JPH10157019A - 積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置 - Google Patents
積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置Info
- Publication number
- JPH10157019A JPH10157019A JP8318152A JP31815296A JPH10157019A JP H10157019 A JPH10157019 A JP H10157019A JP 8318152 A JP8318152 A JP 8318152A JP 31815296 A JP31815296 A JP 31815296A JP H10157019 A JPH10157019 A JP H10157019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- laminated
- heating
- unit
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
接着剤を用いて積層接着される積層フィルムにおいて気
泡の発生による外観不良やラミネート強度の低下を防止
することにある。 【解決手段】一方のフィルムAと、該フィルムA上に電
子線若しくは紫外線にて硬化する無溶剤型接着剤を用い
て塗布形成された無溶剤型接着剤層Bと、該無溶剤型接
着剤層B上に積層接着された他方のフィルムCとにより
形成され、前記フィルムAとフィルムCとは、加熱軟化
により馴染んで平滑化されたそれぞれ無溶剤型接着剤層
BのフィルムA側平滑面b1とフィルムC側平滑面b2
とを介して積層接着させるようにした。
Description
外線照射により硬化する無溶剤型接着剤を用いて積層接
着(ラミネート)した積層フィルム及びその積層フィル
ムの製造方法及びその製造装置に関する。
ルムとして使用される積層フィルムは、無溶剤型接着剤
を用いて積層接着(ラミネート)した積層フィルムがあ
り、その積層フィルムの製造方法も広く知られている。
有しない、室温ではかなり高粘度の接着剤を80〜10
0℃程度に加温して、800〜1300cps 程度に低
粘度化したものを、複数のロールからなる塗布ユニット
により基材フィルムに転移させ、その直後に別のフィル
ムと重ね合わせて、一対の圧着ロールを通すことにより
ラミネートするものであり、このようにしてラミネート
された上記積層フィルムは、室温下2〜3日間で接着剤
の硬化が完了する。
系のものが主流であり、空気中の水蒸気が接着剤の硬化
に関与し、硬化に伴って二酸化炭素を発生するものであ
る。
着するラミネート方法は、公知の溶剤可溶型の接着剤を
用いるドライラミネート法に比べ、溶剤を乾燥させるオ
ーブンが不要であったり、接着剤の塗布量が少なくて済
むなどのメリットがあり、また、できあがったラミネー
ト品の残留溶剤の心配なく火炎の心配がない、また、排
出溶剤に関する公害問題がない等多くのメリットがあ
る。
ドライラミネート法に比べ、2倍〜3倍のスピードで加
工できるといった高生産性も達成できる。
子線又は紫外線の照射により硬化する接着剤を無溶剤型
ラミネートに利用することが試みやれている。
トは、比較的高速でフィルムをラミネートするために、
塗布ユニットで接着剤を塗布する際又は圧着ロールで貼
り合わせる際に空気を巻き込み、貼り合わせ時にできあ
がったフィルムの外観が白化したり虹模様等の外観不良
が発生するなどの問題があった。
決するために、接着剤の粘度をより低粘度化したり、レ
ベレング改良をするといった接着剤自体の改良や、圧着
ロールの圧力や温度を最適化するなど加工条件の最適化
をすることで外観不良を解消しようとしていた。特に電
子線、紫外線硬化型といった瞬間的に接着剤が硬化して
しまう場合は、上記の外観問題は非常に大きな問題とな
る。
めの方法およびその装置を提供するものである。
一方のフィルムAと、該フィルムA上に電子線若しくは
紫外線にて硬化する無溶剤型接着剤を用いて塗布形成さ
れた無溶剤型接着剤層Bと、該無溶剤型接着剤層B上に
積層接着された他方のフィルムCとにより形成され、前
記フィルムAとフィルムCとは、加熱軟化により馴染ん
で平滑化されたそれぞれ無溶剤型接着剤層Bのフィルム
A側平滑面b1とフィルムC側平滑面b2とを介して積
層接着していることを特徴とする積層フィルムである。
ルムにおいて、前記一方のフィルムAが基材フィルム、
他方のフィルムCが熱シール性フィルムである積層フィ
ルムである。
ルムにおいて、積層接着した前記一方のフィルムAと他
方のフィルムCとの間に存在する気泡の占める面積率が
25%以下である積層フィルムである。
ルムAを巻き出し部から連続的に巻き出し、電子線若し
くは紫外線にて硬化する無溶剤型接着剤を塗布ユニット
により該フィルムAの片面に塗布して無溶剤型接着剤層
Bを形成し、該接着剤層Bの塗布面に別の巻出部から巻
き出された他方のフィルムCを圧着ロールユニットによ
り積層接着する積層フィルムの製造方法において、前記
塗布ユニットと圧着ロールユニットとの間に設けられた
加熱ユニットにより、前記一方のフィルムA上に塗布さ
れた接着剤層Bを加熱して平滑化した後に、他方のフィ
ルムCと積層接着することを特徴とする積層フィルムの
製造方法である。
ルムの製造方法おいて、前記加熱ユニットが、電熱線加
熱、赤外線加熱、高周波加熱のいずれかである積層フィ
ルムの製造方法である。
ルムの製造方法おいて、前記一方のフィルムAが、基材
フィルム、他方のフィルムCが、熱シール性フィルムで
ある積層フィルムの製造方法である。
ルムAを連続的に巻き出す第1給紙ユニットと、このフ
ィルムA上に無溶剤型接着剤を塗布する塗布ユニット
と、他方のフィルムBを連続的に巻き出す第2給紙ユニ
ットと、前記一方のフィルムAと他方のフィルムBとを
前記接着剤を介して重ね合わせ圧着して積層フィルムを
得る圧着ロールユニットと、この積層フィルムを連続的
に巻き取る巻取ユニットとを少なくとも備えるラミネー
ト装置において、前記塗布ユニットと圧着ロールユニッ
トとの間に、前記一方のフィルムA上に塗布された前記
接着剤を加熱して平滑化する加熱ユニットを設けたこと
を特徴とする積層フィルムの製造装置である。
ルムの製造装置において、前記加熱ユニットが、電熱線
加熱、赤外線加熱、高周波加熱のいずれかである積層フ
ィルムの製造装置である。
方のフィルムAと他方のフィルムCが、電子線若しくは
紫外線照射により硬化した無溶剤型接着剤層Bにて互い
に積層接着されている積層フィルムであって、一方のフ
ィルムAと無溶剤型接着剤層Bとは、無溶剤型接着剤層
Bを加熱軟化させることによりフィルムA側にその面に
馴染んだ状態で平滑化された気泡の抱き込みのない平滑
面b1を接着界面として積層接着され、他方のフィルム
Cと無溶剤型接着剤層Bとは、無溶剤型接着剤層Bを加
熱軟化させることにより平滑化された気泡の抱き込みの
ない平滑面b2を接着界面として積層接着されている。
B及び無溶剤型接着剤層BとフィルムCとは、それぞれ
気泡が存在しないか若しくはほとんど気泡の存在しない
均一な接着界面によって積層接着されており、気泡によ
る曇りがなく、積層フィルムの外観が良好であり、さら
には気泡による剥離などの発生がなく、良好な接着強度
を以て接着されている。
ルムの製造方法は、基材フィルムなど1方のフィルムA
上に塗布ユニットの塗布ロールを介して塗布した無溶剤
型接着剤による接着剤層Bが、圧着ロールで基材フィル
ムなど他方のフィルムCと重ね合わせられながら圧着ラ
ミネートされる間に、前記無溶剤型接着剤層Bの表面
は、加熱ユニットにある赤外線、高周波等の加熱手段に
より加熱されて一方のフィルムA上にてより軟化し平滑
化されて、他方のフィルムBとラミネートされる手前で
均一にレベリングされる。
フィルムAと他方のフィルムBとをラミネートする際
に、一方のフィルムAと接着剤層Bとの接触界面、又は
その接着剤層Bと他方のフィルムCとの接触界面への空
気の混入を低減でき、ラミネート完了時点での積層フィ
ルムの外観不良、さらには接着不良が解消できる。
接着剤に電子線または紫外線の照射により硬化する接着
剤を用いているので、高速によるラミネート加工が達成
できる。
置は、基材フィルムなど一方のフィルムA上に塗布ユニ
ットの塗布ロールを介して塗布した無溶剤型接着剤によ
る接着剤層Bが、圧着ロールで基材フィルムなど他方の
フィルムCとラミネートされる間に、加熱ユニットにあ
る赤外線、高周波等の加熱手段により接着剤層Bは平滑
化して均一にレベリングでき、ラミネート時に接着剤層
B近傍に保持される空気が極めて低減できるので、電子
線や紫外線硬化型のような瞬間的に接着剤が硬化してし
まい時間とともに接着剤のレベリングが期待できないよ
うなプロセスの場合においても、ラミネート完了後の積
層フィルムの出来上がりの外観不良や接着不良が発生し
ない。
の実施の形態を、図1に示す側断面図に従って詳細に説
明すれば、一方のフィルムAと、該フィルムA上に塗布
形成されて電子線若しくは紫外線照射にて硬化した無溶
剤型接着剤層Bと、該無溶剤型接着剤層Bの硬化前に該
接着剤層B上に重ね合わせ押圧して積層されて、電子線
若しくは紫外線の照射により接着された他方のフィルム
Cとからなる積層フィルムDである。
無溶剤型接着剤層Bは、該フィルムA上に塗布形成され
た無溶剤型接着剤層Bを加熱して軟化させる(フロー値
を上げる)ことにより、該無溶剤型接着剤層Bのフィル
ムA側積層界面がフィルムA上にスプレッド(フロー)
して、該フィルムA側に馴染んだ状態で平滑面b1が形
成されて、その平滑面b1を介して積層接着している。
ルムCと無溶剤型接着剤層Bは、前記フィルムA上に塗
布形成された無溶剤型接着剤層Bを加熱して軟化させる
(フロー値を上げる)ことにより、該無溶剤型接着剤層
BのフィルムC側積層界面がスプレッド(フロー)して
平滑面b2が形成され、該平滑面b2を介して積層接着
している。
法、及び第3の発明の積層フィルムの製造装置のそれぞ
れ実施の形態を、図2に示す製造装置の概要側面図に従
って詳細に説明する。
一方のフィルムA(基材フィルム)を巻き出し供給し、
このフィルムAを塗布ユニット3の塗布ロール3aと圧
ロール3bの間に導入する。
れるフィルムAの片面に、塗布ロール3aにより電子線
若しくは紫外線により硬化する無溶剤型接着剤4をコー
ィングして、無溶剤型接着剤層Bを形成する。なお、無
溶剤型接着剤4は、塗布ロール3aには、互いに接触回
転する供給ロール3c、3dの間に供給された無溶剤型
接着剤4を一方の供給ロール3dに転移供給し、その供
給ロール3dに接触して回転する塗布ロール3aに供給
する。
接着剤層Bを、電熱線加熱装置、赤外線加熱装置、高周
波加熱装置など加熱手段5aを備えた加熱ユニット5に
より加熱して軟化させてフローを上げる。
剤層Bは、その層表面が平滑化(平坦化)するととも
に、軟化した前記接着剤層BのフィルムAとの接触界面
は、該フィルムAとの接触面に馴染んで平滑化(平坦
化)する。
部6から供給された他方のフィルムC(熱シール性フィ
ルム)と、圧着ロールユニット7にある互いに対向する
圧着ロール7a、7bの間に導入されてニップされ、直
後に配置された電子線もしくは紫外線の照射部8を通過
させることで無溶剤型接着剤層Bを硬化させて、対向す
る1対の押圧ロール9a、9bによるアウトフィードロ
ール9に導入されて排出送行され、巻き取り部10で連
続的に巻き取ることによって積層フィルムDを製造する
ものである。
は紫外線照射により硬化する無溶剤型接着剤は、一液硬
化型の無溶剤型湿分硬化型または二液硬化型のイソシア
ネート系の公知の材料を、下記の電子線若しくは紫外線
で硬化する接着剤材料に一部添加して用いることも可能
である。その時の接着剤層Bの硬化については、照射部
8での電子線若しくは紫外線の照射による硬化の他に、
巻き取り部10で連続的に巻き取られた後の積層フィル
ムDを、通常室温〜60℃雰囲気で1〜5日間の養生を
行い接着剤の確実な硬化反応を促進させる。
としては、光重合性オリゴマーと呼ばれるアクリロイル
基、アリル基、ビニル基などの官能基を1〜数個有する
オリゴマーが樹脂主成分であり、電離放射線の照射によ
り重合してポリマー化するものである。また、硬化反応
の高さから、アクリル系、メタクリル系が主に用いら
れ、例えば、ポリエステルアクリレート、ポリエステル
メタクリレート、エポキシアクリレート、エポキシメタ
クリレート、ウレタンアクリレート、ウレタンメタクリ
レート、ポリエーテルアクリレート、ポリエーテルメタ
クリレート、その他、分子量が数百〜数千のオリゴマー
等様々の材料設計が可能である。また、この接着剤を構
成する樹脂の改質や、粘度調整としての光重合性モノマ
ー、オリゴマーや各種添加剤の添加をしても一向に構わ
ない。
は、エレクトロンカーテン方式、スキャンニング方式、
あるいは、これらの組み合わせ方式等、どのような方式
であってもよく特に限定しない。また、照射条件として
は、50KV〜300KVの加速電圧で15KGy〜5
0KGyの線量で接着剤を硬化させることができる。
接着剤としては、上記の電子線硬化型の接着剤組成に、
紫外線の吸収によりフリーラジカルを生成させるベンゾ
インアルキルエーテルやベンゾフェノン等の公知のラジ
カル光重合開始剤を添加したものである。
紫外線を大量に放出しやすい水銀、亜鉛、鉛、重水素を
封入し、その中で放電を起こさせ、紫外線を取り出す公
知のランプが利用できる。
ムA(例えば基材フィルム)上への塗布方法及び塗布手
段としては、一般的に公知であるグラビアコート、ロー
ルコート、キスタッチコート、ダイコート、フレキソ、
オフセット等いずれも用いることができる。
び、他方のフィルムは、一軸または二軸に延伸されたポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等、または、
これらの基材の片面にアルミニウム、スズ、マグネシウ
ム、珪素などの金属若しくは金属酸化物を公知のドライ
プロセス法(真空蒸着など蒸着法)により薄膜形成した
もの等が例示でき、これらフィルムは、単層フィルムま
たは紙やアルミ箔等の積層フィルムを使用できる。厚み
は、それぞれ9μm〜500μm程度が適当であるが、
特に限定されない。
ムAには基材フィルムを用い、他方のフィルムCには、
該基材フィルムよりも熱融点の低い熱シール性フィルム
を使用することができる。
して使用する際に、熱溶融させて接着させるためのもの
であって、例えば、低密度、中密度、高密度各種ポリエ
チレン、エチレンー 酢酸ビニル共重合体、未延伸ポリプ
ロピレン、エチレンー メタクリル酸共重合体、エチレン
ー アクリル酸共重合体、あるいはこれらを亜鉛、ナトリ
ウムイオンで架橋させたもの等をフィルム化させたも
の、さらには、上記同様に片面に金属や金属酸化物など
の薄膜を形成したものなどが利用でき、厚みは、10μ
m〜100μm程度のものが適当である。
述べると、無溶剤型接着剤は塗布ユニット3のコーティ
ングロール3aにより一方のフィルムA(基材フィル
ム)の片面にコーティングするものであるが、この接着
剤の粘度を下げてフィルムAへの濡れ性を向上させるた
めに、ロール3aは50〜100℃程度に加温されてい
ることが適当である。
ム)上にコーティングされた接着剤表面を平坦化させる
ために、放射型の赤外線ヒータや温水が内部に循環され
た金属ロールを接着剤層Bに圧着させたり、熱風を吹き
付けたりする方法、又はラジオ波(RF)を接着剤層B
に照射させて接着剤層Bの平坦化を促進することができ
る。なお、最適条件は適宜に設定できるが、この接着剤
層Bの表面温度が35〜80℃程度になるようにするこ
とが好ましい。
一方のフィルムA(基材フィルム)として、厚さ20μ
mの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを一方の巻出部1
より巻き出し供給して、ポリエステルアクリレートから
なる無溶剤型の電子線硬化型接着剤4をコーティングロ
ール3aによりロールコート法にて、加工速度120m
/分、塗布量1.8g/m2 となるように塗布して接着
剤層Bを形成した。次に、加熱ユニット5にて500W
の赤外線ヒーターにより接着剤層Bの表面に予備加熱を
行い、接着剤層Bの表面温度が60℃になるように調整
した。続いて、前記一方のフィルムAの接着剤層B面
に、別の巻出部6から巻き出し供給された未延伸ポリプ
ロピレンフィルム30μmを圧着ロール部7で、10k
g/cm2 の条件でニップし、窒素雰囲気下で175k
V−20kGyの電子線を照射して接着剤層Bを硬化処
理しながら巻取部10にて連続的に巻き取り、本発明の
積層フィルムDを作製した。
ヒータの代わりに乾燥熱風を用い無溶剤型接着剤層Bの
表面温度を50℃とした以外は、上記実施例1と同様に
実施して、本発明の積層フィルムDを作製した。
た以外は、上記実施例1と同様に実施して、本発明の積
層フィルムDを作製した。
た以外は、上記実施例1と同様に実施して、本発明の積
層フィルムDを作製した。
ヒーターにより加熱しない以外は、実施例1と同様に実
施して、比較例の積層フィルムを作製した。
られた本発明の積層フィルムの試料と、上記比較例1で
得られた積層フィルムについて、そのラミネート強度及
びヒートシール強度を試験し、また得られた積層フィル
ムの外観を評価した。その結果を表1に示す。
せ、温度160℃、圧力2kg/cm2 、時間1秒間で
ヒートシールバーによりシールした後、上記ラミネート
強度試験と同様の試験条件にてシール強度を測定した。 ・外観評価 試料を光学顕微鏡で観察し、積層フィルムのラミネート
内面に、エアー(気泡)が単位面積当たりどの位ある
か、その面積率を画像処理によりランク付けした。全く
エアー(気泡)がないもの(0%)を10として、エア
ー(気泡)が80%程度あるものを1として、その間を
均等に10段階に分けて評価した。
によれば、外観上の問題の全くない綺麗なラミネートフ
ィルムができるとともに、ラミネート強度、ヒートシー
ル強度も問題なかった。これに対して、比較例の積層フ
ィルムには、気泡の発生が目立ち、外観不良が確認さ
れ、それに起因するラミネート強度低下が認められた。
方のフィルムにコーティングした無溶剤型接着剤層を、
塗布ユニットから圧着ロール間に設けられた加熱手段に
より加熱して該接着剤層を平滑化処理することにより、
接着剤近傍に混入したエアーにより発生する気泡を除去
して他方のフィルムとラミネートしており、高速塗工で
顕在化してくる接着剤塗工時の接着剤層内部およびフィ
ルムと接着剤層との界面へのエアーの混入に起因する気
泡を除去し、外観不良やラミネート強度低下を改善でき
る効果がある。
造装置を説明する概要全体側面図。
のフィルム D…積層フィルム b1 …フィルムA側の平滑面 b2
…フィルムB側の平滑面 1…巻出部 2…インフィードロール 3…接着剤塗布
ユニット 4…接着剤 5…加熱ユニット 6…巻出部 7…圧着ロールユニッ
ト 8…電子線若しくは紫外線照射ユニット 9…アウトフ
ィードロール 10…巻取部
Claims (8)
- 【請求項1】一方のフィルムAと、該フィルムA上に電
子線若しくは紫外線にて硬化する無溶剤型接着剤を用い
て塗布形成された無溶剤型接着剤層Bと、該無溶剤型接
着剤層B上に積層接着された他方のフィルムCとにより
形成され、前記フィルムAとフィルムCとは、加熱軟化
により馴染んで平滑化されたそれぞれ無溶剤型接着剤層
BのフィルムA側平滑面b1とフィルムC側平滑面b2
とを介して積層接着していることを特徴とする積層フィ
ルム。 - 【請求項2】前記一方のフィルムAが、基材フィルム、
他方のフィルムCが、熱シール性フィルムである請求項
1記載の積層フィルム。 - 【請求項3】積層接着した前記一方のフィルムAと他方
のフィルムCとの間に存在する気泡の占める面積率が2
5%以下である請求項1又は請求項2記載の積層フィル
ム。 - 【請求項4】一方のフィルムAを巻き出し部から連続的
に巻き出し、電子線若しくは紫外線にて硬化する無溶剤
型接着剤を塗布ユニットにより該フィルムAの片面に塗
布して無溶剤型接着剤層Bを形成し、該接着剤層Bの塗
布面に別の巻出部から巻き出された他方のフィルムCを
圧着ロールユニットにより積層接着する積層フィルムの
製造方法において、前記塗布ユニットと圧着ロールユニ
ットとの間に設けられた加熱ユニットにより、前記一方
のフィルムA上に塗布された接着剤層Bを加熱して平滑
化した後に、他方のフィルムCと積層接着することを特
徴とする積層フィルムの製造方法。 - 【請求項5】前記加熱ユニットが、電熱線加熱、赤外線
加熱、高周波加熱のいずれかである請求項4記載の積層
フィルムの製造方法。 - 【請求項6】前記一方のフィルムAが、基材フィルム、
他方のフィルムCが、熱シール性フィルムである請求項
4又は請求項5記載の積層フィルムの製造方法。 - 【請求項7】一方のフィルムAを連続的に巻き出す第1
給紙ユニットと、このフィルムA上に無溶剤型接着剤を
塗布する塗布ユニットと、他方のフィルムBを連続的に
巻き出す第2給紙ユニットと、前記一方のフィルムAと
他方のフィルムBとを前記接着剤を介して重ね合わせ圧
着して積層フィルムを得る圧着ロールユニットと、この
積層フィルムを連続的に巻き取る巻取ユニットとを少な
くとも備えるラミネート装置において、前記塗布ユニッ
トと圧着ロールユニットとの間に、前記一方のフィルム
A上に塗布された前記接着剤を加熱して平滑化する加熱
ユニットを設けたことを特徴とする積層フィルムの製造
装置。 - 【請求項8】前記加熱ユニットが、電熱線加熱、赤外線
加熱、高周波加熱のいずれかである請求項7記載の積層
フィルムの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31815296A JP3806996B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31815296A JP3806996B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157019A true JPH10157019A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3806996B2 JP3806996B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=18096074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31815296A Expired - Fee Related JP3806996B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3806996B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004532723A (ja) * | 2001-03-19 | 2004-10-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 熱軟化性湿気硬化性材料用のパッケージおよびディスペンサ |
| JP2009181046A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 偏光板の製造方法 |
| KR101083975B1 (ko) * | 2003-04-28 | 2011-11-22 | 닛세이카가쿠가부시키가이샤 | 열 적층체의 제조방법 및 이의 제조장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859812A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-09 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 無溶剤型接着剤を用いたラミネ−トウエツブの製造方法 |
| JPH06106626A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Toppan Printing Co Ltd | 積層体の製造方法 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31815296A patent/JP3806996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859812A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-09 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 無溶剤型接着剤を用いたラミネ−トウエツブの製造方法 |
| JPH06106626A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Toppan Printing Co Ltd | 積層体の製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004532723A (ja) * | 2001-03-19 | 2004-10-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 熱軟化性湿気硬化性材料用のパッケージおよびディスペンサ |
| KR101083975B1 (ko) * | 2003-04-28 | 2011-11-22 | 닛세이카가쿠가부시키가이샤 | 열 적층체의 제조방법 및 이의 제조장치 |
| JP2009181046A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 偏光板の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3806996B2 (ja) | 2006-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6414424B2 (ja) | セラミックシート製造用離型フィルム | |
| TWI594884B (zh) | Release film, ceramic parts sheet, manufacturing method thereof and the like, and method of manufacturing ceramic parts | |
| JP6033135B2 (ja) | グリーンシート製造用剥離フィルムおよびグリーンシート製造用剥離フィルムの製造方法 | |
| JPS63190683A (ja) | 保護塗膜を有する可撓性のルーバー付きプラスチツクフイルム及びその製造方法 | |
| JPH10157019A (ja) | 積層フィルム及びその製造方法及びその製造装置 | |
| JP3130150B2 (ja) | 剥離用シート及びその製造方法 | |
| TW201722712A (zh) | 可印刷的功能性硬塗膜及其製備方法 | |
| JP2001164202A (ja) | 粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法 | |
| JP2022524514A (ja) | 電子部品を封止するためのシステム及び方法 | |
| JP3133969B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH10137649A (ja) | フィルムの複合装置及び複合フィルムの製造方法 | |
| JPS6140252B2 (ja) | ||
| JP2003011220A (ja) | ラミネート方法 | |
| JP2820441B2 (ja) | シーラント用フィルムを有する積層シートおよびその製造方法 | |
| JPS59177543A (ja) | 写真用支持体の製造方法 | |
| JPH05156212A (ja) | 接着剤及び該接着剤による積層体の製造方法 | |
| JPH1134212A (ja) | バリアー性ラミネートフィルム | |
| JPH0577862A (ja) | 包装用ラミネートフイルムの製造方法 | |
| JP4494636B2 (ja) | 被覆方法および接着方法 | |
| JPH06248577A (ja) | 型付け用離型材およびその製造方法 | |
| JPH1071664A (ja) | ラミネートフィルム及びその製造方法 | |
| JPS59178450A (ja) | 写真用支持体の製造方法 | |
| JPH04294140A (ja) | ラミネートフィルムの製造方法 | |
| JP4212660B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JP2897015B2 (ja) | 積層体の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051226 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060425 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060508 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |