JPH10153273A - バルブの遠隔操作機構 - Google Patents

バルブの遠隔操作機構

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JPH10153273A
JPH10153273A JP31053096A JP31053096A JPH10153273A JP H10153273 A JPH10153273 A JP H10153273A JP 31053096 A JP31053096 A JP 31053096A JP 31053096 A JP31053096 A JP 31053096A JP H10153273 A JPH10153273 A JP H10153273A
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JP
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valve
water
cable
remote control
control mechanism
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JP31053096A
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English (en)
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Tatsuhiko Adachi
龍彦 安達
Motohiko Hattori
元彦 服部
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台所用流し台,洗面化粧台等に設置される給
水栓の給止水や流量調節をするバルブ、あるいは寒冷地
用便器に設けられる凍結防止用のバルブを、電気によら
ないで、機械的に遠隔操作するための機構を提供する。 【解決手段】 流し台1のキャビネットの前面上部に設
けた入力器10と、給水栓40に接続される給水管41
の途中に設けた出力器30とを、プッシュ・プルケーブ
ル20等の力伝達ケーブルで接続する。入力器10でプ
ッシュ・プルケーブル20に内装したインナーケーブル
の摺動量を増減させることにより、出力器30に一体的
に組み込んだバルブの開度を制御することができる。使
用者は、身体に近い位置から、給水栓40を使用するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所用流し台,洗
面化粧台等に設置される給水栓の給止水や流量調節をす
るためのバルブ、あるいは寒冷地用便器に設けられる凍
結防止用のバルブを、遠隔操作するための機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】台所用流し台,洗面化粧台などに付設さ
れる給水栓の開閉は、普通、給水栓に取り付けられてい
るハンドルを操作して行われる。しかし場合によって
は、給水栓の給水・止水を、使用者により近い位置から
遠隔操作することが望まれる。
【0003】また寒冷地用の便器にあっては、寒冷期に
便器のトラップ,タンク及び配管内の水が凍結するの防
止するため、水を排出する水抜きバルブや、継続的に水
を流動させる流動バルブ等の凍結防止用バルブが設けら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、採用されている
バルブの遠隔操作機構としては、給水管の途中などに電
磁バルブを取り付け、これをオン・オフ制御するという
ものがある。
【0005】前記遠隔操作機構は、電磁バルブの開閉を
電気的に制御するものであるため、水回りで電気を取り
扱うこととなり、漏電・感電の心配があるほか、水との
接触による短絡事故のおそれがある等、動作の信頼性に
欠ける。また、スイッチ操作をしてから電磁バルブの開
閉が実行されるまでに、若干の時間的遅れが生ずるの
で、応答性に劣る。さらに、設置に際し電気工事を要す
るため、施工性が悪い。そのうえ、電磁バルブは一般に
高価であるという欠点を持つ。
【0006】一方、寒冷地用便器の凍結防止用バルブ
は、操作しづらい箇所へ取り付けられることが多いとい
う問題がある。そこで、凍結防止用バルブを電磁バルブ
とすることが考えられるが、この場合は高価になる。ま
た電磁バルブの動作保持時間が非常に長くなるため電気
消費量が多大となるうえ、電気的制御は必ずしも信頼性
の高いものではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気を用いな
いで、機械的にバルブの開閉を制御できる遠隔操作機構
を提供するものであって、その特徴とするところは、身
体の一部で操作される入力器と、バルブに連結される出
力器とを、インナーケーブルをアウターケーブル内へ摺
動自在に内装して成る力伝達ケーブルで接続し、前記入
力器でインナーケーブルの摺動量を調節することによ
り、前記出力器に接続したバルブの開度を制御し得るよ
うに構成したことにある。
【0008】入力器と出力器とを接続する力伝達ケーブ
ルは、インナーケーブルの前進・後退の双方を操作力と
して利用するプッシュ・プルケーブルとするほか、イン
ナーケーブルの後退のみを操作力として取り出すプルケ
ーブル、さらにはインナーケーブルの前進のみを利用す
るプッシュケーブルとすることができる。
【0009】なお、前記遠隔操作機構の出力器は、給水
栓に接続される流路の途中に設けたバルブ若しくは給水
栓に設けられるバルブ、又は、便器の凍結防止用バルブ
へ連結することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕本発明を、台所用流し台や洗面化粧
台に設置される給水栓の遠隔操作機構に適用する場合に
ついて述べる。図1は、台所用流し台1のキャビネット
2の前面上部に、手操作用のハンドル11を備えた入力
器10を設け、給水栓40に接続される給水管41の途
中に出力器30を設けると共に、両者をプッシュ・プル
ケーブル20で連結した実施形態を示すものである。ま
た図2は、洗面化粧台3のキャビネット4における前面
下部の蹴込み5に、足操作用のペダル12を備えた入力
器10を設け、これと給水栓40に接続される給水管4
1の途中に設けた出力器30とを、プッシュ・プルケー
ブル20で連結した実施形態である。
【0011】いずれの実施形態も、給水管41の流路の
開閉及び流量調節を行うバルブが出力器30に一体的に
組み込まれており、給水栓40から離れた適所に設けた
入力器10から、プッシュ・プルケーブル20を介し、
出力器30を操作して、バルブの開閉を制御できるよう
になされている。従って使用者は、給水栓40まで手を
伸ばさなくても、身体のすぐ近くのハンドル11又はペ
ダル12を操作して、給水栓40の吐水・停止及び流量
調節を行うことができる。
【0012】入力器10には、使用者の操作力をインナ
ーケーブルの摺動に変換する機構が組み込まれる。例え
ば、図3の手操作用入力器10(A)では、図4に示す
ような、ラック14とピニオン13とを用いて、ハンド
ル11の回動をインナーケーブル21の摺動に変換する
機構を採用することができる。
【0013】あるいは図5に例示する如く2本のプルケ
ーブル20(a),20(b)を出力器へ接続し、ハン
ドルの回動により各インナーケーブル21,21を引っ
張って後退させる力を、バルブの開閉操作力として利用
する機構も可能である。
【0014】また図6の足操作用の入力器10(B)に
対しては、図7に示すような、ペダル12の揺動を、リ
ンク15を用いてインナーケーブル21の摺動に変換す
る機構を採用することができる。
【0015】他方、出力器30に組み込まれるインナー
ケーブル摺動をバルブの駆動力へ変換する手段には、バ
ルブの種類に応じて最適な機構が採用される。例えば、
バルブが図11に示す止め弁や図12に示すボール弁、
あるいはバタフライ弁などの場合は、ラック31とピニ
オン32とを用いて、インナーケーブル21の直線的摺
動を弁棒の回動に変換する機構が考えられる。またバル
ブが図13のようなディスク弁の場合は、リンク52を
用いて、インナーケーブル21の摺動を可動弁51の平
面運動に変換する機構が考えられる。
【0016】ところで例示する実施形態は、いずれも入
力器10をキャビネット等の前面に設けることにより、
使用者の利便に資するものであるが、入力器10の設置
箇所は、状況に応じ適宜変更することができる。
【0017】〔第2の実施形態〕図18乃至図20は、
本発明を、寒冷地用便器60に設けられる凍結防止用バ
ルブの操作機構へ適用した例を示すものである。凍結防
止手段としては、従来、水抜き方式と流動方式とが有
る。前者の水抜き方式は、便器,タンク,給水管から水
を排出して寒冷期における凍結を防止する手段であり、
後者の流動方式は、タンクから所定量の洗浄水を継続的
に流出させることにより、水を流動状態に保持して凍結
防止を図るものである。
【0018】水抜き方式を採用する場合、図18及び図
19に示す如く、給水管62内の水を排出するための水
抜きバルブ70の弁棒71を操作する操作部は、トイレ
の床面における隅部近くなど、操作性が良好とは言えな
い箇所へ設けられることが多い。そこで、水抜きバルブ
70の弁棒71に本発明に係る出力部30を連結し、こ
れとトイレ壁面W等の適所に設けた入力器10とを、プ
ッシュ・プルケーブル20で接続する。かかる構成によ
り、トイレ壁面W等の操作し易い箇所から水抜きバルブ
70を遠隔操作することが可能となる。
【0019】流動方式を採用する場合、図20に示すよ
うに、ロータンク61の内部と排水部65とを連通する
連通管72の途中に、流路の開閉を制御する流動バルブ
73が設けられ、該流動バルブ73の操作部は、一般
に、ロータンク61の側面下部や底面に取り付けられ
る。このため、便器60からトイレ壁面Wまでの距離が
小さいときには、流動バルブ73の操作が難しくなるこ
とがある。
【0020】そこで本発明では、同図(B)の如く、流
動バルブ73を操作する弁棒74に出力器30を連結
し、他のトイレ壁面W等の適所へ配設した入力器10か
ら、流動弁73の開閉を遠隔操作できるようにすること
ができる。
【0021】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は、本発明に係るバルブの遠隔操作
機構を、台所用流し台1の給水栓40へ適用した実施例
を示すものである。流し1aを載置したキャビネット2
の前面上部に入力器10が設けられ、給水栓40に接続
される給水管41の途中に流路の開閉を制御するバルブ
を一体的に組み込んだ出力器30を設けると共に、イン
ナーケーブルをアウターケーブルへ摺動自在に内装して
成るプッシュ・プルケーブル20で、上記入力器10と
出力器30とを接続する。
【0022】前記入力器10は、例えば図3に示すよう
な、手でハンドル11を回動して、プッシュ・プルケー
ブル20内のインナーケーブルを摺動させるように構成
した手操作用の入力器である。ハンドル11の回動をイ
ンナーケーブルの摺動に変換する機構は、図4に示す如
く、ハンドル11のスピンドル11aに取着したピニオ
ン13と、インナーケーブル21の端部に取着したラッ
ク14とから成る。ハンドル11を操作してピニオン1
3を回動させ、これと噛み合わせたラック14を移動さ
せることにより、インナーケーブル21をアウターケー
ブル22に対して摺動させることができる。また、ハン
ドル11の回動方向及び回動量を制御することにより、
インナーケーブルの摺動方向及び摺動量を調節すること
が可能である。
【0023】あるいは図5に例示するように、2本のプ
ルケーブル20(a),20(b)で入力器10(A)
と出力器30とを接続する構成も採用し得る。この場
合、各プルケーブル20(a),20(b)に取着した
ラック14(a),14(b)をハンドル11に取着し
たピニオン13と噛み合わせ、ハンドル11を回動操作
することにより、いずれか一方のプルケーブルが引っ張
られて後退するのを、主たる操作力として利用する。操
作力の伝達は、ケーブルを前進させるよりも、引っ張り
力により後退させる方が容易且つ確実であるので、かか
る構成は大きい操作力を必要とする場合に有利である。
【0024】本実施例における出力器30は、給水管4
1の流路の開閉及び流量調節をするためのバルブが一体
的に組み込まれて成る。インナーケーブルの摺動をバル
ブの駆動力に変換する機構は、例えばバルブが図11に
示す止め弁の場合、インナーケーブル21の端部にラッ
ク31を取着し、このラック31と噛み合わせたピニオ
ン32の中心部へ、ケース30aへ回動自在に螺合させ
たスピンドル33を同軸に嵌挿する。スピンドル33の
ピニオン32に対する挿着部33aには、同図(B)に
例示する如き多角形状やスプライン,セレーションなど
を形成して回り止めを施し、ピニオン32と一体的に回
動するが、軸方向には移動自在であるように構成する。
スピンドル33は、その端面を弁体35に当接させると
共に、弁体35の弁棒34が摺動自在に収納される。
【0025】前記構成により、入力器での操作によって
インナーケーブル21を摺動させると、インナーケーブ
ル21に取着したラック31が移動して、これと噛み合
うピニオン32が回動する。すると、ピニオン32に嵌
挿したスピンドル33が一体的に回動し、ケース30a
との螺合関係に基づき、弁体35に対し軸方向に前進又
は後退する。スピンドル33が前進した場合、弁体35
を弁座36へ押しつけて流路を閉止する。後退した場合
は、弁体35が水圧で弁座36から離れ、流路が開かれ
る。このようにして、弁体35を弁座36に対し離着さ
せ、流路の開閉を制御することができる。また、インナ
ーケーブル21の摺動量を加減してスピンドル33の回
動量を変更することにより、弁体35の弁座36からの
距離を増減させて、流量調節を行うことができる。
【0026】なお出力器30へ一体的に組み込まれるバ
ルブが、図12の如きボール弁の場合は、次のような構
成が考えられる。ケース30aにホルダー37を水密的
に装着し、このホルダー37によって、弁体38に連設
した弁棒39を回動自在に保持する。そして、弁棒39
の端部を、ピニオン32へ一体的に回動するように取着
する。これにより、インナーケーブル21を摺動させて
ラック31を移動させることにより、ピニオン32及び
弁棒39を通じて弁体38を回動させ、流路の開閉及び
流量調整を行うことができる。
【0027】さらにバルブが、図13に示す固定弁50
と可動弁51とからなるディスク弁の場合には、以下の
如き出力器30の構成が考えられる。ケース30aへ固
定した固定弁50上に配置した可動弁51に、ピン53
でケース30aへ枢支したレバー52の一端部を接続
し、このレバー52の他端部にインナーケーブル21を
接続する。固定弁50は、流入孔50aと流出孔50b
の2個の貫通孔を有し、可動弁51は、固定弁50と接
する方の面に凹部51aが形成されている。
【0028】インナーケーブル21を摺動させてレバー
52を揺動させ、可動弁51を固定弁50上で移動させ
ることにより、図(B)及び(C)に示す如く、固定弁
50の流入孔50aと流出孔50bとを、凹部51aを
通じて連通させ、あるいは非連通状態にして、吐水・止
水の切換及び流量調節を行うことができる。
【0029】なお、ディスク弁より成るバルブを用いる
場合、出力器30を、可動弁の回動により流路を開閉す
る構造にすることも可能である。図14に示す如く、ケ
ース30a内に固定した固定弁50上に配置した可動弁
51にスピンドル54を一体的に取り付け、このスピン
ドル54の端部にピニオン32を取着する。そして、イ
ンナーケーブル21の端部に取着したラック31を上記
ピニオン32と噛み合わせる。
【0030】かかる構成により、インナーケーブル21
を摺動させると、ラック31、ピニオン32を通じてス
ピンドル54が回動し、可動弁51が固定弁50上で回
動する。これにより、図(B)及び(C)に示す如く、
固定弁50の開孔50cと可動片の開孔51bとを連通
させ、あるいは非連通とし、止水・通水の切換及び流量
調節を行うことができる。
【0031】本実施例では、入力器10を台所用流し台
1におけるキャビネット2の前面上部へ設けたことによ
り、給水栓40の位置まで手を伸ばさなくても、給水栓
40を制御することが可能である。依って、年少者等の
低身長者や車椅子を必要とする身障者など、給水栓40
まで手を届かせるのが困難な者であっても、流し台1の
給水栓40を使用することができる。勿論、給水栓40
を直接操作することも妨げない。
【0032】〔第2実施例〕図2は、本発明を、洗面化
粧台3に設置される給水栓40の遠隔操作機構へ適用し
た実施例を示すものである。本実施例は、入力器10
を、ペダル12の踏み加減によって出力器30に組み込
んだバルブの制御を行う、足操作式のものとしたところ
に特色を有する。
【0033】この実施例に使用する入力器10は、図6
及び図7に示すように、床や底板等へ設置されるベース
16へ、ペダル12をピンPで揺動自在に取り付けたも
のである。ペダル12の揺動をインナーケーブル21の
摺動に変換する機構は、図7に示す如く、プッシュ・プ
ルケーブル20のアウターケーブル22をベース16に
固定し、ベース16内へ引き込んだインナーケーブル2
1の端部にスライダー23を取着する。そして、当該ス
ライダー23へリンク15の一端をピンPで連結し、こ
のリンク15の他端をペダル12へピンPで枢着する。
【0034】使用者が、ペース16に枢着したペダル1
2の先端部12aを踏んで、これを図7(A)に示す矢
印Rの方向へ揺動させると、同図(B)に示す如く、ペ
ダル12に枢着したリンク15の下端が前進してスライ
ダー23を押圧し。これによりインナーケーブル21が
アウターケーブル22に対して押し出され、操作力を出
力器30へ伝達してバルブを開く。反対に基端部12b
を踏んでペダル12を矢印Qの方向へ回動させると、リ
ンク15に引っ張られてスライダー23が同図(A)に
示す初期位置へ戻され、この引っ張り操作力がプッシュ
・プルケーブル20を通じて出力器30へ伝わり、バル
ブを閉止する。なおペダル12の踏み加減を調節して揺
動角度を変更することにより、インナーケーブル21の
摺動量を増減させて、バルブの開度を制御することも可
能である。
【0035】入力器10を足踏み式とする場合、図8及
び図9に示す如く、ベース16内へスライダー23に対
して作用する復帰バネ24を設け、インナーケーブル2
1が後退方向へ常時付勢されるよう構成することも考え
られる。この構成によれば、使用者がペダル12から足
を離すと、復帰バネ24によりスライダー23が同図
(A)の初期位置へ戻って、自動的にバルブを閉止す
る。従って、閉め忘れによる無駄な吐水を防止すること
ができる。
【0036】ペダル12の揺動をインナーケーブル21
の摺動に変換する機構は、図10に示す如き構成も考え
られる。この例は、プッシュ・プルケーブル20のアウ
ターケーブル22を、キャビネット4の底板6を貫通し
且つほぼ垂直方向となるように適宜保持具25で固定す
る一方で、インナーケーブル21の一端を、蹴込み5の
凹部5a内に配設した入力器10(B)のペダル12の
先端に連結する。ペダル12は、復帰バネ17により常
時上方へ付勢する。
【0037】当該機構は、ペダル12を使用者が踏んで
インナーケーブル21を引っ張ることにより、出力器3
0を通じてバルブを開くように構成される点で、前記の
ものとは異なっている。
【0038】本第2実施例にあっては、洗面化粧台3に
設置される給水栓40の吐水・止水及び流量の制御を足
で行えるので、給水栓40の操作に煩わされることな
く、両手を各種作業に活用することができる。また手指
の洗浄や洗顔に際し、従来であれば水を出しっ放しにし
ておかない限り、石鹸や洗剤等が付いたままの手で給水
栓40を操作しなくてはならなかったのに対し、本実施
例によれば、手で給水栓40に触れる必要がなくなるか
ら、こまめに止水を実行することができ、よって節水を
図ることができる。
【0039】〔第3実施例〕前記第1実施例では、台所
用流し台1に図3の手操作用入力部10(A)を配設
し、第2実施例では、洗面化粧台3に図6の足操作用入
力部10(B)を配設したが、いずれの形式の入力部を
採用するかは、実施の状況に応じて適宜選択することが
できる。また図15に示す如く、台所用流し台1などに
湯水混合栓42を設置する場合は、湯水混合バルブを内
蔵し給水管43及び給湯管44が接続される出力器30
に、手操作用の入力器10(A)と足操作用の入力器1
0(B)とを、それぞれプッシュ・プルケーブル20
A,20Bで接続する。そして、手操作用入力器10
(A)を、湯水の混合比率を制御するバルブに接続して
水温調節用とし、足操作用入力器10(B)を流路の開
度を制御するバルブに接続して流量調節用に使い分ける
ことが考えられる。
【0040】〔第4実施例〕図16に示すように、洗面
化粧台3に設置される給水栓がシャワー水栓45の場
合、給水管43及び給湯管44が連結される湯水混合バ
ルブ46と、シャワーヘッド45aとを接続するシャワ
ーホース47の途中に、遠隔操作機構の出力器30を設
け、これと入力器10とを、プッシュ・プルケーブル2
0で接続する。本実施例のように洗面化粧台3にシャワ
ー水栓45を設置する場合、両手を使用して洗髪をする
ことを考慮して、入力器は足操作用の入力器10(B)
とすることが望ましい。
【0041】〔第5実施例〕前記実施例は、いずれも給
水栓へ湯水を供給する流路の途中にバルブを設け、この
バルブに出力器を連結して制御する構成であるが、給水
栓に出力器を取り付けて、給水栓に内蔵されるバルブを
直接的に制御することも考えられる。
【0042】例えば、図17に示す如く、給水栓40の
ハンドル40aのスピンドル40bに、ラック31とピ
ニオン32とを用いて成る出力器30を取り付ける。入
力器を操作し、ラック31及びピニオン32を通じて、
ハンドル40aのスピンドル40bを直に回動させるこ
とにより、給水栓40に内蔵されるバルブを制御するこ
とが可能である。
【0043】〔第6実施例〕本発明は、寒冷地用便器の
凍結防止用バルブの遠隔操作機構へ適用することが可能
である。図18及び図19に、水抜き方式による凍結防
止構造を、便器60に設けた状況を示す。寒冷期におけ
る凍結防止を図るため、便器60のトラップ(図示省
略)は地中の不凍結層Sに埋設するか又はヒーターで加
温する。ロータンク61内の洗浄水は便器60へ排出す
る。地中の不凍結層Sから凍結層Tを通り立ち上げてロ
ータンク61へ接続した給水管62内の洗浄水は、不凍
結層Sにおいて給水管62の途中に設けた水抜きバルブ
70を操作し、流路を切り換えることにより、捨水管6
3から流出させる。
【0044】前記水抜きバルブ70は、給水管62の立
ち上げ位置付近に設けられるという制約上、その操作部
は、従来、トイレの隅部近くの床面上に設けられること
が多く、決して操作性の良いものではなかった。そこで
本実施例では、水抜きバルブ70の弁棒71に、遠隔操
作機構の出力器30を連結し、これとトイレ壁面Wの適
所に設けた入力器10とをプッシュ・プルケーブル20
で接続した。かかる構成により、操作の容易な壁面W等
において、水抜きバルブ70の流路切換を実行すること
ができる。
【0045】なお、入力器10において操作力をプッシ
ュ・プルケーブル20のインナーケーブルの摺動に変換
する機構、及び、インナーケーブルの摺動を出力器30
で水抜きバルブ70の駆動力に変換する機構は、先に掲
げる実施例で説明した構造を利用することができる。
【0046】〔第7実施例〕図20は、流動方式による
凍結防止構造を便器60に設けた状況を示すものであ
る。流動方式は、流動する水は凍結しにくいという性質
を利用するものであって、ロータンク61内から洗浄水
を継続的に所定流量で便器60へ排水し、洗浄水位を低
下させて給水管62からロータンク61内への洗浄水吐
出を保持すると同時に、便器60のトラップに貯留する
封水が持続して流出するように設定したものである。こ
れにより、便器60,ロータンク61及び給水管62内
の水が流動状態に維持され、その結果、凍結防止がもた
らされる。
【0047】図(B)に示す如く、ロータンク61内か
ら洗浄水を継続的に便器60へ排水する手段は、ロータ
ンク61の底部に設けられフロート弁64で開閉操作さ
れる排水部65に連通管72を接続し、この連通管72
の途中に、流路の開閉を制御する流動バルブ73を設け
る。そして、この流動バルブ73を操作する弁棒74
に、本発明に係る出力器30を連結し、これと、トイレ
壁面Wの適所へ配設した入力器10とを、プッシュ・プ
ルケーブル20で接続する。
【0048】流動バルブ73の操作部は、従来、ロータ
ンク61の側面下部や底面などに取り付けられる。この
ため、図(A)のように、便器60からトイレ壁面Wま
での距離が小さいときには、流動バルブ73の操作が難
しくなることがある。しかるに本発明にあっては、流動
バルブ73に出力器30を連結して、操作の容易な適所
へ配設した入力器10から、プッシュ・プルケーブル2
0を通じ、流動弁73の開閉を遠隔操作できるようにし
たので、操作性が非常に良好である。
【0049】また流動方式では、気温の低下度合いに応
じて、ロータンク61からの排水流量を加減する必要が
あるが、本発明によれば、操作の容易な箇所へ設けた入
力器10で流動バルブ73の開度を調節できるから、洗
浄水の流動量を過不足のない最適な値に設定するのが簡
単且つ確実である。
【0050】
【発明の効果】本発明に係るバルブの遠隔操作機構は、
入力器と出力器とをプッシュ・プルケーブル等の力伝達
ケーブルで接続する構成を採用したものであり、機械的
にバルブを制御するものであるから、電気式に比べて応
答性が良い。また、漏電・感電・短絡事故等の心配が全
くないので、水回りへ使用する際、動作の信頼性及び安
全性が非常に高い。電気工事が不要なので施工性に優れ
る。そのうえ、構造が簡単なため、安価であるという利
点を有する。
【0051】さらに本発明は、バルブの開度を制御して
流量の調節が可能であるから、単に流路の開閉制御をす
る電磁バルブと比べると、用途が格段に広くなる。
【0052】入力器と出力器とを接続する力伝達ケーブ
ルは、湾曲が自在であり、必要長さに特に制限がないか
ら、入力器の配設位置の自由度が大きくなると同時に、
力伝達ケーブルを、施工上・使用上の障害が最も少ない
位置へ配設するのが容易である。
【0053】なお、本発明を、流し台や洗面化粧台の給
水栓の遠隔操作機構へ適用した場合は、給水栓に直接触
れずに給止水・流量調節を行うことができ、寒冷地用便
器の凍結防止用バルブの遠隔操作機構に適用した場合
は、操作の非常に容易な箇所からバルブ制御を行えるの
で、高齢者や身障者でも、凍結防止機構を操作すること
が可能となるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るものであって、台所
用流し台に設置した給水栓の遠隔操作機構に適用する状
況を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るものであって、洗面
化粧台に設置した給水栓の遠隔操作機構に適用する状況
を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における手
操作用の入力部の一例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す手操作用入力部の内部機構を示すも
のであって、図(A)は正面断面図、図(B)は側面断
面図である。
【図5】手操作用入力部の異なる態様の内部機構を示す
正面断面図である。
【図6】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における足
操作用の入力部の一例を示す斜視図である。
【図7】図6に示す足操作用入力部の内部機構を示すも
のであって、図(A)は操作前の状態を示す側面断面
図、図(B)は操作中の状態を示す側面断面図である。
【図8】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における足
操作用の入力部の他の例を示す斜視図である。
【図9】図8に示す足操作用入力部の内部機構を示すも
のであって、図(A)は操作前の状態を示す側面断面
図、図(B)は操作中の状態を示す側面断面図である。
【図10】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における
足操作用入力部の異なる態様を示す側面断面図である。
【図11】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における
出力部の内部機構の一例を示すものであって、図(A)
は正面断面図、図(B)は側面断面図である。
【図12】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における
出力部の内部機構の別態様を示すものであって、図
(A)は正面断面図、図(B)は側面断面図である。
【図13】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における
出力部の内部機構のさらに別態様を示すものであって、
図(A)は正面断面図、図(B)は図(A)のX−X線
における止水状態の平面断面図、図(C)は図(A)の
X−X線における通水状態の平面断面図である。
【図14】本発明に係るバルブの遠隔操作機構における
出力部の内部機構のさらに別態様を示すものであって、
図(A)は正面断面図、図(B)は図(A)のY−Y線
における止水状態の平面断面図、図(C)は図(A)の
Y−Y線における通水状態の平面断面図である。
【図15】本発明の第3実施例に係るものであって、台
所用流し台に設置した湯水混合栓の遠隔操作機構に適用
する状況を示す斜視図である。
【図16】本発明の第4実施例に係るものであって、洗
面化粧台に設置したシャワー水栓の遠隔操作機構に適用
する状況を示す斜視図である。
【図17】本発明の第5実施例に係るものであって、図
(A)は出力部を給水栓に取り付けた状態を示す正面
図、図(B)は同状態の側面図、図(C)は出力部の内
部機構を一部切り欠いて示す側面図である。
【図18】本発明の第6実施例に係るものであって、寒
冷地用便器の凍結防止用の水抜きバルブの遠隔操作機構
に適用する状況を示す斜視図である。
【図19】本発明の第6実施例に係るものであって、寒
冷地用便器の凍結防止用の水抜きバルブの遠隔操作機構
に適用する状況を示す正面断面図である。
【図20】本発明の第7実施例に係るものであって、図
(A)は、寒冷地用便器の凍結防止用の流動バルブの遠
隔操作機構に適用する状況を示す正面図、図(B)は、
出力部を流動バルブに連結した状況を示す要部の正面断
面図である。
【符号の説明】
1 台所用流し台 2 キャビネット 3 洗面化粧台 4 キャビネット 5 蹴込み 5a 凹部 10 入力部 11 ハンドル 12 ペダル 13 ピニオン 14 ラック 15 リンク 20 プッシュ・プルケーブル 21 インナーケーブル 22 アウターケーブル 30 出力部 30a ケース 31 ラック 32 ピニオン 33 スピンドル 35 弁体 36 弁座 40 給水栓 41 給水管 50 固定弁 51 可動弁 60 便器 61 ロータンク 62 給水管 63 捨水管 65 排水部 70 水抜きバルブ 71 弁棒 72 連通管 73 流動バルブ W 壁面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の一部で操作される入力器と、バル
    ブに連結される出力器とが、インナーケーブルをアウタ
    ーケーブル内へ摺動自在に内装して成る力伝達ケーブル
    で接続され、前記入力器でインナーケーブルの摺動量を
    調節することにより、前記出力器に連結したバルブの開
    度を制御し得るように構成されていることを特徴とする
    バルブの遠隔操作機構。
  2. 【請求項2】 前記出力器は、給水栓に接続される流路
    の途中に設けたバルブに連結されている請求項1に記載
    のバルブの遠隔操作機構。
  3. 【請求項3】 前記出力器は、給水栓に設けられるバル
    ブに連結されている請求項1に記載のバルブの遠隔操作
    機構。
  4. 【請求項4】 前記出力器は、便器の凍結防止用バルブ
    に連結されている請求項1に記載のバルブの遠隔操作機
    構。
JP31053096A 1996-11-21 1996-11-21 バルブの遠隔操作機構 Pending JPH10153273A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088830A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 水道用コンセントの流量調整遠隔操作機構
JP2009256883A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Inax Corp 遠隔操作式の水栓装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088830A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 水道用コンセントの流量調整遠隔操作機構
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