にインク受容層が形成され、そ
の反対側の面に粘着剤層が形成され、さらに必要に応じ
て、粘着剤層の上に剥離シートが積層されている前記の
インクジェト記録用シート。
定性、剛性などを備えた合成樹脂により形成されたもの
が好ましく、例えば、ポリエステル(例、ポリエチレン
テレフタレート)、セルローストリアセテート、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリイ
ミド等から形成されたシート(フィルムを含む)を挙げ
ることができる。基材シートの厚さは、通常、20〜2
50μm程度である。これらの中でも、厚さ25〜15
0μmの延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが特
に好ましい。写真調の受像シートを調製する際は、上記
の合成樹脂に酸化チタン等の体質顔料を練り込んで、白
色隠蔽性を付与したシートを使用することが好ましい。
また、用途に応じて、合成紙、コート紙等の合成樹脂シ
ート以外のシート材料を基材シートとして使用すること
もできる。基材シートには、必要に応じて、接着性を向
上させるために、プライマー層を設けたり、コロナ放電
加工を行った後、その上に、インク受容層を形成しても
よい。インク受容層は、通常、基材シートの片面に形成
するが、所望により両面に形成してもよい。基材シート
の両面にインク受容層を設けると、カール防止効果得ら
れる。基材シートの片面にインク受容層を形成し、その
反対面に他の材質からなるカール防止層を設けてもよ
い。
の酸化アルミニウム微粒子をインク受容層の主要な成分
として使用する。酸化アルミニウムには、種々の結晶形
態が存在するが、熱力学的に安定なα型と不安定なγ型
の2つの結晶形態に大別することができる。γ型は、結
晶学的に分類すると、さらにγグループとδグループに
分けることができるが、これらの中でも、δグループの
結晶形態を有する微粒子の方が好ましい。γ型結晶形態
の酸化アルミニウムは、1次粒子の平均粒子径10nm
程度にまで小さくすることが可能であるが、粉末状態で
は、一般に、1次粒子が2次凝集体を形成して、数千〜
数万nmにまで粒子径が大きくなる。このような大粒子
径の酸化アルミニウム粉末を使用すると、インク受容層
の光沢が失われるだけでなく、成膜性も悪くなる。
その1次粒子径が20nm以下であることが好ましい。
そして、2次凝集体となっているγ型結晶形態の酸化ア
ルミニウム粉末から、平均粒子径200nm以下の微粒
子を得るには、通常、ビーズミル、超音波ホモジナイザ
ー、高圧式ホモジナイザー等の粉砕手段によって、微粒
子になるまで粉砕する。γ型結晶形態の酸化アルミニウ
ム微粉末の平均粒子径は、好ましくは150nm以下、
より好ましくは80〜120nm程度である。この平均
粒子径が小さいほど、インク受容層の光沢が良好で、イ
ンクのドット径の大きさも適度のものとなる。平均粒子
径が200nmを越えると、光沢が低下するだけでな
く、成膜性も悪くなり、インク受容層中にヒビ割れが多
数発生し易くなる。
結晶であるために、粉砕工程において、粉砕容器からの
混入物が入り込み易く、インク受容層が着色汚染される
原因となることがある。したがって、γ型結晶形態の酸
化アルミニウム粒子を水中に分散させ、粉砕手段とし
て、超音波ホモジナイザーや高圧式ホモジナイザーを用
いた粉砕方式を採用することが好ましい。γ型結晶形態
の酸化アルミニウム微粒子は、インク吸収性、乾燥性、
定着性などの印字性に優れており、これを超微粒子化す
ることにより、製膜性や光沢の優れた記録用シートを得
ることができる。
含有するインク受容層を形成するためのバインダーとし
て、特定の部分ケン化ポリビニルアルコールを主成分と
して含有するバインダーを使用する。γ型結晶形態の酸
化アルミニウム微粒子をインク受容層とするには、造膜
性の良いバインダーを選択することが重要である。本発
明者等は、特定のポリビニルアルコール(以下、PVA
と略記)をバインダーとして用いることにより、良好な
造膜性の得られることを見いだした。すなわち、PVA
として、特定の重合度とケン化度を有する部分ケン化P
VAが特に好ましいことが判明した。
したインク受容層は、透明性の点では充分ではないた
め、OHPシート等の高度の透明性を要求される用途に
は必ずしも適当ではないが、印字性、インク発色性、耐
水性が非常に良好で、しかも光沢に優れた写真調の受像
シートを与えることができる。この受像シートは、イン
ク受容層の耐候性が優れるだけでなく、印字されたイン
クの耐候性をも向上させることができる。したがって、
本発明のインクジェット記録用シートは、このような特
徴を活かして、例えば、記録、説明、宣伝等の資料など
の広範な分野で使用することができる。
分解(ケン化)して得られるポリマーである。PVAと
しては、重合度及びケン化度の異なる多くの種類のもの
が市販されている。γ型結晶形態の酸化アルミニウム微
粒子を含有するPVAの造膜性は、その重合度、ケン化
度、及び添加量により大きく異なる。本発明では、重合
度が1000以上で、ケン化度が80〜95モル%の部
分ケン化PVAが優れた造膜性を示すため好ましい。低
重合度または低ケン化度のPVAをγ型結晶形態の酸化
アルミニウム微粒子のバインダーとして用いると、造膜
性が悪く、ヒビ割れが発生しやすい。また、バインダー
として、完全ケン化PVAを多量に使用すると、ゲル化
が激しく、塗工が困難ないしは不能となる。
酸化アルミニウム微粒子100重量部に対し、7〜35
重量部であり、好ましくは10〜30重量部である。バ
インダーの使用割合が少なすぎると、造膜性が悪く、ヒ
ビ割れが発生し易くなり、多すぎると、インク吸収性が
低下してインク滲みが発生し、印字性が低下する。バイ
ンダーとしては、前記の部分ケン化PVAを単独で使用
することができるが、インク受容層の特性を改質する等
の目的で、所望により、他のバインダー成分を少量成分
として併用することができる。例えば、完全ケン化PV
A及び/またはシラン変性PVAを、バインダー全量基
準で、好ましくは40重量%以下(0〜40重量%)、
より好ましくは1〜35重量%、さらに好ましくは5〜
25重量%の割合で含有させると、インク受容層の耐水
性をより一層向上させることができる。残余は、部分ケ
ン化PVAである。完全ケン化PVA及びシラン変性P
VAは、印字性への影響は少ないが、その使用量が多す
ぎると、粘度上昇やゲル化を起こし、塗工性が低下す
る。
%を越えてケン化されており、そのケン化度は、通常、
98〜99モル%であり、ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニ
ル基の殆ど全てがケン化されている。完全ケン化PVA
としては、重合度の異なる多くの種類が市販されている
が、本発明では、重合度1000以上の比較的高分子量
のものがインク受容層の成膜性を向上させるので好適で
ある。シラン変性PVAは、PVAにシラノール基を導
入したものであり、例えば、クラレ(株)よりR−ポリ
マーとして市販されているポリマーを挙げることができ
る。本発明では、重合度が高く、シラノール基の比較的
少ないものが適している。重合度の低いものは、成膜性
が悪く、一方、シラノール基の多いものは、増粘、ゲル
化が激しく、塗工性が悪い。
少なくとも片面に、部分ケン化PVAを含むバインダー
により結合された平均粒子径200nm以下のγ型結晶
形態の酸化アルミニウム微粒子を含有するインク受容層
が形成されたものである。本発明のインク受容層は、γ
型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子を含有しているた
め、インク受容性、乾燥性、定着性、ドットの再現性な
どの印字性、光沢、耐水性などに優れている。本発明の
インク受容層は、部分ケン化PVAを含有するバインダ
ーを使用しているので、造膜性に優れると共に、印字
性、インク発色性、黒色再現性、耐水性が非常に良好
で、光沢にも優れた写真調の受像シートを与えることが
できる。さらに、部分ケン化PVAを含有するバインダ
ーを用いているため、インク受容層の耐候性が優れるだ
けでなく、印字されたインクの耐候性も良好である。な
お、本発明の目的を損なわない範囲において、部分ケン
化PVAと共に、水溶性セルロースエーテル等の他の汎
用のバインダーを少量の割合で併用してもよい。
微粉末とPVA系バインダーから形成されたインク受容
層は、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子を主成分
とした従来の膨潤タイプのインク受容層と比較すると耐
水性に優れているが、PVAの水酸基と反応可能な架橋
剤を添加し、架橋させることにより、耐水性をさらに向
上させることができる。架橋剤としては、例えば、メラ
ミン・ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド樹脂、エポキ
シ樹脂、ジアルデヒド澱粉等を挙げることができる。架
橋剤の使用割合は、架橋剤の種類や所望の架橋度合等に
よって、適宜定めることができるが、PVA100重量
部に対して、通常1〜20重量部、好ましくは5〜15
重量部である。基材シート上に、インク受容層を形成す
るには、通常、各成分を水に均一に分散または溶解させ
たインク受容層液(塗布液)を調製し、この塗布液を基
材シートの少なくとも片面に塗布し、乾燥させる。塗布
液の分散媒体としては、水を使用するが、所望により、
アルコール等の水と相溶性のある有機溶媒を混合して、
乾燥時間の短縮等を図ることができる。
おりである。 (1)γ型結晶形態の酸化アルミニウム粉末(2次凝集
体)の水分散液を調製し、超音波ホモジナイザーや高圧
式ホモジナイザーを用いた粉砕手段によって、平均粒子
径が200nm以下になるまで粉砕し、スラリー状の粘
稠状分散液を作成する。分散液中の酸化アルミニウム微
粉末の濃度は、通常5〜40重量%、好ましくは10〜
30重量%程度である。 (2)一方、バインダー水溶液を調製する。部分ケン化
PVAを含有するバインダーの水溶液は、例えば、部分
ケン化PVA60〜100重量%と完全ケン化PVA及
び/またはシラン変性PVA0〜40重量%を含むPV
Aを、イオン交換水に一方撹拌機等で撹拌しながら添加
して、均一に分散させた後、90〜95℃に加熱して2
〜3時間撹拌して溶解させる。水溶液中のPVAの濃度
は、通常3〜20重量%、好ましくは5〜15重量%程
度である。 (3)このようにして調製したPVA水溶液を、γ型結
晶形態の酸化アルミニウム微粒子分散液に適量添加撹拌
してインク受容層液を調製する。この際、必要に応じ
て、架橋剤等のその他の成分を添加し、さらに、必要に
応じて、水で希釈して、所望の固形分濃度の塗布液を調
製する。塗布液の固形分濃度は、通常5〜30重量%、
好ましくは10〜25重量%程度である。
液)を塗工する手段としては、例えば、ロールコータ
ー、エアーナイフコーター、ブレッドコーター、ロッド
コーター、バーコーター、コンマコーター等を用いて塗
布液を塗工し、熱風にて乾燥する方法が採用できる。イ
ンク受容層の乾燥後の厚さは、通常5〜50μm、好ま
しくは15〜40μmである。インク受容層の厚さが薄
すぎると、インク吸収能力不足となり、印字性が低下
し、逆に、厚すぎると、被膜割れを起こすおそれがあ
り、コストアップの要因にもなるため、いずれも好まし
くない。塗布液が架橋剤を含有する場合、塗工後の乾燥
工程での加熱条件を調整することによりPVAの架橋が
行われる。
きるが、光沢を高めたり、インクのドット径を調整した
り、搬送傷を防止する等の目的のために、表面処理を行
うことができる。表面処理は、インク受容層の上に、水
溶性高分子バインダーにより結合された粒子径10〜1
00nmのシリカ微粒子を含有する表面処理層を形成す
ることにより行う。表面処理層に使用するシリカ微粒子
は、無水シリカの超微粒子を水中に分散せしめたコロイ
ド溶液として供給され、粒子径が10〜100nmの各
種グレードのものが、例えば、日産化学(株)よりスノ
ーテックスの商品名で市販されている。シリカ微粒子の
粒子径は、印字性及びプリンターロールによる搬送傷防
止に微妙な影響を与える。一般的な傾向としては、粒子
径の小さいものは、光沢を高め、印字ドット径の広がり
が少なく、搬送傷の防止には効果的であるが、インク吸
収速度は低下する傾向にある。必要とされる印字ドット
径の大きさは、プリンターの種類、印字ドット数によっ
て変化し、印字ドット数が少ない場合は、大きなドット
径が要求され、印字ドット数が多い場合は、小さなドッ
ト径が要求される。そのため、シリカ微粒子の粒子径
は、ドット径、光沢、搬送傷防止、インク吸収速度等を
考慮して選択することが好ましい。各種特性のバランス
を図るために、必要に応じて、粒子径が異なる数種類の
シリカ微粒子をブレンドして用いてもよい。
ば、PVA、シラン変性PVA、水溶性セルロースエー
テル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、
デンプン及びその誘導体等が使用できるが、中でも、P
VAとシラン変性PVAが好適に使用できる。シリカ微
粒子100重量部に対する水溶性高分子バインダーの配
合割合は、通常1〜100重量部、好ましくは5〜30
重量部である。水溶性高分子バインダーの量が少なすぎ
ると、バインダー効果が弱く、表面処理剤層が脆くな
り、多すぎると、インク吸収速度を低下させる。バイン
ダー量は、印字ドット径の広がりにも影響を与えるの
で、その点も考慮して配合部数を設定する。
めに、水溶性高分子バインダーの有する水酸基やカルボ
ン酸基と反応可能な架橋剤を添加することができる。架
橋剤としては、メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、ポリ
アミド樹脂、エポキシ樹脂、ジアルデヒド澱粉等を挙げ
ることができる。架橋剤の使用割合は、水溶性高分子バ
インダーと架橋剤の種類によって異なるが、PVAとシ
ラン変性PVAの場合は、ポリマー100重量部に対し
て、通常1〜20重量部、好ましくは5〜15重量部で
ある。
の影響が大きく、塗布量が多すぎるとインク吸収速度を
低下させる傾向にあるので、塗布量は、必要最小限にと
どめることが望ましい。塗布量は、通常0.01〜1g
/m2、好ましくは0.03〜0.3g/m2である。こ
れよりも少ないと、搬送傷防止効果及びドット径調整効
果が不充分であり、多すぎると、インク吸収速度を低下
させ、印字性を低下させる。表面処理剤の塗布方法とし
ては、0.1〜5重量%の表面処理液を調製し、インク
受容層の上に、グラビアコーターやメイヤーバーなどを
使用して塗工して、熱風にて乾燥する手段が採用でき
る。
反対側の面に、粘着剤層を形成することにより、各種被
着体に貼付することが可能なタックシートとなる。この
ような層構成のタックシートは、各種粘着ラベル、シー
ル類として使用することができる。より具体的には、イ
ンク受容層に印字した後、例えば、年賀状などの葉書に
貼付することができる。粘着剤としては、アクリル系粘
着剤、ゴム系粘着剤など、用途に応じて適宜選択するこ
とができる。耐候性を必要とする場合には、アクリル系
粘着剤が好ましい。一度貼付後に剥離することが必要な
場合には、再剥離性の粘着剤を用いればよい。粘着剤層
を保護するために、粘着剤層の上に剥離シートを積層す
ることができる。剥離シートとしては、基材の表面をシ
リコーン等の剥離層を形成したものを用いる。剥離シー
トの基材としては、紙、プラスチックシートまたはフィ
ルムなどが用いられるが、インクジェット記録用シート
基材と同種のものを用いると、カールの発生を抑制する
ことができる。例えば、インクジェット記録用シート基
材にポリエステルを用いた場合、基材がポリエステル製
の剥離シートを用いれば、粘着剤層を介して剥離シート
を積層した場合に、カールの発生が抑えられるので望ま
しい。
いてより具体的に説明する。
均粒子径が20nm以下の酸化アルミニウム粉末である
アエロジルAl2O3・C〔日本アエロジル(株)製〕6
00gを、分散安定剤として酢酸12gを溶解したイオ
ン交換水2400gに、一方撹拌機にて撹拌して分散
し、20重量%の分散液を調製した。この液を高圧式ホ
モジナイザーであるゴーリンホモジナイザー15MR−
8TA型〔同栄商事(株)〕にて、700kg/cm2
の圧力を加えて粉砕し、乳白色のスリラー状の粘稠状分
散液を得た。この分散液中に分散している無機微粒子の
平均粒子径は、95nmであった。平均粒子径は、レー
ザー回析/散乱式粒度分布測定装置LA−910〔堀場
製作所(株)製〕にて測定した。インク受容層の塗布液
の配合は、下記の通りである。 〈塗布液の配合処方A〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径95nm)・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) 部分ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・15g(固形分) PVA−217〔クラレ(株)製〕、重合度1700、ケン化度88モル% メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・・・・・固形分濃度17重量%に調製 塗布液の溶液粘度は、320mPa・s(30℃)であ
った。
ム〔メリネックス#339、アイ・シー・アイ・ジャパ
ン(株)製〕の片面に、配合処方Aの塗布液を乾燥後の
塗布厚さが30μmになるようにコンマコーターにて塗
布して、110℃で3分間の条件で乾燥してインク受容
層が形成されたインクジェット記録用シートを得た。こ
の記録用シートのインク受容層は、光沢が非常に高く、
被膜強度、耐水性も良好なものであった。インクジェッ
トプリンターMJ700V2C〔セイコーエプソン
(株)製〕にて印字試験を行った結果、インク受容性、
乾燥性、定着性が良好で、ドット再現性や黒色再現性に
優れ、滲みもなかった。ただし、インクのドット径はや
や小さく、ベタ印刷部に白筋がわずかに認められ、プリ
ンターロールによるわずかな搬送傷も認められたが、い
ずれも実用的に許容できる範囲内であった。この記録用
シートは、耐水性が良好で、かつ、経日によっても、画
像のシャープさは変化しなかった。
った。部分ケン化ポリビニルアルコールの種類と配合部
数を変え、溶液粘度調整のため固形分濃度を下げた以外
は、実施例1と同様にして配合処方Bの塗布液を調製
し、次いで、実施例1と同様に塗工して、インクジェッ
ト記録用シートを得た。この記録用シートのインク受容
層は、光沢が非常に高く、被膜強度、耐水性も良好なも
のであった。インクジェットプリンターMJ700V2
C〔セイコーエプソン(株)製〕にて印字試験を行った
結果、インク受容性、乾燥性、定着性が良好で、ドット
再現性や黒色再現性に優れ、滲みもなかった。ただし、
インクのドット径はやや小さく、ベタ印刷部に白筋がわ
ずかに認められ、プリンターロールによるわずかな搬送
傷も認められたが、いずれも実用的に許容できる範囲内
であった。この記録用シートは、耐水性が良好で、か
つ、経日によっても、画像のシャープさは変化しなかっ
た。
った。バインダーとしてシラン変性ポリビニルアルコー
ルを部分ケン化ポリビニルアルコールと併用し、配合部
数を変え、溶液粘度調整のため固形分濃度を変えた以外
は、実施例1と同様にして配合処方Cの塗布液を調製
し、次いで、実施例1と同様に塗工して、インクジェッ
ト記録用シートを得た。この記録用シートのインク受容
層は、光沢が非常に高く、被膜強度、耐水性も良好なも
のであった。インクジェトプリンターMJ700V2C
〔セイコーエプソン(株)製〕にて印字試験を行った結
果、インク受容性、乾燥性、定着性が良好で、ドット再
現性や黒色再現性に優れ、滲みもなかった。ただし、イ
ンクのドット径はやや小さく、ベタ印刷部に白筋がわず
かに認められ、プリンターロールによるわずかな搬送傷
も認められたが、いずれも実用的に許容できる範囲内で
あった。この記録用シートは、耐水性が良好で、かつ、
経日によっても、画像のシャープさは変化しなかった。
った。バインダーとして完全ケン化ポリビニルアルコー
ルを部分ケン化ポリビニルアルコールと併用し、配合部
数を変え、溶液粘度調整のため固形分濃度を変えた以外
は、実施例1と同様にして配合処方Dの塗布液を調製
し、実施例1と同様に塗工して、インクジェット記録用
シートを得た。この記録用シートのインク受容層は、光
沢が非常に高く、被膜強度、耐水性も良好なものであっ
た。インクジェトプリンターMJ700V2C〔セイコ
ーエプソン(株)製〕にて印字試験を行った結果、イン
ク受容性、乾燥性、定着性が良好で、ドット再現性や黒
色再現性に優れ、滲みもなかった。ただし、インクのド
ット径はやや小さく、ベタ印刷部に白筋がわずかに認め
られ、プリンターロールによるわずかな搬送傷も認めら
れたが、いずれも実用的に許容できる範囲内であった。
この記録用シートは、耐水性が良好で、かつ、経日によ
っても、画像のシャープさは変化しなかった。
ための表面処理液を以下の処方で調製し、実施例1で得
られたインクジェット記録用シートのインク受容層の上
に塗工した。 〈表面処理液の配合処方a〉 シリカ微粒子(粒子径:20〜30nm)・・・・・・100g(固形分) スノーテックスST−50(日産化学(株)製、シリカ超微粒子のコロイド溶 液、固形分48重量%) 完全ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・・10g(固形分) PVA−117〔クラレ(株)製〕、重合度1700、ケン化度98.5モル % メラミン/ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・・・・1g(固形分) Sumirez Resin 613(住友化学工業(株)製) イオン交換水・・・・・・・・・・固形分濃度1重量%に調製 表面処理液の溶液粘度は、15mPa・s(30℃)で
あった。実施例1で得たインクジェット記録用シートの
インク受容層の上に、溶液塗布量約10g/m2となる
ようにグラビアコーターにて表面処理液を塗工した後、
110℃で3分間乾燥してインクジェット記録用シート
を得た。この記録用シートの表面処理したインク受容層
は、光沢が一段と増した。インクジェットプリンターM
J700V2C〔セイコーエプソン(株)製〕にて印字
試験を行った結果、インク受容性、乾燥性、定着性が良
好で、ドット再現性や黒色再現性にも優れ、滲みもなか
った。しかも、インクのドット径は広くなり、ベタ印刷
部に白筋は認められず、プリンターロールによる搬送傷
も認められなかった。この記録用シートは耐水性が良好
で、かつ、経日によっても、画像のシャープさは変化し
なかった。
ト記録用シートのインク受容層の上に、溶液塗布量約1
0g/m2となるようにグラビアコーターにて実施例5
で調製した表面処理液を塗工し、110℃で3分間乾燥
してインクジェット記録用シートを得た。この記録用シ
ートの表面処理したインク受容層は、光沢が一段と増し
た。インクジェットプリンターMJ700V2C〔セイ
コーエプソン(株)製〕にて印字試験を行った結果、イ
ンク受容性、乾燥性、定着性が良好で、ドット再現性や
黒色再現性にも優れ、滲みもなかった。しかも、インク
のドット径は広くなり、ベタ印刷部に白筋は認められ
ず、プリンターロールによる搬送傷も認められなかっ
た。この記録用シートは、耐水性が良好で、かつ、経日
によっても、画像のシャープさは変化しなかった。
ための表面処理液を以下の処方で調製し、実施例3で得
られたインクジェット記録用シートのインク受容層の上
に塗工した。 〈表面処理液の配合処方b〉 シリカ微粒子(粒子径70〜100nm)・・・・・100g(固形分) スノーテックスST−ZL(日産化学(株)製、シリカ超微粒子のコロイド溶 液、固形分40重量%) シラン変性ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・10g(固形分) クラレRポリマーR−1130〔クラレ(株)製〕、ケン化度98〜99モル % メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・・・1g(固形分) Sumirez Resin 613(住友化学工業(株)製) イオン交換水・・・・・・・・・・固形分濃度1重量%に調製 表面処理液の溶液粘度は、18mPa・s(30℃)で
あった。実施例3で得たインクジェット記録用シートの
インク受容層の上に、溶液塗布量約10g/m2となる
ようにグラビアコーターにて表面処理液を塗工した後、
110℃で3分間乾燥してインクジェット記録用シート
を得た。この記録用シートの表面処理したインク受容層
は、光沢が一段と増した。インクジェットプリンターM
J700V2C〔セイコーエプソン(株)製〕にて印字
試験を行った結果、インク受容性、乾燥性、定着性が良
好で、ドット再現性や黒色再現性にも優れ、滲みもなか
った。しかも、インクのドット径は広くなり、ベタ印刷
部に白筋は認められず、プリンターロールによる搬送傷
も認められなかった。この記録用シートは、耐水性が良
好で、かつ、経日によっても、画像のシャープさは変化
しなかった。
ための表面処理液を以下の処方で調製し、実施例4で得
られたインクジェット記録用シートのインク受容層の上
に塗工した。 〈表面処理液の配合処方c〉 シリカ微粒子(粒子径20〜30nm)・・・・・・50g(固形分) スノーテックスST−50(日産化学(株)製) シリカ微粒子(粒子径70〜100nm)・・・・・50g(固形分) スノーテックスST−ZL(日産化学(株)製) シラン変性ポリビニルアルコール・・・・・・・・・10g(固形分) クラレRポリマー R−1130(クラレ(株)製) メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・・1g(固形分) Sumirez Resin 613(住友化学工業(株)製) イオン交換水・・・・・・・・・・固形分濃度1重量%に調製 表面処理液の溶液粘度は、20mPa・s(30℃)で
あった。実施例4で得たインクジェット記録用シートの
インク受容層の上に、溶液塗布量約10g/m2となる
ようにグラビアコーターにて表面処理液を塗工した後、
110℃で3分間乾燥してインクジェット記録用シート
を得た。この記録用シートの表面処理したインク受容層
は、光沢が一段と増した。インクジェットプリンターM
J700V2C〔セイコーエプソン(株)製〕にて印字
試験を行った結果、インク受容性、乾燥性、定着性が良
好で、ドット再現性や黒色再現性にも優れ、滲みもなか
った。しかも、インクのドット径は広くなり、ベタ印刷
部に白筋は認められず、プリンターロールによる搬送傷
も認められなかった。この記録用シートは、耐水性が良
好で、かつ、経日によっても、画像のシャープさは変化
しなかった。
均粒子径が20nm以下の酸化アルミニウム粉末である
アエロジルAl2O3・C〔日本アエロジル(株)製〕4
50gを、分散安定剤として酢酸9gを溶解したイオン
交換水2550gに一方撹拌機にて撹拌して分散し、1
5重量%の分散液を調製した。この液を高圧式ホモジナ
イザーであるゴーリンホモジナイザー15MR−8TA
型〔同栄商事(株)〕にて300kg/cm2圧力で粉
砕して、乳白色のスラリー状の粘稠状分散液を得た。こ
の分散液中に分散している無機微粒子の平均粒子径は、
184nmであった。平均粒子径は、レーザー回析/散
乱式粒度分布測定装置LA−910〔堀場製作所(株)
製〕にて測定した。インク受容層の塗布液の配合は、下
記の通りである。 〈塗布液の配合処方E〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径184nm)・・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) 部分ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・・15g(固形分) PVA−217〔クラレ(株)製〕、重合度1700、ケン化度88モル% メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・固形分濃度13重量%に調製 塗布液の溶液粘度は、280mPa・s(30℃)であ
った。アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム
微粒子)の粉砕後の平均粒子径が異なる以外は、実施例
1と同様にして配合処方Eの塗布液を調製し、実施例1
と同様に塗工して、インクジェット記録用シートを得
た。この記録用シートのインク受容層は、光沢がやや低
めであるが、被膜強度、耐水性も良好なものであった。
インクジェットプリンターMJ700V2C〔セイコー
エプソン(株)製〕にて印字試験を行った結果、インク
受容性、乾燥性、定着性が良好で、ドット再現性や黒色
再現性にも優れ、滲みもなかった。ただし、インクのド
ット径はやや小さく、ベタ印刷部に白筋がわずかに認め
られ、プリンターロールによるわずかな搬送傷も認めら
れたが、いずれも実用的に許容できる範囲内であった。
この記録用シートは、耐水性が良好で、かつ、経日によ
っても、画像のシャープさは変化しなかった。
を調製した。 〈塗布液の配合処方F〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径95nm)・・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) 部分ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・15g(固形分) PVA−205〔クラレ(株)製〕、重合度500、ケン化度88モル% メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・固形分濃度17重量%に調製 塗布液の溶液粘度は、250mPa・s(30℃)であ
った。部分ケン化ポリビニルアルコールとして重合度の
低いPVA−205を使用した以外は、実施例1と同様
にして塗布液を調製して塗工した。この塗布液は、成膜
性が悪く、乾燥時に、インク受容層がヒビ割れを起こ
し、良好なインク受容層は得られなかった。したがっ
て、印字性などの評価は行わなかった。
を調製した。 〈塗布液の配合処方G〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径95nm)・・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) シラン変性ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・15g(固形分) クラレRポリマー R−1130〔クラレ(株)製〕、ケン化度98〜99モ ル% メラミン・ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・固形分濃度17重量%に調製 シラン変性ポリビニルアルコールであるR−1130を
単独で使用した以外は実施例1と同様にして塗布液を調
製して塗工を試みた。しかし、この塗布液は、調製時に
激しい粘度上昇を起こし、ゲル状態を呈し、塗工不能で
あった。塗布液の溶液粘度も、ゲル化のため測定できな
かった。したがって、印字性などの評価は行わなかっ
た。
を調製した。 〈塗布液の配合処方H〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径95nm)・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) 部分ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・40g(固形分) PVA−235〔クラレ(株)製〕、重合度3500、ケン化度88モル% メラミン/ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・固形分濃度14重量%に調製 この塗布液の溶液粘度は、250mPa・s(30℃)
であった。部分ケン化ポリビニルアルコールであるPV
A−235の部数を増やした以外は、実施例2と同様に
して塗布液を調製し、塗工してインクジェット記録用シ
ートを得た。この記録用シートのインク受容層は、光沢
が非常に高く、被膜強度、耐水性も良好なものであっ
た。しかし、この記録シートは、インク吸収性が不足し
てインク滲みが発生し、印字性の劣るものであった。
ウム粉末であるアエロジルAl2O3・C〔日本アエロジ
ル(株)製〕360gを分散安定剤として酢酸7.2g
を溶解したイオン交換水2640gに一方撹拌機にて撹
拌して分散し、12重量%の分散液を調製した。この液
を高圧式ホモジナイザーであるゴーリンホモジナイザー
15MR−8TA型〔同栄商事(株)〕にて300kg
/cm2圧力で粉砕して乳白色のスラリー状の粘稠状分
散液を得た。この分散液中に分散している無機微粒子の
平均粒子径は、272nmであった。平均粒子径は、レ
ーザー回析/散乱式粒度分布測定装置LA−910〔堀
場製作所(株)製〕にて測定した。インク受容層の塗布
液の配合は、下記の通りである。 〈塗布液の配合処方I〉 粉砕した無機微粒子(平均粒子径272nm)・・・100g(固形分) アエロジルAl2O3・C(γ型酸化アルミニウム微粒子) 部分ケン化ポリビニルアルコール・・・・・・・・・・15g(固形分) PVA−217〔クラレ(株)製〕、重合度1700、ケン化度88モル% メラミン/ホルムアルデヒド樹脂(架橋剤)・・・・1.5g(固形分) Sumirez Resin 613〔住友化学工業(株)製〕 イオン交換水・・・・・・・・・固形分濃度11重量%に調製 塗布液の溶液粘度は、250mPa・s(30℃)であ
った。アエロジルAL2O3・C(γ型酸化アルミニウム
微粒子)の粉砕後の平均粒子径が異なる以外は、実施例
1と同様にして配合処方Iの塗布液を調製し、実施例1
と同様に塗工して、インクジェット記録用シートを得
た。この記録用シートのインク受容層は、光沢が劣るだ
けでなく、受容層中に大小のヒビ割れが多数認められ、
成膜性の悪いものであった。したがって、印字性などの
評価は行わなかった。各物性の測定結果を表1に一括し
て示す。
エプソン(株)製)を用いて、記録用シートに黒インク
を1ドット単独で印字し、黒インクドットの直径(μ
m)を読み取り顕微鏡(ミツトヨ(株)製)にて測定し
た。 (2)光沢度 デジタル光沢計GP−60(東京電色(株)製)を用い
て、JIS Z8741(鏡面光沢度測定方法)に従っ
て、60°鏡面光沢Gs(60)(%)を測定した。基
材シートとして白色ポリエステルフィルムを使用した場
合、Gs(60)44%以上で、目視的に高い光沢性を
感じることができる。
クジェットプリンターMJ−700V2Cにて、記録用
シートに印字性評価パターンを印字して行った。 インク受容性(乾燥性) 印字直後に、ベタ印刷部分に指で触って、以下の基準で
評価した。 ○:指にインクが付着しない、 △:指にインクがわずかに付着する、 ×:指にインクが付着する。 インク定着性 印字後、インク受容層の上に紙を押し当てて放置し、以
下の基準で評価した。 ○:紙面にインクが付着したり、経日により画像が不鮮
明になる等の変化が起きない、 ×:紙面にインクが付着したり、経日により画像が不鮮
明になる等の変化が起こる。 ドット再現性 ドットの広がりを顕微鏡で拡大観察し、以下の基準で評
価した。 ○:ドットの形状及び大きさが一定であり、フェザリン
グ等がない、 ×:ドットの形状及び大きさが不定であり、フェザリン
グ等がある。 滲み ベタ印刷の色の境界の滲みや重ね印刷部分の滲みを観察
し、以下の基準で評価した。 ○:滲みがないかその程度が小さい、 ×:滲みが認められる。 経日変化 印字後、6ケ月間室内放置したときの画像の安定性、あ
るいは促進経日試験として、40℃で80%RHの雰囲
気下に一日放置した後の画像の安定性を以下の基準で評
価した。 ○:画像に変化がない、 ×:画像に変化が認められる。
MJ700V2C(セイコーエプソン(株)製)にて印
字し、プリンターロールによって発生する印字ムラの有
無を観察し、以下の基準で評価した。 ○:ベタ印刷部にプリンターロールによる搬送傷は認め
られない、 △:ベタ印刷部にプリンターロールによるわずかな搬送
傷が認められる、 ×:ベタ印刷部にプリンターロールによる搬送傷が認め
られる。 (5)耐水性 記録用シートに印字後、水中に3時間浸漬し、取り出し
て風乾して、以下の基準で評価した。 ○:インク受容層の溶解及びインクの溶け出しがない、 ×:インク受容層の溶解及びインクの溶け出しがある。 (6)黒色再現性 記録用シートに、インクジェットプリンターMJ800
C〔セイコーエプソン(株)製〕用のブラックインクで
グレースケールを印刷し、以下の基準で黒色再現性を評
価した。 ○:茶変もなくリアルブラックが再現されている、 ×:リアルブラックが再現されていない。
で処理した厚さ75μmのポリエステル剥離シートの剥
離処理面に、厚さ20μmのアクリル系粘着剤層を形成
した。一方、基材シートとして厚み38μmの白色ポリ
エステルフィルム〔メリネックス#339、アイ・シー
・アイ・ジャパン(株)製〕を用いたこと以外は、実施
例7と同様にしてインクジェット記録用シートを作製し
た。剥離シートの粘着剤層と、インクジェット記録用シ
ートのインク受容層形成面とは反対側の面とを貼り合わ
せてタックシートとした。この記録用シートに、実施例
7と同様の印字試験を行ったところ、実施例7と同様の
良好な結果が得られた。また、プリンターで印刷を行っ
ても、粘着剤のプリンターロール等への付着も見られな
かった。
も片面にインク受容層が形成されたインクジェット記録
用シートであって、光沢性とインク受容層の強度に優れ
ると共に、インクの受容性、乾燥性、定着性、ドットの
再現性、黒色再現性、耐水性などが良好で、インクの滲
みや印字後の経時変化がないインクジェット記録用シー
トが提供される。また、インク受容層の表面をシリカ微
粒子を含む表面処理剤によって処理することにより、印
字ドット径の制御とプリンターロールによる搬送傷の防
止が可能である。本発明のインクジェット記録用シート
は、光沢が非常に良好であり、印字画質の高い写真調の
受像シートを得るのに特に好適である。基材シートの片
面にインク受容層、反対面に粘着剤層を形成し、必要に
応じて、粘着剤層上に剥離シートを積層したタックシー
トとすれば、印字後、各種被着体に貼付することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 基材シートの少なくとも片面に、平均粒
子径200nm以下のγ型結晶形態の酸化アルミニウム
微粒子100重量部が、重合度1000以上でケン化度
80〜95モル%の部分ケン化ポリビニルアルコールを
含有するバインダー7〜35重量部により結合されたイ
ンク受容層が形成されていることを特徴とするインクジ
ェット記録用シート。 - 【請求項2】 γ型結晶形態の酸化アルミニウム微粒子
が、その1次粒子の平均粒子径が20nm以下のもので
あって、かつ、その2次凝集体が平均粒子径200nm
以下に微粉砕された微粒子である請求項1記載のインク
ジェット記録用シート。 - 【請求項3】 バインダーが、(1)前記部分ケン化ポ
リビニルアルコール60〜100重量%と、(2)完全
ケン化ポリビニルアルコール及びシラン変性ポリビニル
アルコールからなる群より選ばれる少なくとも1種のポ
リビニルアルコール0〜40重量%とを含有するバイン
ダーである請求項1または2記載のインクジェット記録
用シート。 - 【請求項4】 インク受容層が、ポリビニルアルコール
の水酸基と反応性を有する架橋剤をさらに含有し、か
つ、インク受容層中のバインダー成分が該架橋剤により
架橋されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載
のインクジェット記録用シート。 - 【請求項5】 インク受容層の上に、水溶性高分子バイ
ンダーにより結合された粒子径10〜100nmのシリ
カ微粒子を含有する表面処理層がさらに形成されている
請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェッ
ト記録用シート。 - 【請求項6】 基材シートの片面にインク受容層が形成
され、かつ、その反対側の面に粘着剤層が形成され、さ
らに必要に応じて、粘着剤層の上に剥離シートが積層さ
れている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のイン
クジェット記録用シート。
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| JP25541496 | 1996-09-04 | ||
| JP09499897A JP3660464B2 (ja) | 1996-09-04 | 1997-03-28 | インクジェット記録用シート |
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11198520A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット用被記録材および画像形成方法 |
| JP2000006513A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-11 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録用シート |
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| JP2015003500A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | キヤノン株式会社 | 記録媒体 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP09499897A patent/JP3660464B2/ja not_active Expired - Fee Related
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