JPH10157922A - チョッパ折機の制御装置 - Google Patents

チョッパ折機の制御装置

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JPH10157922A
JPH10157922A JP31624496A JP31624496A JPH10157922A JP H10157922 A JPH10157922 A JP H10157922A JP 31624496 A JP31624496 A JP 31624496A JP 31624496 A JP31624496 A JP 31624496A JP H10157922 A JPH10157922 A JP H10157922A
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chopper
printing
speed
roll
ratio
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JP31624496A
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English (en)
Inventor
Kunisuke Nishihara
国介 西原
Makoto Hayashi
誠 林
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チョッパ折機で発生する製品不良を少なくで
き、チョッパロールの回転速度を印刷機の印刷速度に応
じて最適にできるチョッパ折機の制御装置を提供する。 【解決手段】 印刷機の印刷胴回転数Npに対するチョ
ッパロール13,14の回転数Ncの比αを、印刷胴回
転数Npが高速になるに従って小さくなるように変化さ
せる。印刷胴回転数Npが高速になっても、それに伴っ
て、チョッパロール13,14の回転数Ncが上昇する
のを抑えることができるから、チョッパロール13,1
4の高速回転領域で発生しやすい製品不良を少なくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット輪転印
刷機などの印刷機に付設されるチョッパ折機の制御装置
に関する。詳しくは、印刷条件に応じて、印刷機の印刷
速度に対するチョッパロールの回転速度、つまり、回転
速度比を変化させるようにしたチョッパ折機の制御装置
に関する。
【0002】
【背景技術】通常、オフセット輪転印刷機などの印刷機
によって印刷された連続用紙(ウエブ)は、所定長さに
裁断され、続いて、縦、横方向に折られて折丁とされた
後、チョッパ折機に送られる。チョッパ折機は、互いに
逆方向に回転する一対のチョッパロールと、この一対の
チョッパロール間に対して進退自在に設けられたチョッ
パブレードとを含み、チョッパロール上に送り込まれた
折丁を、真上から下降するチョッパブレードによって2
つ折りの状態で一対のチョッパロール間に押し込む。こ
れにより、折丁は、一対のチョッパロールに吸い込まれ
ながら送り出されて2つ折り、つまり、チョッパ折りさ
れる。
【0003】従来のチョッパ折機では、チョッパロール
の駆動系が印刷機の主駆動機と連結されているため、印
刷機の印刷胴とチョッパロールとの回転比が一定に決ま
っている。しかし、このように印刷機の印刷胴とチョッ
パロールとの回転比が一定の場合、通常、その回転比を
ある一定の条件にあうように設定してあるため、他の条
件では製品不良、たとえば、傷、折れ、こすれ、汚れな
どが発生しやすいという不具合があった。
【0004】そこで、チョッパロールの駆動を印刷機の
主駆動機から切り離し、チョッパロールの回転を計算し
て制御するようにした制御装置が提案されている(特開
平7ー215581号)。これには、入力装置によっ
て、製品(折丁)の幅と長さ、印刷機の印刷速度などを
パラメータとして入力すると、計算・制御装置がそれら
のパラメータに最適に適合するチョッパロールの回転速
度を算出し、その速度でチョッパロールを回転させる方
法と、入力装置の代わりに、製品(折丁)の前端縁の到
着を検知するセンサと、製品(折丁)のチョッパロール
の軸線に平行な領域を把握するセンサとをそれぞれ設
け、両センサの出力信号からチョッパロールの速度を最
適化する方法とが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したチ
ョッパロールの駆動を印刷機の主駆動機から切り離して
制御する方法(特開平7ー215581号)には、次の
ような課題がある。前者の方法では、計算・制御装置が
入力された製品(折丁)の幅と長さ、印刷機の印刷速度
などのパラメータに最適に適合するチョッパロールの回
転速度を算出すると記載されているだけで、具体的な算
出方法については開示されていない。つまり、製品(折
丁)の幅と長さ、印刷機の印刷速度との関係でチョッパ
ロールの回転速度がどのように変化されるかは明らかで
ない。
【0006】後者の方法では次のような課題が考えられ
る。現在の技術レベルにおいても、高速のチョッパ折機
ではチョッパロールの表面速度が9000[mm/sec]以
上に達している。センサが折丁を検知して最適なチョッ
パロール回転数を算出し、指令を出すのに0.01[se
c] かかるとすると、チョッパロールの表面は既に90
[mm] 回転している。電気系が超高速処理を行ったと
しても、機械系の応答はさらに遅く、チョッパロールが
最適な回転速度になるのは折丁の通過後になりかねな
い。従って、チョッパロールに入った折丁端を検出して
信号を出すのは既に手遅れである。
【0007】本発明の目的は、チョッパ折機で発生する
製品不良を少なくできるとともに、チョッパロールの回
転速度を印刷機の印刷速度に応じて最適にできるチョッ
パロールの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】チョッパ折機での傷、折
れ、こすれ、汚れなどの製品不良は、チョッパロールの
高速回転領域で発生しやすい。従って、これらの製品不
良を少なくするためには、チョッパロールの回転速度を
遅くすることが有利である。しかし、チョッパロールの
回転速度を単に遅くしただけでは、印刷機や他の装置と
の間で不具合を招く。そこで、本発明のチョッパ折機の
制御装置では、印刷機の印刷速度を考慮しながら、印刷
機の印刷速度に対するチョッパロールの回転速度の比を
変化させるようにしたものである。
【0009】本発明のチョッパ折機の制御装置は、互い
に逆方向に回転する一対のチョッパロールと、この一対
のチョッパロール間に対して進退自在に設けられたチョ
ッパブレードとを含み、印刷機によって印刷されかつ所
定長さに裁断されて搬送されてきた用紙を前記チョッパ
ブレードによって2つ折りの状態で前記一対のチョッパ
ロール間に押し込んでチョッパ折りするチョッパ折機の
制御装置であって、断続的に搬送されてきた用紙が干渉
しない条件下において、前記印刷機の印刷速度に対する
前記チョッパロールの回転速度の比を、前記印刷機の印
刷速度が高速になるに従って小さくなるように変化させ
る制御手段を具備したことを特徴とする。
【0010】このような構成によれば、断続的に搬送さ
れてきた用紙が干渉しない条件下において、印刷機の印
刷速度が高速になるに従って、印刷機の印刷速度に対す
るチョッパロールの回転速度の比が小さくなるように変
化されるから、印刷機の印刷速度が高速になっても、そ
れに伴ってチョッパロールの回転速度が高速になるのを
抑えることができる。従って、チョッパロールの高速回
転領域で発生しやすい傷、折れ、こすれ、汚れなどの製
品不良を少なくすることができる。
【0011】より具体的には、印刷機の印刷速度を含む
各種印刷条件に対応してパラメータを記憶したパラメー
タ記憶部と、印刷条件を入力する入力部と、この入力部
によって入力された印刷条件に対応するパラメータを前
記パラメータ記憶部の中から読み出し、このパラメータ
を基に前記印刷機の印刷速度に対する前記チョッパロー
ルの回転速度の比を演算し、この比と前記印刷機の印刷
速度とに基づいて前記チョッパロールの回転速度を制御
する演算制御部とを備える構成で実現できる。
【0012】この際、前記入力部は、前記印刷機の印刷
速度を検出する印刷速度検出センサを含み、前記演算制
御部は、前記比と前記印刷速度検出センサで検出された
印刷機の印刷速度とから前記チョッパロールの回転速度
を求め、この回転速度で前記チョッパロールを回転させ
るようにすれば、印刷機の印刷速度が変化しても、その
変化に追従してチョッパロールの回転速度を自動的に変
化させることができる。従って、チョッパロールの回転
速度を印刷機の印刷速度に応じて最適に制御できる。
【0013】または、前記パラメータ記憶部は、前記用
紙の種別ごとにその用紙と前記チョッパロールとの間の
すべり率を記憶したすべり率テーブルと、前記印刷機の
印刷速度ごとに前記チョッパロールで折られる用紙の後
端縁と後続の用紙の前端縁との間の隙間に余裕を与える
安全率を記憶した安全率テーブルと、前記印刷機の印刷
速度ごとに前記チョッパブレードが用紙をチョッパロー
ル方向に押し込み始める位置を表すチョッパタイミング
を記憶したチョッパタイミングテーブルとを含み、前記
入力部は、前記印刷機の印刷速度を検出する印刷速度検
出センサと、前記用紙の種別および用紙の幅を入力する
入力器とを含み、前記演算制御部は、前記入力部から入
力された印刷機の印刷速度に対応する安全率およびチョ
ッパタイミングを前記安全率テーブルおよびチョッパタ
イミングテーブルの中から読み出すとともに、前記入力
部から入力された用紙の種別に対応するすべり率を前記
すべり率テーブルの中から読み出し、前記すべり率、安
全率、チョッパタイミングと前記入力部から入力された
用紙の幅とを用いて印刷機の印刷速度に対するチョッパ
ロールの回転速度の比を演算し、この比と前記印刷速度
検出センサで検出された印刷機の印刷速度とから前記チ
ョッパロールの回転速度を求め、この回転速度で前記チ
ョッパロールを回転させるように構成すれば、より好ま
しい。
【0014】これによれば、印刷機の印刷速度に対応す
る安全率およびチョッパタイミングによって、前記印刷
機の印刷速度に対する前記チョッパロールの回転速度の
比を、前記印刷機の印刷速度が高速になるに従って小さ
くなるように変化させることができるほかに、前記比を
用紙とチョッパロールとの間のすべり率を考慮して変化
させることができるから、用紙の種別に合った回転速度
でチョッパロールを回転させることができる。
【0015】ここで、前記演算制御部は、前記安全率テ
ーブルの中から印刷機の印刷速度に対応する安全率を読
み出す際、その安全率テーブルに記憶された印刷機の2
点以上の印刷速度に対応する安全率データ間を直線で結
ぶ折れ線近似関数を用いるように構成すれば、印刷速度
に対する安全率データを多く設定しなくてもすむ。ま
た、前記入力部は、前記チョッパタイミングを検出する
チョッパタイミングセンサを含み、前記演算制御部は、
前記チョッパタイミングセンサで検出されたチョッパタ
イミングを用いて前記印刷機の印刷速度に対するチョッ
パロールの回転速度の比を演算するようししてもよい。
このようにすれば、実際に検出したチョッパタイミング
を用いて印刷機の印刷速度に対するチョッパロールの回
転速度の比を演算できるから、印刷機の印刷速度に適し
た回転速度でチョッパロールを回転させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施形態にかかるチョッ
パ折機の概略機構、図2は図1のII−II線断面をそれぞ
れ示している。これらの図において、印刷機によって印
刷されかつ所定長さに裁断された用紙としての折丁1
は、搬送ベルト11によって図1中左方へ搬送されてい
く。搬送ベルト11の搬送方向先端部には、ストッパ1
2が設けられているとともに、それより手前位置に一対
のチョッパロール13,14と、この一対のチョッパロ
ール13,14に対して真上から上下動(進退)するチ
ョッパブレード16とが設けられている。
【0017】前記チョッパロール13、14は、チョッ
パロール用モータ15によって駆動され、かつ、互いに
逆方向に回転される。前記チョッパブレード16は、昇
降機構17によって上下動される。昇降機構17は、一
端が揺動自在に支持されかつ他端に前記チョッパブレー
ド16を保持したチョッパアーム18と、チョッパタイ
ミング用モータ19と、このチョッパタイミング用モー
タ19の回転をチョッパアーム18に伝達してチョッパ
ブレード16を上下動させるクランク20とから構成さ
れている。これにより、一対のチョッパロール13、1
4上に搬送されてきた折丁1は、チョッパブレード16
によって2つ折りの状態で一対のチョッパロール13、
14間に押し込まれ、チョッパ折りされる。なお、図1
において、21は印刷機の折胴(印刷胴と同径、同回転
数)を示している。
【0018】図3は上記チョッパ折機の制御手段を示し
ている。同図において、31は演算制御部としてのCP
Uである。CPU31には、記憶装置32が接続されて
いるとともに、入出力部33を介して、入力信号I/F
(インターフェイス)34および出力信号I/F(イン
ターフェイス)35がそれぞれ接続されている。入力信
号I/F34には、印刷胴(図示省略)の回転を検出す
る印刷速度検出センサとしての版胴回転検出センサ3
6、入力器としての手動入力装置37およびチョッパタ
イミングセンサ40が接続されているとともに、印刷機
からの運転信号が入力されている。ここに、版胴回転検
出センサ36、手動入力装置37およびチョッパタイミ
ングセンサ40によって入力部を構成している。出力信
号I/F35には、モータ制御装置38を介して前記チ
ョッパロール用モータ15が接続されているとともに、
モータ制御装置39を介して前記チョッパタイミング用
モータ19が接続されている。
【0019】図4〜図6は前記記憶装置32内に設けら
れたパラメータ記憶部(すべり率テーブル41、安全率
テーブル51およびチョッパタイミングテーブル61)
を示している。図4のすべり率テーブル41には、予め
手動入力装置37によって、折丁1の用紙銘柄(用紙種
別)ごとに、チョッパロール13,14と折丁1との間
のすべり率μが設定、記憶されている。すべり率μは、
チョッパロール13,14の材質や表面状態と折丁1の
材質とによって決定され、両者の関係ですべりやすい程
大きな値が設定されている。
【0020】図5の安全率テーブル51には、予め手動
入力装置37によって、前記印刷機の印刷速度、ここで
は、印刷胴回転数Npごとに、チョッパロール13,1
4で折られる折丁1の後端縁と後続の折丁1の前端縁と
の間の隙間に余裕を与える安全率βが設定、記憶されて
いる。安全率βは、印刷胴回転数Npが低速回転領域で
は大きな値に、印刷胴回転数Npが高速回転領域では小
さな値に設定、記憶されている。ちなみに、印刷胴回転
数Npが低速回転領域では製品不良が発生する可能性が
低いので安全率βを大きな値に設定し、印刷胴回転数N
pが高速回転領域では製品不良が発生する可能性が高く
なるので小さな値に設定している。
【0021】図6のチョッパタイミングテーブル61に
は、前記印刷機の印刷速度、ここでは、印刷胴回転数N
pごとに、チョッパブレード16が折丁1をチョッパロ
ール13、14方向に押し込み始める位置を表すチョッ
パタイミングLcp(図7、8のLcp参照)が設定、記憶
されている。これには、予め、記憶モードで印刷を行
い、その際にチョッパタイミングセンサ40で検出され
た信号(チョッパタイミングLcp)を、印刷胴回転数N
pに対応してチョッパタイミングテーブル61に記憶さ
せる。チョッパタイミングLcpは、印刷胴回転数Npが
低速回転領域では小さな値に、印刷胴回転数Npが高速
回転領域では大きな値に設定、記憶されている。
【0022】図7はチョッパブレード16が折丁1に当
たった時の折丁1先端とストッパ12間の距離(チョッ
パタイミング)、および、後続の折丁1との距離関係を
示している。図8は折丁1がチョッパロール13、14
に吸い込まれ始める時の状態、および、後続の折丁1と
の距離関係を示している。ここで、 Lcp:チョッパブレード16が折丁1に当たった時の折
丁1先端とストッパ12間の距離(チョッパタイミン
グ) Lt :折丁1がチョッパロール13、14に吸い込まれ
始める時の折丁1後端と後続の折丁1先端間の距離 Np :印刷胴回転数(=Vp/Lp) Nc :チョッパロール回転数 Lp :印刷胴周長(固定値) Lc :チョッパロール周長(固定値) Lw :折丁1がチョッパロール13、14に吸い込まれ
始める時の搬送ベルト11上の折丁1の残り幅 La :折丁1の幅(ラップがある時は長い方とし、折仕
様で決定される) I :チョッパブレード16の搬送ベルト11から最下
限までの距離 LI :折丁1の長さ(折仕様) μ :チョッパロール13,14と折丁1とのすべり率
(用紙銘柄) β :安全率 Vt :搬送ベルト11上の折丁搬送速度(=Lp×Npと
仮定) Tt :Np時におけるLt区間の折丁移動時間 Tc :折丁幅(Lw)がチョッパロール13、14に吸
い込まれる時間とする。
【0023】いま、チョッパブレード16が折丁1に当
たってからブレード最下限に達するまでのクランク角度
を「θ」とし、搬送ベルト11上の折丁搬送速度を印刷
胴周速と同一(Vt=Lp×Np)と仮定すると、 Lt=Lp+Lcp−LI−Lp×θ/360 …………………(1) となる。
【0024】ここで、チョッパロール13,14に吸い
込まれる折丁1と後続の折丁1が干渉しない条件は、 Tc×(1+μ+β)≦Tt ………………………(2) である。また、 Tt=Lt /(Lp×Np) ………………………(3) Tc=Lw /(Lc×Nc) であるから、この(3)式を上記(2)式に代入して整
理すると、 Nc≧Np×Lp×Lw ×(1+μ+β)/(Lc×Lt) …………(4) となる。
【0025】ここで、 α=Lp×Lw×(1+μ+β)/(Lc×Lt) ………………(5) とすると、上記(4)式は、 Nc≧α×Np ……………………(6) となる。
【0026】上記(6)式において、αは(5)式か
ら、Npは版胴回転検出センサ36からの信号に基づい
て計測できる。(5)式において、Lpは印刷胴周長、
Lcはチョッパロール周長で、それぞれ固定値である。
また、Lwは折丁1の幅Laから求めることができる。つ
まり、Lw≒La−Iから求めることができる。また、μ
は図4のすべり率テーブル41から、また、βは図5の
安全率テーブル51からそれぞれ求めることができる。
また、Ltは(1)式から求めることができる。なお、
(1)式において、Lpは印刷胴周長、LIは折丁長さ
(所定長さに裁断)で、それぞれ固定値である。また、
Lcpは図6のチョッパタイミングテーブル61から求め
ることができる。
【0027】いま、印刷開始に当たって、手動入力装置
37から用紙銘柄(用紙種別)および折丁1の幅を入力
したのち、印刷機の運転を行う。CPU31は、印刷機
からの運転信号により印刷機との同調をとりながら、一
定時間ごとに、版胴回転検出センサ36からの信号を基
に印刷胴の回転数を計測する。そして、その計測した印
刷胴回転数Npに対応するチョッパタイミングLcpを前
記チョッパタイミングテーブル61の中から読み出し、
チョッパタイミングLcpを基にチョッパタイミングモー
タ19を駆動してチョッパタイミングセンサ40からの
信号と一致させる。
【0028】次に、印刷胴回転数Npに対応する安全率
βおよびチョッパタイミングLcpを前記安全率テーブル
51およびチョッパタイミングテーブル61の中から読
み出すとともに、前記手動入力装置37から入力された
用紙銘柄(用紙種別)に対応するすべり率μを前記すべ
り率テーブル41の中から読み出す。そして、チョッパ
タイミングLcpを前記(1)式に代入してLtを求め、
このLt、すべり率μ、安全率βと前記手動入力装置3
7から入力された折丁1の幅La(Lw≒La−I)を前記
(5)式に代入して比αを演算し、この比αと前記版胴
回転数Npとからチョッパロール13,14の回転数Nc
を求め、この回転数Ncで前記チョッパロール13,1
4を回転させる。
【0029】本実施形態によれば、印刷機の印刷胴回転
数Npが高速になるに従って、その印刷胴回転数Npに対
するチョッパロール13,14の回転数Ncの比α(=
Nc/Np)が小さくなるように変化されるから、印刷機
の印刷胴回転数Npが高速になっても、それに伴ってチ
ョッパロール13,14の回転数Ncが上昇するのが抑
えられる。よって、チョッパロール13、14の高速回
転領域で発生しやすい製品不良(傷、折れ、こすれ、汚
れなどの製品不良)の発生を少なくできる。
【0030】具体的には、版胴回転検出センサ36から
の信号を基に印刷機の印刷胴の回転数を計測し、その計
測した印刷胴回転数Npに対応する安全率βおよびチョ
ッパタイミングLcpを安全率テーブル51およびチョッ
パタイミングテーブル61の中から読み出すとともに、
手動入力装置37から入力された用紙銘柄(用紙種別)
に対応するすべり率μを前記すべり率テーブル41の中
から読み出す。チョッパタイミングLcpを前記(1)式
に代入して求めたLt、すべり率μ、安全率βと手動入
力装置37から入力された折丁1の幅La(Lw≒La−
I)を前記(5)式に代入して、印刷機の印刷速度に対
するチョッパロールの回転速度の比αを演算する。
【0031】ここで、安全率βは印刷胴回転数Npが高
速になるに従って小さな値に設定され、また、Ltもチ
ョッパタイミングLcpが大きくなるに従って大きく設定
されているから、印刷機の印刷胴回転数Npが高速にな
るに従って、その印刷胴回転数Npに対するチョッパロ
ール13,14の回転数Ncの比α(=Nc/Np)が小
さくなるように変化される。しかも、折丁1の用紙銘柄
(用紙種別)とチョッパロール13,14との間のすべ
り率μを考慮して比αを算出しているから、折丁1の用
紙銘柄(用紙種別)に合った回転速度でチョッパロール
13,14を回転させることができる。
【0032】また、印刷胴回転数Npに対するチョッパ
ロール13,14の回転数Ncの比αを求めた後、その
比αと版胴回転検出センサ36で検出された印刷胴回転
数Npとから前記チョッパロール13,14の回転数Nc
を求め、この回転数Ncでチョッパロール13,14を
回転させるようにしたので、印刷機の印刷胴回転数Np
が変化しても、その変化に追従してチョッパロール1
3、14の回転数Ncを自動的に変化させることができ
る。従って、チョッパロール13,14の回転数Ncを
印刷機の印刷胴回転数Npに応じて最適に制御できる。
【0033】なお、上記実施形態において、印刷胴周長
Lpは、搬送速度の変更時に速度比で変わり(Lp=Lp
×Vt/Np)、搬送速度を版胴周速と異なる速度とした
場合、次式となる。 Nc≧(Vt×Lw ×(1+μ+β)/Lc)×(Np/
(Vt−k×Np)) ただし、 k=LI+Lp×θ/360 である。
【0034】また、上記実施形態では、安全率テーブル
51およびチョッパタイミングテーブル61を折丁1の
折仕様に関係なく1種のみ設定したが、折丁1の折仕様
ごとの複数種のテーブルを持たせるようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態では、手動入力装置3
7から用紙銘柄(用紙種別)および折丁1の幅をその都
度入力するようにしたが、たとえば、図9に示すよう
に、ジョブ番号1,2,3〜に対応して、用紙銘柄、紙
幅、折仕様を記憶したジョブ選択メニューテーブル71
を用意しておけば、手動入力装置37によってジョブ番
号1,2,3〜を選択するだけで用紙銘柄、紙幅、折仕
様を入力することができるから、入力操作を簡略化でき
る。
【0036】また、安全率テーブル51の中から印刷機
の印刷速度に対応する安全率βを読み出す際、その安全
率テーブル51に記憶された印刷機の2点以上の印刷速
度に対応する安全率データ間を直線で結ぶ折れ線近似関
数を用いるようにしてもよい。このようにすれば、印刷
速度に対する安全率データを多く設定しなくてもすむ。
【0037】また、上記実施形態では、チョッパタイミ
ングテーブル61に設定、記憶されたチョッパタイミン
グLcpを用いて比αを計算するようにしたが、印刷機の
印刷速度に応じてチョッパタイミングLcpが自動的に変
更されるように構成した場合、チョッパタイミングセン
サ40で検出されたチョッパタイミングLcpを用いて前
記印刷機の印刷速度に対するチョッパロールの回転速度
の比を演算するようにしてもよい。このようにすれば、
実際に検出したチョッパタイミングを用いて印刷機の印
刷胴回転数Npに対するチョッパロール13,14の回
転数Ncの比αを演算できるので、印刷機の印刷速度に
適した回転数でチョッパロール13,14を回転させる
ことができる。
【0038】また、上記実施形態では、印刷機の印刷速
度を、印刷胴の回転を版胴回転検出センサ36からの信
号を基に求めていたが、印刷胴と同径、同回転数の折胴
12の回転を検出して印刷機の印刷速度を求めるように
してもよく、あるいは、その駆動経路の途中の回転を検
出して印刷機の印刷速度を求めるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明のチョッパ折機の制御装置によれ
ば、印刷機の印刷速度に対するチョッパロールの回転速
度の比を、印刷機の印刷速度が高速領域において小さく
なるように変化させたので、印刷機の印刷速度が高速に
なっても、それに伴ってチョッパロールの回転速度が上
昇するのが抑えられるから、チョッパロールの高速回転
領域で発生しやすい製品不良の発生を少なくすることが
できるとともに、チョッパロールの回転速度を印刷機の
印刷速度に応じて最適にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略機構を示す図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】同上実施形態の制御手段を示すブロック図であ
る。
【図4】同上実施形態のすべり率テーブルを示す図であ
る。
【図5】同上実施形態の安全率テーブルを示す図であ
る。
【図6】同上実施形態のチョッパタイミングテーブルを
示す図である。
【図7】同上実施形態において、チョッパブレードが折
丁に当たった時の折丁先端とストッパ間の距離(チョッ
パタイミング)、および後続の折丁との距離関係を示す
図である。
【図8】同上実施形態において、折丁がチョッパロール
に吸い込まれ始める時の状態、および後続の折丁との距
離関係を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態におけるジョブ選択メニ
ューテーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 折丁(用紙) 13,14 チョッパロール 15 チョッパロール用モータ 16 チョッパブレード 19 チョッパタイミングモータ 21 印刷胴 31 CPU(演算制御部) 32 記憶装置(パラメータ記憶部) 36 版胴回転検出センサ(印刷速度検出センサ) 37 手動入力装置(入力器) 40 チョッパタイミングセンサ 41 すべり率テーブル 51 安全率テーブル 61 チョッパタイミングセンサ 71 ジョブ選択メニューテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに逆方向に回転する一対のチョッパ
    ロールと、この一対のチョッパロール間に対して進退自
    在に設けられたチョッパブレードとを含み、印刷機によ
    って印刷されかつ所定長さに裁断されて搬送されてきた
    用紙を前記チョッパブレードによって2つ折りの状態で
    前記一対のチョッパロール間に押し込んでチョッパ折り
    するチョッパ折機の制御装置であって、 断続的に搬送されてきた用紙が干渉しない条件下におい
    て、前記印刷機の印刷速度に対する前記チョッパロール
    の回転速度の比を、前記印刷機の印刷速度が高速になる
    に従って小さくなるように変化させる制御手段を具備し
    たことを特徴とするチョッパ折機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチョッパ折機の制御装
    置において、前記制御手段は、 前記印刷機の印刷速度を含む各種印刷条件に対応してパ
    ラメータを記憶したパラメータ記憶部と、 印刷条件を入力する入力部と、 この入力部によって入力された印刷条件に対応するパラ
    メータを前記パラメータ記憶部の中から読み出し、この
    パラメータを基に前記印刷機の印刷速度に対する前記チ
    ョッパロールの回転速度の比を演算し、この比と前記印
    刷機の印刷速度とに基づいて前記チョッパロールの回転
    速度を制御する演算制御部とを備えたことを特徴とする
    チョッパ折機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のチョッパ折機の制御装
    置において、 前記入力部は、前記印刷機の印刷速度を検出する印刷速
    度検出センサを含み、 前記演算制御部は、前記比と前記印刷速度検出センサで
    検出された印刷機の印刷速度とから前記チョッパロール
    の回転速度を求め、この回転速度で前記チョッパロール
    を回転させることを特徴とするチョッパ折機の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のチョッパ折機の制御装
    置において、 前記パラメータ記憶部は、前記用紙の種別ごとにその用
    紙と前記チョッパロールとの間のすべり率を記憶したす
    べり率テーブルと、前記印刷機の印刷速度ごとに前記チ
    ョッパロールで折られる用紙の後端縁と後続の用紙の前
    端縁との間の隙間に余裕を与える安全率を記憶した安全
    率テーブルと、前記印刷機の印刷速度ごとに前記チョッ
    パブレードが用紙をチョッパロール方向に押し込み始め
    る位置を表すチョッパタイミングを記憶したチョッパタ
    イミングテーブルとを含み、 前記入力部は、前記印刷機の印刷速度を検出する印刷速
    度検出センサと、前記用紙の種別および用紙の幅を入力
    する入力器とを含み、 前記演算制御部は、前記入力部から入力された印刷機の
    印刷速度に対応する安全率およびチョッパタイミングを
    前記安全率テーブルおよびチョッパタイミングテーブル
    の中から読み出すとともに、前記入力部から入力された
    用紙の種別に対応するすべり率を前記すべり率テーブル
    の中から読み出し、前記すべり率、安全率、チョッパタ
    イミングと前記入力部から入力された用紙の幅とを用い
    て印刷機の印刷速度に対するチョッパロールの回転速度
    の比を演算し、この比と前記印刷速度検出センサで検出
    された印刷機の印刷速度とから前記チョッパロールの回
    転速度を求め、この回転速度で前記チョッパロールを回
    転させることを特徴とするチョッパ折機の制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のチョッパ折機の制御装
    置において、 前記演算制御部は、前記安全率テーブルの中から印刷機
    の印刷速度に対応する安全率を読み出す際、その安全率
    テーブルに記憶された印刷機の2点以上の印刷速度に対
    応する安全率データ間を直線で結ぶ折れ線近似関数を用
    いることを特徴とするチョッパ折機の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3に記載のチョッ
    パ折機の制御装置において、 前記入力部は、前記チョッパタイミングを検出するチョ
    ッパタイミングセンサを含み、 前記演算制御部は、前記チョッパタイミングセンサで検
    出されたチョッパタイミングを用いて前記印刷機の印刷
    速度に対するチョッパロールの回転速度の比を演算する
    ことを特徴とするチョッパ折機の制御装置。
JP31624496A 1996-11-27 1996-11-27 チョッパ折機の制御装置 Withdrawn JPH10157922A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185024A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Dainippon Printing Co Ltd チョッパ位相管理装置、チョッパ位相管理方法、プログラム、記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185024A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Dainippon Printing Co Ltd チョッパ位相管理装置、チョッパ位相管理方法、プログラム、記憶媒体

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