JPH10159965A5 - - Google Patents

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JPH10159965A5
JPH10159965A5 JP1996332860A JP33286096A JPH10159965A5 JP H10159965 A5 JPH10159965 A5 JP H10159965A5 JP 1996332860 A JP1996332860 A JP 1996332860A JP 33286096 A JP33286096 A JP 33286096A JP H10159965 A5 JPH10159965 A5 JP H10159965A5
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Description

【0006】
(1)走行環境に基づき、自動変速装置の変速段を制御する車両制御装置であって、自車の位置を検出する自車位置検出手段と、自車の前方の走行環境に応じて自動変速装置の変速比を規制する範囲を決定する前方規制手段と、自車の後方の走行環境に応じて前方規制手段による規制範囲を変更する後方規制手段と、前記前方規制手段及び後方規制手段によって決定された変速比の規制範囲のうち、上限変速比の小さい方を規制範囲の上限として設定する変速比決定手段とを備えたことを特徴とする車両制御装置。
【0016】
また現在位置検出部13は、GPSレシーバ131、地磁気センサ132、距離センサ133、ステアリングセンサ134、ビーコンセンサ135、ジャイロセンサ136とを備えている。GPSレシーバ131は、人工衛星から発せられる電波を受信して、自車の位置を測定する装置である。地磁気センサ132は、地磁気を検出して自車の向いている方位を求める。距離センサ133は、例えば車輪の回転数を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものや、その他計測装置等が使用される。ステアリングセンサ134は、例えば、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転抵抗ボリューム等が使用されるが、車輪部に取り付ける角度センサを用いてもよい。ビーコンセンサ135は、路上に配置したビーコンからの位置情報を受信する。ジャイロセンサ136は、車両の回転角速度を検出しその角速度を積分して車両の方位を求めるガスレートジャイロや振動ジャイロ等で構成される。
【0027】
ATモード選択部20は、シフトポジションと変速モードを選択する操作部である。車両状態検出部30は、車速検出手段である車速センサ31、運転操作検出手段としてブレーキセンサ32、アクセルセンサ33、ウィンカーセンサ34とを備え、さらにスロットル開度センサ35を有してしている。車速センサ31は車速Vを、ブレーキセンサ32はブレーキが踏まれたか否か(ON/OFF)を、アクセルセンサ33はアクセル開度αを、ウインカーセンサ34はウインカースイッチのON/OFFを、スロット開度ルセンサ35はスロットル開度θをそれぞれ検出する。
【0028】
そして、検出された運転操作は、ブレーキのON/OFF信号、アクセル開度信号、ウインカのON/OFF信号として、それぞれナビゲーション処理部11に供給される。また、車速センサ31で検出された車速Vは、ナビゲーション処理部11と後述する電気制御回路部40にそれぞれ供給され、スロットル開度センサ35で検出されたスロットル開度θは、電気制御回路部40に供給される。
【0032】
一方、A/T ECU40から機構部41の油圧回路内のアクチュエータ(油圧ソレノイド)に対して駆動信号が出力され、この駆動信号に基づき上記アクチュエータが作動して変速段の形成等を行う。
A/T ECU40は、また、EEPROM42に記憶された制御プログラムにより制御されており、例えば、変速段の選択は、スロットル開度センサ35より検出されるスロットル開度と、車速センサ31からの車速とに基づき、メモリテーブル(変速マップ)に基づき行われるように構成されている。この変速マップが自動変速装置固有の変速段を決定する。
【0036】
ATモード選択部20が備えるシフトレバーは、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、セカンドレンジ、ローレンジ、の6つのシフトポジションが選択可能な6ポジションタイプで、機構部41に取り付けられた図示しないシフトポジションセンサと機械的に接続されている。ドライブレンジのシフトポジションでは、1〜4速の間で変速段が選択され、セカンドレンジでは、1〜2速の間で変速段が選択され、ロウレンジでは、1速の変速段のみが設定される。本実施態様では、シフトレバーがドライブレンジのシフトポジションに保持されている場合にのみ、ナビゲーションシステム装置10による変速段の規制が実行可能な構成となっている。例えば、A/T
ECU40によって、4速が決定されていてもナビゲーション処理部11により上限が3速とされているときは、駆動信号は1速から3速までの範囲内でしか出力されない。そして、変速比を設定するアクチュエータに対して、その範囲内で駆動信号が出力される。
【0040】
図4に示されているように、カーブ制御ルーチンは、前方カーブ制御ルーチン(ステップS10)、後方カーブ制御ルーチン(ステップS30)を備えている。前方カーブ制御ルーチン(ステップS10)は、カーブを円滑に通過するための減速をするために、どの様に変速段の上限を設定するかという観点で設定されている。この前方カーブ制御ルーチン(ステップS10)によって、変速比規制手段しての機能が発揮される。
【0041】
後方カーブ制御ルーチン(ステップS30)は、カーブを円滑に脱出するため前方カーブ制御で規制された変速段の上限をいかに解除するかという観点で設定されている。この後方カーブ制御ルーチン(ステップS30)によって、変速範囲決定手段しての機能が発揮される。カーブ制御ルーチンでは、上記2つの制御ルーチンで決定された変速段の指令値を比較して、最小値を指令値として選択し、A/T ECU40に指令信号を出力する(ステップS50)。ステップS50によって、変速比決定手段としての機能が発揮される。この選択によって、常に前方カーブ制御ルーチン(ステップS10)と後方カーブ制御ルーチン(ステップS30)とで決定された変速段の範囲内の変速段が常に設定されることとなる。このカーブ制御ルーチンによれば、車両よりも前方の道路状況に基づく制御と、車両よりも後方の道路状況に基づく制御が同時に行なわれているので、連続するカーブを通過する際にも、道路状況に合致した変速段制御が行なわれ、運転者の意図に沿った走行感覚が得られる。
【0043】
図6およ図7に示されているフローチャートを参照して前方カーブ制御ルーチン(ステップS10)の内容について説明する。先ず、現在位置検出部13から入力された自車位置、データ記憶部12から入力された道路データ(道路種別、道路形状、各ノードの座標データ等が含まれる)より、車両の現在位置より前方100mに存在するノードを探索する(ステップS101)。
【0047】
以上のように、図3に基づき、車速センサ31から入力された現在車速V0とステップS103で得られた基準車速とを比較して、減速をするための制御が必要か否かを判断する(ステップS105)。例えば、図3に示す例では、現在の変速段が4速の場合には、減速をするための制御が必要であると判断される。
【0072】
越えている場合は、2速で十分加速した状態であるが、すでに4速に変速されていないかを判断するため、ステップS307に進む。越えていない場合は、まだ2速で加速する必要があるのかすでに他の変速段に変更されているかを判断するためステップS313に進む。
【0077】
以上のような制御動作の結果、例えば、カーブを通過する際、カーブ進入時には、減速のために変速段の上限を規制し、カーブから脱出する時には、その後方の道路状況に応じて、加速に適した変速段となるように変速段の上限を規制する。カーブが連続する場合には、前方規制手段と、後方規制手段が同時に作用するため、カーブ進入時の変速段の上限規制と、カーブ脱出時の変速段の上限規制が同時に行なわれ、そのなかで、両規制値を比較して規制値の低い変速段を選ぶことで、不要な変速段の変更(シフトアップ)を抑制し、運転者の意図に沿った滑らかな走行が可能となる。
【0079】
以上説明した実施形態では、アクセル開度αに基づいて運転者の減速の意志を判断していたが、スロットル開度センサ35から入力されるスロットル開度θ(即ち、エンジントルク)の変化率や値に基づいて運転操作を検出し、減速の意志を判断することもできる。このほか、ウインカーセンサに基づき運転操作を検出し、ウインカーオン操作の検出により減速の意志を判断する構成としてもよい。或いは、アクセルの減速操作、ブレーキの踏み込みによる減速操作、ウインカーのON操作による減速の予測の内、少なくとも2つの操作が検出された場合に、減速の意志があるものと判断するように設定してもよい。この場合には、より確実に減速の意志を確認することができ、運転者の意図により一層沿った制御が可能となる。

Claims (5)

  1. 走行環境に基づき、自動変速装置の変速を制御する車両制御装置であって、
    自車の位置を検出する自車位置検出手段と、
    自車の前方の走行環境に応じて自動変速装置の変速比を規制する範囲を決定する前方規制手段と、
    自車の後方の走行環境に応じて前方規制手段による規制範囲を変更する後方規制手段と、
    前記前方規制手段及び後方規制手段によって決定された変速比の規制範囲のうち、上限変速比の小さい方を規制範囲の上限として設定する変速比決定手段とを備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 道路情報を記憶した道路情報記憶手段と、
    自車位置を検出する自車位置検出手段と、
    現在車速を検出する車速検出手段と、
    自動的に変速比を選択する自動変速装置と、
    自車位置から自車の進行方向にある所定区間内における複数の特定点における推奨速度を算出する推奨走行速度算出手段と、
    自車位置から該複数の特定点までの距離を算出し、前記推奨走行速度と特定点までの距離に応じた変速比の規制範囲を特定点毎に設定する規制範囲設定手段と、
    前記規制範囲が最小となる変速比の規制範囲を決定する第1変速比規制手段と、
    自車位置から後方に位置する所定区間内において、前記規制範囲設定手段により変速比の規制が設定された特定点の中から自車位置に近い特定点を検出し、該特定点通過時の車速と現在車速に応じて加速に必要な変速比の範囲を決定する第2変速比規制手段と、
    前記第1及び第2変速比規制手段で決定された規制範囲と、現在の変速比とを比較して、最小の変速比を自動変速装置の変速比として設定する変速比設定手段とを備えたことを特徴とする車両制御装置。
  3. 前記特定点は、道路形状を表現するノードである請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記自動変速装置は、多段変速機である請求項1ないし3のいずれかに記載の車両制御装置。
  5. 前記自動変速装置は、無段変速機である請求項1ないし3のいずれかに記載の車両制御装置。
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