JPH10147904A - 伸縮継手の取り付け構造 - Google Patents

伸縮継手の取り付け構造

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JPH10147904A
JPH10147904A JP30655196A JP30655196A JPH10147904A JP H10147904 A JPH10147904 A JP H10147904A JP 30655196 A JP30655196 A JP 30655196A JP 30655196 A JP30655196 A JP 30655196A JP H10147904 A JPH10147904 A JP H10147904A
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expansion joint
mounting structure
joint
bolt
female screw
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Soichiro Tani
惣一郎 谷
Masahiko Kashiwabara
昌彦 栢原
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Nitta Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮継手を容易に交換できる伸縮継手の取り
付け構造を提供すること。 【解決手段】 対向する橋桁H,Hにおける各継手配置
用開削部hの底面下にそれぞれ埋設されたアンカーボル
ト2と、伸縮継手1の幅方向両縁部に形成した取付用孔
とを利用して、前記伸縮継手1を継手配置用開削部相互
間に架け渡す態様でボルト止めする構造であって、各ア
ンカーボルト2,2相互間に交換用アンカーボルト2a
を埋設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伸縮継手の取り
付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速道路等は多数の橋桁を接続すること
により構成されているが、橋桁が雰囲気温度によって伸
縮することから橋桁相互間には伸縮継手が介在させてあ
る。
【0003】前記伸縮継手は、図6に示すように、対向
する橋桁H,Hの各端部に一定ピッチ(通常300mm
ピッチ)で埋設されたアンカーボルト8(又は9)によ
り取り付けられるようにしてあるが、従来の取り付け構
造は以下に示す二つのものが存在している。
【0004】先ず、図7に示すように、アンカーボルト
8が上端部に張出部80及び雄ネジ部81を有するもの
とし、前記雄ネジ部81にナット82とにより伸縮継手
1を挟持するものがある。
【0005】この取り付け構造を利用して伸縮継手1を
取り付ける場合、アンカーボルト8の雄ネジ部81をガ
イドとして伸縮継手1の取付用孔10を外挿した後にナ
ット82を螺入すればよく、比較的容易に取り付け作業
を行うことができる。
【0006】しかしながら、伸縮継手1を交換するとき
には通常、雄ネジ部81とナット82とが錆びて固着状
態となっていることから、継手取り外し時にアンカーボ
ルト8の雄ネジ部81を破壊しなければならず、このた
めアンカーボルト埋設部をはつり取って新しいアンカー
ボルト8を配設しなければならなかった。
【0007】次に、図8に示すように、アンカーボルト
9が上端部に雌ネジ部91を有した取付体90を有する
ものとし、前記雌ネジ部91に頭付ボルト92を螺入す
る態様で、伸縮継手1の取付用孔10の周辺部分を取付
体90と頭付ボルト92により挟持するものがある。
【0008】この取り付け構造では、伸縮継手1の取付
用孔10と取付体90の雌ネジ部91とを合わせた状態
で、前記雌ねじ部91に頭付ボルト92を螺入すること
により伸縮継手1の取り付け作業を行うことができる。
【0009】しかしながら、この取り付け構造において
も、雌ネジ部91と頭付ボルト92とが錆びて固着状態
となっていた場合には、上記の構造の場合と同様に新し
いアンカーボルト8を配設するか、又は、頭付ボルト9
2の頭を折り取った後前記雌ネジ部91にワンサイズ大
きな雌ネジ部91を正確にタップ形成するという熟練を
要する作業を行わなければならなかった。
【0010】よって、この種の業界では、伸縮継手の交
換時においてアンカーボルトの交換という面倒な作業や
熟練を要する作業を必要としない伸縮継手の取り付け構
造、即ち、伸縮継手を容易に交換できる伸縮継手の取り
付け構造の開発が望まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、伸縮継手を容易に交換できる伸縮継手の取り付け構
造を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の伸縮継手の取
り付け構造は、対向する橋桁H,Hにおける各継手配置
用開削部hの底面下にそれぞれ埋設されたアンカーボル
ト2と、伸縮継手1の幅方向両縁部に形成した取付用孔
10とを利用して、前記伸縮継手1を継手配置用開削部
h,h相互間に架け渡す態様でボルト止めする構造であ
って、各アンカーボルト2,2相互間に交換用アンカー
ボルト2aを埋設してある。なお、前記アンカーボルト
2,2aを、継手配置用開削部hの底面と面一に配置さ
れた雌ネジ体20と、前記雌ネジ体20に固着されたア
ンカーボルト主体21とを具備するものとし、雌ネジ体
20に頭付ボルト3を螺入する態様で、伸縮継手1の取
付用孔10の周辺部分を雌ネジ体20と頭付ボルト3に
より挟持するものが好ましい。また、上記アンカーボル
ト2,2相互間に交換用アンカーボルト2aが整数個設
けてあることが好ましい。
【0013】なお、この発明の伸縮継手の取り付け構造
が奏する作用・効果については以下の発明の実施の形態
の欄において明らかにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0015】この実施形態は、図1や図2に示すよう
に、対向する橋桁H,Hにおける各継手配置用開削部h
の底面下にそれぞれ埋設されたアンカーボルト2の上端
露出部を利用して伸縮継手1を前記継手配置用開削部
h,hに架け渡す態様でボルト止めするものである。〔伸縮継手1の構成について〕 伸縮継手1は、基本的に
は図1や図2に示すように、耐磨耗性の優れた弾性ゴム
材12と、これの中央上面付近及び中央を除く下面付近
に埋設された鋼板11とから構成されており、前記した
下面付近に埋設された鋼板11部分を含めて取付用孔1
0を形成している。そして、この伸縮継手1における取
付用孔10の上部は、図2に示すように、伸縮継手1の
取り付け状態において頭付ボルト3が回動操作可能に収
容される大径孔部13を形成してある。ここで、この実
施形態では、図1に示す取付用孔10の形成ピッチPを
300mmとしてある。〔継手配置用開削部h及びアンカーボルト2について〕
継手配置用開削部hは、図1や図2に示すように、伸縮
継手1の厚み及び幅に合わせて形成してあり、継手設置
状態では、この開削部hの上面と伸縮継手1の上面とは
略面一になっている。
【0016】アンカーボルト2は、図2に示すように、
継手配置用開削部hの底面と面一に配置されて上面が露
出する雌ネジ体20と、前記雌ネジ体20に固着された
アンカーボルト主体21とを具備するもので、上記継手
配置用開削部hの底面下に埋設されている。なお、この
アンカーボルト2の埋設ピッチP1は、取付用孔10の
形成ピッチPに合わせて300mmとしてある。
【0017】ここで、この実施形態では、図3に示すよ
うに、新規施工時に使用されるアンカーボルト2以外
に、継手交換時に使用される交換用アンカーボルト2a
を前記アンカーボルト2,2間の中央(一方のアンカー
ボルト2からP1/2の位置)に埋設してある。なお、
前記交換用アンカーボルト2aはアンカーボルト2と全
く同じ構成としてある。〔新規施工時に伸縮継手1の取り付ける場合〕 図2や図
4の上図に示すように、アンカーボルト2の雌ネジ体2
0のネジ孔と伸縮継手1の取付用孔10とを対向させた
状態で、頭付ボルト3を雌ネジ体20に螺入し、伸縮継
手1の取付用孔10の周辺部分を雌ネジ体20と頭付ボ
ルト3(ワッシャーを介して)により挟持させる。
【0018】なお、伸縮継手1の取り付け前に、交換用
アンカーボルト2aの雌ネジ体20のネジ孔内に防錆用
シーリング材を充填しておく。〔伸縮継手1を交換する場合〕 錆びてアンカーボルト2
の雌ネジ体20に固定状態となっている頭付ボルト3の
頭部を取り去ると共にワッシャーを取り外す。
【0019】次に、交換用アンカーボルト2aの雌ネジ
体20のネジ孔内に充填した防錆用シーリング材を取り
去る。
【0020】続いて、図2や図4の下図に示すように、
交換用アンカーボルト2aの雌ネジ体20のネジ孔と伸
縮継手1の取付用孔10とを対向させた状態で、頭付ボ
ルト3を雌ネジ体20に螺入し、伸縮継手1の取付用孔
10の周辺部分を雌ネジ体20と頭付ボルト3(ワッシ
ャーを介して)により挟持させることにより交換作業は
完了する。この場合、伸縮継手1は新規施工時のときと
比較してP1/2だけズレることになるが、これは大き
な問題にはならない。
【0021】このように、この構造を採用した場合、現
場では困難なアンカーボルトの交換作業は無くなるか
ら、伸縮継手1を非常に容易に交換することができる。〔他の実施形態について〕 アンカーボルト2,2相互間に交換用アンカーボルト
2aを一つだけでなく複数個設けるようにしてもよい。
この場合、アンカーボルト2,2相互間の交換用アンカ
ーボルト2aの個数分だけ容易に伸縮継手1の交換がで
きることになる。 整数個の交換用アンカーボルト2aは、アンカーボル
ト2,2相互間において等ピッチで設けられていること
が好ましいが、これに限らず、不等ピッチでもよい。交
換用アンカーボルト2aのピッチを不等にする場合に
は、隣合う一組のアンカーボルト2,2のうちの一方の
アンカーボルト2から交換用アンカーボルト2aまでの
距離を各組のアンカーボルト間で等しく設定しておく必
要がある。 頭付ボルト3は、棒状の雄ネジにナットを螺入して構
成してあるものも採用できる。
【0022】他方、アンカーボルト主体21を通常の3
00mmピッチで埋設するものとし、雌ネジ体20を図
5に示すように長尺材で構成すると共にアンカーボルト
主体21,21・・・相互間に架設したものとし、その
上面にネジ孔を複数個形成したものとすることもでき
る。この場合、両端部以外のネジ孔が、交換用アンカー
ボルト2aの雌ネジ体20と対応するものとなる。しが
って、交換用アンカーボルト2aを埋設することなく上
記実施形態のものと同様の効果を有するものとなる。
【0023】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0024】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、伸縮継手を容易に交換できる伸縮継手の取り付け構
造を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の実施形態である伸縮継手
の取り付け構造の斜視図。
【図2】前記伸縮継手の取り付け構造の断面図。
【図3】前記伸縮継手の取り付け構造における継手配置
用開削部並びに、新規施工用のアンカーボルト及び交換
用アンカーボルトの配置を示す平面図。
【図4】上側の図面は新規施工時の伸縮継手の取り付け
位置を示す平面図であり、下側の図面は交換後の伸縮継
手の取り付け位置を示す平面図。1の取り付ける。
【図5】他のアンカーボルトの実施形態を示す斜視図。
【図6】従来の伸縮継手の取り付け構造における継手配
置用開削部及びアンカーボルトの配置を示す平面図。
【図7】従来の伸縮継手の取り付け構造を一例を示す断
面図。
【図8】従来の伸縮継手の取り付け構造を他の例を示す
断面図。
【符号の説明】
H 橋桁 h 継手配置用開削部 1 伸縮継手 2 アンカーボルト 2a 交換用アンカーボルト 3 頭付ボルト 10 取付用孔 20 雌ネジ体 21 アンカーボルト主体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する橋桁(H)(H)における各継
    手配置用開削部(h)の底面下にそれぞれ埋設されたア
    ンカーボルト(2)と、伸縮継手(1)の幅方向両縁部
    に形成した取付用孔(10)とを利用して、前記伸縮継
    手(1)を継手配置用開削部(h)(h)相互間に架け
    渡す態様でボルト止めする構造であって、各アンカーボ
    ルト(2)(2)相互間に交換用アンカーボルト(2
    a)を埋設してあることを特徴とする伸縮継手の取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 アンカーボルト(2)(2a)を、継手
    配置用開削部(h)の底面と面一に配置された雌ネジ体
    (20)と、前記雌ネジ体(20)に固着されたアンカ
    ーボルト主体(21)とを具備するものとし、雌ネジ体
    (20)に頭付ボルト(3)を螺入する態様で、伸縮継
    手(1)の取付用孔(10)の周辺部分を雌ネジ体(2
    0)と頭付ボルト(3)により挟持することを特徴とす
    る請求項1記載の伸縮継手の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 アンカーボルト(2)(2)相互間に交
    換用アンカーボルト(2a)が整数個設けてあることを
    特徴とする請求項1又は2記載の伸縮継手の取り付け構
    造。
  4. 【請求項4】 整数個の交換用アンカーボルト(2a)
    は、アンカーボルト(2)(2)相互間において等ピッ
    チで設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の伸縮継手の取り付け構造。
  5. 【請求項5】 頭付ボルト(3)は、頭部とネジ部とが
    一体成形されたものであることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の伸縮継手の取り付け構造。
  6. 【請求項6】 頭付ボルト(3)は、棒状の雄ネジにナ
    ットを螺入して構成してあることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の伸縮継手の取り付け構造。
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