JPH10132402A - ヘリウム圧縮装置 - Google Patents
ヘリウム圧縮装置Info
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- JPH10132402A JPH10132402A JP28811096A JP28811096A JPH10132402A JP H10132402 A JPH10132402 A JP H10132402A JP 28811096 A JP28811096 A JP 28811096A JP 28811096 A JP28811096 A JP 28811096A JP H10132402 A JPH10132402 A JP H10132402A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機11によって圧縮したヘリウムガス
を、熱交換器12を通して冷却した後、ガスと油とを分
離する油分離器13を通して極低温冷凍機の本体90の
往路に送り込み、本体90の復路から出たヘリウムガス
を圧縮機11の吸入側に戻すヘリウム圧縮装置であっ
て、運転停止中に熱交換器12内部のヘリウムガス管路
22に油が溜まるのを防止して、再起動時に円滑に運転
を開始できるものを提供する。 【解決手段】 熱交換器12の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設けられ
たヘリウムガス入口13aを下方に配置する。
を、熱交換器12を通して冷却した後、ガスと油とを分
離する油分離器13を通して極低温冷凍機の本体90の
往路に送り込み、本体90の復路から出たヘリウムガス
を圧縮機11の吸入側に戻すヘリウム圧縮装置であっ
て、運転停止中に熱交換器12内部のヘリウムガス管路
22に油が溜まるのを防止して、再起動時に円滑に運転
を開始できるものを提供する。 【解決手段】 熱交換器12の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設けられ
たヘリウムガス入口13aを下方に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はヘリウム圧縮装置
に関する。より詳しくは、極低温冷凍機の本体にヘリウ
ムガスを送り込むためのヘリウム圧縮装置に関する。
に関する。より詳しくは、極低温冷凍機の本体にヘリウ
ムガスを送り込むためのヘリウム圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】極低温冷凍機は、図4に示すように、冷
凍機本体90にヘリウムガスを送り込むために、この冷
凍機本体90に往路配管127,復路配管128を介し
て接続されたヘリウム圧縮装置100を備えることが多
い。なお、118,119は継手を示している。圧縮機
111によって圧縮されたヘリウムガス(油や水分等を
含む)は、熱交換器112によって冷却され、ガスと油
とを分離する油分離器113、水分等を吸着する吸着器
114を順に通り、往路配管127を通して22kgf/cm
2程度で冷凍機本体90に送り込まれる。冷凍機本体9
0の内部で、ヘリウムガスは数段の等温圧縮および断熱
膨張によって降温される。その冷凍機本体90内部の復
路で往路のヘリウムガスと熱交換を行って昇温され、9
kgf/cm2になって復路配管128を通してヘリウム圧縮
装置100に戻される。そして、配管129,アキュム
レータ115,配管130を通して吸入側111bから
圧縮機111に入り、再び圧縮される。圧縮機111の
吐出側配管121は圧縮機111の上部に設けられた吐
出口111aを出た後、途中で下方へ下がって、熱交換
器112の上部に設けられたヘリウムガス入口112a
に接続されている。熱交換器112の下部に設けられた
ヘリウムガス出口112bと油分離器113の上部に設
けられたヘリウムガス入口113aとは配管123で水
平に接続されている。油分離器113のガス出口側配管
125はガス出口113bから一旦上方へ立ち上がり、
途中で屈曲して下方へ延び、吸着器114の下部に設け
られたガス入口114aに接続されている。吸着器11
4の上部に設けられたガス出口114bと継手118と
は配管126で水平に直結されている。このような配置
によって、運転時に圧縮機111から吐出された油は圧
縮機111の吐出側配管121、熱交換器112内部の
コイル状のヘリウムガス管路122、熱交換器112の
ヘリウムガス出口側配管123を通して油分離器113
に溜まり、油分離器113の下部に設けられた油出口1
13cからその下方に設けられたフィルタ116とオリ
フィス117とを介して油戻し用配管124を通して圧
縮機111の油戻り口111cに戻る。なお、圧縮機1
11、油分離器113、油戻し用配管124に存在する
油量の比は例えば6:3:1となるように一定の比率に
設定されている。このように油を使う主な理由は、ヘリ
ウムガスは単原子気体であって比熱比κ(定圧比熱cp
と定容比熱cvとの比(cp/cv))が大きいことか
ら、圧縮時の発熱が大きく、圧縮機111を冷却する必
要が大きいからである。
凍機本体90にヘリウムガスを送り込むために、この冷
凍機本体90に往路配管127,復路配管128を介し
て接続されたヘリウム圧縮装置100を備えることが多
い。なお、118,119は継手を示している。圧縮機
111によって圧縮されたヘリウムガス(油や水分等を
含む)は、熱交換器112によって冷却され、ガスと油
とを分離する油分離器113、水分等を吸着する吸着器
114を順に通り、往路配管127を通して22kgf/cm
2程度で冷凍機本体90に送り込まれる。冷凍機本体9
0の内部で、ヘリウムガスは数段の等温圧縮および断熱
膨張によって降温される。その冷凍機本体90内部の復
路で往路のヘリウムガスと熱交換を行って昇温され、9
kgf/cm2になって復路配管128を通してヘリウム圧縮
装置100に戻される。そして、配管129,アキュム
レータ115,配管130を通して吸入側111bから
圧縮機111に入り、再び圧縮される。圧縮機111の
吐出側配管121は圧縮機111の上部に設けられた吐
出口111aを出た後、途中で下方へ下がって、熱交換
器112の上部に設けられたヘリウムガス入口112a
に接続されている。熱交換器112の下部に設けられた
ヘリウムガス出口112bと油分離器113の上部に設
けられたヘリウムガス入口113aとは配管123で水
平に接続されている。油分離器113のガス出口側配管
125はガス出口113bから一旦上方へ立ち上がり、
途中で屈曲して下方へ延び、吸着器114の下部に設け
られたガス入口114aに接続されている。吸着器11
4の上部に設けられたガス出口114bと継手118と
は配管126で水平に直結されている。このような配置
によって、運転時に圧縮機111から吐出された油は圧
縮機111の吐出側配管121、熱交換器112内部の
コイル状のヘリウムガス管路122、熱交換器112の
ヘリウムガス出口側配管123を通して油分離器113
に溜まり、油分離器113の下部に設けられた油出口1
13cからその下方に設けられたフィルタ116とオリ
フィス117とを介して油戻し用配管124を通して圧
縮機111の油戻り口111cに戻る。なお、圧縮機1
11、油分離器113、油戻し用配管124に存在する
油量の比は例えば6:3:1となるように一定の比率に
設定されている。このように油を使う主な理由は、ヘリ
ウムガスは単原子気体であって比熱比κ(定圧比熱cp
と定容比熱cvとの比(cp/cv))が大きいことか
ら、圧縮時の発熱が大きく、圧縮機111を冷却する必
要が大きいからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘリウム圧縮装置100は、長期にわたって運転を停止
する場合、特に冬場など周囲温度が低いときに、熱交換
器112内部のヘリウムガス管路122に油が溜まると
いう問題がある。このため、再起動時に油量のバランス
がとれず、動作不良を起こす可能性がある。
ヘリウム圧縮装置100は、長期にわたって運転を停止
する場合、特に冬場など周囲温度が低いときに、熱交換
器112内部のヘリウムガス管路122に油が溜まると
いう問題がある。このため、再起動時に油量のバランス
がとれず、動作不良を起こす可能性がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、運転停止中に
熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜まるのを防止
して、再起動時に円滑に運転を開始できるヘリウム圧縮
装置を提供することにある。また、この発明の目的は、
運転停止中に熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜
まったとしても、再起動時に円滑に運転を開始できるヘ
リウム圧縮装置を提供することにある。
熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜まるのを防止
して、再起動時に円滑に運転を開始できるヘリウム圧縮
装置を提供することにある。また、この発明の目的は、
運転停止中に熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜
まったとしても、再起動時に円滑に運転を開始できるヘ
リウム圧縮装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載のヘリウム圧縮装置は、圧縮機によ
って圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通して冷却し
た後、ガスと油とを分離する油分離器を通して極低温冷
凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路から出た
ヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリウム圧縮
装置において、上記熱交換器の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口よりも上記油分離器の上部に設けられたヘリ
ウムガス入口が下方に配置されていることを特徴とす
る。
め、請求項1に記載のヘリウム圧縮装置は、圧縮機によ
って圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通して冷却し
た後、ガスと油とを分離する油分離器を通して極低温冷
凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路から出た
ヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリウム圧縮
装置において、上記熱交換器の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口よりも上記油分離器の上部に設けられたヘリ
ウムガス入口が下方に配置されていることを特徴とす
る。
【0006】この請求項1のヘリウム圧縮装置では、熱
交換器の下部に設けられたヘリウムガス出口よりも上記
油分離器の上部に設けられたヘリウムガス入口が下方に
配置されているので、運転停止中に、熱交換器内部のヘ
リウムガス管路の油は重力によって熱交換器側から油分
離器へ移動する。したがって、長期にわたって運転を停
止する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときで
あっても、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜ま
るのが防止される。この結果、再起動時に円滑に運転を
開始でき、システム全体の信頼性が高まる。
交換器の下部に設けられたヘリウムガス出口よりも上記
油分離器の上部に設けられたヘリウムガス入口が下方に
配置されているので、運転停止中に、熱交換器内部のヘ
リウムガス管路の油は重力によって熱交換器側から油分
離器へ移動する。したがって、長期にわたって運転を停
止する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときで
あっても、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜ま
るのが防止される。この結果、再起動時に円滑に運転を
開始でき、システム全体の信頼性が高まる。
【0007】請求項2に記載のヘリウム圧縮装置は、圧
縮機によって圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通し
て冷却した後、ガスと油とを分離する油分離器を通して
極低温冷凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路
から出たヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリ
ウム圧縮装置において、上記熱交換器の下部に設けられ
たヘリウムガス出口よりも上記圧縮機に設けられた油戻
り口が下方に配置され、上記熱交換器の上記ヘリウムガ
ス出口と上記圧縮機の上記油戻り口との間に、弁が介挿
された油戻し用流路が設けられていることを特徴とす
る。
縮機によって圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通し
て冷却した後、ガスと油とを分離する油分離器を通して
極低温冷凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路
から出たヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリ
ウム圧縮装置において、上記熱交換器の下部に設けられ
たヘリウムガス出口よりも上記圧縮機に設けられた油戻
り口が下方に配置され、上記熱交換器の上記ヘリウムガ
ス出口と上記圧縮機の上記油戻り口との間に、弁が介挿
された油戻し用流路が設けられていることを特徴とす
る。
【0008】この請求項2のヘリウム圧縮装置では、運
転停止中に上記弁を開状態にしておくことによって、熱
交換器内部のヘリウムガス管路の油が重力によって熱交
換器側から油戻し用流路を通して圧縮機の油戻り口へ移
動する。したがって、長期にわたって運転を停止する場
合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときであって
も、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜まるのが
防止される。この結果、再起動時に円滑に運転を開始で
き、システム全体の信頼性が高まる。なお、上記弁は、
この装置の運転中は閉状態にされる。
転停止中に上記弁を開状態にしておくことによって、熱
交換器内部のヘリウムガス管路の油が重力によって熱交
換器側から油戻し用流路を通して圧縮機の油戻り口へ移
動する。したがって、長期にわたって運転を停止する場
合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときであって
も、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜まるのが
防止される。この結果、再起動時に円滑に運転を開始で
き、システム全体の信頼性が高まる。なお、上記弁は、
この装置の運転中は閉状態にされる。
【0009】請求項3に記載のヘリウム圧縮装置は、請
求項2に記載のヘリウム圧縮装置において、上記圧縮機
の上記油戻り口は上記圧縮機の油溜めの上部に形成され
ていることを特徴とする。
求項2に記載のヘリウム圧縮装置において、上記圧縮機
の上記油戻り口は上記圧縮機の油溜めの上部に形成され
ていることを特徴とする。
【0010】この請求項3のヘリウム圧縮装置では、上
記油戻り口は上記油溜めの上部に形成されているので、
運転停止中に上記熱交換器側から油戻し用流路を通して
戻った油が上記油戻り口から上記油溜め内に容易に入
る。したがって、再起動時に上記圧縮機が直ちに円滑に
運転される。
記油戻り口は上記油溜めの上部に形成されているので、
運転停止中に上記熱交換器側から油戻し用流路を通して
戻った油が上記油戻り口から上記油溜め内に容易に入
る。したがって、再起動時に上記圧縮機が直ちに円滑に
運転される。
【0011】請求項4に記載のヘリウム圧縮装置は、圧
縮機によって圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通し
て冷却した後、ガスと油とを分離する油分離器を通して
極低温冷凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路
から出たヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリ
ウム圧縮装置において、上記熱交換器のヘリウムガス出
口と上記油分離器のヘリウムガス入口とをつなぐ主流路
に、この主流路を遮断して上記熱交換器のヘリウムガス
出口と上記圧縮機の油戻り口との間にバイパス流路を形
成することができる三方弁が介挿されていることを特徴
とする。
縮機によって圧縮したヘリウムガスを、熱交換器を通し
て冷却した後、ガスと油とを分離する油分離器を通して
極低温冷凍機の本体の往路に送り込み、上記本体の復路
から出たヘリウムガスを上記圧縮機の吸入側に戻すヘリ
ウム圧縮装置において、上記熱交換器のヘリウムガス出
口と上記油分離器のヘリウムガス入口とをつなぐ主流路
に、この主流路を遮断して上記熱交換器のヘリウムガス
出口と上記圧縮機の油戻り口との間にバイパス流路を形
成することができる三方弁が介挿されていることを特徴
とする。
【0012】この請求項4のヘリウム圧縮装置では、運
転停止後再起動時に、一時的に(例えば数秒間だけ)、
上記三方弁が上記主流路を遮断して、上記熱交換器のヘ
リウムガス出口と上記圧縮機の油戻り口とつなぐバイパ
ス流路を形成するように切り替えられる。これにより、
たとえ運転停止中に上記熱交換器内部のヘリウムガス管
路に油が溜まっていたとしても、その油は圧縮機の動作
によってヘリウムガスとともに上記熱交換器側からバイ
パス流路を通して圧縮機側へ強制的に戻される。続い
て、上記三方弁が上記バイパス流路を遮断し、上記主流
路を開くように切り替えられ、本来の運転が開始され
る。このように再起動時に、圧縮機、熱交換器、油分離
器の高低差にかかわらず強制的に油を圧縮機の油溜めに
戻すので、運転停止中に熱交換器内部のヘリウムガス管
路に油が溜まったとしても、再起動時に円滑に運転が開
始される。この結果、システム全体の信頼性が高まる。
転停止後再起動時に、一時的に(例えば数秒間だけ)、
上記三方弁が上記主流路を遮断して、上記熱交換器のヘ
リウムガス出口と上記圧縮機の油戻り口とつなぐバイパ
ス流路を形成するように切り替えられる。これにより、
たとえ運転停止中に上記熱交換器内部のヘリウムガス管
路に油が溜まっていたとしても、その油は圧縮機の動作
によってヘリウムガスとともに上記熱交換器側からバイ
パス流路を通して圧縮機側へ強制的に戻される。続い
て、上記三方弁が上記バイパス流路を遮断し、上記主流
路を開くように切り替えられ、本来の運転が開始され
る。このように再起動時に、圧縮機、熱交換器、油分離
器の高低差にかかわらず強制的に油を圧縮機の油溜めに
戻すので、運転停止中に熱交換器内部のヘリウムガス管
路に油が溜まったとしても、再起動時に円滑に運転が開
始される。この結果、システム全体の信頼性が高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】図1は第1実施形態のヘリウム圧縮装置1
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置10は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、18,19は継手を示している。
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置10は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、18,19は継手を示している。
【0015】このヘリウム圧縮装置10は、図4に示し
た従来のヘリウム圧縮装置100と同様に、圧縮機11
と、熱交換器12と、ガスと油とを分離する油分離器1
3と、水分等を吸着する吸着器14とを備えている。圧
縮機11によって圧縮されたヘリウムガス(油や水分等
を含む)は、熱交換器12によって冷却され、油分離器
13、吸着器14を順に通り、往路配管27を通して2
2kgf/cm2程度で冷凍機本体90に送り込まれる。冷凍
機本体90の内部で、ヘリウムガスは数段の等温圧縮お
よび断熱膨張によって降温される。その冷凍機本体90
内部の復路で往路のヘリウムガスと熱交換を行って昇温
され、9kgf/cm2になって復路配管28を通してヘリウ
ム圧縮装置10に戻される。そして、配管29,アキュ
ムレータ15,配管30を通して吸入側11bから圧縮
機11に入り、再び圧縮される。
た従来のヘリウム圧縮装置100と同様に、圧縮機11
と、熱交換器12と、ガスと油とを分離する油分離器1
3と、水分等を吸着する吸着器14とを備えている。圧
縮機11によって圧縮されたヘリウムガス(油や水分等
を含む)は、熱交換器12によって冷却され、油分離器
13、吸着器14を順に通り、往路配管27を通して2
2kgf/cm2程度で冷凍機本体90に送り込まれる。冷凍
機本体90の内部で、ヘリウムガスは数段の等温圧縮お
よび断熱膨張によって降温される。その冷凍機本体90
内部の復路で往路のヘリウムガスと熱交換を行って昇温
され、9kgf/cm2になって復路配管28を通してヘリウ
ム圧縮装置10に戻される。そして、配管29,アキュ
ムレータ15,配管30を通して吸入側11bから圧縮
機11に入り、再び圧縮される。
【0016】このヘリウム圧縮装置10では、図4に示
した従来のヘリウム圧縮装置100に比して熱交換器1
2が上方に配置されている。この結果、圧縮機11の上
部に設けられた吐出口11aよりも熱交換器12の上部
に設けられたヘリウムガス入口12aが上方に配置され
ている。また、熱交換器12の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設けられ
たヘリウムガス入口13aが下方に配置されている。こ
れに伴って、圧縮機11の吐出側配管21は圧縮機11
の上部に設けられた吐出口11aを出た後、途中で上方
へ上がって、熱交換器12の上部に設けられたヘリウム
ガス入口12aに接続されている。熱交換器12のヘリ
ウムガス出口側配管23はヘリウムガス出口12bを出
た後、途中で下方へ下がって、油分離器13の上部に設
けられたヘリウムガス入口13aに接続されている。油
分離器13のガス出口側配管25はガス出口13bから
一旦上方へ立ち上がり、途中で屈曲して下方へ延び、吸
着器14の下部に設けられたガス入口14aに接続され
ている。吸着器14の上部に設けられたガス出口14b
と継手18とは配管26で水平に直結されている。
した従来のヘリウム圧縮装置100に比して熱交換器1
2が上方に配置されている。この結果、圧縮機11の上
部に設けられた吐出口11aよりも熱交換器12の上部
に設けられたヘリウムガス入口12aが上方に配置され
ている。また、熱交換器12の下部に設けられたヘリウ
ムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設けられ
たヘリウムガス入口13aが下方に配置されている。こ
れに伴って、圧縮機11の吐出側配管21は圧縮機11
の上部に設けられた吐出口11aを出た後、途中で上方
へ上がって、熱交換器12の上部に設けられたヘリウム
ガス入口12aに接続されている。熱交換器12のヘリ
ウムガス出口側配管23はヘリウムガス出口12bを出
た後、途中で下方へ下がって、油分離器13の上部に設
けられたヘリウムガス入口13aに接続されている。油
分離器13のガス出口側配管25はガス出口13bから
一旦上方へ立ち上がり、途中で屈曲して下方へ延び、吸
着器14の下部に設けられたガス入口14aに接続され
ている。吸着器14の上部に設けられたガス出口14b
と継手18とは配管26で水平に直結されている。
【0017】このような配置によって、運転時に圧縮機
11から吐出された油は圧縮機11の吐出側配管21、
熱交換器12内部のコイル状のヘリウムガス管路22、
熱交換器12のヘリウムガス出口側配管23を通して油
分離器13に溜まり、油分離器13の下部に設けられた
油出口13cからその下方に設けられたフィルタ16と
オリフィス17とを介して油戻し用配管24を通して圧
縮機11の油戻り口11cに戻る。
11から吐出された油は圧縮機11の吐出側配管21、
熱交換器12内部のコイル状のヘリウムガス管路22、
熱交換器12のヘリウムガス出口側配管23を通して油
分離器13に溜まり、油分離器13の下部に設けられた
油出口13cからその下方に設けられたフィルタ16と
オリフィス17とを介して油戻し用配管24を通して圧
縮機11の油戻り口11cに戻る。
【0018】また、熱交換器12の下部に設けられたヘ
リウムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設け
られたヘリウムガス入口13aが下方に配置されている
ので、運転停止中に、熱交換器12内部のヘリウムガス
管路22の油は重力によって配管23を通して熱交換器
12側から油分離器13へ移動する。したがって、長期
にわたって運転を停止する場合、特にそれが冬場など周
囲温度が低いときであっても、熱交換器12内部のヘリ
ウムガス管路22に油が溜まるのを防止できる。この結
果、再起動時に円滑に運転を開始でき、システム全体の
信頼性を高めることができる。
リウムガス出口12bよりも油分離器13の上部に設け
られたヘリウムガス入口13aが下方に配置されている
ので、運転停止中に、熱交換器12内部のヘリウムガス
管路22の油は重力によって配管23を通して熱交換器
12側から油分離器13へ移動する。したがって、長期
にわたって運転を停止する場合、特にそれが冬場など周
囲温度が低いときであっても、熱交換器12内部のヘリ
ウムガス管路22に油が溜まるのを防止できる。この結
果、再起動時に円滑に運転を開始でき、システム全体の
信頼性を高めることができる。
【0019】図2は第2実施形態のヘリウム圧縮装置4
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置40は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、図1中のものと同一の構成要素には同一の
符号を付して個々の説明を省略する。
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置40は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、図1中のものと同一の構成要素には同一の
符号を付して個々の説明を省略する。
【0020】このヘリウム圧縮装置40では、上述の油
戻り口11cに加えて、圧縮機11の油溜め(圧縮機の
内部に設けられている)の上部に相当する位置に油戻り
口11dが形成されている。この油戻り口11dは、熱
交換器12の下部に設けられたヘリウムガス出口12b
よりも下方に配置され、油分離器13のガス入口13a
と同一高さレベルにある。また、熱交換器12のヘリウ
ムガス出口側配管23のうちヘリウムガス出口12b近
傍から鉛直下方へ延びる配管31が分岐している。この
鉛直配管31は、圧縮機11の油戻り口11dに接続さ
れて水平に延びる配管32と連結されている。これらの
鉛直配管31,水平配管32によって、熱交換器12の
ヘリウムガス出口12bと圧縮機11の油戻り口11d
との間に油戻し用流路が形成されている。水平配管32
にはこの油戻し用流路を開閉可能な電磁弁35が介挿さ
れている。なお、水平配管32の鉛直配管31側端部と
油分離器13のガス入口13aとは、電磁弁36が介挿
された水平配管33によって接続されている。
戻り口11cに加えて、圧縮機11の油溜め(圧縮機の
内部に設けられている)の上部に相当する位置に油戻り
口11dが形成されている。この油戻り口11dは、熱
交換器12の下部に設けられたヘリウムガス出口12b
よりも下方に配置され、油分離器13のガス入口13a
と同一高さレベルにある。また、熱交換器12のヘリウ
ムガス出口側配管23のうちヘリウムガス出口12b近
傍から鉛直下方へ延びる配管31が分岐している。この
鉛直配管31は、圧縮機11の油戻り口11dに接続さ
れて水平に延びる配管32と連結されている。これらの
鉛直配管31,水平配管32によって、熱交換器12の
ヘリウムガス出口12bと圧縮機11の油戻り口11d
との間に油戻し用流路が形成されている。水平配管32
にはこの油戻し用流路を開閉可能な電磁弁35が介挿さ
れている。なお、水平配管32の鉛直配管31側端部と
油分離器13のガス入口13aとは、電磁弁36が介挿
された水平配管33によって接続されている。
【0021】運転時には、電磁弁35,36は閉状態に
される。これにより、このヘリウム圧縮装置40は、図
1に示したヘリウム圧縮装置10と全く同様に動作す
る。すなわち、圧縮機11によって圧縮されたヘリウム
ガス(油や水分等を含む)は、熱交換器12によって冷
却され、油分離器13、吸着器14を順に通り、往路配
管27を通して冷凍機本体90に送り込まれ、復路配管
28を通してヘリウム圧縮装置10に戻される。そし
て、配管29,アキュムレータ15,配管30を通して
吸入側11bから圧縮機11に入り、再び圧縮される。
される。これにより、このヘリウム圧縮装置40は、図
1に示したヘリウム圧縮装置10と全く同様に動作す
る。すなわち、圧縮機11によって圧縮されたヘリウム
ガス(油や水分等を含む)は、熱交換器12によって冷
却され、油分離器13、吸着器14を順に通り、往路配
管27を通して冷凍機本体90に送り込まれ、復路配管
28を通してヘリウム圧縮装置10に戻される。そし
て、配管29,アキュムレータ15,配管30を通して
吸入側11bから圧縮機11に入り、再び圧縮される。
【0022】運転停止時には、電磁弁35が開状態にさ
れる(電磁弁36については後述するが、通常は閉状態
とされる。)。熱交換器12内部のヘリウムガス管路2
2の油が重力によって熱交換器12側から鉛直配管3
1,水平配管32を通して圧縮機11側へ移動する。油
戻り口11dは圧縮機11の油溜めの上部に形成されて
いるので、戻った油が油戻り口11dから上記油溜め内
に容易に入る。したがって、長期にわたって運転を停止
する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときであ
っても、熱交換器12内部のヘリウムガス管路22に油
が溜まるのを防止できる。この結果、再起動時に直ちに
円滑に運転を開始でき、システム全体の信頼性を高める
ことができる。
れる(電磁弁36については後述するが、通常は閉状態
とされる。)。熱交換器12内部のヘリウムガス管路2
2の油が重力によって熱交換器12側から鉛直配管3
1,水平配管32を通して圧縮機11側へ移動する。油
戻り口11dは圧縮機11の油溜めの上部に形成されて
いるので、戻った油が油戻り口11dから上記油溜め内
に容易に入る。したがって、長期にわたって運転を停止
する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いときであ
っても、熱交換器12内部のヘリウムガス管路22に油
が溜まるのを防止できる。この結果、再起動時に直ちに
円滑に運転を開始でき、システム全体の信頼性を高める
ことができる。
【0023】なお、運転停止時に電磁弁35とともに電
磁弁36を開状態に設定することによって、冷凍機本体
90を動作させない状態でヘリウムガスを油分離器13
から圧縮機11へ戻す経路を形成することができる。
磁弁36を開状態に設定することによって、冷凍機本体
90を動作させない状態でヘリウムガスを油分離器13
から圧縮機11へ戻す経路を形成することができる。
【0024】図3は第3実施形態のヘリウム圧縮装置5
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置50は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、図1中のものと同一の構成要素には同一の
符号を付して個々の説明を省略する。
0を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配
置を示している。このヘリウム圧縮装置50は、冷凍機
本体90にヘリウムガスを送り込むために、往路配管2
7,復路配管28を介して冷凍機本体90に接続されて
いる。なお、図1中のものと同一の構成要素には同一の
符号を付して個々の説明を省略する。
【0025】このヘリウム圧縮装置50では、熱交換器
12のヘリウムガス出口12bと油分離器13のヘリウ
ムガス入口13aとをつなぐ主流路をなす配管23に、
三方弁37が介挿されている。この三方弁37の3つの
ポートのうちの2つのポートは両側の配管23に接続さ
れている。三方弁37の残りの1つのポートと圧縮機1
1の油戻り口11dとの間に、バイパス流路をなす配管
34が設けられている。なお、油戻り口11dは、圧縮
機11の油溜め(圧縮機の内部に設けられている)の上
部に相当する位置に形成されている。
12のヘリウムガス出口12bと油分離器13のヘリウ
ムガス入口13aとをつなぐ主流路をなす配管23に、
三方弁37が介挿されている。この三方弁37の3つの
ポートのうちの2つのポートは両側の配管23に接続さ
れている。三方弁37の残りの1つのポートと圧縮機1
1の油戻り口11dとの間に、バイパス流路をなす配管
34が設けられている。なお、油戻り口11dは、圧縮
機11の油溜め(圧縮機の内部に設けられている)の上
部に相当する位置に形成されている。
【0026】運転時には、三方弁37は配管23を開い
て主流路を流通可能にする一方、配管34側のポートを
閉じる切替位置に設定される。これにより、このヘリウ
ム圧縮装置40は、図1に示したヘリウム圧縮装置10
と全く同様に動作する。すなわち、圧縮機11によって
圧縮されたヘリウムガス(油や水分等を含む)は、熱交
換器12によって冷却され、油分離器13、吸着器14
を順に通り、往路配管27を通して冷凍機本体90に送
り込まれ、復路配管28を通してヘリウム圧縮装置10
に戻される。そして、配管29,アキュムレータ15,
配管30を通して吸入側11bから圧縮機11に入り、
再び圧縮される。
て主流路を流通可能にする一方、配管34側のポートを
閉じる切替位置に設定される。これにより、このヘリウ
ム圧縮装置40は、図1に示したヘリウム圧縮装置10
と全く同様に動作する。すなわち、圧縮機11によって
圧縮されたヘリウムガス(油や水分等を含む)は、熱交
換器12によって冷却され、油分離器13、吸着器14
を順に通り、往路配管27を通して冷凍機本体90に送
り込まれ、復路配管28を通してヘリウム圧縮装置10
に戻される。そして、配管29,アキュムレータ15,
配管30を通して吸入側11bから圧縮機11に入り、
再び圧縮される。
【0027】運転停止時にも、三方弁37は配管23を
開いて主流路を流通可能にする一方、配管34側のポー
トを閉じる切替位置に設定される。
開いて主流路を流通可能にする一方、配管34側のポー
トを閉じる切替位置に設定される。
【0028】そして、運転停止後再起動時に、一時的に
(例えば数秒間だけ)、三方弁37が配管23の下流側
のポートを遮断して、配管23の上流側と配管34とを
流通させる切替位置に設定される。これにより、一時的
に、熱交換器12のヘリウムガス出口12bと圧縮機1
1の油戻り口11dとの間にバイパス流路が形成され
る。このようにした場合、たとえ運転停止中に熱交換器
12内部のヘリウムガス管路22に油が溜まっていたと
しても、その油は圧縮機11の動作によってヘリウムガ
スとともに熱交換器12側からバイパス流路、具体的に
は配管23のうち三方弁37よりも上流側の部分と配管
34とを通して、圧縮機11側へ強制的に戻される。続
いて、三方弁37は配管23を開いて主流路を流通可能
にする一方、配管34側のポートを閉じる切替位置に設
定される。これにより、本来の運転が開始される。
(例えば数秒間だけ)、三方弁37が配管23の下流側
のポートを遮断して、配管23の上流側と配管34とを
流通させる切替位置に設定される。これにより、一時的
に、熱交換器12のヘリウムガス出口12bと圧縮機1
1の油戻り口11dとの間にバイパス流路が形成され
る。このようにした場合、たとえ運転停止中に熱交換器
12内部のヘリウムガス管路22に油が溜まっていたと
しても、その油は圧縮機11の動作によってヘリウムガ
スとともに熱交換器12側からバイパス流路、具体的に
は配管23のうち三方弁37よりも上流側の部分と配管
34とを通して、圧縮機11側へ強制的に戻される。続
いて、三方弁37は配管23を開いて主流路を流通可能
にする一方、配管34側のポートを閉じる切替位置に設
定される。これにより、本来の運転が開始される。
【0029】このように再起動時に、圧縮機11、熱交
換器12、油分離器13の高低差にかかわらず強制的に
油を圧縮機11の油溜めに戻すので、運転停止中に熱交
換器12内部のヘリウムガス管路22に油が溜まったと
しても、再起動時に円滑に運転を開始することができ
る。この結果、システム全体の信頼性を高めることがで
きる。
換器12、油分離器13の高低差にかかわらず強制的に
油を圧縮機11の油溜めに戻すので、運転停止中に熱交
換器12内部のヘリウムガス管路22に油が溜まったと
しても、再起動時に円滑に運転を開始することができ
る。この結果、システム全体の信頼性を高めることがで
きる。
【0030】なお、このヘリウムガス圧縮装置50で
は、図1に示したヘリウムガス圧縮装置10と同様に、
熱交換器12の下部に設けられたヘリウムガス出口12
bよりも油分離器13の上部に設けられたヘリウムガス
入口13aが下方に配置されているので、運転停止中
に、熱交換器12内部のヘリウムガス管路22の油は重
力によって配管23を通して熱交換器12側から油分離
器13へ移動する。したがって、システム全体の信頼性
をさらに高めることができる。
は、図1に示したヘリウムガス圧縮装置10と同様に、
熱交換器12の下部に設けられたヘリウムガス出口12
bよりも油分離器13の上部に設けられたヘリウムガス
入口13aが下方に配置されているので、運転停止中
に、熱交換器12内部のヘリウムガス管路22の油は重
力によって配管23を通して熱交換器12側から油分離
器13へ移動する。したがって、システム全体の信頼性
をさらに高めることができる。
【0031】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1のヘ
リウム圧縮装置では、熱交換器の下部に設けられたヘリ
ウムガス出口よりも上記油分離器の上部に設けられたヘ
リウムガス入口が下方に配置されているので、運転停止
中に、熱交換器内部のヘリウムガス管路の油は重力によ
って熱交換器側から油分離器へ移動する。したがって、
長期にわたって運転を停止する場合、特にそれが冬場な
ど周囲温度が低いときであっても、熱交換器内部のヘリ
ウムガス管路に油が溜まるのを防止できる。この結果、
再起動時に円滑に運転を開始でき、システム全体の信頼
性を高めることができる。
リウム圧縮装置では、熱交換器の下部に設けられたヘリ
ウムガス出口よりも上記油分離器の上部に設けられたヘ
リウムガス入口が下方に配置されているので、運転停止
中に、熱交換器内部のヘリウムガス管路の油は重力によ
って熱交換器側から油分離器へ移動する。したがって、
長期にわたって運転を停止する場合、特にそれが冬場な
ど周囲温度が低いときであっても、熱交換器内部のヘリ
ウムガス管路に油が溜まるのを防止できる。この結果、
再起動時に円滑に運転を開始でき、システム全体の信頼
性を高めることができる。
【0032】請求項2に記載のヘリウム圧縮装置は、熱
交換器の下部に設けられたヘリウムガス出口よりも圧縮
機に設けられた油戻り口が下方に配置され、上記熱交換
器の上記ヘリウムガス出口と上記圧縮機の上記油戻り口
との間に、弁が介挿された油戻し用流路が設けられてい
るので、運転停止中に上記弁を開状態にしておくことに
よって、熱交換器内部のヘリウムガス管路の油が重力に
よって熱交換器側から油戻し用流路を通して圧縮機の油
戻り口へ移動する。したがって、長期にわたって運転を
停止する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いとき
であっても、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜
まるのを防止できる。この結果、再起動時に円滑に運転
を開始でき、システム全体の信頼性を高めることができ
る。
交換器の下部に設けられたヘリウムガス出口よりも圧縮
機に設けられた油戻り口が下方に配置され、上記熱交換
器の上記ヘリウムガス出口と上記圧縮機の上記油戻り口
との間に、弁が介挿された油戻し用流路が設けられてい
るので、運転停止中に上記弁を開状態にしておくことに
よって、熱交換器内部のヘリウムガス管路の油が重力に
よって熱交換器側から油戻し用流路を通して圧縮機の油
戻り口へ移動する。したがって、長期にわたって運転を
停止する場合、特にそれが冬場など周囲温度が低いとき
であっても、熱交換器内部のヘリウムガス管路に油が溜
まるのを防止できる。この結果、再起動時に円滑に運転
を開始でき、システム全体の信頼性を高めることができ
る。
【0033】請求項3に記載のヘリウム圧縮装置では、
上記圧縮機の上記油戻り口は上記圧縮機の油溜めの上部
に形成されているので、運転停止中に上記熱交換器側か
ら油戻し用流路を通して戻った油が上記油戻り口から上
記油溜め内に容易に入る。したがって、再起動時に上記
圧縮機が直ちに円滑に運転される。
上記圧縮機の上記油戻り口は上記圧縮機の油溜めの上部
に形成されているので、運転停止中に上記熱交換器側か
ら油戻し用流路を通して戻った油が上記油戻り口から上
記油溜め内に容易に入る。したがって、再起動時に上記
圧縮機が直ちに円滑に運転される。
【0034】請求項4に記載のヘリウム圧縮装置は、熱
交換器のヘリウムガス出口と油分離器のヘリウムガス入
口とをつなぐ主流路に、この主流路を遮断して上記熱交
換器のヘリウムガス出口と上記圧縮機の油戻り口との間
にバイパス流路を形成することができる三方弁が介挿さ
れているので、運転停止後再起動時に、一時的に(例え
ば数秒間だけ)、上記三方弁を上記主流路を遮断して、
上記熱交換器のヘリウムガス出口と上記圧縮機の油戻り
口とつなぐバイパス流路を形成するように切り替えるこ
とによって、圧縮機、熱交換器、油分離器の高低差にか
かわらず強制的に油を圧縮機の油溜めに戻すことができ
る。したがって、運転停止中に熱交換器内部のヘリウム
ガス管路に油が溜まったとしても、再起動時に円滑に運
転を開始できる。この結果、システム全体の信頼性を高
めることができる。
交換器のヘリウムガス出口と油分離器のヘリウムガス入
口とをつなぐ主流路に、この主流路を遮断して上記熱交
換器のヘリウムガス出口と上記圧縮機の油戻り口との間
にバイパス流路を形成することができる三方弁が介挿さ
れているので、運転停止後再起動時に、一時的に(例え
ば数秒間だけ)、上記三方弁を上記主流路を遮断して、
上記熱交換器のヘリウムガス出口と上記圧縮機の油戻り
口とつなぐバイパス流路を形成するように切り替えるこ
とによって、圧縮機、熱交換器、油分離器の高低差にか
かわらず強制的に油を圧縮機の油溜めに戻すことができ
る。したがって、運転停止中に熱交換器内部のヘリウム
ガス管路に油が溜まったとしても、再起動時に円滑に運
転を開始できる。この結果、システム全体の信頼性を高
めることができる。
【図1】 この発明の第1実施形態のヘリウム圧縮装置
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
【図2】 この発明の第2実施形態のヘリウム圧縮装置
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
【図3】 この発明の第3実施形態のヘリウム圧縮装置
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
を備えた極低温冷凍機を側方から見たときの概略的配置
を示す図である。
【図4】 従来のヘリウム圧縮装置を備えた極低温冷凍
機を側方から見たときの概略的配置を示す図である。
機を側方から見たときの概略的配置を示す図である。
11 圧縮機 12 熱交換器 13 油分離器 10,40,50 ヘリウム圧縮装置 90 冷凍機本体
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮機(11)によって圧縮したヘリウ
ムガスを、熱交換器(12)を通して冷却した後、ガス
と油とを分離する油分離器(13)を通して極低温冷凍
機の本体(90)の往路に送り込み、上記本体(90)
の復路から出たヘリウムガスを上記圧縮機(11)の吸
入側に戻すヘリウム圧縮装置において、 上記熱交換器(12)の下部に設けられたヘリウムガス
出口(12b)よりも上記油分離器(13)の上部に設
けられたヘリウムガス入口(13a)が下方に配置され
ていることを特徴とするヘリウム圧縮装置。 - 【請求項2】 圧縮機(11)によって圧縮したヘリウ
ムガスを、熱交換器(12)を通して冷却した後、ガス
と油とを分離する油分離器(13)を通して極低温冷凍
機の本体(90)の往路に送り込み、上記本体(90)
の復路から出たヘリウムガスを上記圧縮機(11)の吸
入側に戻すヘリウム圧縮装置において、 上記熱交換器(12)の下部に設けられたヘリウムガス
出口(12b)よりも上記圧縮機(11)に設けられた
油戻り口(11d)が下方に配置され、 上記熱交換器(12)の上記ヘリウムガス出口(12
b)と上記圧縮機(11)の上記油戻り口(11d)と
の間に、弁(35)が介挿された油戻し用流路(31,
32)が設けられていることを特徴とするヘリウム圧縮
装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のヘリウム圧縮装置にお
いて、 上記圧縮機(11)の上記油戻り口(11d)は上記圧
縮機(11)の油溜めの上部に形成されていることを特
徴とするヘリウム圧縮装置。 - 【請求項4】 圧縮機(11)によって圧縮したヘリウ
ムガスを、熱交換器(12)を通して冷却した後、ガス
と油とを分離する油分離器(13)を通して極低温冷凍
機の本体(90)の往路に送り込み、上記本体(90)
の復路から出たヘリウムガスを上記圧縮機(11)の吸
入側に戻すヘリウム圧縮装置において、上記熱交換器
(12)のヘリウムガス出口(12b)と上記油分離器
(13)のヘリウムガス入口(13a)とをつなぐ主流
路(23)に、この主流路(23)を遮断して上記熱交
換器(12)のヘリウムガス出口(12b)と上記圧縮
機(11)の油戻り口(11d)との間にバイパス流路
を形成することができる三方弁(37)が介挿されてい
ることを特徴とするヘリウム圧縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28811096A JPH10132402A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ヘリウム圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28811096A JPH10132402A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ヘリウム圧縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132402A true JPH10132402A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17725939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28811096A Pending JPH10132402A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ヘリウム圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132402A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018036807A1 (de) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Leybold Gmbh | Kältemaschine |
| CN110487024A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 成都黄金地真空技术开发有限公司 | 氦气压缩净化机组系统 |
| CN116772464A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-19 | 北京君腾达制冷技术有限公司 | 一种制冷机机头结构 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP28811096A patent/JPH10132402A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018036807A1 (de) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Leybold Gmbh | Kältemaschine |
| CN109661545A (zh) * | 2016-08-25 | 2019-04-19 | 莱宝有限公司 | 制冷机 |
| CN110487024A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 成都黄金地真空技术开发有限公司 | 氦气压缩净化机组系统 |
| CN110487024B (zh) * | 2018-05-14 | 2024-04-16 | 成都智合芯电科技开发有限公司 | 氦气压缩净化机组系统 |
| CN116772464A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-19 | 北京君腾达制冷技术有限公司 | 一种制冷机机头结构 |
| CN116772464B (zh) * | 2023-08-18 | 2023-11-10 | 北京君腾达制冷技术有限公司 | 一种制冷机机头结构 |
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