JPH10131214A - コンクリート擁壁のデザイン構造 - Google Patents
コンクリート擁壁のデザイン構造Info
- Publication number
- JPH10131214A JPH10131214A JP30714496A JP30714496A JPH10131214A JP H10131214 A JPH10131214 A JP H10131214A JP 30714496 A JP30714496 A JP 30714496A JP 30714496 A JP30714496 A JP 30714496A JP H10131214 A JPH10131214 A JP H10131214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- design
- retaining wall
- moisture
- stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁面が多数の擬石状凹凸着色面を有するコン
クリート擁壁のデザインに際し、擬石状凹凸着色面の色
彩的な調和と、壁面に絵柄等を形成させながら、湿気や
水分を原因として生ずる塗装の剥がれを解消することが
できるコンクリート擁壁のデザイン構造を提供する。 【解決手段】 壁面が多数の擬石状凹凸着色面とデザイ
ンパネルの取付け面が形成されているコンクリート擁壁
のデザイン構造であって、擬石状凹凸着色面を塗装面と
非塗装面とに形成させ、前記デザインパネルの取り付け
面をコンクリート地肌のままのコンクリート露出面に形
成させた。
クリート擁壁のデザインに際し、擬石状凹凸着色面の色
彩的な調和と、壁面に絵柄等を形成させながら、湿気や
水分を原因として生ずる塗装の剥がれを解消することが
できるコンクリート擁壁のデザイン構造を提供する。 【解決手段】 壁面が多数の擬石状凹凸着色面とデザイ
ンパネルの取付け面が形成されているコンクリート擁壁
のデザイン構造であって、擬石状凹凸着色面を塗装面と
非塗装面とに形成させ、前記デザインパネルの取り付け
面をコンクリート地肌のままのコンクリート露出面に形
成させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土留め用に構築さ
れるコンクリート擁壁を対象とした着色工法によるデザ
イン構造に関する。
れるコンクリート擁壁を対象とした着色工法によるデザ
イン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート擁壁の壁面に着色塗
装によってデザインを施す場合、平成8年特許願第19
1475号にみられるように、壁面に着色塗装面とデザ
インパネルの取り付け面が形成され、かつデザインパネ
ルの取り付け面が無塗装面であるデザイン構造を本出願
人において、出願しておいた。
装によってデザインを施す場合、平成8年特許願第19
1475号にみられるように、壁面に着色塗装面とデザ
インパネルの取り付け面が形成され、かつデザインパネ
ルの取り付け面が無塗装面であるデザイン構造を本出願
人において、出願しておいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート擁壁については、その裏面が水分を含んだ土に接
しているため、その裏面からの呼吸が困難になるばかり
か、裏面からの水分や湿気がコンクリートの内部に含
侵、浸透してくる。
リート擁壁については、その裏面が水分を含んだ土に接
しているため、その裏面からの呼吸が困難になるばかり
か、裏面からの水分や湿気がコンクリートの内部に含
侵、浸透してくる。
【0004】そして、この水分や湿気は、コンクリート
壁面から水蒸気となって外部に排出しようとするが、こ
のとき、コンクリート壁面が全面的に着色塗装されてい
ると、その塗膜により遮られて水分や湿気の排出ができ
なくなる。これでは、コンクリート壁面からの呼吸が阻
害されることになるし、水分や湿気によって塗装が裏か
ら押し上げられ、塗装面が浮き上がって塗装の剥がれを
引き起こすという問題が生じる。
壁面から水蒸気となって外部に排出しようとするが、こ
のとき、コンクリート壁面が全面的に着色塗装されてい
ると、その塗膜により遮られて水分や湿気の排出ができ
なくなる。これでは、コンクリート壁面からの呼吸が阻
害されることになるし、水分や湿気によって塗装が裏か
ら押し上げられ、塗装面が浮き上がって塗装の剥がれを
引き起こすという問題が生じる。
【0005】又、コンクリート擁壁は、製造中あるいは
製造された初期の段階でクラックが生じることが多い
し、現場に据え付け後でも、荷重によってクラックとい
うのは生じる。このことは、鉄筋コンクリート工学から
みれば、理論的にあたり前なことである。
製造された初期の段階でクラックが生じることが多い
し、現場に据え付け後でも、荷重によってクラックとい
うのは生じる。このことは、鉄筋コンクリート工学から
みれば、理論的にあたり前なことである。
【0006】このようにクラックが入ってあたり前とい
う考え方はコンクリート擁壁でも例外ではない。この点
がコンクリート擁壁に着色塗装をする際に、障害とな
る。従来の着色塗装では、クラックにより水分や湿気に
よって塗装が浮き上がり、塗装が剥がれる原因となる。
う考え方はコンクリート擁壁でも例外ではない。この点
がコンクリート擁壁に着色塗装をする際に、障害とな
る。従来の着色塗装では、クラックにより水分や湿気に
よって塗装が浮き上がり、塗装が剥がれる原因となる。
【0007】特に、壁面が多数の擬石状凹凸面に区画さ
れているコンクリート面では、その目地部分は、クラッ
クが無数に入っている。この上に塗装すると、3年4年
後ぐらいに、塗装が目地のクラック部分から剥げてく
る。
れているコンクリート面では、その目地部分は、クラッ
クが無数に入っている。この上に塗装すると、3年4年
後ぐらいに、塗装が目地のクラック部分から剥げてく
る。
【0009】目地部分にクラックが発生する理由は、目
地は擬石状凹凸面に挟まれ、細幅であるから起きやす
い。又、コンクリート打設時には、砕石等の骨材、振動
(再振動細)、ブリージング、等の不安定な状態にあっ
て、まだ固まらないコンクリートの段階でクラックが発
生する。擁壁全面のうちで、一番クラックが発生しやす
いのは、目地部分である。
地は擬石状凹凸面に挟まれ、細幅であるから起きやす
い。又、コンクリート打設時には、砕石等の骨材、振動
(再振動細)、ブリージング、等の不安定な状態にあっ
て、まだ固まらないコンクリートの段階でクラックが発
生する。擁壁全面のうちで、一番クラックが発生しやす
いのは、目地部分である。
【0010】又、コンクリートの擬石状凹凸面で特にや
っかいな問題は、表面に多数の気泡が生じているという
点である。この気泡の上から従来の防水性樹脂バインダ
ー塗料をかけると、気泡が塗膜によって塞がれて空隙を
生じ、ここに水分が溜って塗膜を破る結果になる。
っかいな問題は、表面に多数の気泡が生じているという
点である。この気泡の上から従来の防水性樹脂バインダ
ー塗料をかけると、気泡が塗膜によって塞がれて空隙を
生じ、ここに水分が溜って塗膜を破る結果になる。
【0011】前述の特許願第191475号も、同じ内
容の問題を解決するための発明であるが、なお一層充分
に湿気の排出ができる技術が必要であった。
容の問題を解決するための発明であるが、なお一層充分
に湿気の排出ができる技術が必要であった。
【0012】本発明は、上術のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、コンクリート壁面にデザ
イン(絵柄)を施すにあたり、擬石状凹凸着色面を塗装
面と非塗装面とに分けて、これらとデザインパネルを組
み合わせることに着目し、これによりデザインの審美性
を向上させると共に、コンクリートの呼吸を維持するこ
とができ、又、水や湿気を原因として生ずる塗装の剥が
れを解消することができるようにしたコンクリート擁壁
のデザイン構造を提供することを課題としている。
決するためになされたもので、コンクリート壁面にデザ
イン(絵柄)を施すにあたり、擬石状凹凸着色面を塗装
面と非塗装面とに分けて、これらとデザインパネルを組
み合わせることに着目し、これによりデザインの審美性
を向上させると共に、コンクリートの呼吸を維持するこ
とができ、又、水や湿気を原因として生ずる塗装の剥が
れを解消することができるようにしたコンクリート擁壁
のデザイン構造を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のコンクリート擁壁のデザイン構造は、擬
石状凹凸着色面が塗装面と非塗装面とによって形成さ
れ、前記デザインパネルの取り付け面がコンクリート地
肌のままのコンクリート露出面に形成されている。
めに、本発明のコンクリート擁壁のデザイン構造は、擬
石状凹凸着色面が塗装面と非塗装面とによって形成さ
れ、前記デザインパネルの取り付け面がコンクリート地
肌のままのコンクリート露出面に形成されている。
【0014】この場合、請求項1記載のコンクリート擁
壁のデザイン構造において、擬石状凹凸着色面の塗装面
が透湿性を有している態様がある。
壁のデザイン構造において、擬石状凹凸着色面の塗装面
が透湿性を有している態様がある。
【0015】本発明のデザイン構造は、着色塗装と非塗
装面の色彩とデザインパネルを組み合わせてコンクリー
ト壁面をデザインするもので、着色塗装の単独でデザイ
ンしたものに比べ、組み合わせが多いだけデザインの審
美性を向上できる。
装面の色彩とデザインパネルを組み合わせてコンクリー
ト壁面をデザインするもので、着色塗装の単独でデザイ
ンしたものに比べ、組み合わせが多いだけデザインの審
美性を向上できる。
【0016】そして、特に擬石状凹凸着色面に非塗装面
を設けたということと、デザインパネルの取り付け面を
設けたと、いう点に特徴がある。つまりひとつは、擬石
状凹凸着色面をすべて塗装面とせず、非塗装面としたの
は色彩の組み合わせもさることながら、擬石状凹凸着色
面の塗装面を減らし、コンクリートの呼吸できる着色面
を形成させるためにある。従って、この非塗装面からコ
ンクリート中の水分や湿気が、水蒸気となり外部へ排出
される。
を設けたということと、デザインパネルの取り付け面を
設けたと、いう点に特徴がある。つまりひとつは、擬石
状凹凸着色面をすべて塗装面とせず、非塗装面としたの
は色彩の組み合わせもさることながら、擬石状凹凸着色
面の塗装面を減らし、コンクリートの呼吸できる着色面
を形成させるためにある。従って、この非塗装面からコ
ンクリート中の水分や湿気が、水蒸気となり外部へ排出
される。
【0017】もうひとつの意味は、取り付け面からも呼
吸を維持することができる。この取り付け面は擬石状凹
凸着色面を平面状に切欠し、デザインパネルが収まるよ
うにしたものである。その切欠の深さは、擬石状凹凸着
色面を取り囲む目地相当部分になる。よって、前述の非
塗装面より深い位置で、取り付け面から湿気等が外部へ
排出できる。このように、取り付け面を湿気等の排気面
として確保しながら、この取り付け面をデザインパネル
によって絵柄の面として活用できると、いうことにあ
る。
吸を維持することができる。この取り付け面は擬石状凹
凸着色面を平面状に切欠し、デザインパネルが収まるよ
うにしたものである。その切欠の深さは、擬石状凹凸着
色面を取り囲む目地相当部分になる。よって、前述の非
塗装面より深い位置で、取り付け面から湿気等が外部へ
排出できる。このように、取り付け面を湿気等の排気面
として確保しながら、この取り付け面をデザインパネル
によって絵柄の面として活用できると、いうことにあ
る。
【0018】尚、取り付け面のコンクリート上に直接、
着色塗装によって絵柄を表現しようとするとき、絵柄制
作は、表現がこみ入っているため、色の数の多い、塗重
ね、等のために塗装の養生、天候、気温等の問題で作業
性が極端に悪くなる。一枚の絵柄のために何時間も費や
すことになる。コンクリートに直接、絵柄をつけるとい
うことは、屋外に置いた状態で作業をしなければなら
ず、直接天候に左右される。作業途中の雨はゆるされな
い。これに対しデザインパネルを用いると、軽量である
ため、室内作業で、天候や気温に左右されることなく、
能率良く作業することができる。このように、デザイン
パネルを用いる目的は、絵柄付け作業が容易であること
と、湿気等の排出面を確保するためである。
着色塗装によって絵柄を表現しようとするとき、絵柄制
作は、表現がこみ入っているため、色の数の多い、塗重
ね、等のために塗装の養生、天候、気温等の問題で作業
性が極端に悪くなる。一枚の絵柄のために何時間も費や
すことになる。コンクリートに直接、絵柄をつけるとい
うことは、屋外に置いた状態で作業をしなければなら
ず、直接天候に左右される。作業途中の雨はゆるされな
い。これに対しデザインパネルを用いると、軽量である
ため、室内作業で、天候や気温に左右されることなく、
能率良く作業することができる。このように、デザイン
パネルを用いる目的は、絵柄付け作業が容易であること
と、湿気等の排出面を確保するためである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。図1は実施の第1形態であるL型擁壁
ブロックAのデザイン構造を示す分解斜視図である。図
2は取り付け面を含む断面図である。
により詳述する。図1は実施の第1形態であるL型擁壁
ブロックAのデザイン構造を示す分解斜視図である。図
2は取り付け面を含む断面図である。
【0020】このL型擁壁ブロックAは、底板部10と
立上部11とでL型に形成され、立上部11の正面がデ
ザインを施すコンクリート壁面12に形成されている。
そして、このコンクリート壁面12には、擬石状凹凸着
色面としての塗装面12a、12a(図中灰色と赤茶
色)と非塗装面12b(図中白色で示す)が形成され、
又、デザインパネル2の取り付け面12cが形成されて
いる。
立上部11とでL型に形成され、立上部11の正面がデ
ザインを施すコンクリート壁面12に形成されている。
そして、このコンクリート壁面12には、擬石状凹凸着
色面としての塗装面12a、12a(図中灰色と赤茶
色)と非塗装面12b(図中白色で示す)が形成され、
又、デザインパネル2の取り付け面12cが形成されて
いる。
【0021】前記塗装面12aは、塗料によって着色塗
装され、デザイン的には赤茶色系及び灰色系の2種類の
ミカゲ石模様に着色されている。尚、この着色塗装は、
スプレー装置を用いた吹き付け塗装により行われる。こ
の場合の塗料としては、セメントにエメリー砂を混ぜ、
アクリルエマルジョンを入れた通称セラミック塗料とし
て呼ばれている塗料を使用している。非塗装面12b
は、コンクリートの擬石凹凸面上にまず着色剤を塗り、
次に発色剤、最後に促進剤を塗ったものである。尚、促
進剤は色を出すために化学反応を促進させるためのもの
である。色は薄緑色(図中白色で示す)である。
装され、デザイン的には赤茶色系及び灰色系の2種類の
ミカゲ石模様に着色されている。尚、この着色塗装は、
スプレー装置を用いた吹き付け塗装により行われる。こ
の場合の塗料としては、セメントにエメリー砂を混ぜ、
アクリルエマルジョンを入れた通称セラミック塗料とし
て呼ばれている塗料を使用している。非塗装面12b
は、コンクリートの擬石凹凸面上にまず着色剤を塗り、
次に発色剤、最後に促進剤を塗ったものである。尚、促
進剤は色を出すために化学反応を促進させるためのもの
である。色は薄緑色(図中白色で示す)である。
【0022】前記取り付け面12cは、擬石状凹凸面を
平面状に切欠し、デザインパネルが収まるようにしたも
のである。その切欠の深さは、擬石状凹凸面を取り囲む
目地相当部分である。取り付け面12cはコンクリート
地肌のままで、この上にデザインパネル2が取り替え可
能に取り付けられる。
平面状に切欠し、デザインパネルが収まるようにしたも
のである。その切欠の深さは、擬石状凹凸面を取り囲む
目地相当部分である。取り付け面12cはコンクリート
地肌のままで、この上にデザインパネル2が取り替え可
能に取り付けられる。
【0023】前記デザインパネル2は、パネル部材とし
てアクリル板にインクジェットで描かれた絵柄の塩ビシ
ートによってデザイン面21に形成されている。この場
合のデザイン面21は、アクリル板と塩ビシートを貼り
合わせたものである。
てアクリル板にインクジェットで描かれた絵柄の塩ビシ
ートによってデザイン面21に形成されている。この場
合のデザイン面21は、アクリル板と塩ビシートを貼り
合わせたものである。
【0024】尚、このデザインパネル2のコンクリート
取り付け面12cに対する取り付けは、取り付け面12
cにインサートナットを埋設し、このインサートナット
にデザインパネル2に形成したボルト穴を通してボルト
を締結するなどの取り替え可能な構造となっている。
取り付け面12cに対する取り付けは、取り付け面12
cにインサートナットを埋設し、このインサートナット
にデザインパネル2に形成したボルト穴を通してボルト
を締結するなどの取り替え可能な構造となっている。
【0025】又、前記デザインパネル2は、その表面及
び裏面の両面にデザイン面21,21を形成しても良
い。この場合には、例えば、表面が外面になるように取
り付けた後、期間の経過とともにデザインを交換する必
要が生じたような場合、そのデザインパネル2を表裏反
転して、裏面が外面になるように取り付け直せば、1個
のデザインパネル2を2度使用できるという利点があ
る。
び裏面の両面にデザイン面21,21を形成しても良
い。この場合には、例えば、表面が外面になるように取
り付けた後、期間の経過とともにデザインを交換する必
要が生じたような場合、そのデザインパネル2を表裏反
転して、裏面が外面になるように取り付け直せば、1個
のデザインパネル2を2度使用できるという利点があ
る。
【0026】従って、このL型擁壁ブロックAでは、塗
装面12aと、非塗装面12bと、取り付け面12c、
を組み合わせてコンクリート壁面12をデザインするの
で、着色塗装の単独でデザインしたものと比べ、薄緑色
の非塗装面12bやデザインパネル2を組み合わせる分
だけデザインの審美性を向上できる。
装面12aと、非塗装面12bと、取り付け面12c、
を組み合わせてコンクリート壁面12をデザインするの
で、着色塗装の単独でデザインしたものと比べ、薄緑色
の非塗装面12bやデザインパネル2を組み合わせる分
だけデザインの審美性を向上できる。
【0027】非塗装面12bの効果は、塗装面12aと
の色彩のバランスをとるという他に、非塗装面12bか
らコンクリート中の湿気を排出させることができる。擬
石状凹凸着色面がすべて、塗装面12aに覆われている
と、湿気を排出ができなくなり、しいては、塗装面12
aの塗装の剥がれにつながる。非塗装面12bの部分に
クラックとか気泡が発生していても、非塗装面12bは
塗膜がないので、クラックや気泡に水分や湿気が非塗装
面12bより、水蒸気となり、外に出てしまう。
の色彩のバランスをとるという他に、非塗装面12bか
らコンクリート中の湿気を排出させることができる。擬
石状凹凸着色面がすべて、塗装面12aに覆われている
と、湿気を排出ができなくなり、しいては、塗装面12
aの塗装の剥がれにつながる。非塗装面12bの部分に
クラックとか気泡が発生していても、非塗装面12bは
塗膜がないので、クラックや気泡に水分や湿気が非塗装
面12bより、水蒸気となり、外に出てしまう。
【0028】又、デザインパネル2の取り付け面12c
がコンクリート地肌であるから、この部分は塗膜に覆わ
れることがない。従って、この取り付け面12cから呼
吸を維持することができる。尚、取り付け面12cの位
置は、図2で示すように立上部11の裏面から目地まで
の距離T1と同一であり、T2である。立上部11の裏
面から擬石凹凸面の表面までの距離T3より近いので、
コンクリート内部の湿気は、取り付け面12cに集中
し、ここから排出される。例えば、T2とT3の差は5
cm程できる。後は取り付け面12cに向けて徐々に空
気や水の通り道ができるため、誘われるように取り付け
面12cに集中し、湿気の排出を促進していくことにな
る。T2の厚みは、構造計算上必要なものであり、T3
の厚みは擬石凹凸面の感じを出すために必要なものであ
る。そこに目をつけパネルの位置にしているため、どの
壁面12よりも、優先して水分や湿気の排出ができる。
がコンクリート地肌であるから、この部分は塗膜に覆わ
れることがない。従って、この取り付け面12cから呼
吸を維持することができる。尚、取り付け面12cの位
置は、図2で示すように立上部11の裏面から目地まで
の距離T1と同一であり、T2である。立上部11の裏
面から擬石凹凸面の表面までの距離T3より近いので、
コンクリート内部の湿気は、取り付け面12cに集中
し、ここから排出される。例えば、T2とT3の差は5
cm程できる。後は取り付け面12cに向けて徐々に空
気や水の通り道ができるため、誘われるように取り付け
面12cに集中し、湿気の排出を促進していくことにな
る。T2の厚みは、構造計算上必要なものであり、T3
の厚みは擬石凹凸面の感じを出すために必要なものであ
る。そこに目をつけパネルの位置にしているため、どの
壁面12よりも、優先して水分や湿気の排出ができる。
【0029】このようにコンクリート壁面12には、非
塗装面12bと取り付け面12cの2つの水分や湿気の
排出口が形成され、塗装面12aの表面近傍の湿気等
が、この非塗装面12bと取り付け面12cから排出さ
れ、塗装面12aの塗膜をふくれさせ、剥がれさせる原
因を取り除くことができる。
塗装面12bと取り付け面12cの2つの水分や湿気の
排出口が形成され、塗装面12aの表面近傍の湿気等
が、この非塗装面12bと取り付け面12cから排出さ
れ、塗装面12aの塗膜をふくれさせ、剥がれさせる原
因を取り除くことができる。
【0030】次に、図3は、実施の第2形態であるL型
擁壁ブロックBのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックBでは、コンクリート壁面12の上
段部分に塗装面12aと、中段部分にデザインパネル2
の取り付け面12cと、下段部分に非塗装面12bと、
が形成されている。尚、下段部分より下の根入り部15
は、土がかぶる位置になり、コンクリート地肌のままで
ある。
擁壁ブロックBのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックBでは、コンクリート壁面12の上
段部分に塗装面12aと、中段部分にデザインパネル2
の取り付け面12cと、下段部分に非塗装面12bと、
が形成されている。尚、下段部分より下の根入り部15
は、土がかぶる位置になり、コンクリート地肌のままで
ある。
【0031】このL型擁壁ブロックBは、取り付け面1
2cと非塗装面12bとがコンクリート壁面12の中段
と下段に、配置されている点に特徴がある。即ち、コン
クリート内部の水分や湿気は、L型擁壁ブロックBの背
後の土の高さに応じて、上段より下段の方が多いし、外
部に排出しない限り存在する。このために塗装面12a
が下段に配置形成されていると、塗膜をふくれさせる可
能性を残す。そこで、このL型擁壁ブロックBでは、塗
装面12aを湿気の少ないコンクリート壁面12の上段
に配置しているため、塗装面の剥げに関しては一番安全
側になっている。
2cと非塗装面12bとがコンクリート壁面12の中段
と下段に、配置されている点に特徴がある。即ち、コン
クリート内部の水分や湿気は、L型擁壁ブロックBの背
後の土の高さに応じて、上段より下段の方が多いし、外
部に排出しない限り存在する。このために塗装面12a
が下段に配置形成されていると、塗膜をふくれさせる可
能性を残す。そこで、このL型擁壁ブロックBでは、塗
装面12aを湿気の少ないコンクリート壁面12の上段
に配置しているため、塗装面の剥げに関しては一番安全
側になっている。
【0032】擬石状凹凸着色面としての塗装面12a
(図中黒色及び灰色で示す)は、透湿性を有する塗料で
着色形成されている。この場合の塗料としては、例え
ば、商品名ローンコート(大日精化工業社製)、商品名
ダイスコート(大日精化工業社製)、商品名サンディフ
ェイス(大日精化工業社製)、商品名ムキテックス(新
東塗料社製)、等を使用すれば、高い透湿度を得ること
ができる。尚、上記塗料を含めて透湿性を高めるために
は、けい砂、エメリー砂等を入れて適当な透湿度を調整
可能な塗料なら何でも使用できる。例えば、上記ローン
コート及びダイスコートではけい砂との調合により、透
湿度(JISZ0208)130g〜1000g/1平
方メートル/1日の領域で調整できる。透湿度の最低値
130gで、これ以下では透湿性の効果は表れない。
(図中黒色及び灰色で示す)は、透湿性を有する塗料で
着色形成されている。この場合の塗料としては、例え
ば、商品名ローンコート(大日精化工業社製)、商品名
ダイスコート(大日精化工業社製)、商品名サンディフ
ェイス(大日精化工業社製)、商品名ムキテックス(新
東塗料社製)、等を使用すれば、高い透湿度を得ること
ができる。尚、上記塗料を含めて透湿性を高めるために
は、けい砂、エメリー砂等を入れて適当な透湿度を調整
可能な塗料なら何でも使用できる。例えば、上記ローン
コート及びダイスコートではけい砂との調合により、透
湿度(JISZ0208)130g〜1000g/1平
方メートル/1日の領域で調整できる。透湿度の最低値
130gで、これ以下では透湿性の効果は表れない。
【0033】透湿性を有する塗料で形成された塗装面1
2aは、コンクリート中の水分や湿気が外へ排出される
特徴を持っているので、塗装面12aの表面近傍には、
クラツクがあっても、気泡があっても、湿気が充満する
といったことがおこらない。従って、塗膜を膨れさすよ
うなことはない。尚、塗装面12aは、図3において、
黒色及び灰色の2種類で示されている。
2aは、コンクリート中の水分や湿気が外へ排出される
特徴を持っているので、塗装面12aの表面近傍には、
クラツクがあっても、気泡があっても、湿気が充満する
といったことがおこらない。従って、塗膜を膨れさすよ
うなことはない。尚、塗装面12aは、図3において、
黒色及び灰色の2種類で示されている。
【0034】中段部分のデザインパネル2の取り付け面
12cは、塗料によって着色塗料を施さないコンクリー
ト地肌のままのコンクリート露出面に形成され、この取
り付け面12cの上にデザインパネルが取り替え可能
(ボルト締結)に取り付けられる。
12cは、塗料によって着色塗料を施さないコンクリー
ト地肌のままのコンクリート露出面に形成され、この取
り付け面12cの上にデザインパネルが取り替え可能
(ボルト締結)に取り付けられる。
【0035】前記デザインパネルは、パネル部材として
一般にコンパネと称されるベニヤ板に、表と裏の両面に
ウレタン樹脂で防水加工し、その上に塗料にて絵柄の入
ったデザイン面を形成している。絵柄も表裏ともに異な
るものである。
一般にコンパネと称されるベニヤ板に、表と裏の両面に
ウレタン樹脂で防水加工し、その上に塗料にて絵柄の入
ったデザイン面を形成している。絵柄も表裏ともに異な
るものである。
【0036】下段部分の非塗装面12b(図中白色で示
す)は、TYK(浸透着色素材処理化粧型枠、東横技研
社製)の技術を応用したものである。着色顔料と骨材と
接着剤とを混ぜて、擬石凹凸面のうち非塗装面12bの
対応する型枠部分に、これをつける。あとはコンクリー
トの打設時に自然と一体となり、コンクリートが硬化し
てしまえば、非塗装面12bが形成される。
す)は、TYK(浸透着色素材処理化粧型枠、東横技研
社製)の技術を応用したものである。着色顔料と骨材と
接着剤とを混ぜて、擬石凹凸面のうち非塗装面12bの
対応する型枠部分に、これをつける。あとはコンクリー
トの打設時に自然と一体となり、コンクリートが硬化し
てしまえば、非塗装面12bが形成される。
【0037】非塗装面12bには、自然石風の模様がで
き、塗装でないため塗膜がなく、コンクリートの呼吸は
自由にできる。特に、L型擁壁ブロックBの下段部分に
位置して、壁面中、一番水分や湿気の多い箇所である。
この部分に非塗装面12bを形成させているのは、下段
部分に塗膜をつくることを回避するためである。中段の
取り付け面12cとともに、コンクリートの呼吸能力は
十分備わったことになる。このL型擁壁ブロックBは、
高さが3m以上になると効果が高くなる。
き、塗装でないため塗膜がなく、コンクリートの呼吸は
自由にできる。特に、L型擁壁ブロックBの下段部分に
位置して、壁面中、一番水分や湿気の多い箇所である。
この部分に非塗装面12bを形成させているのは、下段
部分に塗膜をつくることを回避するためである。中段の
取り付け面12cとともに、コンクリートの呼吸能力は
十分備わったことになる。このL型擁壁ブロックBは、
高さが3m以上になると効果が高くなる。
【0038】次に、図4は、実施の第3形態である現場
打ち擁壁Cのデザイン構造を示す正面図である。この現
場打ち擁壁Cでは、コンクリート壁面12の擬石状凹凸
面の塗装面12a群の周囲を取り囲むように、擬石状凹
凸面の非塗装面12b群が形成されている。そして、デ
ザインパネル2の取り付け面12cが間隔をおいて形成
されている。
打ち擁壁Cのデザイン構造を示す正面図である。この現
場打ち擁壁Cでは、コンクリート壁面12の擬石状凹凸
面の塗装面12a群の周囲を取り囲むように、擬石状凹
凸面の非塗装面12b群が形成されている。そして、デ
ザインパネル2の取り付け面12cが間隔をおいて形成
されている。
【0039】この第3形態の特徴は、塗装面12aがか
たまっており、その周囲を非塗装面12bで取り囲んで
いる点にある。従って塗装面12a群部分のコンクリー
ト壁面12に水分や湿気が残っていても、周囲の非塗装
面12b群から水蒸気となり排出される。そのために塗
装面12a群部分の塗装が剥がれることはない。塗装面
12aは、防水性塗料の3色混合のミカゲ調に仕上げら
れている。
たまっており、その周囲を非塗装面12bで取り囲んで
いる点にある。従って塗装面12a群部分のコンクリー
ト壁面12に水分や湿気が残っていても、周囲の非塗装
面12b群から水蒸気となり排出される。そのために塗
装面12a群部分の塗装が剥がれることはない。塗装面
12aは、防水性塗料の3色混合のミカゲ調に仕上げら
れている。
【0040】次に、図5は、実施の第4形態であるL型
擁壁ブロックDのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックDでは、コンクリート壁面12の擬
石状凹凸着色面の塗装面12aと非塗装面12bが形成
され、又、デザインパネル2の取り付け面12cが2ケ
所形成されている。
擁壁ブロックDのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックDでは、コンクリート壁面12の擬
石状凹凸着色面の塗装面12aと非塗装面12bが形成
され、又、デザインパネル2の取り付け面12cが2ケ
所形成されている。
【0041】この第4形態の特徴は、コンクリート壁面
12にデザインパネル2の取り付け面12cが2ケ所形
成され、デザインパネル2による表現を多様化するとと
もに、取り付け面12c、12cからの水分と湿気の排
出を促進させることにある。
12にデザインパネル2の取り付け面12cが2ケ所形
成され、デザインパネル2による表現を多様化するとと
もに、取り付け面12c、12cからの水分と湿気の排
出を促進させることにある。
【0042】次に、図6は、実施の第5形態であるL型
擁壁ブロックEのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックEでは、コンクリート壁面12の最
下部の根入れ部15は、土がかぶるのでコンクリート地
肌のままである。擁壁高さによるけれども、50cm程
のケースもある。その上段にデザインパネル2の取り付
け面12cを設け、さらにその上段に、塗装面12aと
非塗装面12bを形成させたものである。
擁壁ブロックEのデザイン構造を示す正面図である。こ
のL型擁壁ブロックEでは、コンクリート壁面12の最
下部の根入れ部15は、土がかぶるのでコンクリート地
肌のままである。擁壁高さによるけれども、50cm程
のケースもある。その上段にデザインパネル2の取り付
け面12cを設け、さらにその上段に、塗装面12aと
非塗装面12bを形成させたものである。
【0043】この第5形態の特徴は、コンクリート壁面
12の下部に、取り付け面12cが形成されている点で
ある。この配置により、上部の塗装面12aと下部の非
塗装面12bとで、色彩バランスをとり、湿気が集中す
る壁面12の下部にかけて無塗装面を形成しているの
で、水分や湿気の排出は十分できる。
12の下部に、取り付け面12cが形成されている点で
ある。この配置により、上部の塗装面12aと下部の非
塗装面12bとで、色彩バランスをとり、湿気が集中す
る壁面12の下部にかけて無塗装面を形成しているの
で、水分や湿気の排出は十分できる。
【0044】尚、塗装面12aには、それぞれ白ミカ
ゲ、黒ミカゲ、が施されている。塗料としては、透湿性
塗料としてダイスコートを使用している。非塗装面12
bには、着色剤、発色剤、促進剤、の順序で緑青色と薄
緑色の着色が形成されている。
ゲ、黒ミカゲ、が施されている。塗料としては、透湿性
塗料としてダイスコートを使用している。非塗装面12
bには、着色剤、発色剤、促進剤、の順序で緑青色と薄
緑色の着色が形成されている。
【0045】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成は実施例に限定されるものではな
い。例えば、塗装面は、ミカゲ石模様のほか、単なる1
色のベタ塗りにしても良いし、さらにそれを下地にして
花の絵柄等を表現してもよい。本デザイン構造は、実施
形態で示したL型擁壁ブロックや現場打ち擁壁以外に
も、商品名テールアルメのような壁式アンカー擁壁、商
品名ゴールコンのような直立型積みブロツク、等を対象
としてもよい。又、擬石状凹凸面の形状についても制限
はなく、例えば、図7のように壁面に縦方向の筋状(1
0cmほどの間隔)に形成しても良い。
たが、具体的な構成は実施例に限定されるものではな
い。例えば、塗装面は、ミカゲ石模様のほか、単なる1
色のベタ塗りにしても良いし、さらにそれを下地にして
花の絵柄等を表現してもよい。本デザイン構造は、実施
形態で示したL型擁壁ブロックや現場打ち擁壁以外に
も、商品名テールアルメのような壁式アンカー擁壁、商
品名ゴールコンのような直立型積みブロツク、等を対象
としてもよい。又、擬石状凹凸面の形状についても制限
はなく、例えば、図7のように壁面に縦方向の筋状(1
0cmほどの間隔)に形成しても良い。
【0046】擬石状凹凸面として、図8のように形状は
レンガ風でも、表面が凹凸を有するものも含まれる。塗
料としては、透湿性を有しているものが望ましいが、防
水性塗料でも構わない。又、非塗装面に用いる色彩は塗
装面と調和のとれた色彩を、2色以上採用しても良い。
レンガ風でも、表面が凹凸を有するものも含まれる。塗
料としては、透湿性を有しているものが望ましいが、防
水性塗料でも構わない。又、非塗装面に用いる色彩は塗
装面と調和のとれた色彩を、2色以上採用しても良い。
【0047】又、デザインパネル部材についても、プラ
スチック板、ベニヤ板に限らず鉄板、セメント板等を使
用できる。コンクリート擁壁の壁面のうち、非塗装面と
デザインパネルの取り付け面の合わせた面積が壁面全体
に対して12〜20%以上あれば、水分や湿気の排出を
十分に得ることができる。
スチック板、ベニヤ板に限らず鉄板、セメント板等を使
用できる。コンクリート擁壁の壁面のうち、非塗装面と
デザインパネルの取り付け面の合わせた面積が壁面全体
に対して12〜20%以上あれば、水分や湿気の排出を
十分に得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のコン
クリート擁壁のデザイン構造にあっては、擬石状凹凸着
色面が塗装面と非塗装面から成り、これらとデザインパ
ネルを組み合わせてコンクリート壁面をデザインするも
ので、着色塗装の単独でデザインしたものと比べ、非塗
装面とデザインパネルを組み合わせる分だけデザインの
審美性を向上できる。
クリート擁壁のデザイン構造にあっては、擬石状凹凸着
色面が塗装面と非塗装面から成り、これらとデザインパ
ネルを組み合わせてコンクリート壁面をデザインするも
ので、着色塗装の単独でデザインしたものと比べ、非塗
装面とデザインパネルを組み合わせる分だけデザインの
審美性を向上できる。
【0049】又、非塗装面とデザインパネル取り付け面
が、無塗装面(地肌)であるため、コンクリート壁面の
全面が塗膜によって覆われることがなくなり、この両面
から呼吸を維持することができるし、水分や湿気を排出
できる。塗装面面積が多いと考えたら非塗装面を増やす
といった面積の調整も可能になるし、非塗装面と塗装面
とを適当に配置することもできる。特に、塗装面に透湿
性を有する塗料を用いると、一層、水分や湿気の排出効
果が高くなる。こうしたことにより、塗装面に生じる塗
装の剥がれという不具合を防止できるという効果が得ら
れる。
が、無塗装面(地肌)であるため、コンクリート壁面の
全面が塗膜によって覆われることがなくなり、この両面
から呼吸を維持することができるし、水分や湿気を排出
できる。塗装面面積が多いと考えたら非塗装面を増やす
といった面積の調整も可能になるし、非塗装面と塗装面
とを適当に配置することもできる。特に、塗装面に透湿
性を有する塗料を用いると、一層、水分や湿気の排出効
果が高くなる。こうしたことにより、塗装面に生じる塗
装の剥がれという不具合を防止できるという効果が得ら
れる。
【0050】尚、ここでいう非塗装面とは、擬石状凹凸
面が着色されているけれども、塗装でなく、つまり塗膜
以外の方法で着色された面をいう。塗膜では湿気が外部
に排出できないので、排出できる着色面を形成させてい
る。方法としては、凹凸面に着色剤を塗り、その上に発
色剤、促進剤を重ねる方法、TYK(浸透着色素材処理
化粧型枠、東横技社製)の技術応用、浸透含侵による着
色方法、あらかじめシートに顔料と骨材と接着剤とを貼
って、これを型枠につけ、コンクリートを流し込み着色
する方法、等がある。とにかく、コンクリート内部の水
分や湿気が外部に排出でき、かつ着色された面を形成さ
せる技術なら、何でも構わない。
面が着色されているけれども、塗装でなく、つまり塗膜
以外の方法で着色された面をいう。塗膜では湿気が外部
に排出できないので、排出できる着色面を形成させてい
る。方法としては、凹凸面に着色剤を塗り、その上に発
色剤、促進剤を重ねる方法、TYK(浸透着色素材処理
化粧型枠、東横技社製)の技術応用、浸透含侵による着
色方法、あらかじめシートに顔料と骨材と接着剤とを貼
って、これを型枠につけ、コンクリートを流し込み着色
する方法、等がある。とにかく、コンクリート内部の水
分や湿気が外部に排出でき、かつ着色された面を形成さ
せる技術なら、何でも構わない。
【図1】実施の第1形態であるL型擁壁ブロツクAのデ
ザイン構造を示す斜視図である。
ザイン構造を示す斜視図である。
【図2】実施の第1形態であるL型擁壁ブロツクの取り
付け面の断面図である。
付け面の断面図である。
【図3】実施の第2形態であるL型擁壁ブロツクBのデ
ザイン構造を示す正面図である。
ザイン構造を示す正面図である。
【図4】実施の第3形態である現場打ち擁壁Cのデザイ
ン構造を示す正面図である。
ン構造を示す正面図である。
【図5】実施の第4形態であるL型擁壁ブロツクDのデ
ザイン構造を示す正面図である。
ザイン構造を示す正面図である。
【図6】実施の第5形態であるL型擁壁ブロツクEのデ
ザイン構造を示す正面図である。
ザイン構造を示す正面図である。
【図7】擬石状凹凸面の他の実施例。
【図8】擬石状凹凸面の他の実施例。
A L型擁壁ブロツク B L型擁壁ブロツク C 現場打ち擁壁 D L型擁壁ブロツク E L型擁壁ブロツク 12 コンクリート壁面 12a 塗装面 12b 非塗装面 12c 取り付け面 2 デザインパネル 21 デザイン面 15 根入れ部
Claims (2)
- 【請求項1】 壁面が多数の擬石状凹凸着色面とデザイ
ンパネルの取付け面が形成されているコンクリート擁壁
のデザイン構造であって、 擬石状凹凸着色面が塗装面と非塗装面とによって形成さ
れ、 前記デザインパネルの取り付け面がコンクリート地肌の
ままのコンクリート露出面に形成されていることを特徴
としたコンクリート擁壁のデザイン構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンクリート擁壁のデザ
イン構造において、擬石状凹凸着色面の塗装面が透湿性
を有していることを特徴としたコンクリート擁壁のデザ
イン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714496A JPH10131214A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリート擁壁のデザイン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714496A JPH10131214A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリート擁壁のデザイン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131214A true JPH10131214A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17965570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30714496A Pending JPH10131214A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリート擁壁のデザイン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10131214A (ja) |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP30714496A patent/JPH10131214A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPWO2012120679A1 (ja) | 装飾用残存型枠及びコンクリート構造物の壁面構造 | |
| US5520298A (en) | Method of decorating concrete | |
| US7749346B1 (en) | Decorative inlay repair method | |
| KR100519616B1 (ko) | 양각문양이 형성된 콘크리트 칼라 구조물 및 그 시공방법 | |
| KR100222197B1 (ko) | 돌이 부착된 블록 및 그 제조방법 | |
| KR200305937Y1 (ko) | 양각문양이 형성된 콘크리트 칼라 구조물 | |
| KR20060042495A (ko) | 인조석재 제조 방법 및 이를 이용해 제조되는 인조석재 | |
| JPH084197A (ja) | 化粧ブロックおよびコンクリート壁の化粧工法 | |
| JPH07127229A (ja) | 目地付き化粧パネル | |
| JP2862823B2 (ja) | 表面着色擬石 | |
| JP2627248B2 (ja) | 建築用又は土木用化粧コンクリート材及びその製造方法 | |
| JP4227747B2 (ja) | 内装用ボード及びその製造方法 | |
| JP2001182287A (ja) | 化粧パネル | |
| CN2289375Y (zh) | 玻璃钢树池盖板 | |
| KR100802316B1 (ko) | 기능성 시트지와 그 제조방법 및 이를 구비하는 시트패널 | |
| JP3857777B2 (ja) | コンクリート用型枠の製造方法 | |
| JPH03235865A (ja) | 建造物の表面処理方法 | |
| JPH11293611A (ja) | 敷設面用又は法面用又は土留め面用又は壁面用のデザインブロック | |
| KR200295203Y1 (ko) | 인조석 판재 | |
| JPH0688344A (ja) | 自然石風模様を表面に有するコンクリート壁施工法 | |
| JPH08207024A (ja) | 外装装飾パネルユニットの製造方法 | |
| JPH09328764A (ja) | コンクリート擁壁のデザイン構造 | |
| JPH10219921A (ja) | 壁材及びその壁材の施工法 | |
| JPH0921110A (ja) | 路面等への着色塗装方法 | |
| JPH10225660A (ja) | 既設ブロック塀等の着色方法並びに新設ブロック塀等の着色方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050404 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |