JPH10131054A - 繊維処理剤組成物 - Google Patents
繊維処理剤組成物Info
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- JPH10131054A JPH10131054A JP30585396A JP30585396A JPH10131054A JP H10131054 A JPH10131054 A JP H10131054A JP 30585396 A JP30585396 A JP 30585396A JP 30585396 A JP30585396 A JP 30585396A JP H10131054 A JPH10131054 A JP H10131054A
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Abstract
優れた風合いと防縮性を付与し得る水性エマルジョン型
の繊維処理剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A)(a)両末端に水酸基またはアル
コキシ基を有するアミノ基含有オルガノポリシロキサン
と(b)少なくとも一方の末端が全て一価炭化水素基で
封鎖されているアミノ基含有オルガノポリシロキサンの
混合物、(B)コロイダルシリカ、(C)縮合反応用触
媒、(D)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面
活性剤および(E)水からなる繊維処理剤組成物。
Description
関する。詳しくは、各種繊維、特に羊毛に代表される動
物繊維に優れた風合いと防縮性を付与し得る水性エマル
ジョン型の繊維処理剤組成物に関する。
は、水で洗濯すると繊維同士がからみ合ってフェルト化
し、収縮するという欠点を有する。このため家庭でも手
軽に洗濯でき、しかも収縮することのない羊毛製品が所
望されている。これに応えるために、例えば羊毛繊維ま
たは羊毛製品をウレタン系の防縮加工剤で処理すること
が知られているが、この方法では風合が粗硬になり、羊
毛本来の柔軟性が損われるという問題点があった。この
ような問題点を改良するために、シリコーン系繊維処理
剤において数多くの検討がなされており、例えば、メト
キシ基含有ジメチルポリシロキサン,シリカ,アミノプ
ロピルトリエトキシシランとマレイン酸無水物の反応生
成物,アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン
および錫触媒からなる水性エマルジョン型繊維処理剤が
提案されている(特開平3−152275号公報参
照)。しかしこの繊維処理剤は、防縮性が不十分である
とともに処理された繊維が硬くなるという欠点があっ
た。また本発明者らは先に、分子鎖両末端水酸基封鎖ア
ミノ基含有ジメチルポリシロキサン,コロイダルシリ
カ,メチルトリメトキシシラン,錫触媒からなる水性エ
マルジョン型繊維処理剤を提案した(特開平4ー119
173号公報参照)。しかしこの繊維処理剤は架橋反応
が進み過ぎるため、処理後の繊維の平滑性が低くぬめり
感に乏しいという欠点があった。
を解消するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち本発明の目的は、各種繊維、特に羊毛に代表される
動物繊維に優れた風合いと防縮性を付与し得る繊維処理
剤組成物を提供することにある。
構成する(a)成分のアミノ基含有オルガノポリシロキ
サンは、繊維に柔軟性,平滑性,ぬめり性,潤滑性およ
び防縮性を付与する作用を有する。さらに分子鎖末端の
水酸基またはアルコキシ基が(B)成分のコロイダルシ
リカ表面の水酸基と反応して架橋し、これらの効果の耐
久性を向上させる作用を有する。本成分は、一般式:
数1〜20の一価炭化水素基であり、メチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ビニル基,
3,3,3−トリフルオロプロピル基,フェニル基,アリ
ル基,シクロヘキシル基が例示される。これらの中でも
メチル基が最も一般的であるが、メチル基と他の基を組
合わせることもできる。また1分子中のRはすべて同一
である必要はないが、Rの内少なくとも50モル%がメ
チル基であることが好ましい。R1は二価炭化水素基で
あり、メチレン基,エチレン基,プロピレン基,ブチレ
ン基,イソブチレン基のようなアルキレン基;式:−
(CH2)2−C6H4−で表される基のようなアルキレン
アリーレン基が例示される。これらの中でもエチレン基
またはプロピレン基が一般的である。R2およびR3は水
素原子または一価炭化水素基であり、一価炭化水素基と
しては、メチル基,エチル基,プロピル基,フェニル
基,シクロヘキシル基が例示される。Aは水酸基または
炭素原子数1〜5のアルコキシ基であり、アルコキシ基
としては、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブ
トキシ基が例示される。これらの中でも水酸基またはメ
トキシ基が一般的である。mおよびnは1以上の整数で
ある。aは0〜5の整数であるが、0または1が一般的
である。本成分の25℃における粘度は少なくとも10
センチストークスであり、好ましくは50〜10,00
0センチストークスの範囲である。これは、10センチ
ストークス未満であると繊維に柔軟性,平滑性,圧縮回
復性,防しわ性および防縮性を付与できなくなるためで
ある。このような本成分のアミノ基含有オルガノポリシ
ロキサンは、公知の方法によって合成することができ
る。例えば、式:H2N(CH2)3Si(CH3)(OC
H3)2で表されるジメトキシアミノシランまたはその加
水分解縮合物と、オクタメチルシクロテトラシロキサン
等の環状シロキサンとを塩基性触媒存在下で平衡化反応
させて所望の粘度に調製した後、酸を用いて塩基性触媒
を中和することにより製造することができる。
る(b)成分は、本発明の特徴となる成分である。本成
分は、上記(a)成分と同様に繊維に柔軟性,平滑性,
ぬめり性,潤滑性および防縮性を付与する作用を有する
と共に、分子鎖末端の一価炭化水素基が(B)成分との
反応を妨げて、(A)成分と(B)成分による架橋皮膜
が硬くなるのを抑制することにより、柔らかい風合を長
期間維持させるという作用を有する。本成分は、一般
式:
びaは前記と同じである。Bは一価炭化水素基,水酸基
およびアルコキシ基からなる群から選ばれる基であり、
その内、少なくとも1個は一価炭化水素基であることが
必要である。一価炭化水素基としては、メチル基,エチ
ル基,プロピル基,フェニル基,シクロヘキシル基が例
示される。アルコキシ基としては、メトキシ基,エトキ
シ基,プロポキシ基,ブトキシ基が例示される。これら
の中でもメチル基,水酸基またはメトキシ基が一般的で
ある。本成分の25℃における粘度は少なくとも10セ
ンチストークスであり、好ましくは50〜10,000
センチストークスの範囲である。これは、10センチス
トークス未満であると繊維に柔軟性,平滑性,圧縮回復
性,防しわ性および防縮性を付与できなくなるためであ
る。このような本成分のアミノ基含有オルガノポリシロ
キサンは、公知の方法によって合成することができる。
例えば、式:H2N(CH2)3Si(CH3)(OC
H3)2で表されるジメトキシアミノシランまたはその加
水分解縮合物と、オクタメチルシクロテトラシロキサン
等の環状シロキサンおよびヘキサメチルジシロキサンを
塩基性触媒存在下で平衡化反応させて所望の粘度に調製
した後、酸を用いて塩基性触媒を中和することにより製
造することができる。
分の混合比率は、重量比で90:10〜10:90であ
り、好ましくは70:30〜30:70である。これは
(a)成分の比率が90を越えると処理後の繊維の風合
が硬くなり、10未満であると本発明組成物の洗濯に対
する耐久性が低下するためである。
面に存在する多くの水酸基と(A)成分中のアルコキシ
基や水酸基が縮合反応して架橋し、強固なオルガノポリ
シロキサン皮膜を形成することにより、防縮性,柔軟
性,平滑性に耐久性を付与する作用を有する。本発明に
使用されるコロイダルシリカは、テトラエチルシリケー
トあるいはけい酸ソーダを、界面活性剤等を含む水中で
加水分解してコロイド状にしたものであり、その粒子径
は約4〜20μmである。このようなコロイダルシリカ
は、通常、シリカの濃度が5〜40重量%である水分散
液として市販されているが、中でも非イオン系界面活性
剤あるいはカチオン系界面活性剤の存在下で安定なもの
が好ましい。また、表面をアルミニウム粉末等で覆った
ものも使用することができる。(B)成分の配合量は、
(A)成分100重量部に対して1〜50重量部の範囲
であり、好ましくは10〜25重量部の範囲である。こ
れは、1重量部未満であると強固なオルガノポリシロキ
サン皮膜が形成されず耐洗濯性に欠けるものとなり、5
0重量部を越えるとオルガノポリシロキサン皮膜が硬す
ぎて繊維の風合いが低下するためである。
分と(B)成分を架橋反応させるための触媒であり、有
機金属系触媒や有機ケイ素を含まないアミン系触媒が挙
げられる。有機金属系触媒としては、ジブチル錫ジアセ
テート,ジブチル錫ジラウレート,ジオクチル錫ジラウ
レート,ジブチル錫ジオクテート,ナフテン酸亜鉛,ナ
フテン酸コバルト,オクチル酸亜鉛,オクチル酸コバル
ト,ジオクチル酸ジイソオクチルメルカプトアセテー
ト,ナフテン酸ジルコニウム,オクチル酸ジルコニウ
ム,テトラブチルオルソチタネートのような有機酸の金
属塩が例示される。アミン系触媒としては、ジエタノー
ルアミン,トリエタノールアミンが例示される。また本
成分は、あらかじめ非イオン系界面活性剤あるいはカチ
オン系界面活性剤で乳化してエマルジョンの形態にして
から使用した方が、本発明組成物中に均一に分散させる
ことができる。(C)成分の配合量は、(A)成分10
0重量部に対して0.1〜20重量部の範囲であり、好
ましくは0.5〜15重量部の範囲である。
カチオン系界面活性剤は、(A)成分または必要に応じ
て他の成分を乳化するための成分である。本成分として
は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類,ポリオ
キシアルキレンアルキルフェノールエーテル類,ポリオ
キシアルキレンアルキルエステル類,ポリオキシアルキ
レンソルビタンアルキルエステル類,ソルビタンアルキ
ルエステル類,脂肪族アミン塩類,第4級アンモニウム
塩類,アルキルピリジニウム塩類が例示され、この内の
1種または2種以上を使用することができる。(D)成
分の配合量は、(A)成分100重量部に対して1〜3
0重量部の範囲である。
(D)成分をエマルジョン化するための成分であり、そ
の量は上記成分をエマルジョンとして安定化できる量で
あればよく、特に限定されない。
成分からなるものであるが、さらに(F)成分として一
般式:
物を添加配合するのが好ましい。本成分は、(A)成分
の末端基である水酸基やアルコキシ基と反応して架橋す
るだけでなく、(B)成分のコロイダルシリカ表面の水
酸基と反応したり、さらに羊毛や絹表面に存在するアミ
ノ基,カルボキシル基あるいはメルカプト基と反応した
りして、繊維に耐久性のある防縮性,平滑性,柔軟性を
付与する作用を有する。上式中、Rは前記と同様であ
る。R4は炭素原子数1〜5の一価炭化水素基であり、
メチル基,エチル基,プロピル基が例示される。Qはア
ミノ基,エポキシ基,アクリロキシ基もしくはメタクリ
ロキシ基を含有する一価有機基または炭素原子数1〜2
0の一価炭化水素基である。アミノ基含有有機基として
は、式:
る。)で表される基が挙げられ、 式:−CH2CH2CH2NH2で表される基または 式:−CH2CH2CH2−NH−CH2CH2NH2で表さ
れる基が例示される。エポキシ基含有有機基としては、
式:
としては、 式:−CH2CH2CH2OOCCH=CH2で表される基
が例示され、メタクリロキシ基含有有機基としては、
式:−CH2CH2CH2OOCC(CH3)=CH2で表
される基が例示される。炭素原子数1〜20の一価炭化
水素基としては、前記したRと同様の基が例示される。
これらの中でも、アミノ基含有有機基とエポキシ基含有
有機基が好ましい。bは0または1であるが、好ましく
は0である。またこのオルガノシランの部分加水分解縮
合物は、上記のオルガノシラン,水および微量の酸また
はアルカリを混合して50〜70℃に保持することによ
って得ることができる。(F)成分の配合量は、(A)
成分100重量部に対して0.1〜30重量部の範囲で
あり、好ましくは0.5〜10重量部の範囲である。こ
れは、0.1重量部未満であるとオルガノポリシロキサ
ン皮膜の繊維に対する接着性が低下し、30重量部を越
えるとオルガノポリシロキサン皮膜がもろくなって、い
ずれにしても繊維に耐久性のある防縮性,柔軟性,平滑
性を付与することができないためである。
(A)成分以外のオルガノポリシロキサン,防しわ剤,
増粘剤,着色剤,防腐防黴剤,防錆剤等を添加配合する
ことができる。
ミノ基含有オルガノポリシロキサン単独、または(A)
成分のアミノ基含有オルガノポリシロキサンおよび
(F)成分のオルガノシランまたはその部分加水分解縮
合物に、(D)成分の界面活性剤と(E)成分の水を加
えてエマルジョンとし、これに(B)成分のコロイダル
シリカと、予めエマルジョンの形態に調製しておいた
(C)成分の縮合反応用触媒を加えることにより製造す
ることができる。このとき、室温で10〜20日間エー
ジングした方がよい。
しては、スプレー,浸漬あるいはナイフコーティング等
により繊維材料に付着させる方法が挙げられる。付着後
に常温放置あるいは加熱処理等により乾燥させることに
よって繊維表面に強固な架橋皮膜を形成し、耐久性のあ
る防縮性,柔軟性,平滑性,防しわ性,圧縮回復性を付
与することができる。また、さらに本発明組成物で処理
した繊維を温度110〜160℃の条件下で3〜10分
間加熱処理することによって、より効果を高めることが
できる。
は、羊毛,アルパカ,モヘア,アンゴラのような表面が
鱗片状構造を有する動物繊維;絹,麻,木綿のような天
然繊維;レーヨン,アセテートのような再生繊維;ポリ
エステル,ポリアミド,ビニロン,ポリアクリロニトリ
ル,ポリエチレン,ポリプロピレン,ウレタンのような
合成繊維;ガラス繊維,カーボン繊維,シリコーンカー
バイド繊維が例示される。これらの中でも、特に羊毛,
アルパカ,モヘア,アンゴラのような表面に鱗片状構造
を有する繊維に好適に適用される。また形状的には、ト
ップ,チーズ,綛,ステープル,フィラメント,トウ,
織物,編物,不織物,樹脂加工布吊,人工皮革などが挙
げられるが、特にフィラメント,トウ,織物,編物,不
織物などが好ましい。
面に強固な架橋皮膜を形成し、繊維に耐久性のある防縮
性と優れた風合いを付与することができる。このためこ
の本発明組成物により処理された繊維は水で洗濯しても
収縮しにくく、かつ優れた風合いが持続するという利点
を有する。
実施例中、「部」は重量部を意味し、「%」は重量パー
セントを意味している。粘度は25℃における測定値で
ある。
オルガノポリシロキサン300部に、ポリオキシエチレ
ン(エチレンオキサイド6モル)ラウリルエーテル60
部および水80部を加えて均一に攪拌した。この混合物
をコロイドミル型乳化機を用いて乳化し、次いで水56
0部を加えて均一なエマルジョンを調製した(エマルジ
ョンA)。上記と同様にして、平均組成式:
含有オルガノポリシロキサンのエマルジョンを調製した
(エマルジョンB)。このようにして得られたエマルジ
ョンA,エマルジョンBおよびコロイダルシリカ[日産
化学工業(株)製,商品名:スノーテックスAK(水分
80%,コロイダルシリカ20%)]を表1に示した通
りの配合量で添加配合した。さらに縮合反応用触媒とし
て、ジンクオクトエート20部を、ポリオキシエチレン
(45モル)ノニルフェノールエーテル2.5部,ジア
ルキル(ヤシ油)ジメチルアンモニウムクロライド2.
5部および水75部で乳化したジンクオクトエートのエ
マルジョン2部を添加配合して繊維処理剤組成物を調製
し、室温にて10日間保持した。このようにして得られ
た繊維処理剤組成物を水で希釈して所定濃度(固形分)
の処理液を調製し、この中に45cm×45cmの羊毛10
0%製の未染色の服地用サージ生地3枚を30秒間浸漬
した。次いでマングルローラーで絞り率100%に調整
して絞り、金網上に広げて室温で一昼夜乾燥した。さら
にこれを熱風循環式乾燥機中で130℃で5分間熱処理
した後、室温にて放冷した。この処理布の縦および横方
向のそれぞれ3箇所に30cm間隔の印をつけ、下記の
洗濯条件で5回洗濯した。洗濯後の処理布を水平に広げ
て乾燥させた後、印間の長さを測定して次式により縦お
よび横方向についての洗濯収縮率(%)を計算した。
の条件で、弱アルカリ性洗剤[花王(株)製,商品名:
ザブ]を用いて1回洗濯した後、洗剤を除いた以外は同
様にしてさらに2回水洗した。このサイクルを洗濯1回
とした。) また、JIS L 1096一般織物試験法に準じて防し
わ率(モンサント法)および手による触感で洗濯前後の
風合いを測定した。これらの結果を表1に示した。本発
明の繊維処理剤組成物により処理した繊維は風合いが極
めて良好で、水による洗濯収縮率も小さく、これより本
発明の繊維処理剤組成物は羊毛100%の織物用処理剤
として好適であることが判明した。
エマルジョンBおよびコロイダルシリカの配合量を替え
た以外は実施例1と同様にして繊維処理剤組成物を調製
した。得られた繊維処理剤組成物の洗濯収縮率,防しわ
率および風合いを実施例1と同様にして測定し、結果を
表1に示した。
オルガノポリシロキサン150部と、式:
ポリオルガノシロキサン150部および式:H2NC2H
4NHC3H6Si(OCH3)3で表されるγ−(β−アミ
ノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン5部を均
一に混合した後、これにポリオキシエチレン(エチレン
オキサイド6モル)ラウリルエーテル60部,水80部
を加えて均一に攪拌した。この混合物をコロイドミル型
乳化機を用いて乳化し、次いで水555部を加えて均一
なエマルジョンを調製した。このエマルジョンを80部
とり、これにコロイダルシリカ[日産化学工業(株)
製,商品名:スノーテックスAK(水分80%,コロイ
ダルシリカ20%)]を20部配合した。次いで縮合反
応用触媒として、ジンクオクトエート20部を、ポリオ
キシエチレン(45モル)ノニルフェノールエーテル
2.5部,ジアルキル(ヤシ油)ジメチルアンモニウム
クロライド2.5部および水75部で乳化したジンクオ
クトエートのエマルジョン1部を添加配合して、繊維処
理剤組成物を調製した。得られた繊維処理剤組成物の洗
濯収縮率、防しわ率および風合いを実施例1と同様にし
て測定した。結果を表2に示した。本発明の繊維処理剤
組成物により処理した繊維は風合いが良好であり、洗濯
収縮率も比較例の組成物に比べて著しく小さく、これよ
り本発明の繊維処理剤組成物が羊毛服地用処理剤として
好適であることが判明した。
オルガノポリシロキサンの配合量を300部とし、かつ
式:
ポリオルガノシロキサンを添加しなかった以外は実施例
2と同様にして繊維処理剤組成物を調製した。得られた
繊維処理剤組成物の洗濯収縮率,防しわ率および風合い
を実施例2と同様にして測定し、結果を表2に示した。
オルガノポリシロキサン150部と、式:
ポリオルガノシロキサン150部および式:CH2=C
(CH3)COOC3H6Si(OCH3)3で表されるγ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン5部を均一に
混合した後、これにポリオキシエチレン(エチレンオキ
サイド6モル)ラウリルエーテル60部,水80部を加
えて均一に攪拌した。この混合物をコロイドミル型乳化
機を用いて乳化し、次いで水555部を加えて均一なエ
マルジョンを調製した。このエマルジョンを80部と
り、これにコロイダルシリカ[日産化学工業(株)製,
商品名:スノーテックスAK(水分80%,コロイダル
シリカ20%)]を20部配合した。次いで縮合反応用
触媒として、ジンクオクトエート20部を、ポリオキシ
エチレン(45モル)ノニルフェノールエーテル2.5
部,ジアルキル(ヤシ油)ジメチルアンモニウムクロラ
イド2.5部および水75部で乳化したジンクオクトエ
ートのエマルジョン1部を添加配合して、繊維処理剤組
成物を調製した。得られた繊維処理剤組成物の洗濯収縮
率、防しわ率および風合いを実施例1と同様にして測定
した。結果を表2に示した。本発明の繊維処理剤組成物
により処理した繊維は風合いが良好であり、洗濯収縮率
も比較例の組成物に比べて著しく小さく、これより本発
明の繊維処理剤組成物が羊毛服地用処理剤として好適で
あることが判明した。
オルガノポリシロキサンの配合量を300部とし、かつ
式
ポリオルガノシロキサンを添加しなかった以外は実施例
3と同様にして繊維処理剤組成物を調製した。得られた
繊維処理剤組成物の洗濯収縮率,防しわ率および風合い
を実施例3と同様にして測定し、結果を表2に示した。
0部と、式:H2NC2H4NHC3H6SiCH3(OC
H3)2で表されるγ−(β−アミノエチル)アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン10部を均一に攪拌した
後、これにヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロラ
イド50部および水500部を加えて均一に混合した。
この混合液を、ホモジナイザーを用いて圧力400kg/c
m2の条件にて3回処理した。これを4つ口フラスコに移
液し、これに水酸化ナトリウム1.0部を水47.5部に
溶解した溶液を加えて、80℃にて8時間重合した。重
合後、酢酸1.5部を投入して冷却して、式:
含有オルガノポリシロキサンのエマルジョンを調製した
(エマルジョンC)。一方、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン388部,ヘキサメチルジシロキサン2部お
よび式:H2NC2H4NHC3H6SiCH3(OCH3)2で
表されるγ−(β−アミノエチル)アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン10部を均一に攪拌した後、ヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムクロライド50部および
水500部を加えて均一に混合した。この混合液を、ホ
モジナイザーを用いて圧力400kg/cm2の条件にて3回
処理した。これを4つ口フラスコに移液し、これに水酸
化ナトリウム1.0部を水47.5部に溶解した溶液を加
えて、80℃にて6時間保持した後、40℃にて4時間
重合した。重合後、酢酸1.5部を投入して冷却して、
含有ポリオルガノシロキサンのエマルジョンを調製した
(エマルジョンD)。このようにして得られたエマルジ
ョンC100部とエマルジョンD100部を混合した
後、これにγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン2部とコロイダルシリカ[日産化学工業(株)製,商
品名:スノーテックスBK(水分80%,コロイダルシ
リカ20%)]100部および実施例1で使用した縮合
反応用触媒(ジンオクトエートのエマルジョン)2部を
加えて50℃にて10日間保持し、繊維処理剤組成物を
調製した。このようにして得られた繊維処理剤組成物を
水で希釈して所定濃度(固形分)の処理液を調製し、こ
の中に羊毛85%,アクリル15%の混紡糸使いのセー
ターを30秒間浸漬した。次いで遠心脱水機で絞り率1
00%に調整して絞り、金網上に広げて室温で一昼夜乾
燥した。さらにこれを熱風循環式乾燥機中で80℃で5
分間熱処理した後、室温にて放冷した。このセーターの
身丈部分の縦方向と袖部分の2箇所に30cm間隔の印
をつけて、実施例1と同様にして洗濯収縮率を測定し
た。また洗濯前後の風合いの変化を指触により測定し
た。これらの結果を表3に示した。本発明の繊維処理剤
組成物により処理したセーターは風合が非常に良好であ
り、洗濯収縮率も比較例の組成物に比べて著しく小さ
く、これより本発明の繊維処理剤組成物は羊毛編物用処
理剤として好適であることが判明した。
を200部とし、かつエマルジョンDを配合しなかった
以外は実施例4と同様にして繊維処理剤組成物を調製し
た。得られた繊維処理剤組成物の洗濯収縮率および風合
いを実施例4と同様にして測定し、結果を表3に示し
た。
成分〜(E)成分、または(A)成分〜(F)成分から
なり、特に(b)成分を含有しているが故に、これを各
種繊維に適用すると、繊維に優れた風合いと防縮性を付
与することができるという特徴を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)(a)一般式: 【化1】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の一価炭化水素基であり、 R1は二価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または一価炭化水素基で あり、Aは水酸基または炭素原子数1〜5のアルコキシ基である。mおよびnは 1以上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘 度が少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサ ンと、 (b)一般式: 【化2】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の一価炭化水素基であり、 R1は二価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または一価炭化水素基で あり、Bは一価炭化水素基,水酸基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる 基であり、その内、少なくとも1個は一価炭化水素基である。mおよびnは1以 上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘度が 少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサンの 混合物{ただし、(a)成分と(b)成分の混合比率は、重量比で90:10〜 10:90である。} 100重量部、 (B)コロイダルシリカ 1〜50重量部、 (C)縮合反応用触媒 0.1〜20重量部、 (D)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤 1〜30重量部 および (E)水 任意量 からなることを特徴とする繊維処理剤組成物。
- 【請求項2】 (A)(a)一般式: 【化3】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の一価炭化水素基であり、 R1は二価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または一価炭化水素基で あり、Aは水酸基または炭素原子数1〜5のアルコキシ基である。mおよびnは 1以上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘 度が少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサ ンと、 (b)一般式: 【化4】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の一価炭化水素基であり、 R1は二価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または一価炭化水素基で あり、Bは一価炭化水素基,水酸基およびアルコキシ基からなる群から選ばれる 基であり、その内、少なくとも1個は一価炭化水素基である。mおよびnは1以 上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘度が 少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサンの 混合物{ただし、(a)成分と(b)成分の混合比率は、重量比で90:10〜 10:90である。} 100重量部、 (B)コロイダルシリカ 1〜50重量部、 (C)縮合反応用触媒 0.1〜20重量部、 (D)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤 1〜30重量部、 (E)水 任意量 および (F)一般式: 【化5】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の一価炭化水素基であり、 R4は炭素原子数1〜5の一価炭化水素基であり、Qはアミノ基,エポキシ基, アクリロキシ基もしくはメタクリロキシ基を含有する一価有機基または炭素原子 数1〜20の一価炭化水素基である。bは0または1である。)で表されるオル ガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0.1〜30重量部 からなることを特徴とする繊維処理剤組成物。
- 【請求項3】 (F)成分のQがエポキシ基含有有機基
またはアミノ基含有有機基である、請求項2に記載の繊
維処理剤組成物。 - 【請求項4】 鱗片状構造を有する繊維処理用である請
求項1または請求項2に記載の繊維処理剤組成物。
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005539154A (ja) * | 2002-09-17 | 2005-12-22 | ファイバービジョンズ アー/エス | ポリオレフィン繊維ならびに嵩高性およびレジリエンスの高い不織布の作成におけるその使用 |
| JP2008013903A (ja) * | 2006-06-05 | 2008-01-24 | Lion Corp | 繊維製品用しわ減少剤組成物 |
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1996
- 1996-10-31 JP JP30585396A patent/JP3764224B2/ja not_active Expired - Fee Related
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