JPH10130445A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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- JPH10130445A JPH10130445A JP28397496A JP28397496A JPH10130445A JP H10130445 A JPH10130445 A JP H10130445A JP 28397496 A JP28397496 A JP 28397496A JP 28397496 A JP28397496 A JP 28397496A JP H10130445 A JPH10130445 A JP H10130445A
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- Japan
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- chloride resin
- resin composition
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- parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型先端部等に対する固形物の付着がなく、
長期成形性、得られる成形品の表面平滑性に優れた塩化
ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部、フライ
アッシュ0.1〜50重量部、及び、アクリル系加工助
剤0.1〜10重量部からなる塩化ビニル系樹脂組成
物。
長期成形性、得られる成形品の表面平滑性に優れた塩化
ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部、フライ
アッシュ0.1〜50重量部、及び、アクリル系加工助
剤0.1〜10重量部からなる塩化ビニル系樹脂組成
物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期成形性、得ら
れる成形品の表面平滑性に優れた塩化ビニル系樹脂組成
物に関する。
れる成形品の表面平滑性に優れた塩化ビニル系樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂は安価であり、また、
耐衝撃性、耐熱性等の物理的性質、耐溶剤性、耐酸性等
の化学的性質に優れているため、押出成形や射出成形に
より種々の形状に成形加工され、建材、管材等の幅広い
用途に使用されている。塩化ビニル系樹脂は分解温度と
成形温度とが近接している等の理由から、塩化ビニル系
樹脂のみを押出成形等しても、良好な成形品を得ること
ができない。このため、塩化ビニル系樹脂を押出成形等
する際には、安定剤や溶剤等の各種添加剤が配合され
る。
耐衝撃性、耐熱性等の物理的性質、耐溶剤性、耐酸性等
の化学的性質に優れているため、押出成形や射出成形に
より種々の形状に成形加工され、建材、管材等の幅広い
用途に使用されている。塩化ビニル系樹脂は分解温度と
成形温度とが近接している等の理由から、塩化ビニル系
樹脂のみを押出成形等しても、良好な成形品を得ること
ができない。このため、塩化ビニル系樹脂を押出成形等
する際には、安定剤や溶剤等の各種添加剤が配合され
る。
【0003】しかし、このような塩化ビニル系樹脂に添
加剤を配合した組成物を長期間成形加工していると、成
形機の金型の先端部に固形物が付着する現象が発生す
る。この固形物は、成形品にキズ、スジ等をつけたり、
成形品自体に付着したりする。従って、良好な成形品を
得るためには、この固形物を金型先端部から度々除去す
る必要があり、生産性を低下させる原因となっていた。
加剤を配合した組成物を長期間成形加工していると、成
形機の金型の先端部に固形物が付着する現象が発生す
る。この固形物は、成形品にキズ、スジ等をつけたり、
成形品自体に付着したりする。従って、良好な成形品を
得るためには、この固形物を金型先端部から度々除去す
る必要があり、生産性を低下させる原因となっていた。
【0004】特開平4−178449号公報には、添加
剤として、ウォラスナイト、チタン酸カリウム等の針状
形状物を用いることにより、金型先端部への固形物の付
着を減少させる技術が開示されているが、充分な効果を
発揮しているとはいえない。また、特開平1−1745
51号公報には、添加剤として、酸化チタン及び水酸化
マグネシウムを用いることにより、金型先端部への固形
物の付着を減少させる技術が開示されているが、酸化チ
タンが固形物中に多く含まれるようになり、逆に固形物
の付着が増大する可能性がある。
剤として、ウォラスナイト、チタン酸カリウム等の針状
形状物を用いることにより、金型先端部への固形物の付
着を減少させる技術が開示されているが、充分な効果を
発揮しているとはいえない。また、特開平1−1745
51号公報には、添加剤として、酸化チタン及び水酸化
マグネシウムを用いることにより、金型先端部への固形
物の付着を減少させる技術が開示されているが、酸化チ
タンが固形物中に多く含まれるようになり、逆に固形物
の付着が増大する可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、金型先端部等に対する固形物の付着がなく、長期成
形性、得られる成形品の表面平滑性に優れた塩化ビニル
系樹脂組成物を提供することを目的とする。
み、金型先端部等に対する固形物の付着がなく、長期成
形性、得られる成形品の表面平滑性に優れた塩化ビニル
系樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニル系
樹脂100重量部、フライアッシュ0.1〜50重量
部、及び、アクリル系加工助剤0.1〜10重量部から
なる塩化ビニル系樹脂組成物である。以下に本発明を詳
述する。
樹脂100重量部、フライアッシュ0.1〜50重量
部、及び、アクリル系加工助剤0.1〜10重量部から
なる塩化ビニル系樹脂組成物である。以下に本発明を詳
述する。
【0007】本発明において用いられる塩化ビニル系樹
脂としては特に限定されず、例えば、塩化ビニル単独重
合体;塩化ビニルモノマーと、塩化ビニルモノマーと共
重合可能な不飽和結合を有する重合性モノマーとの共重
合体;重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト共重合さ
せたグラフト共重合体等が挙げられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
脂としては特に限定されず、例えば、塩化ビニル単独重
合体;塩化ビニルモノマーと、塩化ビニルモノマーと共
重合可能な不飽和結合を有する重合性モノマーとの共重
合体;重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト共重合さ
せたグラフト共重合体等が挙げられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0008】上記不飽和結合を有する重合性モノマーと
しては、ラジカル反応性二重結合を有し、ラジカル重合
開始剤により塩化ビニルモノマーと共重合可能な単量体
であれば特に限定されず、例えば、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン等のα−オレフィン類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル等のビニルエステル類;ブチルビニルエ
ーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、ブチルアクリレート、フェニルメタクリレート等
の(メタ)アクリル酸エステル類;スチレン、α−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル類;塩化ビニリデン、フッ
化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類;N−フェニルマ
レイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN−置換
マレイミド類等が挙げられる。これらは単独で用いても
よく、2種以上を併用してもよい。
しては、ラジカル反応性二重結合を有し、ラジカル重合
開始剤により塩化ビニルモノマーと共重合可能な単量体
であれば特に限定されず、例えば、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン等のα−オレフィン類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル等のビニルエステル類;ブチルビニルエ
ーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、ブチルアクリレート、フェニルメタクリレート等
の(メタ)アクリル酸エステル類;スチレン、α−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル類;塩化ビニリデン、フッ
化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類;N−フェニルマ
レイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN−置換
マレイミド類等が挙げられる。これらは単独で用いても
よく、2種以上を併用してもよい。
【0009】上記塩化ビニルモノマーをグラフト共重合
させる重合体としては、塩化ビニルモノマーをグラフト
共重合させることができるものであれば特に限定され
ず、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−ブチルアクリレート
−一酸化炭素共重合体、エチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化
ポリエチレン;塩素化ポリプロピレン等が挙げられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
させる重合体としては、塩化ビニルモノマーをグラフト
共重合させることができるものであれば特に限定され
ず、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、エチレン−ブチルアクリレート
−一酸化炭素共重合体、エチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化
ポリエチレン;塩素化ポリプロピレン等が挙げられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
【0010】上記塩化ビニル系樹脂は、平均重合度50
0〜2000のものが好ましい。500未満であると、
得られる成形品の機械的物性が低下し、2000を超え
ると、成形時の溶融粘度が高くなり、成形が困難にな
る。より好ましくは、600〜1400である。
0〜2000のものが好ましい。500未満であると、
得られる成形品の機械的物性が低下し、2000を超え
ると、成形時の溶融粘度が高くなり、成形が困難にな
る。より好ましくは、600〜1400である。
【0011】本発明において用いられるフライアッシュ
は、金型先端部等に付着する固形物を除去するために用
いられるものである。上記フライアッシュは、平均粒径
0.1〜30μmのものが好ましい。0.1μm未満で
あると、原料投入時や混合時に飛散しやすくなり、30
μmを超えると、得られる成形品の外観が損なわれる。
は、金型先端部等に付着する固形物を除去するために用
いられるものである。上記フライアッシュは、平均粒径
0.1〜30μmのものが好ましい。0.1μm未満で
あると、原料投入時や混合時に飛散しやすくなり、30
μmを超えると、得られる成形品の外観が損なわれる。
【0012】本発明においては、上記フライアッシュの
添加量は、上記塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
0.1〜50重量部である。0.1重量部未満である
と、固形物の除去効果が低下し、50重量部を超える
と、成形が困難となり、また、得られる成形品の外観が
損なわれるので、上記範囲に限定される。好ましくは、
1〜20重量部である。
添加量は、上記塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
0.1〜50重量部である。0.1重量部未満である
と、固形物の除去効果が低下し、50重量部を超える
と、成形が困難となり、また、得られる成形品の外観が
損なわれるので、上記範囲に限定される。好ましくは、
1〜20重量部である。
【0013】本発明において用いられるアクリル系加工
助剤としては特に限定されず、例えば、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート
等のアルキルメタクリレートの単独重合体又は共重合
体;上記アルキルメタクリレートと、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のアル
キルアクリレートとの共重合体;上記アルキルメタクリ
レートと、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エン等の芳香族ビニル化合物、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等のビニルシアン化合物等との共重合体
等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以
上を併用してもよい。
助剤としては特に限定されず、例えば、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート
等のアルキルメタクリレートの単独重合体又は共重合
体;上記アルキルメタクリレートと、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のアル
キルアクリレートとの共重合体;上記アルキルメタクリ
レートと、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エン等の芳香族ビニル化合物、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等のビニルシアン化合物等との共重合体
等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以
上を併用してもよい。
【0014】本発明においては、上記アクリル系加工助
剤の添加量は、上記塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して0.1〜10重量部である。0.1重量部未満であ
ると、得られる成形品の外観が損なわれ、10重量部を
超えると、成形時にAmpが高くなり、成形が困難とな
るので、上記範囲に限定される。好ましくは、0.3〜
6重量部である。
剤の添加量は、上記塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して0.1〜10重量部である。0.1重量部未満であ
ると、得られる成形品の外観が損なわれ、10重量部を
超えると、成形時にAmpが高くなり、成形が困難とな
るので、上記範囲に限定される。好ましくは、0.3〜
6重量部である。
【0015】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、必
要に応じて、熱安定剤、滑剤、改質剤、充填剤、酸化防
止剤、帯電防止剤、顔料等を添加してもよい。更に、本
発明の効果を損なわない程度の可塑剤を添加することも
できる。
要に応じて、熱安定剤、滑剤、改質剤、充填剤、酸化防
止剤、帯電防止剤、顔料等を添加してもよい。更に、本
発明の効果を損なわない程度の可塑剤を添加することも
できる。
【0016】上記安定剤としては特に限定されず、例え
ば、鉛系安定剤、有機錫系安定剤、金属石鹸系安定剤等
が挙げられる。上記鉛系安定剤としては、例えば、三塩
基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、ステアリン酸鉛、二
塩基性ステアリン酸鉛等が挙げられる。上記有機錫系安
定剤としては、例えば、有機錫メルカプト、有機錫マレ
ート、有機錫ラウレート等が挙げられる。これらは単独
で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ば、鉛系安定剤、有機錫系安定剤、金属石鹸系安定剤等
が挙げられる。上記鉛系安定剤としては、例えば、三塩
基性硫酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、ステアリン酸鉛、二
塩基性ステアリン酸鉛等が挙げられる。上記有機錫系安
定剤としては、例えば、有機錫メルカプト、有機錫マレ
ート、有機錫ラウレート等が挙げられる。これらは単独
で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0017】上記滑剤としては特に限定されず、例え
ば、ポリエチレン系、パラフィン系等のワックス類;各
種エステル系ワックス類;ステアリン酸、リシノール酸
等の有機酸類;ステアリルアルコール等の有機アルコー
ル類;ジメチルビスアミド等のアミド系のもの等が挙げ
られる。
ば、ポリエチレン系、パラフィン系等のワックス類;各
種エステル系ワックス類;ステアリン酸、リシノール酸
等の有機酸類;ステアリルアルコール等の有機アルコー
ル類;ジメチルビスアミド等のアミド系のもの等が挙げ
られる。
【0018】上記改質剤としては特に限定されず、例え
ば、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重
合体、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム等が挙げられ
る。上記充填材としては特に限定されず、例えば、炭酸
カルシウム、タルク、クレー、マイカ、硫酸バリウム等
が挙げられる。
ば、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重
合体、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム等が挙げられ
る。上記充填材としては特に限定されず、例えば、炭酸
カルシウム、タルク、クレー、マイカ、硫酸バリウム等
が挙げられる。
【0019】上記可塑剤としては特に限定されず、例え
ば、ジブチルフタレート(DBP)、ジヘプチルフタレ
ート(DHP)、ジ−2−エチルヘキシルフタレート
(DOP)、ジイソノニルフタレート(DINP)、ジ
ウンデシルフタレート(DUP)、ジブチルベンジルフ
タレート(BBP)等のフタル酸エステル;ジ−2−エ
チルヘキシルアジペート(DOA)、ジイソノニルアジ
ペート(DINA)、ジイソデシルアジペート(DID
A)等のアジピン酸エステル等が挙げられる。
ば、ジブチルフタレート(DBP)、ジヘプチルフタレ
ート(DHP)、ジ−2−エチルヘキシルフタレート
(DOP)、ジイソノニルフタレート(DINP)、ジ
ウンデシルフタレート(DUP)、ジブチルベンジルフ
タレート(BBP)等のフタル酸エステル;ジ−2−エ
チルヘキシルアジペート(DOA)、ジイソノニルアジ
ペート(DINA)、ジイソデシルアジペート(DID
A)等のアジピン酸エステル等が挙げられる。
【0020】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、成形
に際して粉体又は造粒したペレットのいずれの形態であ
ってもよい。本発明の塩化ビニル系樹脂組成物から成形
品を得る方法としては特に限定されず、従来公知の各種
成形方法を採用することができる。例えば、パイプ、異
形品等に成形する場合においては、押出成形により成形
することができ、継手等に成形する場合においては、射
出成形より成形することができる。上記押出成形に使用
される押出機としては特に限定されず、適宜のものを使
用することができ、例えば、単軸押出機、コニカル二軸
押出機、パラレル二軸押出機等が挙げられる。また、一
般にホットランナー射出成形の場合、ランナー部を加熱
し樹脂を滞留させるので固形物の付着を生じやすいが、
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、ホットランナー射
出成形によっても好適に成形することができる。
に際して粉体又は造粒したペレットのいずれの形態であ
ってもよい。本発明の塩化ビニル系樹脂組成物から成形
品を得る方法としては特に限定されず、従来公知の各種
成形方法を採用することができる。例えば、パイプ、異
形品等に成形する場合においては、押出成形により成形
することができ、継手等に成形する場合においては、射
出成形より成形することができる。上記押出成形に使用
される押出機としては特に限定されず、適宜のものを使
用することができ、例えば、単軸押出機、コニカル二軸
押出機、パラレル二軸押出機等が挙げられる。また、一
般にホットランナー射出成形の場合、ランナー部を加熱
し樹脂を滞留させるので固形物の付着を生じやすいが、
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、ホットランナー射
出成形によっても好適に成形することができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0022】実施例1〜4、比較例1〜5 表1に示す配合量の、塩化ビニル樹脂(重合度100
0、徳山積水社製)、三塩基性硫酸鉛(TL#700
0、堺化学工業社製)、二塩基性亜硫酸鉛(NB−20
0、堺化学工業社製)、フライアッシュ(スーパーフロ
ー、秩父小野田社製)、アクリル系加工助剤(P−53
0A、三菱レーヨン社製)、及び、ステアリン酸(F−
3、川崎ファインケミカル社製)をスーパーミキサー
(100l、カワタ社製)にて攪拌混合して、塩化ビニ
ル系樹脂組成物を得た。
0、徳山積水社製)、三塩基性硫酸鉛(TL#700
0、堺化学工業社製)、二塩基性亜硫酸鉛(NB−20
0、堺化学工業社製)、フライアッシュ(スーパーフロ
ー、秩父小野田社製)、アクリル系加工助剤(P−53
0A、三菱レーヨン社製)、及び、ステアリン酸(F−
3、川崎ファインケミカル社製)をスーパーミキサー
(100l、カワタ社製)にて攪拌混合して、塩化ビニ
ル系樹脂組成物を得た。
【0023】得られた塩化ビニル系樹脂組成物を単軸押
出機(GT−32、プラスチック工学研究所製)にて、
下記の押出条件で平板30×5mmを押出成形した。 (バレル温度)C1:160℃、C2:170℃、C
3:180℃ (金型温度)AD:185℃、D1:185℃、D2:
185℃ (回転数)40rpm
出機(GT−32、プラスチック工学研究所製)にて、
下記の押出条件で平板30×5mmを押出成形した。 (バレル温度)C1:160℃、C2:170℃、C
3:180℃ (金型温度)AD:185℃、D1:185℃、D2:
185℃ (回転数)40rpm
【0024】上記実施例及び比較例において成形性及び
得られた平板の外観について、下記の評価を行い、その
結果を表1に示した。 (1)成形性 成形時の負荷及び金型への固形物の付着の状態を評価し
た。金型への固形物の付着の状態は、押出成形開始1時
間後に成形を終了し、金型を解体して固形物の付着の有
無を目視観察した。 (2)外観 得られた成形品の表面平滑性を目視観察し、平滑なもの
を○、平滑でないものを×とした。
得られた平板の外観について、下記の評価を行い、その
結果を表1に示した。 (1)成形性 成形時の負荷及び金型への固形物の付着の状態を評価し
た。金型への固形物の付着の状態は、押出成形開始1時
間後に成形を終了し、金型を解体して固形物の付着の有
無を目視観察した。 (2)外観 得られた成形品の表面平滑性を目視観察し、平滑なもの
を○、平滑でないものを×とした。
【0025】
【表1】
【0026】実施例5〜7、比較例6〜8 表2に示す配合量の、塩化ビニル樹脂(重合度600、
徳山積水社製)、三塩基性硫酸鉛(TL#7000、堺
化学工業社製)、二塩基性亜硫酸鉛(NB−200、堺
化学工業社製)、フライアッシュ(スーパーフロー、秩
父小野田社製)、アクリル系加工助剤(P−530A、
三菱レーヨン社製)、及び、ステアリン酸(F−3、川
崎ファインケミカル社製)をスーパーミキサー(100
l、カワタ社製)にて攪拌混合して、塩化ビニル系樹脂
組成物を得た。
徳山積水社製)、三塩基性硫酸鉛(TL#7000、堺
化学工業社製)、二塩基性亜硫酸鉛(NB−200、堺
化学工業社製)、フライアッシュ(スーパーフロー、秩
父小野田社製)、アクリル系加工助剤(P−530A、
三菱レーヨン社製)、及び、ステアリン酸(F−3、川
崎ファインケミカル社製)をスーパーミキサー(100
l、カワタ社製)にて攪拌混合して、塩化ビニル系樹脂
組成物を得た。
【0027】得られた塩化ビニル系樹脂組成物を二軸押
出機(OSC−30、長田製作所製)にて、下記の押出
条件で造粒した。 (バレル温度)C1:120℃、C2:130℃、C
3:140℃ (金型温度)AD:145℃、D1:145℃、D2:
145℃ (回転数)SC:35rpm、フィーダー:20rpm (カット方式)ホットカット
出機(OSC−30、長田製作所製)にて、下記の押出
条件で造粒した。 (バレル温度)C1:120℃、C2:130℃、C
3:140℃ (金型温度)AD:145℃、D1:145℃、D2:
145℃ (回転数)SC:35rpm、フィーダー:20rpm (カット方式)ホットカット
【0028】上記のようにして造粒した樹脂組成物を用
いて、下記の条件で射出成形を行った。射出成形機とし
て、100t射出成形機(J100E−C5、日本製鋼
所社製)を用いて、内径20mmのパイプ用継手を得
た。 (成形温度)B1:170℃、B2:180℃、B3:
185℃、NH:190℃ (金型温度)50℃ (射出速度)80% (射出圧力)70%
いて、下記の条件で射出成形を行った。射出成形機とし
て、100t射出成形機(J100E−C5、日本製鋼
所社製)を用いて、内径20mmのパイプ用継手を得
た。 (成形温度)B1:170℃、B2:180℃、B3:
185℃、NH:190℃ (金型温度)50℃ (射出速度)80% (射出圧力)70%
【0029】上記実施例及び比較例において成形性及び
得られたパイプ用継手の外観について、下記の評価を行
い、その結果を表2に示した。 (1)成形性 成形時の焼け発生の有無を目視観察し、焼けのないもの
を○、焼けのあるものを×とした。 (2)外観 得られたパイプ用継手の外観を目視観察し、白色の固形
物のないものを○、白色の固形物のあるものを×とし
た。
得られたパイプ用継手の外観について、下記の評価を行
い、その結果を表2に示した。 (1)成形性 成形時の焼け発生の有無を目視観察し、焼けのないもの
を○、焼けのあるものを×とした。 (2)外観 得られたパイプ用継手の外観を目視観察し、白色の固形
物のないものを○、白色の固形物のあるものを×とし
た。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、上
述の構成からなるので、金型や成形品への固形物の付着
がない。従って、安定ランニングという意味での長期成
形性に優れ、かつ、得られる成形品は表面平滑性の良好
な外観に優れたものとなる。
述の構成からなるので、金型や成形品への固形物の付着
がない。従って、安定ランニングという意味での長期成
形性に優れ、かつ、得られる成形品は表面平滑性の良好
な外観に優れたものとなる。
Claims (1)
- 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部、フライ
アッシュ0.1〜50重量部、及び、アクリル系加工助
剤0.1〜10重量部からなることを特徴とする塩化ビ
ニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28397496A JPH10130445A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28397496A JPH10130445A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10130445A true JPH10130445A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17672650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28397496A Pending JPH10130445A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10130445A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356595A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 擦れ白化防止塩化ビニル樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28397496A patent/JPH10130445A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356595A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 擦れ白化防止塩化ビニル樹脂組成物 |
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