JPH10156100A - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JPH10156100A
JPH10156100A JP8322580A JP32258096A JPH10156100A JP H10156100 A JPH10156100 A JP H10156100A JP 8322580 A JP8322580 A JP 8322580A JP 32258096 A JP32258096 A JP 32258096A JP H10156100 A JPH10156100 A JP H10156100A
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JP
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water
cylinder
tank
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steam iron
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JP8322580A
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English (en)
Inventor
Atsushi Matsuo
敦志 松尾
Takahisa Tsuji
隆久 辻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレーノズルからの噴霧と、増量スチーム
の噴出の誤動作を防止するとともに、耐久性を向上す
る。 【解決手段】 タンク32内の水を気化室31に供給す
るとともに、ポンプ装置36によりスプレーノズル37
と気化室31へ供給する。ポンプ装置36は、シリンダ
38に対して摺動自在なピストン39を有するポンプシ
ャフト40と、シリンダ38内の水をスプレーノズル3
7へ導く第1の導水路44と、気化室31へ導く第2の
導水路45と、第1,第2の導水路44,45とシリン
ダ38とを選択的に連通させる切替体46と、切替体4
6を動作させる操作体48を有し、ポンプシャフト40
にシリンダ38と連通する送水室43を形成して切替体
46を収容するとともに、切替体46に操作体48を連
係させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチームを噴出す
るとともにスプレーノズルから噴霧して衣類のしわ伸ば
しを行うスチームアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスチームアイロンは、例
えば特公平4−49439号公報に記載されているよう
なものがある。以下、その構成について、図9を参照し
ながら説明する。
【0003】図に示すように、スプレーボタン1はその
下側に円筒部2を一体に形成し、この円筒部2は下端が
開口し、その下端から長溝3を形成している。ピストン
4は送水パイプ5の一端に位置するように一体に形成
し、この送水パイプ5の内部通路5aと連通する孔部4
aを形成している。
【0004】ピストン4は、把手6と一体成型のシリン
ダー7の内壁に密に当接しつつ上下に摺動可能に構成し
ている。給水路8はシリンダー7の下端に連設し、タン
ク9の下端近傍に開口している。また、シリンダー7と
給水路8との間に逆止弁10を設けている。ばね11は
スプレーボタン1およびピストン4を上方に付勢してい
る。送水パイプ5は長溝3から突出し、先端にスプレー
ノズル12を設け、このスプレーノズル12は把手6の
前端に形成した孔13から斜め前方に突出している。
【0005】スチームボタン14はスプレーボタン1の
前側に設け、このスチームボタン14の押圧操作によっ
て上下動するバルブロッド15の下端により、ノズル1
6の中心のノズル孔16aを開閉するようにしている。
ベース17はヒーター18を埋設するとともにスチーム
噴出口19を有し、このベース17と気化室蓋20との
間に気化室21を形成している。
【0006】上記構成において、気化室21にタンク9
内の水を滴下させてスチーム噴出口19よりスチームを
噴出させるときは、バルブロッド15を上昇させてノズ
ル孔16aを開くことにより、ヒーター18により加熱
された気化室21に水が滴下し、スチーム噴出口19よ
りスチームを噴出させる。
【0007】また、タンク9内の水をスプレーノズル1
2から噴霧させるときは、まず、スプレーボタン1を押
してピストン4を下方へ下げ、その後スプレーボタン1
およびピストン4をばね11により上方に復帰させるこ
とにより、タンク9内の水が給水路8から逆止弁10を
開いてシリンダー7の内部に吸引される。その後、再び
スプレーボタン1を押してピストン4を下げることによ
り、シリンダー7内の水は送水パイプ5の通路5aに流
入し、スプレーノズル12から斜め前方下向きに噴霧さ
れる。
【0008】このような構成では、しわが伸びにくい衣
類をアイロン掛けをする場合など、スチーム噴出口19
より一時的に多量のスチームを噴出させる、いわゆる、
増量スチームによって衣類に多量の水分を含ませ、アイ
ロン掛けをすることができないという問題を有してい
た。
【0009】一方、このような増量スチームを噴出でき
るものとして、例えば特公昭52−39952号公報に
記載されたようなものがある。すなわち、図10に示す
ように、ポンプ・バルブ組合せ体22は、ポンプと双安
定バルブとを内蔵し、ボタン23の手動操作によりポン
プを動作させるとともに、双安定バルブの位置を選択す
るように構成している。ポンプ・バルブ組合せ体22の
2個の流出口は、気化室(図示せず)にチューブ24に
より接続され、スプレーノズル25にチューブ26によ
り接続されている。
【0010】上記構成において、ボタン23を図示の左
側に移動させ、双安定バルブが第1安定位置に設定され
ると、内蔵したばねによるボタン23の上方への移動に
より、タンク27内の水はチューブ28を通ってポンプ
・バルブ組合せ体22内に吸引され、ボタン23の下動
によりチューブ26を通ってスプレーノズル25に圧送
され、スプレーノズル25から斜め前方下向きに噴霧さ
れる。
【0011】ボタン23が反対方向に揺動され、双安定
バルブが第2安定位置に設定されると、タンク27内の
水はボタン23の上方への移動により、ポンプ・バルブ
組合せ体22内に吸引され、ボタン23の下動によりチ
ューブ24を通って気化室へ供給され、増量スチームを
発生し、噴出させる。なお、図10では、定量スチーム
を発生させる装置は省略している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、スプレーノズル25からの噴霧と、増量スチーム
の噴出とは、ボタン23の揺動により、双安定バルブの
位置を選択するように構成し、さらに、ボタン23を上
下動させて、タンク27内の水をポンプ・バルブ組合せ
体22内に吸引し、スプレーノズル25または気化室に
供給するため、ボタン23を上下動させるときに、ボタ
ン23が揺動して双安定バルブの設定位置が変化し、誤
動作するという問題を有していた。
【0013】また、ボタン23が傾いた状態でボタン2
3を上下動させて、タンク27内の水をポンプ・バルブ
組合せ体22内に吸引し、スプレーノズル25または気
化室に供給するため、ポンプ・バルブ組合せ体22内の
ポンプを構成するシリンダーに対してピストンは傾いた
状態で摺動させることになり、ピストンが偏磨耗しやす
く、耐久性が劣るという問題を有していた。
【0014】本発明は上記課題を解決するもので、スプ
レーノズルからの噴霧と、増量スチームの噴出切替時の
誤動作を防止するとともに、耐久性を向上することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ヒーターで加熱されるベースに気化室を設
けるとともに、ベースの上方にタンクを配置し、このタ
ンク内の水を開閉装置により開閉されるノズル部を通し
て気化室に供給するとともに、ポンプ装置によりスプレ
ーノズルと気化室へ供給する。ポンプ装置は、シリンダ
と、このシリンダに対して摺動自在に設けたピストンを
有するポンプシャフトと、シリンダ内の水をスプレーノ
ズルへ導く第1の導水路と、シリンダ内の水を気化室へ
導く第2の導水路と、前記第1および第2の導水路とシ
リンダとを選択的に連通させる切替体と、この切替体を
動作させる操作体を有し、前記ポンプシャフトにシリン
ダと連通する送水室を形成して切替体を収容するととも
に、前記切替体に操作体を連係させたものである。
【0016】これにより、スプレーノズルからの噴霧
と、増量スチームの噴出の誤動作を防止するとともに、
耐久性を向上することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ヒーターで加熱されるベースと、このベースに設け
た気化室と、前記ベースの上方に配置したタンクと、こ
のタンク内の水を前記気化室に供給するノズル部と、こ
のノズル部を開閉する開閉装置と、前記タンク内の水を
スプレーノズルと気化室へ供給するポンプ装置とを具備
し、前記ポンプ装置は、シリンダと、このシリンダに対
して摺動自在に設けたピストンを有するポンプシャフト
と、シリンダ内の水をスプレーノズルへ導く第1の導水
路と、シリンダ内の水を気化室へ導く第2の導水路と、
前記第1および第2の導水路とシリンダとを選択的に連
通させる切替体と、この切替体を動作させる操作体を有
し、前記ポンプシャフトにシリンダと連通する送水室を
形成して切替体を収容するとともに、前記切替体に操作
体を連係させたものであり、操作体の操作によりポンプ
シャフトを上下動させることにより、タンク内の水をポ
ンプシャフトの送水室および切替体を通して第1の導水
路または第2の導水路に供給することができ、切替体の
設定位置によりスプレーノズルからの噴霧または増量ス
チームの噴出をすることができ、ポンプ動作を行うシリ
ンダおよびピストンと、切替体を収容した送水室とを連
通させて分離することにより、スプレーノズルからの噴
霧と、増量スチームの噴出の誤動作を防止するととも
に、耐久性を向上することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、切替体は、その外周部に上下方向
に傾斜した環状の第1のリップを設けたものであり、第
1のリップは送水室の内面全周に均一に接触しているた
め、切替体を回転することによって、タンク内の水を第
1の導水路または第2の導水路を通してスプレーノズル
または気化室に供給することが選択でき、スプレーノズ
ルからの噴霧または増量スチームの噴出を確実に、か
つ、切替体の回転に要する力を均一でかつ最小限に抑え
て選択することができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、切替体は、第1のリップの上方に
第2のリップを設けたものであり、ポンプシャフト内の
送水室内の水が第1のリップを通して漏れた場合でも、
第2のリップにより遮断することができ、切替体からの
水漏れを防止することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、第1の導水路と第2の導水路の相
対位置は、切替体を120〜180度の範囲で回転させ
たときに切替可能としたものであり、タンク内の水を第
1の導水路または第2の導水路を通してスプレーノズル
または気化室に供給するときの切替体の回転角度を小さ
くすることができ、操作性を向上することができる。
【0021】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、シリンダの内径より大きい内径の
案内部を同シリンダの上方に連設するとともに、前記案
内部にポンプシャフトを上昇させる方向へ付勢するスプ
リングを設けたものであり、スプリングをピストンの下
部に連接させることによるシリンダ内の含水量を減らす
事なく、また、上記請求項1に記載する構成に干渉する
ことのない位置にスプリングを位置できるため、小型化
でかつ高効率化することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、シリンダ内に第1の逆止弁を設け
るとともに、ピストンを貫通して前記シリンダ内と連通
する送水室に第2の逆止弁を設けたものであり、送水室
に設けた第2の逆止弁をスプレーと増量スチームの両方
の水路において共用できるため、小型化でかつ高効率化
することができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第2の導水路に連結される前記送
水室から突出する筒部は、アイロンの前方方向に向けて
突出させたものであり、スチームアイロンをベース先端
を上方にして置いた場合においても、送水室あるいはそ
の筒部に溜まっている水が気化室内に滴下することがな
く、水を無駄を防止し、かつ、安全性を向上させること
ができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、ヒーターで加熱
されるベースと、このベースに設けた気化室と、この気
化室に供給する水を貯えるタンクと、このタンク内の水
を前記気化室に供給するノズル部と、このノズル部を開
閉する開閉装置とを具備し、前記タンクは、ベースの上
面側を覆う樹脂製のカバーと、このカバー上に固着した
握り部を有する樹脂製の把手で構成し、この把手の前部
に前記開閉装置の収容部を形成するとともに、前記把手
の上面に透明または半透明の透視板を取着し、この透視
板の前部を前記収容部の側方へ延長して設けたものであ
り、スチームアイロンをベース先端を上方にして置いた
場合に、透視板を通して使用者が確認できるタンク内の
水量を増加させることができ、連続使用時間を拡大する
ことができる。
【0025】請求項9に記載の発明は、上記請求項8に
記載の発明において、透視板はその前部を収納部の外面
に沿って略U字状に形成したものであり、大型化する透
視板の成型時の反りを最小限に抑えることができ、把手
との取着性を安定させることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0027】(実施例1)図1に示すように、ベース2
9は、ヒーター30で加熱されるもので、このベース2
9に気化室31を設けるとともに、ベース29の上方に
タンク32を配置している。ノズル部33はタンク32
内の水を気化室31へ滴下させることにより供給するも
ので、操作釦34の操作により上下動自在な開閉桿(開
閉装置)により開閉される。
【0028】ポンプ装置36は、タンク32内の水をス
プレーノズル37と気化室31へ供給するもので、図2
に示すように、シリンダ38に対して摺動自在に設けた
ピストン39を有するポンプシャフト40を上下動自在
に設けている。シリンダ38の上方にシリンダ38の内
径より大きい内径の案内部41を連設し、この案内部4
1にポンプシャフト40を上昇させる方向へ付勢するス
プリング42を設けている。
【0029】ポンプシャフト40にはシリンダ38と連
通する送水室43を形成している。第1の導水路44は
シリンダ38内の水をスプレーノズル37へ導くもので
あり、第2の導水路45はシリンダ38内の水を気化室
31へ導くものである。
【0030】切替体46は送水室43内に収容し、第1
の導水路44または第2の導水路45とシリンダ38と
を選択的に連通させるもので、図3に示すように、十字
状の嵌合穴47を設け、この嵌合穴47に操作体48に
設けた断面十字状の嵌合部49を嵌合して操作体48を
装着し、この操作体48によって動作させる。
【0031】切替体46は、その外周部に上下方向に傾
斜した環状の第1のリップ50を設け、この第1のリッ
プ50は、切替体46を120〜180度の範囲で回転
させたとき第1の導水路44と第2の導水路45を切替
可能としている。すなわち、シリンダ38の案内部41
に120〜180度の角度を隔てて切欠部51a、51
bを設けておき、操作体48を押圧したとき、操作体4
8に設けた延出部52が切欠部51aまたは51bに入
り込むように操作体48を回転させて、切替体46を回
転させ、第1の導水路44と第2の導水路45を切替え
るようにしている。また、切替体46の通水側に凹部5
3を設け、第1のリップ48の上方に第2のリップ54
を設けている。
【0032】シリンダ38内に第1の逆止弁53を設け
るとともに、ピストン39を貫通してシリンダ38内と
連通する送水室43に第2の逆止弁54を設けている。
また、図4に示すように、第2の導水路45に連結され
る送水室43から突出する筒部55は、アイロンの前方
方向に向けて突出させている。
【0033】上記構成において動作を説明すると、タン
ク32内の水をスプレーノズル37から噴霧させるとき
は、操作体48を延出部52が切欠部51aに合致する
位置に設定すると、図4(a)に示すように、切替体4
6は第1のリップ50により送水室43と第1の導水路
44とが連通する。
【0034】この状態で、操作体48を押してポンプシ
ャフト40を下動させてピストン39を下動させ、その
後、操作体48およびポンプシャフト40をスプリング
42により上方に復帰させることにより、第2の逆止弁
54を閉じ、第1の逆止弁53を開いてタンク32内の
水がシリンダ38の内部に吸引される。
【0035】その後、再び操作体48を押してポンプシ
ャフト40を下動させることにより、第1の逆止弁53
を閉じ、第2の逆止弁54を開いてシリンダ38内の水
が送水室43、切替体46および第1の導水路44を通
ってスプレーノズル37から斜め前方下向きに噴霧され
る。
【0036】次に、増量スチームを発生させるときは、
操作体48を延出部52が切欠部51bに合致する位置
に設定すると、図4(b)に示すように、切替体46は
第1のリップ50により送水室43と第2の導水路45
とが連通する。
【0037】この状態で、操作体48を押してポンプシ
ャフト40を下動させてピストン39を下動させ、その
後、操作体48およびポンプシャフト40をスプリング
42により上方に復帰させることにより、第2の逆止弁
54を閉じ、第1の逆止弁53を開いてタンク32内の
水がシリンダ38の内部に吸引される。
【0038】その後、再び操作体48を押してポンプシ
ャフト40を下動させることにより、第1の逆止弁53
を閉じ、第2の逆止弁54を開いてシリンダ38内の水
が送水室43、切替体46および第2の導水路45を通
って、図5に示すように、給水ホース56を介してノズ
ル57より気化室31に入り、増量スチームを発生す
る。
【0039】スプレーノズル37からの噴霧と増量スチ
ームの発生との切替体46による切替について、図6を
参照しながら説明すると、図6(a)はスプレーノズル
37から噴霧する場合の切替体46の中心角に対して、
第1のリップ50の高さ方向の位置と、第1の導水路4
4および第2の導水路45の位置との関係を示してい
る。
【0040】図6(a)では、第1の導水路44が切替
体46の第1のリップ50の下側にあり、第2の導水路
45が切替体46の第1のリップ50の上側にあること
から、第1の導水路44が送水路43に連通しており、
かつ、第2の導水路45は、送水路43に対して遮断さ
れていることが明らかである。
【0041】図6(b)は、図6(a)の状態から切替
体46を120度回転させた状態を示している。図6
(b)では、第2の導水路45が切替体46の第1のリ
ップ50の下側にあり、第1の導水路44が切替体46
の第1のリップ50の上側にあることから、第2の導水
路45が送水路43に連通していると同時に、第1の導
水路44が送水路43と遮断されていることが明らかで
ある。
【0042】なお、図6(b)で点線は、切替体46を
120度回転させる前の状態を示している。
【0043】以上のように、操作体48の操作によりポ
ンプシャフト40を上下動させることにより、タンク3
2内の水をポンプシャフト40の送水室43および切替
体46を通して第1の導水路44または第2の導水路4
5に供給することができ、切替体46の設定位置により
スプレーノズル37からの噴霧または増量スチームの噴
出をすることができ、スプレーノズル37からの噴霧
と、増量スチームの噴出の誤動作を防止するとともに、
耐久性を向上することができる。
【0044】また、切替体46は、その外周部に上下方
向に傾斜した環状の第1のリップ50を設け、第1のリ
ップ50の上方に第2のリップ54を設けているので、
切替体46を回転することによって、タンク32内の水
を第1の導水路44または第2の導水路45を通してス
プレーノズル37または気化室31に供給することがで
き、スプレーノズルからの噴霧または増量スチームの噴
出を確実に選択することができ、切替体46からの水漏
れを防止することができる。
【0045】また、第1のリップ50は、切替体を12
0〜180度の範囲で回転させたとき、第1の導水路4
4と第2の導水路45を切替可能としているので、切替
体46の切替により、タンク32内の水をスプレーノズ
ル37または気化室31に供給するときの切替体の回転
角度を小さくすることができ、操作性を向上することが
できる。
【0046】また、第2の導水路45に連結される送水
室43から突出する筒部55は、アイロンの前方方向に
向けて突出させているので、スチームアイロンをベース
先端を上方にして置いた場合に、送水室43あるいは筒
部55に溜まっている水が気化室31内に滴下すること
がなく、水の無駄な使用を防止し、かつ、安全性を向上
させることができる。
【0047】(実施例2)図7に示すように、タンク5
8は気化室(図示せず)に供給する水を貯えるもので、
ベース59の上面側を覆う樹脂製のカバー60と、この
カバー60上に固着した握り部61を有する樹脂製の把
手62で構成している。この把手62の前部にタンク5
8内の水を気化室に供給するノズル部(図示せず)を開
閉する開閉装置63の収容部64を形成している。
【0048】透視板65は、透明または半透明の材料で
薄板状に形成して把手62の上面に取着し、この透視板
65の前部を収容部の側方へ延長し、図8に示すよう
に、収納部64の外面に沿って略U字状に形成してい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0049】上記構成において、スチームアイロンをベ
ース59の先端を上方にして置いた場合に、透視板65
を通してタンク58内の水量を確認することができると
ともに、透視板65の前部を収容部の側方へ延長してい
るため、確認できるタンク58内の水量を増加させるこ
とができ、連続使用時間を拡大することができる。ま
た、透視板65はその前部を収納部64の外面に沿って
略U字状に形成しているため、大型化する透視板65の
成型時の反りを最小限に抑えることができ、把手62と
の取着性を安定させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、タンク内の水をスプレーノズルと気化室
へ供給するポンプ装置とを具備し、前記ポンプ装置は、
シリンダと、このシリンダに対して摺動自在に設けたピ
ストンを有するポンプシャフトと、シリンダ内の水をス
プレーノズルへ導く第1の導水路と、シリンダ内の水を
気化室へ導く第2の導水路と、前記第1および第2の導
水路とシリンダとを選択的に連通させる切替体と、この
切替体を動作させる操作体を有し、前記ポンプシャフト
にシリンダと連通する送水室を形成して切替体を収容す
るとともに、前記切替体に操作体を連係させたから、操
作体の操作によりポンプシャフトを上下動させることに
より、タンク内の水をポンプシャフトの送水室および切
替体を通して第1の導水路または第2の導水路に供給す
ることができ、切替体の設定位置によりスプレーノズル
からの噴霧または増量スチームの噴出をすることがで
き、スプレーノズルからの噴霧と、増量スチームの噴出
の誤動作を防止するとともに、耐久性を向上することが
できる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、切
替体は、その外周部に上下方向に傾斜した環状の第1の
リップを設けたから、切替体を回転することによって、
タンク内の水を第1の導水路または第2の導水路を通し
てスプレーノズルまたは気化室に供給することができ、
スプレーノズルからの噴霧または増量スチームの噴出を
確実に選択することができる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、切
替体は、第1のリップの上方に第2のリップを設けたか
ら、ポンプシャフト内の送水室内の水が第1のリップを
通して漏れた場合でも、第2のリップにより遮断するこ
とができ、切替体からの水漏れを防止することができ
る。
【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、第
1のリップは、切替体を120〜180度の範囲で回転
させたとき第1の導水路と第2の導水路を切替可能とし
たから、タンク内の水を第1の導水路または第2の導水
路を通してスプレーノズルまたは気化室に供給するとき
の切替体の回転角度を小さくすることができ、操作性を
向上することができる。
【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、シ
リンダの内径より大きい内径の案内部を同シリンダの上
方に連設するとともに、前記案内部にポンプシャフトを
上昇させる方向へ付勢するスプリングを設けたから、ス
プリングをピストンの下部に連接させることによるシリ
ンダ内の含水量を減らす事なく、また上記請求項1に記
載する構成に干渉することのない位置にスプリングを位
置できるため、小型化でかつ高効率化することができ
る。
【0055】また、請求項6に記載の発明によれば、シ
リンダ内に第1の逆止弁を設けるとともに、ピストンを
貫通して前記シリンダ内と連通する送水室に第2の逆止
弁を設けたから、送水室に設けた第2の逆止弁をスプレ
ーと増量スチームの両方の水路において共用できるた
め、小型化でかつ高効率化することができる。
【0056】また、請求項7に記載の発明によれば、第
2の導水路に連結される前記送水室から突出する筒部
は、アイロンの前方方向に向けて突出させたから、スチ
ームアイロンをベース先端を上方にして置いた場合にお
いても、送水室あるいはその筒部に溜まっている水が気
化室内に滴下することがなく、水を無駄に使用すること
がなく、かつ、安全性を向上させることができる。
【0057】また、請求項8に記載の発明によれば、気
化室に供給する水を貯えるタンクと、このタンク内の水
を前記気化室に供給するノズル部を開閉する開閉装置と
を具備し、前記タンクは、ベースの上面側を覆う樹脂製
のカバーと、このカバー上に固着した握り部を有する樹
脂製の把手で構成し、この把手の前部に前記開閉装置の
収容部を形成するとともに、前記把手の上面に透明また
は半透明の透視板を取着し、この透視板の前部を前記収
容部の側方へ延長して設けたから、スチームアイロンを
ベース先端を上方にして置いた場合に、透視板を通して
使用者が確認できるタンク内の水量を増加させることが
でき、連続使用時間を拡大することができる。
【0058】また、請求項9に記載の発明によれば、透
視板はその前部を収納部の外面に沿って略U字状に形成
したから、大型化する透視板の成型時の反りを最小限に
抑えることができ、把手との取着性を安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスチームアイロンの一
部切欠した断面図
【図2】同スチームアイロンのポンプ装置の分解斜視図
【図3】同スチームアイロンのポンプ装置の要部分解斜
視図
【図4】(a)同スチームアイロンのポンプ装置のスプ
レー噴霧状態の要部断面図 (b)同スチームアイロンのポンプ装置の増量スチーム
状態の要部断面図
【図5】同スチームアイロンのポンプ装置の増量スチー
ム経路を示す要部断面図
【図6】(a)同スチームアイロンのポンプ装置のスプ
レー噴霧状態の動作説明図 (b)同スチームアイロンのポンプ装置の増量スチーム
状態の動作説明図
【図7】本発明の第2の実施例のスチームアイロンの斜
視図
【図8】同スチームアイロンの上面図
【図9】従来のスチームアイロンの一例の一部切欠した
断面図
【図10】従来のスチームアイロンの他の例の側面図
【符号の説明】
29 ベース 30 ヒーター 31 気化室 32 タンク 33 ノズル部 34 開閉装置 36 ポンプ装置 37 スプレーノズル 38 シリンダ 39 ピストン 40 ポンプシャフト 43 送水室 44 第1の導水路 45 第2の導水路 46 切替体 48 操作体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターで加熱されるベースと、このベ
    ースに設けた気化室と、前記ベースの上方に配置したタ
    ンクと、このタンク内の水を前記気化室に供給するノズ
    ル部と、このノズル部を開閉する開閉装置と、前記タン
    ク内の水をスプレーノズルと気化室へ供給するポンプ装
    置とを具備し、前記ポンプ装置は、シリンダと、このシ
    リンダに対して摺動自在に設けたピストンを有するポン
    プシャフトと、シリンダ内の水をスプレーノズルへ導く
    第1の導水路と、シリンダ内の水を気化室へ導く第2の
    導水路と、前記第1および第2の導水路とシリンダとを
    選択的に連通させる切替体と、この切替体を動作させる
    操作体を有し、前記ポンプシャフトにシリンダと連通す
    る送水室を形成して切替体を収容するとともに、前記切
    替体に操作体を連係させたスチームアイロン。
  2. 【請求項2】 切替体は、その外周部に上下方向に傾斜
    した環状の第1のリップを設けた請求項1記載のスチー
    ムアイロン。
  3. 【請求項3】 切替体は、第1のリップの上方に第2の
    リップを設けた請求項2記載のスチームアイロン。
  4. 【請求項4】 第1のリップは、切替体を120〜18
    0度の範囲で回転させたとき第1の導水路と第2の導水
    路を切替可能とした請求項2記載のスチームアイロン。
  5. 【請求項5】 シリンダの内径より大きい内径の案内部
    を同シリンダの上方に連設するとともに、前記案内部に
    ポンプシャフトを上昇させる方向へ付勢するスプリング
    を設けた請求項1記載のスチームアイロン。
  6. 【請求項6】 シリンダ内に第1の逆止弁を設けるとと
    もに、ピストンを貫通して前記シリンダ内と連通する送
    水室に第2の逆止弁を設けた請求項1記載のスチームア
    イロン。
  7. 【請求項7】 第2の導水路に連結される前記送水室か
    ら突出する筒部は、アイロンの前方方向に向けて突出さ
    せた請求項1記載のスチームアイロン。
  8. 【請求項8】 ヒーターで加熱されるベースと、このベ
    ースに設けた気化室と、この気化室に供給する水を貯え
    るタンクと、このタンク内の水を前記気化室に供給する
    ノズル部と、このノズル部を開閉する開閉装置とを具備
    し、前記タンクは、ベースの上面側を覆う樹脂製のカバ
    ーと、このカバー上に固着した握り部を有する樹脂製の
    把手で構成し、この把手の前部に前記開閉装置の収容部
    を形成するとともに、前記把手の上面に透明または半透
    明の透視板を取着し、この透視板の前部を前記収容部の
    側方へ延長して設けたスチームアイロン。
  9. 【請求項9】 透視板は、その前部を収容部の外面に沿
    って略U字状に形成した請求項8記載のスチームアイロ
    ン。
JP8322580A 1996-12-03 1996-12-03 スチームアイロン Pending JPH10156100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023333A (ko) * 2002-01-17 2002-03-28 석광석 다리미가 결합된 가정용다립질도구함
WO2009003360A1 (en) * 2007-06-29 2009-01-08 Tuming You Method for ejecting steam in electric iron and steam iron using the same

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