JPH10149351A - 表処理装置、表処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

表処理装置、表処理方法及び記憶媒体

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JPH10149351A
JPH10149351A JP8318619A JP31861996A JPH10149351A JP H10149351 A JPH10149351 A JP H10149351A JP 8318619 A JP8318619 A JP 8318619A JP 31861996 A JP31861996 A JP 31861996A JP H10149351 A JPH10149351 A JP H10149351A
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JP
Japan
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data
rectangular area
cell
table processing
moving
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JP8318619A
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English (en)
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Kazunobu Sugitani
和宣 杉谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルの移動処理を容易に行うことができ、そ
の処理の高速化を図ることができる表処理装置、表処理
方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 テキストデータのセル座標部分を変更す
ることによりセル座標の組み替えが行われる。具体的に
は、図3(1)においてセルカーソル31のある列の最
上段のセル、すなわち「AA」のセル座標(1,2)を
(2,2)に変更し、以下、「BB」のセル座標を
(3,2)に、「CC」のセル座標を(4,2)に変更
する。ここで、「DD」についてはセル座標を(5,
2)に変更すると図3(1)に示す表からはみ出してし
まうので、「DD」のセル座標を(1,2)に置き換え
る。セル座標の組み替え後、このテキストデータはVR
AM4に書き込まれ、VRAM4に書き込まれた内容を
LCD3に表示する表示処理が行われ、図3(2)のよ
うに、第2列目のセルが1段ローテーションされて表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、罫線を用いて表を
作成し、その作成した表を編集する表処理装置及びその
表処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワープロやパソコン等の表処理装
置は、罫線を描画することにより表を作成するととも
に、その作成した表を編集することができ、具体的に
は、上記表処理装置は、作成された表内のセルと呼ばれ
る矩形領域内での文字の追加、削除等の処理ができると
共に、セル単位での移動や複写等の編集処理を行うこと
ができ、更に、セルの幅の変更等の修正をすることも可
能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表処理装置によれば、表を作成した後、例えば複数
のセルが2列に配置されている状態で、左のセルに記入
されている項目と右のセルに記入されている項目とが一
致せず、左の列のセルを下にずらす必要が生じた場合、
すなわち左の列の途中からセルを1段ずらしてセル群を
組み替えなければならない場合は、1セルずつ複写処理
及び移動処理を繰り返し行わなければならなかった。ま
た、このような処理により表からはみ出てしまったセル
の処理に際しては、はみ出たままにするのか、先頭にロ
ーテーションさせるのか、あるいは次の列(行)の先頭
に回り込ませるのかという点を考慮しつつセル移動処理
等の作業を行うが必要であった。
【0004】このように、従来の表処理装置は、セルの
行単位又は列単位の移動処理が煩雑で、その処理を短時
間で行うことができないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、セルの移動処理を容易に行うことがで
き、その処理の高速化を図ることができる表処理装置、
表処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の表処理装置は、行列状に配列された矩形
領域を有する表の罫線を描画する描画手段と、前記描画
された罫線に囲まれた各矩形領域に表示されるデータを
入力する入力手段と、前記入力されたデータをそれぞれ
前記矩形領域の位置座標に対応させて記憶する記憶手段
と、前記記憶された各データを表示する表示手段と、前
記表示されたデータの中の一つを指定する指定手段と、
前記矩形領域単位で所定の方向に前記指定されたデータ
を移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の表処理装置は、上記請求項1の
表処理装置において、所定の方向を指示する方向指示手
段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項3の表処理装置は、上記請求項2の
表処理装置であって、前記請求項2の表処理装置におい
て、前記方向指示手段により指示される方向は、列方向
又は行方向であることを特徴とする。
【0009】請求項4の表処理装置は、上記請求項1〜
3のいずれか1項の表処理装置における移動手段が、前
記指定されたデータの移動の後、そのデータの移動先の
矩形領域内にあるデータを更に前記所定の方向に移動す
るように構成されることを特徴とする。
【0010】請求項5の表処理装置は、上記請求項4の
表処理装置における移動手段が、当該移動手段により更
に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
に収まらなかった場合は、そのデータを、当該データが
更に移動される前の矩形領域とはローテーション位置に
ある矩形領域に移動するように構成されることを特徴と
する。
【0011】請求項6の表処理装置は、上記請求項4の
表処理装置における移動手段が、当該移動手段により更
に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
に収まらなかった場合は、新たな矩形領域を設け、前記
矩形領域内にあるデータを、前記新たな矩形領域に移動
するように構成されることを特徴とする。
【0012】請求項7の表処理装置は、上記請求項4の
表処理装置における移動手段が、当該移動手段により更
に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
に収まらなかった場合は、そのデータを、次の列又は行
の先頭の矩形領域に移動するように構成されることを特
徴とする。
【0013】請求項8の表処理装置は、上記請求項4の
表処理装置における移動手段が、当該移動手段により更
に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
に収まらなかった場合に当該データの移動先を指示する
移動先指示手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項9の表処理装置は、前記記憶手段は
前記表処理装置に着脱可能であることを特徴とする。
【0015】請求項10の表処理方法は、行列状に配列
された矩形領域を有する表の罫線に囲まれた矩形領域に
表示されるデータが入力された場合に前記入力されたデ
ータを前記矩形領域の位置座標に対応させて記憶すると
ともに前記記憶された各データを表示し、前記表示され
たデータの中の一つが指示された場合に前記矩形領域単
位で所定の方向に前記指定されたデータを移動させる移
動処理を行うことを特徴とする。
【0016】請求項11の表処理方法は、上記請求項1
0の表処理方法において、前記所定の方向は操作者によ
り指示可能であることを特徴とする。
【0017】請求項12の表処理方法は、上記請求項1
1の表処理方法において、指示される方向は、列方向又
は行方向であることを特徴とする。
【0018】請求項13の表処理方法は、上記請求項1
0〜12のいずれか1項の表処理方法において、前記移
動処理により前記データを移動した後、そのデータの移
動先の矩形領域内にあるデータを、前記データの移動方
向と同じ方向に更に移動することを特徴とする。
【0019】請求項14の表処理方法は、上記請求項1
3の表処理方法において、前記移動処理により更に移動
された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収ま
らなかった場合は、そのデータを、当該データが更に移
動される前の矩形領域とはローテーション位置にある矩
形領域に移動することを特徴とする。
【0020】請求項15の表処理方法は、上記請求項1
3の表処理方法において、前記移動処理により更に移動
された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収ま
らなかった場合は、そのデータを、そのまま前記表から
突出するように移動することを特徴とする。
【0021】請求項16の表処理方法は、上記請求項1
3の表処理方法において、前記移動処理により更に移動
された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収ま
らなかった場合は、そのデータを、次の列又は行の先頭
の矩形領域に移動することを特徴とする。
【0022】請求項17の表処理方法は、上記請求項1
3の表処理方法において、前記移動処理により更に移動
された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収ま
らなかった場合は、当該データの移動先を任意に指示可
能としたことを特徴とする。請求項18の記憶媒体は、
行列状に配列された矩形領域を有する表の前記矩形領域
に表示されるデータの中の1つが指定された場合に前記
指定されたデータを所定の方向に移動させる行程を含む
プログラムを格納することを特徴とする。
【0023】請求項19の記憶媒体は、上記請求項18
の記憶媒体が、前記表の罫線を描画する描画手段と前記
データを表示する表示手段とを有する表処理装置に着脱
可能であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0025】(第1の実施の形態)まず最初に、本発明
の第1の実施の形態について、図1〜図3を参照して説
明する。
【0026】図1は、本実施の形態にかかる表処理装置
の機能構成を示すブロック図である。同図において、1
は中央処理部(以下、CPUという)である。CPU1
は、以下に示す各構成要素とバスライン(BL)6を介
して接続されており、接続されている各構成要素の制御
を行う。
【0027】2は、一般的な文字や図形の入力、及び所
望の処理を実行するための指示を入力するキーを有する
キーボード(KB)である。キーボード2は、各種デー
タを入力する入力手段及び後述するセル移動処理の際に
カーソルを移動することにより移動したいデータを指定
する指定手段として機能する。
【0028】3は、例えばカラーのLCD等からなる表
示部(以下、LCDという)3である。LCD3は、表
示用書き込み専用メモリであるVRAM4に書き込まれ
ている文字情報や図形情報を表示する。すなわち、LC
D3は、描画手段及び表示手段を構成する。また、後述
するフローチャートに従って実行される処理過程又は処
理結果は、VRAM4に書き込まれた後LCD3に表示
される。
【0029】5はハードディスク(HD)であり、7は
読み出し専用メモリであるリードオンリーメモリ(以
下、ROMという)である。ROM7は、キーボード2
から入力されるデータの処理等の各種処理を実行するた
めのプログラムを記憶する領域(PRG)7aと、文
字、記号、罫線等のフォントパターンを記憶する領域7
bとを有している。
【0030】なお、ROM7のかわりに、本実施の形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した
記憶媒体を、外部に接続し、表処理装置がその記憶媒体
に記憶されたプログラムを読み出して実行するように構
成してもよい。この場合、当該記憶媒体として、例えば
フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク
等を用いることができる。
【0031】8は、書き込み可能メモリである記憶手段
としてのランダムアクセスメモリ(以下、RAMとい
う)である。RAM8は、各種プログラムの実行又はキ
ーボード2から入力されるデータの処理の際に、CPU
1の作業領域及び一時退避領域として使用される。具体
的には、RAM8の内部は、プログラムを動作させるた
めにCPU1が使用するワークエリア(WORK)8a
と、キーボート2により入力される文字及び図形をテキ
ストデータとして記憶するための領域(TEXT)8b
と、カーソルのXY座標位置を記憶する座標メモリ領域
(CKSRX、CKSRY)8cと、表の移動処理を実
行するにあたり、セルの動きを制御する際に複数通りの
モードを記憶させるために使用されるモードフラグを格
納する領域(MODE)8dとを有している。ワークエ
リア(WORK)8aは、キーボード2から入力される
文字や後述するプリンタに出力するための一時的バッフ
ァとしても使用される。
【0032】なお、RAM8は、図示しない増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成してもよく、この場合はR
AM8内のフォントデータにかえてオプションフォント
カード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプ
ログラムを格納した外部メモリを複数接続することが可
能である。
【0033】9は、上記領域(TEXT)8bに記憶さ
れているテキストデータを印刷出力するプリンタであ
る。
【0034】図2は、領域(TEXT)8bに記憶され
るテキストデータの詳細な構成を示す説明図である。
【0035】同図に示すように、テキストデータは、セ
ル座標21とセル内文字22とから構成されている。こ
こでは、便宜上セル内文字を文字標記してあるが、実際
にはセル文字22に対応する文字コードが格納されてい
る。このテキストデータの内容をLCD3に表示する
と、各セル内文字が罫線で囲まれてなる図形として表示
される。
【0036】図3は、LCD3における、領域(TEX
T)8bに記憶されているテキストデータの表示例であ
る。同図において、31はセルカーソルであり、セル内
の矩形及びセル内文字を反転表示する。32は罫線であ
る。
【0037】図2によれば、セル座標(1,1)の内容
は「アイウ」なので、図3(1)に示すセルのうち、セ
ル座標(1,1)に対応する最上段左のセルに、この3
文字「アイウ」が表示される。なお、図3(1)では、
最上段左を基点として右方向へY座標が増加し、下方向
へX座標が増加するようにX座標及びY座標が設定され
ている。従って、セル座標(3、2)は、上から3段
目、左から2列目の位置のセルの座標に相当する。この
座標に表示されるセル内文字は、図2より、「CC」で
ある。
【0038】ここで、左から2列目のセル「BB」以下
のセルを各々1段ずつ下にずらす場合、即ち表示を図3
(1)から図3(2)のように変更する場合の手順につ
いて、以下に説明する。
【0039】図4は、本実施の形態に係る表処理装置に
おいて実行されるセル移動処理手順を示すフローチャー
トである。このフローチャートは、ROM7に格納され
ているプログラムをワークエリア(WORK)8a上で
CPU1が実行することにより行われる。すなわち、C
PU1は、移動手段として機能する。
【0040】「BB」以下のセル段を下にずらす(以
下、段下げという)指示は、キーボード2のキーを用い
てセルカーソルを「BB」の位置に移動させ、段下げを
実行するためのキーを入力することにより行われる。そ
の結果、セルカーソルの座標(MX,MY)として座標
(2,2)が領域(WORK)8aに記憶される(ステ
ップS41)。
【0041】次に、領域(TEXT)8b内のテキスト
データにおける座標の組み替えが行われる(ステップS
42)。領域(TEXT)8bのテキストデータは、図
2に示したようにセル座標とセル内文字列とが対応する
ように構成されている。座標の組み替えは、上記テキス
トデータのセル座標部分を変更することにより行われ
る。具体的には、カーソルのある列の最上段のセル、す
なわち「AA」のセル座標(1,2)を(2,2)に変
更し、以下、「BB」のセル座標を(3,2)に、「C
C」のセル座標を(4,2)に変更する。ここで、「D
D」についてはセル座標を(5,2)に変更すると図3
(1)に示す表からはみ出してしまうので、セル座標
(4,2)とはローテーション位置にある最上段(1,
2)に回り込ませるため、「DD」のセル座標を(1,
2)に置き換える。
【0042】図5は、セル座標変更後の領域(TEX
T)8bに記憶されているテキストデータの一例を示す
説明図である。上述したようなセル座標の組み替えによ
り、テキストデータは、セル内文字は移動されず、第2
列目のセル座標部分のみ変更される。
【0043】セル座標の組み替え後、このテキストデー
タはVRAM4に書き込まれ、VRAM4に書き込まれ
た内容をLCD3に表示する表示処理が行われる(ステ
ップS43)。その結果、図3(2)のように、第2列
目のセルが1段ローテーションする、即ち、最後の行の
「DD」は先頭行に移動される。なお、ローテーション
されるのは2列目のセルだけであり、他の列のセルに影
響は及ばない。
【0044】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、所望のセル上にセルカーソルをおいて段下げ指示を
入力するという簡単な操作で、高速に、セルの列単位で
の移動を行うことができる。また、セル単位での移動に
より表からはみ出してしまうセルの処置については、ロ
ーテーション位置へ自動的に回り込ませるように処理さ
れる。従って、従来煩雑であった段下げのための操作が
簡略化され、処理の高速化を図ることが可能となる。
【0045】なお、本実施の形態では、段下げ指示を行
うことにより列方向にセルが移動されるように構成した
が、行移動指示を行うことにより所望の段のセルが行方
向に移動されるように構成するようにしてもよく、ま
た、列方向の移動又は行方向の移動を操作者が選択する
ための方向指示手段を、例えばキーボード6上に備える
ようにすることも好ましい。これにより、操作者は移動
させたいデータの現在の位置や編集中の表の形式等に応
じてデータの移動を行うことができるようになる。
【0046】また、上述した移動処理以外にも、例えば
表からはみ出してしまうセルの移動先を任意に指示する
移動先指示手段を設け、作成中の表の形式等に応じて操
作者が当該セルを所望の位置に移動させることができる
ように構成してもよいことはいうまでもない。
【0047】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図6〜図8を参照して説明す
る。
【0048】上述した第1の実施の形態では、セルカー
ソルのある列の複数のセルがセル単位でローテーション
するように構成したが、セルカーソルのあるセルから下
のセルだけが変化して当該セルカーソルのあるセルより
上のセルには影響を及ぼさないようにセルを移動する方
式も考えられる。場合によっては、むしろセルカーソル
より上のセルに影響を及ぼさないようにした方が使い勝
手がよい場合がある。本実施の形態では、このような手
法について説明する。
【0049】図6は、本実施の形態に係る表処理装置の
セル移動処理手順を示すフローチャートである。
【0050】今、セルカーソルの位置が図3(1)に示
したようにセル座標(2,2)にあるものとする。ここ
で、段下げの指示がキーボード6から入力されると、ま
ず、セルカーソルの座標(MX,MY)として座標
(2,2)が領域(WORK)8aに記憶される(ステ
ップS61)。
【0051】次に、領域(TEXT)8b内のテキスト
データにおける座標の組み替えが行われる(ステップS
62)。領域(TEXT)8bのテキストデータは、セ
ル座標とセル内文字列とが対応するように構成されてい
る。座標の組み替えは、上記テキストデータのセル座標
部分を変更することにより行われる。具体的には、セル
カーソルのあるセル、すなわち「BB」のセル座標
(2,2)を(3,2)に変更し、「CC」のセル座標
を(4,2)に、「DD」のセル座標を(5,2)に変
更する。
【0052】次に、「DD」がいままでに存在しなかっ
た5行目に移動されたので、図3(1)に示したセルカ
ーソルがある列以外の列についても、5行目のセルが形
成されて、テキストデータに追加される(ステップS6
3)。
【0053】具体的には、セル座標(5,1)及び
(5,3)をテキストデータに追加して、その対応する
セル内文字列の欄は空欄にされる。更に、セルカーソル
のあったセル座標(2,2)も空欄にしなければならな
いので、当該セルカーソルのあったセル座標(2,2)
がテキストデータに追加され、その対応するセル内文字
列の欄は空欄にされる。図7は、このようにして新たな
データが追加されたテキストデータの一例を示す説明図
である。
【0054】領域(TEXT)8b内のテキストデータ
の変更が終了すると、変更後のテキストデータはVRA
M4に書き込まれ、その内容がLCD3に表示される
(ステップS64)。図8は、ステップS64における
テキストデータの表示例を示した図である。同図に示す
ように、本処理手順が実行されたことにより、表全体と
して5行目のセルが追加され、座標(2,2)は空欄に
なり、「DD」がセル(5,2)に表示され、他の列の
セルは5行目に空欄のセルが形成される。
【0055】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、操作者により段下げの指示がなされた場合に、セル
カーソルがある段から下の段だけが変化して当該セルカ
ーソルより上のセルには影響を及ぼさないように段下げ
を実行することができる。また、段下げを実行したこと
により表からはみ出してしまうセルについては、自動的
に、新たに段が設けられ、その段に当該セルの内容を移
動させることが可能となり、従来煩雑であった段下げの
ための操作が簡略化され、処理の高速化を図ることが可
能となる。
【0056】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図9〜図11を参照して説明す
る。本実施の形態では、ある列の段下げを実行すること
により表の下側へはみ出してしまったセルを次の列の先
頭に回り込ませ、以下、当該次の列においても順次セル
の段下げを行う手法について説明する。
【0057】図9は、本実施の形態に係る表処理装置に
おいて実行されるセル移動処理手順を示すフローチャー
トである。
【0058】今、セルカーソルの位置が図3(1)に示
したようにセル座標(2,2)にあるものとする。ここ
で、段下げの指示がキーボード6から入力されると、ま
ず、セルカーソルの座標(MX,MY)として座標
(2,2)が領域(WORK)8aに記憶される(ステ
ップS91)。
【0059】次に、領域(TEXT)8b内のテキスト
データにおける座標の組み替えが行われる(ステップS
92)。領域(TEXT)8bのテキストデータは、セ
ル座標とセル内文字列とが対応するように構成されてい
る。座標の組み替えは、上記テキストデータのセル座標
部分を変更することにより行われる。
【0060】図10は、座標の組み替えを具体的に説明
するためのテキストデータの変更例である。
【0061】具体的には、セルカーソルのあるセル、す
なわち「BB」のセル座標(2,2)に、その下段に記
憶されているセル座標(3,2)を入れ、「CC」のセ
ル座標(3,2)に、更にその下段に記憶されているセ
ル座標(4,2)を入れ、以下、セル座標部分が一段ず
つシフトされる。
【0062】そして、領域(TEXT)8b内のテキス
トデータの最後に記憶されている「jkl」について
は、新たな列が新設されてセル座標(1,4)を割り当
てられ、更に、(2,4)、(3,4)、及び(4,
4)という新たなセル座標がテキストデータに追加され
る(ステップS93)。追加されたセル座標に対応する
セル内文字列の欄は空欄にされる。この結果、図10
(b)に示すテキストデータが作成される。
【0063】領域(TEXT)8b内のテキストデータ
の変更が終了すると、変更後のテキストデータはVRA
M4に書き込まれ、その内容がLCD3に表示される
(ステップS94)。図11は、ステップS94におけ
るテキストデータの表示例を示した図である。同図に示
すように、表全体として4列目のセルが追加され、座標
(2,2)は空欄にされ、「DD」が次の列の先頭に表
示され、最後のセル「jkl」は新たに追加された4列
目の先頭に移動される。
【0064】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、操作者により段下げの指示がなされた場合に、セル
カーソルがある段から下の段だけが変化して当該セルカ
ーソルより上のセルには影響を及ぼさないように段下げ
を実行することができる。また、段下げを実行したこと
により表からはみ出してしまうセルについては、自動的
に、次の列に当該セルの内容を移動させることが可能と
なる。従って、従来煩雑であった段下げのための操作が
簡略化され、処理の高速化を図ることが可能となる。
【0065】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について、図12及び図13を参照して説
明する。本実施の形態では、上述した第1〜第3の実施
の形態において説明した各手法を選択的に実行できるよ
うにしたものである。なお、以下の説明において、第1
〜第3の実施の形態において説明した各方式を、便宜
上、それぞれ 1.ローテーション方式 2.はみ出し方式 3.回り込み方式 と呼ぶこととする。
【0066】図12は、本実施の形態に係る表処理装置
において実行されるセル移動処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0067】操作者の所望する位置にセルカーソルが移
動されて、キーボード6から段下げの指示が入力される
と、まず、RAM8の領域(MODE)8dに格納され
ているモードフラグが取り出される(ステップS12
1)。モードフラグには、上記各方式に対応する番号1
〜3の中から任意の番号がセットされる。なお、モード
フラグのセットは、操作者により予めセットされている
ものとする。図13に、モードフラグの構成の一例を示
す。
【0068】次に、ステップS121において取り出さ
れた値に基づいて、上記方式の中からいずれの方式が設
定されているかが判別される(ステップS122)。ス
テップS122において、モードフラグの値が「1」で
あり、ローテーション方式が設定されていると判別され
た場合は、上述した第1の実施の形態において説明した
ローテーション方式によるセルの段下げ処理が実行され
る(ステップS123)。また、モードフラグの値が
「2」であり、はみ出し方式が設定されていると判別さ
れた場合は、上述した第2の実施の形態において説明し
たはみ出し方式によるセルの段下げ処理が実行される
(ステップS124)。また、モードフラグの値が
「3」であり、回り込み方式が設定されていると判別さ
れた場合は、上述した第3の実施の形態において説明し
た回り込み方式によるセルの段下げ処理が実行される
(ステップS125)。
【0069】ステップS123、S124又はS125
の処理が終了すると、本処理手順は終了される。
【0070】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、セルの段下げに際して簡単な操作で且つ高速に各セ
ルの移動処理をすることができる。また、セル単位での
枠空け作業及び段下げにより表からはみ出してしまうセ
ルの処理を一連の手順で自動的に実行することができる
うえ、表からはみ出してしまうセルの処理については数
通りの処理を選択することが可能となる。
【0071】なお、上述した移動処理のほか、表からは
み出してしまうセルの移動先を任意に指定する処理を選
択可能なように構成してもよいことはいうまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の表処理
装置又は請求項10の表処理方法によれば、行列状に配
列された矩形領域を有する表の罫線に囲まれた矩形領域
に表示されるデータが入力された場合に前記入力された
データを前記矩形領域の位置座標に対応させて記憶する
とともに前記記憶された各データを表示し、前記表示さ
れたデータの中の一つが指示された場合に前記矩形領域
単位で所定の方向に前記指定されたデータを移動させる
移動処理を行うようにしたので、簡単な操作で且つ高速
に矩形領域毎にデータの移動処理をすることができると
いう効果が得られる。
【0073】請求項2の表処理装置又は請求項11の表
処理方法によれば、所定の方向を指示可能としたので、
簡単な操作で所望の方向にデータの移動処理をすること
ができるという効果が得られる。
【0074】請求項3の表処理装置又は請求項12の表
処理方法によれば、前記矩形領域単位で、列方向又は行
方向に、該矩形領域内のデータを移動させるようにした
ので、簡単な操作でデータの移動処理をすることができ
るという効果が得られる。
【0075】請求項4の表処理装置又は請求項13の表
処理方法によれば、データの移動の後、そのデータの移
動先の矩形領域内にあるデータを、前記データの移動方
向と同じ方向に更に移動するように構成されるので、従
来のように複写処理と移動処理を繰り返す等の煩雑な処
理を行わなくても、容易な操作で同一の方向に複数の矩
形領域にあるデータを順次移動することができるという
効果が得られる。
【0076】請求項5の表処理装置又は請求項14の表
処理方法によれば、更に移動された前記矩形領域内にあ
るデータが前記表の内に収まらなかった場合は、そのデ
ータを、当該データが更に移動される前の矩形領域とは
ローテーション位置にある矩形領域に移動するようにし
たので、簡単な操作で且つ高速に、矩形領域毎にデータ
の移動処理をすることができるという効果が得られる。
【0077】請求項6の表処理装置又は請求項15の表
処理方法によれば、更に移動された前記矩形領域内にあ
るデータが前記表の内に収まらなかった場合は、その移
動方向に新たな矩形領域を設け、前記矩形領域内にある
データを、前記新たな矩形領域に移動するようにしたの
で、簡単な操作で且つ高速に矩形領域毎にデータの移動
処理をすることができるという効果が得られる。
【0078】請求項7の表処理装置又は請求項16の表
処理方法によれば、更に移動された前記矩形領域内にあ
るデータが前記表の内に収まらなかった場合は、そのデ
ータを、次の列又は行の先頭の矩形領域に移動するよう
に構成されるので、簡単な操作で且つ高速に矩形領域毎
にデータの移動処理をすることができるという効果が得
られる。
【0079】請求項8の表処理装置又は請求項17の表
処理方法によれば、前記移動処理により更に移動された
前記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなか
った場合は、当該データの移動先を任意に指示可能とし
たので、作成中の表の形式等に応じて操作者が当該セル
を所望の位置に移動させることができるという効果が得
られる。
【0080】請求項18の記憶媒体によれば、行列状に
配列された矩形領域を有する表の前記矩形領域に表示さ
れるデータの中の1つが指定された場合に前記指定され
たデータを所定の方向に移動させる行程を含むプログラ
ムが格納されるので、このような記憶媒体を採用可能な
情報処理装置においては、簡単な操作で且つ高速に、矩
形領域毎にデータの移動処理を行うことができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる表処理装置
の機能構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したRAMの領域(TEXT)に記憶
されるテキストデータの詳細な構成を示す説明図であ
る。
【図3】図1に示したLCDにおける、領域(TEX
T)に記憶されているテキストデータの表示例である。
【図4】図1に示した表処理装置において実行されるセ
ル移動処理手順を示すフローチャートである。
【図5】セル座標変更後の、領域(TEXT)8bに記
憶されているテキストデータの一例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る表処理装置の
セル移動処理手順を示すフローチャートである。
【図7】同実施の形態における新たなデータが追加され
たテキストデータの一例を示す説明図である。
【図8】同実施の形態におけるテキストデータの表示例
を示した図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る表処理装置の
セル移動処理手順を示すフローチャートである。
【図10】座標の組み替えを具体的に説明するためのテ
キストデータの変更例である。
【図11】同実施の形態におけるテキストデータの表示
例を示した図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る表処理装置
のセル移動処理手順を示すフローチャートである。
【図13】モードフラグの構成の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 表示部 8 RAM 21 セル座標 22 セル内文字

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列された矩形領域を有する表
    の罫線を描画する描画手段と、前記描画された罫線に囲
    まれた各矩形領域に表示されるデータを入力する入力手
    段と、前記入力されたデータをそれぞれ前記矩形領域の
    位置座標に対応させて記憶する記憶手段と、前記記憶さ
    れた各データを表示する表示手段と、前記表示されたデ
    ータの中の一つを指定する指定手段と、前記矩形領域単
    位で所定の方向に前記指定されたデータを移動させる移
    動手段とを備えたことを特徴とする表処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の方向を指示する方向指示手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の表処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記方向指示手段により指示される方向
    は、列方向又は行方向であることを特徴とする請求項2
    に記載の表処理装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記指定されたデータ
    の移動の後、そのデータの移動先の矩形領域内にあるデ
    ータを更に前記所定の方向に移動するように構成される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    表処理装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、前記移動手段により更
    に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
    に収まらなかった場合は、そのデータを、当該データが
    更に移動される前の矩形領域とはローテーション位置に
    ある矩形領域に移動するように構成されることを特徴と
    する請求項4に記載の表処理装置。
  6. 【請求項6】 前記移動手段は、前記移動手段により更
    に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
    に収まらなかった場合は、新たな矩形領域を設け、前記
    矩形領域内にあるデータを、前記新たな矩形領域に移動
    するように構成されることを特徴とする請求項4に記載
    の表処理装置。
  7. 【請求項7】 前記移動手段は、前記移動手段により更
    に移動された前記矩形領域内にあるデータが前記表の内
    に収まらなかった場合は、そのデータを、次の列又は行
    の先頭の矩形領域に移動するように構成されることを特
    徴とする請求項4に記載の表処理装置。
  8. 【請求項8】 前記移動手段により更に移動された前記
    矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなかった
    場合に当該データの移動先を指示する指示手段を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の表処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は前記表処理装置に着脱可
    能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項
    に記載の表処理装置。
  10. 【請求項10】 行列状に配列された矩形領域を有する
    表の罫線に囲まれた矩形領域に表示されるデータが入力
    された場合に前記入力されたデータを前記矩形領域の位
    置座標に対応させて記憶するとともに前記記憶された各
    データを表示し、前記表示されたデータの中の一つが指
    示された場合に前記矩形領域単位で所定の方向に前記指
    定されたデータを移動させる移動処理を行うことを特徴
    とする表処理方法。
  11. 【請求項11】 前記所定の方向は操作者により指示可
    能であることを特徴とする請求項10に記載の表処理方
    法。
  12. 【請求項12】 指示される方向は、列方向又は行方向
    であることを特徴とする請求項11に記載の表処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記移動処理により前記データを移動
    した後、そのデータの移動先の矩形領域内にあるデータ
    を、前記データの移動方向と同じ方向に更に移動するこ
    とを特徴とする請求項10〜12に記載の表処理装置。
  14. 【請求項14】 前記移動処理により更に移動された前
    記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなかっ
    た場合は、そのデータを、当該データが更に移動される
    前の矩形領域とはローテーション位置にある矩形領域に
    移動することを特徴とする請求項13に記載の表処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記移動処理により更に移動された前
    記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなかっ
    た場合は、そのデータを、そのまま前記表から突出する
    ように移動することを特徴とする請求項13に記載の表
    処理方法。
  16. 【請求項16】 前記移動処理により更に移動された前
    記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなかっ
    た場合は、そのデータを、次の列又は行の先頭の矩形領
    域に移動することを特徴とする請求項13に記載の表処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記移動処理により更に移動された前
    記矩形領域内にあるデータが前記表の内に収まらなかっ
    た場合は、当該データの移動先を任意に指示可能とした
    ことを特徴とする請求項13に記載の表処理方法。
  18. 【請求項18】 行列状に配列された矩形領域を有する
    表の前記矩形領域に表示されるデータの中の1つが指定
    された場合に前記指定されたデータを所定の方向に移動
    させる行程を含むプログラムを格納することを特徴とす
    る記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記表の罫線を描画する描画手段と前
    記データを表示する表示手段とを有する表処理装置に着
    脱可能であることを特徴とする請求項18に記載の記憶
    媒体。
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