JPH10151377A - 回転霧化頭型静電塗装装置 - Google Patents
回転霧化頭型静電塗装装置Info
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- JPH10151377A JPH10151377A JP8329187A JP32918796A JPH10151377A JP H10151377 A JPH10151377 A JP H10151377A JP 8329187 A JP8329187 A JP 8329187A JP 32918796 A JP32918796 A JP 32918796A JP H10151377 A JPH10151377 A JP H10151377A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B3/00—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
- B05B3/02—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
- B05B3/10—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member
- B05B3/1064—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft
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Abstract
たは接触したとき、回転霧化頭と被塗物との間に火花放
電が生じるのを防止し、安全性を高める。 【解決手段】 回転霧化頭18を構成する霧化頭本体1
9には、その後端側から前端側にかけて、霧化頭本体1
9の外周側を周回しつつ伸長する螺旋状半導電体22を
形成する。これにより、塗装時に回転霧化頭18と被塗
物が異常接近または接触したとき、高電圧発生部から回
転軸14に印加された高電圧により生じる電流を、螺旋
状半導電体22の高抵抗により抑制することができ、回
転霧化頭18と被塗物との間に火花放電が生じるのを防
止することができる。
Description
体等を塗装するのに用いて好適な回転霧化頭型静電塗装
装置に関し、特に、塗料に高電圧を直接印加する直接帯
電方式の回転霧化頭型静電塗装装置に関する。
状をなし後部側が該塗装機本体の回転軸に取付けられ前
端側が前記塗装機本体から供給された塗料を放出する塗
料放出端縁となった回転霧化頭と、該回転霧化頭に前記
回転軸を介して高電圧を印加する高電圧発生手段とから
なる直接帯電方式の回転霧化頭型静電塗装装置は知られ
ている。
装置は、回転霧化頭が金属により形成されているのが一
般的である。そして、塗装時には、高電圧発生手段から
出力された高電圧が回転霧化頭に印加されることによ
り、回転霧化頭から噴霧される塗料粒子を帯電させる。
また、回転霧化頭に高電圧が印加されることにより、回
転霧化頭と被塗物との間に静電界が形成される。これに
より、回転霧化頭の塗料放出端縁から噴霧された帯電塗
料粒子は、静電力により被塗物に塗着する。
頭が金属により形成されている。このため、塗装時に、
回転霧化頭と被塗物が異常接近または接触すると、高電
圧発生手段から回転霧化頭に印加されている高電圧によ
って生じる過電流が、被塗物に向けて瞬時に放電し、回
転霧化頭と被塗物との間で火花放電が生じる。この結
果、この放電エネルギによって塗料や有機溶剤が発火す
るといった事故が発生するおそれがある。
従来技術による静電塗装装置には、回転霧化頭と被塗物
が異常接近または接触したときに生じる過電流を検出
し、この過電流を検出したときに、高電圧発生手段から
回転霧化頭に高電圧を印加するのを緊急停止する安全回
路が設けられている。しかし、前記安全回路が故障した
ときなどには、回転霧化頭と被塗物との間で火花放電が
生じるおそれがあり、さらなる安全対策を考慮する必要
がある。また、前記安全回路が正常に作動しても、塗装
機本体が有する浮遊容量により塗装機本体内に貯えられ
た電荷が、被塗物に向けて瞬時に放電し、発火事故を誘
発するおそれがある。
り形成し、該回転霧化頭の外周面に半導電性膜を設ける
構成とした静電塗装装置が知られている(特開平8−1
50352号公報等参照)。
電塗装装置に設けられた樹脂性の回転霧化頭を図13、
図14に基づいて説明する。1は塗装機本体(図示せ
ず)の回転軸2に取付けられた回転霧化頭で、該回転霧
化頭1は、霧化頭本体3とハブ部材4とから構成され、
霧化頭本体3とハブ部材4は共に絶縁性樹脂材料により
形成されている。そして、霧化頭本体3の前端側が塗料
放出端縁3Aとなっている。
れた半導電性膜であり、該半導電性膜5は、霧化頭本体
3の外周面3B上に、導電性材料を混練した絶縁性樹脂
材料を塗布することにより形成されている。そして、該
半導電性膜5は、霧化頭本体の後端面3Cで回転軸2の
外周面に当接している。また、半導電性膜5は、霧化頭
本体3の外周面3B上で、全面的に均一な所定の厚さと
なるように塗布されており、これにより、半導電性膜5
の抵抗値が、全体的にみて107 Ω〜109 Ω程度に設
定されている。
静電塗装装置では、塗装時に、高電圧発生手段から回転
軸2を介して回転霧化頭1の半導電性膜5に高電圧を印
加する。これにより、回転霧化頭1の塗料放出端縁3A
から放出される塗料粒子を帯電させると共に、回転霧化
頭1の塗料放出端縁3Aと被塗物との間に静電界を形成
することができる。
109 Ω程度に高く設定することにより、塗装時に回転
霧化頭1と被塗物が異常接近または接触したときに、回
転霧化頭1と被塗物との間に火花放電が生じるのを防止
することができる。
の従来技術による静電塗装装置では、霧化頭本体3の外
周面3B上に、半導電性膜5を均一の厚さに塗布するこ
とは難しく、製造上のばらつき等により、半導電性膜5
が部分的に薄く形成され、半導電性膜5の抵抗値が部分
的に低くくなる場合がある。
料を混練することにより形成されているが、この絶縁性
樹脂材料に混練された導電性材料の分散が不均一とな
り、半導電性膜5の抵抗値が部分的に低くくなる場合が
ある。
外周面3B全面に亘って塗布される、いわゆるベタ塗り
である。従って、該半導電性膜5によって回転霧化頭1
に形成される抵抗は、等価的に考えると図14に示すよ
うになる。即ち、回転霧化頭1は、霧化頭本体3の後端
面3Cから塗料放出端縁3Aまでの間に、均一に分布し
た多数の抵抗6A,6B,…,6Nが並列的に接続され
ているものと考えることができる。
成された場合、または、半導電性膜5中の導電性材料の
分散が不均一の場合には、各抵抗6A,6B,…,6N
のうちの一部の抵抗、例えば抵抗6Bの抵抗値だけが低
くなるものと考えることができる。このため、回転霧化
頭1に高電圧が印加されたときには、図14中の矢示に
示すように、抵抗6Bに集中的に電流が流れるようにな
る。
が部分的に低い回転霧化頭1を使用した静電塗装装置に
よって塗装を行っている状態で、該回転霧化頭1と被塗
物が異常接近または接触すると、高電圧発生手段(図示
せず)から半導電性膜5に印加された高電圧によって生
じる過電流が、半導電性膜5の抵抗値が低い部分(抵抗
6B)を通過して、被塗物に向けて瞬時に放電される。
この結果、回転霧化頭1と被塗物との間で火花放電が生
じるおそれがあるという問題がある。
に示すように、霧化頭本体3の後端面3Cから塗料放出
端縁3Aまでの間の距離aが沿面距離となり、この沿面
距離aは短い。この結果、半導電性膜5に高電圧を印加
すると、絶縁破壊が生じ易く、沿面放電が生じる可能性
が高いという問題ある。
されたもので、塗装時に、回転霧化頭と被塗物が異常接
近または接触したとき、回転霧化頭と被塗物との間に火
花放電が生じるのを防止でき、安全性を高めることがで
きるようにした回転霧化頭型静電塗装装置を提供するこ
とを目的としている。
ために、本発明の回転霧化頭型静電塗装装置は、回転軸
を駆動するためのエアモータと、ベル形または筒状をな
し後部側が回転軸に取付けられ前端側が前記塗装機本体
から供給された塗料を放出する塗料放出端縁となった回
転霧化頭と、該回転霧化頭に前記回転軸を介して高電圧
を印加する高電圧発生手段とから構成されている。
転霧化頭を絶縁性樹脂材料により形成し、該回転霧化頭
には、該回転霧化頭の後部側から塗料放出端縁に向けて
該回転霧化頭の外周側を周回しつつ伸長する螺旋状半導
電体を設け、該螺旋状半導電体により、高電圧発生手段
から回転軸を介して印加される高電圧を回転霧化頭の後
部側から塗料放出端縁に供給する構成としたことにあ
る。
は、エアモータによって回転霧化頭を高速回転する。こ
の状態で、高電圧発生手段から回転霧化頭の後部側に位
置する螺旋状半導電体の後端側に高電圧を供給すると、
これによって生じる電流は、螺旋状半導電体に沿って、
回転霧化頭の後部側から塗料放出端縁に向けて回転霧化
頭の外周側を周回するようにして流れる。これにより、
回転霧化頭の塗料放出端縁に高電圧が供給され、この高
電圧は、回転霧化頭の塗料放出端縁から放出される塗料
に帯電すると共に、回転霧化頭の塗料放出端縁と被塗物
との間に静電界を形成する。
端側から塗料放出端縁に向けて回転霧化頭の外周側を周
回しつつ螺旋状に伸長している。このため、回転霧化頭
の後端側に位置する螺旋状半導電体の後端から、回転霧
化頭の塗料放出端縁に位置する螺旋状半導電体の前端ま
での長さ寸法が非常に長い。これにより、螺旋状半導電
体の全体的な抵抗値、即ち、螺旋状半導電体の後端から
前端までの間の抵抗値は、主として螺旋状半導電体の後
端から前端までの間の長さ寸法によって決定される。従
って、螺旋状半導電体を、回転霧化頭の外周側に巻回し
て設けることにより、螺旋状半導電体を高抵抗値とする
ことができる。
物が異常接近または接触したとき、高電圧発生手段から
螺旋状半導電体に印加された高電圧が被塗物に向けて流
れる過電流を、螺旋状半導電体の高抵抗により抑制する
ことができる。
は、主として螺旋状半導電体の後端から前端までの長さ
寸法(巻回数)によって決定される。従って、螺旋状半
導電体の部分的な厚さの不均一や、螺旋状半導電体中に
混練された導電性材料の不均一等が生じていても、螺旋
状半導体の全体的な抵抗値を一定に保つことができる。
また、螺旋状半導電体の後端から前端までの長さ寸法を
長くすることにより、単位長さ当りの抵抗値を低くでき
る。
状半導電体は、回転霧化頭の外周面上に半導電性材料を
塗着することによって設けることができる。
化頭に、該回転霧化頭の後部側から塗料放出端縁に向け
て該回転霧化頭の外周側を周回しつつ伸長する螺旋状溝
を設け、該螺旋状溝内に半導電性材料を埋め込むことに
よって螺旋状半導電体を設ける構成としてもよい。
設することにより、螺旋状半導電体を容易に螺旋状に形
成することができると共に、螺旋状半導電体の膜厚を均
一にすることができる。
の外周側に、螺旋状半導電体を覆うように絶縁被膜を設
けたことにある。
頭の外周側に螺旋状半導電体を設けたことによって生じ
る凹凸をなくし、回転霧化頭の外周面を平滑な周面にす
ることができる。
旋状半導電体のうち、ある周の螺旋状半導電体と、その
次の周の螺旋状半導電体との間に、隙間が形成される。
この隙間を、絶縁被膜で埋めることによって、螺旋状半
導電体間の絶縁強度を高めることができる。
部に、一端側が前記回転軸の外周面に近接または当接す
る受電電極を設け、前記回転霧化頭の塗料放出端縁に
は、該塗料放出端縁に沿って環状に伸長する帯電電極を
設け、前記螺旋状半導電体の後端側を前記受電電極に接
続し、前記螺旋状半導電体の前端側を前記帯電電極に接
続する構成としたことにある。
に、高電圧発生手段から回転軸に高電圧を印加すると、
この高電圧は、回転軸から受電電極に印加され、該受電
電極から螺旋状半導電体を介して帯電電極に供給され
る。従って、帯電電極によって、回転霧化頭の塗料放出
端縁から放出される塗料を帯電することができると共
に、回転霧化頭の塗料放出端縁と被塗物との間に静電界
を形成することができる。
部に導電性リングを設け、該導電性リングの前端縁を塗
料放出端縁としたことにある。これにより、塗料放出端
縁の強度を高めることができる。ここで、導電性リング
は、例えば、金属、導電性樹脂、導電性材料を混練した
樹脂等により構成されたリングである。
回転霧化頭の前端側に向けて拡開しベル形またはカップ
形に形成されたベルカップ部と、該ベルカップ部の後部
側に設けられ該回転霧化頭を回転軸に取付ける回転軸取
付部と、ベルカップ部の外周側から回転霧化頭の後部側
に向けて円筒状に突出し、後端側に前記回転軸取付部と
の間に環状空間を形成してなる円筒部とから構成し、前
記円筒部の外周面と内周面にはほぼ全面に亘って螺旋状
半導電体を設ける構成としたことにある。
ら回転霧化頭の後部側に向けて突出する円筒部を設ける
ことにより、円筒部の外周面が回転霧化頭の外周面にな
り、円筒部のないベル形またはカップ形の回転霧化頭と
比較して、回転霧化頭の外周面積が大きくなる。これに
より、円筒部の外周側に螺旋状半導電体をより多く巻回
することができ、螺旋状半導電体の長さ寸法を大きくす
ることができる。また、円筒部の内周側等にも螺旋状半
導電体を設けることができるため、螺旋状半導電体の長
さ寸法をより一層大きくすることができる。
図面に従って詳述する。
実施例による回転霧化頭型静電塗装装置を示している。
型静電塗装装置である。12は該静電塗装装置11のカ
バーを示し、該カバー12は、例えばポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)、ポリエチレンテレフタレート
(PET)等の絶縁性樹脂材料により円筒状に形成され
ている。
属材料からなるエアモータで、該エアモータ13は、導
電性金属材料により段付筒状に形成されたモータハウジ
ング13A、後述する回転軸14を回転駆動するエアタ
ービン(図示せず)等から構成されている。また、モー
タハウジング13Aには、後述する高電圧発生器25に
よって高電圧が印加される。
に設けられた回転軸であり、該回転軸14は、金属材料
により中空筒状に形成されている。また、該回転軸14
の後端側は、エアモータ13のエアタービンに固着され
(図示せず)、前端側はエアモータ13外に突出してい
る。そして、該回転軸14は、エアモータ13によって
高速回転する。
ィードチューブであり、該フィードチューブ15は、該
フィードチューブ15の中心軸上に設けられた塗料チュ
ーブ15Aと、該塗料チューブ15Aの外周側に位置
し、該塗料チューブ15Aと同軸に設けられた溶剤チュ
ーブ15Bとからなる二重筒構造になっている。そし
て、塗料チューブ15Aは、塗装時に、塗料源(図示せ
ず)から供給される塗料を、後述する回転霧化頭18に
供給するものである。
に、溶剤源(図示せず)から供給されるシンナ等の溶剤
を回転霧化頭18に供給するものである。即ち、前色塗
料による塗装が終了し、色替を行って次色塗料による塗
装を続行するときには、溶剤チューブ15Bによって回
転霧化頭18に洗浄用の溶剤を供給し、回転霧化頭18
の塗料薄膜化面19D、ハブ部材20の前面等に付着し
た前色塗料を洗浄するようにしている。
シェーピングエアリングを示し、該シェーピングエアリ
ング16は、内側リング16Aと、該内側リング16A
の外周側に設けられた外側リング16Bとから構成され
ている。そして、内側リング16A,外側リング16B
はいずれも、カバー12と同様の絶縁性樹脂材料によっ
て形成されている。また、該シェーピングエアリング1
6の前端側には、環状のシェーピングエア吐出口16C
が設けられている。
シェーピングエア通路を示し、該シェーピングエア通路
17はカバー12内に設けられている。そして、シェー
ピングエア通路17は、その後端側がシェーピングエア
供給源(図示せず)に接続されており、前端側がシェー
ピングエアリング16のシェーピングエア吐出口16C
に接続されている。そして、塗装時等に、シェーピング
エア供給源から圧縮エアが供給されると、この圧縮エア
はシェーピングエア通路17を通過して、シェーピング
エア吐出口16Cからシェーピングエアとなって吐出さ
れる。そして、このシェーピングエアは、回転霧化頭1
8の外周側を包囲するように円形状に流れ、回転霧化頭
18の塗料放出端縁19Eから噴霧される塗料の噴霧パ
ターンを成形する。
3、回転軸14、フィードチューブ15、シェーピング
エアリング16、シェーピングエア通路17等により、
塗装機本体を構成している。
転霧化頭で、該回転霧化頭18は、霧化頭本体19とハ
ブ部材20とから大略構成されている。
うに回転霧化頭18の外形をなすもので、例えばポリエ
ーテルスルホン(PES),ポリフェニレンサルファイ
ド(PPS),ポリエーテルイミド(PEI),ポリエ
ーテルエーテルケトン(PEEK),ポリオキシメチレ
ン(POM),ポリアミドイミド(PAI),ポリエチ
レンテレフタレート(PET)等の絶縁性樹脂材料によ
り形成されている。
19の前端側に向けて拡開して延びベル形またはカップ
形に形成されたベルカップ部19Aと、該ベルカップ部
19Aから該霧化頭本体19の後端側に向けて延びた筒
状の回転軸取付部19Bと、ベルカップ部19Aの内周
側に設けられハブ部材20が取付けられたハブ部材取付
部19Cと、塗料を薄膜化させるために該ハブ部材取付
部19Cからベルカップ部19Aの前端側にかけてベル
カップ部19Aの内周面に形成された塗料薄膜化面19
Dと、該塗料薄膜化面19Dによって薄膜化された塗料
を液糸として放出する塗料放出端縁19Eとから大略構
成されている。
料放出端縁19Eの内周面)には、V字状の細溝19
F,19F,…が塗料薄膜化面19Dの全周に亘って多
数設けられている。該各細溝19Fは、塗料が塗料放出
端縁19Eから放出されるときに、塗料の微粒子化を容
易ならしめるものである。
9Cに取付けられたハブ部材を示し、ハブ部材20は霧
化頭本体19と同様の絶縁性樹脂材料により形成されて
いる。また、ハブ部材20の外周側には、塗料チューブ
15Aから供給された塗料または溶剤チューブ15Bか
ら供給された溶剤を塗料薄膜化面19Dに導くための第
1のハブ孔20A,20A,…が多数個穿設され、ハブ
部材20の中央側には、ハブ部材20の前面に溶剤を供
給するための第2のハブ孔20B,20B,…が複数個
穿設されている。
た受電電極を示し、該受電電極21は、ほぼ円環状に形
成され、回転霧化頭本体19の外周面19Gの後部位置
から後端面19Hにかけてを覆っている。さらに、該受
電電極21の内周側端部21Aは、図4に示すように、
回転軸14の外周面に当接している。
リエステル,エポキシ,フッ素樹脂等の絶縁性樹脂材料
に導電性材料を混練することにより生成された半導電性
材料が用いられている。そして、該受電電極21は、こ
の半導電性材料を霧化頭本体19の外周面19Gの後部
位置から後端面19Hに塗着することにより設けられて
いる。そして、該受電電極21は、抵抗値が1cm2あ
たり102 Ω〜107Ω程度となるように、その厚さ寸
法等が設定されている。
の後端部に金属材料を張りつけることにより、または、
金属メッキ等を蒸着することによって設ける構成として
もよい。
設けられた螺旋状半導電体を示し、該螺旋状半導電体2
2は、霧化頭本体19の後端側から前端側(塗料放出端
縁19E)に向けて霧化頭本体19の外周側を周回しつ
つ伸長している。即ち、該螺旋状半導電体22は、図3
に示すように、線状または帯状の1本の半導電性材料
を、霧化頭本体19の外周側に螺旋状に巻回するように
して設けられている。そして、該螺旋状半導電体22の
後端部22Aは、図4に示すように受電電極21に接続
され、該螺旋状半導電体22の前端部22Bは、図5に
示すように後述する帯電電極23に接続されている。
ポリエステル,エポキシ,フッ素樹脂等の絶縁性樹脂材
料に導電性材料を混練することにより生成された半導電
性材料により形成されている。そして、該螺旋状半導電
体22は、この半導電性材料を霧化頭本体19の外周面
19G全面に塗布した後、この塗布した半導電性材料
を、霧化頭本体19の後端側から前端側に向け、連続し
た螺旋状の筋道を残すように、切削することによって形
成されている。
端部22Aから前端部22Bまでの間の抵抗値(螺旋状
半導電体22の全体抵抗値)が107 Ω〜109 Ω程
度、好ましくは1×108 Ω〜3×108 Ω程度となる
ように設定されている。ここで、螺旋状半導電体22の
後端部22Aから前端部22Bまでの長さ寸法は、螺旋
状半導電体22の厚さ寸法、幅寸法と比較して非常に大
きいため、螺旋状半導電体22の全体抵抗値は、実質的
に螺旋状半導電体22の後端部22Aから前端部22B
までの長さ寸法、即ち、螺旋状半導電体22の巻回数に
よって決定される。例えば、螺旋状半導電体22の全体
抵抗値を107 Ω〜109 Ω程度に設定するには、螺旋
状半導電体22を霧化頭本体19の外周側に5回〜10
00回程度巻回する。
該霧化頭本体19の外周面19G上に設けられた帯電電
極を示し、該帯電電極23は、霧化頭本体19の外周面
19Gを全周に亘って伸長する環状の電極であり、該帯
電電極23の前端部23Aは、図5に示すように、霧化
頭本体19の塗料放出端縁19Eと実質的に同一の位置
に配置されている。これにより、帯電電極23は、霧化
頭本体19の細溝19Fから放出されようとする塗料に
対し、直接帯電させることができる。
同様に、半導電性材料を霧化頭本体19の外周面19G
に塗着することにより設けられている。そして、該帯電
電極23は、抵抗値が1cm2あたり102 Ω〜107
Ω程度となるように、その厚さ寸法等が設定されてい
る。
の前端側に位置する外周面19Gに金属材料を張りつけ
ることによって、または、金属メッキ等を蒸着すること
によって設ける構成としてもよい。
た絶縁被膜を示し、該絶縁被膜24は、図2に示すよう
に、受電電極21、螺旋状半導電体22、帯電電極23
を外周側から覆うように、霧化頭本体19の外周面19
G,後端面19H上に設けられている。
器を示し、該高電圧発生器25は、多倍圧回路、安全回
路等(いずれも図示せず)により構成され、エアモータ
13のモータハウジング13A、回転軸14を介して霧
化頭本体19に設けられた受電電極21に高電圧を印加
するものである。
11は上述したような構成を有するもので、次に、その
動作について説明する。
アモータ13を駆動し、回転軸14、回転霧化頭18を
高速回転させる。そして、高電圧発生器25により高電
圧を発生させ、この高電圧を、エアモータ13のモータ
ハウジング13A、回転軸14を介して、霧化頭本体1
9に設けられた受電電極21に印加する。これにより、
受電電極21に印加された高電圧は、螺旋状半導電体2
2を介して、帯電電極23に供給される。これにより、
帯電電極23の前端部23Aと被塗物との間、即ち、塗
料放出端縁19Eと被塗物との間には、静電界が形成さ
れる。
ら霧化頭本体19の内周側に向けて塗料を供給すると、
この塗料は、各ハブ孔20Aを介して塗料薄膜化面19
Dに流出し、塗料薄膜化面19D上で薄膜化されて塗料
放出端縁19Eから放出される。このとき、塗料は帯電
電極23に供給されている高電圧によって直接帯電し、
帯電塗料粒子となって、静電力により被塗物に向かって
飛行する。さらに、塗料放出端縁19Eから放出された
帯電塗料粒子は、シェーピングエア吐出口16Cから吐
出しているシェーピングエアによってパターン成形され
つつ、静電力によって被塗物に塗着する。
物とが異常接近した場合には、霧化頭本体19に設けら
れた帯電電極23と被塗物との距離が小さくなるため、
帯電電極23と被塗物との間の空間に存在する抵抗値が
減少する。従って、高電圧発生器25から帯電電極23
に高電圧が供給されている状態では、帯電電極23と被
塗物との間で放電が生じ易くなる。また、回転霧化頭1
8と被塗物とが接触し、帯電電極23と被塗物とが接触
した場合には、帯電電極23に供給された高電圧により
生じる電流が、帯電電極23と被塗物との間に流れるよ
うになる。
4に印加された高電圧は、受電電極21、螺旋状半導電
体22を通過して帯電電極23に供給されている。そし
て、螺旋状半導電体22は、その後端部22Aから前端
部22Bまでの抵抗値が、例えば1×108 Ω〜3×1
08 Ω程度に設定されている。この結果、回転霧化頭1
8と被塗物が異常接近しても、高電圧発生器25から印
加される高電圧によって生じる電流は、螺旋状半導電体
22の高抵抗によって抑制されるため、帯電電極23と
被塗物との間で放電が生じることはない。
も、高電圧発生器25から印加される高電圧によって生
じる電流は、螺旋状半導電体22の高抵抗によって抑制
されるため、帯電電極23と被塗物との間に流れる電流
は微小となる。
18の外周側に、受電電極21,螺旋状半導電体22、
帯電電極23を設ける構成としたから、回転霧化頭18
と被塗物とが異常接近または接触した場合に、回転霧化
頭18と被塗物との間で火花放電が発生するのを確実に
防止することができる。
22を、霧化頭本体19の後端側から前端側にかけて、
霧化頭本体19の外周側を周回しつつ伸長する1本の線
または帯として設ける構成とした。これにより、回転霧
化頭18に形成される抵抗は、等価的に考えると図6に
示すようになる。即ち、螺旋状半導電体22は、回転霧
化頭18の後端側から前端側にかけて多数の抵抗26,
26,…を螺旋状に直列接続したものと考えることがで
きる。
2Aから前端部22Bまでの間の抵抗値(螺旋状半導電
体22の全体抵抗値)は、各抵抗26の合計であり、高
電圧発生器25から帯電電極23に供給された高電圧に
よって生じる電流は、常に直列に接続された各抵抗26
の総てを通過して帯電電極23に到達することとなる。
さの不均一や、螺旋状半導電体22中に混練された導電
性材料の不均一等によって、各抵抗26のうち、一部の
抵抗値が減少しても、螺旋状半導電体22の全体抵抗値
は、実質的に変化しない。
た傷等によって、螺旋状半導電体22の厚さが不均一が
生じた場合等でも、塗装時に火花放電が発生するのを確
実に防止することができ、安全性、信頼性を向上させる
ことができる。
電圧によって生じる電流は、螺旋状半導電体22に沿っ
て霧化頭本体19の外周側を何周も周回して帯電電極2
3に到達する。即ち、受電電極21から帯電電極23ま
での電流の経路が非常に長いため、回転霧化頭18と被
塗物が異常接近または接触しても、螺旋状半導電体22
が絶縁破壊を起こすことはなく、絶縁破壊による沿面放
電を確実に防止することができる。
Aから前端部22Bまでの長さ寸法は非常に長い。この
ため、螺旋状半導電体22の全体抵抗値は、実質的に螺
旋状半導電体22の後端部22Aから前端部22Bまで
長さ寸法、即ち、螺旋状半導電体22を霧化頭本体19
の外周側に何周巻回したかによって決定される。これに
より、螺旋状半導電体22の単位長さ当りの抵抗値を低
く保ちながら、螺旋状半導電体22の全体抵抗値を容易
に高く設定することができる。また、螺旋状半導電体2
2の長さ寸法(巻回数)を調整することによって螺旋状
半導電体22の全体抵抗値を容易に調整することができ
る。
技術のように半導電性膜5の厚さを霧化頭本体3の外周
面3B全面において均一となるように加工するといった
難しい加工を施す必要がなくなり、製造作業を大幅に簡
単化できる。
の後端側外周に受電電極21を設け、霧化頭本体19の
前端側外周に帯電電極23を設け、受電電極21,帯電
電極23のそれぞれの抵抗値を1cm2あたり102 Ω
〜107 Ω程度に設定したから、下記の効果を得ること
ができる。
回転軸14との接触部、および帯電電極23の前端部2
3Aでは、電子の流れが集中し、局部的な絶縁破壊が生
じ易い。ところが、本実施例では、受電電極21,帯電
電極23のそれぞれの抵抗値を、螺旋状半導電体22の
全体抵抗値と比較して大幅に低い値に設定しているた
め、受電電極21,帯電電極23はそれぞれ電極として
の役割を果たし、電子の流れが一局集中するのを防止す
ることができる。
の外周側に、受電電極21、螺旋状半導電体22、帯電
電極23を外周側から覆うように、絶縁被膜24を設け
る構成としている。このため、塗装時等に霧化頭本体1
9の外周側、即ち、受電電極21、螺旋状半導電体2
2、帯電電極23の各表面に塗料ミスト等が付着するの
を防止でき、塗料ミストを介して螺旋状半導電体22等
が短絡するのを防止できる。
の外周側に巻回された螺旋状半導電体22のうち、ある
周の螺旋状半導電体22と、その次の周の螺旋状半導電
体22との間に、隙間bが形成される。この隙間bを、
絶縁被膜24で埋めることができ、螺旋状半導電体22
間の絶縁強度を高めることができる。
膜24を設けることで、螺旋状半導電体22を設けたこ
とによって生じる外周面19Gの凹凸をなくし、霧化頭
本体19の外周面19Gを平滑な周面にすることができ
る。これにより、霧化頭本体19の外周面19Gの洗浄
性を高めることができる。
化頭型静電塗装装置を、図7ないし図9に基づいて説明
する。
化頭の後端側から塗料放出端縁に向けて回転霧化頭の外
周側を周回しつつ伸長する螺旋状溝を設け、該螺旋状溝
内に螺旋状半導電体を設ける構成としたことにある。な
お、本実施例では、前述した第1の実施例と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
本実施例による回転霧化頭であり、該回転霧化頭31
は、前述した第1の実施例による回転霧化頭18と同様
に、回転霧化頭31の外形をなす霧化頭本体32と、該
霧化頭本体32に取付けられたハブ部材20とから構成
され、霧化頭本体32とハブ部材20は共に絶縁性樹脂
材料により形成されている。そして、霧化頭本体32
は、第1の実施例による霧化頭本体19と同様に、ベル
カップ部32A、回転軸取付部32B、ハブ部材取付部
32C、塗料薄膜化面32Dとから大略構成されてい
る。
は、その外周面32Eの後部位置から後端面32Fにか
けて、後述する受電電極33を嵌め込むための受電電極
取付段部32Gが形成されている。また、該霧化頭本体
32の外周面32E上には、該霧化頭本体32の後端側
から前端側に向けて螺旋状に伸長する螺旋状溝32Hが
形成されている。さらに、該霧化頭本体32の前端部に
は、後述する金属リング35を取付けるための金属リン
グ取付部32Jが形成されている。
32Gに嵌め込まれた受電電極を示し、該受電電極33
は、第1の実施例による受電電極21と同様に環状に形
成され、受電電極33の内周側端部33Aは回転軸14
に外周面に当接している。
に設けられた螺旋状半導電体を示し、該螺旋状半導電体
34は、第1の実施例による螺旋状半導電体22とほぼ
同様の半導電性材料により形成されている。そして、該
螺旋状半導電体34は、この半導電性材料を螺旋状溝3
2Hに埋め込むことによって、霧化頭本体32の外周側
を螺旋状に伸長している。また、該螺旋状半導電体34
の後端部34Aは、図8に示すように受電電極33に接
続され、該螺旋状半導電体34の前端部34Bは、図9
に示すように後述の金属リング35に接続されている。
32Jに取付けられた導電性リングとしての金属リング
を示し、該金属リング35は、例えば、鉄、アルミニウ
ム、ステンレススチール等の金属材料により断面三角形
状に形成され、霧化頭本体32前端の円形に沿うように
環状に形成されている。また、該金属リング35の内周
面35Aは、霧化頭本体32の塗料薄膜化面32Dと連
続的に連なるように形成され、該内周面35A上には、
塗料の微粒子化を容易ならしめるためのV字状の細溝3
5B,35B,…が多数形成されている。また、金属リ
ング35の前端側は塗料放出端縁35Cとなっている。
ここで、金属リング35には、螺旋状半導電体34の前
端部34Bが接続され、金属リング35は、前述した第
1の実施例による帯電電極23とほぼ同様の機能を果た
すものである。なお、金属リング35を、導電性樹脂、
導電性材料を混練した樹脂等からなるリングにより構成
してもよい。
た絶縁被膜を示し、該絶縁被膜36は、受電電極33、
螺旋状半導電体34、金属リング35の外周面を外周側
から覆うように、霧化頭本体32の外周面32E,後端
面32F上に設けられている。
霧化頭型静電塗装装置によっても、前述した第1の実施
例とほぼ同様の作用効果を得ることができるものの、本
実施例では、受電電極取付段部32G内に受電電極33
を嵌め込み、螺旋状溝32H内に螺旋状半導電体34と
設け、金属リング取付部32Jに金属リング35を取付
ける構成としたから、霧化頭本体32の外周側に螺旋状
半導電体34を容易に螺旋状に形成することができると
共に、螺旋状半導電体34の膜厚を均一にすることがで
きる。また、霧化頭本体32の外周面32Eを平滑な周
面とすることができ、絶縁被膜36の膜厚を薄くができ
る。
端縁35Cとすることにより、塗料放出端縁35Cの強
度を高め、耐久性を向上させることができる。
化頭型静電塗装装置を、図10に基づいて説明する。
に、該回転霧化頭の前端側から後端側に向けて伸長する
円筒部を設け、該円筒部の外周側に螺旋状半導電体を設
けたことにある。なお、本実施例では、前述した第1の
実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
けられた回転霧化頭で、該回転霧化頭41は、霧化頭本
体42とハブ部材20とから大略構成されている。そし
て、該回転霧化頭41は、前述した第1の実施例による
回転霧化頭18と同様の絶縁性樹脂材料により形成され
ている。
けて拡開して延びベル形またはカップ形に形成されたベ
ルカップ部42Aと、該ベルカップ部42Aから該霧化
頭本体42の後端側に向けて延びた筒状の回転軸取付部
42Bと、円筒状に形成されベルカップ部42Aの外周
側から後方に向けて突出し、後端側に回転軸取付部42
Bとの間に環状空間42Cを画成してなる円筒部42D
と、ベルカップ部42Aの内周側に設けられハブ部材2
0が取付けられたハブ部材取付部42Eと、塗料を薄膜
化させるために該ハブ部材取付部42Eからベルカップ
部42Aの前端側にかけてベルカップ部42Aの内周面
に形成された塗料薄膜化面42Fと、該塗料薄膜化面4
2Fによって薄膜化された塗料を液糸として放出する塗
料放出端縁42Gとから大略構成されている。
料放出端縁42Gの内周面)には、V字状の細溝42
H,42H,…が塗料薄膜化面42Fの全周に亘って多
数設けられている。
42の前端側から後端側に向けて、霧化頭本体42の軸
方向(回転軸方向)と平行に伸長している。そして、該
円筒部42Dは、霧化頭本体42の前端位置で、ベルカ
ップ部42Aの外周側と連結して一体化しており、霧化
頭本体42の後端位置では、回転軸取付部42Bとの間
に環状空間42Cを介して回転軸取付部42Bの外周側
を包囲している。
Dを設けたことにより、霧化頭本体42の外周面に相当
する円筒部42Dの外周面42Jが、霧化頭本体42の
前端側から後端側にかけて、回転軸方向と平行に伸長す
るようになる。これにより、霧化頭本体42の外周面4
2Jの面積は、前述した第1の実施例による霧化頭本体
19の外周面19Gの面積よりも大きくなっている。
られた円環状の受電電極を示し、前述した第1の実施例
による受電電極21と同様の半導電性材料により形成さ
れている。また、受電電極43は、抵抗値が1cm2あ
たり102 Ω〜107 Ω程度となるように、その厚さ寸
法等が設定されている。さらに、該受電電極43の内周
側端部43Aは、回転軸14の外周面に当接している。
側に設けられた螺旋状半導電体を示し、該螺旋状半導電
体44は、線状または帯状の1本の半導電性材料を、円
筒部42Dの外周面42J、円筒部42Dの内周面42
K、回転軸取付部42Bの外周面42Lに螺旋状に5回
〜1000回程度巻回するようにして設けられている。
そして、該螺旋状半導電体44の後端部44Aは、回転
軸取付部42Bの後端側で受電電極43に接続され、螺
旋状半導電体44の前端部44Bは、後述する帯電電極
45に接続されている。また、螺旋状半導電体44は、
その後端部44Aから前端部44Bまでの間の抵抗値
(螺旋状半導電体22の全体抵抗値)が107 Ω〜10
9 Ω程度、好ましくは1×108 Ω〜3×108 Ω程度
となるように設定されている。
を、円筒部42Dの外周面42Jだけでなく、円筒部4
2Dの内周面42K、回転軸取付部42Bの外周面42
Lにも螺旋状に設ける構成としたが、螺旋状半導電体4
4を、円筒部42Dの外周面42Jのみに設け、螺旋状
半導電体44の後端部44Aと受電電極43との間を半
導電性膜または導電性膜によって電気的に接続する構成
としてもよい。このとき、前記膜は、円筒部42Dの内
周面42Kと回転軸取付部42Bの外周面42Lとの各
面上を沿うように半導電性材料または導電性材料を線状
に伸長させる構成としてもよく、円筒部42Dの内周面
42Kと回転軸取付部42Bの外周面42Lに半導電性
材料まはた導電性材料をベタ塗りする構成としてもよ
い。
該霧化頭本体42の外周面42J上に設けられた帯電電
極を示し、該帯電電極45は、霧化頭本体42の外周面
42Jを全周に亘って伸長する環状の電極であり、該帯
電電極45の前端部45Aは、霧化頭本体42の塗料放
出端縁42Gと実質的に同一の位置に配置されている。
また、帯電電極45は、受電電極43と同様の半導電性
材料により形成され、その抵抗値が1cm2あたり102
Ω〜106 Ω程度となるように、その厚さ寸法等が設
定されている。
た絶縁被膜を示し、該絶縁被膜46は、霧化頭本体42
(円筒部42D)の外周面42J、円筒部42Dの内周
面42K,回転軸取付部42Bの外周面42L、回転軸
取付部42Bの後端面の各面に全周に亘って設けられ、
受電電極43、螺旋状半導電体44、帯電電極45のそ
れぞれの外側表面を覆っている。
も、前述した第1の実施例と同様の作用効果を得ること
ができるものの、特に本実施例では、霧化頭本体42に
円筒部42Dを設ける構成としたから、霧化頭本体42
の外周面42Jの面積を、第1の実施例による霧化頭本
体19の外周面19Gの面積よりも拡大することができ
る。これにより、本実施例による霧化頭本体42は、第
1の実施例による霧化頭本体19よりも、螺旋状半導電
体44をより多く巻回することができ、螺旋状半導電体
44の後端部44Aから前端部44Bまでの長さ寸法を
大きくすることができる。
電体44を円筒部42Dの外周面42Jだけでなく、円
筒部42Dの内周面42K、回転軸取付部42Bの外周
面42Lにも配設する構成としたから、螺旋状半導電体
44の長さ寸法をより一層大きくすることができる。
体44の単位長さ当りの抵抗値を低く保ちながら螺旋状
半導電体44の後端部44Aから前端部44Bまでの抵
抗値をより一層高く設定することができ、塗装時に、回
転霧化頭41と被塗物とが異常接近または接触したとき
に発生する火花放電をより一層確実に防止し、安全性を
高めることができる。
けたことにより、霧化頭本体42の外周面42Jは、霧
化頭本体42の後端側から前端側にかけて、回転軸方向
と平行に伸長する周面となる。このように、霧化頭本体
42の外周面42Jが傾斜していないため、霧化頭本体
42の外周面42J上に螺旋状半導電体44を容易に設
けることができ、製造作業を簡単化することができる。
化頭型静電塗装装置を、図11に基づいて説明する。な
お、本実施例では、前述した第3の実施例と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
51の特徴は、エアモータ13のモータハウジング13
A前端側と、回転霧化頭41との間に、絶縁樹脂材料か
らなる絶縁壁52を設けたことにある。
れ、後端側がエアモータ13のモータハウジング13A
の前端とシェーピングエアリング16の内側リング16
Aとの間に取付固定された環状壁部52Aと、該環状壁
部52Aの内周側から回転霧化頭41側に向けて軸方向
に突出した筒状壁部52Bとから構成されている。そし
て、該絶縁壁52の筒状壁部52Bは、霧化頭本体42
の環状空間S内に位置している。
高電圧発生器25からエアモータ13のモータハウジン
グ13Aに印加された高電圧によって生じる電流が、霧
化頭本体42の後端側に位置する円筒部42Dの端縁に
向けて放電されるのを、絶縁壁52によって防止するこ
とができ、放電による発火事故を確実に防止することが
できる。
(33,43)の内周側端部21A(33A,43A)
を回転軸14の外周面に当接させるものとして述べた。
しかし、図12に示す変形例のように、受電電極21′
の内周側端部21A′と回転軸14との間に、例えば
0.5mm〜2mm程度の隙間cを設ける構成としても
よい。これにより、回転軸14と受電電極21′の内周
側端部21A′との間に空気層を形成でき、両者の間を
高抵抗に保持した状態で、回転軸14から受電電極2
1′に給電することができる。
頭本体19(42)の後端側外周に受電電極21(4
3)を設け、霧化頭本体19の前端側外周に帯電電極2
3(46)を設け、受電電極21(43)と帯電電極2
3(46)との間に螺旋状半導電体22(44)を設け
る構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、螺旋状
半導電体22(44)の後端部22A(44A)を回転
軸14の外周面に当接または近接するように配置し、螺
旋状半導電体22(44)の前端部22B(44B)を
塗料放出端縁19E(42F)と実質的に同一位置とな
るように配置する構成としてもよい。これにより、受電
電極21(43)と帯電電極23(46)を廃止でき
る。
明によれば、回転霧化頭に、該回転霧化頭の後部側から
塗料放出端縁に向けて該回転霧化頭の外周側を周回しつ
つ伸長する螺旋状半導電体を設ける構成としたから、螺
旋状半導電体の後端側から前端側までの長さ寸法を大き
くすることができ、螺旋状半導電体の単位長さ当りの抵
抗値を低く保ちながら螺旋状半導電体の後端から前端ま
での間の抵抗値を高く設定することができる。
が異常接近または接触したときに、火花放電が生じるの
を防止することができ、塗装時の安全性を向上させるこ
とができる。
の間の抵抗値は、螺旋状半導電体の後端から前端までの
長さ寸法(巻回数)によって実質的に決定される。これ
により、螺旋状半導電体の部分的な厚さの不均一や、螺
旋状半導電体中に混練された導電性材料の不均一等によ
って、螺旋状半導電体の抵抗値が変動するのを防止でき
る。従って、製造上のばらつき、製造後に生じた傷等に
より、螺旋状半導電体の厚さが不均一な場合でも、塗装
時に火花放電が発生するのを確実に防止することがで
き、信頼性、耐久性を向上させることができる。
圧によって生じる電流は、螺旋状半導電体によって形成
された螺旋状の長い経路を経て回転霧化頭の塗料放出端
縁に到達する。これにより、回転霧化頭と被塗物が異常
接近または接触したときに、回転霧化頭の外周面上で沿
面放電が発生するのを防止することができる。
することにより、螺旋状半導電体の後端から前端までの
抵抗値を、容易に、かつ正確に調整することができる。
電体は、回転霧化頭の外周面上に半導電性材料を塗着す
ることによって設ける構成としたから、螺旋状半導電体
を容易に形成することができる。
霧化頭には、その外周側を周回しつつ伸長する螺旋状溝
を設け、螺旋状半導電体は該螺旋状溝内に半導電性材料
を埋め込むことにより設ける構成としたから、螺旋状半
導電体を容易に螺旋状に形成できると共に、螺旋状半導
電体の膜厚を均一化できる。また、回転霧化頭の外周側
に螺旋状半導電体を設けた状態で、回転霧化頭の外周面
を平滑な周面とすることができる。
の外周側には、螺旋状半導電体を覆うように絶縁被膜を
設ける構成としたから、螺旋状半導電体の絶縁強度を高
めることができる。また、塗装時等に回転霧化頭の外周
側、即ち、螺旋状半導電体の表面に塗料ミスト等が付着
し、この塗料ミストを介して螺旋状半導電体が短絡する
ことによって、火花放電が発生するのを防止することが
できる。
設けることで、螺旋状半導電体を設けたことによって回
転霧化頭の外周面に形成された凹凸をなくすことがで
き、回転霧化頭の外周面を平滑な周面にすることができ
る。これにより、回転霧化頭の外周面の洗浄性を高める
ことができる。
の後端側に受電電極を設け、回転霧化頭の塗料放出端縁
に帯電電極を設け、螺旋状半導電体を受電電極と帯電電
極に接続する構成としたから、受電電極の抵抗値と帯電
電極の抵抗値を、螺旋状半導電体の抵抗値よりも低く設
定することにより、高電圧発生手段から印加される高電
圧によって生じる電流が回転霧化頭の後端部、塗料放出
端縁で一局集中するのを防止できる。従って、回転霧化
頭の後端部、塗料放出端縁で絶縁破壊が生じるのを防止
でき、火花放電を確実に防止できる。
の前端部に導電性リングを設け、該導電性リングの前端
縁を塗料放出端縁としたことにより、塗料放出端縁の強
度を高め、耐久性を向上させることができる。
を、該回転霧化頭の前端側に向けて拡開しベル形または
カップ形に形成されたベルカップ部と、該ベルカップ部
の後部側に設けられ該回転霧化頭を回転軸に取付ける回
転軸取付部と、ベルカップ部の外周側から回転霧化頭の
後部側に向けて円筒状に突出し、後端側に前記回転軸取
付部との間に環状空間を形成してなる円筒部とから構成
し、前記円筒部の外周面と内周面にはほぼ全面に亘って
螺旋状半導電体を設ける構成としたから、円筒部に巻回
する螺旋状半導電体の長さ寸法を大きくすることがで
き、螺旋状半導電体の単位長さ当りの抵抗値を低く保ち
ながら螺旋状半導電体の後端から前端までの抵抗値をよ
り一層高く設定することができる。
塗装装置を示す縦断面図である。
ある。
で矢示III −III 方向からみた横断面図である。
状半導電体等を設けたことによって回転霧化頭に形成さ
れる抵抗回路を示す説明図である。
塗装装置の回転霧化頭を示す縦断面図である。
電塗装装置の回転霧化頭を示す縦断面図である。
電塗装装置を示す縦断面図である。
層を設けた変形例を示す要部拡大縦断面図である。
回転霧化頭を示す縦断面図である。
性膜を設けたことによって回転霧化頭に形成される抵抗
回路を示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転軸を駆動するためのエアモータと、
ベル形または筒状をなし後部側が回転軸に取付けられ前
端側が前記塗装機本体から供給された塗料を放出する塗
料放出端縁となった回転霧化頭と、該回転霧化頭に前記
回転軸を介して高電圧を印加する高電圧発生手段とから
なる回転霧化頭型静電塗装装置において、 前記回転霧化頭を絶縁性樹脂材料により形成し、該回転
霧化頭には該回転霧化頭の後部側から塗料放出端縁に向
けて該回転霧化頭の外周側を周回しつつ伸長する螺旋状
半導電体を設け、該螺旋状半導電体により前記高電圧発
生手段から前記回転軸を介して印加される高電圧を前記
回転霧化頭の後部側から塗料放出端縁に供給する構成と
したことを特徴とする回転霧化頭型静電塗装装置。 - 【請求項2】 前記螺旋状半導電体は、前記回転霧化頭
の外周面上に半導電性材料を塗着することによって設け
る構成としてなる請求項1に記載の回転霧化頭型静電塗
装装置。 - 【請求項3】 前記回転霧化頭には該回転霧化頭の後部
側から塗料放出端縁に向けて該回転霧化頭の外周側を周
回しつつ伸長する螺旋状溝を設け、前記螺旋状半導電体
は該螺旋状溝内に半導電性材料を埋め込むことによって
設ける構成としてなる請求項1に記載の回転霧化頭型静
電塗装装置。 - 【請求項4】 前記回転霧化頭の外周側には、前記螺旋
状半導電体を覆うように絶縁被膜を設けてなる請求項1
に記載の回転霧化頭型静電塗装装置。 - 【請求項5】 前記回転霧化頭の後端部には一端側が前
記回転軸の外周面に近接または当接する受電電極を設
け、前記回転霧化頭の塗料放出端縁には該塗料放出端縁
に沿って環状に伸長する帯電電極を設け、前記螺旋状半
導電体の後端側を前記受電電極に接続し前記螺旋状半導
電体の前端側を前記帯電電極に接続する構成としてなる
請求項1に記載の回転霧化頭型静電塗装装置。 - 【請求項6】 前記回転霧化頭の前端部に導電性リング
を設け、該導電性リングの前端縁を塗料放出端縁として
なる請求項1に記載の回転霧化頭型静電塗装装置。 - 【請求項7】 前記回転霧化頭を、該回転霧化頭の前端
側に向けて拡開しベル形またはカップ形に形成されたベ
ルカップ部と、該ベルカップ部の後部側に設けられ該回
転霧化頭を前記回転軸に取付ける回転軸取付部と、ベル
カップ部の外周側から回転霧化頭の後部側に向けて円筒
状に突出し、後端側に前記回転軸取付部との間に環状空
間を形成してなる円筒部とから構成し、前記円筒部の外
周面と内周面にはほぼ全面に亘って螺旋状半導電体を設
ける構成としてなる請求項1に記載の回転霧化頭型静電
塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32918796A JP3379623B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 回転霧化頭型静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32918796A JP3379623B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 回転霧化頭型静電塗装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10151377A true JPH10151377A (ja) | 1998-06-09 |
| JP3379623B2 JP3379623B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=18218632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32918796A Expired - Fee Related JP3379623B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 回転霧化頭型静電塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3379623B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116116625A (zh) * | 2023-01-06 | 2023-05-16 | 佛山市宝岩环保科技有限公司 | 一种静电喷涂旋杯片表面污染的自动清洗方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07220954A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-08-18 | Toshiba Corp | 三相負荷時タップ切換変圧器 |
| JPH08150352A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-06-11 | Abb Ransburg Kk | 回転霧化頭型塗装装置 |
| JPH08227953A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-09-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 基板およびこれを用いた放熱基板、半導体装置、素子搭載装置 |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP32918796A patent/JP3379623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07220954A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-08-18 | Toshiba Corp | 三相負荷時タップ切換変圧器 |
| JPH08150352A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-06-11 | Abb Ransburg Kk | 回転霧化頭型塗装装置 |
| JPH08227953A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-09-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 基板およびこれを用いた放熱基板、半導体装置、素子搭載装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116116625A (zh) * | 2023-01-06 | 2023-05-16 | 佛山市宝岩环保科技有限公司 | 一种静电喷涂旋杯片表面污染的自动清洗方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3379623B2 (ja) | 2003-02-24 |
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