JPH10160551A - 電子天びん - Google Patents
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- JPH10160551A JPH10160551A JP31633196A JP31633196A JPH10160551A JP H10160551 A JPH10160551 A JP H10160551A JP 31633196 A JP31633196 A JP 31633196A JP 31633196 A JP31633196 A JP 31633196A JP H10160551 A JPH10160551 A JP H10160551A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天びんビームの変位検出値をデジタル化する
ためのA−D変換器に低分解能のものを用いても、その
ダイナミックレンジを低下させることなく、実質的に高
分解能のA−D変換器を用いた場合と同等の結果を得る
ことができ、安価で高性能のフルデジタルの電子天びん
を提供する。 【解決手段】 天びんビーム2の変位を検出するための
光学的位置センサ4の発光素子41の駆動回路9に、そ
の発光量を周期的に変化させるディザ付与手段91を含
ませることにより、A−D変換器5の分解能に起因する
特定の定在波が制御系内に残ることを抑制する。
ためのA−D変換器に低分解能のものを用いても、その
ダイナミックレンジを低下させることなく、実質的に高
分解能のA−D変換器を用いた場合と同等の結果を得る
ことができ、安価で高性能のフルデジタルの電子天びん
を提供する。 【解決手段】 天びんビーム2の変位を検出するための
光学的位置センサ4の発光素子41の駆動回路9に、そ
の発光量を周期的に変化させるディザ付与手段91を含
ませることにより、A−D変換器5の分解能に起因する
特定の定在波が制御系内に残ることを抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子天びんに関し、
更に詳しくは、デジタルサーボ機構を備えた電子天びん
に関する。
更に詳しくは、デジタルサーボ機構を備えた電子天びん
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子天びんにおいては、一般に、天びん
ビームの一端に皿を係合させるとともに、そのビームに
は電磁力発生装置のフォースコイルを固着する。そし
て、その天びんビームの回動変位の検出値をPID(比
例・積分・微分)演算した結果に基づいて、ビームの回
動変位が0になるようにフォースコイルに供給する電流
の大きさを制御するとともに、その回動変位が0の平衡
状態においてフォースコイルに流れる電流の大きさから
皿に作用する被測定荷重の大きさを求め、計量表示値を
決定する。
ビームの一端に皿を係合させるとともに、そのビームに
は電磁力発生装置のフォースコイルを固着する。そし
て、その天びんビームの回動変位の検出値をPID(比
例・積分・微分)演算した結果に基づいて、ビームの回
動変位が0になるようにフォースコイルに供給する電流
の大きさを制御するとともに、その回動変位が0の平衡
状態においてフォースコイルに流れる電流の大きさから
皿に作用する被測定荷重の大きさを求め、計量表示値を
決定する。
【0003】従来の電子天びんにおいては、以上のよう
なサーボ機構をアナログ回路で構成するとともに、フォ
ースコイルに流れる電流を電圧変換した後にデジタル化
し、そのデジタルデータを用いて計量表示値を決定して
いた。
なサーボ機構をアナログ回路で構成するとともに、フォ
ースコイルに流れる電流を電圧変換した後にデジタル化
し、そのデジタルデータを用いて計量表示値を決定して
いた。
【0004】これに対し、近年、デジタルサーボ機構を
備えた電子天びんが提案されており、このデジタルサー
ボ機構を有する電子天びんにおいては、ビームの変位検
出結果をデジタル化してデジタルPID演算を施し、フ
ォースコイルに供給すべき電流値を決定するとともに、
計量表示値はデジタルPID演算結果(通常はI演算結
果)に基づいて決定する。
備えた電子天びんが提案されており、このデジタルサー
ボ機構を有する電子天びんにおいては、ビームの変位検
出結果をデジタル化してデジタルPID演算を施し、フ
ォースコイルに供給すべき電流値を決定するとともに、
計量表示値はデジタルPID演算結果(通常はI演算結
果)に基づいて決定する。
【0005】ここで、天びんビームの回動変位は、通
常、互いに対向する発光素子と受光素子の間に天びんビ
ームの一端部を挿入し、受光素子の出力から検出する方
法が採用されている。より具体的には、例えば、天びん
ビームの一端部にスリットを形成するとともに、そのス
リットを挟んで1個の発光素子と2個の受光素子とを対
向させ、その2個の受光素子の出力を差動増幅すること
によって、天びんビームの刻々の回動位置を検出する。
このような光学的位置センサにおいては、発光素子の駆
動制御は定電源回路によってドライブする固定ドライブ
方式とするか、あるいは受光素子によって発光量を検知
し、その検知結果に基づいて発光素子の発光量を一定に
制御する光量制御方式が用いられている。
常、互いに対向する発光素子と受光素子の間に天びんビ
ームの一端部を挿入し、受光素子の出力から検出する方
法が採用されている。より具体的には、例えば、天びん
ビームの一端部にスリットを形成するとともに、そのス
リットを挟んで1個の発光素子と2個の受光素子とを対
向させ、その2個の受光素子の出力を差動増幅すること
によって、天びんビームの刻々の回動位置を検出する。
このような光学的位置センサにおいては、発光素子の駆
動制御は定電源回路によってドライブする固定ドライブ
方式とするか、あるいは受光素子によって発光量を検知
し、その検知結果に基づいて発光素子の発光量を一定に
制御する光量制御方式が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、天びんビー
ムの回動変位検出結果をデジタル化して取り込むデジタ
ルサーボ機構を備えた電子天びんにおいては、目標とす
る性能にもよるが、変位検出結果をデジタル化するため
のA−D変換器には16bit以上の分解能が必要とな
る。すなわち、このA−D変換器の分解能が低いと、天
びんビームがある一定の範囲を越えて変位しなければそ
のデジタル変換値は量子化エラーの範囲内に止まり、P
ID入力は一義的なものとなる結果、PID出力も一義
的な値のみとなって、フォースコイルに流れる電流値も
一義的なものとなり、制御結果は特定の定在波が生じた
状態となる。このような状態では、PID出力をどのよ
うに平均化処理しても計量表示値が安定しない。
ムの回動変位検出結果をデジタル化して取り込むデジタ
ルサーボ機構を備えた電子天びんにおいては、目標とす
る性能にもよるが、変位検出結果をデジタル化するため
のA−D変換器には16bit以上の分解能が必要とな
る。すなわち、このA−D変換器の分解能が低いと、天
びんビームがある一定の範囲を越えて変位しなければそ
のデジタル変換値は量子化エラーの範囲内に止まり、P
ID入力は一義的なものとなる結果、PID出力も一義
的な値のみとなって、フォースコイルに流れる電流値も
一義的なものとなり、制御結果は特定の定在波が生じた
状態となる。このような状態では、PID出力をどのよ
うに平均化処理しても計量表示値が安定しない。
【0007】そして、以上のようなある程度以上の高い
分解能を持ち、しかも高速のA−D変換器は高価であ
り、従って高性能の電子天びんをデジタルサーボ機構に
よって構築しようとする場合、コストアップを余儀なく
されるという問題がある。ここで、A−D変換値の分解
能を見掛け的に向上させる手段として、変位検出値をプ
リ増幅した後にA−D変換器に導くことが一般的に考え
られるが、この場合、その分ダイナミックレンジが低下
してしまうという問題が生じる。
分解能を持ち、しかも高速のA−D変換器は高価であ
り、従って高性能の電子天びんをデジタルサーボ機構に
よって構築しようとする場合、コストアップを余儀なく
されるという問題がある。ここで、A−D変換値の分解
能を見掛け的に向上させる手段として、変位検出値をプ
リ増幅した後にA−D変換器に導くことが一般的に考え
られるが、この場合、その分ダイナミックレンジが低下
してしまうという問題が生じる。
【0008】本発明の目的は、低い分解能のA−D変換
器を用いても、そのダイナミックレンジを低下させるこ
となく、実質的に高分解能のA−D変換器を用いた場合
と同等の結果を得ることができ、もって安価で高性能の
フルデジタルの電子天びんを提供することにある。
器を用いても、そのダイナミックレンジを低下させるこ
となく、実質的に高分解能のA−D変換器を用いた場合
と同等の結果を得ることができ、もって安価で高性能の
フルデジタルの電子天びんを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施の形態を表す図1,図2を参照しつつ
説明すると、本発明の電子天びんは、被測定荷重を負荷
するための皿1を支承し、かつ、電磁力発生装置3によ
り被測定荷重に対抗する電磁力が付与される天びんビー
ム2を備えるとともに、その天びんビーム2の回動変位
を、発光素子41と受光素子42a,42bからなる光
学的位置センサ4で検出し、かつ、その検出結果をA−
D変換器5でデジタル化して、そのデジタル変位検出デ
ータを用いたデジタルPID演算によって電磁力発生装
置3による発生電磁力を決定して、天びんビーム2を平
衡状態に制御するデジタルサーボ機構を備え、かつ、そ
のPID演算結果に基づいて計量表示値を決定する電子
天びんにおいて、発光素子41の駆動回路9が、当該発
光素子41の発光量を所定の周波数で刻々と変化させる
ディザ付与手段91を含んでいることによって特徴づけ
られる。
めの構成を、実施の形態を表す図1,図2を参照しつつ
説明すると、本発明の電子天びんは、被測定荷重を負荷
するための皿1を支承し、かつ、電磁力発生装置3によ
り被測定荷重に対抗する電磁力が付与される天びんビー
ム2を備えるとともに、その天びんビーム2の回動変位
を、発光素子41と受光素子42a,42bからなる光
学的位置センサ4で検出し、かつ、その検出結果をA−
D変換器5でデジタル化して、そのデジタル変位検出デ
ータを用いたデジタルPID演算によって電磁力発生装
置3による発生電磁力を決定して、天びんビーム2を平
衡状態に制御するデジタルサーボ機構を備え、かつ、そ
のPID演算結果に基づいて計量表示値を決定する電子
天びんにおいて、発光素子41の駆動回路9が、当該発
光素子41の発光量を所定の周波数で刻々と変化させる
ディザ付与手段91を含んでいることによって特徴づけ
られる。
【0010】ここで、本発明においては、発光量に付与
すべきディザの波形、振幅および周波数は、それぞれ一
定としてもよいし、これらの全部もしくは任意の一つを
意図的に変化させるように制御してもよい。
すべきディザの波形、振幅および周波数は、それぞれ一
定としてもよいし、これらの全部もしくは任意の一つを
意図的に変化させるように制御してもよい。
【0011】以上の本発明の構成において、発光素子4
1の発光量にディザが付与されると、受光素子42a,
42bの出力に基づく天びんビーム2の変位検出結果
は、その変位量(平衡状態からのずれ量)が一定であっ
ても発光量のディザに対応して刻々と変化し、A−D変
換器5への出力が刻々と変化する。従って、そのA−D
変換器5からのデジタル変位検出データのPID演算結
果も刻々と種々の値に変化し、A−D変換分解能に起因
する特定の定在波が消滅するため、その演算結果を基に
これを平均化して求められる計量表示値はA−D変換器
5の分解能の影響を受けない安定したものとなる。な
お、この状態では、電磁力発生装置3による発生電磁力
が発光量のディザに呼応して刻々と変化し、結局、デジ
タルサーボ機構は天びんビーム2を揺らしつつ所定の平
衡状態に位置させるように動作することになるが、ディ
ザの波形、振幅並びに周波数を天びんメカニズムに応じ
て適宜に設定しておくことにより、あるいは、系の状況
に応じて適宜に制御することにより、特に問題とはなら
ない。
1の発光量にディザが付与されると、受光素子42a,
42bの出力に基づく天びんビーム2の変位検出結果
は、その変位量(平衡状態からのずれ量)が一定であっ
ても発光量のディザに対応して刻々と変化し、A−D変
換器5への出力が刻々と変化する。従って、そのA−D
変換器5からのデジタル変位検出データのPID演算結
果も刻々と種々の値に変化し、A−D変換分解能に起因
する特定の定在波が消滅するため、その演算結果を基に
これを平均化して求められる計量表示値はA−D変換器
5の分解能の影響を受けない安定したものとなる。な
お、この状態では、電磁力発生装置3による発生電磁力
が発光量のディザに呼応して刻々と変化し、結局、デジ
タルサーボ機構は天びんビーム2を揺らしつつ所定の平
衡状態に位置させるように動作することになるが、ディ
ザの波形、振幅並びに周波数を天びんメカニズムに応じ
て適宜に設定しておくことにより、あるいは、系の状況
に応じて適宜に制御することにより、特に問題とはなら
ない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の全体
構成図で、機械的構成を示す模式図と電気的構成を示す
ブロック図とを併記して示す図である。
構成図で、機械的構成を示す模式図と電気的構成を示す
ブロック図とを併記して示す図である。
【0013】被測定荷重を負荷するための皿1は、支点
21を中心として回動自在の天びんビーム2の一端部に
支承されている。天びんビーム2には、電磁力発生装置
3のフォースコイル31が固着されている。電磁力発生
装置3は、磁気回路32が作る静磁場中にフォースコイ
ル31を可動に配置した構造を持ち、フォースコイル3
1に流れる電流の大きさに応じた電磁力を発生し、その
電磁力は、後述するように被測定荷重に抗して天びんビ
ーム2を平衡させるべく作用する。
21を中心として回動自在の天びんビーム2の一端部に
支承されている。天びんビーム2には、電磁力発生装置
3のフォースコイル31が固着されている。電磁力発生
装置3は、磁気回路32が作る静磁場中にフォースコイ
ル31を可動に配置した構造を持ち、フォースコイル3
1に流れる電流の大きさに応じた電磁力を発生し、その
電磁力は、後述するように被測定荷重に抗して天びんビ
ーム2を平衡させるべく作用する。
【0014】天びんビーム2の回動変位は、その他端部
の先端に形成されたスリット22の位置を光学的位置セ
ンサ4で刻々と検知することによって検出される。その
変位検出結果はA−D変換器5によってデジタル化され
た後、演算装置6に刻々と取り込まれる。演算装置6
は、実際にはマイクロコンピュータとその周辺機器によ
っで構成されているが、この図においてはそのROMに
書き込まれたプログラムに基づく主要な機能ごとにブロ
ック図で示しており、デジタル変位データにPID演算
を施すPID演算部61と、そのPID演算部61から
の演算結果を用いて平均化処理等によって計量表示値を
決定する計量値演算部62を備えている。計量値演算部
62による演算結果は表示器7に表示される。また、P
ID演算部61による演算結果に基づいて電磁力発生装
置3のフォースコイル31に流れる電流の大きさが制御
され、これにより、天びんビーム2には皿1への作用荷
重に抗して当該ビーム2の回動変位を0とするための電
磁力が作用し、天びんビーム2は平衡位置にバランスす
る。この例においては、フォースコイル31にはパルス
電流が流され、そのパルス電流のデューティがPID演
算結果に基づいて変化するようになっている。
の先端に形成されたスリット22の位置を光学的位置セ
ンサ4で刻々と検知することによって検出される。その
変位検出結果はA−D変換器5によってデジタル化され
た後、演算装置6に刻々と取り込まれる。演算装置6
は、実際にはマイクロコンピュータとその周辺機器によ
っで構成されているが、この図においてはそのROMに
書き込まれたプログラムに基づく主要な機能ごとにブロ
ック図で示しており、デジタル変位データにPID演算
を施すPID演算部61と、そのPID演算部61から
の演算結果を用いて平均化処理等によって計量表示値を
決定する計量値演算部62を備えている。計量値演算部
62による演算結果は表示器7に表示される。また、P
ID演算部61による演算結果に基づいて電磁力発生装
置3のフォースコイル31に流れる電流の大きさが制御
され、これにより、天びんビーム2には皿1への作用荷
重に抗して当該ビーム2の回動変位を0とするための電
磁力が作用し、天びんビーム2は平衡位置にバランスす
る。この例においては、フォースコイル31にはパルス
電流が流され、そのパルス電流のデューティがPID演
算結果に基づいて変化するようになっている。
【0015】すなわち、PID演算部61からの演算結
果はパルス幅変調回路81に導入され、一定の周波数を
持ち、かつ、PID演算結果に応じたデューティを持つ
パルス信号に変換される。このパルス信号はスイッチ8
2を駆動して、定電流源83からの直流電流をチョッピ
ングし、これにより、フォースコイル31には一定波高
値、一定周期で、かつそのデューティがPID演算結果
に応じて変化するパルス電流が流される。
果はパルス幅変調回路81に導入され、一定の周波数を
持ち、かつ、PID演算結果に応じたデューティを持つ
パルス信号に変換される。このパルス信号はスイッチ8
2を駆動して、定電流源83からの直流電流をチョッピ
ングし、これにより、フォースコイル31には一定波高
値、一定周期で、かつそのデューティがPID演算結果
に応じて変化するパルス電流が流される。
【0016】さて、光学的位置センサ4は、図2にその
発光ダイオードの駆動回路9とともに詳細構成図を示す
ように、1個の発光ダイオード41と、2個のフォトダ
イオード42a,42bを主体として構成され、これら
は天びんビーム2の先端部に形成されたスリットを挟ん
で対向配置されている。各フォトダイオード42a,4
2bの出力はそれぞれ増幅器43a,43bによって増
幅された後、差動増幅器44により差動増幅され、その
刻々の差動増幅値が天びんビーム2の変位検出結果とし
てA−D変換器5に入力される。
発光ダイオードの駆動回路9とともに詳細構成図を示す
ように、1個の発光ダイオード41と、2個のフォトダ
イオード42a,42bを主体として構成され、これら
は天びんビーム2の先端部に形成されたスリットを挟ん
で対向配置されている。各フォトダイオード42a,4
2bの出力はそれぞれ増幅器43a,43bによって増
幅された後、差動増幅器44により差動増幅され、その
刻々の差動増幅値が天びんビーム2の変位検出結果とし
てA−D変換器5に入力される。
【0017】すなわち、2個のフォトダイオード42
a,42bはそれぞれの受光面が互いに隣接するように
配置され、発光ダイオード41からの出力光は天びんビ
ーム2のスリット22を介してその各受光面に入射す
る。スリット22の中心が各フォトダイオード42a,
42bの各受光面の境界線上に位置している状態では、
各受光面への入射光量は等しく、従って各フォトダイオ
ード42a,42bの出力は互いに等しく、差動増幅器
44の出力は0となる。その状態から天びんビーム2が
変位すると、各受光面への入射光量に差が生じ、これに
より各フォトダイオード42a,42bの出力に差が生
じて、差動増幅器44はその変位の向きに応じた極性
で、かつ、変位の量に応じた大きさを持つ信号を出力す
る。
a,42bはそれぞれの受光面が互いに隣接するように
配置され、発光ダイオード41からの出力光は天びんビ
ーム2のスリット22を介してその各受光面に入射す
る。スリット22の中心が各フォトダイオード42a,
42bの各受光面の境界線上に位置している状態では、
各受光面への入射光量は等しく、従って各フォトダイオ
ード42a,42bの出力は互いに等しく、差動増幅器
44の出力は0となる。その状態から天びんビーム2が
変位すると、各受光面への入射光量に差が生じ、これに
より各フォトダイオード42a,42bの出力に差が生
じて、差動増幅器44はその変位の向きに応じた極性
で、かつ、変位の量に応じた大きさを持つ信号を出力す
る。
【0018】発光ダイオード41の駆動回路9は、発振
器91と、その発振器91からの電圧信号が抵抗を介し
てインバース入力に導入される増幅器92と、この増幅
器92からの出力がベースに供給され、かつ、エミッタ
が発光ダイオード41に接続されたトランジスタ93に
よって構成されており、発光ダイオード41の駆動電流
は発振器91の発振周波数に応じた周波数で変化し、こ
れによって発光ダイオード41の発光量にディザが付与
される。なお、発光ダイオード41のディザ以外の発光
量の変動は、2個のフォトダイオード42a,42bの
中点から増幅器92に戻されるフィードバック回路によ
って抑制される。また、発振器91の発振周波数は、例
えば1〜数kHzとされる。
器91と、その発振器91からの電圧信号が抵抗を介し
てインバース入力に導入される増幅器92と、この増幅
器92からの出力がベースに供給され、かつ、エミッタ
が発光ダイオード41に接続されたトランジスタ93に
よって構成されており、発光ダイオード41の駆動電流
は発振器91の発振周波数に応じた周波数で変化し、こ
れによって発光ダイオード41の発光量にディザが付与
される。なお、発光ダイオード41のディザ以外の発光
量の変動は、2個のフォトダイオード42a,42bの
中点から増幅器92に戻されるフィードバック回路によ
って抑制される。また、発振器91の発振周波数は、例
えば1〜数kHzとされる。
【0019】以上の本発明の実施の形態によれば、発光
ダイオード41の発光量にディザが付与されているた
め、天びんビーム2のスリット22の位置が変化しなく
ても各フォトダイオード42a,42bへの入射光量が
刻々と変化する。
ダイオード41の発光量にディザが付与されているた
め、天びんビーム2のスリット22の位置が変化しなく
ても各フォトダイオード42a,42bへの入射光量が
刻々と変化する。
【0020】各フォトダイオード42a,42bの出力
を差動入力とする差動増幅器44の出力、つまり変位検
出値は、従って、天びんビーム2の変位が真の0である
場合を除いて、天びんビーム2の変位量が一定であって
もその値が刻々と変化し、A−D変換器5への入力信号
が刻々と変化し、そのデジタル変換出力の値が種々に変
化する。これにより、PID演算部61によるPID出
力も経時的に種々の値に変化する結果、フォースコイル
41に流れる電流の大きさが刻々と変化し、天びんビー
ム2はその変化に応じて揺れつつ、変位0の位置にバラ
ンスするように制御される。このとき、A−D変換器5
として低分解能のものを用いていても、その出力が種々
に変化するために、その分解能に基づく特定の定在波は
解消されるから、計量値演算部62においてPID出力
に平均化処理を施す等によって算出される計量表示値は
癖のない滑らかな値となり、高分解能のA−D変換器を
用いた場合と同等の結果が得られる。
を差動入力とする差動増幅器44の出力、つまり変位検
出値は、従って、天びんビーム2の変位が真の0である
場合を除いて、天びんビーム2の変位量が一定であって
もその値が刻々と変化し、A−D変換器5への入力信号
が刻々と変化し、そのデジタル変換出力の値が種々に変
化する。これにより、PID演算部61によるPID出
力も経時的に種々の値に変化する結果、フォースコイル
41に流れる電流の大きさが刻々と変化し、天びんビー
ム2はその変化に応じて揺れつつ、変位0の位置にバラ
ンスするように制御される。このとき、A−D変換器5
として低分解能のものを用いていても、その出力が種々
に変化するために、その分解能に基づく特定の定在波は
解消されるから、計量値演算部62においてPID出力
に平均化処理を施す等によって算出される計量表示値は
癖のない滑らかな値となり、高分解能のA−D変換器を
用いた場合と同等の結果が得られる。
【0021】なお、以上の実施の形態においては、発光
ダイオード41の発光量に付与するディザは、一定の波
形、周波数および振幅とした例を示し、これらは天びん
メカニズムの特性に応じて適宜に設定しておくことで特
に問題は生じないが、この発光量のディザの波形、周波
数並びに振幅のいずれかまたは全部を、系の制御状況に
適応させて意図的に制御することにより、より良好な制
御を達成できるものと期待される。
ダイオード41の発光量に付与するディザは、一定の波
形、周波数および振幅とした例を示し、これらは天びん
メカニズムの特性に応じて適宜に設定しておくことで特
に問題は生じないが、この発光量のディザの波形、周波
数並びに振幅のいずれかまたは全部を、系の制御状況に
適応させて意図的に制御することにより、より良好な制
御を達成できるものと期待される。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、天びん
ビームの変位を検出するための光学的位置センサの発光
素子の発光量にディザを付与して、変位検出値をデジタ
ル化するためのA−D変換器の分解能に基づく特定の定
在波が制御系内に生じることを防止しているから、この
A−D変換器として低分解能のA−D変換器を用いて
も、そのダイナミックレンジを損なうことなく、実質的
に高分解能のA−D変換器を用いた場合と同等の性能を
持つデジタルサーボ方式の電子天びんを得ることがで
き、安価で高性能のフルデジタルの電子天びんが得られ
る。
ビームの変位を検出するための光学的位置センサの発光
素子の発光量にディザを付与して、変位検出値をデジタ
ル化するためのA−D変換器の分解能に基づく特定の定
在波が制御系内に生じることを防止しているから、この
A−D変換器として低分解能のA−D変換器を用いて
も、そのダイナミックレンジを損なうことなく、実質的
に高分解能のA−D変換器を用いた場合と同等の性能を
持つデジタルサーボ方式の電子天びんを得ることがで
き、安価で高性能のフルデジタルの電子天びんが得られ
る。
【図1】本発明の実施の形態の全体構成図で、機械的構
成を示す模式図と電気的構成を示すブロック図とを併記
して示す図
成を示す模式図と電気的構成を示すブロック図とを併記
して示す図
【図2】その光学式位置センサ4並びにその発光ダイオ
ード41の駆動回路9の詳細構成図
ード41の駆動回路9の詳細構成図
1 皿 2 天びんビーム 3 電磁力発生装置 31 フォースコイル 4 光学的位置センサ 41 発光ダイオード 42a,42b フォトダイオード 44 差動増幅器 5 A−D変換器 6 演算装置 61 PID演算部 62 計量値演算部 81 パルス幅変調回路 82 スイッチ 83 定電流源 9 発光ダイオードの駆動回路 91 発振器 92 増幅器 93 トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定荷重を負荷するための皿を支承
し、かつ、電磁力発生装置により被測定荷重に対抗する
電磁力が付与される天びんビームを備えるとともに、そ
の天びんビームの回動変位を、発光素子と受光素子から
なる光学的位置センサで検出し、かつ、その検出結果を
A−D変換器でデジタル化して、そのデジタル変位検出
データを用いたデジタルPID演算によって電磁力発生
装置による発生電磁力を決定して、天びんビームを平衡
状態に制御するデジタルサーボ機構を備え、かつ、その
PID演算結果に基づいて計量表示値を決定する電子天
びんにおいて、上記発光素子の駆動回路が、当該発光素
子の発光量を所定の周波数で刻々と変化させるディザ付
与手段を含んでいることを特徴とする電子天びん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31633196A JPH10160551A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 電子天びん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31633196A JPH10160551A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 電子天びん |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160551A true JPH10160551A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18075943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31633196A Pending JPH10160551A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 電子天びん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160551A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011145177A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Shimadzu Corp | 電子天秤 |
| JP2012202936A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 重量検知装置及びこれを備えた加熱調理器 |
| JP2013140143A (ja) * | 2011-12-30 | 2013-07-18 | Wipotec Wiege-Und Positionier-Systeme Gmbh | ブリッジ部材 |
| JP2017167124A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-09-21 | メトラー−トレド ゲーエムベーハー | 差動測定回路および力補償を備える秤 |
| CN110274672A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-09-24 | 深圳市杰曼科技股份有限公司 | 一种基于电磁力平衡原理的大量程称重装置及其方法 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31633196A patent/JPH10160551A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011145177A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Shimadzu Corp | 電子天秤 |
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| JP2013140143A (ja) * | 2011-12-30 | 2013-07-18 | Wipotec Wiege-Und Positionier-Systeme Gmbh | ブリッジ部材 |
| US9188475B2 (en) | 2011-12-30 | 2015-11-17 | Wipotec Wiege- Und Positioniersysteme Gmbh | Bridge element |
| JP2017167124A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-09-21 | メトラー−トレド ゲーエムベーハー | 差動測定回路および力補償を備える秤 |
| CN110274672A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-09-24 | 深圳市杰曼科技股份有限公司 | 一种基于电磁力平衡原理的大量程称重装置及其方法 |
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