JPH1014320A - トラクタのレーザ均平装置 - Google Patents
トラクタのレーザ均平装置Info
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- JPH1014320A JPH1014320A JP17676596A JP17676596A JPH1014320A JP H1014320 A JPH1014320 A JP H1014320A JP 17676596 A JP17676596 A JP 17676596A JP 17676596 A JP17676596 A JP 17676596A JP H1014320 A JPH1014320 A JP H1014320A
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- laser
- light receiver
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラクタのレーザ均平装置に於けるレーザ受
光装置の受光器を取り付けるに際して、トラクタの機体
の振動及び作業機の振動によるレーザ検出誤差を低減
し、圃場の均平性を確保する。 【解決手段】 レーザ受光装置の受光器36を、トラク
タ10のリヤアクスルハウジング37の前後幅W以内の
上方位置に設ける。
光装置の受光器を取り付けるに際して、トラクタの機体
の振動及び作業機の振動によるレーザ検出誤差を低減
し、圃場の均平性を確保する。 【解決手段】 レーザ受光装置の受光器36を、トラク
タ10のリヤアクスルハウジング37の前後幅W以内の
上方位置に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクタのレーザ均
平装置に関するものであり、特に、レーザ受光装置の受
光器の取付位置に関するものである。
平装置に関するものであり、特に、レーザ受光装置の受
光器の取付位置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクタのデプス制御は、リヤカ
バーの角度変化により耕深の大小を検出し、リヤカバー
の角度が一定となるように制御している。従って、図8
に示すように、例えば耕盤1に凹部1aがあった場合
は、ロータリ作業機2の浮き沈みに応じてリヤカバー3
の角度が一定になるようにロータリ作業機2の高さを調
整するため、耕深量Dは一定になるが地表面4に凹部4
aが生じることになる。耕盤1に凹凸があると溜まり水
の影響が大となって収穫が減り、地表面4に凹凸がある
と植え付け作業性が悪くなる。
バーの角度変化により耕深の大小を検出し、リヤカバー
の角度が一定となるように制御している。従って、図8
に示すように、例えば耕盤1に凹部1aがあった場合
は、ロータリ作業機2の浮き沈みに応じてリヤカバー3
の角度が一定になるようにロータリ作業機2の高さを調
整するため、耕深量Dは一定になるが地表面4に凹部4
aが生じることになる。耕盤1に凹凸があると溜まり水
の影響が大となって収穫が減り、地表面4に凹凸がある
と植え付け作業性が悪くなる。
【0003】近年、農業の低コスト化を図るために大規
模圃場化が進んでいる。このため、従来のようなリヤカ
バーによるデプス制御のみの作業や、或いは作業者の勘
に頼った作業では、圃場の均平性が確保できなくなって
いる。圃場の均平性を得る方法として、レーザ均平装置
が知られている。これは、圃場面上の一定高さにレーザ
光を水平方向へ放射し、このレーザ光がつくり出す水平
面を基準として作業を行うものである。
模圃場化が進んでいる。このため、従来のようなリヤカ
バーによるデプス制御のみの作業や、或いは作業者の勘
に頼った作業では、圃場の均平性が確保できなくなって
いる。圃場の均平性を得る方法として、レーザ均平装置
が知られている。これは、圃場面上の一定高さにレーザ
光を水平方向へ放射し、このレーザ光がつくり出す水平
面を基準として作業を行うものである。
【0004】例えば、図9に示すように、トラクタ5の
機体後部にレーザ受光装置の受光器6を設け、水平方向
に放射されたレーザ光をこの受光器6によって受け、レ
ーザ光に対するトラクタ5の相対位置を演算する。そし
て、レーザ光とトラクタ5の相対位置に応じてリフトア
ーム7を回動させ、ロータリ作業機2の位置を自動調整
して耕盤1の高さが一定となるようにしている。
機体後部にレーザ受光装置の受光器6を設け、水平方向
に放射されたレーザ光をこの受光器6によって受け、レ
ーザ光に対するトラクタ5の相対位置を演算する。そし
て、レーザ光とトラクタ5の相対位置に応じてリフトア
ーム7を回動させ、ロータリ作業機2の位置を自動調整
して耕盤1の高さが一定となるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ均平装置
は、耕盤1の高さは一定に保たれるが、リヤカバー3の
角度が変化して一定にならない。従って、耕耘爪の回転
によって砕土される土の量及びリヤカバー3後方へ排土
される土の量が変化し、地表面4に凹部4aや凸部4b
が生じることがある。また、トラクタ5の機体後部の高
い位置に受光器6を設けているので、図9の二点鎖線に
示すように、トラクタ5の前後傾斜により受光器6が大
きく揺れ、レーザ検出精度の悪化の原因になるととも
に、圃場の均平性も損なわれることがあった。
は、耕盤1の高さは一定に保たれるが、リヤカバー3の
角度が変化して一定にならない。従って、耕耘爪の回転
によって砕土される土の量及びリヤカバー3後方へ排土
される土の量が変化し、地表面4に凹部4aや凸部4b
が生じることがある。また、トラクタ5の機体後部の高
い位置に受光器6を設けているので、図9の二点鎖線に
示すように、トラクタ5の前後傾斜により受光器6が大
きく揺れ、レーザ検出精度の悪化の原因になるととも
に、圃場の均平性も損なわれることがあった。
【0006】そこで、トラクタのレーザ均平装置に於け
るレーザ受光装置の受光器を取り付けるに際して、トラ
クタの機体の振動及び作業機の振動によるレーザ検出誤
差を低減し、圃場の均平性を確保するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を
解決することを目的とする。
るレーザ受光装置の受光器を取り付けるに際して、トラ
クタの機体の振動及び作業機の振動によるレーザ検出誤
差を低減し、圃場の均平性を確保するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を
解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、水平方向に放射され
たレーザ光を受けてトラクタとの相対位置を検出できる
レーザ受光装置を設け、トラクタに対する作業機の位置
を検出できるリフトアームセンサを備え、レーザ光とト
ラクタの相対位置に応じてリフトアームを回動させ、作
業機の位置を自動調整して圃場の仕上げ面を均平制御す
るトラクタに於いて、トラクタのリヤアクスルハウジン
グの前後幅以内の上方位置に前記レーザ受光装置の受光
器を設けたトラクタのレーザ均平装置を提供するもので
ある。
するために提案されたものであり、水平方向に放射され
たレーザ光を受けてトラクタとの相対位置を検出できる
レーザ受光装置を設け、トラクタに対する作業機の位置
を検出できるリフトアームセンサを備え、レーザ光とト
ラクタの相対位置に応じてリフトアームを回動させ、作
業機の位置を自動調整して圃場の仕上げ面を均平制御す
るトラクタに於いて、トラクタのリヤアクスルハウジン
グの前後幅以内の上方位置に前記レーザ受光装置の受光
器を設けたトラクタのレーザ均平装置を提供するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1はトラクタ10を示し、機体の
後部にリンク機構11を介してロータリ作業機12が連
結されている。運転席13の近傍にはコントローラ14
が設けられており、このコントローラ14にポジション
レバー15、耕深設定ダイヤル16、傾斜設定ダイヤル
17等を設けて、ロータリ作業機12の耕深量及び左右
の傾斜量を設定する。また、前記運転席13の下部には
スロープセンサ18、車速センサ19等が設けられてい
る。
に従って詳述する。図1はトラクタ10を示し、機体の
後部にリンク機構11を介してロータリ作業機12が連
結されている。運転席13の近傍にはコントローラ14
が設けられており、このコントローラ14にポジション
レバー15、耕深設定ダイヤル16、傾斜設定ダイヤル
17等を設けて、ロータリ作業機12の耕深量及び左右
の傾斜量を設定する。また、前記運転席13の下部には
スロープセンサ18、車速センサ19等が設けられてい
る。
【0009】前記リンク機構11はトップリンク20と
左右のロワーリンク21からなる3点リンク方式であ
り、リフトアーム22を回動することにより、ロワーリ
ンク21が上下動してロータリ作業機12が昇降する。
該リフトアーム22の回動角度はリフトアームセンサ2
3にて検出する。
左右のロワーリンク21からなる3点リンク方式であ
り、リフトアーム22を回動することにより、ロワーリ
ンク21が上下動してロータリ作業機12が昇降する。
該リフトアーム22の回動角度はリフトアームセンサ2
3にて検出する。
【0010】また、リンク機構11の左右一方若しくは
両方にローリングシリンダ24を設け、該ローリングシ
リンダ24を伸縮させてロワーリンク21のリフト量を
左右で変えることにより、トラクタ10に対してロータ
リ作業機12が左右へ傾斜する。該ローリングシリンダ
24の伸縮長さはストロークセンサ25にて検出する。
両方にローリングシリンダ24を設け、該ローリングシ
リンダ24を伸縮させてロワーリンク21のリフト量を
左右で変えることにより、トラクタ10に対してロータ
リ作業機12が左右へ傾斜する。該ローリングシリンダ
24の伸縮長さはストロークセンサ25にて検出する。
【0011】一方、ロータリ作業機12のメインカバー
26の後端にリヤカバー27を回動自在に取り付け、デ
プスセンサ28によりリヤカバー27の回動角度を検出
してロータリ作業機12のデプス調整を行えるように構
成する。また、前記スロープセンサ18によりトラクタ
10の左右方向の傾斜を検出し、ロータリ作業機12の
ローリング調整を行えるようにする。
26の後端にリヤカバー27を回動自在に取り付け、デ
プスセンサ28によりリヤカバー27の回動角度を検出
してロータリ作業機12のデプス調整を行えるように構
成する。また、前記スロープセンサ18によりトラクタ
10の左右方向の傾斜を検出し、ロータリ作業機12の
ローリング調整を行えるようにする。
【0012】ここで、前記メインカバー26の左右位置
にブラケット29を固設し、夫々のブラケット29にプ
レッシャロッド30の上部を装着し、該プレッシャロッ
ド30の下端をリヤカバー27のブラケット31に連結
する。そして、該プレッシャロッド30にスプリング3
2を介装してリヤカバー27の動きを規制することによ
り、リヤカバー27が跳ね上がるのを防止している。
尚、前記メインカバー26は耕耘爪33の回転軸34を
中心に、円弧状の軌跡で前後へ回動可能に形成されてい
る。
にブラケット29を固設し、夫々のブラケット29にプ
レッシャロッド30の上部を装着し、該プレッシャロッ
ド30の下端をリヤカバー27のブラケット31に連結
する。そして、該プレッシャロッド30にスプリング3
2を介装してリヤカバー27の動きを規制することによ
り、リヤカバー27が跳ね上がるのを防止している。
尚、前記メインカバー26は耕耘爪33の回転軸34を
中心に、円弧状の軌跡で前後へ回動可能に形成されてい
る。
【0013】更に、トラクタ10の後部にセンサマスト
35を昇降自在に設け、センサマスト35の上端にレー
ザ受光装置の受光器36を取り付ける。該受光器36は
リヤアクスルハウジング37の前後幅W以内の上方位置
に設けるが、望ましくは本実施の形態のように、リヤア
クスルシャフト38の真上に受光器36を設置するのが
よい。また、該受光器36には上下方向に複数個のダイ
オードを配設してあり、後述する投光器から放射される
レーザ光を何れかのダイオードで捕捉する。
35を昇降自在に設け、センサマスト35の上端にレー
ザ受光装置の受光器36を取り付ける。該受光器36は
リヤアクスルハウジング37の前後幅W以内の上方位置
に設けるが、望ましくは本実施の形態のように、リヤア
クスルシャフト38の真上に受光器36を設置するのが
よい。また、該受光器36には上下方向に複数個のダイ
オードを配設してあり、後述する投光器から放射される
レーザ光を何れかのダイオードで捕捉する。
【0014】このとき、受光器36の中心位置にあるダ
イオードでレーザ光を捕捉したときは、トラクタ10が
基準高さにあるとして該受光器36から制御信号を出力
する。また、受光器36の中心位置より上下何れかに配
設されたダイオードでレーザ光を捕捉したときには、ト
ラクタ10が基準高さに対して高位置或いは低位置にあ
るとして、基準高さに対する高低差を該受光器36から
制御信号として出力する。この制御信号は前記コントロ
ーラ14へ入力される。
イオードでレーザ光を捕捉したときは、トラクタ10が
基準高さにあるとして該受光器36から制御信号を出力
する。また、受光器36の中心位置より上下何れかに配
設されたダイオードでレーザ光を捕捉したときには、ト
ラクタ10が基準高さに対して高位置或いは低位置にあ
るとして、基準高さに対する高低差を該受光器36から
制御信号として出力する。この制御信号は前記コントロ
ーラ14へ入力される。
【0015】図2に示すように、圃場の畦畔39にスタ
ンド40を設置し、スタンド40の上端に投光器41を
取り付ける。該投光器41から圃場面上の一定高さの水
平方向に所定の角度範囲でレーザ光が放射されるが、レ
ーザ光の照射に先立ってトラクタ10側の調整を行う。
ンド40を設置し、スタンド40の上端に投光器41を
取り付ける。該投光器41から圃場面上の一定高さの水
平方向に所定の角度範囲でレーザ光が放射されるが、レ
ーザ光の照射に先立ってトラクタ10側の調整を行う。
【0016】先ず、図1に示したポジションレバー15
により手動操作でリンク機構11を動かし、ロータリ作
業機12の高さを調整して耕深量を確定する。続いて、
センサマスト35を昇降させ、受光器36の中心位置に
あるダイオードでレーザ光を捕捉するように、受光器3
6の上下位置を調整する。然る後に、投光器41のスイ
ッチをオンにしてレーザ光を照射し、オペレータが前記
ポジションレバー15を少し下げてレーザ均平装置によ
る作業を開始する。
により手動操作でリンク機構11を動かし、ロータリ作
業機12の高さを調整して耕深量を確定する。続いて、
センサマスト35を昇降させ、受光器36の中心位置に
あるダイオードでレーザ光を捕捉するように、受光器3
6の上下位置を調整する。然る後に、投光器41のスイ
ッチをオンにしてレーザ光を照射し、オペレータが前記
ポジションレバー15を少し下げてレーザ均平装置によ
る作業を開始する。
【0017】前記受光器36は投光器41から照射され
るレーザ光を受けて制御信号を出力し、コントローラ1
4でトラクタ10の走行高さを演算する。そして、トラ
クタ10の走行高さに応じてリフトアーム22の回動角
度を調整し、前記レーザ光の照射面を基準としてロータ
リ作業機12の耕深量を一定に維持するように制御す
る。この後、耕耘土壌面の仕上がり具合をみてセンサマ
スト35を僅かに昇降させ、受光器36の上下位置を再
調整する。
るレーザ光を受けて制御信号を出力し、コントローラ1
4でトラクタ10の走行高さを演算する。そして、トラ
クタ10の走行高さに応じてリフトアーム22の回動角
度を調整し、前記レーザ光の照射面を基準としてロータ
リ作業機12の耕深量を一定に維持するように制御す
る。この後、耕耘土壌面の仕上がり具合をみてセンサマ
スト35を僅かに昇降させ、受光器36の上下位置を再
調整する。
【0018】ここで、圃場の凹凸によってトラクタ10
が前後に傾斜したり、或いは振動によってトラクタ10
が前後に揺動した場合は、センサマスト35が前後へ傾
斜して受光器36の高さが僅かに変化する。受光器36
の高さの変化は誤差となって表れる。
が前後に傾斜したり、或いは振動によってトラクタ10
が前後に揺動した場合は、センサマスト35が前後へ傾
斜して受光器36の高さが僅かに変化する。受光器36
の高さの変化は誤差となって表れる。
【0019】例えば、図3に示すように、リヤアクスル
シャフト38から受光器36までの距離をL1 とし、同
図の二点鎖線で示すように、トラクタ10が後方に角度
θだけ傾斜した場合には、リヤアクスルシャフト38を
中心にセンサマスト35が後方へ角度θ回動するので、
受光器36は略(L1 × sinθ)の距離移動して高さΔ
H1 の誤差が生じる。
シャフト38から受光器36までの距離をL1 とし、同
図の二点鎖線で示すように、トラクタ10が後方に角度
θだけ傾斜した場合には、リヤアクスルシャフト38を
中心にセンサマスト35が後方へ角度θ回動するので、
受光器36は略(L1 × sinθ)の距離移動して高さΔ
H1 の誤差が生じる。
【0020】一方、図4に示すように、受光器36をト
ラクタ10の機体最後部に設けた場合は、受光器36の
地上高が図3の場合と同じであれば、リヤアクスルシャ
フト38から受光器36までの距離L2 は前記L1 より
大になる。従って、同図の二点鎖線で示すように、トラ
クタ10が後方に角度θだけ傾斜した場合には、受光器
36は略(L2 × sinθ)の距離移動して高さΔH2 の
誤差が生じる。L2 はL1 より大であるから、機体の前
後傾斜による受光器36の高さ誤差ΔH2 が前記ΔH1
より大きくなる。
ラクタ10の機体最後部に設けた場合は、受光器36の
地上高が図3の場合と同じであれば、リヤアクスルシャ
フト38から受光器36までの距離L2 は前記L1 より
大になる。従って、同図の二点鎖線で示すように、トラ
クタ10が後方に角度θだけ傾斜した場合には、受光器
36は略(L2 × sinθ)の距離移動して高さΔH2 の
誤差が生じる。L2 はL1 より大であるから、機体の前
後傾斜による受光器36の高さ誤差ΔH2 が前記ΔH1
より大きくなる。
【0021】即ち、本実施の形態では図3に示したよう
に、受光器36をリヤアクスルシャフト38の真上位置
に設けてあるため、機体の最前部や最後部に受光器36
を設置する場合よりも、トラクタ10の前後傾斜に対し
て受光器36の高さの変化が小さくなり、レーザ検出精
度が高くなる。
に、受光器36をリヤアクスルシャフト38の真上位置
に設けてあるため、機体の最前部や最後部に受光器36
を設置する場合よりも、トラクタ10の前後傾斜に対し
て受光器36の高さの変化が小さくなり、レーザ検出精
度が高くなる。
【0022】尚、図示は省略するが、レーザ受光装置を
作業機側に設置する構成も考えられるが、作業機を交換
する際にはレーザ受光装置を付け替えなくてはならず、
しかも、その都度レーザ光の基準面に対する作業機の調
整を行う必要があって、交換時の作業が極めて煩雑であ
る。また、受光器がトラクタの影に入らないように高い
位置に保持されるため、作業機の振動により受光器が大
きく揺れて、レーザ検出精度が悪化する虞がある。
作業機側に設置する構成も考えられるが、作業機を交換
する際にはレーザ受光装置を付け替えなくてはならず、
しかも、その都度レーザ光の基準面に対する作業機の調
整を行う必要があって、交換時の作業が極めて煩雑であ
る。また、受光器がトラクタの影に入らないように高い
位置に保持されるため、作業機の振動により受光器が大
きく揺れて、レーザ検出精度が悪化する虞がある。
【0023】これに対して、本発明ではトラクタにレー
ザ受光装置を設けているので、作業機を交換したときに
レーザ受光装置の付け替えや再調整が不要であり、且
つ、作業機の振動による誤差などを解消できる。
ザ受光装置を設けているので、作業機を交換したときに
レーザ受光装置の付け替えや再調整が不要であり、且
つ、作業機の振動による誤差などを解消できる。
【0024】図5はリンク機構11を示し、左右のロワ
ーリンク21には複数の取付穴42a,42b…を開穿
してあり、作業機の種類に応じてリフトロッド43の取
付位置を変更できるようにしてある。リフトアーム22
の回動角に対するロワーリンク21の高さ変化(即ち作
業機の高さ変化)のデータは、予めコントローラ14内
のメモリに記憶されている。例えば、リフトロッド43
を取付穴42dに取り付けた場合は、図6の実線で示す
ように、リフトアーム22の回動角の増加に対してロワ
ーリンク21が徐々に高くなるが、リフトロッド43を
取付穴42bに取り付けた場合は、図6の二点鎖線で示
すように、リフトアーム22の回動角の増加に対してロ
ワーリンク21が急激に高くなる。
ーリンク21には複数の取付穴42a,42b…を開穿
してあり、作業機の種類に応じてリフトロッド43の取
付位置を変更できるようにしてある。リフトアーム22
の回動角に対するロワーリンク21の高さ変化(即ち作
業機の高さ変化)のデータは、予めコントローラ14内
のメモリに記憶されている。例えば、リフトロッド43
を取付穴42dに取り付けた場合は、図6の実線で示す
ように、リフトアーム22の回動角の増加に対してロワ
ーリンク21が徐々に高くなるが、リフトロッド43を
取付穴42bに取り付けた場合は、図6の二点鎖線で示
すように、リフトアーム22の回動角の増加に対してロ
ワーリンク21が急激に高くなる。
【0025】従って、レーザ均平制御を行うに際して、
リフトアーム22の回動角に対するロワーリンク21の
高さの補正量を切り替えるスイッチ(図示せず)を設け
ておき、作業者がどの取付穴を使用するかによって該ス
イッチを切り替えれば、レーザ均平制御の精度を向上さ
せることができる。尚、各取付穴42a,42b…に夫
々マイクロスイッチや近接センサなどの検出具を設けて
おき、この検出具によりリフトロッド43がどの取付穴
に装着されたかを検出して、前記補正量を自動的に切り
替えるように構成することもできる。
リフトアーム22の回動角に対するロワーリンク21の
高さの補正量を切り替えるスイッチ(図示せず)を設け
ておき、作業者がどの取付穴を使用するかによって該ス
イッチを切り替えれば、レーザ均平制御の精度を向上さ
せることができる。尚、各取付穴42a,42b…に夫
々マイクロスイッチや近接センサなどの検出具を設けて
おき、この検出具によりリフトロッド43がどの取付穴
に装着されたかを検出して、前記補正量を自動的に切り
替えるように構成することもできる。
【0026】ここで、図9にて説明したように、従来の
レーザ均平装置はリヤカバーの角度が一定に保持されな
いので、ロータリ作業機の耕耘爪の回転によって砕土さ
れる土の量が変化し、地表面に凹凸が生じることがあっ
た。そこで、本発明では図1に示したメインカバー26
を油圧シリンダなどの作動により前後へ回動させ、リヤ
カバー27の角度を一定に保持するように制御する。
レーザ均平装置はリヤカバーの角度が一定に保持されな
いので、ロータリ作業機の耕耘爪の回転によって砕土さ
れる土の量が変化し、地表面に凹凸が生じることがあっ
た。そこで、本発明では図1に示したメインカバー26
を油圧シリンダなどの作動により前後へ回動させ、リヤ
カバー27の角度を一定に保持するように制御する。
【0027】図7(a)に示すように、一定高さの耕盤
44に対してリヤカバー27が立った状態になると、リ
ヤカバー27の後方への土捌けが多くなり、地表面45
に凹部46aができる。これを防止するために、リヤカ
バー27の角度が大きくなり始めたときは、前記メイン
カバー26を後方へ回動させてリヤカバー27の角度を
一定に保持する。従って、耕耘爪33とリヤカバー27
との間隙が常に一定になり、耕耘爪33の回転により砕
土された土の抱え込み量が安定するため、前記凹部46
aが解消されて二点鎖線46bに示すように地表面45
が平坦に均平される。
44に対してリヤカバー27が立った状態になると、リ
ヤカバー27の後方への土捌けが多くなり、地表面45
に凹部46aができる。これを防止するために、リヤカ
バー27の角度が大きくなり始めたときは、前記メイン
カバー26を後方へ回動させてリヤカバー27の角度を
一定に保持する。従って、耕耘爪33とリヤカバー27
との間隙が常に一定になり、耕耘爪33の回転により砕
土された土の抱え込み量が安定するため、前記凹部46
aが解消されて二点鎖線46bに示すように地表面45
が平坦に均平される。
【0028】一方、図7(b)に示すように、リヤカバ
ー27が寝た状態になると、耕耘爪33とリヤカバー2
7との間隙が大きくなって土の抱え込み量が増加し、地
表面45に凸部47aができる。これを防止するため
に、リヤカバー27の角度が小さくなり始めたときは、
前記メインカバー26を前方へ回動させてリヤカバー2
7の角度を一定に保持する。従って、耕耘爪33とリヤ
カバー27との間隙が常に一定になり、リヤカバー27
の内側の土の抱え込み量が安定するため、前記凸部47
aが解消されて二点鎖線47bに示すように地表面45
が平坦に均平される。
ー27が寝た状態になると、耕耘爪33とリヤカバー2
7との間隙が大きくなって土の抱え込み量が増加し、地
表面45に凸部47aができる。これを防止するため
に、リヤカバー27の角度が小さくなり始めたときは、
前記メインカバー26を前方へ回動させてリヤカバー2
7の角度を一定に保持する。従って、耕耘爪33とリヤ
カバー27との間隙が常に一定になり、リヤカバー27
の内側の土の抱え込み量が安定するため、前記凸部47
aが解消されて二点鎖線47bに示すように地表面45
が平坦に均平される。
【0029】このように、本発明のレーザ均平装置は、
ロータリ作業中にメインカバー26を前後へ回動してリ
ヤカバー27の角度を一定に保持するので、地表面45
の凹凸がなくなって均平性が良好になる。尚、メインカ
バーが回動式でない場合は、メインカバー全体を上下動
させることによりリヤカバーの角度を調整し、その角度
を一定に保持するようにしてもよい。
ロータリ作業中にメインカバー26を前後へ回動してリ
ヤカバー27の角度を一定に保持するので、地表面45
の凹凸がなくなって均平性が良好になる。尚、メインカ
バーが回動式でない場合は、メインカバー全体を上下動
させることによりリヤカバーの角度を調整し、その角度
を一定に保持するようにしてもよい。
【0030】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではレーザ
受光装置の受光器がリヤアクスルハウジングの前後幅以
内の上方位置に設けられているため、機体の最前部や最
後部に受光器を設置する場合よりも、トラクタの前後傾
斜に対して受光器の高さの変化が小さくなり、レーザ検
出精度が高くなる。
受光装置の受光器がリヤアクスルハウジングの前後幅以
内の上方位置に設けられているため、機体の最前部や最
後部に受光器を設置する場合よりも、トラクタの前後傾
斜に対して受光器の高さの変化が小さくなり、レーザ検
出精度が高くなる。
【0032】斯くして、トラクタの機体の振動及び作業
機の振動によるレーザ検出誤差を低減でき、圃場の均平
性を確保することが可能になった。
機の振動によるレーザ検出誤差を低減でき、圃場の均平
性を確保することが可能になった。
【図1】本発明の実施の形態を示し、レーザ均平装置を
設けたトラクタの側面図。
設けたトラクタの側面図。
【図2】レーザの投光器と受光器の位置関係を示す解説
図。
図。
【図3】リヤアクスルシャフトの真上に設けられた受光
器の高さ誤差を示す解説図。
器の高さ誤差を示す解説図。
【図4】トラクタの機体最後部に設けられた受光器の高
さ誤差を示す解説図。
さ誤差を示す解説図。
【図5】ロワーリンクに複数の取付穴を設けたリンク機
構の側面図。
構の側面図。
【図6】リフトアーム回動角とロワーリンクの高さの関
係を示すグラフ。
係を示すグラフ。
【図7】レーザ均平制御中にリヤカバーの角度を一定に
保持する例を示し、(a)はメインカバーを後方へ回動
させる解説図、(b)はメインカバーを前方へ回動させ
る解説図。
保持する例を示し、(a)はメインカバーを後方へ回動
させる解説図、(b)はメインカバーを前方へ回動させ
る解説図。
【図8】従来のデプス制御による圃場面の仕上げ状態を
示す図。
示す図。
【図9】従来のレーザ均平制御による圃場面の仕上げ状
態を示す図。
態を示す図。
10 トラクタ 12 ロータリ作業機 22 リフトアーム 23 リフトアームセンサ 36 受光器 37 リヤアクスルハウジング 41 投光器 W リヤアクスルハウジングの前後幅
Claims (1)
- 【請求項1】 水平方向に放射されたレーザ光を受けて
トラクタとの相対位置を検出できるレーザ受光装置を設
け、トラクタに対する作業機の位置を検出できるリフト
アームセンサを備え、レーザ光とトラクタの相対位置に
応じてリフトアームを回動させ、作業機の位置を自動調
整して圃場の仕上げ面を均平制御するトラクタに於い
て、トラクタのリヤアクスルハウジングの前後幅以内の
上方位置に前記レーザ受光装置の受光器を設けたことを
特徴とするトラクタのレーザ均平装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17676596A JPH1014320A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | トラクタのレーザ均平装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17676596A JPH1014320A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | トラクタのレーザ均平装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014320A true JPH1014320A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16019434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17676596A Pending JPH1014320A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | トラクタのレーザ均平装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014320A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101063312B1 (ko) | 2011-06-16 | 2011-09-07 | 국제종합기계 주식회사 | 트랙터 댐핑 제어 시스템 및 방법 |
| KR102564152B1 (ko) * | 2022-12-14 | 2023-08-08 | 지금강(주) | 트랙터 제어형 균평장치 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17676596A patent/JPH1014320A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101063312B1 (ko) | 2011-06-16 | 2011-09-07 | 국제종합기계 주식회사 | 트랙터 댐핑 제어 시스템 및 방법 |
| KR102564152B1 (ko) * | 2022-12-14 | 2023-08-08 | 지금강(주) | 트랙터 제어형 균평장치 |
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