JPH10147700A - ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品 - Google Patents
ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品Info
- Publication number
- JPH10147700A JPH10147700A JP30914596A JP30914596A JPH10147700A JP H10147700 A JPH10147700 A JP H10147700A JP 30914596 A JP30914596 A JP 30914596A JP 30914596 A JP30914596 A JP 30914596A JP H10147700 A JPH10147700 A JP H10147700A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- glass fiber
- component
- polycarbonate resin
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的特性特に耐衝撃性に優れたものであっ
て、電動工具ハウジングのように高度な機械的強度が要
求される製品に最適なガラス繊維強化ポリカーボネート
樹脂組成物、その成形品を提供する。 【解決手段】 粘度平均分子量20000〜40000
のポリカーボネート樹脂(A成分)95〜50重量%と
数平均分子量2000〜6000のビスフェノールA型
エポキシ樹脂を80wt%以上含む集束剤で集束処理さ
れたものでかつその付着量が0.8〜1.2wt%であ
るガラス繊維(B成分)5〜50重量%よりなる樹脂組
成物100重量部に対して、着色剤としての酸化チタン
(C成分)0.001〜3重量部及びリン系熱安定剤
(D成分)0.001〜2重量部及び難燃剤(E成分)
0〜10重量部を配合したガラス繊維強化ポリカーボネ
ート樹脂組成物及び成形品。
て、電動工具ハウジングのように高度な機械的強度が要
求される製品に最適なガラス繊維強化ポリカーボネート
樹脂組成物、その成形品を提供する。 【解決手段】 粘度平均分子量20000〜40000
のポリカーボネート樹脂(A成分)95〜50重量%と
数平均分子量2000〜6000のビスフェノールA型
エポキシ樹脂を80wt%以上含む集束剤で集束処理さ
れたものでかつその付着量が0.8〜1.2wt%であ
るガラス繊維(B成分)5〜50重量%よりなる樹脂組
成物100重量部に対して、着色剤としての酸化チタン
(C成分)0.001〜3重量部及びリン系熱安定剤
(D成分)0.001〜2重量部及び難燃剤(E成分)
0〜10重量部を配合したガラス繊維強化ポリカーボネ
ート樹脂組成物及び成形品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維強化ポ
リカーボネート樹脂組成物に関する。更に詳しくは耐衝
撃性に優れ、かつ機械的強度が良好なガラス繊維強化ポ
リカーボネート樹脂組成物に関する。
リカーボネート樹脂組成物に関する。更に詳しくは耐衝
撃性に優れ、かつ機械的強度が良好なガラス繊維強化ポ
リカーボネート樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は、機械的強度、
透明性、寸法安定性などに優れ、エンジニアリングプラ
スチックスとして幅広い用途に使用されている。また従
来より、ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂は、剛
性、寸法安定性に優れていることから、カメラ、オーデ
ィオ、VTR、OA分野等幅広い分野で使用されてい
る。特に電動工具ハウジング材料には、高度な機械的強
度が要求され、ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂が
公的に使用されている。しかし、近年のデザインの複雑
化、製品肉厚の薄肉化によって、より高い強度が要求さ
れる様になってきた。特開平7−11100号公報に
は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂にエポキシ系集
束剤で処理されたガラス繊維を配合してなる組成物が開
示されている。このエポキシ系集束剤を使用することに
よって、機械的強度の向上は見られるが、耐衝撃性の向
上効果については、未だ十分なものではなく、更に耐熱
性が低下する問題がある。また、特開平5−27956
2号公報には、芳香族ポリカーボネート樹脂にウレタン
系又はエポキシ系で処理されたガラス繊維とリン系の熱
安定剤を配合してなる組成物が開示されている。しかし
ながら、これらの組成物を成形してなる成形品では、電
動工具ハウジング用としての強度及び耐衝撃性が不足す
る問題がある。
透明性、寸法安定性などに優れ、エンジニアリングプラ
スチックスとして幅広い用途に使用されている。また従
来より、ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂は、剛
性、寸法安定性に優れていることから、カメラ、オーデ
ィオ、VTR、OA分野等幅広い分野で使用されてい
る。特に電動工具ハウジング材料には、高度な機械的強
度が要求され、ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂が
公的に使用されている。しかし、近年のデザインの複雑
化、製品肉厚の薄肉化によって、より高い強度が要求さ
れる様になってきた。特開平7−11100号公報に
は、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂にエポキシ系集
束剤で処理されたガラス繊維を配合してなる組成物が開
示されている。このエポキシ系集束剤を使用することに
よって、機械的強度の向上は見られるが、耐衝撃性の向
上効果については、未だ十分なものではなく、更に耐熱
性が低下する問題がある。また、特開平5−27956
2号公報には、芳香族ポリカーボネート樹脂にウレタン
系又はエポキシ系で処理されたガラス繊維とリン系の熱
安定剤を配合してなる組成物が開示されている。しかし
ながら、これらの組成物を成形してなる成形品では、電
動工具ハウジング用としての強度及び耐衝撃性が不足す
る問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機械的強度
及び耐衝撃性に優れるガラス繊維強化ポリカーボネート
樹脂組成物を提供することを目的とする。
及び耐衝撃性に優れるガラス繊維強化ポリカーボネート
樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決する為に鋭意検討した結果、ポリカーボネート樹
脂に特定のエポキシ系集束剤を用いたガラス繊維を用い
ることで、機械的特性特に強度、耐衝撃性が優れること
を見いだし、更に検討を重ねて本発明を完成した。すな
わち本発明は、粘度平均分子量20000〜40000
のポリカーボネート樹脂(A成分)95〜50重量%と
数平均分子量2000〜6000のビスフェノールA型
エポキシ樹脂を80wt%以上含む集束剤で集束処理さ
れたものでかつその付着量が0.8〜1.2wt%であ
るガラス繊維(B成分)5〜50重量%よりなる樹脂組
成物100重量部に対して、着色剤としての酸化チタン
(C成分)0.001〜3重量部及びリン系の熱安定剤
(D成分)0.001〜2重量部及び難燃剤(E成分)
0〜10重量部を配合したことを特徴とするガラス繊維
強化ポリカーボネート樹脂組成物である。
を解決する為に鋭意検討した結果、ポリカーボネート樹
脂に特定のエポキシ系集束剤を用いたガラス繊維を用い
ることで、機械的特性特に強度、耐衝撃性が優れること
を見いだし、更に検討を重ねて本発明を完成した。すな
わち本発明は、粘度平均分子量20000〜40000
のポリカーボネート樹脂(A成分)95〜50重量%と
数平均分子量2000〜6000のビスフェノールA型
エポキシ樹脂を80wt%以上含む集束剤で集束処理さ
れたものでかつその付着量が0.8〜1.2wt%であ
るガラス繊維(B成分)5〜50重量%よりなる樹脂組
成物100重量部に対して、着色剤としての酸化チタン
(C成分)0.001〜3重量部及びリン系の熱安定剤
(D成分)0.001〜2重量部及び難燃剤(E成分)
0〜10重量部を配合したことを特徴とするガラス繊維
強化ポリカーボネート樹脂組成物である。
【0005】本発明に使用する(A成分)のポリカーボ
ネート樹脂は、2価のフェノールとカーボネート前駆体
とを溶融法、溶液法などの公知の方法で反応させ、製造
されるものである。2価のフェノールの代表的なものと
してはハイドロキノン、レゾルシノール、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェノール)プロパン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サ
ルファイド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
等が挙げられる。特にビス(4−ヒドロキシフェニル)
アルカン系が好ましく、なかでも通常ビスフェノールA
と称される2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンが好適である。また、カーボネート前駆体として
はカルボニルハライド、カルボニルエステルおよびハロ
ホルメート等が挙げられ、具体的にはホスゲン、ジフェ
ニルカーボネート、2価のフェノールのジハロホルメー
ト等がある。ポリカーボネート樹脂の製造に際し、適当
な分子量調節剤、分岐剤、その他の改質剤などの添加は
差し支えない。また2価のフェノール、カーボネート前
駆体はいすれも単独あるいは2種以上で使用することが
でき、さらに得られたポリカーボネート樹脂を2種以上
混合使用してもよい。
ネート樹脂は、2価のフェノールとカーボネート前駆体
とを溶融法、溶液法などの公知の方法で反応させ、製造
されるものである。2価のフェノールの代表的なものと
してはハイドロキノン、レゾルシノール、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェノール)プロパン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サ
ルファイド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
等が挙げられる。特にビス(4−ヒドロキシフェニル)
アルカン系が好ましく、なかでも通常ビスフェノールA
と称される2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンが好適である。また、カーボネート前駆体として
はカルボニルハライド、カルボニルエステルおよびハロ
ホルメート等が挙げられ、具体的にはホスゲン、ジフェ
ニルカーボネート、2価のフェノールのジハロホルメー
ト等がある。ポリカーボネート樹脂の製造に際し、適当
な分子量調節剤、分岐剤、その他の改質剤などの添加は
差し支えない。また2価のフェノール、カーボネート前
駆体はいすれも単独あるいは2種以上で使用することが
でき、さらに得られたポリカーボネート樹脂を2種以上
混合使用してもよい。
【0006】かかるポリカーボネート樹脂の分子量は、
粘度平均分子量で表して20000〜40000が適当
であり、21000〜30000が好ましい。粘度平均
分子量が20000未満のポリカーボネート樹脂では、
得られる成形品の強度が十分でなく、粘度平均分子量が
40000を超えるポリカーボネート樹脂では、成形時
の溶融粘度が高くなり、成形し難くなる。本発明でいう
粘度平均分子量(M)は塩化メチレン100mlにポリ
カーボネート樹脂0.7gを20℃で溶解した溶液から
求めた比粘度(ηSP)を次式に挿入して求めたものであ
る。 ηSP/C=[η]+0.45×[η]2 C [η]=1.23×10ー4M0.83 (但し[η]は極限粘度、Cはポリマー濃度で0.7で
ある。)
粘度平均分子量で表して20000〜40000が適当
であり、21000〜30000が好ましい。粘度平均
分子量が20000未満のポリカーボネート樹脂では、
得られる成形品の強度が十分でなく、粘度平均分子量が
40000を超えるポリカーボネート樹脂では、成形時
の溶融粘度が高くなり、成形し難くなる。本発明でいう
粘度平均分子量(M)は塩化メチレン100mlにポリ
カーボネート樹脂0.7gを20℃で溶解した溶液から
求めた比粘度(ηSP)を次式に挿入して求めたものであ
る。 ηSP/C=[η]+0.45×[η]2 C [η]=1.23×10ー4M0.83 (但し[η]は極限粘度、Cはポリマー濃度で0.7で
ある。)
【0007】ポリカーボネート樹脂を製造する手段を簡
単に説明する。カーボネート前駆体としてホスゲンを用
いる溶液法では、通常酸結合剤及び有機溶媒の存在下で
反応させる。酸結合剤としては例えば水酸化ナトリウム
や水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物又はピリ
ジン等のアミン化合物が用いられる。有機溶媒としては
例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素が用いられる。また反応促進のために例えば第三
級アミンや第四級アンモニウム塩等の触媒を用いること
ができ、分子量調節剤として例えばフェノールやp−t
ert−ブチルフェノールのようなアルキル置換フェノ
ール等の末端停止剤を用いることが望ましい。反応温度
は通常0〜40℃、反応時間は数分〜5時間、反応中の
pHは10以上に保つのが望ましい。
単に説明する。カーボネート前駆体としてホスゲンを用
いる溶液法では、通常酸結合剤及び有機溶媒の存在下で
反応させる。酸結合剤としては例えば水酸化ナトリウム
や水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物又はピリ
ジン等のアミン化合物が用いられる。有機溶媒としては
例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素が用いられる。また反応促進のために例えば第三
級アミンや第四級アンモニウム塩等の触媒を用いること
ができ、分子量調節剤として例えばフェノールやp−t
ert−ブチルフェノールのようなアルキル置換フェノ
ール等の末端停止剤を用いることが望ましい。反応温度
は通常0〜40℃、反応時間は数分〜5時間、反応中の
pHは10以上に保つのが望ましい。
【0008】カーボネート前駆体として炭酸ジエステル
を用いるエステル交換反応(溶融法)では、不活性ガス
の存在下に所定割合の二価フェノールを炭酸ジエステル
と加熱しながら撹拌し、生成するアルコール又はフェノ
ール類を留出させる。反応温度は生成するアルコール又
はフェノール類の沸点等により異なるが、通常120〜
300℃の範囲である。反応はその初期から減圧にして
生成するアルコール又はフェノール類を留出させながら
反応を完結させる。また反応を促進するために通常エス
テル交換反応に用いられる触媒を用いることができる。
このエステル交換反応に用いる炭酸ジエステルとして
は、例えばジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、ジブチルカーボネート等が挙げられる。これらのう
ち特にジフェニルカーボネートが好ましい。
を用いるエステル交換反応(溶融法)では、不活性ガス
の存在下に所定割合の二価フェノールを炭酸ジエステル
と加熱しながら撹拌し、生成するアルコール又はフェノ
ール類を留出させる。反応温度は生成するアルコール又
はフェノール類の沸点等により異なるが、通常120〜
300℃の範囲である。反応はその初期から減圧にして
生成するアルコール又はフェノール類を留出させながら
反応を完結させる。また反応を促進するために通常エス
テル交換反応に用いられる触媒を用いることができる。
このエステル交換反応に用いる炭酸ジエステルとして
は、例えばジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、ジブチルカーボネート等が挙げられる。これらのう
ち特にジフェニルカーボネートが好ましい。
【0009】本発明に用いられるガラス繊維は、ガラス
そのものの組成には制限がなく、例えば繊維強化プラス
チックに多く用いられるE−ガラスなどを挙げることが
できる。またガラス単繊維の大きさにも制限はないが、
一般に平均繊維長(L)が1〜10mmであって、平均
繊維径(D)が6〜23μm、好ましくは10〜15μ
mであり、アスペクト比(L/D)が50以上のものが
好適に使用される。
そのものの組成には制限がなく、例えば繊維強化プラス
チックに多く用いられるE−ガラスなどを挙げることが
できる。またガラス単繊維の大きさにも制限はないが、
一般に平均繊維長(L)が1〜10mmであって、平均
繊維径(D)が6〜23μm、好ましくは10〜15μ
mであり、アスペクト比(L/D)が50以上のものが
好適に使用される。
【0010】上記ガラス繊維の添加量は、組成物中の5
〜50重量%の範囲から選択されたものである。ガラス
繊維の配合量が5重量%未満では強度、剛性、寸法安定
性の面で劣り、50重量%を超えると流動性が低下して
成形が難しくなる。
〜50重量%の範囲から選択されたものである。ガラス
繊維の配合量が5重量%未満では強度、剛性、寸法安定
性の面で劣り、50重量%を超えると流動性が低下して
成形が難しくなる。
【0011】本発明において最も重要な要件は、ガラス
繊維を製造する際に単繊維を集束する目的で用いられる
集束剤にあり、エポキシ樹脂を80wt%以上含むこと
を特徴とする。ガラス繊維の集束処理に供されるエポキ
シ樹脂を含む集束剤としては、エポキシ樹脂を単独、あ
るいは他の樹脂とを併用して用いることができる。上記
のエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂が挙げられ、数平均分子量2000〜6000の範
囲から選択されたものである。ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂の数平均分子量が2000未満では、得られる
成形品の耐衝撃性が十分でなく、数平均分子量が600
0を越えると、ガラス繊維の集束性が劣り、作業性が低
下する問題が生じる。そして、上記集束剤の付着量は、
0.8〜1.2wt%の範囲から選択されたものであ
る。ビスフェノールA型エポキシ樹脂の付着量が、0.
8wt%未満では、強度、耐衝撃性の面で劣り、1.2
wt%以上では、落下衝撃強度が低下する。またこれら
のエポキシ樹脂と併用できる他の樹脂としては、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂が挙げられ、ウレタン樹脂が特に
好ましい。これらの集束剤についてガラス繊維を集束す
る方法としては、特に制限はなく、従来慣用されている
方法、例えば、侵漬塗布、ローラー塗布、吹き付け塗
布、流し塗布、スプレー塗布など、任意の方法を用いる
ことができる。
繊維を製造する際に単繊維を集束する目的で用いられる
集束剤にあり、エポキシ樹脂を80wt%以上含むこと
を特徴とする。ガラス繊維の集束処理に供されるエポキ
シ樹脂を含む集束剤としては、エポキシ樹脂を単独、あ
るいは他の樹脂とを併用して用いることができる。上記
のエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂が挙げられ、数平均分子量2000〜6000の範
囲から選択されたものである。ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂の数平均分子量が2000未満では、得られる
成形品の耐衝撃性が十分でなく、数平均分子量が600
0を越えると、ガラス繊維の集束性が劣り、作業性が低
下する問題が生じる。そして、上記集束剤の付着量は、
0.8〜1.2wt%の範囲から選択されたものであ
る。ビスフェノールA型エポキシ樹脂の付着量が、0.
8wt%未満では、強度、耐衝撃性の面で劣り、1.2
wt%以上では、落下衝撃強度が低下する。またこれら
のエポキシ樹脂と併用できる他の樹脂としては、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂が挙げられ、ウレタン樹脂が特に
好ましい。これらの集束剤についてガラス繊維を集束す
る方法としては、特に制限はなく、従来慣用されている
方法、例えば、侵漬塗布、ローラー塗布、吹き付け塗
布、流し塗布、スプレー塗布など、任意の方法を用いる
ことができる。
【0012】次に前記したビスフェノールA型エポキシ
樹脂とは、下記一般式(1)
樹脂とは、下記一般式(1)
【0013】
【化1】
【0014】(だたし、nは0〜100)で示されるも
ので、実質的に数平均分子量が2000〜6000の範
囲であれば混合物でも単独であってもよい。
ので、実質的に数平均分子量が2000〜6000の範
囲であれば混合物でも単独であってもよい。
【0015】上記したビスフェノールA型エポキシ樹脂
の製造法の一例を示せば、アルカリ触媒の存在下に2、
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフ
ェノールA)の1モルにつき、エピクロルヒドリンの
1.5〜8モル、好ましくは1.8〜4.4モルを用い
て、50〜140℃なる温度条件下で反応させ、しかる
のち水槽を分離せしめるか、あるいは必要に応じて水お
よびNaHPO4 の如き弱酸で中和洗浄し、次いで減圧
蒸留によりエピクロルヒドリンを除去して精製せしめる
という方法がある。
の製造法の一例を示せば、アルカリ触媒の存在下に2、
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフ
ェノールA)の1モルにつき、エピクロルヒドリンの
1.5〜8モル、好ましくは1.8〜4.4モルを用い
て、50〜140℃なる温度条件下で反応させ、しかる
のち水槽を分離せしめるか、あるいは必要に応じて水お
よびNaHPO4 の如き弱酸で中和洗浄し、次いで減圧
蒸留によりエピクロルヒドリンを除去して精製せしめる
という方法がある。
【0016】ビスフェノールA型エポキシ樹脂の数平均
分子量の測定には、蒸気圧浸透圧測定法が用いられる。
測定に使用される溶媒は、樹脂を完全に溶解するもので
あれば普通に使用されるものでよい。ビスフェノールA
型エポキシ樹脂の場合、標準物質としてベンジル(分子
量210)、溶媒としてメチルエチルケトンを用い、5
7〜58℃の温度条件で測定を行う。
分子量の測定には、蒸気圧浸透圧測定法が用いられる。
測定に使用される溶媒は、樹脂を完全に溶解するもので
あれば普通に使用されるものでよい。ビスフェノールA
型エポキシ樹脂の場合、標準物質としてベンジル(分子
量210)、溶媒としてメチルエチルケトンを用い、5
7〜58℃の温度条件で測定を行う。
【0017】前記ガラス繊維は、樹脂との親和性を高め
るために、アミノシラン系、エポキシシラン系、ビニル
シラン系、メタクリルシラン系等のシラン系、チタネー
ト系、アルミニウム系、クロム系、ジルコニウム系、ボ
ラン系のカップリング剤で表面処理されたものであって
もよい。これらの中で、シラン系カップリング剤及びチ
タネート系カップリング剤が好ましく、特に、シラン系
カップリング剤が好適である。上記の好適なシランカッ
プリング剤としては、具体的には、トリエトキシシラ
ン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3、4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルメトリメ
トキシシラン等が挙げられる。これらの中では、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン及びN−β−(アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン
が好適に用いられる。尚、ガラス繊維を上記のカップリ
ング剤で表面処理する方法については、特に制限がな
く、従来使用されている方法、例えば、水溶液法、有機
溶媒法、スプレー法など、任意の方法を用いることがで
きる。そして、上記カップリング剤の使用量は、特に制
限はないが、通常それらの合計量が、ガラス繊維に対し
て、0.1〜1.5重量%になるように用いられる。
るために、アミノシラン系、エポキシシラン系、ビニル
シラン系、メタクリルシラン系等のシラン系、チタネー
ト系、アルミニウム系、クロム系、ジルコニウム系、ボ
ラン系のカップリング剤で表面処理されたものであって
もよい。これらの中で、シラン系カップリング剤及びチ
タネート系カップリング剤が好ましく、特に、シラン系
カップリング剤が好適である。上記の好適なシランカッ
プリング剤としては、具体的には、トリエトキシシラ
ン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3、4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルメトリメ
トキシシラン等が挙げられる。これらの中では、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン及びN−β−(アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン
が好適に用いられる。尚、ガラス繊維を上記のカップリ
ング剤で表面処理する方法については、特に制限がな
く、従来使用されている方法、例えば、水溶液法、有機
溶媒法、スプレー法など、任意の方法を用いることがで
きる。そして、上記カップリング剤の使用量は、特に制
限はないが、通常それらの合計量が、ガラス繊維に対し
て、0.1〜1.5重量%になるように用いられる。
【0018】本発明で(C成分)として使用される酸化
チタンは、製造方法、結晶構造及び粒子径によって制限
されるものではない。一般的に顔料用酸化チタンの粒子
径は、0.1〜0.4μmであるが、粒子径0.1μm
未満のものでも構わない。これらの酸化チタンは一般的
には、無機系表面処理剤(アルミナ及び/又はシリカ)
で表面処理されている。これらの酸化チタンは更に有機
系表面処理剤で処理されているものが好ましい。有機表
面処理剤としては、アルキルポリシロキサン、アルキル
アリールポリシロキサン、アルキルハイドロジェンポリ
シロキサンなどのシロキサン類やアルキルアルコキシシ
ラン、アミノ系シランカップリング剤等のオルガノシリ
コンが挙げられる。好ましい処理剤としては、メチルハ
イドロジェンポリシロキサンやメチルトリメトキシシラ
ン、トリメチルメトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン等での表面処理が挙げられる。なお、表面処理
中には、本発明を阻害しない程度の量で安定剤や分散剤
等が含まれていてもよい。
チタンは、製造方法、結晶構造及び粒子径によって制限
されるものではない。一般的に顔料用酸化チタンの粒子
径は、0.1〜0.4μmであるが、粒子径0.1μm
未満のものでも構わない。これらの酸化チタンは一般的
には、無機系表面処理剤(アルミナ及び/又はシリカ)
で表面処理されている。これらの酸化チタンは更に有機
系表面処理剤で処理されているものが好ましい。有機表
面処理剤としては、アルキルポリシロキサン、アルキル
アリールポリシロキサン、アルキルハイドロジェンポリ
シロキサンなどのシロキサン類やアルキルアルコキシシ
ラン、アミノ系シランカップリング剤等のオルガノシリ
コンが挙げられる。好ましい処理剤としては、メチルハ
イドロジェンポリシロキサンやメチルトリメトキシシラ
ン、トリメチルメトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン等での表面処理が挙げられる。なお、表面処理
中には、本発明を阻害しない程度の量で安定剤や分散剤
等が含まれていてもよい。
【0019】上記酸化チタンの添加量は、ガラス繊維強
化ポリカーボネート樹脂100重量部に対して、0.0
01〜3重量部の範囲から選択されたものである。酸化
チタンの添加量が0.001重量部未満では、隠蔽剤と
しての効果がなく、3重量部を越えると耐衝撃性、強度
が低下する。
化ポリカーボネート樹脂100重量部に対して、0.0
01〜3重量部の範囲から選択されたものである。酸化
チタンの添加量が0.001重量部未満では、隠蔽剤と
しての効果がなく、3重量部を越えると耐衝撃性、強度
が低下する。
【0020】D成分で使用するリン系の熱安定剤として
は、亜リン酸エステル系、リン酸エテル系のものが挙げ
られる。特に熱安定剤は、ガラス繊維と樹脂の密着性を
調整すると共に、組成物の溶融安定性や色相を改良す
る。使用するリン系の熱安定剤としては、トリメチルホ
スフェート、トリス(ノニルフェニル)ホスフェイト、
ジメチルフエニルホスホネート等が挙げられる。これら
のうち特にトリメチルホスフェートが好ましい。
は、亜リン酸エステル系、リン酸エテル系のものが挙げ
られる。特に熱安定剤は、ガラス繊維と樹脂の密着性を
調整すると共に、組成物の溶融安定性や色相を改良す
る。使用するリン系の熱安定剤としては、トリメチルホ
スフェート、トリス(ノニルフェニル)ホスフェイト、
ジメチルフエニルホスホネート等が挙げられる。これら
のうち特にトリメチルホスフェートが好ましい。
【0021】上記リン系の熱安定剤の添加量は、ガラス
繊維強化ポリカーボネート樹脂100重量部に対して、
0.001〜2重量部の範囲から選択されたものであ
り、さらに好ましい添加量は0.01〜0.5重量部で
ある。リン系の熱安定剤の添加量が0.001重量部未
満では、熱安定性の改良効果がなく、2重量部を越える
と耐衝撃性、強度が低下する。
繊維強化ポリカーボネート樹脂100重量部に対して、
0.001〜2重量部の範囲から選択されたものであ
り、さらに好ましい添加量は0.01〜0.5重量部で
ある。リン系の熱安定剤の添加量が0.001重量部未
満では、熱安定性の改良効果がなく、2重量部を越える
と耐衝撃性、強度が低下する。
【0022】E成分で使用する難燃剤は、ハロゲン系や
リン酸エステル系などの既に公知の難燃剤を使用するこ
とができる。ハロゲン系難燃剤としてはたとえば、ブロ
ム化ビスフェノール系カーボネートオリゴマー、ブロム
化ビスフェノール系エポキシ樹脂、ブロム化ビスフェノ
ール系フェノキシ樹脂、ブロム化ポリスチレンなどが挙
げられる。リン酸エステル系難燃剤としてはたとえば、
トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、ト
リブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、ト
リグレジルホスフェート、トリフェニルホスフェート、
クレジルジフェニルホスフェート、トリス(トリブロム
ネオペンチル)ホスフェート、トリス(ジブロムフェニ
ル)ホスフェート、トリス(トリブロムフェニル)ホス
フェートなどが挙げられる。この中でも特にハロゲン系
難燃剤であるブロム化ビスフェノール系カーボネートオ
リゴマーが好ましい。
リン酸エステル系などの既に公知の難燃剤を使用するこ
とができる。ハロゲン系難燃剤としてはたとえば、ブロ
ム化ビスフェノール系カーボネートオリゴマー、ブロム
化ビスフェノール系エポキシ樹脂、ブロム化ビスフェノ
ール系フェノキシ樹脂、ブロム化ポリスチレンなどが挙
げられる。リン酸エステル系難燃剤としてはたとえば、
トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、ト
リブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、ト
リグレジルホスフェート、トリフェニルホスフェート、
クレジルジフェニルホスフェート、トリス(トリブロム
ネオペンチル)ホスフェート、トリス(ジブロムフェニ
ル)ホスフェート、トリス(トリブロムフェニル)ホス
フェートなどが挙げられる。この中でも特にハロゲン系
難燃剤であるブロム化ビスフェノール系カーボネートオ
リゴマーが好ましい。
【0023】上記難燃剤の添加量は、ガラス繊維強化ポ
リカーボネート樹脂100重量部に対して、0〜10重
量部の範囲から選択されたものであり、さらに好ましい
添加量は0.5〜5重量部である。
リカーボネート樹脂100重量部に対して、0〜10重
量部の範囲から選択されたものであり、さらに好ましい
添加量は0.5〜5重量部である。
【0024】また本発明のポリカーボネート樹脂組成物
は本発明の目的を損なわない範囲で、各種の添加剤を必
要に応じて配合することができる。添加剤としては、た
とえば、脂肪族カルボン酸エステル系、パラフィン系の
外部滑剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の
紫外線吸収剤、帯電防止剤、染顔料等が挙げられる。各
種添加剤のうち特に好ましい脂肪族カルボン酸エステル
としては、ステアリン酸トリグリセライドが挙げられ
る。
は本発明の目的を損なわない範囲で、各種の添加剤を必
要に応じて配合することができる。添加剤としては、た
とえば、脂肪族カルボン酸エステル系、パラフィン系の
外部滑剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の
紫外線吸収剤、帯電防止剤、染顔料等が挙げられる。各
種添加剤のうち特に好ましい脂肪族カルボン酸エステル
としては、ステアリン酸トリグリセライドが挙げられ
る。
【0025】本発明の樹脂組成物の製造方法については
特に制限がなく、通常公知の方法を採用することができ
る。すなわち、上記(A成分)〜(E成分)およびその
他必要とする成分を高速撹拌機等で均一混合した後、十
分な混練能力のある一軸あるいは多軸の押出機、混合ロ
ール、ニーダー、ブラベンダー等で溶融混練する方法等
で製造できる。また、ガラス繊維をサイドフィードで押
出し機などに供給する方法は、特に有効である。
特に制限がなく、通常公知の方法を採用することができ
る。すなわち、上記(A成分)〜(E成分)およびその
他必要とする成分を高速撹拌機等で均一混合した後、十
分な混練能力のある一軸あるいは多軸の押出機、混合ロ
ール、ニーダー、ブラベンダー等で溶融混練する方法等
で製造できる。また、ガラス繊維をサイドフィードで押
出し機などに供給する方法は、特に有効である。
【0026】請求項1記載の樹脂組成物より形成された
電動工具ハウジング成形品としては、電気ドリル、電気
かんな、電気のこ、電気グラインダーなどのハウジング
成形品が挙げられる。
電動工具ハウジング成形品としては、電気ドリル、電気
かんな、電気のこ、電気グラインダーなどのハウジング
成形品が挙げられる。
【0027】
【実施例】以下実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0028】[実施例1〜3、比較例1〜5]表1記載
の各成分を表1記載の割合でV型ブレンダーで混合後、
径30mmφのベント式単軸押出し機にて、シリンダー
温度310℃でペレット化した。得られたペレットを射
出成形機(住友重機械工業(株)製SG−150U)に
よりシリンダー温度310℃、金型温度100℃で評価
用試験片を作成し、評価結果を表1に示した。
の各成分を表1記載の割合でV型ブレンダーで混合後、
径30mmφのベント式単軸押出し機にて、シリンダー
温度310℃でペレット化した。得られたペレットを射
出成形機(住友重機械工業(株)製SG−150U)に
よりシリンダー温度310℃、金型温度100℃で評価
用試験片を作成し、評価結果を表1に示した。
【0029】なお、表1記載の各成分を示す記号は下記
の通りである。 (A)PC:ポリカーボネート樹脂(帝人化成(株)製
L−1250、粘度平均分子量25500) (B)ガラス繊維:GF1(ビスフェノールA型、数平
均分子量3000、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂
を100wt%含む集束剤およびアミノシランをカップ
リング剤とする表面処理剤) :GF2(ビスフェノールA型、数平均分子量300
0、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂を80wt%で
ウレタン樹脂を20wt%含む集束剤およびアミノシラ
ンをカップリング剤とする表面処理剤) :GF3(ビスフェノールA型、数平均分子量300
0、付着量0.6wt%のエポキシ樹脂を100wt%
含む集束剤およびアミノシランをカップリング剤とする
表面処理剤) :GF4(ビスフェノールA型、数平均分子量100
0、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂を100wt%
含む集束剤およびアミノシランをカップリング剤とする
表面処理剤) :GF5(ウレタン樹脂を100wt%含む集束剤およ
びアミノシランをカップリング剤とする表面処理剤) (C)酸化チタン:二酸化チタン(石原産業(株)製
タイペーク酸化チタン CR93) (D)安定剤:トリメチルホスフェート(大日本化学
(株)製 TMP) (E)難燃剤:テトラブロモビスフェノールAのカーボ
ネートオリゴマー(帝人化成(株)製 FG−700
0) (F)離型剤:ステアリン酸トリグリセライド(丸和油
脂(株)製 アルハパールTGT)
の通りである。 (A)PC:ポリカーボネート樹脂(帝人化成(株)製
L−1250、粘度平均分子量25500) (B)ガラス繊維:GF1(ビスフェノールA型、数平
均分子量3000、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂
を100wt%含む集束剤およびアミノシランをカップ
リング剤とする表面処理剤) :GF2(ビスフェノールA型、数平均分子量300
0、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂を80wt%で
ウレタン樹脂を20wt%含む集束剤およびアミノシラ
ンをカップリング剤とする表面処理剤) :GF3(ビスフェノールA型、数平均分子量300
0、付着量0.6wt%のエポキシ樹脂を100wt%
含む集束剤およびアミノシランをカップリング剤とする
表面処理剤) :GF4(ビスフェノールA型、数平均分子量100
0、付着量1.0wt%のエポキシ樹脂を100wt%
含む集束剤およびアミノシランをカップリング剤とする
表面処理剤) :GF5(ウレタン樹脂を100wt%含む集束剤およ
びアミノシランをカップリング剤とする表面処理剤) (C)酸化チタン:二酸化チタン(石原産業(株)製
タイペーク酸化チタン CR93) (D)安定剤:トリメチルホスフェート(大日本化学
(株)製 TMP) (E)難燃剤:テトラブロモビスフェノールAのカーボ
ネートオリゴマー(帝人化成(株)製 FG−700
0) (F)離型剤:ステアリン酸トリグリセライド(丸和油
脂(株)製 アルハパールTGT)
【0030】
【表1】
【0031】ここで、実施例1〜3および比較例1〜5
で行った試験項目は、ノッチ付きアイゾット衝撃試験、
引張り強さ試験、曲げ強さ試験、曲げ弾性率試験であり
下記の方法で測定を行った。これらの結果を表1に示
す。
で行った試験項目は、ノッチ付きアイゾット衝撃試験、
引張り強さ試験、曲げ強さ試験、曲げ弾性率試験であり
下記の方法で測定を行った。これらの結果を表1に示
す。
【0032】(a)ノッチ付きアイゾット衝撃試験 ASTM−D256に準拠して行った。 (b)引張り強さ試験 ASTM−D638に準拠して行った。 (c)曲げ強さ試験 ASTM−D790に準拠して行った。 (d)曲げ弾性率試験 ASTM−D790に準拠して行った。
【0033】尚、電動工具ハウジング成形品の特性とし
ては、ノッチ付きアイゾット衝撃値で9kgf・cm/
cm以上、かつ曲げ弾性率で42000kgf/cm2
以上が望ましく、さらに望ましくは引張り強さが800
kgf/cm2 以上、かつ曲げ強さ1300kgf/c
m2 以上である。
ては、ノッチ付きアイゾット衝撃値で9kgf・cm/
cm以上、かつ曲げ弾性率で42000kgf/cm2
以上が望ましく、さらに望ましくは引張り強さが800
kgf/cm2 以上、かつ曲げ強さ1300kgf/c
m2 以上である。
【0034】
【発明の効果】本発明のガラス繊維強化ポリカーボネー
ト樹脂組成物は、機械的特性特に耐衝撃性に優れたもの
である。従って、電動工具ハウジング成形品のように高
度な機械的強度が要求される製品には最適である。
ト樹脂組成物は、機械的特性特に耐衝撃性に優れたもの
である。従って、電動工具ハウジング成形品のように高
度な機械的強度が要求される製品には最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 9/04 C08K 9/04
Claims (2)
- 【請求項1】 粘度平均分子量20000〜40000
のポリカーボネート樹脂(A成分)95〜50重量%と
数平均分子量2000〜6000のビスフェノールA型
エポキシ樹脂を80wt%以上含む集束剤で集束処理さ
れたものでかつその付着量が0.8〜1.2wt%であ
るガラス繊維(B成分)5〜50重量%よりなる樹脂組
成物100重量部に対して、着色剤としての酸化チタン
(C成分)0.001〜3重量部及びリン系熱安定剤
(D成分)0.001〜2重量部及び難燃剤(E成分)
0〜10重量部を配合したことを特徴とするガラス繊維
強化ポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の樹脂組成物より形成され
た電動工具ハウジング成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30914596A JPH10147700A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30914596A JPH10147700A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147700A true JPH10147700A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17989457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30914596A Pending JPH10147700A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147700A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001026708A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-01-30 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 |
| KR100342105B1 (ko) * | 1999-08-12 | 2002-06-26 | 김윤 | 소음 차단성이 우수한 유리섬유 강화 폴리카보네이트 수지 조성물 |
| WO2006001330A1 (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-05 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd | 二酸化チタン顔料及びその製造方法並びにそれを含む樹脂組成物 |
| WO2014069659A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| CN115124823A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-09-30 | 福建逢兴机电设备有限公司 | 一种pc增韧加工工艺 |
| CN115433449A (zh) * | 2022-09-26 | 2022-12-06 | 四川力博为新材料有限公司 | 阻燃聚碳酸酯组合物及其制备方法、一种组合物的应用 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30914596A patent/JPH10147700A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001026708A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-01-30 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 |
| KR100342105B1 (ko) * | 1999-08-12 | 2002-06-26 | 김윤 | 소음 차단성이 우수한 유리섬유 강화 폴리카보네이트 수지 조성물 |
| WO2006001330A1 (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-05 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd | 二酸化チタン顔料及びその製造方法並びにそれを含む樹脂組成物 |
| JP2006037090A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-02-09 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 二酸化チタン顔料及びその製造方法並びにそれを含む樹脂組成物 |
| US7579391B2 (en) | 2004-06-24 | 2009-08-25 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | Titanium dioxide pigments, process for the production thereof, and resin compositions containing the pigments |
| TWI381024B (zh) * | 2004-06-24 | 2013-01-01 | Ishihara Sangyo Kaisha | 二氧化鈦顏料及其製造方法以及含其之樹脂組成物 |
| WO2014069659A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| JPWO2014069659A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2016-09-08 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| US9896569B2 (en) | 2012-11-05 | 2018-02-20 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Polycarbonate resin composition and molded article |
| CN115124823A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-09-30 | 福建逢兴机电设备有限公司 | 一种pc增韧加工工艺 |
| CN115124823B (zh) * | 2022-07-29 | 2024-02-13 | 福建逢兴机电设备有限公司 | 一种pc增韧加工工艺 |
| CN115433449A (zh) * | 2022-09-26 | 2022-12-06 | 四川力博为新材料有限公司 | 阻燃聚碳酸酯组合物及其制备方法、一种组合物的应用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3228648B1 (en) | Copolycarbonate and composition containing same | |
| US4357271A (en) | Thermoplastic polycarbonate resins reinforced with silane treated fillers | |
| US8039575B2 (en) | Flame-retardant polycarbonate resin composition, polycarbonate resin molded article, and method for producing the polycarbonate resin molded article | |
| EP0376052A2 (en) | Polycarbonate-based resin composition | |
| US4526921A (en) | Acetal resin composition | |
| US20100316860A1 (en) | Flame-retardant polycarbonate resin composition, polycarbonate resin molded article, and method for producing the polycarbonate resin molded article | |
| JPH10147700A (ja) | ガラス繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物及び電動工具ハウジング成形品 | |
| JP2000063653A (ja) | 透明性及び摺動性を有するポリカーボネート樹脂組成物 | |
| CN104854164A (zh) | 聚碳酸酯树脂、其生产方法及包含其的模制品 | |
| EP1583795B1 (en) | Method for making fire-retarded glass-filled polycarbonate and related compositions | |
| US5326800A (en) | Use of salts in combination with halogenated phthalimides for flameproof finishing of glass fibre-containing polycarbonate moulded members | |
| JP2619576B2 (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物 | |
| JPH048761A (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物 | |
| US5037937A (en) | Novel polycarbonate resins, process for production of said resins, and compositions containing said resins | |
| JPH03131651A (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物 | |
| JP2581777B2 (ja) | 難燃性ポリカーボネート樹脂組成物 | |
| JPH0286650A (ja) | ポリカーボネート系樹脂組成物 | |
| KR100435571B1 (ko) | 난연성 열가소성 수지 조성물 | |
| EP4130152A1 (en) | Glass-fiber-containing flame-retardant polycarbonate resin composition and molded object | |
| EP0278498A2 (en) | Novel polycarbonate resins, process for production of said resins, and compositions containing such resins | |
| JPS62129346A (ja) | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 | |
| JPH05214236A (ja) | ポリカーボネート系樹脂組成物 | |
| JPH0726149A (ja) | ガラス繊維強化ポリカーボネート系樹脂組成物 | |
| JPH05311079A (ja) | 芳香族ポリカーボネート樹脂系組成物 | |
| KR930002000B1 (ko) | 강화 폴리카보네이트 수지 조성물 |