JPH10139665A - トログリタゾンを含有するグルタチオン還元酵素活性増強剤 - Google Patents

トログリタゾンを含有するグルタチオン還元酵素活性増強剤

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JPH10139665A
JPH10139665A JP24641897A JP24641897A JPH10139665A JP H10139665 A JPH10139665 A JP H10139665A JP 24641897 A JP24641897 A JP 24641897A JP 24641897 A JP24641897 A JP 24641897A JP H10139665 A JPH10139665 A JP H10139665A
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cataract
reductase activity
glutathione reductase
activity enhancer
troglitazone
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JP24641897A
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English (en)
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Tomihisa Yokoyama
富久 横山
Toshihiko Fujiwara
俊彦 藤原
Hiroyoshi Horikoshi
大能 掘越
Shinji Yoshioka
慎二 吉岡
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グルタチオン還元酵素活性増強剤を提供す
る。 【解決手段】 トログリタゾン又はその薬理上許容され
る塩を含有する、グルタチオン還元酵素活性増強剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トログリタゾン又
はその薬理上許容される塩を含有する、優れたグルタチ
オン還元酵素活性増強剤に関する。
【0002】
【従来の技術】グルタチオンは生体内組織に幅広く存在
し、細胞内の主な還元剤であり、酸化還元的代謝におい
て、重要な役割を担っている。特に、還元型グルタチオ
ン(GSH)は、その分子内に存在するチオール基によ
り、種々の細胞防御及び修復機構において重要な役割を
担っている。グルタチオンパーオキシダーゼは、GSH
による過酸化物(過酸化水素や過酸化脂質など)の還元
反応を触媒する酵素であり、抗酸化物機構における重要
な酵素である。一方グルタチオン還元酵素は、酸化され
たグルタチオン(酸化型グルタチオン:GSSG)を、
NADPH存在下に、還元してGSHに再生する酵素で
ある。
【0003】これらの化合物及び酵素を含む抗酸化物機
構によって、細胞は酸化促進物(例えば、上記過酸化物
及び遊離ラジカルなど)の有害な作用から保護されてい
る。酸化促進物及び抗酸化物機構間の均衡が前者優位と
なったときに、酸化的ストレスが生じる [J.Appl.Physi
ol. 1996 Nov., 81(5), 2199-2202 頁] 。その酸化的ス
トレスは様々な疾患に関与しており、例えば、虚血性心
疾患;白内障;特発性肺線維症;慢性腎不全;パーキン
ソン病、アルツハイマー病、てんかん、筋萎縮性側索硬
化症、脳虚血のような、末梢神経及び中枢神経を含む神
経系の疾患;並びに胃潰瘍に関連しているとの報告があ
る [J.Appl.Physiol. 1996 Nov., 81(5), 2199-2202
頁; Free Radical Biology & Medicine, Vol.21, No.6,
845-853頁(1996 年); Free Radical Biology & Medici
ne, Vol.20, No.7, 925-931 頁(1996 年); Gastoroente
rology, 112, 855-863頁(1997 年)]。
【0004】また、WO94/12527には、内因性
GSHの合成を促進する化合物が、酸化的な組織障害、
特に過剰の遊離ラジカルによる障害に関する病的状態の
ようなグルタチオンの欠乏によって起こる様々な疾患の
治療に適するとの開示があり、そのような疾患の例とし
て、アルコールの多飲、生体異物、放射線による障害、
肝疾患によっておこる細胞内の酸化状態、薬及び化学物
質による中毒、重金属による中毒、脳の生理学的な加齢
(例えば、記憶及び学習能力の喪失のような、酸化性物
質に対する防御機構の変化によるグルタチオン濃度の減
少のために起こる脳の衰退であるパーキンソン病)、並
びに、急性及び慢性の神経変性疾患(急性の病状として
は、急性の虚血状態、特に大脳の発作、低血糖症、及び
てんかん発作;慢性の病状としては、筋萎縮性側索硬化
症、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病)、免疫機
構の機能異常、特に癌の免疫治療、不妊症、特に雄性不
妊があげられている。更に、その化合物は、遊離ラジカ
ルの主たる原因となる虚血状態に続く器官の再灌流にも
適すると開示されている。更に、特開昭64−2651
6号には、グルタチオン濃度を上昇させる化合物が、白
内障、肝疾患及び腎疾患をはじめとする各疾患の治療及
び予防に有用であると開示されている。
【0005】これらから、グルタチオン還元酵素活性を
増強して、GSHの供給量を増やす化合物は、上記内因
性GSHの合成を促進する化合物及びグルタチオン濃度
を上昇させる化合物と同様の効果を奏すると考えられ、
すなわち、上記のような疾患の予防又は治療のために使
用することができると考えられる。
【0006】ところで、上述のように、白内障も酸化的
ストレスが関与している疾患であり、白内障患者におい
ては水晶体中GSHの劇的な減少がみられること、並び
に老年者の水晶体、X線白内障患者の水晶体、及び核白
内障患者の水晶体においては、蛋白質のチオール基が高
度に酸化されていることが報告されている[V.N.Reddy,
Exp.Eye Res. 50, 771-778(1990)] 。したがって、酸化
的ストレスを主たる病因とするこれらの白内障は、グル
タチオン還元酵素活性を増強させることにより、予防又
は治療が可能であると考えられる。
【0007】一方、糖尿病性白内障は、糖尿病を原因と
する白内障であり、糖尿病合併症の一症例でもある。糖
尿病に罹患している患者においては、ポリオール代謝系
が亢進しており、この現象が糖尿病性白内障などの様々
な糖尿病性合併症の原因であると考えられている。この
ポリオール代謝系においては、細胞内グルコースがアル
ドース還元酵素(AR)によって、NADPH存在下
に、ソルビトールに還元される反応が律速段階であるの
で、ポリオール代謝系が亢進することにより、ソルビト
ールの生成量が上昇する [Satish K.Srivastava et a
l., Proc.Natl.Acad.Sci. 82, 7222-7226(1995)]。この
ソルビトールは生体膜透過性が低いので、細胞内に蓄積
される。ソルビトールが水晶体中に蓄積した場合、浸透
圧が高まり、水晶体は膨張し [Kinoshita et al., Meta
bolism 28-4 sup-1, 462-469(1979)]、浮腫が生じ、細
胞が変性して白内障が発症すると考えられている。従
来、ARを阻害して細胞内ソルビトールの蓄積を抑制す
ることより、白内障を予防又は治療できるとの仮説に基
づいて、多くのAR阻害剤が研究開発されている。
【0008】これに対し、グルタチオン還元酵素とAR
が共存する場合、前者が優先的にNADPHを消費する
ので、グルタチオン還元酵素活性を増強させることによ
りARの機能が抑制され、その結果、ポリオールの蓄積
が抑制されることが報告されている[Yokoyama et al.,
Exp.Eye Res. 58, 207-218(1994)] 。
【0009】すなわち、グルタチオン還元酵素活性を増
強させる化合物は、糖尿病性白内障をも予防又は治療可
能であると考えられる。
【0010】トログリタゾンはインスリン非依存性糖尿
病薬として市販されており、更にその他糖尿病合併症な
ど、種々の疾患の治療又は予防のために用いられ得るこ
とが知られているが、グルタチオン還元酵素活性増強作
用を有することは知られていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはトログリ
タゾンの医薬としての用途について鋭意研究を行った結
果、トログリタゾンが優れたグルタチオン還元酵素活性
増強作用を有していることを見出して本発明を完成し
た。
【0012】
【発明を解決するための手段】本発明は、 (1) トログリタゾン又はその薬理上許容される塩を
含有する、グルタチオン還元酵素活性増強剤に関する。
【0013】好適には、(2) 還元型グルタチオンの
欠乏によって起こる疾患の予防又は治療のための、
(1)に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤であ
り、更に好適には、(3) 酸化的ストレスによって起
こる疾患の予防又は治療のための、(1)に記載のグル
タチオン還元酵素活性増強剤であり、より更に好適に
は、(4) 虚血性心疾患の予防又は治療のための、
(1)に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤、
(5) 特発性肺線維症の予防又は治療のための、
(1)に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤、
(6) 慢性腎不全の予防又は治療のための、(1)に
記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤、(7) 酸化
的ストレスによって起こる神経系の疾患の予防又は治療
のための、(1)に記載のグルタチオン還元酵素活性増
強剤、(8) 胃潰瘍の予防又は治療のための、(1)
に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤、及び(9)
白内障の予防又は治療のための、(1)に記載のグル
タチオン還元酵素活性増強剤である。
【0014】特に、(9)に記載のグルタチオン還元酵
素活性増強剤において、好適には、(10) 白内障が
水晶体中にポリオールが蓄積することによって起こる白
内障、水晶体中に高分子量蛋白質が蓄積することによっ
て起こる白内障又は水晶体中に過酸化物が蓄積すること
によって起こる白内障である、(9)に記載のグルタチ
オン還元酵素活性増強剤であり、更に好適には、(1
1) 白内障が水晶体中に高分子量蛋白質が蓄積するこ
とによって起こる白内障又は水晶体中に過酸化物が蓄積
することによって起こる白内障である、(9)に記載の
グルタチオン還元酵素活性増強剤であり、より更に好適
には、(12) 白内障が老人性白内障である、(9)
に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤であり、最も
好適には、(13) 白内障が糖尿病性ではなく、老人
性白内障である、(9)に記載のグルタチオン還元酵素
活性増強剤である。
【0015】本発明において、「還元型グルタチオンの
欠乏によって起こる疾患」とは、アルコールの多飲、生
体異物又は放射線による障害;肝疾患によっておこる細
胞内の酸化状態;薬及び化学物質による中毒;重金属に
よる中毒;脳及び神経変性疾患(脳虚血、大脳の発作、
低血糖症、てんかん、筋萎縮性側索硬化症、アルツハイ
マー病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病)のよう
な神経系の疾患;免疫機構の機能異常、特に癌の免疫治
療;不妊症、特に雄性不妊;虚血性心疾患;白内障;特
発性肺線維症;慢性腎不全;並びに胃潰瘍のような疾患
を示す。
【0016】「酸化的ストレスによって起こる疾患」と
は、上記「神経系の疾患」、虚血性心疾患、白内障、特
発性肺線維症、慢性腎不全、及び胃潰瘍を示し、「酸化
的ストレスによって起こる神経系の疾患」とは、上記
「神経系の疾患」を示す。
【0017】「ポリオール」の語は、糖がアルドース還
元酵素(AR)によって還元されて生成する糖アルコー
ルを意味し、そのような糖アルコールとしては、例え
ば、ソルビトール、ガラクチトールをあげることができ
る。
【0018】「水晶体中にポリオールが蓄積することに
よって起こる白内障」としては、特に、糖尿病性白内
障、糖白内障及びガラクトース白内障をあげることがで
きる。
【0019】「高分子量蛋白質」の語は、分子中に少な
くとも1つのチオール基を有するペプチド又は蛋白質
が、そのチオール基を介して、分子内もしくは分子間の
ジスルフィド結合を形成することにより生成する蛋白質
を意味する。更に、「分子中に少なくとも1つのチオー
ル基を有するペプチド又は蛋白質」には、陽イオン運搬
能及び膜透過能に関連する細胞膜蛋白質のうちチオール
基を有するものも含まれる。
【0020】「水晶体中に高分子量蛋白質が蓄積するこ
とによって起こる白内障」としては、特に、老人性白内
障、X線白内障、核白内障をあげることができる。
【0021】「過酸化物」の語は、スーパーオキサイド
(O2 -)、ハイドロキシラジカル(OH)及び一重項
酸素(singlet oxygen; 2 )、ペルオキシラジカ
ル、アルコキシラジカルなどの酸化的遊離ラジカル;並
びに過酸化水素(H22 )、及び過酸化脂質などの、
酸化的遊離ラジカルを放出し得る化合物を意味する。
【0022】「水晶体中に過酸化物が蓄積することによ
って起こる白内障」としては、特に、老人性白内障をあ
げることができる。
【0023】「糖尿病性ではなく、老人性」の白内障と
は、加齢によって起こる白内障であって糖尿病を病因と
しないもの、すなわち糖尿病にかかっていない老齢者に
発症する白内障を意味する。
【0024】尚、上記「還元型グルタチオンの欠乏によ
って起こる疾患」のうち、一度発症すると正常状態に、
完全には戻らない疾患があるが、それらの疾患の「治
療」とは、その病状の進行の阻止又は遅延を意味する。
【0025】トログリタゾンは下記式(I):
【0026】
【化1】
【0027】を有する化合物である。本発明に示す薬理
上許容される塩とは、トログリタゾンは、塩にすること
が出来るので、その塩をいい、その様な塩としては、好
適にはナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、のよう
なアルカリ金属塩;カルシウム塩のようなアルカリ土類
金属塩を挙げることができる。
【0028】トログリタゾンは、その分子内に2つの不
斉炭素を有するので、4種類の異性体が存在する。本発
明の化合物においては、これらの異性体およびこれらの
異性体の混合物がすべて単一の式、即ち上記式(I)で
示されている。従って、本発明はこれらの異性体および
これらの異性体の混合物をもすべて含むものである。
【0029】トログリタゾン又はその薬理上許容される
塩は、大気中に放置したり、又は、再結晶をすることに
より、水分を吸収し、吸着水が付いたり、水和物となる
場合があり、そのような水和物も本発明に包含される。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明のグルタチオン還元酵素活
性増強剤はトログリタゾン又はその薬理上許容される塩
を含有している。トログリタゾンは、特開昭60−51
189号に記載の方法によって製造することができる。
【0031】トログリタゾン又はその薬理上許容される
塩の投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒
剤、散剤もしくはシロップ剤等による経口投与、または
注射剤もしくは座剤等による非経口投与をあげることが
できる。これらの製剤は賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊
剤、安定剤、矯味矯臭剤などの添加剤を用いて周知の方
法で製造される。
【0032】ここに、賦形剤としては、例えば乳糖、白
糖、ぶどう糖、マンニトール、ソルビトールのような糖
誘導体;トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、
α−デンプン、デキストリン、カルボキシメチルデンプ
ンのような澱粉誘導体;結晶セルロースのようなセルロ
ース誘導体;アラビアゴム;デキストラン;プルラン;
などの有機系賦形剤;および軽質無水珪酸、合成珪酸ア
ルミニウム、珪酸カルシウム、メタ珪酸アルミン酸マグ
ネシウムのような珪酸塩誘導体;燐酸水素カルシウムの
ような燐酸塩;炭酸カルシウムのような炭酸塩;硫酸カ
ルシウムのような硫酸塩;などの無機系賦形剤をあげる
ことができる。滑沢剤としては、例えばステアリン酸、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムの
ようなステアリン酸金属塩;タルク;コロイドシリカ;
ビーガム、ゲイ蝋のようなワックス類;硼酸:アジピン
酸;硫酸ナトリウムのような硫酸塩;グリコール;フマ
ル酸;安息香酸ナトリウム;DL−ロイシン;ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウムのようなラ
ウリル硫酸塩;無水珪酸、珪酸水和物のような珪酸類;
および、上記澱粉誘導体などをあげることができる。結
合剤としては、例えばヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロ
リドン、マクロゴールおよび前記賦形剤と同様の化合物
をあげることができる。崩壊剤としては、例えば低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カル
メロースカルシウム、内部架橋クロスカルメロースナト
リウムのようなセルロース誘導体;カルボキシメチルス
ターチナトリウム、架橋ポリビニルピロリドンのような
化学修飾されたデンプン・セルロース類をあげることが
できる。安定剤としては、例えばメチルパラベン、プロ
ピルパラベンのようなパラオキシ安息香酸エステル類;
クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェニルエチ
ルアルコールのようなアルコール類;塩化ベンザルコニ
ウム;フェノール、クレゾールのようなフェノール類;
チメロサール;デヒドロ酢酸;およびソルビン酸をあげ
ることができる。矯味矯臭剤としては、例えば通常使用
される、甘味料、酸味料、香料等をあげることができ
る。
【0033】更に、本発明のトログリタゾンを含有する
グルタチオン還元酵素活性増強剤は、眼に局所的に投与
することができる。眼への局所的投与に適した剤形とし
ては、薬剤を投与した後にほぼ完全な状態で残存する固
形挿入剤の形、または涙液に溶解するかまたは他の方法
で崩壊する崩壊性挿入剤であり、例えば溶液、懸濁液、
ゲル、眼軟膏及び固形挿入剤などをあげることができ
る。
【0034】これらの眼科用組成物の処方は、下限値と
しては、0.01%、好適には0.1%で、上限値とし
ては、10%、好適には5%で、トログリタゾン又はそ
の薬理上許容される塩を含むことができる。
【0035】眼科用組成物は、無毒の眼科用無機又は有
機担体を含んでいてもよく、典型的な眼科用組成物のた
めの担体としては、例えば水、低級アルカノールまたは
アラルカノールのような水と混和する溶剤と水との混合
物、植物油、ポリアルキレングリコール、石油を基剤と
するジェリー、エチルセルロース、オレイン酸エチル、
カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ミリスチン酸イソプロピル及びその他の通常に使用する
受容可能な担体をあげることができる。また眼科用組成
物は、乳化剤、防腐剤、湿潤剤、賦形剤などのような無
毒の補助物質、例えばポリエチレングリコール200、
300、400及び600、カーボワックス1000、
1500、4000、6000及び10000、p−ヒ
ドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロ
ピルのようなp−ヒドロキシ安息香酸エステル、低温殺
菌性を持つことが知られており且つ使用して無毒な、第
四級アンモニウム化合物(例えば、塩化ベンゼトニウ
ム、塩化ベンザルコニウム)、フェニル水銀塩のような
抗菌剤、チメロサール、メチル及びプロピルパラベン、
ベンジルアルコール、フェニルエタノール、食塩、ホウ
酸ナトリウム、酢酸ナトリウムのような緩衝剤成分、グ
ルコン酸緩衝剤、及びソルビタンモノラウレート、トリ
エタノールアミン、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
パルミチレート、ジオクチルナトリウムスルホスクシネ
ート、モノチオグリセロール、チオソルビトール、エチ
レンジアミン四酢酸などを含むこともできる。
【0036】更に適当な眼科用賦形剤を使用することが
でき、それらには通常のリン酸緩衝賦形剤(例えば、リ
ン酸ナトリウム緩衝剤、リン酸カリウム緩衝剤)、等張
性ホウ酸賦形剤、等張性食塩賦形剤、等張性ホウ酸ナト
リウム賦形剤などが含まれる。
【0037】本発明において、トログリタゾン又はその
薬理上許容される塩の投与量は症状、年齢、投与方法等
によって異なるが、例えば経口投与の場合には、成人に
対して1日あたり、下限として0.1mg(好ましくは
1mg)、上限として、1000mg(好ましくは50
0mg)を1回または数回に分けて、症状に応じて投与
することが望ましい。静脈内投与の場合には、成人に対
して1日当たり、下限として0.01mg(好ましくは
0.1mg)、上限として、500mg(好ましくは2
00mg)を1回または数回に分けて、症状に応じて投
与することが望ましい。
【0038】トログリタゾン又はその薬理上許容される
塩を含有する製剤は、例えば次の方法により製造するこ
とができる。
【0039】製剤例1. 散剤 トログリタゾン 5g、乳糖 895gおよびトウモロ
コシデンプン 100gをブレンダーで混合すると、散
剤が得られる。
【0040】製剤例2. 顆粒剤 トログリタゾン 5g、乳糖 865gおよび低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース 100gを混合した
後、10%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液300
gを加えて練合する。これを押し出し造粒機を用いて造
粒し、乾燥すると顆粒剤が得られる。
【0041】製剤例3. カプセル剤 トログリタゾン 5g、乳糖 115g、トウモロコシ
デンプン 58gおよびステアリン酸マグネシウム 2
gをV型混合機を用いて混合した後、3号カプセルに1
80mgずつ充填するとカプセル剤が得られる。
【0042】製剤例4. 錠剤 トログリタゾン 5g、乳糖 90g、トウモロコシデ
ンプン 34g、結晶セルロース 20gおよびステア
リン酸マグネシウム 1gをブレンダーで混合した後、
錠剤機で打錠すると錠剤が得られる。
【0043】製剤例5. 点眼剤 トログリタゾン 2.0g リン酸二ナトリウム 0.716g リン酸一ナトリウム 0.728g 塩化ナトリウム 0.400g p−ヒドロキシ安息香酸メチル 0.026g p−ヒドロキシ安息香酸プロピル 0.014g 滅菌精製水 適量 水酸化ナトリウム 適量 ──────────────────────── 全 量 100ml pH7.0として常法により点眼液を調製する。
【0044】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0045】実施例1.還元酵素活性増強作用 (1)水晶体器官培養 6乃至8週例のSD系雄ラット(日本SLC)を二酸化
炭素吸入により窒息死させた後、両眼球を摘出した。こ
の眼球の後部の強膜を切開し、硝子体及び虹彩−毛様体
を除去して、水晶体を取り出した。こうして得られたそ
れぞれの水晶体を、6ウェル組織培養プレート(FAL
CON)中で後述するいずれかの培養液 3mlに浸
し、培養した。培養は、5%二酸化炭素(空気中)存在
下、湿度100%、37℃に保たれた炭酸ガスインキュ
ベーター中で48時間おこなった。負の対照用の培養液
としては、ペニシリン(20単位/ml)及びストレプ
トマイシン(20μg/ml)を含有するメディウム1
99(Medium199、GIBCO)を用いた。正
の対照用の培養液としては、上記負の対照用の培養液と
精製水の混合液(85:15)でガラクトース(D−g
alactose)を溶解し、30mMの濃度でガラク
トースを含有する溶液を調製して、これを用いた。試験
用の培養液としてはトログリタゾンを10%アセトン水
に溶解又は懸濁させて、上記正の対照用の培養液に1%
の割合で添加し、この溶液を用いた。該試験用の培養液
はトログリタゾンの濃度が0.2μM、2μM及び20
μMのものをそれぞれ調製して用いた。
【0046】また、培養した水晶体は凍結して保存し
た。
【0047】ここで、負の対照用の培養液で培養された
水晶体は、正常状態の水晶体に相当し、正の対照用の培
養液で培養された水晶体は、ガラクトース負荷を受けた
水晶体に相当し、試験用の培養液で培養された水晶体
は、ガラクトース負荷を受け、且つ、トログリタゾンを
投与された水晶体に相当する。
【0048】(2)グルタチオン還元酵素活性の測定 (1)で培養した水晶体を用いて、グルタチオン還元酵
素水溶液を調製し、その酵素活性を測定した。すなわ
ち、凍結したラット水晶体を2mlの蒸留水中でホモジ
ナイズした後、これを遠心分離(10,000g、20
分間)に供して、得られた上清を酵素標本とした。
【0049】1mM 酸化型グルタチオン(GSSG)
及び100μM NADPHを含有するリン酸緩衝液
0.6mlに酵素標本 400μlを加えて、25℃で
6分間反応をおこなった。消費されずに反応液中に残っ
たNADPHによる吸光度(340nm:OD340nm
を測定し、反応前のOD340nm と反応終了後のOD
340nm の差(ΔOD340nm )をNADPH消費量とし、
グルタチオン還元酵素活性の指標とした。結果(ΔOD
340nm /分/水晶体)を表1に示す。
【0050】
【表1】 ──────────────────────────────────── 対照群 トログリタゾン添加群 負の対照 正の対照 2μM 20μM (- カ゛ラクトース) (+ カ゛ラクトース) ────────────────────────────────── 0.027±0.001 0.026±0.001 0.031±0.000 0.031±0.001 ──────────────────────────────────── 表1から明らかなように、トログリタゾンを添加した群
のΔOD340nm は、負及び正の対照試験におけるそれよ
りも大きく、より多くのNADPHが消費された。すな
わち、トログリタゾンを添加することにより、グルタチ
オン還元酵素活性は増強された。
【0051】実施例2.アルドース還元酵素(AR)阻
害作用 AR活性は、実施例1(1)と同様に培養した水晶体を
酵素の起源として、Hayman and Kinoshitaらの方法(J.B
iol.Chem. 240, 877-882(1965)) に準じて測定した。す
なわち、実施例1(1)と同様に培養したラット水晶体
を生理食塩水で洗浄し、0.05mM EDTA液中で
ホモジナイズした。これを遠心分離(10,000g、
15分間)に供して、得られた上清を酵素標品として用
いた。この酵素液を、0.5mM DL−グリセルアル
デヒド、0.4M 硫酸リチウム、0.05mM NA
DPH、67mM リン酸1水素ナトリウム及び1mM
EDTAを含有する蒸留水溶液に加えて酵素反応を開
始させた。室温で7分間反応を行った後、消費されずに
反応液中に残ったNADPHの吸光度(340nm)を
測定した。反応開始前の吸光度と反応後の吸光度の差を
NADPH消費量とし、AR活性の指標とした。
【0052】トログリタゾンは0.2μM、2μMの濃
度では、AR阻害作用を示さなかった。
【0053】実施例3.水晶体内のポリオール蓄積抑制
作用 ガラクトースがARによる還元反応を介して生成するポ
リオールであるガラクチトールの水晶体内の量を測定し
た。
【0054】すなわち、実施例(1)に準じて培養し、
凍結したラット水晶体を1mlの0.6mM ジメチル
メルカプトグルコース(内部標準物質)蒸留水溶液中で
ホモジナイズし、これに氷冷したエタノール 2.4m
lを添加して、5分間放置した。これを遠心分離(1
0,000g、5分間)に供して、得られた上清 25
μlをスクリューキャップバイアルに入れて、凍結乾燥
した。これに70μlのピリジン及び20μlのフェニ
ルイソシアネートを添加した後、55℃で5分間インキ
ュベートした。更に20μlのメタノールを添加して、
55℃で1時間インキュベートした。これに90μlの
ピリジンを添加して検体とした。これを高速液体クロマ
トグラフィー(移動相;アセトニトリル:エタノール:
水(=5:2:3)混合液、流速;1ml/分)に注入
し、分光光度計で吸光度(240nm)を測定し、各水
晶体1個に含まれていたガラクチトールの量を算出し
た。正の対照群におけるガラクチトール量を100とし
たときの、トログリタゾン添加群におけるガラクチトー
ルの量を表2に示す。
【0055】
【表2】 ─────────────────────────────── トログリタゾンの 0μM 2μM 20μM 添加濃度 (正の対照) ───────────────────────────── ガラクチトール量 100 65±8 47±6 ─────────────────────────────── 表2から明らかなように、トログリタゾンは、水晶体内
のガラクチトール蓄積を濃度依存的に抑制した。
【0056】実施例4.過酸化脂質低下作用 実施例1(1)に準じて培養したラット水晶体中の過酸
化脂質の量を測定した。すなわち、水晶体湿重量を測定
した後、1mM EDTAを含む50mM トリス−塩
酸緩衝液(pH 7.6) 0.5ml中でホモジナイ
ズした。これを遠心分離(2,500g、30分間)に
供して、得られた上清に含まれる過酸化脂質を測定し
た。測定は過酸化脂質測定用キット(LPO-586, BIOXYTE
CH S.A. 社)を用いて行い、マロンアルデヒド及びヒド
ロキシアルケナールを過酸化脂質の指標として、過酸化
脂質を比色定量した。得られた結果(水晶体1g中の過
酸化脂質量:nmol/g)を表3に示す。
【0057】
【表3】 ───────────────────────────────── 対照群 トログリタゾン添加群 負の対照 正の対照 2μM 20μM (- カ゛ラクトース) (+ カ゛ラクトース) ─────────────────────────────── 0.68±0.28 5.17±1.09 4.52±0.19 1.25±0.92 ───────────────────────────────── 表3から明らかなように、ガラクトースを負荷すること
により水晶体内の過酸化脂質濃度は上昇するが、その上
昇の程度は、トログリタゾンを添加することにより、濃
度依存的に抑制された。
【0058】
【発明の効果】実施例1に示されたように、トログリタ
ゾンは、グルタチオン還元酵素活性増強作用を有してお
り、生体内におけるGSHの供給量を増加させることが
できるので、還元型グルタチオンの欠乏によって起こる
疾患の予防又は治療のために用いることができる。更
に、実施例4に示されたように、トログリタゾンは過酸
化脂質を低下させるので、酸化的ストレスによって起こ
る疾患(特に、水晶体における酸化的ストレスによって
起こる疾患である白内障)の予防又は治療のために用い
ることができる。
【0059】また、実施例1、2及び3の結果から明ら
かなように、トログリタゾンは、AR阻害活性を示さな
い濃度(2μM)においても、グルタチオン還元酵素活
性増強作用及びポリオール蓄積抑制作用を示した。すな
わち、トログリタゾンは、グルタチオン還元酵素活性を
増強することによりポリオール代謝系を抑制し、ポリオ
ールの蓄積を抑制した。したがって、トログリタゾンを
含有するグルタチオン還元酵素活性増強剤は、糖尿病性
白内障のような、細胞内にポリオールが蓄積することに
よって起こる疾患の予防又は治療のために用いることが
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/425 AED A61K 31/425 AED 9/08 9/08 V // C07D 417/12 311 C07D 417/12 311 (72)発明者 吉岡 慎二 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トログリタゾン又はその薬理上許容される
    塩を含有する、グルタチオン還元酵素活性増強剤。
  2. 【請求項2】還元型グルタチオンの欠乏によって起こる
    疾患の予防又は治療のための、請求項1に記載のグルタ
    チオン還元酵素活性増強剤。
  3. 【請求項3】酸化的ストレスによって起こる疾患の予防
    又は治療のための、請求項1に記載のグルタチオン還元
    酵素活性増強剤。
  4. 【請求項4】虚血性心疾患の予防又は治療のための、請
    求項1に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  5. 【請求項5】特発性肺線維症の予防又は治療のための、
    請求項1に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  6. 【請求項6】慢性腎不全の予防又は治療のための、請求
    項1に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  7. 【請求項7】酸化的ストレスによって起こる神経系の疾
    患の予防又は治療のための、請求項1に記載のグルタチ
    オン還元酵素活性増強剤。
  8. 【請求項8】胃潰瘍の予防又は治療のための、請求項1
    に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  9. 【請求項9】白内障の予防又は治療のための、請求項1
    に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  10. 【請求項10】白内障が水晶体中にポリオールが蓄積す
    ることによって起こる白内障、水晶体中に高分子量蛋白
    質が蓄積することによって起こる白内障又は水晶体中に
    過酸化物が蓄積することによって起こる白内障である、
    請求項9に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  11. 【請求項11】白内障が水晶体中に高分子量蛋白質が蓄
    積することによって起こる白内障又は水晶体中に過酸化
    物が蓄積することによって起こる白内障である、請求項
    9に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  12. 【請求項12】白内障が老人性白内障である、請求項9
    に記載のグルタチオン還元酵素活性増強剤。
  13. 【請求項13】白内障が糖尿病性ではなく、老人性白内
    障である、請求項9に記載のグルタチオン還元酵素活性
    増強剤。
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