JPH10145202A - 周波数/電圧変換回路 - Google Patents
周波数/電圧変換回路Info
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- JPH10145202A JPH10145202A JP31686896A JP31686896A JPH10145202A JP H10145202 A JPH10145202 A JP H10145202A JP 31686896 A JP31686896 A JP 31686896A JP 31686896 A JP31686896 A JP 31686896A JP H10145202 A JPH10145202 A JP H10145202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周波数/電圧変換回路の変換の高線形化、高
帯域化、低雑音化を実現すること。 【解決手段】 2つの入力端子に入力される差動入力信
号を遅延させるアクティブ遅延回路1と、各トランジス
タのエミッタに帰還抵抗が接続され前記差動入力信号と
前記アクティブ遅延回路1の差動出力信号を位相比較す
る過渡応答抑制型の位相比較器2と、該位相比較器2か
ら出力する差動出力信号の直流分を取り出すローパスフ
ィルタ3とから構成する。
帯域化、低雑音化を実現すること。 【解決手段】 2つの入力端子に入力される差動入力信
号を遅延させるアクティブ遅延回路1と、各トランジス
タのエミッタに帰還抵抗が接続され前記差動入力信号と
前記アクティブ遅延回路1の差動出力信号を位相比較す
る過渡応答抑制型の位相比較器2と、該位相比較器2か
ら出力する差動出力信号の直流分を取り出すローパスフ
ィルタ3とから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数信号を電圧信
号に変換する周波数/電圧変換回路に係り、特に変換の
高線形化、変換周波数範囲の広帯域化、低雑音化を図る
技術に関するものである。
号に変換する周波数/電圧変換回路に係り、特に変換の
高線形化、変換周波数範囲の広帯域化、低雑音化を図る
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遅延検波方式を用いた周波数/電
圧変換回路の構成を図13に示す。同図において、3は
ローパスフィルタ、4、4Nは差動信号入力端子、5、
5Nは差動信号出力端子、7、7Nは差動端子、8、8
Nも差動端子、11はEX−OR回路で構成される位相
比較器、12、13は遅延線である。
圧変換回路の構成を図13に示す。同図において、3は
ローパスフィルタ、4、4Nは差動信号入力端子、5、
5Nは差動信号出力端子、7、7Nは差動端子、8、8
Nも差動端子、11はEX−OR回路で構成される位相
比較器、12、13は遅延線である。
【0003】ここでは、周波数fの差動入力信号が差動
入力端子4、4Nに入力したとき、一部はそのまま位相
比較器11に入力し、他は遅延線12、13に入力して
そこで時間Tdだけ遅延され、差動端子7、7Nから位
相比較器11に入力し、そこで両信号が位相比較され
る。そして、この比較結果の信号が差動端子8、8Nか
らローパスフィルタ3に入力して直流分が差動出力端子
5、5Nに得られる。
入力端子4、4Nに入力したとき、一部はそのまま位相
比較器11に入力し、他は遅延線12、13に入力して
そこで時間Tdだけ遅延され、差動端子7、7Nから位
相比較器11に入力し、そこで両信号が位相比較され
る。そして、この比較結果の信号が差動端子8、8Nか
らローパスフィルタ3に入力して直流分が差動出力端子
5、5Nに得られる。
【0004】図14はこの位相比較器11の動作のタイ
ミングチャートを示すものである。ここでは、入力端子
4に入力する正相の信号について示している。入力信号
はデューティ50である。位相比較器11では、(a)
に示す入力信号と(b)に示す遅延入力信号のEX−O
Rが取られて、(c)に示すようなパルス信号が端子8
に出力し、これをローパスフィルタ3を通過させると
(c)の破線で示すような直流成分Vdが出力端子5に
得られる。
ミングチャートを示すものである。ここでは、入力端子
4に入力する正相の信号について示している。入力信号
はデューティ50である。位相比較器11では、(a)
に示す入力信号と(b)に示す遅延入力信号のEX−O
Rが取られて、(c)に示すようなパルス信号が端子8
に出力し、これをローパスフィルタ3を通過させると
(c)の破線で示すような直流成分Vdが出力端子5に
得られる。
【0005】ここで、この直流成分Vdは、端子8にお
けるハイレベル電位を0V、ロウレベル電位を−Vaと
すると、 Vd=2・Td・Va・f−Va ・・・(1) となる。すなわち、入力信号、遅延信号、位相比較器1
1の出力信号の各々が理想的な方形波であれば、この周
波数/電圧変換回路の出力は、入力信号の周波数fに比
例したレベルの直流電圧となる。
けるハイレベル電位を0V、ロウレベル電位を−Vaと
すると、 Vd=2・Td・Va・f−Va ・・・(1) となる。すなわち、入力信号、遅延信号、位相比較器1
1の出力信号の各々が理想的な方形波であれば、この周
波数/電圧変換回路の出力は、入力信号の周波数fに比
例したレベルの直流電圧となる。
【0006】図15は前記したEX−OR回路からなる
位相比較器11の具体的な回路構成を示す図である。こ
の回路は、トランジスタQ5、Q6、抵抗R5、R6か
らなり遅延信号のレベルシフト回路と、差動対(トラン
ジスタQ7とQ8、トランジスタQ9とQ10、トラン
ジスタQ11とQ12)、負荷抵抗R7、R8、および
電流源CS1からなるEX−OR回路より構成されてい
る。VEEは負側電源電圧である。最上位側の電源電圧
はグランドである。
位相比較器11の具体的な回路構成を示す図である。こ
の回路は、トランジスタQ5、Q6、抵抗R5、R6か
らなり遅延信号のレベルシフト回路と、差動対(トラン
ジスタQ7とQ8、トランジスタQ9とQ10、トラン
ジスタQ11とQ12)、負荷抵抗R7、R8、および
電流源CS1からなるEX−OR回路より構成されてい
る。VEEは負側電源電圧である。最上位側の電源電圧
はグランドである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】遅延検波方式を用いた
周波数/電圧変換回路では、入力信号の周波数に対する
出力電圧の線形性が維持できる条件は、式(1)におい
て遅延時間Td、位相比較器出力の論理振幅Vaが常に
一定であることである。
周波数/電圧変換回路では、入力信号の周波数に対する
出力電圧の線形性が維持できる条件は、式(1)におい
て遅延時間Td、位相比較器出力の論理振幅Vaが常に
一定であることである。
【0008】しかしながら、図13に示した従来の周波
数/電圧変換回路の実際の回路は、次のような問題があ
った。(1)モノリシック集積化されていないため、設
計時に実装上の影響を考慮する必要があり、設計が複雑
化し、また入力信号の周波数の変化に対して遅延線が周
波数特性をもち、実装上の寄生インピーダンスの影響に
より、入力遅延信号の立上り、立下りの時間が変化し、
遅延時間Tdが入力信号の周波数に対して一定でなくな
り、高い線形動作(変換の高線形化)ができなくなる。
(2)スイッチング時の位相比較器の過渡応答により、
比較器出力の振幅Vaが一定でなくなり、線形変換でき
る周波数範囲の広帯域化ができない。(3)ローパスフ
ィルタによって、雑音が増加する。すなわち、従来の周
波数/電圧変換回路では、変換の高線形化、高帯域化を
実現することが困難であり、また雑音が減少しないとい
う問題があった。
数/電圧変換回路の実際の回路は、次のような問題があ
った。(1)モノリシック集積化されていないため、設
計時に実装上の影響を考慮する必要があり、設計が複雑
化し、また入力信号の周波数の変化に対して遅延線が周
波数特性をもち、実装上の寄生インピーダンスの影響に
より、入力遅延信号の立上り、立下りの時間が変化し、
遅延時間Tdが入力信号の周波数に対して一定でなくな
り、高い線形動作(変換の高線形化)ができなくなる。
(2)スイッチング時の位相比較器の過渡応答により、
比較器出力の振幅Vaが一定でなくなり、線形変換でき
る周波数範囲の広帯域化ができない。(3)ローパスフ
ィルタによって、雑音が増加する。すなわち、従来の周
波数/電圧変換回路では、変換の高線形化、高帯域化を
実現することが困難であり、また雑音が減少しないとい
う問題があった。
【0009】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、前記した変換の高線形化、高帯域
化、低雑音化を実現することである。
もので、その目的は、前記した変換の高線形化、高帯域
化、低雑音化を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力信号
を遅延させるアクティブ遅延回路と、前記入力信号と前
記アクティブ遅延回路の出力信号を位相比較する位相比
較器と、該位相比較器から出力する出力信号から直流成
分を取り出すローパスフィルタとを具備するよう構成し
た。
を遅延させるアクティブ遅延回路と、前記入力信号と前
記アクティブ遅延回路の出力信号を位相比較する位相比
較器と、該位相比較器から出力する出力信号から直流成
分を取り出すローパスフィルタとを具備するよう構成し
た。
【0011】第2の発明は、第1の発明の位相比較器
を、エミッタに帰還抵抗を接続した差動対トランジスタ
を有するEX−OR型、AND型、あるいはOR型とて
構成した。
を、エミッタに帰還抵抗を接続した差動対トランジスタ
を有するEX−OR型、AND型、あるいはOR型とて
構成した。
【0012】
【請求項3】第3の発明は、第1又は第2の発明の位相
比較器を電源端子と出力端子との間に負荷抵抗と並列と
なるように容量を接続して構成し、且つ前記ローパスフ
ィルタを削除した。
比較器を電源端子と出力端子との間に負荷抵抗と並列と
なるように容量を接続して構成し、且つ前記ローパスフ
ィルタを削除した。
【0013】
[第1の実施の形態]図1はその第1の実施の形態の周
波数/電圧変換回路の構成を示す回路図である。前記し
た図13におけるものと同じものには同じ符号を付し
た。ここでは、入力差動信号を遅延する回路として、ト
ランジスタと抵抗から構成されるアクティブ遅延回路1
を設け、また位相比較器2は過渡応答抑制型とした。
波数/電圧変換回路の構成を示す回路図である。前記し
た図13におけるものと同じものには同じ符号を付し
た。ここでは、入力差動信号を遅延する回路として、ト
ランジスタと抵抗から構成されるアクティブ遅延回路1
を設け、また位相比較器2は過渡応答抑制型とした。
【0014】図2はアクティブ遅延回路1の具体的な構
成を示す回路図である。この回路は1個の差動対(トラ
ンジスタQ1とQ2)電流源CS1、負荷抵抗R1、R
2と、その出力側に接続されるバッファ回路(トランジ
スタQ3、Q4、抵抗R3、R4)から構成されてい
る。
成を示す回路図である。この回路は1個の差動対(トラ
ンジスタQ1とQ2)電流源CS1、負荷抵抗R1、R
2と、その出力側に接続されるバッファ回路(トランジ
スタQ3、Q4、抵抗R3、R4)から構成されてい
る。
【0015】このアクティブ遅延回路1では、入力端子
4、4Nに入力信号が入ると、ゲート遅延の遅延時間T
bdだけ遅延した信号が出力端子6、6Nから出力す
る。このようなアクティブ遅延回路1を使用することよ
って、遅延線を用いる場合に生じる入力遅延信号の立上
り時間、立下り時間の入力信号周波数依存を少なくする
ことができ、したがって、位相比較器2に入力端子4、
4Nから入力される入力信号に対して、このアクティブ
遅延回路1から入力する遅延入力信号の遅延時間変動を
抑制できる。
4、4Nに入力信号が入ると、ゲート遅延の遅延時間T
bdだけ遅延した信号が出力端子6、6Nから出力す
る。このようなアクティブ遅延回路1を使用することよ
って、遅延線を用いる場合に生じる入力遅延信号の立上
り時間、立下り時間の入力信号周波数依存を少なくする
ことができ、したがって、位相比較器2に入力端子4、
4Nから入力される入力信号に対して、このアクティブ
遅延回路1から入力する遅延入力信号の遅延時間変動を
抑制できる。
【0016】図3は図1における位相比較器2の具体的
な回路を示す図である。この位相比較器はEX−OR回
路から構成されており、前述した図15に示したEX−
OR回路と異なる点は、各トランジスタのエミッタに帰
還抵抗R9〜R14を設けた点である。すなわち、トラ
ンジスタQ7とQ8のエミッタに各々抵抗R9、R10
の一端を接続してそれらの他端をトランジスタQ11の
コレクタに共通接続し、またトランジスタQ9とQ10
のエミッタに各々抵抗R11、R12の一端を接続して
それらの他端をトランジスタQ12のコレクタに共通接
続し、さらにトランジスタQ11とQ12のエミッタに
各々抵抗R13、R14の一端を接続してそれらの他端
を電流源CS2に共通接続している。
な回路を示す図である。この位相比較器はEX−OR回
路から構成されており、前述した図15に示したEX−
OR回路と異なる点は、各トランジスタのエミッタに帰
還抵抗R9〜R14を設けた点である。すなわち、トラ
ンジスタQ7とQ8のエミッタに各々抵抗R9、R10
の一端を接続してそれらの他端をトランジスタQ11の
コレクタに共通接続し、またトランジスタQ9とQ10
のエミッタに各々抵抗R11、R12の一端を接続して
それらの他端をトランジスタQ12のコレクタに共通接
続し、さらにトランジスタQ11とQ12のエミッタに
各々抵抗R13、R14の一端を接続してそれらの他端
を電流源CS2に共通接続している。
【0017】このような帰還抵抗R9〜R14を各トラ
ンジスタのエミッタに接続することによって、スイッチ
ング時に各差動対トランジスタのベース・エミッタ間電
圧に負帰還がかかり、そのスイッチング時の過渡応答を
抑制することができる。
ンジスタのエミッタに接続することによって、スイッチ
ング時に各差動対トランジスタのベース・エミッタ間電
圧に負帰還がかかり、そのスイッチング時の過渡応答を
抑制することができる。
【0018】図4は図1の回路の位相比較器2の別の例
の具体的な回路を示す図である。トランジスタQ13、
Q14、抵抗R15、R16はレベルシフト回路を構成
し、トランジスタQ15〜Q18、抵抗R17〜R2
2、電流源CS3はAND回路を構成している。ここで
は、抵抗R19〜R22が帰還抵抗として機能し、過渡
応答抑制が行われる。
の具体的な回路を示す図である。トランジスタQ13、
Q14、抵抗R15、R16はレベルシフト回路を構成
し、トランジスタQ15〜Q18、抵抗R17〜R2
2、電流源CS3はAND回路を構成している。ここで
は、抵抗R19〜R22が帰還抵抗として機能し、過渡
応答抑制が行われる。
【0019】図5は図1の回路の位相比較器2のさらな
る別の例の具体的な回路を示す図である。この回路はト
ランジスタQ19〜Q24、抵抗R23〜R28、電流
源CS4、CS5からなるOR回路により構成されてい
る。ここでは、抵抗R25〜R28が帰還抵抗として機
能し、過渡応答抑制が行われる。
る別の例の具体的な回路を示す図である。この回路はト
ランジスタQ19〜Q24、抵抗R23〜R28、電流
源CS4、CS5からなるOR回路により構成されてい
る。ここでは、抵抗R25〜R28が帰還抵抗として機
能し、過渡応答抑制が行われる。
【0020】図6は前述したアクティブ遅延回路1(図
2)の効果を説明するための特性図である。実線Aがこ
のアクティブ遅延回路1を接続した場合の入出力特性、
破線Bが従来の遅延線12、13(図13)を接続した
場合の入出力特性のシミュレーション結果である。な
お、位相比較器は帰還抵抗を接続しない従来のもの(図
15)を共通に使用した。1GHz〜8GHzまでの入
力信号の変化に対し、従来の特性Bに対して本実施の形
態の特性Aは、より広い周波数範囲での線形性が確保で
き、変換の高線形化、広帯域化が達成できていることが
分かる。
2)の効果を説明するための特性図である。実線Aがこ
のアクティブ遅延回路1を接続した場合の入出力特性、
破線Bが従来の遅延線12、13(図13)を接続した
場合の入出力特性のシミュレーション結果である。な
お、位相比較器は帰還抵抗を接続しない従来のもの(図
15)を共通に使用した。1GHz〜8GHzまでの入
力信号の変化に対し、従来の特性Bに対して本実施の形
態の特性Aは、より広い周波数範囲での線形性が確保で
き、変換の高線形化、広帯域化が達成できていることが
分かる。
【0021】図7は位相比較器に帰還抵抗を接続した場
合(図3)と、接続しない場合(図15)のスイッチン
グ時の位相比較器の出力波形(端子8、8Nの差動出力
波形)のシミュレーション結果を示す図である。実線A
が帰還抵抗を接続した場合、破線Bが接続しない場合の
特性である。実線Bで示す場合の方が、出力論理振幅が
一定であることが分かる。
合(図3)と、接続しない場合(図15)のスイッチン
グ時の位相比較器の出力波形(端子8、8Nの差動出力
波形)のシミュレーション結果を示す図である。実線A
が帰還抵抗を接続した場合、破線Bが接続しない場合の
特性である。実線Bで示す場合の方が、出力論理振幅が
一定であることが分かる。
【0022】図8はこの帰還抵抗を接続した位相比較器
2とアクティブ遅延回路1からなる本実施の形態の場合
(図1)の入出力特性(実線A)と、帰還抵抗を接続し
ない位相比較器11と遅延線12、13からなる従来の
場合(図13)の入出力特性(破線B)のシミュレーシ
ョン結果を示す図である。直線でフィティングできる範
囲を線形範囲とみなすと、本実施の形態の特性Aでは、
1GHz〜6GHz以上までの入力信号の変化に対して
線形性を確保できるのに対し、従来の特性Bでは1GH
z〜5GHzの範囲しか線形性が確保できていない。す
なわち、本実施の形態によれば、従来例に比べて約1.
2倍以上の広帯域化を実現できる。
2とアクティブ遅延回路1からなる本実施の形態の場合
(図1)の入出力特性(実線A)と、帰還抵抗を接続し
ない位相比較器11と遅延線12、13からなる従来の
場合(図13)の入出力特性(破線B)のシミュレーシ
ョン結果を示す図である。直線でフィティングできる範
囲を線形範囲とみなすと、本実施の形態の特性Aでは、
1GHz〜6GHz以上までの入力信号の変化に対して
線形性を確保できるのに対し、従来の特性Bでは1GH
z〜5GHzの範囲しか線形性が確保できていない。す
なわち、本実施の形態によれば、従来例に比べて約1.
2倍以上の広帯域化を実現できる。
【0023】[第2の実施の形態]図9は第2の実施の
形態の周波数/電圧変換回路の構成を示す回路図であ
る。ここでは、位相比較器9として、前記した過渡応答
抑制型の回路を使用すると共に、ここにローパスフィル
タの機能も持たせて、その出力側に接続していたローパ
スフィルタを削除した。
形態の周波数/電圧変換回路の構成を示す回路図であ
る。ここでは、位相比較器9として、前記した過渡応答
抑制型の回路を使用すると共に、ここにローパスフィル
タの機能も持たせて、その出力側に接続していたローパ
スフィルタを削除した。
【0024】図10はその位相比較器9の具体的な回路
である。この回路はEX−OR回路型であって、前述し
た図3の回路に対し、その負荷抵抗R7、R8に並列に
容量C1、C2を接続したものである。このように一端
が高電位電源に接続され、他端が出力端子5、5Nに一
端が接続される負荷抵抗R7、R8に容量C1、C2を
接続すれば、その抵抗R7、R8、容量C1、C2によ
ってそこにローパスフィルタが構成され、位相比較結果
出力を直流成分を取り出すことができる。
である。この回路はEX−OR回路型であって、前述し
た図3の回路に対し、その負荷抵抗R7、R8に並列に
容量C1、C2を接続したものである。このように一端
が高電位電源に接続され、他端が出力端子5、5Nに一
端が接続される負荷抵抗R7、R8に容量C1、C2を
接続すれば、その抵抗R7、R8、容量C1、C2によ
ってそこにローパスフィルタが構成され、位相比較結果
出力を直流成分を取り出すことができる。
【0025】以上によって、図13に示した従来のロー
パスフィルタ3では、抵抗で発生する熱雑音が問題であ
ったが、本実施の形態ではこれを削減することができ
る。具体的な例で示すと、ローパスフィルタ3に使用さ
れている抵抗値の和が1KΩの場合には、低減される雑
音量を実効値で示すと、4×10-9(V/Hz1/2 )と
なる。雑音量は抵抗値の1/2乗に比例して大きくな
る。
パスフィルタ3では、抵抗で発生する熱雑音が問題であ
ったが、本実施の形態ではこれを削減することができ
る。具体的な例で示すと、ローパスフィルタ3に使用さ
れている抵抗値の和が1KΩの場合には、低減される雑
音量を実効値で示すと、4×10-9(V/Hz1/2 )と
なる。雑音量は抵抗値の1/2乗に比例して大きくな
る。
【0026】図11は位相比較器9の別の例の具体的な
回路を示す図である。これは、前述した図4に示したA
ND型の位相比較器の負荷抵抗R17、R18に容量C
3、C4を並列接続して、そこにローパスフィルタ機能
を設けたものである。また、図12はさらなる別の例の
具体的な回路を示す図であり、前述した図5に示したO
R型の位相比較器の負荷抵抗R23、R24に容量C
5、C6を並列接続して、そこにローパスフィルタ機能
を設けたたものである。
回路を示す図である。これは、前述した図4に示したA
ND型の位相比較器の負荷抵抗R17、R18に容量C
3、C4を並列接続して、そこにローパスフィルタ機能
を設けたものである。また、図12はさらなる別の例の
具体的な回路を示す図であり、前述した図5に示したO
R型の位相比較器の負荷抵抗R23、R24に容量C
5、C6を並列接続して、そこにローパスフィルタ機能
を設けたたものである。
【0027】
【発明の効果】以上から第1の発明によれば、アクティ
ブ遅延回路を使用するので、これをモノリシック集積化
でき、設計が容易となると共に、周波数に対する遅延時
間変動が抑制され、変換の高線形化、広帯域化が可能と
なる。第2の発明によれば、位相比較器のトランジスタ
のエミッタに帰還抵抗を接続し過渡応答を抑制したの
で、その位相比較器の出力論理振幅の変動を抑制して、
さらなる高線形化、広帯域化がが可能となる。第3の発
明によれば、位相比較器の電源端子と出力端子との間に
負荷抵抗に並列となるように容量を接続したのでそこに
ローパスフィルタが構成され、別にローパスフィルタを
独立して構成する場合に比較して素子数が削減できると
共に、低雑音動作が可能になる。
ブ遅延回路を使用するので、これをモノリシック集積化
でき、設計が容易となると共に、周波数に対する遅延時
間変動が抑制され、変換の高線形化、広帯域化が可能と
なる。第2の発明によれば、位相比較器のトランジスタ
のエミッタに帰還抵抗を接続し過渡応答を抑制したの
で、その位相比較器の出力論理振幅の変動を抑制して、
さらなる高線形化、広帯域化がが可能となる。第3の発
明によれば、位相比較器の電源端子と出力端子との間に
負荷抵抗に並列となるように容量を接続したのでそこに
ローパスフィルタが構成され、別にローパスフィルタを
独立して構成する場合に比較して素子数が削減できると
共に、低雑音動作が可能になる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の周波数/電圧変
換回路の構成を示す機能ブロック図である。
換回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 アクティブ遅延回路の具体的回路の回路図で
ある。
ある。
【図3】 EX−OR型で過渡応答抑制型の位相比較器
の具体的回路の回路図である。
の具体的回路の回路図である。
【図4】 AND型で過渡応答抑制型の位相比較器の具
体的回路の回路図である。
体的回路の回路図である。
【図5】 OR型で過渡応答抑制型の位相比較器の具体
的回路の回路図である。
的回路の回路図である。
【図6】 周波数/電圧変換回路へアクティブ遅延回路
を適用した場合と遅延線適用した場合の効果を説明する
ための入出力特性図である。
を適用した場合と遅延線適用した場合の効果を説明する
ための入出力特性図である。
【図7】 帰還技術を位相比較器に適用した場合と適用
しない場合の該位相比較器の出力信号波形を示す特性図
である。
しない場合の該位相比較器の出力信号波形を示す特性図
である。
【図8】 帰還技術を位相比較器に適用した場合と適用
しない場合の周波数/電圧変換回路の入出力特性図であ
る。
しない場合の周波数/電圧変換回路の入出力特性図であ
る。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の周波数/電圧変
換回路の構成を示す機能ブロック図である。
換回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図10】 EX−OR型で過渡応答抑制型でローパス
フィルタ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図であ
る。
フィルタ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図であ
る。
【図11】 AND型で過渡応答抑制型でローパスフィ
ルタ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図である。
ルタ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図である。
【図12】 OR型で過渡応答抑制型でローパスフィル
タ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図である。
タ内蔵型の位相比較器の具体的回路の回路図である。
【図13】 従来例の周波数/電圧変換回路の構成を示
す機能ブロック図である。
す機能ブロック図である。
【図14】 周波数/電圧変換回路の動作のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図15】 従来のEX−OR型の位相比較器の具体的
回路の回路図である。
回路の回路図である。
1:アクティブ遅延回路、2:過渡応答抑制型の位相比
較器、3:ローパスフィルタ、4、4N:差動入力端
子、5、5N:差動出力端子、6、6N:差動端子、
7、7N:差動端子、8、8N:差動端子、9:過渡応
答抑制型でローパスフィルタ内蔵型の位相比較器、1
1:従来の位相比較器、12、13:遅延線。
較器、3:ローパスフィルタ、4、4N:差動入力端
子、5、5N:差動出力端子、6、6N:差動端子、
7、7N:差動端子、8、8N:差動端子、9:過渡応
答抑制型でローパスフィルタ内蔵型の位相比較器、1
1:従来の位相比較器、12、13:遅延線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 智正 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 菊島 浩二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 桜井 尚也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 池田 智 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】入力信号を遅延させるアクティブ遅延回路
と、前記入力信号と前記アクティブ遅延回路の出力信号
を位相比較する位相比較器と、該位相比較器から出力す
る出力信号から直流成分を取り出すローパスフィルタと
を具備することを特徴とする周波数/電圧変換回路。 - 【請求項2】前記請求項1に記載の位相比較器を、エミ
ッタに帰還抵抗を接続した差動対トランジスタを有する
EX−OR型、AND型、あるいはOR型としたことを
特徴とする周波数/電圧変換回路。 - 【請求項3】前記請求項1又は2に記載の位相比較器
を、電源端子と出力端子との間に負荷抵抗に並列となる
ように容量を接続した構成とし、且つ前記ローパスフィ
ルタを削除したことを特徴とする周波数/電圧変換回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31686896A JPH10145202A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 周波数/電圧変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31686896A JPH10145202A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 周波数/電圧変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10145202A true JPH10145202A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=18081815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31686896A Withdrawn JPH10145202A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 周波数/電圧変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10145202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009278307A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 遅延検波回路及び遅延検波回路の調整方法 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP31686896A patent/JPH10145202A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009278307A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 遅延検波回路及び遅延検波回路の調整方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |