JPH10156559A5 - - Google Patents

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JPH10156559A5 JP1996315979A JP31597996A JPH10156559A5 JP H10156559 A5 JPH10156559 A5 JP H10156559A5 JP 1996315979 A JP1996315979 A JP 1996315979A JP 31597996 A JP31597996 A JP 31597996A JP H10156559 A5 JPH10156559 A5 JP H10156559A5
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Description

【発明の名称】ターンニング装置および方法
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD、DVDやIDカードのアルミ蒸着膜等の金属皮膜にレーザ光を照射してバーエレメント幅数μm〜数百μmの微細なバーコードを形成するパターンニングの処理を行うパターンニング装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録体のアルミ蒸着膜へのパターンニング装置の従来例を図11に示す。従来のパターンニング装置は、図11に示すように、記録体2にレーザ光を照射するレーザ光出射手段と、記録体をバー読取方向bに移動させる移動手段49と、バーコードの情報を持ちそれに基づいてレーザ光の出射を制御する図示しない制御手段とを有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパターンニング装置では、下記の2つの問題がある。
【0011】
本発明は、かかる問題を解決するため、金属皮膜等の記録体に、バーエレメントの場所による太さのムラが無く、バーエレメントの太さの再現性のよい微細なバーコードパターンを形成することができるパターンニング装置および方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の第1発明のパターンニング装置は、上記目的を達成するため、数のレーザダイオードチップ(LDチップ)を一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイのON/OFFを制御する制御手段と、夫々のLDチップからの出射光をスムージングする第1のレンズと、前記レーザダイオードチップからの出射光を集光する第2のレンズとを有することを特徴とする。
【0013】
本願の第1発明のパターンニング装置によれば、一列に等間隔に配置したLDチップからの出射光が第1のレンズによるスムージングを伴い第2のレンズにより集光されて、記録体上で一部重なるので、LDチップの夫々からのレーザ光の結像のピッチ以上のムラが生じず、ほぼ均一なバーエレメントを形成することができる。又、LDチップは数十μ秒程度の所望の時間でON/OFFさせることができるので、バーコードを構成する各バーエレメントを所望の太さと間隔とにすることができる。ここに、本願の第1の発明のパターンニング装置は、また、レーザ光を照射して被処理物を処理するパターンニング方法であって、複数出射されるレーザ光のON/OFFを制御して、光学系によって、夫々のレーザ光を1つの線に集光することにより被処理物を処理することを特徴とするパターンニング方法をも提供している。
【0014】
本願の第1発明のパターンニング装置において、集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、LDアレイの点灯時間をt1 、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をv、バー形成周期をT、各バーエレメントのデューティ比をdとするとき、制御手段を、前記点灯時間t1 を下記関係式、w+t1 ×v=d×T×v、を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御するように構成すると、バーエレメント幅がw+t1 ×vでバーピッチがT×vであるバーコードパターンが得られる。
【0015】
本願の第1発明のパターンニング装置において、太さが2種類以上あるバーエレメントの内最小の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt1 、このバーエレメントの太さのn倍の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt2 、集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をvとするとき、制御手段を、前記点灯時間t1 と前記点灯時間t2 とを下記関係式、w+t2 ×v=n×(w+t1 ×v)、を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御するように構成すると、バーエレメントとこれの太さのn倍の太さをもつバーエレメントとで構成されるバーコードパターンが得られる。
【0016】
本願の第1発明のパターンニング装置において、LDチップの夫々からの出射光の結像が記録体上で前記バー幅方向に前記結像のピッチの2倍以上の長さに拡大されるように構成すると、LDチップが個々に故障しても、その両隣のLDチップが正常ならば、連続線の途切れないバーエレメントを形成することができる。
【0017】
本願の第2発明のパターンニング装置は、複数のLDチップを一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイからの出射光の集光位置にレーザ媒体を配設してこのレーザ媒体を端面励起させ、このレーザ媒体からの出射光をバー幅方向のラインとなるように集光する光学系を有することを特徴とする。
【0018】
本願の第2発明のパターンニング装置によれば、レーザ媒体の端面から出射されるレーザ光は、位相が揃い平行度が著しく優れるので、光学系によりその回折限界近くまで集光することができ、バーエレメント幅が数μm程度のマイクロバーエレメントを形成することができる。
【0019】
本願の第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上にQスイッチ素子を配設し、LDアレイの点灯中にレーザ媒体をQ動作させるように構成すると、レーザ出射時間を著しく短くすることができ、レーザ光の強度を増大させるので、より金属結合力の強い金属皮膜へのパターンニングが可能となる。又、相対移動によるバーエレメント幅の増加量を小さくすることができるので、相対移動速度を大きくすることができ、高速なパターンニングが可能となる。
【0020】
本願の第1及び第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上に非線形光学結晶素子を配設し、出射光の周波数を逓倍するように構成すると、短波長側でレーザ光の吸収率の高い銀、銅、ニッケル等の金属皮膜へのパターンニングが容易となる。
【0021】
本願の第1及び第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上に偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタから前記光軸の側方の光路上に受光素子とを配設すると、パターンニング時には、記録体からの反射光を検出することができるので、出射光の監視や制御が容易となる。又、LDアレイから弱い連続光を出射したときには、記録体からの反射光を検出することができるので、記録済のバーコードを読み取ることができる。
【0022】
本願の第3発明のパターンニング装置は、数のLDチップを一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイの個々のLDチップのON/OFFを制御する制御手段と、前記LDチップの夫々からの出射光を夫々集光する光学系とを有することを特徴とする。
【0023】
本願の第3発明のパターンニング装置によれば、バーコードを構成するバーエレメントを複数同時に形成することができるので、高速なパターンニングが可能となる。又、一つのバーエレメントをLDチップ1個の連続点灯による連続した出射光により形成することができるので、バーエレメント上の場所によるムラの無い均一なバーエレメントを容易に形成することができる。
【0025】
本発明のパターンニング装置の第1の実施形態は、図1に示すように、膜厚0.1μmのアルミ蒸着膜を形成した記録体2にレーザ光をバー幅方向aのラインとなるように集光するレーザ光出射手段1と、記録体2をバー読取方向bに一定速度で移動させる移動手段3と、バーコードの情報を持ちそれに基づいてレーザ光の出射を制御する制御手段4とを有する。
【0035】
本発明のパターンニング装置の第2の実施形態は、図5、図6に示すように、記録体2にレーザ光をバー幅方向aのラインとなるように集光するレーザ光出射手段11と、記録体2をバー読取方向bに一定速度で移動させる移動手段3と、バーコードの情報を持ちそれに基づいてレーザ光の出射を制御する制御手段12とを有する。
【0043】
本発明のパターンニング装置の第3の実施形態は、図7、図8に示すように、記録体2にレーザ光をバー幅方向aのラインとなるように集光すると共に記録体2からの反射光を検出するレーザ光出射手段23と、記録体2をバー読取方向bに一定速度で移動させる移動手段3と、バーコードの情報と記録体2からの反射光の強度とに基づいてレーザ光の出射を制御する制御手段24とを有する。
【0050】
本発明のパターンニング装置の第4の実施形態は、図9に示すように、記録体2にレーザ光をバー読取方向bに一列に並んだ点状に集光するレーザ光出射手段31と、記録体2をバー幅方向aに一定速度で移動させる移動手段33と、バーコードの情報を持ちそれに基づいてレーザ光の出射を制御する制御手段32とを有する。
【0054】
【発明の効果】
本願の第1発明のパターンニング装置によれば、複数のLDチップからの出射光がスムージングを伴い集光されて、相隣接するLDチップからの出射光が記録体上で一部重なるので、LDチップの夫々からのレーザ光の結像のピッチ以上のムラが生じず、ほぼ均一なバーエレメントを形成することができる。又、LDチップは数十μ秒程度の所望の時間でON/OFFさせることができるので、バーコードを構成する各バーエレメントを所望の太さと間隔とにすることができる。
【0055】
本願の第1発明のパターンニング装置において、集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、LDアレイの点灯時間をt1 、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をv、バー形成周期をT、各バーエレメントのデューティ比をdとするとき、制御手段を、前記点灯時間t1 を下記関係式、w+t1 ×v=d×T×v、を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御するように構成すると、バーエレメント幅がw+t1 ×vでバーピッチがT×vであるバーコードパターンが得られる。
【0056】
本願の第1発明のパターンニング装置において、太さが2種類以上あるバーエレメントの内最小の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt1 、このバーエレメントの太さのn倍の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt2 、集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をvとするとき、制御手段を、前記点灯時間t1 と前記点灯時間t2 とを下記関係式、w+t2 ×v=n×(w+t1 ×v)、を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御するように構成すると、バーエレメントとこれの太さのn倍の太さをもつバーエレメントとで構成されるバーコードパターンが得られる。
【0057】
本願の第1発明のパターンニング装置において、光学系に、この光学系の光軸とバー幅方向とを含む面内でレンズ作用を有するスムージング用シリンドリカルレンズを付加して、LDチップの夫々からの出射光の結像が記録体上で前記バー幅方向に前記結像のピッチの2倍以上の長さに拡大されるように構成すると、LDチップが個々に故障しても、その両隣のLDチップが正常ならば、連続線の途切れないバーエレメントを形成することができる。
【0058】
本願の第2発明のパターンニング装置によれば、レーザ媒体の端面から出射されるレーザ光は、位相が揃い平行度が著しく優れるので、光学系によりその回折限界近くまで集光することができ、バーエレメント幅が数μm程度のマイクロバーエレメントを形成することができる。
【0059】
本願の第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上にQスイッチ素子を配設し、LDアレイの点灯中にレーザ媒体をQ動作させるように構成すると、レーザ出射時間を著しく短くすることができ、レーザ光の強度を増大させるので、より金属結合力の強い金属皮膜へのパターンニングが可能となる。又、相対移動によるバーエレメント幅の増加量を小さくすることができるので、相対移動速度を大きくすることができ、高速なパターンニングが可能となる。
【0060】
本願の第1及び第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上に非線形光学結晶素子を配設し、出射光の周波数を逓倍するように構成すると、短波長側でレーザ光の吸収率の高い銀、銅、ニッケル等の金属皮膜へのパターンニングが容易となる。
【0061】
本願の第1及び第2発明のパターンニング装置において、レーザ媒体の出射側の光軸上に偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタから前記光軸の側方の光路上に受光素子とを配設すると、パターンニング時には、記録体からの反射光を検出することができるので、出射光の監視や制御が容易となる。又、LDアレイから弱い連続光を出射したときには、記録体からの反射光を検出することができるので、記録済のバーコードを読み取ることができる。
【0062】
本願の第3発明のパターンニング装置によれば、バーコードを構成するバーエレメントを複数同時に形成することができるので、高速なパターンニングが可能となる。又、一つのバーエレメントをLDチップ1個の連続点灯による連続した出射光により形成することができるので、バーエレメント上の場所によるムラの無い均一なバーエレメントを容易に形成することできる。

Claims (10)

  1. 数のレーザダイオードチップを一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイのON/OFFを制御する制御手段と、夫々のレーザダイオードチップからの出射光をスムージングする第1のレンズと、前記レーザダイオードチップからの出射光を集光する第2のレンズとを有することを特徴とするパターンニング装置。
  2. 集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、LDアレイの点灯時間をt1 、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をv、バー形成周期をT、各バーエレメントのデューティ比をdとするとき、
    制御手段は、前記点灯時間t1 を下記関係式、
    w+t1 ×v=d×T×v、
    を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御する請求項1記載のパターンニング装置。
  3. 太さが2種類以上あるバーエレメントの内最小の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt1 、このバーエレメントの太さのn倍の太さをもつバーエレメントを形成するときのLDアレイの点灯時間をt2 、集光されたレーザ光のバー読取方向の長さをw、レーザ光の集光点と記録体との相対移動速度をvとするとき、
    制御手段は、前記点灯時間t1 と前記点灯時間t2 とを下記関係式、
    w+t2 ×v=n×(w+t1 ×v)、
    を満たすように決めて、各バーエレメントに対するLDアレイのON/OFFを制御する請求項1又は2記載のパターンニング装置。
  4. ーザダイオードチップの夫々からの出射光の結像が記録体上で前記バー幅方向に前記結像のピッチの2倍以上の長さに拡大されるように構成した請求項1、2又は3記載のパターンニング装置。
  5. 数のレーザダイオードチップを一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイからの出射光の集光位置にレーザ媒体を配設してこのレーザ媒体を端面励起させ、このレーザ媒体からの出射光をバー幅方向のラインとなるように集光する光学系を有することを特徴とするパターンニング装置。
  6. レーザ媒体の出射側の光軸上にQスイッチ素子を配設し、LDアレイの点灯中にレーザ媒体をQ動作させる請求項5記載のパターンニング装置。
  7. 光学系の光軸上に非線形光学結晶素子を配設し、出射光の周波数を逓倍する請求項1ないし6のいずれかに記載のパターンニング装置。
  8. 光学系の光軸上に配設され記録体からの反射光を前記光軸の側方に分岐させる偏光ビームスプリッタと、前記光軸の側方に配設され前記偏光ビームスプリッタから分岐された前記反射光を検出する受光素子とを備えた請求項1ないし7のいずれかに記載のパターンニング装置。
  9. 数のレーザダイオードチップを一列に等間隔に配置してなるLDアレイと、このLDアレイの個々のレーザダイオードチップのON/OFFを制御する制御手段と、前記レーザダイオードチップの夫々からの出射光を夫々集光する光学系とを有することを特徴とするパターンニング装置。
  10. レーザ光を照射して被処理物を処理するパターンニング方法であって、
    複数出射されるレーザ光のON/OFFを制御して、光学系によって、夫々のレーザ光を1つの線に集光することにより被処理物を処理することを特徴とするパターンニング方法。
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