JPH10130244A - アシクロヌクレオシドの製造方法 - Google Patents

アシクロヌクレオシドの製造方法

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JPH10130244A
JPH10130244A JP28657696A JP28657696A JPH10130244A JP H10130244 A JPH10130244 A JP H10130244A JP 28657696 A JP28657696 A JP 28657696A JP 28657696 A JP28657696 A JP 28657696A JP H10130244 A JPH10130244 A JP H10130244A
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JP
Japan
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mmol
compound
group
isopropyluracil
ethoxymethyl
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JP28657696A
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English (en)
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Masaru Ubasawa
賢 姥澤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般式(1) 【化1】W−CH2 −O−R …(1) (式中、Wは置換基を有していてもよい1−ピリミジニ
ル基又は9−プリニル基を示し、Rは炭素数が1から5
のアルキル基を示す)で表わされるアシクロヌクレオシ
ドの新しい製法を提供する。 【解決手段】 一般式(2) 【化2】W−H …(2) (式中、Wは式(1)に同じ)で表わされる塩基をシリ
ル化したのち、ヨードトリメチルシランもしくはブロ
モトリメチルシランの存在下、又はクロロトリメチル
シランとヨウ化金属化合物もしくは臭化金属化合物の存
在下、アセトキシメチルアルキルエーテル又はジアルコ
キシメタンと反応させる。なお、予じめシリル化する代
りに、シリル化剤の共存下に反応させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アシクロヌクレオ
シドの新規な製造方法に関するものであり、詳細には、
抗ウィルス剤、抗癌剤、抗菌剤またはそれらの合成中間
体として有用なアシクロヌクレオシドの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アシクロヌクレオシドの製造法について
は、従来より数多くの方法が検討されてきた。例えば下
記(3)式で示されるピリミジン塩基を、適当なシリル
化剤でシリル化してビス(トリメチルシリル)誘導体
(4)とし、これにハロゲノメチルアルキルエーテル
(5)を反応させ、アシクロヌクレオシド(6)を得る
方法が知られている。
【0003】
【化5】
【0004】(上記(3)〜(6)式中、Xは酸素原子
または硫黄原子を表し、R′は水素原子又は、アルキル
基、ハロゲン原子等の置換基を、Rはアルキル基、Yは
ハロゲン原子を表す。)
【0005】しかし、(5)で表わされるハロゲノメチ
ルアルキルエーテルは発癌性の可能性が指摘されてお
り、上記の反応を工業的に実施する際に問題となる点で
ある。この点を回避すべく、ジアルコキシメタンをトリ
メチルシリルトリフレートの存在下(4)と反応させ
(6)を得る方法が発表されたが(Synthesi
s,934−936(1995))、トリメチルシリル
トリフレートは高価である為、工業的スケールの合成に
は難があるものと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、今まで
に報告されているアシクロヌクレオシドの製造方法は、
工業的実施に適したものとは言いがたい。従って本発明
は、安全、安価で工業的に実施可能なアシクロヌクレオ
シドの製造方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ピリミジン
塩基又はプリン塩基のシリル化物とアセトキシメチルア
ルキルエーテル又はジアルコキシメタンとの反応が、ヨ
ードトリメチルシラン又はブロモトリメチルシランの存
在下においては容易に進行して、これらの塩基に対応す
るアシクロヌクレオシドを与えることを見出した。ま
た、この反応は、ヨードトリメチルシラン又はブロモト
リメチルシランの代りに、クロロトリメチルシランとヨ
ウ化金属化合物もしくは臭化金属化合物を用いても、同
様に進行することを見出した。
【0008】さらに、ピリミジン塩基又はプリン塩基を
予じめシリル化しておく代りに、反応系に、シリル化
剤とヨードトリメチルシランもしくはブロモトリメチル
シラン、又はシリル化剤とクロロトリメチルシランと
ヨウ化金属化合物もしくは臭化金属化合物とを存在させ
ておくと、ピリミジン塩基又はプリン塩基とアセトキシ
メチルアルキルエーテル又はジアルコキシメタンとが反
応して、これらの塩基に対応するアシクロヌクレオシド
を生成することを見出した。
【0009】本発明は、このような知見に基づいて達成
されたものであり、その特徴とするところは、ピリミジ
ン塩基若しくはプリン塩基又はそれらのシリル化物とア
セトキシメチルアルキルエーテル又はジアルコキシメタ
ンとを反応させて、ピリミジン塩基の1位又はプリン塩
基の9位にアルコキシメチル基を導入するに際し、反応
をヨードトリメチルシランもしくはブロモトリメチルシ
ランの存在下、又はクロロトリメチルシランとヨウ化金
属化合物もしくは臭化金属化合物との存在下に行ない、
安価なアシクロヌクレオシドの合成法を提供する点にあ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明について更に詳細に説明す
るに、本発明ではピリミジン塩基又はプリン塩基とし
て、式(1)で表わされる化合物を用いる。
【0011】
【化6】W−H …(1)
【0012】(式中、Wは置換基を有していてもよい、
1−ピリミジニル基又は9−プリニル基を示す) 好ましくは、式(7)で表わされるピリミジン塩基、又
は式(8)で表わされるプリン塩基が用いられる。
【0013】
【化7】
【0014】(上記の式(7)及び式(8)中、R1
よびR2 は、それぞれ独立して、水素原子;メチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチ
ル基、i−ブチル基、t−ブチル基、s−ブチル基、n
−ペンチル基等のC1 〜C5のアルキル基;ビニル基、
アリル基、1−プロペニル基、2−ブテニル基、1,3
−ブタジエニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセニル
基等のC2 〜C6 のアルケニル基;フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;ベンジル
基;またはフェニルチオ基を表し、R3 およびR4 は、
それぞれ独立して、水素原子、ヒドロキシル基またはア
ミノ基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、
Yはヒドロキシル基またはアミノ基を表わす。)
【0015】さらに、本発明においては、Wが5−エチ
ルウラシル、5−n−プロピルウラシル、5−i−プロ
ピルウラシル、5−ブチルウラシル等の5−アルキルウ
ラシル及びこれらの6位ベンジル又は6位アリールチオ
誘導体が好ましいものとして挙げられ、特に、好ましい
化合物としては、5−i−プロピルウラシルの6位ベン
ジル誘導体が挙げられる。なお、本発明の方法で製造さ
れる好ましい化合物としては、上記式(2)において、
Wが5−i−プロピルウラシル又はその6位ベンジル誘
導体で、Rがエチル基である、1−(エトキシメチル)
−5−イソプロピルウラシル又は6−ベンジル−1−
(エトキシメチル)−5−イソプロピルウラシルが挙げ
られる。なお、上記(7)式または(8)式の化合物に
おいて、YまたはR3 がヒドロキシル基を表わす場合、
以下の(9)式、(10)式に示す様なケト−エノール
互変異性により2種の異性体が存在するが、本発明にお
いてはかかる互変体をも包含するものである。
【0016】
【化8】
【0017】本発明の一態様では、これらのピリミジン
塩基又はプリン塩基を、先ず適当な方法でシリル化す
る。シリル化は、例えば、触媒量の硫安やクロロトリメ
チルシランの存在下に、これらの塩基を大量のヘキサメ
チルジシラザンと還流下に反応させることにより容易に
行なうことができる。反応混合物中には未反応のヘキサ
メチルジシラザンが大量に残留しているので蒸留してこ
れを除き、残留したシリル化物を、アセトニトリル、ジ
メチルホルムアミド、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、テトラヒドロフラン等の溶媒に溶解して、次の反応
に供する。
【0018】また、別法として、上記したような溶媒中
に、ピリミジン塩基又はプリン塩基と、これに対し2〜
6モル倍のビストリメチルシリルアセトアミドとを加
え、室温で10分から数時間撹拌してシリル化するか、
又はビストリメチルシリルアセトアミドの代りに0.5
〜3モル倍のヘキサメチルジシラザンと触媒量の硫酸ア
ンモニウム又はクロロトリメチルシランとを用い、シリ
ル化することもできる。又、トリエチルアミン等の塩基
の存在下、クロロトリメチルシランと反応させることで
シリル化することもできる。このようなシリル化法によ
る場合には、反応混合物をそのまま次の反応に供するこ
とができる。
【0019】このようにして得られたシリル化物を含む
溶液に、シリル化物に対し1〜3モル倍のアセトキシメ
チルアルキルエーテル又はジアルコキシメタンと、0.
1〜3モル倍のヨードトリメチルシラン又はブロモトリ
メチルシランとを加え、−40℃ないしは溶媒の還流温
度で、1時間〜4日間程度撹拌下に反応させると、目的
物が良好な収率で生成する。なお、ヨードトリメチルシ
ラン又はブロモトリメチルシランの代りに、安価で取り
扱い易いクロロトリメチルシランとヨウ化金属化合物も
しくは臭化金属化合物とを用いても、同様に目的物が良
好な収率で生成する。この場合には、クロロトリメチル
シランとヨウ化金属化合物もしくは臭化金属化合物とか
らヨードトリメチルシラン又はブロモトリメチルシラン
が生成し、これが触媒として作用するものと思われる。
ヨウ化金属化合物としては、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナ
トリウム、ヨウ化セシウム等のアルカリ金属のヨウ化物
が通常用いられ、臭化金属化合物としては、臭化カリウ
ム、臭化ナトリウム、臭化セシウム等のアルカリ金属の
臭化物が通常用いられる。シリル化物に対するクロロト
リメチルシランとヨウ化金属化合物もしくは臭化金属化
合物の使用比率は、通常シリル化に供した塩基に対しク
ロロトリメチルシランが0.1〜3モル倍、ヨウ化金属
化合物もしくは臭化金属化合物が0.1〜3モル倍でよ
い。
【0020】本発明の他の一態様では、ピリミジン塩基
又はプリン塩基を予じめシリル化することなく、シリル
化剤とヨードトリメチルシラン又はブロモトリメチルシ
ランとの共存下に、アセトキシメチルアルキルエーテル
又はジアルコキシメタンと反応させる。例えば、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、ジ
クロロエタン、テトラヒドロフラン等の有機溶媒中に、
ピリミジン塩基又はプリン塩基と、これに対し0.1〜
3モル倍のヘキサメチルジシラザン、0.1〜3モル倍
のヨードトリメチルシラン又はブロモトリメチルシラ
ン、及び1〜3モル倍のアセトキシメチルアルキルエー
テル又はジアルコキシメタンとを添加し、−40℃ない
しは溶媒の還流温度で1時間〜数日反応させると、目的
物が良好な収率で生成する。この反応は、塩基が先ずシ
リル化され、次いでこれがアセトキシメチルアルキルエ
ーテル又はジアルコキシメタンと反応するという過程を
経るものと思われる。また、この反応においても、ヨー
ドトリメチルシラン又はブロモトリメチルシランの代り
に、クロロトリメチルシランとヨウ化金属化合物もしく
は臭化金属化合物との組合せを用いることができる。こ
の場合にも、塩基に対し、クロロトリメチルシランは
0.1〜3モル倍、ヨウ化金属化合物もしくは臭化金属
化合物は0.1〜3モル倍の比率で用いればよい。
【0021】上記した2つの態様は、それぞれ下記の反
応式(11)又は(12)で示される。
【0022】
【化9】
【0023】(上記式中、Rは炭素数1〜5のアルキル
基を表す) 反応生成液からの目的物の分離・精製は、抽出、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー、適当な溶媒からの結晶
化など、通常の有機化合物の精製方法を用いることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明の製造方法により、アシクロヌク
レオシドを安全、安価、簡便かつ効率的に製造すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピル
ウラシルの合成 5−イソプロピルウラシル154mg(1mmol)を
ヘキサメチルジシラザン10mlに懸濁し、硫安10m
gを加え、6時間還流温度で加熱した。過剰のヘキサメ
チルジシラザンを減圧留去し、残留物をアセトニトリル
10mlに溶解した。これにアセトキシメチルエチルエ
ーテル0.142g(1.2mmol)、ヨードトリメ
チルシラン0.014ml(0.1mmol)を加え、
室温で3時間撹拌した。溶媒を留去後、飽和重曹水10
mlを加え、10mlのクロロホルムで抽出する操作を
5回反復した。抽出液を合せて硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。得られた残留物をジクロロメタン−
n−ヘプタンに溶解し、これから目的物の結晶を得た。 収量:0.182g(収率86%) 融点:78.4℃ UV(MeOH):λmax 263nm1 H−NMR(CDCl3 ,δ):1.17(d,J=
6.9Hz,6H),1.23(t,J=7.0Hz,
3H),2.91(dqq,J=0.8Hz,6.9H
z,1H),3.61(q,J=7.0Hz,2H),
5.14(s,2H),7.04(d,J=0.8H
z,1H),8.24(bs,1H)
【0026】実施例2 1−(2−エトキシメチル)−
5−イソプロピルウラシルの合成 5−イソプロピルウラシル154mg(1mmol)を
アセトニトリル10mlに懸濁し、ビス(トリメチルシ
リル)アセトアミド0.54ml(2.2mmol)を
加え、室温にて30分間撹拌した。得られた均一溶液
に、アセトキシメチルエチルエーテル0.142g
(1.2mmol)、ヨードトリメチルシラン0.01
4ml(0.1mmol)を加え、室温で3時間撹拌し
た。溶媒を留去後、飽和重曹水10mlを加え、10m
lのクロロホルムで抽出する操作を5回反復した。抽出
液を合せて硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。
得られた残留物をジクロロメタン−n−ヘプタンに溶解
し、これから目的物の結晶を得た。
【0027】実施例3 1−(エトキシメチル)−5−
イソプロピルウラシルの合成 実施例1において、ヨードトリメチルシランの代りにク
ロロトリメチルシラン0.127ml(1.0mmo
l)とヨウ化カリウム166mg(1.0mmol)を
用い、室温にて3時間反応する他は全て同様にして、目
的物を得た。 実施例4 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピル
ウラシルの合成 実施例3においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナトリ
ウム150mg(1.0mmol)を用い、他は全て同
様にして、目的物を得た。
【0028】実施例5 1−(エトキシメチル)−5−
イソプロピルウラシルの合成 実施例2においてヨードトリメチルシランの代りにクロ
ロトリメチルシラン0.127ml(1.0mmol)
とヨウ化カリウム166mg(1.0mmol)を用
い、他は全て同様にして目的物を得た。 実施例6 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピル
ウラシルの合成 実施例5においてヨウ化カリウムの代りに、ヨウ化ナト
リウム150mg(1.0mmol)を用い、他は全て
同様にして、目的物を得た。
【0029】実施例7 1−(エトキシメチル)−5−
イソプロピルウラシルの合成 実施例1においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りにジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。 実施例8 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピル
ウラシルの合成 実施例2においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りに、ジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。
【0030】実施例9 1−(エトキシメチル)−5−
イソプロピルウラシルの合成 実施例3においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りに、ジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。 実施例10 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピ
ルウラシルの合成 実施例4においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りに、ジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。
【0031】実施例11 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例5においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りに、ジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。 実施例12 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピ
ルウラシルの合成 実施例6においてアセトキシメチルエチルエーテルの代
りに、ジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、反応時間を9時間にした他は全て同様にし
て目的物を得た。
【0032】実施例13 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 5−イソプロピルウラシル154mg(1mmol)を
アセトニトリル10mlに懸濁し、ヘキサメチルジシラ
ザン0.148ml(0.7mmol)、クロロトリメ
チルシラン0.127ml(1.0mmol)、アセト
キシメチルエチルエーテル0.142mg(1.2mm
ol)、ヨウ化カリウム166mg(1mmol)を加
え、還流温度に加熱して1時間撹拌した。溶媒を留去
後、飽和重曹水50mlを加え、50mlのクロロホル
ムで抽出する操作を5回反復した。抽出液を合せて硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残留物
をジクロロメタン−n−ヘプタンに溶解し、これから目
的物の結晶を得た。 収量:0.184g(収率87%)
【0033】実施例14 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例13においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナト
リウム150mg(1mmol)を用い、他は全て同様
にして、目的物を得た。 実施例15 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピ
ルウラシルの合成 実施例13においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化セシ
ウム0.26g(1mmol)を用い、他は全て同様に
して、目的物を得た。
【0034】実施例16 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例13においてアセトキシメチルエチルエーテルの
代りにジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、他は全て同様にして、目的物を得た。 実施例17 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピ
ルウラシルの合成 実施例13においてアセトキシメチルエチルエーテルの
代りにジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を、ヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナトリウム15
0mg(1mmol)を用い、他は全て同様にして、目
的物を得た。
【0035】実施例18 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例13においてアセトキシメチルエチルエーテルの
代りにジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を、ヨウ化カリウムの代りにヨウ化セシウム0.2
6g(1mmol)を用い、他は全て同様にして、目的
物を得た。
【0036】実施例19 1−(2−エトキシメチル)
−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例2において、ヨードトリメチルシランの代りに臭
化トリメチルシラン153mg(1mmol)を用い、
他は全て同様にして目的物を得た。 実施例20 1−(2−エトキシメチル)−5−イソプ
ロピルウラシルの合成 実施例5において、ヨウ化カリウムの代りに臭化カリウ
ム119mg(1.0mmol)を用い、他は全て同様
にして目的物を得た。
【0037】実施例21 1−(2−エトキシメチル)
−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例13において、ヨウ化カリウムの代りに臭化カリ
ウム119mg(1.0mmol)を用い、他は全て同
様にして目的物を得た。 実施例22 1−(2−エトキシメチル)−5−イソプ
ロピルウラシルの合成 実施例17において、ヨウ化ナトリウムの代りに臭化ナ
トリウム103mg(1.0mmol)を用い、他は全
て同様にして目的物を得た。
【0038】実施例23 6−ベンジル−1−(2−エ
トキシメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 6−ベンジル−5−イソプロピルウラシル244mg
(1mmol)をアセトニトリル10mlに懸濁し、ビ
ス(トリメチルシリル)アセトアミド0.54ml
(2.2mmol)を加え、室温にて30分間撹拌し
た。得られた均一溶液に、アセトキシメチルエチルエー
テル284mg(2.4mmol)、クロロトリメチル
シラン0.127ml(1.0mmol)、ヨウ化カリ
ウム166mg(1mmol)を加え、0℃にて3時間
撹拌した。溶媒を留去後、飽和重曹水10mlを加え、
10mlのクロロホルムで抽出する操作を5回反復し
た。抽出液を合せて硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮した。得られた残留物をエタノールに溶解し、これか
ら目的物の結晶を得た。
【0039】収量:281mg(収率93%) 融点:109−110℃(EtOH) UV(MeOH):λmax268nm1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.19(t,J=
7.0Hz,3H,OCH2 Me),1.29(d,J
=6.9Hz,6H,5−CHMe2 ),2.87(q
q,J=6.9Hz,1H,5−CHMe2 ),3.6
2(q,J=7.0Hz,2H,OCH2 Me),4.
18(s,2H,CH2 Ph),5.12(s,2H,
NCH2 O),7.10−7.37(m,5H,P
h),8.40(br,1H,NH).
【0040】実施例24 6−ベンジル−1−(2−エ
トキシメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例23において、クロロトリメチルシラン、ヨウ化
カリウムの代りに臭化トリメチルシラン153mg(1
mmol)を用い、他は全て同様にして目的物を得た。
【0041】実施例25 6−ベンジル−1−(2−エ
トキシメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例23において、アセトキシメチルエチルエーテル
の代りにジエトキシメタン0.298ml(2.4mm
ol)を用い、反応時間を24時間にした他は全て同様
にして、目的物を得た。
【0042】実施例26 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 6−ベンジル−5−イソプロピルウラシル244mg
(1mmol)をアセトニトリル10mlに懸濁し、ヘ
キサメチルジシラザン0.148ml(0.7mmo
l)、クロロトリメチルシラン0.127ml(1.0
mmol)、アセトキシメチルエチルエーテル284m
g(2.4mmol)、ヨウ化カリウム166mg(1
mmol)を加え、0℃にて9時間撹拌した。溶媒を留
去後、飽和重曹水50mlを加え、50mlのクロロホ
ルムで抽出する操作を5回反復した。抽出液を合せて硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残留
物をジクロロメタン−n−ヘプタンに溶解し、これから
目的物の結晶を得た。 収量:0.281g(収率 93%)
【0043】実施例27 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例26においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナト
リウム150mg(1mmol)を用い、他は全て同様
にして、目的物を得た。 実施例28 6−ベンジル−1−(エトキシメチル)−
5−イソプロピルウラシルの合成 実施例26においてヨウ化カリウムの代りに臭化カリウ
ム119mg(1mmol)を用い、他は全て同様にし
て、目的物を得た。
【0044】実施例29 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例26においてアセトキシメチルエチルエーテルの
代りにジエトキシメタン0.298ml(2.4mmo
l)を用い、反応時間を48時間にした他は全て同様に
して、目的物を得た。
【0045】実施例30 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例29においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナト
リウム150mg(1mmol)を用い、他は全て同様
にして目的物を得た。 実施例31 6−ベンジル−1−(エトキシメチル)−
5−イソプロピルウラシルの合成 実施例29においてヨウ化カリウムの代りに臭化ナトリ
ウム103mg(1mmol)を用い、他は全て同様に
して目的物を得た。
【0046】実施例32 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 6−ベンジル−5−イロプロピルウラシル244mg
(1mmol)をアセトニトリル10mlに懸濁し、ヘ
キサメチルジシラザン0.148ml(0.7mmo
l)、クロロトリメチルシラン0.09ml(0.35
mmol)を加え、還流温度で1時間加熱撹拌した。反
応液を0℃に冷却し、アセトキシメチルエチルエーテル
284mg(2.4mmol)、クロロトリメチルシラ
ン0.127ml(1.0mmol)、ヨウ化カリウム
166mg(1mmol)を加え、0℃にて2時間撹拌
した。溶媒を留去後、飽和重曹水50mlを加え、50
mlのクロロホルムで抽出する操作を5回反復した。抽
出液を合わせて硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。得られた残留物をジクロロエタン−n−ヘプタンに
溶解し、これから目的物の結晶を得た。 収量:0.283g(収率 94%)
【0047】実施例33 6−ベンジル−1−(エトキ
シメチル)−5−イソプロピルウラシルの合成 実施例32において、アセトキシメチルエチルエーテル
の代りにジエトキシメタン0.298ml(2.4mm
ol)を用い、0℃にての反応を9時間にした他は全て
同様にして、目的物を94%の収率で得た。
【0048】実施例34 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 5−イソプロピルウラシル154mg(1mmol)を
アセトニトリル10mlに懸濁し、ヘキサメチルジシラ
ザン0.316ml(1.5mmol)と硫安10mg
を加え、還流温度で1時間撹拌した。得られた均一溶液
に、アセトキシメチルエチルエーテル0.142mg
(1.2mmol)、クロロトリメチルシラン0.12
7ml(1.0mmol)、ヨウ化カリウム166mg
(1mmol)を加え室温で9時間撹拌した。反応液に
飽和重曹水50mlを加え、クロロホルム(50ml×
3回)で目的物を抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮して得られた残留物よりジクロロメタ
ン−n−ヘプタンを用いて目的物の結晶を得た。
【0049】実施例35 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例34においてアセトキシメチルエチルエーテルの
代りにジエトキシメタン0.149ml(1.2mmo
l)を用い、他は全て同様にして目的物を得た。 実施例36 1−(エトキシメチル)−5−イソプロピ
ルウラシルの合成 実施例34においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナト
リウム150mg(1mmol)を用い、他は全て同様
にして目的物を得た。
【0050】実施例37 1−(エトキシメチル)−5
−イソプロピルウラシルの合成 実施例25においてヨウ化カリウムの代りにヨウ化ナト
リウム150mg(1mmol)を用い、他は全て同様
にして目的物を得た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】W−H …(1) (式中、Wは置換基を有していてもよい、1−ピリミジ
    ニル基又は9−プリニル基を示す)で表わされる化合物
    をシリル化したのち、ヨードトリメチルシランもしく
    はブロモトリメチルシランの存在下、又はクロロトリ
    メチルシラン及びヨウ化金属化合物もしくは臭化金属化
    合物の存在下、アセトキシメチルアルキルエーテル又は
    ジアルコキシメタンと反応させることを特徴とする、式
    (2) 【化2】W−CH2 −O−R …(2) (式中、Wは式(1)における定義に同じであり、Rは
    1 〜C5 のアルキル基を表す)で表わされる、アシク
    ロヌクレオシドの製造方法。
  2. 【請求項2】 式(1) 【化3】W−H …(1) (式中、Wは置換基を有していてもよい、1−ピリミジ
    ニル基又は9−プリニル基を示す)で表わされる化合物
    を、シリル化剤及びヨードトリメチルシランもしくは
    ブロモトリメチルシランの存在下、又はシリル化剤、
    クロロトリメチルシラン及びヨウ化金属化合物もしくは
    臭化金属化合物の存在下、アセトキシメチルアルキルエ
    ーテル又はジアルコキシメタンと反応させることを特徴
    とする、式(2) 【化4】W−CH2 −O−R …(2) で表わされる、アシクロヌクレオシドの製造方法。
  3. 【請求項3】 ヨウ化金属化合物がヨウ化カリウム、ヨ
    ウ化ナトリウム、及びヨウ化セシウムからなる群から選
    ばれ、臭化金属化合物が、臭化カリウム、臭化ナトリウ
    ム、及び臭化セシウムからなる群から選ばれることを特
    徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 Wが、5−i−プロピルウラシル又は6
    −ベンジル−5−i−プロピルウラシルであり、Rがエ
    チル基であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000061566A1 (en) * 1999-04-13 2000-10-19 Triangle Pharmaceuticals, Inc. Process for preparing mkc-442
US8106064B2 (en) 2006-07-24 2012-01-31 Korea Research Institute Of Chemical Technology Pyrimidine-2,4-dione HIV reverse transcriptase inhibitors
US8119800B2 (en) 2007-12-21 2012-02-21 Korea Research Institute Of Chemical Technology Processes for preparing HIV reverse transcriptase inhibitors
US8334295B2 (en) 2007-06-29 2012-12-18 Korea Research Institute Of Chemical Technology Pyrimidine derivatives as HIV reverse transcriptase inhibitors
US8354421B2 (en) 2007-06-29 2013-01-15 Korea Research Insitute Of Chemical Technology HIV reverse transcriptase inhibitors

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