JPH10135775A - ラダー型フィルタ - Google Patents

ラダー型フィルタ

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Publication number
JPH10135775A
JPH10135775A JP28700896A JP28700896A JPH10135775A JP H10135775 A JPH10135775 A JP H10135775A JP 28700896 A JP28700896 A JP 28700896A JP 28700896 A JP28700896 A JP 28700896A JP H10135775 A JPH10135775 A JP H10135775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
side direction
resonators
short side
type filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP28700896A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Hayashi
春美 林
Kenichi Yoshimura
健一 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH10135775A publication Critical patent/JPH10135775A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スプリアスのレベルを容易に小さくすることが
できるとともに、低価格で小型のラダー型フィルタを提
供する。 【解決手段】長さ方向の振動モードを利用した複数の矩
形状直列共振子a1 、a2 ・・・an および複数の矩形
状並列共振子b1 、b2 ・・・bn からなるラダー型フ
ィルタにおいて、複数の直列共振子a1 、a2 ・・・a
n および/または複数の並列共振子b1 、b2 ・・・b
n の短辺方向の長さがそれぞれ異なることを特徴とする
ラダー型フィルタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長さ方向の振動モ
ードを利用した複数の直列共振子および複数の並列共振
子からなるラダー型フィルタに関するものであり、特に
数百kHzから約1MHz帯域用として用いられるラダ
ー型フィルタに関する。
【0002】
【従来技術】一般にラダー型圧電フィルタは図1の概略
図に示すように、複数個の共振子を梯子型に接続したも
のであって、直列共振子a1 、a2 ・・・an と並列共
振子b1 、b2 ・・・bn とから構成されている。これ
らの共振子は、矩形状の圧電素子の両面に電極を形成し
て構成されている。
【0003】従来においては、ラダー型フィルタとし
て、拡がり振動モードを利用した直列共振子および並列
共振子が用いられていた。
【0004】しかしながら、近年における電気回路の集
積化に伴い、フィルタの小型化が切望されているが、拡
がり振動モードを利用した共振子は対角方向の長さで周
波数が決定されるため、フィルタの現状以上の小型化は
難しかった。
【0005】そこで、近年においては、実開昭55−1
38825号、実開昭55−159618号、および特
開昭55−95416号公報に開示されているように、
長さ方向の振動モードを利用した共振子を用いることに
より小型化する試みがなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した実開昭55−
138825号、実開昭55−159618号、および
特開昭55−95416号公報に開示されるラダー型フ
ィルタでは、長さ方向の振動モードを利用した共振子を
用いているため小型化は達成できるものの、短辺方向の
伸び振動に起因するスプリアスのレベルが大きいという
問題があった。
【0007】この短辺方向の伸び振動に起因するスプリ
アスの大きさを抑制するために、実開昭59−7383
0号、実開昭59−73833、実開昭59−7383
4号では、片方の電極面に溝加工を行うことが記載され
ている。
【0008】しかしながら、スプリアスのレベル(大き
さ)を小さくするためには、電極面に微細なかつ厳密に
計算された形状の溝加工を行う必要があり、手間がかか
るため加工コストが増加し、最終的なフィルターの製造
コストが高くなるという問題点があった。
【0009】本発明は、容易にスプリアスのレベルを小
さくすることができるとともに、小型で低価格のラダー
型フィルタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のラダー型フィル
タは、長さ方向の振動モードを利用した複数の矩形状直
列共振子および複数の矩形状並列共振子からなるラダー
型フィルタにおいて、前記複数の直列共振子および/ま
たは前記複数の並列共振子の短辺方向の長さがそれぞれ
異なることを特徴とするラダー型フィルタである。
【0011】
【作用】本発明では、長さ方向の振動モードを利用した
直列共振子、並列共振子を用い、複数の直列共振子の短
辺方向の長さをそれぞれ異ならせたり、複数の並列共振
子の短辺方向の長さをそれぞれ異ならせたり、さらに
は、複数の直列共振子および複数の並列共振子の短辺方
向の長さをそれぞれ異ならせることにより、上記公報に
開示されるような特別な加工を行うことなく、短辺方向
の伸び振動に起因するスプリアスのレベル(大きさ)を
容易に小さくすることができるとともに、低コストで小
型のラダー型フィルタが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のラダー型フィルタは従来
と同様図1の概略回路図に示すような回路を構成するも
のである。この回路は、基本的に長さ方向の振動モード
を利用した直列共振子a1 、a2 ・・・an と並列共振
子b1 、b2 ・・・bn とから構成されている。
【0013】直列共振子a1 、a2 ・・・an および並
列共振子b1 、b2 ・・・bn は、図2に示すように矩
形状の圧電磁器5の両面に、図3に示すように電極7を
それぞれ形成して構成され、例えば、共振子a1 は、図
2に示したように、短辺方向の長さax1 、長辺方向の
長さay1 、厚みaz1 とされ、共振子b1 は、図示し
ないが短辺方向の長さbx1 、長辺方向の長さby1
厚みbz1 とされている。
【0014】そして、本発明のラダー型フィルタでは、
並列共振子b1 、b2 ・・・bn の各共振子の形状およ
び寸法は同一(例えば、短辺方向の長さはbx1 =bx
2 ・・・=bxn )とされている。一方、直列共振子a
1 、a2 ・・・an の長辺方向の長さはay1 =ay2
・・・=ayn 、厚みはaz1 =az2 ・・・=azn
とされているが、直列共振子a1 、a2 ・・・an の短
辺方向の長さax1 、ax2 ・・・、axn はそれぞれ
異なる長さとされている。
【0015】上記のように本発明のラダー型フィルタで
は、長さ方向の振動モードを利用した直列共振子、並列
共振子を用い、直列共振子の短辺方向の長さax1 、a
2・・・、axn を異ならせることにより、短辺方向の伸び
振動に起因するスプリアスのレベル(大きさ)を容易に
小さくすることができ、低コスト化を促進でき、さら
に、長さ方向の振動モードを利用しているため小型化を
促進できる。
【0016】また、本発明では、他の態様として、複数
の並列共振子の短辺方向の長さbx1 、bx2 ・・・、
bxn をそれぞれ異ならせることによっても、上記と同
様の効果が得られる。さらに、他の態様として、複数の
直列共振子および複数の並列共振子の短辺方向の長さa
1 、ax2 ・・・、axn 、bx1 、bx2 ・・・、
bxn をそれぞれ異ならせることによっても上記と同様
の効果が得られる。
【0017】
【実施例】先ず、Pb(NbYbCo)O3 −PbTi
3 −PbZrO3 で表される圧電磁器の両面にAg電
極を形成し、直列共振子a1 、a2 、a3 および並列共
振子b1 、b2 、b3 とし、3段のラダー型フィルタを
作製した。
【0018】この時、直列共振子a1 、a2 、a3 の長
辺方向の長さを3.45mm、厚みを0.3mmとし、
並列共振子b1 、b2 、b3 の長辺方向の長さを3.5
7mm、厚みを0.3mmとした。
【0019】実施例1 直列共振子a1 、a2 、a3 の短辺方向の長さax1
0.50mm、ax2を0.45mm、ax3 を0.4
0mmとし、並列共振子b1 、b2 、b3 の短辺方向の
長さbx1 =bx2 =bx3 =1.65mmとした。
【0020】図4に、これらの直列共振子a1 、a2
3 および並列共振子b1 、b2 、b3 からなるラダー
型フィルタのフィルタ特性を示す。
【0021】尚、図9に、直列共振子a1 、a2 、a3
の短辺方向の長さを等しく(ax1=ax2 =ax3
0.45mm)、並列共振子b1 、b2 、b3 の短辺方
向の長さを等しく(bx1 =bx2 =bx3 =1.65
mm)した場合の比較例のラダー型フィルタのフィルタ
特性を示す。
【0022】これらの図から、本発明のラダー型フィル
タでは、1MHzから8MHzのところに発生している
スプリアスのレベルが、特にスプリアスS1 が比較例
(図9)よりも低く抑制されていることが判る。
【0023】実施例2 直列共振子a1 、a2 、a3 の短辺方向の長さax1
0.55mm、ax2を0.45mm、ax3 を0.3
5mmとした以外は、上記実施例1と同様にしてラダー
型フィルタを作製した。
【0024】図5に、これらの直列共振子a1 、a2
3 および並列共振子b1 、b2 、b3 からなるラダー
型フィルタのフィルタ特性を示す。
【0025】この図5から本発明のラダー型フィルタ
は、図4の本発明よりも、1MHzから8MHzのとこ
ろに発生しているスプリアスのレベルが、特にスプリア
スS1、S2 、S3 、S4 が比較例(図9)よりも低く
抑制されていることが判る。
【0026】実施例3 直列共振子a1 、a2 、a3 の短辺方向の長さax1
ax2 =ax3 =0.45mm、並列共振子b1
2 、b3 の短辺方向の長さbx1 を1.75mm、b
2 を1.65mm、bx3 を1.55mmとした。
【0027】図6に、これらの直列共振子a1 、a2
3 および並列共振子b1 、b2 、b3 からなるラダー
型フィルタのフィルタ特性を示す。
【0028】この図6から、本発明のラダー型フィルタ
は、図9の比較例よりも、1MHzから8MHzのとこ
ろに発生しているスプリアスのレベルが、特にスプリア
スS5 が比較例(図9)よりも低く抑制されていること
が判る。
【0029】実施例4 並列共振子b1 、b2 、b3 の短辺方向の長さbx1
1.85mm、bx2を1.65mm、bx3 を1.4
5mmとする以外は、上記実施例3と同様にしてラダー
型フィルタを作製した。
【0030】図7に、これらの直列共振子a1 、a2
3 および並列共振子b1 、b2 、b3 からなるラダー
型フィルタのフィルタ特性を示す。
【0031】この図7から、本発明のラダー型フィルタ
は、図6の本発明よりも、さらに1MHzから8MHz
のところに発生しているスプリアスのレベルが、特にス
プリアスS5 が低く抑制されていることが判る。
【0032】実施例5 直列共振子a1 、a2 、a3 の短辺方向の長さax1
0.55mm、ax2を0.45mm、ax3 を0.3
5mmとし、並列共振子b1 、b2 、b3 の短辺方向の
長さbx1 を1.85mm、bx2 を1.65mm、b
3 を1.45mmとし、ラダー型フィルタを作製し
た。
【0033】図8に、これらの直列共振子a1 、a2
3 および並列共振子b1 、b2 、b3 からなるラダー
型フィルタのフィルタ特性を示す。
【0034】この図8から、本発明のラダー型フィルタ
は、図9の比較例よりも、1MHzから8MHzのとこ
ろに発生しているスプリアスのレベルが、特にスプリア
スS1 〜S5 が低く抑制されていることが判る。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明のラダー型
フィルタは、直列共振子及び並列共振子として、長さ方
向の振動モードを利用した共振子を用い、複数の直列共
振子の短辺方向の長さをそれぞれ異ならせたり、複数の
並列共振子の短辺方向の長さをそれぞれ異ならせたり、
さらには、複数の直列共振子および複数の並列共振子の
短辺方向の長さをそれぞれ異ならせることにより、特別
な加工を行うことなく、短辺方向の伸び振動に起因する
スプリアスのレベル(大きさ)を容易に小さくすること
ができるとともに、低コストで小型化を促進できる。つ
まり、小型化を実現しながら、スプリアスのレベルを抑
える事ができ、素子加工の簡略化に伴いローコスト化を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なラダー型フィルタの概略回路図であ
る。
【図2】本発明のラダー型フィルタにおける直列共振子
1 の圧電磁器形状を示す斜視図である。
【図3】本発明のラダー型フィルタの正面図である。
【図4】直列共振子の短辺方向の長さをそれぞれ異なら
せた場合のラダー型フィルタの周波数対減衰特性図であ
る。
【図5】直列共振子の短辺方向の長さをそれぞれ異なら
せた場合のラダー型フィルタの周波数対減衰特性図であ
る。
【図6】並列共振子の短辺方向の長さをそれぞれ異なら
せた場合のラダー型フィルタの周波数対減衰特性図であ
る。
【図7】並列共振子の短辺方向の長さをそれぞれ異なら
せた場合のラダー型フィルタの周波数対減衰特性図であ
る。
【図8】直列共振子の短辺方向の長さ、および並列共振
子の短辺方向の長さをそれぞれ異ならせた場合のラダー
型フィルタの周波数対減衰特性図である。
【図9】直列共振子の短辺方向の長さが同じであり、し
かも並列共振子の短辺方向の長さが同じ従来のラダー型
フィルタの周波数対減衰特性図である。
【符号の説明】
1 、a2 ・・・an :直列共振子 b1 、b2 ・・・bn :並列共振子 5・・・圧電磁器 7・・・電極 ax1 、ax2 ・・・、axn :直列共振子の短辺方向
の長さ bx1 、bx2 ・・・、bxn :並列共振子の短辺方向
の長さ S1 、S2 、S3 、S4 、S5 ・・・スプリアス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向の振動モードを利用した複数の矩
    形状直列共振子および複数の矩形状並列共振子からなる
    ラダー型フィルタにおいて、前記複数の直列共振子およ
    び/または前記複数の並列共振子の短辺方向の長さがそ
    れぞれ異なることを特徴とするラダー型フィルタ。
JP28700896A 1996-10-29 1996-10-29 ラダー型フィルタ Pending JPH10135775A (ja)

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JP28700896A JPH10135775A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 ラダー型フィルタ

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