JPH10157011A - 銅張積層板 - Google Patents

銅張積層板

Info

Publication number
JPH10157011A
JPH10157011A JP31836996A JP31836996A JPH10157011A JP H10157011 A JPH10157011 A JP H10157011A JP 31836996 A JP31836996 A JP 31836996A JP 31836996 A JP31836996 A JP 31836996A JP H10157011 A JPH10157011 A JP H10157011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
resin
base material
copper
paper base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31836996A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Akinaka
昇 秋中
Masabumi Yano
正文 矢野
Yoshiyuki Narabe
嘉行 奈良部
Kazunaga Sakai
和永 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP31836996A priority Critical patent/JPH10157011A/ja
Publication of JPH10157011A publication Critical patent/JPH10157011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙基材銅張積層板の耐熱性を改善する。 【解決手段】 紙基材に親水性下塗り樹脂を含浸させた
後、シランカップリング剤を含む上塗り樹脂を含浸させ
て得たプリプレグに銅はくを重ねて加熱加圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅張積層板、特
に、紙基材銅張積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】紙を基材とする銅張積層板は、民生用電
子機器向けプリント配線板材料としてひろく用いられて
いる。材料自体安価であるほか配線板に加工するときの
切断やスルーホール用の穴あけなど、加工が容易である
ことから、加工コストを低廉にすることができるためで
ある。
【0003】紙基材銅張積層板は、周知のように、紙を
基材とし、フェノール樹脂のような熱硬化性樹脂をマト
リックスとする絶縁基板上に銅はくを張付けた構成とな
っている。そして、紙基材銅張積層板は、クラフト紙、
リンター紙など紙基材に熱硬化性樹脂のワニスを含浸乾
燥して得られるプリプレグに銅はくを重ね合せ、加熱加
圧することにより製造される。
【0004】紙基材に親水性下塗り樹脂を含浸乾燥し、
その上に熱硬化性樹脂ワニスを含浸する方法が紙基材プ
リプレグを製造する一般的手法となっている。紙基材を
構成するセルロース系繊維には多数の親水性極性基があ
り、直接熱硬化性樹脂ワニスを含浸したのでは、セルロ
ース系繊維と熱硬化性樹脂との親和性が悪く、積層板と
しての特性が劣るためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】民生用プリント配線板
おいて多用される銀スルーホール接続を形成するには、
スルーホール内に銀ペーストを埋め込んだ後、加熱して
銀ペーストを硬化させる。また、民生用プリント配線板
においても、部品の実装に表面実装が採用されるように
なり、これに伴ってリフローソルダリング、はんだディ
ップなどの工程が出現している。このように、高い温度
にさらされることから、紙基材銅張積層板にはより高度
の耐熱性が必要とされるようになっている。本発明は、
紙基材銅張積層板の耐熱性を改善することを課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙基材に親水
性下塗り樹脂を含浸させた後、シランカップリング剤を
含む上塗り樹脂を含浸させて得たプリプレグに銅はくを
重ねて加熱加圧してなる銅張積層板である。
【0007】シランカップリング剤の配合量は、上塗り
樹脂の固形分100重量部に対して0.2〜5.0重量
部とするのが好ましい。0.2重量部未満であると効果
が期待できず、また5.0重量部を超えると、耐トラッ
キング性、ドリル加工性など他の特性に悪影響を及ぼす
恐れがある。このことから、シランカップリング剤の配
合量は、上塗り樹脂の固形分100重量部に対して0.
5〜3重量部とするのがより好ましい。シランカップリ
ング剤は、樹脂に対して親和性を有する有機官能基を分
子中に有するシラン化合物であり、γ−ウレイドプロピ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−β
(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、
γ−クロロプロピルトリメトキシシランなどが代表的な
ものとして知られているシラン化合物を使用することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる紙基材として
は、従来から積層板の製造に用いられている、例えば、
コットン紙、リンター紙、クラフト紙、など、主として
セルロース繊維からなる紙が使用される。セルロース繊
維に他の繊維例えばガラス繊維を混抄した混抄紙も使用
可能である。
【0009】本発明で用いられる親水性下塗り樹脂とし
ては、親水性極性基を含む樹脂が用いられる。例えば、
フェノール、クレゾール、メラミン、ユリヤなどとホル
ムアルデヒド、パラホルムアルデヒドのアルデヒド類と
をアルカリ触媒の存在下に反応させて得られる低分子量
の初期縮合物が挙げられる。
【0010】本発明で用いられる上塗り樹脂としては、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などがが挙げ
られる。
【0011】この内、フェノール樹脂としては、フェノ
ール類とアルデヒド類とをアンモニアのようなアルカリ
触媒の存在下に反応させて得られるレゾール樹脂が用い
られる。フェノール類としては、フェノール、メタクレ
ゾール、パラクレゾール、オルソクレゾール、イソプロ
ピルフェノール、パラターシャリーブチルフェノール、
パライソプロペニルフェノールオリゴマー、ノニルフェ
ノール、ビスフェノールA等が使用される。また、アル
デヒド類としては、ホルムアルデヒド、パラホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、パラアセトアルデヒド、ブ
チルアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒ
ド等が挙げられるが、ホルムアルデヒド又はパラホルム
アルデヒドが使用されることが多い。積層板に可撓性を
付与するため、レゾール樹脂を乾性油で変性するのが好
ましい。フェノール類と乾性油とを酸触媒の存在下に反
応させ、次いで、アルデヒド類をアルカリ触媒の存在下
に反応させることにより、乾性油変性レゾール樹脂が得
られる。乾性油としては、桐油、アマニ油、脱水ヒマシ
油、オイチシカ油等が使用される。フェノール樹脂とシ
ランカップリング剤とを混合して溶剤に溶解してワニス
として紙基材に含浸乾燥してプリプレグを得る。ワニス
とするときの溶剤としては、トルエン、メタノール、メ
チルエチルケトン、2−メトキシエタノール、アセト
ン、スチレン等が単独又は混合して用いられる。
【0012】得られたプリプレグ所定枚数に接着剤付銅
はくを重ね、温度150〜180℃、圧力8〜20MP
aで加熱加圧することにより、フェノール樹脂銅張積層
板が得られる。
【0013】
【実施例】
実施例1 桐油37部(重量部、以下同じ)、フェノール63部、
パラトルエンスルホン酸0.05部を反応釜に仕込み、
90℃で1時間反応させ、桐油変性率37重量%の桐油
−フェノール反応物を得た。
【0014】得られた桐油−フェノール反応物100部
に、パラホルムアルデヒド30部、及び、28重量%ア
ンモニア水7部を反応釜に仕込み、75℃で2時間反応
させた後、減圧下に脱水濃縮してレゾール樹脂を得、こ
れにシランカップリング剤として、γ−ウレイドプロピ
ルトリエトキシシラン1.0部及び溶剤として重量比で
トルエン/メタノ−ル=3/1とした混合溶剤を75部
を加えて上塗り樹脂ワニスとした。
【0015】厚さ0.2mm、坪量125g/m2 のク
ラフト紙に、親水性下塗り樹脂として、水溶性フェノー
ル樹脂(日立化成工業株式会社製、VP−03N(商品
名)を使用した)を固形分付着量が19重量%となるよ
うに付着させ、次に、前記上塗り樹脂ワニスを、乾燥後
の親水性下塗り樹脂と上塗り樹脂との合計付着量が53
重量%になるように含浸、乾燥してプリプレグを得た。
このプリプレグ8枚を重ね、その両面に、接着剤付銅は
く各1枚を重ね、温度170℃、圧力11MPaで、9
5分間加熱加圧して、厚さ1.6mmの両面銅張積層板
を作製した。
【0016】比較例1 シランカップリング剤を配合しないほか実施例1と同様
にして厚さ1.6mmの両面銅張積層板を作製した。実
施例、比較例それぞれの銅張積層板について、はんだ耐
熱性及び気中耐熱性を調べた。その結果を表1に示す。
なお試験方法は以下に示す通りとした。
【0017】はんだ耐熱性(JIS C 6481準
拠) 50mm角に切り取り、片面は全面の銅はくをエッチン
グで除去し、また他の片面は半分だけ銅はくをエッチン
グで除去した試験片を、260℃に加熱されたはんだ槽
に、銅はくのある面を下に向けてその面がはんだに接す
るように浮かべ、ふくれを生ずるまでの時間を測定す
る。
【0018】気中耐熱性(JIS C 6481準拠) 50mm角に切り取った試験片を200℃に保った恒温
槽に入れ、所定時間経過後試験片を取り出して、ふくれ
の有無を調べ、ふくれを生じなかった最長時間を記録す
る。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱性に優れた紙基材
銅張積層板を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 和永 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材に親水性下塗り樹脂を含浸させた
    後、シランカップリング剤を含む上塗り樹脂を含浸させ
    て得たプリプレグに銅はくを重ねて加熱加圧してなる銅
    張積層板。
JP31836996A 1996-11-28 1996-11-28 銅張積層板 Pending JPH10157011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31836996A JPH10157011A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 銅張積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31836996A JPH10157011A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 銅張積層板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10157011A true JPH10157011A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18098389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31836996A Pending JPH10157011A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 銅張積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10157011A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004030884A1 (ja) * 2002-10-02 2004-04-15 Hitachi Chemical Co., Ltd. 積層板
JP2009035710A (ja) * 2007-07-11 2009-02-19 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物、これを用いたプリント配線板用樹脂ワニス、プリプレグ及び金属張積層板
JP2014208893A (ja) * 2013-03-28 2014-11-06 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔及び該銅箔の表面処理方法、並びに、銅張積層板及び該積層板の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004030884A1 (ja) * 2002-10-02 2004-04-15 Hitachi Chemical Co., Ltd. 積層板
JP2009035710A (ja) * 2007-07-11 2009-02-19 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物、これを用いたプリント配線板用樹脂ワニス、プリプレグ及び金属張積層板
JP2014208893A (ja) * 2013-03-28 2014-11-06 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔及び該銅箔の表面処理方法、並びに、銅張積層板及び該積層板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10157011A (ja) 銅張積層板
JP2005029674A (ja) フェノール樹脂組成物およびフェノール樹脂銅張積層板
JP2000212532A (ja) 金属箔用接着剤組成物及びそれを用いた接着剤付金属箔、金属張積層板
JPS62115038A (ja) 強化エポキシ樹脂の製造方法
JP2007009169A (ja) プリプレグおよびこれを用いた積層板とプリント配線板
JP2000218734A (ja) 金属箔張積層板の製造方法
JP3065383B2 (ja) フェノール樹脂積層板の製造法
JPH11279508A (ja) 接着剤付銅はくの製造方法及び銅張積層板の製造方法
JPH09111216A (ja) 接着剤組成物、接着剤付き銅はく及びこの接着剤付き銅はくを用いた銅張り積層板の製造方法
JP2001181417A (ja) プリプレグ及び銅張積層板
JPS6360053B2 (ja)
JP2000053736A (ja) レゾール樹脂の製造方法及びフェノール樹脂銅張積層板の製造方法
JPH11181233A (ja) フェノール樹脂組成物、フェノール樹脂積層板及びフェノール樹脂銅張積層板
JP2000191809A (ja) プリプレグ、積層板及び金属はく張り積層板
JPH0273820A (ja) 積層板用フェノール樹脂の製造方法
KR970008724B1 (ko) 인쇄회로 기판용 접착제 조성물
JPH10157043A (ja) フェノール樹脂積層板
JPH09132765A (ja) 金属箔張積層板用接着剤
JPH09157414A (ja) フェノール樹脂の製造方法
JPH05138793A (ja) フエノール樹脂積層板の製造法
JP2001181418A (ja) アミド基含有有機繊維基材を用いたプリプレグ、積層板ならびにプリント配線板
JPH06206279A (ja) 銅張り積層板の製造方法
JPH10272721A (ja) 片面銅張積層板
JPH0292980A (ja) 接着剤用ポリビニルアセタール樹脂
JPH09104854A (ja) 接着剤組成物、接着剤付き銅はく及びこの接着剤付き銅はくを用いた銅張り積層板の製造方法