JPH10140655A - 玄関構造 - Google Patents

玄関構造

Info

Publication number
JPH10140655A
JPH10140655A JP29530596A JP29530596A JPH10140655A JP H10140655 A JPH10140655 A JP H10140655A JP 29530596 A JP29530596 A JP 29530596A JP 29530596 A JP29530596 A JP 29530596A JP H10140655 A JPH10140655 A JP H10140655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
entrance
corner
house
magsa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29530596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3841117B2 (ja
Inventor
Hisatomo Endo
久友 遠藤
Yukihiro Nakao
行宏 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP29530596A priority Critical patent/JP3841117B2/ja
Publication of JPH10140655A publication Critical patent/JPH10140655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3841117B2 publication Critical patent/JP3841117B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の玄関ポーチに屋根を設けた場合に、屋
根が強風時に吹き飛ばされる可能性があるので、屋根を
住宅や地盤に強固に接合する必要があった。 【解決手段】 二階建ての住宅の角部1の一階2に玄関
8を設ける。この際に、上記住宅の出隅の角部1におい
て、角部1を挟む二つの壁3、4の両方の一階部分が切
り欠かれた形状の凹部5を形成する。この凹部5内の壁
6に玄関8を設ける。そして、凹部5上が上記住宅の二
階9に被われた状態とする。また、上記凹部5上を被う
二階部分9aの角部1が支柱10により支持される。そ
して、凹部5内に玄関ポーチ11を形成した場合には、
玄関ポーチ11が二階部分9aに被われるので、玄関ポ
ーチ11上を屋根で被う必要がない。また、玄関ポーチ
11上を二階部分9aで被うものとした場合に、住宅の
二階部分9aが大きな荷重を有するので、屋根のように
強風で吹き飛ばされる恐れがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二階建て以上の住
宅の角部に設けられた玄関の玄関構造に関するものであ
る。
【0002】
【背景の技術】一般に、平面視して略四角形の住宅にお
いては、住宅の角部の近傍に玄関を設けることにより、
住宅の二つの方向に対して入出を容易なものとすること
が行われている。例えば、住宅の南西の角部を挟む壁の
どちらか一方の角部の近傍に玄関を形成すれば、住宅の
南と西との二つの方向に対し入出が容易なものとなる。
【0003】また、一般的な住宅の玄関においては、玄
関の外側に玄関ポーチが形成されるとともに、雨天時の
玄関での出入に際し、出入する者が雨で濡れないよう
に、玄関ポーチ上が、住宅から延出して設けられた庇や
屋根で被われている。すなわち、一般的な住宅の玄関に
おいては、玄関ポーチ及び玄関ポーチ上を被う屋根が住
宅から延出するように設けられることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、住宅の玄関
を設けようとする側の敷地に余裕がない場合には、上述
のように玄関の外側に延出するように玄関ポーチを設け
ることができないので、玄関ポーチをなくすか、玄関の
位置を設計変更する必要がある。また、上述の理由によ
り、玄関の位置を設計変更した際に、玄関が住宅の敷地
に接する道路から離れてしまった場合には、住宅の角部
に玄関を形成するものとしても、住宅に対する出入が容
易なものとならない。
【0005】また、玄関ポーチ上を比較的広い面積の屋
根で被うものとした場合に、玄関ポーチに風が吹き込ん
だ場合に、上記屋根に風の吹き上げる力がかかることに
なる。すなわち、玄関ポーチ上の屋根を支持するために
は、屋根の荷重等による鉛直方向下向きの力に対応する
だけではなく、風による上向きの力にも対応しなければ
ならず、上記屋根の先端部分を支柱で支持する場合に、
屋根にかかる上向きの力にも対応できるように、支柱と
屋根とを強固に接合する必要があり、上記屋根の形成に
大きなコストがかかることになる。すなわち、上記支柱
は、単に屋根の荷重を支持するように作用するものでは
なく、風により上向きの力がかかる屋根を、地盤側に繋
いでおく作用を有するものである。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、敷地内の住宅の配置の状態に係わらず、住宅の
道路側の角部に玄関及び玄関ポーチを設けることを可能
とするとともに、玄関ポーチ上を被う住宅の構造物を支
持する構造を簡便なものとすることが可能な玄関構造を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
玄関構造は、図1〜図5に示すように、二階建て以上の
住宅の角部1の一階2に設けられたものであり、上記住
宅の少なくとも一つの出隅の角部1において、この出隅
の角部1を挟む二つの壁3、4の両方の一階部分が切り
欠かれた形状の凹部5が形成され、該凹部5内の壁6に
玄関8が設けられるとともに、上記凹部5上が上記住宅
の二階9に被われた状態とされ、かつ、上記凹部5上を
被う二階部分9aの角部1が支柱10により支持されて
いることを上記課題の解決手段した。
【0008】上記構成によれば、住宅の角部1の一階2
の凹部5内の壁6に玄関8が設けられており、上記凹部
5内に玄関ポーチ11を形成することができるので、上
記住宅の角部の外側の敷地に余裕がなくとも、玄関8及
び玄関ポーチ11を形成することができる。従って、敷
地内における住宅の配置がどのようなものとなっていて
も、住宅の道路側の角部1に玄関8及び玄関ポーチ11
を形成することができる。
【0009】また、凹部5内に玄関ポーチ11を形成し
た場合には、玄関ポーチ11が凹部5上を被う住宅の二
階部分9aに被われるので、玄関ポーチ11上を屋根や
庇で被う必要がない。また、玄関ポーチ11上を該玄関
ポーチ11上に延出する住宅の二階部分9aで被うもの
とした場合に、住宅の二階部分9aが大きな荷重を有す
るので、強風により玄関ポーチ11上に延出する二階部
分9aに上向きの力が作用しても、二階部分9aの荷重
が大きいので、上向きの力が押さえ込まれた状態とな
る。従って、二階部分9aを支持する支柱10は、必ず
しも、二階部分9aに強風等によりかかる上向きの力に
対応する必要がなく、基本的に二階部分9aの荷重を支
持できれば良いので、二階部分9aと支柱10との接合
構造を簡単なものとすることができる。
【0010】なお、上記住宅は、二階建て以上のもの
で、二階9の出隅の角部1の下に玄関9があるものなら
ば良い。また、上記住宅の出隅の角部1を挟む二つの壁
3、4の両方の一階2部分が切り欠かれた形状の凹部5
とは、基本的に出隅の角部を挟む二つの壁3、4の両方
に開口した凹部5であり、二つの壁3、4が面する方向
に対しての出入を容易とするものである。また、支柱1
0は、凹部5上を被う二階部分9aの角部1を下から支
持することができるものならば良い。また、玄関8は、
凹部5内の一階の壁6に形成されるものならば良く、基
本的に開口部と該開口部を開平するドアや引き戸等の開
平部材からなるものである。
【0011】本発明の請求項2記載の玄関構造は、上記
凹部5上を被う二階部分の上記角部1を挟んで配置され
る二つの壁12、13の下側縁部にそれぞれ梁状構造物
(マグサ)14、15が上記壁12、13に沿って水平
に配置され、かつ、これら梁状構造物14、15が上記
二階部分9aの上記角部1で互いに接合されるととも
に、上記梁状構造物14、15が互いに接合された部分
で上記支柱10の上端部に接合され、上記二本の梁状構
造物14、15に上記凹部5を被う二階部分9aの床が
支持されていることを上記課題の解決手段とした。
【0012】上記構成によれば、上記凹部5上を被う二
階部分9aは、この二階部分9aの角部1を挟むように
配置された二本の梁状構造物14、15と角部1の頂点
に配置された支柱10とにより支持されることになる。
すなわち、凹部5は、一階の出隅の角部1の頂点の両側
に開口部を設けることにより、容易に形成することがで
きるとともに、凹部5が住宅の角部の一階部分におい
て、角部1の頂点に配置された支柱10の両側の壁3、
4に開口部を形成した構造なので、凹部5を形成するこ
とにより、大きく強度が低下するようなことがない。
【0013】また、凹部5の形成に当たっては、凹部5
内の壁を形成するために、例えば、入隅の角部を形成す
るように、入隅の角部を挟んで配置される壁6、7を設
けるなどする必要がある。そして、上述のように凹部5
内に壁6、7を設けることにより、凹部5上を被った状
態、すなわち、オーバーハングした状態で設けられる二
階部分9aが、凹部5内の壁6、7と支柱10と梁状構
造物14、15とにより支持されることになり、オーバ
ーハングした二階部分9aを十分な強度で支持すること
ができる。
【0014】本発明の請求項3記載の玄関構造は、上記
支柱10の上端部に、該上端部に上記梁状構造物14、
15を載置した状態で、上記梁状構造物14、15の側
面に沿って延出する接合板21が設けられ、上記接合板
21と上記梁状構造物14、15が接合されていること
を上記課題の解決手段とした。上記構成によれば、支柱
10上に上記梁状構造物14、15を載せた状態で、梁
状構造物14、15と接合板21とを、例えば、釘等の
接合部材で接合するこにより、容易に支柱10と梁状構
造物14、15とを接合することができる。
【0015】すなわち、上述のように凹部5を被う二階
部分9aは、強風により上向きの力が作用しても、その
荷重により上向きの力が打ち消されるので、上記支柱1
0が上記二階部分9aに強風によりかかる上向きの力に
対応するように接合される必要がなく、基本的に上記二
階部分9aの荷重を上記支柱10が支持する状態を保持
できれば良いので、支柱10と上記二階部分9aとの接
合を上述のような簡単なものとすることができる。
【0016】なお、上記凹部5が設けられた住宅の角部
1にかかる水平応力は、例えば、凹部5内に設けられる
壁6、7により対応することができる。また、上記住宅
を木製とした場合に、上記梁状構造物14、15は、基
本的に、木製のものとなるが、鋼製としても良い。ま
た、支柱10は、強度やサイズ等を考慮して鋼製とする
ことが好ましい。
【0017】本発明の請求項4記載の玄関構造は、上記
二階9の床が、矩形状の床パネル(図2に図示)16を
敷き詰めることにより形成されていることを上記課題の
解決手段とした。上記構成によれば、例えば、上記梁状
構造物14、15と凹部5内に形成された壁6、7との
上に床パネル16の左右もしくは前後の側縁部が支持さ
れるように、床パネル16を敷き詰めることにより、容
易に床を形成することができる。なお、上記床パネル1
6は、例えば、木製の矩形の枠体の上面に面板を貼設し
たものであるが、そのほかの板体を床パネル16として
用いても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の第
一例の玄関構造を図面を参照して説明する。図1は、第
一例の玄関構造が用いられた住宅の外観の概略を示した
ものである。図1に示すように、第一例の玄関構造は、
二階建ての住宅の角部1の一階2に設けられたものであ
り、住宅の一つの出隅の角部1において、この角部1を
挟む一階2の二つの壁3、4の両方の角部1側の側縁部
がそれぞれ切り欠かれた形状の凹部5が形成され、該凹
部5内の二つの壁6、7のうちの一方の壁6に玄関8が
形成されている。
【0019】また、上記凹部5の上は、住宅の二階9に
被われた状態とされ、かつ、上記凹部5上を被う二階部
分9aの角部が支柱10により支持されている。また、
一階2の凹部5においては、凹部5内の二つの壁6、7
が、互いに直角に接合されて入隅の角部を形成してい
る。また、凹部内の壁6は壁3に直角に接合され、凹部
内の壁7は壁4に直角に接合されている。
【0020】そして、壁6には、玄関用の開口部が形成
され、該開口部に玄関ドアを有する玄関サッシが取り付
けられて玄関8が設けられている。また、凹部5の底部
が玄関ポーチ11となっている。そして、玄関ポーチ1
1上が二階部分9aに被われているので、玄関ポーチ1
1上に屋根を設けなくとも良い構成となっている。
【0021】上記支柱10は、二階9において、上記角
部1を挟むように設けられた壁12、13の凹部5上に
延出した部分の下側縁部に配置された梁状構造物である
マグサ14、15を支持するものである。そして、支柱
10は、玄関ポーチ11を形成するベースコンクリート
上に立設された鋼製のものである。そして、支柱10
は、図2及び図3に示すように、正方形状の底板(図示
略)と、四角筒状の支柱本体10aと、該支柱本体10
a上に設けられた支持板10bからなる。
【0022】上記支柱10の底板は、玄関ポーチ11の
ベースコンクリートに埋設されたアンカーボルト(図示
略)等の接合部材によりベースコンクリートに強固に接
合されている。上記接合部材10bは、上記支柱本体1
0aの上端部に水平に固定された正方形状のヘッドプレ
ート10cと、該ヘッドプレート10cの中央部から垂
直に立設されたボルト(図示略)と、ヘッドプレート1
0cの四隅部分にそれぞれ立設されたガイドピン10d
…とからなるものである。
【0023】上記ヘッドプレート10cは、支柱本体1
0aの上端部に溶接された鋼板である。また、上記ボル
トは、その全体が雄ねじとなったものであり、その下端
部がヘッドプレート10cに溶接されている。また、上
記ボルトは、互いに直角に接合された二本のマグサ1
4、15の端部を上下に貫通して配置され、上記二本の
マグサを支柱10に締結するためのものである。
【0024】上記ガイドピン10d…は、ヘッドプレー
ト10cの四隅部分に溶接により接合されている。ま
た、上記ガイドピン10c…同士のヘッドプレート10
dの各辺に沿った間隔は、マグサ14、15の厚さとほ
ぼ同様のものとなっており、ガイドピン10d…同士の
間にちょうどマグサ14、15…がはまりこむようにガ
イドピン10d…が配置されている。
【0025】すなわち、ガイドピン5c…は、マグサ1
4、15を支柱10上に配置して位置合わせを行う際
に、マグサ14、15を案内するようになっている。上
記マグサ14、15は、角部1で互いに接合されること
になるが、一方のマグサ14の端部にマグサ14の左右
の厚みの半分の切欠部が形成され、該切欠部に他方のマ
グサ15の端部が接合されるようになっている。
【0026】また、マグサ14とマグサ15との接合面
には、それぞれ支持板10bのボルトを貫通させるため
の溝(図示略)が形成されており、マグサ14とマグサ
15を接合した際に上記溝が貫通孔となるようになって
いる。そして、角部1におけるマグサ14とマグサ15
との接合部分は、支柱10の支持板10bのボルトによ
り支柱10に締結されるようになっている。なお、マグ
サ14、15の接合部分の上面には、切欠部14a、1
5aが形成され、該切欠部14a、15a内に支持板1
0bのボルトの端部、ボルトに螺合するナット、座金等
が収納された状態となるようになっている。
【0027】また、マグサ14、15の互いに接合され
る端部の反対側の端部は、一階の角部1を挟む壁3、4
の凹部5側の側縁部に接合されて支持されている。な
お、マグサ14、15と壁3、4との接合部分において
は、マグサ14、15が図示しない梁受け金物もしくは
方立を用いて支持されている。そして、上記マグサ1
4、15上には、矩形状の床パネル16がその短辺側の
側縁部をマグサ14上に載せた状態で支持されている。
【0028】なお、図2に示すように、マグサ15に長
辺側の側縁部を沿わせて配置された一番端の床パネル1
6においては、短辺側だけではなく長辺側の側縁部がマ
グサ15上に配置されている。また、図2においては、
床パネル16からなる床部分と二階の後述する壁パネル
18からなる壁部分とを断面で図示している。また、床
パネル16は、図2に示すように、矩形枠状の枠体16
aと該枠体16aの上面に貼設された面材からなるもの
である。また、枠体16aの内部には、必要に応じて図
示しない棧材が配置されている。
【0029】そして、マグサ14、15においては、マ
グサ14、15の左右の厚みの内側の半分、すなわち、
マグサ14、15の中心線までの部分に床パネル16の
側縁部が載せられて接合されており、マグサ14、15
の左右の厚みの外側の半分には胴差17が接合されてい
る。そして、上記マグサ14、15上には、図2示すよ
うに、上述の床パネル16の側縁部と胴差17を介して
二階の壁12、13を構成する壁パネル18が配置され
ている。また、壁12の壁パネル18と壁13の壁パネ
ル18と角部1を挟む接合部分には、結合材19が配置
されている。また、マグサ14、15と、床パネル16
及び胴差17と、壁パネル18とは、接着剤等により接
合されるとともに、胴差ボルト(図示略)により締結さ
れている。
【0030】また、上記壁パネル18は、矩形枠状の枠
体18aと該枠体18aの左右両面に貼設された面材1
8b、18bからなるものである。また、枠体18aの
内部には、必要に応じて図示しない棧材が配置されてい
る。また、二階の壁12、13と同様に一階の壁3、4
等も壁パネル18が用いられており、この一例の住宅
は、床、壁、屋根等が木製パネルからなるパネル工法で
施工された住宅である。
【0031】次に、このような第一例の玄関構造の作用
について説明する。上記玄関構造によれば、住宅の出隅
の角部1の一階2部分に凹部5が形成され、この凹部5
内の壁6に玄関8が形成されるとともに、凹部5の底面
に玄関ポーチ11が形成され、玄関ポーチ11上が住宅
の上記出隅の角部1の二階部分9aに被われて、角部1
の二階部分9aが玄関ポーチ11の屋根の役割をしてい
るので、住宅が占める領域から外側に延出するように、
玄関ポーチ11や玄関ポーチ11の屋根を設ける必要が
ない。
【0032】従って、住宅の道路の近傍の角部1の外側
に玄関ポーチ11や玄関ポーチ11の屋根を設ける余裕
がなくとも、住宅の道路の近傍の角部1に玄関ポーチ1
1を有する玄関8を設けることができる。また、凹部5
内に玄関ポーチ11を形成しているので、上述のように
玄関ポーチ11が住宅の二階部分9aに被われるので、
玄関ポーチ11上を屋根や庇で被う必要がない。また、
玄関ポーチ11上を被う二階部分9aが大きな荷重を有
するので、屋根のように強風で吹き飛ばされる恐れがな
い。従って、強風時に凹部5上を被う二階部分9aが吹
き飛ばされないように、支柱10と二階部分9aとを強
固に接合する必要がなく、支柱10と二階部分9aとの
接合を容易に行うことができる。
【0033】また、上記凹部5の形成に当たっては、一
階の角部に支柱10を配置し、角部1の左右の一階の壁
3、4に開口部を設けることにより、容易に形成するこ
とができる。また、凹部5上に二階部分9aがオーバー
ハングした状態で形成されることになるが、凹部5内に
形成された壁7、8が設けられているので、この壁7、
8と、支柱10とマグサ14、15とにより、二階部分
9aを容易に支持することができるとともに、十分な強
度で支持することができる。
【0034】また、床が床パネル16を敷き詰めること
により形成されており、床パネル16の側縁部を、上記
壁7、8及びマグサ14、15に載置した状態で床パネ
ル16とこれら壁7、8やマグサ14、15とを接合す
ることにより、通常のパネル工法の住宅と同様に容易に
床を施工することができる。
【0035】次に、図4、図5及び図6を参照して本発
明の実施の形態の第二例の玄関構造を説明する。第二例
の玄関構造は、第一例において、マグサ13、14と支
柱10とを接合するための支柱10の支持板10bを、
支持金物20に代えたものであり、第二例の玄関構造に
おいて、支持金物20以外の構成は、基本的に第一例の
玄関構造と同様のものである。従って、第二例の玄関構
造の説明において、第一例の構成要素と同様の構成要素
に同一の符号付してその説明を省略する。また、第二例
の玄関構造は、図1に示す第一例の玄関構造と同様の構
成を有するものであり、図1に示される玄関構造の説明
を省略する。
【0036】第二例においては、図4に示すように、支
柱10の支柱本体10a上端部に第一例の支持板10b
に代えて支持金物20が溶接されている。上記支持金物
20は、支柱本体10aの上端に水平に配置される略正
方形上の底板20aと、該底板20aの一つの角を挟む
二つの辺からそれぞれ垂直に立設された二枚の接続板2
1、21と、接続板21、21と対向するように配置さ
れたガイド板20b、20bとからなるものである。
【0037】二枚の接続板21、21は、上記底板20
aの一つの角で互いに直角に接合された状態となってい
る。また、接続板21、21には、スクリュー釘(図示
略)を打ち込むための複数の貫通孔22…が形成されて
おり、接続板21、21にマグサ14、15の側面を重
ねて配置した状態で、スクリュー釘を打ち込むことによ
り、接続板21、21とマグサ14、15とを接合でき
るようになっている。また、上記ガイド板20b、20
bは、接続板21、21に対して平行に配置されるとと
もに、接続板21、21と同様に二枚のガイド板20
b、20b同士が直角に接合されている。また、ガイド
板20b、20bと接続板21、21との間隔がマグサ
14、15の厚みとほぼ同じ長さとされ、接続板21、
21とガイド板20b、20bとの間にマグサ14、1
5を互いに直角になるように配置できるようになってい
る。
【0038】次に、上記第二例の玄関構造において、支
持金物20を用いた支柱10とマグサ14、15との接
合方法を説明する。まず、支柱1の上で、マグサ14、
マグサ15とが直角に接合されるように、支柱10の支
持金物20上にマグサ14、15を載置する。この際
に、マグサ14、15が互いに接合される端部におい
て、マグサ14、15の端部が支持金物20の接合板2
1、21とガイド板20b、20bとの間に配置される
ようにする。
【0039】従って、支持金物20の接合板21、21
及びガイド板20b、20bは、マグサ14、15を支
柱10上に配置する際に、マグサ14、15の位置を決
める機能を有する。そして、接合板21、21の貫通孔
22…からスクリュー釘を打ち込むことにより、支柱1
0とマグサ14、15とを容易に接合することができ
る。また、スクリュー釘を打ち込む際には、マグサ1
4、15は、ガイド板20b、20bにより裏から押さ
えられた状態となり、容易に釘打ちを行うことができ
る。そして、マグサ14、15上に床パネル16…の端
部を配置するとともに、床パネル16…の端面に胴差1
7、17を配置する。
【0040】そして、マグサ14、15上には、床パネ
ル16…の端部と胴差17、17とを介して壁パネル1
8…が配置されることになり、壁パネル18…と床パネ
ル16の端部及び胴差17、17とは、胴差ボルト25
により締結されるようになっている。また、マグサ1
4、15と胴差17、17との接合部には、ガセット合
板26…が外側から貼設され、マグサ14、15と胴差
17、17との接合が補強されるようになっている。
【0041】そして、第二例の玄関構造においては、第
一例の玄関構造と同様に凹部5上に延出する二階部分9
aが、凹部5内に設けられた玄関ポーチ11の屋根の役
割をすることになるが、二階部分9aは、強風時に上向
きの力が作用しても、屋根と異なり比較的大きな荷重を
有し、この荷重により上向きの力が相殺されてしまうの
で、支柱10と二階部分9aとを強風時の上向きの力に
対応するように接合する必要がなく、屋根と支柱との接
合に比較して接合を容易なものとすることができる。
【0042】従って、上述のような接合板21、21を
有する支持金物20で容易に支柱10とマグサ14、1
5とを接合することができる。なお、支柱10及び、支
柱10と二階部分9aとの接合部は、二階部分9aの荷
重に十分耐えるものである必要がある。すなわち、支持
金物20の接合板21、21とマグサ14、15とをス
クリュー釘等の接合部材で接合するものとしても、十分
に凹部5上の二階部分9aを支持することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の玄関構造によれ
ば、住宅の角部の一階部分の凹部内の壁に玄関が設けら
れているので、上記凹部内に玄関ポーチを形成すること
ができ、上記住宅の角部の外側の敷地に余裕がなくと
も、玄関及び玄関ポーチを形成することができる。従っ
て、敷地内の住宅の配置がどのようなものとなっていて
も、住宅の道路側の角部に玄関及び玄関ポーチを形成す
ることができる。
【0044】また、凹部内に玄関ポーチを形成した場合
には、玄関ポーチが凹部上を被う住宅の二階部分に被わ
れるので、玄関ポーチ上を屋根や庇で被う必要がない。
また、玄関ポーチ上を玄関ポーチ上に延出する住宅の二
階部分で被うものとした場合に、住宅の二階部分が大き
な荷重を有するので、強風時に上向きの力が作用して
も、上記荷重により打ち消されることになる。従って、
二階部分を支持する支柱は、必ずしも、二階部分が上方
に移動するのを抑止する必要がなく、基本的に二階部分
の荷重を支持できれば良いので、二階部分と支柱との接
合構造を簡単なものとすることができる。
【0045】本発明の請求項2記載の玄関構造によれ
ば、上記凹部上を被う二階部分は、この二階部分の角部
を挟むように配置された二本の梁状構造物と角部の頂点
に配置された支柱とにより支持されることになる。すな
わち、凹部は、一階の出隅の角部の頂点の両側に開口部
を設けることにより、容易に形成することができるとと
もに、凹部が住宅の角部の一階部分において、角部の頂
点に配置された支柱の両側に開口部を形成した構造なの
で、凹部を形成することにより、大きく強度が低下する
ようなことがない。
【0046】本発明の請求項3記載の玄関構造によれ
ば、支柱上に上記梁状構造物を載せた状態で、梁状構造
物と接合板とを、例えば、釘等の接合部材で接合するこ
により、容易に支柱と梁状構造物を接合することができ
る。すなわち、上述のように凹部を被う二階部分は、そ
の荷重により強風時の上向きの力に対応できるので、上
記支柱が上記二階部分が上方に移動しないように接合さ
れる必要がなく、基本的に上記二階部分の荷重を上記支
柱が支持する状態を保持できれば良いので、支柱と上記
二階部分との接合を上述のような簡単なものとすること
ができる。
【0047】本発明の請求項4記載の玄関構造によれ
ば、例えば、上記梁状構造物と凹部内に形成された壁と
の上に床パネルの左右もしくは前後の側縁部が支持され
るように、床パネルを敷き詰めることにより、容易に床
を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例の玄関構造を有す
る住宅の概略を示す斜視図である。
【図2】上記第一例の玄関構造における支柱とマグサと
床との接合構造を示す要部断面図である。
【図3】上記第一例の玄関構造における支柱とマグサと
床との接合構造を示す要部斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態の第二例の玄関構造におけ
る支柱を示す要部斜視図である。
【図5】上記第二例の玄関構造における支柱とマグサと
床との接合構造を示す要部斜視図である。
【図6】上記第二例の玄関構造における支柱とマグサと
床及び壁との接合構造を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 住宅の出隅の角部 2 一階 3 一階の壁 4 一階の壁 5 凹部 6 凹部内の壁 7 凹部内の壁 8 玄関 9 二階 10 支柱 14 マグサ(梁状構造物) 15 マグサ(梁状構造部) 16 床パネル 21 接合板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二階建て以上の住宅の角部の一階に設け
    られた玄関構造であって、 上記住宅の少なくとも一つの出隅の角部において、この
    出隅の角部を挟む二つの壁の両方の一階部分が切り欠か
    れた形状の凹部が形成され、該凹部内の壁に玄関が設け
    られるとともに、上記凹部上が上記住宅の二階に被われ
    た状態とされ、かつ、上記凹部上を被う二階部分の角部
    が支柱により支持されていることを特徴とする玄関構
    造。
  2. 【請求項2】 上記凹部上を被う二階部分の上記角部を
    挟んで配置される二つの壁の下側縁部にそれぞれ梁状構
    造物が上記壁に沿って水平に配置され、かつ、これら梁
    状構造物が上記二階部分の上記角部で互いに接合される
    とともに、上記梁状構造物が互いに接合された部分で上
    記支柱の上端部に接合され、上記二本の梁状構造物に上
    記凹部を被う二階部分の床が支持されていることを特徴
    とする請求項1記載の玄関構造。
  3. 【請求項3】 上記支柱の上端部に、該上端部に上記梁
    状構造物を載置した状態で、上記梁状構造物の側面に沿
    って延出する接合板が設けられ、上記接合板と上記梁状
    構造物が接合されていることを特徴とする請求項2記載
    の玄関構造。
  4. 【請求項4】 上記二階の床が、矩形状の床パネルを敷
    き詰めることにより形成されていることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の玄関構造。
JP29530596A 1996-11-07 1996-11-07 玄関構造 Expired - Fee Related JP3841117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29530596A JP3841117B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 玄関構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29530596A JP3841117B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 玄関構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10140655A true JPH10140655A (ja) 1998-05-26
JP3841117B2 JP3841117B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=17818896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29530596A Expired - Fee Related JP3841117B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 玄関構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3841117B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206280A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Misawa Homes Co Ltd バルコニーを備えた住宅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206280A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Misawa Homes Co Ltd バルコニーを備えた住宅

Also Published As

Publication number Publication date
JP3841117B2 (ja) 2006-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3474582A (en) Building system
US5718093A (en) Floor panel joint structure and method of making a wooden building with the same
JP3657432B2 (ja) 小屋根の小屋組構造とその施工方法
JPH10140655A (ja) 玄関構造
JP3269936B2 (ja) ユニット建物
JP4585672B2 (ja) ユニット式建物の屋根構造
JPH09317205A (ja) サンルームの増築方法
JP2003336312A (ja) 建 物
JP3936981B2 (ja) 木造建築における床板の支持構造
JPH10306497A (ja) 鋼製柱による支持構造
JP3943438B2 (ja) 建物
JPH10169088A (ja) 屋根の構造体及び該構造体を備える屋根ユニット
JP3810869B2 (ja) 玄関庇ユニットおよびその取付方法
JP3647129B2 (ja) 住宅
JPH0577819B2 (ja)
JP3318079B2 (ja) 屋切パネルの取付構造及びその取付方法
JPH02209537A (ja) パネル式構造物
JPH0681408A (ja) 門型パネルユニット
JP2510357B2 (ja) ユニット住宅における屋根の組立方法
JPH0124264Y2 (ja)
JPH0647401U (ja) バルコニー用床パネル
JPH07111073B2 (ja) 登り梁型屋根ユニット
JPH11293838A (ja) ユニット式建物のルーフバルコニ
JP2004300801A (ja) 片持ち庇構造
JPH10159232A (ja) 屋根パネルと妻壁パネルの連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060801

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees