JPH1015879A - 断裁刃及び断裁方法 - Google Patents

断裁刃及び断裁方法

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JPH1015879A
JPH1015879A JP17223896A JP17223896A JPH1015879A JP H1015879 A JPH1015879 A JP H1015879A JP 17223896 A JP17223896 A JP 17223896A JP 17223896 A JP17223896 A JP 17223896A JP H1015879 A JPH1015879 A JP H1015879A
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JP
Japan
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cutting
cut
cutting blade
thickness
slope
Prior art date
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Pending
Application number
JP17223896A
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English (en)
Inventor
Tamiya Washitsuka
民哉 鷲塚
Akio Takei
昭雄 竹井
Seiji Komuro
誠二 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに伸長弾性率の異なる複数層の積層から
成る積層体を断裁面に層間剥離、したがってまた剥離層
片のカスを生じさせることなく断裁刃で断裁し得る方法
の提供。 【解決手段】 断裁移動方向に略平行な垂直面と、該垂
直面と15〜40°の範囲の角度に交差する斜面と、前
記垂直面と斜面の交差線を有する部分を除去する前記垂
直面と斜面とに接する半径が被断裁体の厚さの1/2以
下のR面又は前記交差線に略平行で前記垂直面と略直交
する該直交方向の幅が被断裁体の厚さの1/2以下の先
端部C面の3面を被断裁体への圧接面とした刃先部分を
有する断裁刃を用いて、まな板部材上に置かれた互いに
伸長弾性率の異なる複数層の各層が前記まな板部材の表
面に略平行な積層から成る積層体の被断裁体を、前記断
裁刃の垂直面が前記まな板部材の表面と略直交する状態
で断裁刃とまな板部材とにより挟圧して断裁することを
特徴とする断裁方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向面との間で被
断裁体を挟圧して断裁する断裁刃及び断裁方法に関し、
特に、互いに伸長弾性率の異なる複数層の積層から成る
積層体を積層表面に直角に裁断するのに好適に用いられ
る断裁刃及び断裁方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような積層体を積層表面に直角に
断裁する断裁刃も従来のものは、断裁移動方向に略平行
な垂直面と、該垂直面と15〜40°の範囲の角度に交
差する斜面の2面を被断裁体への圧接面とした刃先部分
を有するものであり、それを用いた断裁方法は、合成樹
脂やゴム或いは木材等から成るまな板部材上に積層体を
その各層がまな板部材の表面と略平行であるように置い
て、断裁刃の垂直面がまな板部材の表面と略直交する状
態で断裁刃とまな板部材により積層体を挟圧して断裁す
る方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の断
裁刃を用いた断裁方法で伸長弾性率の異なる複数層の積
層から成る積層体例えばPETフィルムとゼラチン層の
積層から成る写真フィルムと言った積層体を積層表面に
直角に断裁すると、積層体の切り離された断裁面に層間
剥離が発生して、剥離したゼラチン層片がカスとなって
様々な箇所に付着したり製品側に混入したりし易く、そ
れによるトラブルが発生し易いと言う問題があった。
【0004】本発明は、上述の問題を解消するためにな
されたものであり、写真フィルムのような互いに伸長弾
性率の異なる複数層の積層から成る積層体を断裁面に層
間剥離、したがってまた剥離層片のカスを生じさせるこ
となく断裁し得る断裁刃及び断裁方法の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題を解消する断裁刃の先端部形状について研究を重ねた
結果、従来の断裁刃の先端エッジを除いて先端に、先端
部垂直面と斜面とに接する半径が被断裁体の厚さの1/
2以下のR面か、又は先端エッジに平行で先端部垂直面
に直交する該直交方向幅が被断裁体の厚さの1/2以下
のC面を設けることによって、被断裁体がPETフィル
ムとゼラチン層の積層から成る写真フィルムであっても
断裁面に層剥離が生ぜず、従ってゼラチン層片のカスが
発生しないことを見出した。
【0006】本発明は、本発明者らの上述の知見に基づ
いて成されたものであり、対向面との間で被断裁体を挟
圧して断裁する断裁刃において、前記対向面に略直角に
される断裁移動方向に略平行な垂直面と、該垂直面と1
5〜40°の範囲の角度に交差する斜面と、前記垂直面
と斜面の交差線を有する部分を除去する前記垂直面と斜
面とに接する半径が被断裁体の厚さの1/2以下のR面
又は前記交差線に略平行で前記垂直面と略直交する該直
交方向の幅が被断裁体の厚さの1/2以下の先端部C面
の3面を被断裁体への圧接面とした刃先部分を有するこ
とを特徴とする断裁刃、及び、断裁移動方向に略平行な
垂直面と、該垂直面と15〜40°の範囲の角度に交差
する斜面と、前記垂直面と斜面の交差線を有する部分を
除去する前記垂直面と斜面とに接する半径が被断裁体の
厚さの1/2以下のR面又は前記交差線に略平行で前記
垂直面と略直交する該直交方向の幅が被断裁体の厚さの
1/2以下の先端部C面の3面を被断裁体への圧接面と
した刃先部分を有する断裁刃を用いて、まな板部材上に
置かれた互いに伸長弾性率の異なる複数層の各層が前記
まな板部材の表面に略平行な積層から成る積層体の被断
裁体を、前記断裁刃の垂直面が前記まな板部材の表面と
略直交する状態で断裁刃とまな板部材とにより挟圧して
断裁することを特徴とする断裁方法にある。
【0007】即ち、本発明の断裁刃及び断裁方法は、断
裁刃が断裁移動方向に略平行な垂直面と、該垂直面と1
5〜40°の範囲の角度に交差する斜面と、前記垂直面
と斜面の交差線を有する部分を除去する前記垂直面と斜
面とに接する半径が被断裁体の厚さの1/2以下のR面
又は前記交差線に略平行で前記垂直面と略直交する該直
交方向の幅が被断裁体の厚さの1/2以下の先端部C面
の3面を被断裁体への圧接面とした刃先部分を有して、
断裁刃の垂直面を積層体の積層の表面に略直角に断裁刃
とまな板部材とで積層体を挟圧して断裁することで、積
層体が伸長弾性率の異なる複数層の積層から成るもので
あっても、断裁面に層間剥離を生じさせることなく、従
って剥離層片のカスが発生して断裁機や製品に付着する
問題を起こすことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0009】図1は先端をR面に形成した本発明の断裁
刃を用いた断裁方法の実施状態を示す側面図、図2は先
端をC面に形成した本発明の断裁刃を用いた断裁方法の
実施状態を示す側面図である。
【0010】図において、1は鋼やセラミック等から成
る断裁刃、2は合成樹脂やゴム或いは木材等から成るま
な板部材、3はまな板部材2上に置かれた例えば厚さ
0.1mmと言ったPETフィルム31と、厚さ10μ
mと言ったゼラチン層32と、両者の間の厚さ数μmと
言った接着剤層33の積層から成る写真フィルムのよう
な、互いに伸長弾性率が異なる複数層の積層体の被断裁
体である。
【0011】断裁刃1は、不図示の昇降手段によりまな
板部材1の上面に垂直の矢印方向に下降させられて、ま
な板部材2との間で被断裁体3を挟圧して断裁する。そ
のため、図1の断裁刃1は、上述の下降方向に略平行な
垂直面1aと、垂直面1aと成す角度が15〜40°好
ましくは耐久性と適応性の広さの点から20〜30°の
範囲の斜面1bと、垂直面1aと斜面1bに接する半径
が被断裁体3の厚さの1/2以下好ましくは耐久性と適
応性の広さの点から被断裁体3の厚さの0.05〜0.
1倍の範囲のR面1cを被断裁体3への圧接面とする刃
先部分を有し、図2の断裁刃1は、同様の垂直面1aと
斜面1b、及びR面の代わりの、垂直面1aと斜面1b
の交差線に平行即ちまな板部材2の上面に平行で、垂直
面1aと直交し斜面1bと交わる幅が被断裁体3の厚さ
の1/2以下好ましくは耐久性と適応性の広さの点から
被断裁体3の厚さの0.05〜0.1倍の範囲のC面1
dを被断裁体3への圧接面とする刃先部分を有する。
【0012】なお、断裁刃1の刃先部分の垂直面1aと
斜面1bの成す角度が、15°より鋭いと耐久性が悪く
なり、逆に40°より大きくなると切り口面の形状が悪
くなる。またR面1cの半径やC面1dの幅が、被断裁
体3の厚さの0.05倍より小さくなると断裁面に層剥
離が生じ易くなり、被断裁体3の厚さの1/2より大き
くなると切り口面の形状が悪くなる。
【0013】上述のような断裁刃1を矢印方向に先端の
R面1c又はC面1dがまな板部材2の表面以下に達す
るまで押し下げることにより、被断裁体3を断裁面に層
剥離を発生させることなく、従って剥離層片のカスを発
生させることなしに断裁することができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の断裁刃を
用いる断裁方法によれば、被断裁体がPETフィルムと
ゼラチン層から成る写真フィルムのような互いに伸長弾
性率が異なる複数層の積層から成る積層体であっても、
断裁面に層間剥離が生じることなく、従って剥離層片の
カスが発生して断裁機や製品に付着する問題を起こすこ
とがないと言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先端をR面に形成した本発明の断裁刃を用いた
断裁方法の実施状態を示す側面図である。
【図2】先端をC面に形成した本発明の断裁刃を用いた
断裁方法の実施状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 断裁刃 1a 垂直面 1b 斜面 1c R面 1d C面 2 まな板部材 3 被断裁体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向面との間で被断裁体を挟圧して断裁
    する断裁刃において、前記対向面に略直角にされる断裁
    移動方向に略平行な垂直面と、該垂直面と15〜40°
    の範囲の角度に交差する斜面と、前記垂直面と斜面の交
    差線を有する部分を除去する前記垂直面と斜面とに接す
    る半径が被断裁体の厚さの1/2以下のR面又は前記交
    差線に略平行で前記垂直面と略直交する該直交方向の幅
    が被断裁体の厚さの1/2以下の先端部C面の3面を被
    断裁体への圧接面とした刃先部分を有することを特徴と
    する断裁刃。
  2. 【請求項2】 前記断裁刃の刃先部分の垂直面と斜面の
    成す角度が20〜30°の範囲の値であり、R面の半径
    又はC面の垂直面と略直交する方向の幅が被断裁体の厚
    さの0.05〜0.1倍の範囲の値であることを特徴と
    する請求項1に記載の断裁刃。
  3. 【請求項3】 断裁移動方向に略平行な垂直面と、該垂
    直面と15〜40°の範囲の角度に交差する斜面と、前
    記垂直面と斜面の交差線を有する部分を除去する前記垂
    直面と斜面とに接する半径が被断裁体の厚さの1/2以
    下のR面又は前記交差線に略平行で前記垂直面と略直交
    する該直交方向の幅が被断裁体の厚さの1/2以下の先
    端部C面の3面を被断裁体への圧接面とした刃先部分を
    有する断裁刃を用いて、まな板部材上に置かれた互いに
    伸長弾性率の異なる複数層の各層が前記まな板部材の表
    面に略平行な積層から成る積層体の被断裁体を、前記断
    裁刃の垂直面が前記まな板部材の表面と略直交する状態
    で断裁刃とまな板部材とにより挟圧して断裁することを
    特徴とする断裁方法。
  4. 【請求項4】 前記断裁刃の刃先部分の垂直面と斜面の
    成す角度が20〜30°の範囲の値であり、R面の半径
    又はC面の垂直面と略直交する方向の幅が被断裁体の厚
    さの0.05〜0.1倍の範囲の値であることを特徴と
    する請求項3に記載の断裁方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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