JPH10157230A - インクジェットプリンタの媒体保持装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの媒体保持装置

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JPH10157230A
JPH10157230A JP32500096A JP32500096A JPH10157230A JP H10157230 A JPH10157230 A JP H10157230A JP 32500096 A JP32500096 A JP 32500096A JP 32500096 A JP32500096 A JP 32500096A JP H10157230 A JPH10157230 A JP H10157230A
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JP
Japan
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drum
negative pressure
suction
pressure generation
medium
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Application number
JP32500096A
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English (en)
Inventor
Akira Nuida
昭 縫田
Tadao Kamano
忠雄 鎌野
Yasuhiro Suzuki
康裕 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラム外周面がインク汚れするのを防止しつつ
印字媒体を迅速かつ確実に回転中のドラムに保持しかつ
印字後保持解除できるようにする。 【解決手段】ドラム10にその内部空間16を径方向に
伸る隔壁で複数に区画した負圧生成室(16−1,16
−2,16−3)を形成するとともに各負圧生成室にド
ラム内外を径方向に貫通する複数の吸込孔12を形成し
かつドラム12の端面側に各負圧生成室と外部とを連通
する複数の吸込口14と各吸込口14を開閉可能なシャ
ッター18とを設け、静止側に各シャッター18をドラ
ム10の回転を利用してその回転方向の下流側から上流
側に向けて順次に開閉可能な開閉機構36と,開放され
た吸込口を通して当該負圧生成室の空気を吸込む吸込フ
ァン32とを設け、各負圧生成室の負圧を利用して印字
媒体Mをドラム外周面11に負圧吸着保持可能に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定周速度で回転
可能なドラムに保持されかつドラムとともに回転中の印
字媒体にインクジェットノズルからインクを吹付けつつ
印字可能なインクジェットプリンタの媒体保持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザプリンタに比較して
大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出願
人から提案(例えば、特願平8−296959号)され
ている。
【0003】すなわち、図7において、ドラム10は一
定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印字
媒体Mを保持可能である。このドラム10の回転(Y)
方向には各色用ノズルユニット200が配設されてい
る。
【0004】したがって、行方向(紙面に垂直方向)の
全長に一体型の各色用ノズルユニット200あるいは行
方向に複数のノズルユニット要素を並べた一体的な各色
用ノズルユニット200を、例えばインクジェットノズ
ル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体M
に各色用インクジェットノズル207からインクを吹付
けて行方向印字させるとともに、インクジェットノズル
間ピッチの往動中にドラム10の回転を利用しつつ列方
向印字させることができる。つまり、行方向印字と列方
向印字とを同時的に進行可能であるから大幅な印字高速
化を図れる。
【0005】また、各色用ノズルユニット200と当該
各色用インクタンク(インクカセット)213が離れた
位置に配設されているので、各色用ノズルユニット20
0を軽くでき行方向の往復移動速度をより大幅に高めら
れる点も一層の印字高速化を助長するとともに、各色用
インクタンク(インクカセット)213の容量を大幅に
拡大できるので、例えば500枚以上の連続印字運転が
できるわけである。
【0006】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図で右)側には給送手段60と媒体供給手段90
とが設けられ、他方(左)側には媒体剥離手段140と
媒体排出搬送手段160と方向切換手段190とが設け
られている。
【0007】給送手段60は、カセット給送手段71お
よび手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚
ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給
送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでドラム1
0側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印字媒体
Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段16
0は剥離された印字媒体Mを図7で左方向に排出搬送す
る。方向切換手段190は排出トレイ192および上部
排出トレイ193のいずれかに選択切換する。かくし
て、印字媒体Mの給送,供給,保持,印字,剥離,排出
搬送を連続して行えるから、1分間に例えば20枚以上
のA4サイズについて多色カラー印字することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる新規
提案プリンタの印字高速化を一段と高めるには、ドラム
10を停止させることなく回転させたままの状態で印字
媒体Mを当該ドラム外周面11に迅速かつ確実に保持し
かつ印字後は保持解除できることが必要である。また、
印字品質を一段と高めるには、印字媒体Mが保持される
ドラム外周面11がインクジェットノズル207からの
インクで汚れるのを防止する必要がある。 本発明の目
的は、ドラム外周面がインク汚れするのを防止しつつ印
字媒体を迅速かつ確実に回転中のドラムに保持しかつ印
字後保持解除することができるインクジェットプリンタ
の媒体保持装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一定
周速度で回転可能なドラムに保持されかつドラムととも
に回転中の印字媒体にインクジェットノズルからインク
を吹付けつつ印字可能なインクジェットプリンタの媒体
保持装置であって、ドラムにその内部空間を径方向に伸
る隔壁で複数に区画した負圧生成室を形成するとともに
各負圧生成室にドラム内外を径方向に貫通する複数の吸
込孔を形成しかつドラムの端面側に各負圧生成室と外部
とを連通する複数の吸込口と各吸込口を開閉可能なシャ
ッターとを設け、静止側に各シャッターをドラムの回転
を利用してその回転方向の下流側から上流側に向けて順
次に開閉可能な開閉機構と,開放された吸込口を通して
当該負圧生成室の空気を吸込む吸込ファンとを設け、各
負圧生成室の負圧を利用して印字媒体をドラム外周面に
負圧吸着保持可能に形成した、ことを特徴とする。
【0010】かかる発明の場合、吸込ファンを回転させ
た状態で、ドラムに送られてくる印字媒体に合わせて開
閉機構を作動させると、ドラムの端面側に設けられた各
シャッターが回転方向の下流側から上流側に向けて開放
される。すなわち、各シャッターが回転方向の並び順と
は逆に順次開放される。
【0011】ここで、下流側のシャッターが開いて吸込
口が開放されると、当該吸込口を通して対応した負圧生
成室の空気が外部へ吸い出され、当該負圧生成室内には
負圧が確立される。したがって、この負圧生成室をドラ
ム内外に貫通する吸込孔に対向する位置に到達した印字
媒体の部分(先端側)は当該吸込孔を介して負圧吸着保
持される。
【0012】そして、印字媒体の先端側より後方側部分
も、対向する吸込孔を介して順次に回転方向上流側の各
負圧生成室内に負圧が生成されることによりドラム外周
面に負圧吸着保持される。
【0013】このように、各負圧生成室は、対応する吸
込孔が印字媒体で覆われた状態で負圧が確立されるの
で、当該吸込孔を介して異物(例えば、インクジェット
ノズル内のインク)を吸込んでしまうようなことはな
く、ドラム外周面が汚損するのを防止することができ
る。
【0014】請求項2記載の発明は、前記各吸込口の総
開口面積が前記各吸込孔の総開口面積以上とされている
インクジェットプリンタの媒体保持装置である。
【0015】かかる発明の場合、各吸込孔を介してドラ
ムの内部空間に流入する空気量よりも各吸込口を介して
ドラムの内部空間から吸い出される空気量が多くなるの
で、請求項1記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る
とともに、一段と確実にドラムの内部空間に負圧を形成
することができる。
【0016】請求項3記載の発明は、前記ドラム外周面
に接触可能でかつドラムの回転に伴ってドラム外周面に
負圧吸着保持された印字媒体の先端側から後端側へ当該
印字媒体をしごくゴムローラが設けられているインクジ
ェットプリンタの媒体保持装置である。
【0017】かかる発明の場合、印字媒体が弛み等が生
じた状態でドラム外周面に負圧吸着されようとしても、
当該弛みはゴムローラによって伸ばされる。したがっ
て、請求項1記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る
とともに、印字媒体を皺等を発生させることなく密着さ
せることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図4に示す如く、ドラム10側に複数の負圧生成室
(16−1,16−2,16−3)と吸込孔12と吸込
口14とシャッター18とを設け,かつ静止側に開閉機
構25と吸込ファン32とを設け、各シャッター18の
開放をドラム10の回転方向(Y)の下流側から順番に
行って各負圧生成室(16−1,16−2,16−3)
内での負圧生成を回転方向(Y)の並び順とは逆に順次
実行可能に形成されている。
【0019】なお、インクジェットプリンタは、先提案
(特願平8−296959号)のものと同様な構造であ
る。また、この実施形態では、補助手段として機械的保
持とを導入している。
【0020】ドラム10は、図1(A)に示す如く、そ
の内部空間16が径方向に伸びる隔壁(17−1,17
−2,17−3,17−4)で複数に区画(この実施形
態では4等分に区画)されており、複数(3つ)の負圧
生成室(16−1,16−2,16−3)が形成されて
いる。
【0021】また、ドラム10の外周面11には、各負
圧生成室(16−1,16−2,16−3)を内外に貫
通する複数の吸込孔12が形成されている。この実施形
態では、各吸込孔12は、使用する印字媒体Mのうち最
少幅のものよりも小さな幅寸法範囲内に形成されてい
る。
【0022】さらに、ドラム10の端面(側端板15
R)には、図2に示す如く、各負圧生成室(16−1,
16−2,16−3)と外部とを連通する複数の吸込口
14が設けられている。各吸込口14の総開口面積は、
吸込孔12の総開口面積以上とされている。
【0023】各吸込口14に対応して本体ケース1内の
ブラケット5Rには、対応吸込口34が固定配設されて
いる。このブラケット5Rの対応吸込口34には、ダク
ト35を介して吸込ファン32が接続されている。
【0024】吸込ファン32は、各対応吸込口34と各
吸込口14とを介して回転中のドラム10の各負圧生成
室(16−1,16−2,16−3)内の空気を吸込ん
で当該各負圧生成室(16−1,16−2,16−3)
内に負圧を確立する手段である。この実施形態では、吸
込ファン32の吸込空気吐出用の吐出口32Eを開閉可
能なダンパー38が設けられている。このダンパー38
は、ダンパー開閉機構37によって開閉される。
【0025】ダンパー38は、吸込ファン32の下部に
ピン38Pを介して回動可能に支持されている。ダンパ
ー開閉機構37は、図4に示す如く、ダンパー38の後
端部38Bに接続されたアクチュエータ39から形成さ
れている。
【0026】アクチュエータ39を開駆動してダンパー
38を図4で実線で示す閉鎖位置から時計回り方向に回
動させることにより吸込ファン32の吐出口32Eが開
放される。アクチュエータ39を閉駆動してダンパー3
8を閉鎖位置に戻すことにより吸込ファン32の吐出口
32Eが閉鎖される。
【0027】なお、この実施形態では、吸込ファン32
とダクト35等とから負圧確立手段31が形成されてい
る。ドラム10(15R)と負圧確立手段30(5R)
とは、ドラム軸線方向に接近するが非接触とされてい
る。側端板(端面)15Lは盲板である。
【0028】シャッター18は、ドラム10の端面(側
端板15R)に吸込口14を開閉可能に設けられてい
る。より具体的には、シャッター18は、吸込口14を
閉鎖可能な大きさを有するものとされており、そのドラ
ム中心側端部がピン18Pを介して回動可能に設けられ
ている。
【0029】開閉機構25は、常時閉鎖機構(26),
開放機構27,開放ロック機構28,ロック解除機構2
9を含み、各シャッター18をドラム10の回転を利用
してその回転方向の下流側から上流側に向けて順次に開
閉可能に形成されている。
【0030】常時閉鎖機構は、シャッター18を吸込口
14を閉鎖する位置に常時位置決め保持する手段であ
り、この実施形態ではスプリング26から形成されてい
る。開放機構27は、作動ピン27AP,駆動レバー2
7L,アクチュエータ27Aを含み、スプリング26の
付勢力に抗してシャッター18を開放可能に形成されて
いる。
【0031】また、開放ロック機構28は、ロックレバ
ー28L(回動ピン28P),スプリング28SPを含
み、シャッター18を開放状態にロック可能に形成され
ている。ロック解除機構29は、作動ピン29AP,駆
動レバー29L,アクチュエータ29Aを含み、開放ロ
ック機構28によるシャッター18の開放ロック状態を
解除するものと形成されている。
【0032】したがって、アクチュエータ27Aを駆動
して作動ピン27APを駆動レバー27Lを介してドラ
ム端面(15R)に向けて突出させると,ドラム10と
ともに回転するシャッター18の衝突部18K1が作動
ピン27APと当接し,当該ドラム10に対して開方向
に相対回動する。
【0033】こうして、シャッター18が図1中2点鎖
線で示す位置まで回動されると、当該シャッター18の
係合部18K2はロックレバー28Lと係合し,作動ピ
ン27APとの係合が解除される。これにより、シャッ
ター18は開放状態にロックされる。
【0034】また、アクチュエータ29Aを駆動して作
動ピン29APを駆動レバー29Lを介してドラム端面
(15R)に向けて突出させると,ドラム10とともに
回転するロックレバー28Lが作動ピン29APと当接
しシャッター18との係合関係を解除させる。これによ
り、シャッター18は、常時閉鎖機構(26)によって
閉鎖状態に保持される。なお、図2で、10Sはドラム
10の回転軸、100はドラム10の回転方向の位置を
検出する検出センサである。
【0035】また、補助手段としての挟持爪保持手段4
1は、図5(A),(B)および図6(A),(B)に
示す如く、挟持爪42,常時挟持機構43,常時開放ロ
ック機構44,ロック解除機構45,ロック復帰機構4
6とを含み、挟持爪42,常時挟持機構43および常時
解放ロック機構44を可動側たるドラム10の一方側端
側に装着し、かつロック解除機構45およびロック復帰
機構46は静止側たる本体ケース1内のブラケット(図
示省略)に取付けた構成とされている。そして、ロック
解除機構45およびロック復帰機構46は、ドラム10
の回転運動を巧に利用しつつ常時挟持機構43および常
時解放ロック機構44と関与して挟持爪42の挟持と挟
持解放とを行うものと形成されている。
【0036】挟持爪42は、印字媒体Mをドラム10の
外周面11に挟持可能に形成されている。具体的には、
挟持爪42は、図6(A),(B)に示す如く、爪42
F,係合部42C,セクタギヤ42Gを有し、ピン42
Pを中心に回動自在に取付けられている。この爪42F
で印字媒体Mの周辺部(例えば、先端部)をドラム外周
面11に挟持するものとしている。
【0037】常時挟持機構43は、ピン43Pを中心に
回動自在なレバー43L(基端部43B,先端部43
F)と,この先端部43Fに設けられかつ上記セクタギ
ヤ42Gと噛合うセクタギヤ43Gと,基端部43Bと
固定部43Rとの間に張設されたスプリング43SPと
からなり、スプリング43SPの付勢力(引張力)を利
用して、挟持爪42を図6(A)に2点鎖線で示す挟持
状態に常時的に保つ。
【0038】常時解放ロック機構44は、ピン44Pを
中心に回動可能なロックレバー44Lとからなり、この
ロックレバー44Lの係合溝44Cが挟持爪42の係合
部42Cと係合分離可能に形成され、両者44C,42
Cの係合により挟持爪42を図6(A)に実線で示す挟
持解放状態に常時的にロック可能に形成されている。
【0039】ロック解除機構45は、静止側のピン45
Pを中心に回動可能なレバー(先端部45F,基端部4
5B)45Lと,アクチュエータ45Aとからなる。こ
のアクチュエータ45Aでレバー45Lをピン45Pを
中心に時計回り方向に回転させると、ピンからなる先端
部45Fがドラム10の回転に伴って移動して来たロッ
クレバー44Lの基端部44Bと係合する。すると、ロ
ックレバー44Lが時計回り方向に回動し挟持爪42
(42C)との係合が解ける。したがって、挟持爪42
は、スプリング43SPの付勢力で挟持可能状態とな
る。つまり、常時解放ロック状態を解除できる。
【0040】ロック復帰機構46は、図6(A)に示す
如く、静止側のピン46Pを中心に回動可能なレバー
(先端部46F,基端部46B)46Lと,アクチュエ
ータ46Aとからなる。このアクチュエータ46Aでレ
バー46Lをピン46Pを中心に時計回り方向に回転さ
せると、当該レバー46Lのピンからなる先端部46F
がドラム10の回転に伴って移動して来たレバー43L
を押圧しかつセクタギヤ43G,42Gを介して挟持爪
42を2点鎖線で示す挟持解放状態とすることができ
る。したがって、挟持爪42の係合部42Cがロックレ
バー44L(44F)の係合溝44Cに係合する。つま
り、挟持爪42の常時挟持ロック状態に復帰できる。
【0041】次に、この実施形態の作用について説明す
る。ドラム10に送られてくる印字媒体Mに合わせてダ
ンパー38を開放するとともに開閉機構25を作動させ
ると、ドラム10の端面(15R)側に設けられた各シ
ャッター18が回転方向の下流側から上流側に向けて順
次開放される。すなわち、各シャッター18が回転方向
の並び順とは逆に順次開放される。
【0042】ここで、下流側のシャッター18が開いて
吸込口14が開放されると、当該吸込口14を通して対
応した負圧生成室(16−1)の空気が吸込ファン32
によって外部へ吸い出され、当該負圧生成室(16−
1)内には負圧が確立される。したがって、この負圧生
成室(16−1)のドラム内外に貫通する吸込孔12に
対向する位置に到達した印字媒体Mの部分(先端側)は
当該吸込孔12を介して負圧吸着保持される。
【0043】そして、印字媒体Mの先端側より後方側部
分も、対向する吸込孔12を介して順次に回転方向上流
側の各負圧生成室(16−2,16−3)内に負圧が生
成されることによりドラム外周面11に負圧吸着保持さ
れる。
【0044】このように、各負圧生成室(16−1,1
6−2,16−3)は対応する吸込孔12が印字媒体M
で覆われた状態で負圧が確立されるので、当該吸込孔1
2を介して異物〔例えば、インクジェットノズル(20
7)内のインク〕を吸込んでしまうようなことはなく、
ドラム外周面11等が汚損するのを防止することができ
る。
【0045】なお、この際、印字媒体Mは、その先端部
が挟持爪保持手段41の挟持爪42によって挟持される
ので、一段と確実かつ安定してドラム外周面11に保持
されることになる。
【0046】こうして、ドラム外周面11に保持された
印字媒体Mに、各色インクジェットノズル(207)か
らインクが吹付けられてカラー印字される。
【0047】カラー印字後、負圧生成室16−1による
印字媒体Mの負圧吸着保持解除と同時的に挟持爪保持手
段41による機械的保持が解除される。
【0048】しかして、この実施形態によれば、ドラム
10側に複数の負圧生成室(16−1,16−2,16
−3)と吸込孔12と吸込口14とシャッター18とを
設け,かつ静止側に開閉機構25と吸込ファン32とを
設け、各シャッター18の開放をドラム10の回転方向
の下流側から順番に行って各負圧生成室(16−1,1
6−2,16−3)内での負圧生成を下流側から上流側
へ向けて順次実行可能に形成したので、ドラム外周面1
1がインク汚れするのを防止しつつ印字媒体Mを迅速か
つ確実に回転中のドラム10に保持しかつ印字後印字媒
体Mの先端側から後端側にかけて順次保持解除すること
ができる。よって、印字媒体Mを先端側から後方側に保
持解除することで、ドラム10からのスムーズな剥離が
できる。また、印字ヘッド対向部で印字が実行されてい
る状態で印字媒体Mの先端が剥離されても、ヘッド対向
部以降の負圧は確立されているので印字に影響はない。
【0049】また、各吸込口14の総開口面積が各吸込
孔12の総開口面積以上とされているので、各吸込孔1
2を介してドラム10の各負圧生成室(16−1,16
−2,16−3)に流入する空気量よりも各吸込口14
を介してドラム10の各負圧生成室(16−1,16−
2,16−3)から吸い出される空気量が多くなるの
で、一段と確実にドラム10の各負圧生成室(16−
1,16−2,16−3)内に負圧を確立することがで
きる。
【0050】また、ドラム10の回転に伴ってドラム外
周面11に負圧吸着保持された印字媒体Mをしごくゴム
ローラ(51)が設けられているので、印字媒体Mが弛
み等が生じた状態でドラム外周面11に負圧吸着されよ
うとしても、当該弛みはゴムローラ(51)によって伸
ばされる。したがって、印字媒体Mを皺等を発生させる
ことなく密着させることができる。
【0051】また、ドラム10(15R)と負圧確立手
段31(5R)とが非接触とされているので、ドラム1
0の回転負荷を小さくすることができ円滑回転を保障で
きる。両者15R,5R間の隙間は、印字媒体Mを負圧
吸着したときとしない場合との吸込ファン32の負荷変
動を小さくするのにも役立つ。
【0052】また、補助手段として挟持保持手段41を
設けて印字媒体Mの先端側を挟持するものとされている
ので、印字媒体Mのドラム10への保持をより安定かつ
確実に行える。
【0053】なお、補助手段として挟持保持手段41の
代わりに又は挟持保持手段41とともに帯電手段(図示
省略)を設けて印字媒体Mをドラム10に電荷吸着させ
てもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、ドラムの内部空間を
複数に区画した負圧生成室を形成するとともに各負圧生
成室にドラム内外を径方向に貫通する複数の吸込孔を形
成しかつドラムの端面側に各負圧生成室と外部とを連通
する複数の吸込口と各吸込口を開閉可能なシャッターと
を設け、静止側に各シャッターをドラムの回転を利用し
てその回転方向の下流側から上流側に向けて順次に開閉
可能な開閉機構と,開放された吸込口を通して当該負圧
生成室の空気を吸込む吸込ファンとを設け、各負圧生成
室の負圧を利用して印字媒体をドラム外周面に負圧吸着
保持可能に形成したので、ドラム外周面がインク汚れす
るのを防止しつつ印字媒体を迅速かつ確実に回転中のド
ラムに保持しかつ印字後保持解除することができる。
【0055】また、請求項2の発明は、各吸込口の総開
口面積が各吸込孔の総開口面積以上とされているので、
請求項1の発明の場合と同様な効果を奏するとともに、
一段と確実にドラムの内部空間に負圧を形成することが
できる。
【0056】さらに、請求項3の発明は、ドラムの回転
に伴ってドラム外周面に負圧吸着保持された印字媒体を
しごくゴムローラが設けられているので、請求項1また
は請求項2の発明の場合と同様な効果を奏するととも
に、印字媒体を皺等の発生を一段と確実に防止してドラ
ム外周面に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図である。
【図2】同じく、ドラムの内部構造を説明するための図
である。
【図3】同じく、ドラムと吸込ファンとの位置関係を説
明するための図である。
【図4】同じく、吸込ファンの吐出口に設けられたダン
パーを説明するための図である。
【図5】同じく、補助手段としての挟持爪保持手段を説
明するための図である。
【図6】同じく、挟持爪の挟持開放動作を説明するため
の図である。
【図7】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 ドラム 11 ドラム外周面 14 吸込口 16 内部空間 16−1〜16−3 負圧生成室 18 シャッター 25 開閉機構 32 吸込ファン 38 ダンパー 51 帯電ローラ(ゴムローラ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周速度で回転可能なドラムに保持さ
    れかつドラムとともに回転中の印字媒体にインクジェッ
    トノズルからインクを吹付けつつ印字可能なインクジェ
    ットプリンタの媒体保持装置であって、 ドラムにその内部空間を径方向に伸る隔壁で複数に区画
    した負圧生成室を形成するとともに各負圧生成室にドラ
    ム内外を径方向に貫通する複数の吸込孔を形成しかつド
    ラムの端面側に各負圧生成室と外部とを連通する複数の
    吸込口と各吸込口を開閉可能なシャッターとを設け、静
    止側に各シャッターをドラムの回転を利用してその回転
    方向の下流側から上流側に向けて順次に開閉可能な開閉
    機構と,開放された吸込口を通して当該負圧生成室の空
    気を吸込む吸込ファンとを設け、各負圧生成室の負圧を
    利用して印字媒体をドラム外周面に負圧吸着保持可能に
    形成した、ことを特徴とするインクジェットプリンタの
    媒体保持装置。
  2. 【請求項2】 前記各吸込口の総開口面積が前記各吸込
    孔の総開口面積以上とされている請求項1記載のインク
    ジェットプリンタの媒体保持装置。
  3. 【請求項3】 前記ドラム外周面に接触可能でかつドラ
    ムの回転に伴ってドラム外周面に負圧吸着保持された印
    字媒体の先端側から後端側へ当該印字媒体をしごくゴム
    ローラが設けられている請求項1または請求項2記載の
    インクジェットプリンタの媒体保持装置。
JP32500096A 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの媒体保持装置 Pending JPH10157230A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32500096A JPH10157230A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの媒体保持装置
US08/985,025 US6092894A (en) 1996-12-05 1997-12-04 Printing medium holding apparatus for a printer using air suction force

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083660A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Winkler & Duennebier Ag サクションローラシステム

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