JPH10158458A - フッ素ゴム組成物 - Google Patents
フッ素ゴム組成物Info
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- JPH10158458A JPH10158458A JP33773096A JP33773096A JPH10158458A JP H10158458 A JPH10158458 A JP H10158458A JP 33773096 A JP33773096 A JP 33773096A JP 33773096 A JP33773096 A JP 33773096A JP H10158458 A JPH10158458 A JP H10158458A
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- Japan
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- rubber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポスト加硫時及び加硫製品の使用時において
も可塑剤が揮発という問題もなく、低硬度で、かつ圧縮
永久ひずみも小さい加硫フッ素ゴム製品の製造が可能な
フッ素ゴム組成物を提を提供すること。 【解決手段】 フッ素ゴムに加硫剤及び液状エピクロリ
ヒドリンゴムを配合してなることを特徴とするフッ素ゴ
ム組成物。
も可塑剤が揮発という問題もなく、低硬度で、かつ圧縮
永久ひずみも小さい加硫フッ素ゴム製品の製造が可能な
フッ素ゴム組成物を提を提供すること。 【解決手段】 フッ素ゴムに加硫剤及び液状エピクロリ
ヒドリンゴムを配合してなることを特徴とするフッ素ゴ
ム組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可塑剤が多量に配
合されたゴム組成物に関し、ポスト加硫時に可塑剤が揮
発し、OA機器類を汚染する問題を解決し、低硬度で、
かつ圧縮永久ひずみが小さい加硫物の製造を可能にし、
各種OA機器類のシール材やロール等の製造に好適なフ
ッ素ゴム組成物に関する。
合されたゴム組成物に関し、ポスト加硫時に可塑剤が揮
発し、OA機器類を汚染する問題を解決し、低硬度で、
かつ圧縮永久ひずみが小さい加硫物の製造を可能にし、
各種OA機器類のシール材やロール等の製造に好適なフ
ッ素ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素ゴムは高度な耐熱性及び耐薬品性
を有する素材として、従来から燃料ホース、パッキング
等のシール材、ダイアフラム等の自動車用部品やその他
の分野で使用されてきた。近年は、OA機器類の高性能
化に伴い、フッ素ゴムはその優れた耐熱性、電気絶縁性
及び耐薬品性等を活かした低硬度(JIS A硬さで3
0〜50程度)のロールや各種シール材等として使用さ
れるようになってきた。
を有する素材として、従来から燃料ホース、パッキング
等のシール材、ダイアフラム等の自動車用部品やその他
の分野で使用されてきた。近年は、OA機器類の高性能
化に伴い、フッ素ゴムはその優れた耐熱性、電気絶縁性
及び耐薬品性等を活かした低硬度(JIS A硬さで3
0〜50程度)のロールや各種シール材等として使用さ
れるようになってきた。
【0003】フッ素ゴムは、本来はJIS A硬さで7
0〜80程度の加硫ゴム製品の製造に適したゴムであ
り、硬さを低下させるために種々の試みがなされている
が、それぞれ解決すべき問題点がある。例えば、カーボ
ンブラック等の配合量を減少させると、硬さはある程度
減少するが、元々フッ素ゴムは硬いゴムであることか
ら、硬さの減少には限界があり、また、補強効果が得ら
れないことから力学的強度が低下する。
0〜80程度の加硫ゴム製品の製造に適したゴムであ
り、硬さを低下させるために種々の試みがなされている
が、それぞれ解決すべき問題点がある。例えば、カーボ
ンブラック等の配合量を減少させると、硬さはある程度
減少するが、元々フッ素ゴムは硬いゴムであることか
ら、硬さの減少には限界があり、また、補強効果が得ら
れないことから力学的強度が低下する。
【0004】また、フッ素ゴムにDOP等の可塑剤を多
量に添加する方法はコスト的に安価な方法であるが、ポ
スト加硫(二次加硫)時に可塑剤が揮発するだけでな
く、加硫ゴム製品としての使用中にも経時的に可塑剤が
揮発する問題がある。可塑剤に代えて液状フッ素ゴムや
フッ化シリコンオイルを使用する方法は可塑剤が揮発す
る問題は解消するが、液状フッ素ゴム等は高価なため用
途が限定され、凡用性がないという問題と、硬度を低く
することはできるが、硬度とは相反する特性である圧縮
永久ひずみが大きくなるという問題がある。
量に添加する方法はコスト的に安価な方法であるが、ポ
スト加硫(二次加硫)時に可塑剤が揮発するだけでな
く、加硫ゴム製品としての使用中にも経時的に可塑剤が
揮発する問題がある。可塑剤に代えて液状フッ素ゴムや
フッ化シリコンオイルを使用する方法は可塑剤が揮発す
る問題は解消するが、液状フッ素ゴム等は高価なため用
途が限定され、凡用性がないという問題と、硬度を低く
することはできるが、硬度とは相反する特性である圧縮
永久ひずみが大きくなるという問題がある。
【0005】上記以外の方法も検討されているが、硬度
が低く、かつ圧縮永久ひずみも小さくなければならない
という低硬度加硫フッ素ゴムに要求される性能をいずれ
の方法も満足させるものではなく、改善が要望されてい
る。
が低く、かつ圧縮永久ひずみも小さくなければならない
という低硬度加硫フッ素ゴムに要求される性能をいずれ
の方法も満足させるものではなく、改善が要望されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ポス
ト加硫時及び加硫製品の使用時においても可塑剤が揮発
するという問題がなく、低硬度で、かつ圧縮永久ひずみ
も小さい加硫ゴム製品の製造が可能なフッ素ゴム組成物
を提供することである。
情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ポス
ト加硫時及び加硫製品の使用時においても可塑剤が揮発
するという問題がなく、低硬度で、かつ圧縮永久ひずみ
も小さい加硫ゴム製品の製造が可能なフッ素ゴム組成物
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明によれば、
フッ素ゴムに加硫剤及び液状エピクロリヒドリン重合体
を配合してなることを特徴とするフッ素ゴム組成物及び
この組成物を加硫してなる加硫フッ素ゴム物品が提供さ
れる。
フッ素ゴムに加硫剤及び液状エピクロリヒドリン重合体
を配合してなることを特徴とするフッ素ゴム組成物及び
この組成物を加硫してなる加硫フッ素ゴム物品が提供さ
れる。
【0008】
【0009】次に好ましい実施形態を挙げて本発明を詳
細に説明する。本発明で使用するフッ素ゴムは、従来公
知のフッ素ゴムはいずれも使用することができ、特に限
定されない。例えば、ビニリデンフルオライド(VD
F)系フッ素ゴムが代表的なものであり、VDF−HF
P(ヘキサフルオロプロピレン)系フッ素ゴム(AUSIMO
NT社製のTechnoflon、3M社製のHluorel 、du Pont 社製
のViton 等)、VDF−HFP−TFE(テトラフルオ
ロエチレン)系フッ素ゴム(AUSIMONT社製のTechnoflo
n、3M社製のHluorel 、du Pont 社製のViton 、旭化成
工業社製のミラフロン等)、VDF−PFE(ペンタフ
ルオロエチレン)系フッ素ゴム(AUSIMONT社製のTechno
flon)、VDF−PFP−TFE系フッ素ゴム(AUSIMO
NT社製のTechnoflon)等の二元〜三元系フッ素ゴム;T
FE−P(プロピレン)系フッ素ゴム(旭硝子社製のア
フラス);TFE−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル系フッ素ゴム;フルオロシリコンゴム;フルオロ置換
ホスファゼンゴム等が挙げられる。
細に説明する。本発明で使用するフッ素ゴムは、従来公
知のフッ素ゴムはいずれも使用することができ、特に限
定されない。例えば、ビニリデンフルオライド(VD
F)系フッ素ゴムが代表的なものであり、VDF−HF
P(ヘキサフルオロプロピレン)系フッ素ゴム(AUSIMO
NT社製のTechnoflon、3M社製のHluorel 、du Pont 社製
のViton 等)、VDF−HFP−TFE(テトラフルオ
ロエチレン)系フッ素ゴム(AUSIMONT社製のTechnoflo
n、3M社製のHluorel 、du Pont 社製のViton 、旭化成
工業社製のミラフロン等)、VDF−PFE(ペンタフ
ルオロエチレン)系フッ素ゴム(AUSIMONT社製のTechno
flon)、VDF−PFP−TFE系フッ素ゴム(AUSIMO
NT社製のTechnoflon)等の二元〜三元系フッ素ゴム;T
FE−P(プロピレン)系フッ素ゴム(旭硝子社製のア
フラス);TFE−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル系フッ素ゴム;フルオロシリコンゴム;フルオロ置換
ホスファゼンゴム等が挙げられる。
【0010】本発明で使用されるフッ素ゴムの加硫剤
は、従来公知のフッ素ゴムの加硫剤はいずれも使用可能
であり、特に限定されない。通常、加硫剤としてはポリ
アミン、ポリオールあるいは有機過酸化物が使用され、
加硫フッ素ゴム物品に要求される特性を満足する加硫剤
を選択して使用される。
は、従来公知のフッ素ゴムの加硫剤はいずれも使用可能
であり、特に限定されない。通常、加硫剤としてはポリ
アミン、ポリオールあるいは有機過酸化物が使用され、
加硫フッ素ゴム物品に要求される特性を満足する加硫剤
を選択して使用される。
【0011】ポリアミン加硫剤としては、例えば、ヘキ
サメチレンジアミンカルバメート、N,N′−ジシンナ
ミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、4,4′−ビス
(アミノシクロヘキシル)メタンカルバメート等が挙げ
られる。ポリアミン加硫剤を用いる場合には、加硫効率
を高めるとともに加硫反応中に発生する酸性物質を中和
するために受酸剤の使用が必要であり、受酸剤としては
酸化マグネウム、酸化鉛、酸化カルシウム、亜鉛華と二
塩基性亜りん酸鉛の併用等が用いられる。ポリアミン加
硫剤の使用量は、通常、フッ素ゴム100重量部に対し
て(以下も同様)0.5〜5重量部程度、受酸剤の使用
量は、通常、3〜25重量部程度である。
サメチレンジアミンカルバメート、N,N′−ジシンナ
ミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、4,4′−ビス
(アミノシクロヘキシル)メタンカルバメート等が挙げ
られる。ポリアミン加硫剤を用いる場合には、加硫効率
を高めるとともに加硫反応中に発生する酸性物質を中和
するために受酸剤の使用が必要であり、受酸剤としては
酸化マグネウム、酸化鉛、酸化カルシウム、亜鉛華と二
塩基性亜りん酸鉛の併用等が用いられる。ポリアミン加
硫剤の使用量は、通常、フッ素ゴム100重量部に対し
て(以下も同様)0.5〜5重量部程度、受酸剤の使用
量は、通常、3〜25重量部程度である。
【0012】ポリオール加硫剤としては、例えば、ビス
フェノールAF、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−1,1−ジメチルメタン、p,p′−ジヒドロキシベ
ンゼン等のポリヒドロキシ芳香族化合物等のフェノール
性OH基を有する化合物が挙げられる。又、この加硫剤
を使用する場合には、通常、加硫促進剤としてホスフォ
ニウム塩、第4級アンモニウム塩等が用いられる。尚、
ポリアミン加硫剤と同様に受酸剤の使用が必要であり、
受酸剤としては水酸化カルシウム、酸化マグネシウム等
が使用される。通常、ポリオール加硫剤の使用量は0.
5〜5重量部程度、加硫促進剤の使用量は0.1〜1重
量部程度、受酸剤の使用量は、通常、3〜25重量部程
度である。
フェノールAF、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−1,1−ジメチルメタン、p,p′−ジヒドロキシベ
ンゼン等のポリヒドロキシ芳香族化合物等のフェノール
性OH基を有する化合物が挙げられる。又、この加硫剤
を使用する場合には、通常、加硫促進剤としてホスフォ
ニウム塩、第4級アンモニウム塩等が用いられる。尚、
ポリアミン加硫剤と同様に受酸剤の使用が必要であり、
受酸剤としては水酸化カルシウム、酸化マグネシウム等
が使用される。通常、ポリオール加硫剤の使用量は0.
5〜5重量部程度、加硫促進剤の使用量は0.1〜1重
量部程度、受酸剤の使用量は、通常、3〜25重量部程
度である。
【0013】有機過酸化物加硫剤としては、例えば、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン−3、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、
α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)
ベンゼン等が挙げられる。又、この場合には、共加硫剤
としてトリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート等の多官能性化合物を用いる
ことができる。通常、有機過酸化物加硫剤の使用量は、
0.5〜5重量部程度、共加硫剤の使用量は0.5〜1
0重量部程度である。
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン−3、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、
α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)
ベンゼン等が挙げられる。又、この場合には、共加硫剤
としてトリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート等の多官能性化合物を用いる
ことができる。通常、有機過酸化物加硫剤の使用量は、
0.5〜5重量部程度、共加硫剤の使用量は0.5〜1
0重量部程度である。
【0014】以上に本発明で使用する加硫剤等について
説明したが、加硫剤、受酸剤、加硫促進剤及び共加硫剤
の種類や使用量は、本発明の組成物を使用して製造され
る加硫ゴム物品に要求される性能を満足するように決定
することができ、本発明においてはこれらの種類や量は
限定されるものではない。
説明したが、加硫剤、受酸剤、加硫促進剤及び共加硫剤
の種類や使用量は、本発明の組成物を使用して製造され
る加硫ゴム物品に要求される性能を満足するように決定
することができ、本発明においてはこれらの種類や量は
限定されるものではない。
【0015】本発明に用いられる液状エピクロルヒドリ
ンゴムは、エピクロルヒドリンの単独重合体、またはエ
ピクロルヒドリン30モル%以上とエチレンオキシド、
プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドの少なくと
も一種70モル%以下及び/又は不飽和エポキシド15
モル%以下からなる共重合体であって、トルエン溶液
(濃度0.01g/ml)の35℃における還元粘度
(ηsp/c)が0.01〜0.5、好ましくは0.03
〜0.3の低分子量重合体である。還元粘度が0.5を
超えるものを用いた場合にはフッ素ゴムの硬さを低下さ
せる効果は小さい。このような液状エピクロルヒドリン
ゴムは、例えば、塩化第二錫(IV)、有機アルミニウ
ム/水の錯体、フッ化ホウ素・エーテル錯体等を触媒と
して公知の溶液重合法により製造することができるが、
その製造方法はこれに限定されるものではない。
ンゴムは、エピクロルヒドリンの単独重合体、またはエ
ピクロルヒドリン30モル%以上とエチレンオキシド、
プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドの少なくと
も一種70モル%以下及び/又は不飽和エポキシド15
モル%以下からなる共重合体であって、トルエン溶液
(濃度0.01g/ml)の35℃における還元粘度
(ηsp/c)が0.01〜0.5、好ましくは0.03
〜0.3の低分子量重合体である。還元粘度が0.5を
超えるものを用いた場合にはフッ素ゴムの硬さを低下さ
せる効果は小さい。このような液状エピクロルヒドリン
ゴムは、例えば、塩化第二錫(IV)、有機アルミニウ
ム/水の錯体、フッ化ホウ素・エーテル錯体等を触媒と
して公知の溶液重合法により製造することができるが、
その製造方法はこれに限定されるものではない。
【0016】フッ素ゴムへの液状エピクロルヒドリンゴ
ムの配合量は、加硫ゴム物品に要求される硬さによって
異なるが、通常、フッ素ゴム100重量部に対して3〜
150重量部であり、3重量部未満では低硬度の加硫ゴ
ム物品を得ることは困難であり、150重量部を超える
と圧縮永久ひずみが大きくなり好ましくない。好ましく
は5〜100重量部である。
ムの配合量は、加硫ゴム物品に要求される硬さによって
異なるが、通常、フッ素ゴム100重量部に対して3〜
150重量部であり、3重量部未満では低硬度の加硫ゴ
ム物品を得ることは困難であり、150重量部を超える
と圧縮永久ひずみが大きくなり好ましくない。好ましく
は5〜100重量部である。
【0017】本発明のフッ素ゴム組成物は、上記の各成
分をロール、バンバリー、ニーダー等の通常の混合機を
用いて混練することによって得ることができる。混練に
際しては、必要に応じて上記以外にも、カーボンブラッ
ク、シリカ等の補強剤、炭酸カルシウム等の充填剤、酸
化防止剤、加工助剤等を適宜必要量配合することができ
る。
分をロール、バンバリー、ニーダー等の通常の混合機を
用いて混練することによって得ることができる。混練に
際しては、必要に応じて上記以外にも、カーボンブラッ
ク、シリカ等の補強剤、炭酸カルシウム等の充填剤、酸
化防止剤、加工助剤等を適宜必要量配合することができ
る。
【0018】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。以下における部及び%は、特に断り
のない限り重量基準である。
具体的に説明する。以下における部及び%は、特に断り
のない限り重量基準である。
【0019】実施例1 フッ素ゴムとして二元系フッ素ゴム(AUSIMONT
社製テクノフロンFOR 70BI及びNMLB)を、
液状エピクロルヒドリンゴム(グッドリッチ社製HYD
RIN10)等と表1に記載の配合処方に従って6イン
チロールを用いて混練してゴム組成物を作製した。得ら
れたゴム組成物を用いJIS K6301に従って硬さ
測定用及び圧縮永久ひずみ測定用の試験片を作製した。
加硫条件は、初めに180℃で10分間の一段目の加硫
を行い、次に、150℃で24時間のポスト加硫(二次
加硫)を順に行った。硬さはJIS K6301に従っ
て測定器接触10秒後の値を、圧縮永久ひずみは、70
℃で圧縮率25%で70時間の条件で測定した。また、
ポスト加硫後の重量変化を測定した。以上の結果を表1
に示す。
社製テクノフロンFOR 70BI及びNMLB)を、
液状エピクロルヒドリンゴム(グッドリッチ社製HYD
RIN10)等と表1に記載の配合処方に従って6イン
チロールを用いて混練してゴム組成物を作製した。得ら
れたゴム組成物を用いJIS K6301に従って硬さ
測定用及び圧縮永久ひずみ測定用の試験片を作製した。
加硫条件は、初めに180℃で10分間の一段目の加硫
を行い、次に、150℃で24時間のポスト加硫(二次
加硫)を順に行った。硬さはJIS K6301に従っ
て測定器接触10秒後の値を、圧縮永久ひずみは、70
℃で圧縮率25%で70時間の条件で測定した。また、
ポスト加硫後の重量変化を測定した。以上の結果を表1
に示す。
【0020】
【表1】
【0021】(注) (1)AUSIMONT社製フッ素ゴム (2)AUSIMONT社製フッ素ゴム (3)AUSIMONT社製加硫系(ポリオール系) (4)カーボンブラック:昭和キャボット社製 (5)酸化マグネシウム:協和マグネシウム工業社製 (6)近江化学社製 (7)液状エピクロルヒドリン重合体:グッドリッチ社
製 Hydrin10 (8)ジブチルフタレート:大八化学社製
製 Hydrin10 (8)ジブチルフタレート:大八化学社製
【0022】表1の結果から、本発明のフッ素ゴム組成
物は(実施例1、2)、従来の可塑剤であるDBPを配
合した比較例2、3と比較して、硬さが大幅に低下する
ものの、引っ張強さ等の力学的特性のバランスが良好で
ある。また、いずれの実施例も、可塑剤を配合せずにカ
ーボンブラックの配合量を減少させた比較例1と比べて
も、圧縮永久ひずみが改良されている。
物は(実施例1、2)、従来の可塑剤であるDBPを配
合した比較例2、3と比較して、硬さが大幅に低下する
ものの、引っ張強さ等の力学的特性のバランスが良好で
ある。また、いずれの実施例も、可塑剤を配合せずにカ
ーボンブラックの配合量を減少させた比較例1と比べて
も、圧縮永久ひずみが改良されている。
【0023】さらに、実施例1、2では150℃×24
時間の二次加硫後の硬さは、一次加硫後の硬さと実質的
に差がなく、また、重量変化の値が小さいことから、液
状エピクロルヒドリン重合体は揮発していないことが分
かる。これに対して、可塑剤のDBPを配合した比較例
2、3では、硬さの変化が大きく、DBPが揮発してい
ることが分かる。
時間の二次加硫後の硬さは、一次加硫後の硬さと実質的
に差がなく、また、重量変化の値が小さいことから、液
状エピクロルヒドリン重合体は揮発していないことが分
かる。これに対して、可塑剤のDBPを配合した比較例
2、3では、硬さの変化が大きく、DBPが揮発してい
ることが分かる。
【0024】
【発明の効果】かくして、以上の本発明によれば、低硬
度で、可塑剤が揮発することによって周辺機器を汚染す
ることのない加硫フッ素ゴム製品の製造を可能とするフ
ッ素ゴム組成物を提供することができる。本発明のフッ
素ゴム組成物は、特にOA機器のシール材、ロール材等
の製造に好適である。
度で、可塑剤が揮発することによって周辺機器を汚染す
ることのない加硫フッ素ゴム製品の製造を可能とするフ
ッ素ゴム組成物を提供することができる。本発明のフッ
素ゴム組成物は、特にOA機器のシール材、ロール材等
の製造に好適である。
Claims (4)
- 【請求項1】 フッ素ゴムに加硫剤及び液状エピクロリ
ヒドリンゴムを配合してなることを特徴とするフッ素ゴ
ム組成物。 - 【請求項2】 フッ素ゴム100重量部に対して液状エ
ピクロルヒドリンゴムを3〜150重量部配合する請求
項1に記載のフッ素ゴム組成物。 - 【請求項3】 請求項1に記載のフッ素ゴム組成物を加
硫してなる加硫フッ素ゴム物品。 - 【請求項4】 ゴム物品がOA機器用シール材またはロ
ールである請求項3に記載の加硫フッ素ゴム物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33773096A JPH10158458A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | フッ素ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33773096A JPH10158458A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | フッ素ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10158458A true JPH10158458A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18311433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33773096A Pending JPH10158458A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | フッ素ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10158458A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000119468A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Nippon Valqua Ind Ltd | 含フッ素エラストマー組成物、その架橋体、並びにその用途 |
| JP2000313784A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-11-14 | Ausimont Spa | 架橋性改質フッ素化ポリマー |
| WO2001025330A1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-04-12 | Daikin Industries, Ltd. | Water-based composition for fluororubber vulcanization and article coated with fluororubber |
| US7671133B2 (en) | 2003-06-09 | 2010-03-02 | Yamauchi Corporation | Vulcanized fluorine rubber and cushioning material for heat press containing same |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP33773096A patent/JPH10158458A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000119468A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Nippon Valqua Ind Ltd | 含フッ素エラストマー組成物、その架橋体、並びにその用途 |
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