JPH10150953A - 酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法 - Google Patents
酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法Info
- Publication number
- JPH10150953A JPH10150953A JP8323514A JP32351496A JPH10150953A JP H10150953 A JPH10150953 A JP H10150953A JP 8323514 A JP8323514 A JP 8323514A JP 32351496 A JP32351496 A JP 32351496A JP H10150953 A JPH10150953 A JP H10150953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sake
- bone
- flavor
- balloonfish
- dried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 title claims abstract description 29
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 title claims abstract description 29
- 241000334290 Diodon holocanthus Species 0.000 title abstract 6
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 title 1
- 235000013334 alcoholic beverage Nutrition 0.000 title 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims abstract description 71
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 claims abstract description 22
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 claims abstract description 20
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 235000015277 pork Nutrition 0.000 claims description 10
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 abstract description 3
- 235000020967 hot alcoholic beverage Nutrition 0.000 abstract 1
- 241000282898 Sus scrofa Species 0.000 description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- 241000282887 Suidae Species 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 5
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 3
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- PXEDJBXQKAGXNJ-QTNFYWBSSA-L disodium L-glutamate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]C(=O)[C@@H](N)CCC([O-])=O PXEDJBXQKAGXNJ-QTNFYWBSSA-L 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 235000013923 monosodium glutamate Nutrition 0.000 description 2
- 231100000252 nontoxic Toxicity 0.000 description 2
- 230000003000 nontoxic effect Effects 0.000 description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 229940073490 sodium glutamate Drugs 0.000 description 2
- 239000004278 EU approved seasoning Substances 0.000 description 1
- 235000005135 Micromeria juliana Nutrition 0.000 description 1
- YBHQCJILTOVLHD-YVMONPNESA-N Mirin Chemical compound S1C(N)=NC(=O)\C1=C\C1=CC=C(O)C=C1 YBHQCJILTOVLHD-YVMONPNESA-N 0.000 description 1
- 241000246354 Satureja Species 0.000 description 1
- 235000007315 Satureja hortensis Nutrition 0.000 description 1
- 241001441722 Takifugu rubripes Species 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 235000019600 saltiness Nutrition 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 238000001291 vacuum drying Methods 0.000 description 1
- 210000001835 viscera Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 河豚の中骨部分を有効に利用できると共に、
該河豚の中骨部分により酒に河豚の風味付けができる河
豚骨加工品とその製造方法を提供する。 【解決手段】 河豚の中骨部を用い、該中骨部を乾燥
し、該乾燥した中骨部を飴色に焙焼し、これを加熱した
酒に浸けることにより河豚の香味付けし得る構成からな
る。
該河豚の中骨部分により酒に河豚の風味付けができる河
豚骨加工品とその製造方法を提供する。 【解決手段】 河豚の中骨部を用い、該中骨部を乾燥
し、該乾燥した中骨部を飴色に焙焼し、これを加熱した
酒に浸けることにより河豚の香味付けし得る構成からな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河豚骨加工品とそ
の製造方法に係り、より詳細には、河豚の中骨部分を有
効に利用できると共に、該河豚の中骨部分により酒に河
豚の風味付けができる河豚骨加工品とその製造方法に関
する。
の製造方法に係り、より詳細には、河豚の中骨部分を有
効に利用できると共に、該河豚の中骨部分により酒に河
豚の風味付けができる河豚骨加工品とその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、河豚の風味付けをした酒とし
て、いわゆる、『ひれ酒』が知られている。この『ひれ
酒』は、河豚の鰭を天日乾燥し、これを温めた清酒に入
れて、該河豚の香味を清酒に付与して飲酒できる酒であ
る。さの『ひれ酒』は、河豚鰭の香味が清酒に浸出し、
まろやかな風味が得られることして、酒消費者に好まれ
ている。
て、いわゆる、『ひれ酒』が知られている。この『ひれ
酒』は、河豚の鰭を天日乾燥し、これを温めた清酒に入
れて、該河豚の香味を清酒に付与して飲酒できる酒であ
る。さの『ひれ酒』は、河豚鰭の香味が清酒に浸出し、
まろやかな風味が得られることして、酒消費者に好まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した河豚
鰭を材料として用ている『ひれ酒』の場合、次のような
課題がある。すなわち、 一匹の河豚から取れる河豚鰭は、左右鰭、背鰭、尾
鰭だけであり、かつその量が少ない。そのため、『ひれ
酒』の材料としての河豚鰭には、数量的に限度がある。 量的に限度があるため、十分な香味付けができな
い。 清酒に入れる際、この河豚鰭を焙るが、その焙焼加
減が難しく、好ましい香味を有する『ひれ酒』を得るこ
とが難しい。等の課題がある。
鰭を材料として用ている『ひれ酒』の場合、次のような
課題がある。すなわち、 一匹の河豚から取れる河豚鰭は、左右鰭、背鰭、尾
鰭だけであり、かつその量が少ない。そのため、『ひれ
酒』の材料としての河豚鰭には、数量的に限度がある。 量的に限度があるため、十分な香味付けができな
い。 清酒に入れる際、この河豚鰭を焙るが、その焙焼加
減が難しく、好ましい香味を有する『ひれ酒』を得るこ
とが難しい。等の課題がある。
【0004】ところで、河豚を調理(河豚刺し)する場
合、通常、頭部、鰭部、内蔵、皮を除くと共に、河豚肉
部を左右の切り身(フィレー)と中骨の三枚におろし、
該切り身を刺身とし、該中骨部分は、前記内蔵等と同様
に一般的には廃棄処分等としている。
合、通常、頭部、鰭部、内蔵、皮を除くと共に、河豚肉
部を左右の切り身(フィレー)と中骨の三枚におろし、
該切り身を刺身とし、該中骨部分は、前記内蔵等と同様
に一般的には廃棄処分等としている。
【0005】本発明者は、この河豚中骨を有効に利用で
きないかという観点に立脚し、種々研究・検討した結
果、該河豚中骨には、河豚の香味を有する肉部分が付
いていること、骨部分から河豚エキスの抽出ができる
こと、等のことからして、前記河豚鰭と同じく、『ひれ
酒』のように、酒(清酒)に河豚の香味付けができるこ
とを究明した。
きないかという観点に立脚し、種々研究・検討した結
果、該河豚中骨には、河豚の香味を有する肉部分が付
いていること、骨部分から河豚エキスの抽出ができる
こと、等のことからして、前記河豚鰭と同じく、『ひれ
酒』のように、酒(清酒)に河豚の香味付けができるこ
とを究明した。
【0006】本発明は、以上のような点に対処して創作
したものであって、その目的とする処は、河豚の中骨を
有効に利用できると共に、該河豚中骨により酒に河豚の
風味付けができる河豚骨加工品とその製造方法を提供す
ることにある。
したものであって、その目的とする処は、河豚の中骨を
有効に利用できると共に、該河豚中骨により酒に河豚の
風味付けができる河豚骨加工品とその製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての請求項1の酒に河豚の香味付す
るための河豚骨加工品は、河豚の中骨部を用い、該中骨
部を乾燥し、該乾燥した中骨を飴色に焙焼し、加熱した
酒に浸けることにより河豚の香味付けし得ることを特徴
とする。
するための手段としての請求項1の酒に河豚の香味付す
るための河豚骨加工品は、河豚の中骨部を用い、該中骨
部を乾燥し、該乾燥した中骨を飴色に焙焼し、加熱した
酒に浸けることにより河豚の香味付けし得ることを特徴
とする。
【0008】請求項2の酒に河豚の香味付するための河
豚骨加工品の製造方法は、河豚から中骨を得る工程と、
該中骨部を、酒、調味料を添加した塩水(塩水調味液)
に浸ける工程と、該塩水処理した河豚中骨を乾燥する工
程、および該乾燥した河豚中骨部の表面が飴色になるま
で焙焼する工程を有することを特徴とする。請求項3の
河豚骨加工品の製造方法は、前記請求項2の発明におい
て、前記酒が清酒で、前記塩水:8〜9に対して、清
酒:2〜9の割合で配合してなることを特徴とする。ま
た請求項4の河豚骨加工品の製造方法と、前記請求項2
または3の発明において、前記中骨部の表面に焦げ目を
付ける工程を有することを特徴とする。
豚骨加工品の製造方法は、河豚から中骨を得る工程と、
該中骨部を、酒、調味料を添加した塩水(塩水調味液)
に浸ける工程と、該塩水処理した河豚中骨を乾燥する工
程、および該乾燥した河豚中骨部の表面が飴色になるま
で焙焼する工程を有することを特徴とする。請求項3の
河豚骨加工品の製造方法は、前記請求項2の発明におい
て、前記酒が清酒で、前記塩水:8〜9に対して、清
酒:2〜9の割合で配合してなることを特徴とする。ま
た請求項4の河豚骨加工品の製造方法と、前記請求項2
または3の発明において、前記中骨部の表面に焦げ目を
付ける工程を有することを特徴とする。
【0009】ここで、前記河豚としては、サバフグ(ギ
ンフグ、キンフグ)、カナフグ、トラフグ、ゴマフグ、
その他各種の河豚を用いることができ、このなかで、全
身の殆どが無毒であるサバフグが好ましい。しかし、他
の河豚を用いることもできることは当然である。また前
記中骨部とは、河豚をおろした際の、中央部分の身付き
骨をいう。酒としては、一般的な度数の清酒が好まし
い。前記塩水調味液中の調味料としては、グルタミン酸
ソーダ等の調味料を用いることができる。また、前記乾
燥手段としては、天日乾燥が好ましいが、蒸気乾燥、直
火乾燥、その他の乾燥手段を用いることもできる。通常
の天日乾燥の場合は、4〜8日間程度行うことが好まし
い、また、焙焼処理としては、まず電子レンジを用い
て、加熱処理した後、オーブンにより焼き処理すること
が好ましい。更に、中骨部の前記塩水調味液への浸漬処
理は、15〜45分程度が好ましい。この時間が短い
と、十分な味付けができず、また長すぎると、塩辛くな
り良好な香味付けが行えないことによる。また、前記塩
水調味液に、味醂でなく、酒を添加するのは、甘くなる
のを防止すると共に、焙焼処理した際に、焦げ目が多く
生じることを防止することによる。焦げ過ぎると、『河
豚の香味』が、焦げでマスキングされてしまう。
ンフグ、キンフグ)、カナフグ、トラフグ、ゴマフグ、
その他各種の河豚を用いることができ、このなかで、全
身の殆どが無毒であるサバフグが好ましい。しかし、他
の河豚を用いることもできることは当然である。また前
記中骨部とは、河豚をおろした際の、中央部分の身付き
骨をいう。酒としては、一般的な度数の清酒が好まし
い。前記塩水調味液中の調味料としては、グルタミン酸
ソーダ等の調味料を用いることができる。また、前記乾
燥手段としては、天日乾燥が好ましいが、蒸気乾燥、直
火乾燥、その他の乾燥手段を用いることもできる。通常
の天日乾燥の場合は、4〜8日間程度行うことが好まし
い、また、焙焼処理としては、まず電子レンジを用い
て、加熱処理した後、オーブンにより焼き処理すること
が好ましい。更に、中骨部の前記塩水調味液への浸漬処
理は、15〜45分程度が好ましい。この時間が短い
と、十分な味付けができず、また長すぎると、塩辛くな
り良好な香味付けが行えないことによる。また、前記塩
水調味液に、味醂でなく、酒を添加するのは、甘くなる
のを防止すると共に、焙焼処理した際に、焦げ目が多く
生じることを防止することによる。焦げ過ぎると、『河
豚の香味』が、焦げでマスキングされてしまう。
【0010】本発明の酒に河豚の香味付するための河豚
骨加工品は、これをコップや湯飲みに入れて、例えば、
沸騰寸前まで沸かした酒(清酒)を注ぎ蓋をして30秒
程度おくと、この加工品から河豚のエキスが流れ出すと
共に、焙焼処理したことによる河豚香味が酒に混ざり込
み、その香味付けをすることができる。そして、『ひれ
酒』のような香味を有する酒、すなわち『骨酒(ふぐの
こつざけ)』を得ることができる。また、1〜2分位し
て、この骨加工品を食すると、良好な味の酒の肴とする
ことができる。
骨加工品は、これをコップや湯飲みに入れて、例えば、
沸騰寸前まで沸かした酒(清酒)を注ぎ蓋をして30秒
程度おくと、この加工品から河豚のエキスが流れ出すと
共に、焙焼処理したことによる河豚香味が酒に混ざり込
み、その香味付けをすることができる。そして、『ひれ
酒』のような香味を有する酒、すなわち『骨酒(ふぐの
こつざけ)』を得ることができる。また、1〜2分位し
て、この骨加工品を食すると、良好な味の酒の肴とする
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品
によれば、中骨部を有効利用できると共に、河豚鰭と異
なり、その香味成分を多く含むので、河豚香味を備えた
酒を十分に得ることができるという効果を有する。
の請求項1の酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品
によれば、中骨部を有効利用できると共に、河豚鰭と異
なり、その香味成分を多く含むので、河豚香味を備えた
酒を十分に得ることができるという効果を有する。
【0012】請求項2の酒に河豚の香味付するための河
豚骨加工品の製造方法によれば、河豚中骨を有効利用で
きると共に、河豚香味とエキスを十分に備えた河豚中骨
加工品を得ることができ、またこの方法で製造した河豚
骨加工品は、河豚香味を備えた酒を十分に得ることがで
きるという効果を有する。
豚骨加工品の製造方法によれば、河豚中骨を有効利用で
きると共に、河豚香味とエキスを十分に備えた河豚中骨
加工品を得ることができ、またこの方法で製造した河豚
骨加工品は、河豚香味を備えた酒を十分に得ることがで
きるという効果を有する。
【0013】請求項3の河豚骨加工品の製造方法によれ
ば、前記塩水:8〜9に対して、清酒:2〜9の割合で
配合してなるので、中骨部に適度な塩っけを付与できる
と共に、この加工品を付ける清酒内に香味、エキスをス
ムーズに混入・付与させることができるという効果を有
する。また請求項4の河豚骨加工品の製造方法によれ
ば、前記中骨部の表面に焦げ目を付けているので、香味
をいっそう良好に付与できるという効果を有する。
ば、前記塩水:8〜9に対して、清酒:2〜9の割合で
配合してなるので、中骨部に適度な塩っけを付与できる
と共に、この加工品を付ける清酒内に香味、エキスをス
ムーズに混入・付与させることができるという効果を有
する。また請求項4の河豚骨加工品の製造方法によれ
ば、前記中骨部の表面に焦げ目を付けているので、香味
をいっそう良好に付与できるという効果を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した好ましい実施形態について説明する。こ
こに、図1〜図2は、本発明の実施形態を示し、図1は
製造方法を示す工程図、図2は河豚骨加工品の概略平面
図である。
明を具体化した好ましい実施形態について説明する。こ
こに、図1〜図2は、本発明の実施形態を示し、図1は
製造方法を示す工程図、図2は河豚骨加工品の概略平面
図である。
【0015】本実施形態の酒に河豚の香味付するための
河豚骨加工品は、サバフグ等の香味原料として用いた河
豚骨加工品であって、概略すると、図2に示すように、
河豚中骨部1を乾燥し、この乾燥した中骨(中落ち)部
1の表面2が飴色(またはコハク色)に焙焼した構成か
らなる。中骨部1は、河豚を三枚に調理した際に得られ
る中骨部分であり、骨3の間には身部分4が付いてい
る。また、この河豚加工品は、塩水調味液に浸けた後、
乾燥した乾製品であり、その表面を少し焦がするらいに
焙ってあり、これをコップに入れて、沸騰寸前の清酒を
注ぐことにより、河豚香味をする酒を得ることかでき
る。
河豚骨加工品は、サバフグ等の香味原料として用いた河
豚骨加工品であって、概略すると、図2に示すように、
河豚中骨部1を乾燥し、この乾燥した中骨(中落ち)部
1の表面2が飴色(またはコハク色)に焙焼した構成か
らなる。中骨部1は、河豚を三枚に調理した際に得られ
る中骨部分であり、骨3の間には身部分4が付いてい
る。また、この河豚加工品は、塩水調味液に浸けた後、
乾燥した乾製品であり、その表面を少し焦がするらいに
焙ってあり、これをコップに入れて、沸騰寸前の清酒を
注ぐことにより、河豚香味をする酒を得ることかでき
る。
【0016】次に、この河豚骨加工品の製造方法につい
て、図1を参照しながら、その工程を説明する。本実施
形態においては、中骨部原料選別工程、塩水調味液
浸漬工程、乾燥工程、焙焼工程の、4工程からな
る。以下に、各工程について説明する。
て、図1を参照しながら、その工程を説明する。本実施
形態においては、中骨部原料選別工程、塩水調味液
浸漬工程、乾燥工程、焙焼工程の、4工程からな
る。以下に、各工程について説明する。
【0017】−中骨部原料選別工程− 本工程は、原料となる河豚の中骨部を得る工程である。
中骨部は、河豚を調理する際に得ることかできる。すな
わち、該中骨部は、新鮮な河豚を三枚に調理した際に、
得られる中骨部分であり、骨の間には若干の落とし身が
付いた状態にある。ここで、原料となる河豚としては、
無毒とされているサバフグが好ましいが、その他の河
豚、例えば、カナフグ、トラフグ、シマフグ等を用いる
こともできる。該中骨部は、内蔵や血を洗い落としたも
のを用いる。
中骨部は、河豚を調理する際に得ることかできる。すな
わち、該中骨部は、新鮮な河豚を三枚に調理した際に、
得られる中骨部分であり、骨の間には若干の落とし身が
付いた状態にある。ここで、原料となる河豚としては、
無毒とされているサバフグが好ましいが、その他の河
豚、例えば、カナフグ、トラフグ、シマフグ等を用いる
こともできる。該中骨部は、内蔵や血を洗い落としたも
のを用いる。
【0018】−塩水調味液浸漬工程− 本工程は、前記中骨部原料選別工程で得られた河豚の中
骨部を、塩水調味液に浸漬して、若干の味を付与する工
程である。ここで、該塩水調味液としては、塩水(海水
の塩分濃度と同程度のものが好ましい)に、清酒と調味
料(一般的にはグルタミン酸ソーダ等の科学調味料を用
いる)を添加した液を調味液として用いる。塩水と清酒
との配合割合は、塩水9(嵩)に対して、酒1(嵩)の
割合で混合し、調味料は若干添加する。ここで、塩水の
濃度が高いと、塩辛くなって、製品とした際、河豚の香
味が消されてしまい、また薄すぎると、味が頼り無くな
るということによる。しかし、他の配合割合とすること
もできる。河豚の中骨部の塩水調味液への浸漬時間は、
15〜45分程度、好ましくは、30分程度が良好であ
る。これは、清酒の配合量、塩分濃度によって適宜変更
して用いることが肝要である。
骨部を、塩水調味液に浸漬して、若干の味を付与する工
程である。ここで、該塩水調味液としては、塩水(海水
の塩分濃度と同程度のものが好ましい)に、清酒と調味
料(一般的にはグルタミン酸ソーダ等の科学調味料を用
いる)を添加した液を調味液として用いる。塩水と清酒
との配合割合は、塩水9(嵩)に対して、酒1(嵩)の
割合で混合し、調味料は若干添加する。ここで、塩水の
濃度が高いと、塩辛くなって、製品とした際、河豚の香
味が消されてしまい、また薄すぎると、味が頼り無くな
るということによる。しかし、他の配合割合とすること
もできる。河豚の中骨部の塩水調味液への浸漬時間は、
15〜45分程度、好ましくは、30分程度が良好であ
る。これは、清酒の配合量、塩分濃度によって適宜変更
して用いることが肝要である。
【0019】−乾燥工程− 本工程は、前記塩水調味液浸漬工程で得られた調味した
中骨部を乾燥する工程である。乾燥は、通常、天日乾燥
で、1週間程度行う。含水率は、他の乾製品と同じく、
少なくとも、14%以下とすることが必要である。製品
に黴の発生を防止するためである。乾燥手段は、天日乾
燥の他に、蒸気真空乾燥等を用いることもでき、この乾
燥手段の場合、急速に水分を除去でき、いっそう香味を
保持できる。
中骨部を乾燥する工程である。乾燥は、通常、天日乾燥
で、1週間程度行う。含水率は、他の乾製品と同じく、
少なくとも、14%以下とすることが必要である。製品
に黴の発生を防止するためである。乾燥手段は、天日乾
燥の他に、蒸気真空乾燥等を用いることもでき、この乾
燥手段の場合、急速に水分を除去でき、いっそう香味を
保持できる。
【0020】−焙焼工程− 本工程は、前記工程乾燥工程で乾燥した河豚の中骨部を
少し焦がすくらいに焙る工程である。すなわち、中骨部
の表面が飴色(コハク色)になる程度に焙焼する工程で
ある。焙焼手段としては、まず電子レンジを用いて加熱
処理し、その後に、オーブンを用いて、その表面に焦げ
目を少し入れるという手段を用いることが好ましい。焙
焼処理は、弱火で、10分〜15分程度行っている。な
お、この焙焼手段としては、、直火で焙焼する等しても
よい。
少し焦がすくらいに焙る工程である。すなわち、中骨部
の表面が飴色(コハク色)になる程度に焙焼する工程で
ある。焙焼手段としては、まず電子レンジを用いて加熱
処理し、その後に、オーブンを用いて、その表面に焦げ
目を少し入れるという手段を用いることが好ましい。焙
焼処理は、弱火で、10分〜15分程度行っている。な
お、この焙焼手段としては、、直火で焙焼する等しても
よい。
【0021】このような〜の4工程により、表面が
飴色に変化し、香ばしい酒に河豚の香味付するための河
豚骨加工品を製造することができる。そして、この河豚
骨加工品は、そのまま珍味として食することもできる
が、これを適当な大きさに割って、コップ等の容器に入
れた後、これに加熱(沸騰寸前の温度が好ましい)した
清酒を注ぎ、蓋をして30秒程度浸漬状態におくこと
で、河豚の香味が清酒中に流れ出して、この清酒を美味
しく飲酒できる。また、この浸漬した河豚加工品は2〜
3分で酒の肴として食することかできる。
飴色に変化し、香ばしい酒に河豚の香味付するための河
豚骨加工品を製造することができる。そして、この河豚
骨加工品は、そのまま珍味として食することもできる
が、これを適当な大きさに割って、コップ等の容器に入
れた後、これに加熱(沸騰寸前の温度が好ましい)した
清酒を注ぎ、蓋をして30秒程度浸漬状態におくこと
で、河豚の香味が清酒中に流れ出して、この清酒を美味
しく飲酒できる。また、この浸漬した河豚加工品は2〜
3分で酒の肴として食することかできる。
【0022】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものでなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で
変形実施できる構成を含む。因に、前述した実施形態に
おいては、前記中骨部において、身の付いた状態のもの
で説明したが、身を除いた骨だけを用いた形態であって
もよい。なお該中骨部には、腹部の骨も含む。
されるものでなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で
変形実施できる構成を含む。因に、前述した実施形態に
おいては、前記中骨部において、身の付いた状態のもの
で説明したが、身を除いた骨だけを用いた形態であって
もよい。なお該中骨部には、腹部の骨も含む。
【図1】本発明の実施形態の製造方法を示す工程図であ
る。
る。
【図2】河豚骨加工品の概略平面図である。
1・・・河豚中骨部、2・・・中骨(中落ち)部1の表
面、3・・・骨、4・・・骨の間の身部分
面、3・・・骨、4・・・骨の間の身部分
Claims (4)
- 【請求項1】 河豚の中骨部を用い、該中骨部を乾燥
し、該乾燥した中骨部を飴色に焙焼し、加熱した酒に浸
けることにより河豚の香味付けし得ることを特徴とする
酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品。 - 【請求項2】 河豚から中骨部を得る工程と、該河豚中
骨を、酒、調味料を添加した塩水に浸ける工程と、該塩
水処理した中骨部を乾燥する工程、および該乾燥した中
骨部の表面が飴色になるまで焙焼する工程を有すること
を特徴とする酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品
の製造方法。 - 【請求項3】 前記酒が清酒で、前記塩水:8〜9に対
して、清酒:2〜9の割合で配合してなる請求項2に記
載の酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品の製造方
法。 - 【請求項4】 前記中骨部の表面に焦げ目を付ける工程
を有する請求項2または3に記載の酒に河豚の香味付す
るための河豚骨加工品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323514A JPH10150953A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323514A JPH10150953A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150953A true JPH10150953A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18155547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323514A Pending JPH10150953A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150953A (ja) |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8323514A patent/JPH10150953A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102948811B (zh) | 一种提高咸蛋品质的方法 | |
| CN101023797B (zh) | 海鲜血肠及其加工方法 | |
| CN110063467A (zh) | 一种鱼蟹混合肉松的制备方法 | |
| JPS6158151B2 (ja) | ||
| KR20190089311A (ko) | 돈강정 제조방법 | |
| CN117730982A (zh) | 一种调味芝麻八爪鱼加工工艺 | |
| KR100364380B1 (ko) | 인스턴트 훈제 황태의 제조방법 | |
| JPH10150953A (ja) | 酒に河豚の香味付するための河豚骨加工品とその製造方法 | |
| CN113273669A (zh) | 一种虎皮鸡蛋的制作方法 | |
| JPS62163675A (ja) | 魚加工素材の製造方法 | |
| KR102584308B1 (ko) | 간장 굴비의 제조 방법 및 이의 제조 방법에 의해 제조된간장 굴비 | |
| JP2007020537A (ja) | 姿寿司の保存方法 | |
| JPS6140371B2 (ja) | ||
| KR102592423B1 (ko) | 고추장 굴비의 제조 방법 및 이의 제조 방법에 의해제조된 고추장 굴비 | |
| JP3323731B2 (ja) | 魚肉食品の加工法 | |
| JP2000312555A (ja) | 甲殻類の燻製品及びその製造方法 | |
| JPS61268124A (ja) | かに、えび類の燻製方法 | |
| JPH11225708A (ja) | 鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法 | |
| JPH0423946A (ja) | 鮭食品の製造方法 | |
| JPH07132042A (ja) | 即席に調理出来るように加工した魚の製法 | |
| JP4940482B2 (ja) | 甲殻類の加工食材の製造方法 | |
| JPH06292536A (ja) | ローストチキンハム | |
| KR20250171661A (ko) | 굵은뼈까지 먹는 반건조 코다리통조림 | |
| JPH089927A (ja) | レトルト焼魚の製造方法 | |
| JPS62166835A (ja) | 魚介類調理冷凍食品の製造法 |