JPH10133383A - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

Info

Publication number
JPH10133383A
JPH10133383A JP28671296A JP28671296A JPH10133383A JP H10133383 A JPH10133383 A JP H10133383A JP 28671296 A JP28671296 A JP 28671296A JP 28671296 A JP28671296 A JP 28671296A JP H10133383 A JPH10133383 A JP H10133383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
lithographic printing
average diameter
resin
photosensitive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28671296A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Watanabe
真也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP28671296A priority Critical patent/JPH10133383A/ja
Publication of JPH10133383A publication Critical patent/JPH10133383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空密着法による焼付で、網点画像の小点の
再現性を劣化せずに真空密着時間が大幅に短縮される感
光性平版印刷版を提供する。 【解決手段】支持体上に感光層を有する感光性平版印
刷版の該感光層の表面に樹脂で形成される塗布部分と非
塗布部分とが混在して形成する凹凸の微小パターンを設
けた感光性平版印刷版において、該塗布部分は大きさの
異なる塗布部分が混在し、該大きさの差異が、平均直径
差で20〜400%である。上記において、微小パ
ターンが、平均直径が1〜39μmの塗布部分と、平均
直径が40〜200μmの塗布部分とが混在する。上
記又はに記載の微小パターンが、樹脂を溶解又は分
散させた液をスプレーし乾燥して得られたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空密着焼付にお
いて良い密着を短時間に得るために感光性平版印刷版の
感光層の表面に設ける微小な凹凸のパターンに関する。
【0002】
【従来の技術】感光性印刷版を用いて印刷版を作成する
製版工程における密着焼付による画像露光において、印
刷版に鮮明な露光画像を形成させるために、感光性印刷
版とその上に重ねる原画とを密着させなければならな
い。この密着に要する時間を短縮する手段として次のよ
うな技術が知られている。
【0003】英国特許第1,495,361号明細書に
は、マット剤を含有し現像で除去される樹脂層を感光層
上に設けた感光性印刷版、英国特許第1,512,08
0号明細書及び特開昭51−96604号公報には、現
像で除去される表面が凹凸の樹脂層を感光層の表面に塗
設する方法、特開昭51−111102号公報には、現
像時に除去され得る塗布部分と非塗布部分との混在した
微小パターンからなる塗布層を表面に設けた感光性印刷
版、及び特開昭52−29302号公報には、感光層の
感光域に吸収をもつ光吸収剤を含有するマット層を表面
に有する感光性印刷版が開示されている。
【0004】また、特開昭61−28986号公報には
感光性印刷版表面に、樹脂を溶解又は分散させた水溶液
をスプレーして感光層上に塗布部分と非塗布部分とから
なる微小パターンを設ける方法、特開昭55−1297
4号公報には固体粉末をパウダリングして熱等によって
感光性印刷版の表面に固着する方法、特開昭54−12
905号公報には感光層中にマット剤を加えて感光層の
表面をマット化する方法等が開示されている。
【0005】しかし、上記技術は何れも、真空密着に要
する時間を短縮させる効果において不十分であるか、網
点画像の小点の再現性を劣化させないで真空密着時間を
短縮するという点において改善の余地がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、密着
時間が大幅に短縮され、かつ網点画像の小点再現性が良
好な感光性平版印刷版を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は下記(1)、(2)及び(3)である。
【0008】(1)支持体上に感光層を有する感光性平
版印刷版の表面に樹脂で形成された塗布部分と非塗布部
分とが混在した微小パターンを設けた感光性平版印刷版
において、該微小パターンが、大きさが異なる塗布部分
が混在するパターンであって、その平均直径差が20〜
400%であることを特徴とする感光性平版印刷版。
【0009】(2)微小パターンが、平均直径が1〜3
9μmの塗布部分と平均直径が40〜200μmの塗布
部分とが混在するパターンであることを特徴とする上記
(1)に記載の感光性平版印刷版。
【0010】(3)上記(1)又は(2)に記載の微小
パターンが樹脂を溶解又は分散させた液をスプレーし、
乾燥して得られたものであることを特徴とする感光性平
版印刷版。
【0011】以下、本発明について詳述する。
【0012】本発明の感光性平版印刷版の感光層の表面
に設ける塗布部分と非塗布部分との混在で形成される微
小な凹凸のパターンは、大きさの異なる塗布部分が混在
し、大きさの異なる塗布部分の大きさの差が下記に定義
する平均直径差で20〜400%である。
【0013】ここで、塗布部分の大きさとは、塗布部分
の形状が円形のときはその直径、円形以外のときは円に
換算した円の直径を意味し、平均直径差(%)(Y)は
下記式で定義される。
【0014】Y=[{(最大平均直径)−(最小平均直
径)}/(最小平均直径)]×100 上記式において、最大平均直径は、大きさを異にする複
数の塗布部分群のうちの大きさの平均「以下「平均直
径」という」が最大の塗布部分群に属する塗布部分の大
きさの算術平均であり、最小平均直径は、平均直径が最
小の塗布部分群の大きさの平均である。
【0015】本発明において、塗布部分の大きさは1〜
200μmの範囲であることが好ましい。
【0016】更に、最大平均直径及び最小平均直径を図
1に示すグラフを参照して説明すると、図1において、
横軸Xは塗布部分の大きさ、縦軸Yは出現度数である。
実線は塗布部分の大きさの分布の一例を示す分布曲線
で、2が平均直径が最大の塗布部分群で、塗布部分群2
の直径の平均が最大平均直径である。また、3が平均直
径が最小の塗布部分群で、塗布部分群3の直径の平均が
最小平均直径である。平均直径が最大又は最小の塗布部
分群が他の塗布部分群と区別できないとき、即ち塗布部
分の大きさの分布曲線が同図中の一点鎖線で示す分布曲
線のように平均直径が最大の塗布部分群と最小の塗布部
分群との各分布曲線の裾が重なって分離していない場合
は、平均直径が最大の塗布部分群は、該群に隣接する塗
布部分群との間の分布曲線の極小点4から横軸におろし
た垂線5の右側の塗布部分を平均直径が最大の塗布部分
群とする。平均直径が最小の塗布部分群も同様に該塗布
部分群に隣接する塗布部分群との間の分布曲線の極小点
4から横軸Xにおろした垂線5の左側を平均直径が最小
の塗布部分群とする。
【0017】感光性平版印刷版の表面に設けた微小パタ
ーンを形成する大きさが異なる塗布部分の平均直径差が
20%より小さいと真空密着に要する時間及び小点の再
現性が劣化し、一方、400%を越えると小点の再現性
が劣化する。本発明において、平均直径差は20〜40
0%であるが、好ましくは25〜350%である。
【0018】本発明の微小パターンは、平均直径が1〜
39μmの範囲にある塗布部分と平均直径が40〜20
0μmの範囲にある塗布部分とが混在するパターンであ
ることが好ましく、平均直径が5〜39μmの範囲にあ
る塗布部分と平均直径が40〜150μmの範囲にある
塗布部分とが混在するパターンであることが真空密着に
要する時間の短縮の点からより好ましい。
【0019】本発明において、「樹脂で形成された塗布
部分」は、樹脂だけで形成された塗布部分及び添加剤
(例えば、マット剤等)を含有する樹脂で形成された塗
布部分を意味し、「塗布部分」は樹脂を含有する溶液や
分散液を塗布し乾燥して形成された層及び感光性平版印
刷版の表面に固着させた固体粒子を意味する。
【0020】本発明において、樹脂で形成される塗布部
分は、高さが1〜20μmが好ましい。また、樹脂で形
成される塗布部分の個数は1〜1000個/mm2が好
ましく、5〜500個/mm2がより好ましい。
【0021】本発明の微小パターンを得る好ましい手段
として、樹脂を溶解又は分散させた溶液をスプレーして
設ける方法、固体粉末を散布し付着させ(パウダリン
グ)て表面に固着させる方法、及び感光層中にマット剤
を含有させてマット化する方法等を挙げることできる
が、樹脂を溶解又は分散させた液をスプレーする方法が
より好ましい。
【0022】本発明において、微小パターンを形成する
樹脂としては、下記(a)、(b)及び(c)に記載し
た各単量体から形成される単量体単位を含む共重合体を
用いることができる。
【0023】(a)そのアルキル残基の炭素原子数が2
〜10であるアルキルアクリレート類及びそのアルキル
残基の炭素原子数が4〜10であるアルキルメタクリレ
ート類からなる群から選ばれる少なくとも1つの単量
体。
【0024】具体的には、エチルアクリレート、n−プ
ロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−
ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ア
ミルアクリレート、イソアミルアクリレート、n−ヘキ
シルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
n−オクチルアクリレート、n−デシルアクリレート、
n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレー
ト、n−アミルメタクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、n−オクチルメタクリレート、n−デシ
ルメタクリレート等が挙げられる。
【0025】(b)スチレン類、アクリロニトリル類、
メチルメタクリレート及びエチルメタクリレートからな
る群から選ばれた少なくとも1つの単量体。
【0026】具体的には、スチレン、o−/m−/p−
メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,5−
ジメチルスチレン、3,4−ジメチルスチレン、3,5
−ジメチルスチレン、2,4,5−トリメチルスチレ
ン、2,4,6−トリメチルスチレン、o−/m−/p
−エチルスチレン、3,5−ジエチルスチレン、2,
4,5−トリエチルスチレン、p−n−ブチルスチレ
ン、m−sec−ブチルスチレン、m−tert−ブチ
ルスチレン、p−ヘキシルスチレン、p−n−ヘプチル
スチレン、p−2−エチルヘキシルスチレン、o−/m
−/p−フルオロスチレン、o−/m−/p−クロロス
チレン、2,3−ジクロロスチレン、2,4−ジクロロ
スチレン、2,5−ジクロロスチレン、2,6−ジクロ
ロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、3,5−ジク
ロロスチレン、2,3,4,5,6−ペンタクロロスチ
レン、m−トリフルオロメチルスチレン、o−/m−シ
アノスチレン、m−/p−ニトロスチレン、o−ジメチ
ルアミノスチレン、アクリロニトリル、α−クロロアク
リルニトリル、α−ブロモアクリロニトリル、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート等が挙げられる。
【0027】(c)アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、イタコン酸、これらのアルカリ金属塩及びアンモ
ニウム塩からなる群から選ばれた少なくとも1つの単量
体。
【0028】具体的には、アクリル酸、アクリル酸ナト
リウム、アクリル酸カリウム、アクリル酸アンモニウ
ム、メタクリル酸、メタクリル酸ナトリウム、メタクリ
ル酸カリウム、メタクリル酸アンモニウム、マレイン
酸、マレイン酸ナトリウム、マレイン酸カリウム、マレ
イン酸アンモニウム、イタコン酸、イタコン酸ナトリウ
ム、イタコン酸カリウム、イタコン酸アンモニウム等が
挙げられる。
【0029】上記共重合体における共重合比は、(a)
10〜70重量%、(b)20〜80重量%及び(c)
6〜50重量%が好ましく、特に好ましくは(a)15
〜50重量%、(b)40〜70重量%、(c)10〜
25重量%である。
【0030】本発明において、微小パターンを形成する
塗布部分の層には、充填剤(それ自体では感光層の表面
に付着しない充填剤を包含する)を含有していてもよ
い。充填剤としては、例えば二酸化ケイ素、酸化亜鉛、
酸化チタン、酸化ジルコニウム、ガラス粒子、アルミ
ナ、重合体粒子(例えばポリメチルメタクリレート、ポ
リスチレン、フェノール樹脂等の粒子)等が挙げられ、
これらは2種以上含有させることができる。
【0031】樹脂を溶解又は分散させる液即ち溶媒又は
分散媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパ
ノール等の脂肪族アルコール類、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン等の炭
化水素類、ジアセトンアルコール、3−メトキシ−1−
ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノアセテート、エチレングリ
コールアルキルエーテル類及びそのアセテート(メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エ
チレングリコールジメチルエーテル、メチルセロソルブ
アセテート、エチルセロソルブアセテート)、ジエチレ
ングリコールモノアルキルエーテル類及びそのアセテー
ト(ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート)、ジエ
チレングリコールジアルキルエーテル類(ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメ
エチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル)、ト
リエチレングリコールアルキルエーテル類(モノメチル
エーテル、モノエチルエーテル、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、メチルエチルエーテル)、プロピレン
グリコールアルキルエーテル類及びそのアセテート(モ
ノメチルエーテル、モノエチルエーテル、n−プロピル
エーテル、モノブチルエーテル、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、モノメチルエーテルアセテート、モノ
エチルエーテルアセテート)、ジプロピレングリコール
アルキルエーテル類(モノメチルエーテル、モノエチル
エーテル、n−プロピルエーテル、モノブチルエーテ
ル、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル)、ギ酸エチ
ル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチル、ギ酸アミル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオ
ン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、酪酸エ
チル等のカルボン酸エステル類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、乳酸メチル、乳酸エチル、安息香酸メチル、安
息香酸エチル、炭酸プロピレンン等が挙げられる。これ
らの溶剤は、単独或いは2種以上混合して使用できる。
【0032】樹脂の溶液又は分散液を感光層の表面へス
プレーするには、エアースプレー法、エアーレススプレ
ー法、静電エアースプレー法、静電霧化静電塗装法等の
公知の方法を採用することができる。
【0033】感光層の表面へスプレーされた樹脂の溶液
又は分散液は次いで乾燥される。乾燥は通常の方法、例
えば温風を吹き付ける方法等により行うことができる。
【0034】固体粒子をパウダリングして熱で感光層の
表面に融着させる方法は公知の方法を用いることがで
き、特開昭55−12974号公報を参照することがで
きる。固体粉末としては、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルエステル、
ポリスチレン誘導体及びアクリル酸又はフェノール性若
しくはアルコール性水酸基を有するポリアクリルエステ
ル、ポリアクリルアミド、ポリスチレンを含む共重合体
ポリマー、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等を好ましく
用いることができる。
【0035】また、二酸化珪素、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化ジルコニウム、ガラス粒子、アルミナ、澱粉、
重合体粒子(例えばポリメチルメタクリレート、ポリス
チレン、フェノール樹脂などの粒子)等の表面を上記の
固体粉末用材料で包み込んでもよい。
【0036】固体粉末の形状については特に限定されな
いが、球状のもの、固体粉末材料をボールミル、ジェッ
トミル等で粉砕した不定形のもの等を用いることができ
る。
【0037】固体粉末を感光性平版印刷版の表面に固着
させるには、固体粉末を該表面にパウダリングし、パウ
ダリングされて感光性平版印刷版の表面に付着する固体
粉末を熱溶媒等により該表面に固着させればよい。
【0038】パウダリングは公知の方法、例えば、J.
J.Sokol and R.C.Hendricks
on Plastic Eng.Handbook(1
976)に記載されているフルイダイズドベッド静電ス
プレー、静電フルイダイズベッド等の他に、エアスプレ
ー、ブラシ、パフ等による方法を用いることができる。
【0039】パウダリングされた固体粉末を感光性平版
印刷版の表面に固着させる手段として下記の方法を用い
ることができる。
【0040】(1)パウダリングされた面に加熱した空
気を吹き付けるか、又はパウダリングされた感光性平版
印刷版を加熱した空気室又は加熱したロールの間を通し
て固体粉末の表面を融解させて感光性平版印刷版の表面
に固着させる。
【0041】(2)感光層を支持体に塗布した後の乾燥
工程の中途で溶剤が十分に残存しているときに、固体粉
末をパウダリングし、残存溶媒により固体粉末の局部を
溶解して感光層に固着させる。
【0042】これらの方法は通常単独で用いることがで
きるが、2つ以上の方法を組み合わせて用いてもよく、
ロール等によって固体粉末に圧力を加える手段を併用し
てもよい。また、固体粉末を固着させる方法は上記に限
定されないが、要するに固体粉末及び感光層が極度に変
形されない限度で固着させる方法であればよい。
【0043】本発明の感光性平版印刷版は、基本的には
支持体上に感光層が設けられているものであり、平版印
刷版の作成に使用されるものである。
【0044】上記支持体には、平版印刷版の版材として
使用される寸法安定性がよい板状物が包含される。この
ような支持体には、粗面化したアルミニウム支持体が含
まれる。粗面化方法としては、機械的に表面を粗面化す
る方法、電気化学的に粗面化する方法、アルカリ又は酸
或いはそれらの混合物からなるエッチング剤で表面を粗
面化する化学的粗面化方法、及びこれらを組み合わせた
方法を用いることができる。粗面化処理されたアルミニ
ウム支持体は必要により陽極酸化処理及び封孔処理が施
される。アルミニウム支持体には親水性層を設けること
ができる。更に、感光性平版印刷版を重ねたときの感光
層への擦れ傷を防ぐため、及び現像時、現像液中へのア
ルミニウム成分の溶出を防ぐために、支持体裏面に保護
層を設けることができる。支持体の詳細は英国特許公開
第2030309A号明細書等を参照することができ
る。
【0045】感光層としては、o−キノンジアジド化合
物を感光成分とするポジ型感光層、感光性ジアゾニウム
塩や感光性アジド化合物を感光成分とするネガ型感光
層、付加重合可能なエチレン性不飽和二重結合を有する
化合物を主成分とする光重合性組成物、桂皮酸やジメチ
ルマレイミド基を含む光架橋性化合物などを感光成分と
するネガ型のものが包含される。感光層の詳細は英国特
許公開第2030309A号明細書等を参照することが
できる。
【0046】
【実施例】
支持体の作成 厚さ0.24mmのアルミニウムウェブ(材質105
0,調質H16)を、85℃に保たれた10%水酸化ナ
トリウム水溶液中に浸漬し、5秒間脱脂処理を行った後
水洗した後、25℃に保たれた10%硫酸水溶液中に1
9秒間浸漬し、中和処理した後水洗した。次いでこのア
ルミニウムウェブを図2に概略構成を示す電解装置を使
用し、電解液として25℃の10g/l塩酸水溶液を用
い、設定電流密度52.4A/dm2、設定電気量60
0C/dm2、ライン速度10cm/秒の条件で連続的
に電解粗面化処理を行った。この際の電極とウェブ表面
との距離は10mmに維持した。上記電解装置は、浴槽
10の内部にアルミニウムウェブの搬送方向への長さが
20cmで取り外し可能な24枚の電極a〜xを有し、
浴槽10内に電解液を入れ、アルミニウムウェブを搬送
路11に沿って搬送して電解するものである。12は交
流電源である。電解粗面化後は、50℃に保たれた1%
水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬して、溶解量が2.0
g/m2になるようにエッチングし、次いで25℃に保
たれた10%硫酸溶液中に10秒間浸漬し、中和処理し
た後水洗した。次いで、20%硫酸水溶液中で、温度2
5℃、電流密度2A/dm2の条件で1分間陽極酸化処
理を行い、平版印刷版用支持体を得た。
【0047】上記支持体上に下記組成の感光液Aを乾燥
膜厚20mg/dm2となるように塗布し乾燥して感光
層を設けた試料Aを作成した。
【0048】 感光液A ノボラック樹脂(m−クレゾール/p−クレゾール/のモル比が60/40、 重量平均分子量4000) 6.7g ピロガロールアセトン樹脂(重量平均分子量3000)と o−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライドの縮合物 (エステル化率30%) 1.5g ビクトリアプュアグルーBOH(保土ヶ谷化学(株)製) 0.08g 2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(p−メトキシスチリル)−s −トリアジン 0.15g FC−430(住友3M(株)製) 0.03g アセトン/乳酸メチル=50/50 100ml 実施例1〜9及び比較例1〜4 前記試料Aの感光層の表面に下記組成の樹脂溶液Aを静
電エアータイプのスプレーで塗布し、60℃で5秒間乾
燥して微小パターンを形成させた。この微小パターンの
形成において、樹脂の塗布量を0.1g/m2、液滴の
数を50〜100個/mm2、乾燥後の塗布部分である
樹脂層の高さを2〜6μm、直径を下記表1に記載の最
大平均直径及び最小平均直径になるように調整して実施
例1〜9の感光性平版印刷版試料1〜9及び比較例1〜
4の感光性平版印刷版試料10〜13を得た。
【0049】 樹脂溶液A ノボラック樹脂(フェノール/m−クレゾール/p−クレゾール =10/54/36) 20重量% ジエチレングリコールジメチルエーテル 80重量%
【0050】
【表1】
【0051】実施例10、比較例5、6 樹脂溶液Aを下記組成の樹脂溶液Bに変え、最大平均直
径及び最小平均直径を下記表2に記載のとおりに変えた
以外は試料1と同様にして実施例10の感光性平版印刷
版試料14及び比較例5、6の感光性平版印刷版試料1
5、16を作成した。
【0052】 樹脂溶液B メチルメタクリレート 68重量% エチルアクリレート 20重量% アクリル酸ソーダ 12重量% 水 900重量%
【0053】
【表2】
【0054】実施例11、比較例7、8 試料Aの表面に、ボールミルで粉砕し、分級器(アルピ
メ社製ジグザグ分級器)で分級したノボラック樹脂(フ
ェノール/m−クレゾール/p−クレゾール=10/5
4/ 36)からなる固体粉末をスプレーガンでパウダ
リングし、150℃の空気浴に5秒間曝射して固着させ
た。固着量は0.1g/m2、固体粉末の数は50〜1
00個/mm2、高さは2〜6μmで、直径は下記表3
記載のように調整し、実施例11の感光性平版印刷版試
料17及び比較例7、8の感光性平版印刷版試料18、
19を得た。
【0055】
【表3】
【0056】上記感光性平版印刷版試料に対して下記の
方法で真空密着性及び小点再現性を評価した。
【0057】真空密着性:1003mm×800mmの
感光性平版印刷版試料上に、20%網点画像を有する5
50mm×650mmのフィルムを置き、加茂電機研究
所製水平真空焼枠を用いて、フィルムが完全に密着する
までの時間を測定した。
【0058】小点再現性:下記条件で露光及び現像を行
い、版上におけるFORGRA細線の再現性により評価
した。
【0059】露光量:コダックステップタブレット、ク
リア4段相当 露光機:4kWメタルハライドランプ、距離60cm 現像:現像液としてKDR−1(コニカ(株)製)を使
用し、自動現像機PSZ−910(コニカ(株)製)で
現像した。
【0060】以上の結果を下記表4に示す。
【0061】
【表4】
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、真空密着焼付法におい
て、網点画像の小点の再現性を劣化することなく密着に
要する時間が大幅に短縮される感光性平版印刷版が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】平均直径差を説明するためのブラフである。
【図2】実施例にアルミニウム支持体の電解粗面化処理
に使用した電解装置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 平均直径が最大の塗布部分群 3 平均直径が最小の塗布部分群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光層を有する感光性平版印
    刷版の表面に樹脂で形成された塗布部分と非塗布部分と
    が混在した微小パターンを設けた感光性平版印刷版にお
    いて、該微小パターンが、大きさが異なる塗布部分が混
    在するパターンであって、その平均直径差が20〜40
    0%であることを特徴とする感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 微小パターンが、平均直径が1〜39μ
    mの塗布部分と平均直径が40〜200μmの塗布部分
    とが混在するパターンであることを特徴とする請求項1
    記載の感光性平版印刷版。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の微小パターンが、
    樹脂を溶解又は分散した液をスプレーし、乾燥して得ら
    れたものであることを特徴とする感光性平版印刷版。
JP28671296A 1996-10-29 1996-10-29 感光性平版印刷版 Pending JPH10133383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28671296A JPH10133383A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 感光性平版印刷版

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28671296A JPH10133383A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 感光性平版印刷版

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10133383A true JPH10133383A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17708031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28671296A Pending JPH10133383A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 感光性平版印刷版

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10133383A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4822713A (en) Light-sensitive composition with fluorine containing acrylate or methacrylate copolymer surfactant
US5028512A (en) Method of manufacturing photosensitive printing plates comprising applying a powdered surface
JPS62226143A (ja) 感光性組成物
JPS6128986B2 (ja)
US4842982A (en) Radiation-sensitive recording material having radiation-sensitive recording layer and discontinuous radiation-sensitive covering layer of the same composition
US5576137A (en) Matted, radiation-sensitive recording material and printing plate
JPS6217220B2 (ja)
JPS62251739A (ja) 感光性組成物
JPH0667419A (ja) 層支持体および粗い表面を有するポジ型放射線感応性層からなる放射線感応性記録材料
US5948595A (en) Method for producing a presensitized printing plate
JPH05247386A (ja) ポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成物、ポジ型感光性アニオン電着塗料、電着塗装浴、電着塗装法及びプリント回路板の製造法
JPH10288841A (ja) 感光性平版印刷版及びその製造方法
JP3262450B2 (ja) ネガ型感光性平版印刷版の製造方法
JPH10133384A (ja) 感光性印刷版
JP3846010B2 (ja) 導電性ペースト組成物、転写フィルムおよびプラズマディスプレイパネル
JP2000081705A (ja) 感光性印刷版
JP2516051B2 (ja) 感光性印刷版
JPH11143083A (ja) 感光性印刷版及びその製造方法と製造装置
JPS60205544A (ja) 感光性印刷版の製造方法
JP2001121835A (ja) 感熱要素をスプレーコーティングで得る方法
JP3372666B2 (ja) 感光性平版印刷版の製造方法
JP2001272789A (ja) 感光性平版印刷版及びその製造方法
JPH0328702B2 (ja)
JPH08286380A (ja) 感光性平版印刷版およびその製造方法
JPH027457B2 (ja)