JPH10160759A - コンタクトプローブおよびこれを用いたプローブ装置 - Google Patents

コンタクトプローブおよびこれを用いたプローブ装置

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JPH10160759A
JPH10160759A JP32443096A JP32443096A JPH10160759A JP H10160759 A JPH10160759 A JP H10160759A JP 32443096 A JP32443096 A JP 32443096A JP 32443096 A JP32443096 A JP 32443096A JP H10160759 A JPH10160759 A JP H10160759A
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contact probe
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film
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Application number
JP32443096A
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English (en)
Inventor
Toshinori Ishii
利昇 石井
Atsushi Matsuda
厚 松田
Mitsuyoshi Ueki
光芳 植木
Nobuyoshi Tachikawa
宣芳 立川
Hideaki Yoshida
秀昭 吉田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Priority to US10/902,860 priority patent/US6903563B2/en
Priority to US10/903,012 priority patent/US6917211B2/en
Priority to US10/902,859 priority patent/US6919732B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトプローブにおいて、多ピン狭ピッ
チ化できるとともに4辺に不均等に電極が配置された半
導体チップ等にも適用可能とする。 【解決手段】 複数のパターン配線がフィルム31上に
形成されこれらのパターン配線の各先端部が前記フィル
ムから突出状態に配されてコンタクトピン36とされる
コンタクトプローブ30であって、前記各先端部を有す
る複数の主パターン配線32が形成されたコンタクトプ
ローブ本体33と、該コンタクトプローブ本体から分岐
して一体に成形されたコンタクトプローブ分岐部34と
から構成され、該コンタクトプローブ分岐部は、前記主
パターン配線の一部が分岐または分割されて形成された
分岐パターン配線35を有している技術が採用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ICチップ
や液晶デバイス等の各端子に接触して電気的なテストを
行うコンタクトプローブおよびこれを用いたプローブ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップやLSIチップ等の
半導体チップ又はLCD(液晶ディスプレイ)の各端子
に接触させて電気的なテストを行うために、コンタクト
ピンが用いられている。近年、ICチップ等の高集積化
および微細化に伴って電極であるコンタクトパッドが狭
ピッチ化されるとともに、コンタクトピンの多ピン狭ピ
ッチ化が要望されている。しかしながら、コンタクトピ
ンとして用いられていたタングステン針のコンタクトプ
ローブでは、タングステン針の径の限界から多ピン狭ピ
ッチへの対応が困難になっていた。
【0003】これに対して、例えば、特公平7−820
27号公報に、複数のパターン配線が樹脂フィルム上に
形成されこれらのパターン配線の各先端部が前記樹脂フ
ィルムから突出状態に配されてコンタクトピンとされる
技術が提案されている。この技術例では、複数のパター
ン配線の先端部をコンタクトピンとすることによって、
多ピン狭ピッチ化を図るとともに、複雑な多数の部品を
不要とするものである。
【0004】従来のコンタクトプローブ1は、図15に
示すように、ポリイミド樹脂フィルム2の片面にNi
(ニッケル)またはNi合金で形成されるパターン配線
3を張り付けた構造となっており、前記樹脂フィルム2
の端部から前記パターン配線3の先端部が突出してコン
タクトピン3aとされている。なお、符号4は、後述す
る位置合わせ穴である。
【0005】また、例えば、特開平6−324081号
公報に、パターン配線の先端部をコンタクトピンとした
上記コンタクトプローブ(当該公報におけるフレキシブ
ル基板)を用いたプローブ装置(プローブカード)が提
案されている。このプローブ装置では、ICチップ等と
テスターとの間のピンピッチの相違等に対する整合が採
られ、多ピン狭ピッチのICチップ等のプローブテスト
に好適である。
【0006】上記従来のコンタクトプローブ1をメカニ
カルパーツ10に組み込んで、上記従来のプローブ装置
11にする構成について、図16から図18を参照して
説明する。
【0007】前記メカニカルパーツ10は、マウンティ
ングベース12と、トップクランプ13と、ボトムクラ
ンプ14とからなっている。まず、プリント基板15の
上にトップクランプ13を取付け、次に、コンタクトプ
ローブ1を取り付けたマウンティングベース12をトッ
プクランプ13にボルト穴16にボルト17を螺合させ
て取り付ける(図17参照)。そして、ボトムクランプ
14でコンタクトプローブ1を押さえ込むことにより、
パターン配線3を一定の傾斜状態に保ち、該パターン配
線3をICチップに押しつける。
【0008】図17は、組立終了後のプローブ装置11
を示している。図18は、図17のE−E線断面図であ
る。図18に示すように、パターン配線3の先端は、マ
ウンティングベース12によりICチップIに接触して
いる。前記マウンティングベース12には、コンタクト
プローブ1の位置を調整するための位置決めピン18が
設けられており、この位置決めピン18をコンタクトプ
ローブ1の前記位置合わせ穴4に挿入することにより、
パターン配線3とICチップIとを正確に位置合わせす
ることができるようになっている。コンタクトプローブ
1に設けられた窓19の部分のパターン配線3に、ボト
ムクランプ14の弾性体20を押しつけて、前記窓部1
9のパターン配線3をプリント基板15の電極21に接
触させ、パターン配線3から得られた信号をプリント基
板15の電極21を通して外部に伝えることができるよ
うになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンタクトプローブ1およびこれを用いたプローブ
装置11には、以下のような課題が残されている。IC
チップIの電極からプリント基板15の電極21への接
続を樹脂フィルム2上に一体となったパターン配線3で
行うため、プリント基板15側の電極21のパッド配置
に自由度がなく、ICチップIの電極がその4辺に均等
に配置されている場合には特に問題とならないが、4辺
に不均等に電極が配置されている場合に対応することが
困難であった。すなわち、一つの辺に電極が集中してい
る例えば、LCDのドライバーIC(3mm×1mmサ
イズの長辺に数百ピン形成されている)等の場合には、
プリント基板15上に電極21のパッドを配置するスペ
ースがとれず、ICチップIの電極からプリント基板1
5への接続が困難であった。
【0010】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、多ピン狭ピッチ化できるとともに4辺に不均等に
電極が配置された半導体チップ等にも適用できるコンタ
クトプローブおよびこれを用いたプローブ装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のコンタクトプローブでは、複数のパターン配線
がフィルム上に形成されこれらのパターン配線の各先端
部が前記フィルムから突出状態に配されてコンタクトピ
ンとされるコンタクトプローブであって、前記各先端部
を有する複数の主パターン配線が形成されたコンタクト
プローブ本体と、該コンタクトプローブ本体から分岐し
て一体に成形されたコンタクトプローブ分岐部とから構
成され、該コンタクトプローブ分岐部は、前記主パター
ン配線の一部が分岐または分割されて形成された分岐パ
ターン配線を有している技術が採用される。
【0012】このコンタクトプローブでは、主パターン
配線が形成されたコンタクトプローブ本体と、該コンタ
クトプローブ本体から分岐して一体に成形されたコンタ
クトプローブ分岐部とから構成され、該コンタクトプロ
ーブ分岐部が、前記主パターン配線の一部が分岐して形
成された分岐パターン配線を有しているので、主パター
ン配線の一部が前記分岐パターン配線に振り分けられる
ことから、分岐パターン配線を主パターン配線とは別の
場所に接続することが可能となる。すなわち、半導体チ
ップ等の一辺に電極が集中しても、該一辺の電極に接続
される主パターン配線が、分岐パターン配線で分岐され
分割されて他の場所に分散される。また、コンタクトプ
ローブ本体とコンタクトプローブ分岐部とが、一体に成
形されたものであるので、互いに同等の高い寸法精度で
形成でき、主パターン配線および分岐パターン配線に位
置ずれが生じ難いという利点がある。
【0013】請求項2記載のコンタクトプローブでは、
請求項1記載のコンタクトプローブにおいて、前記コン
タクトプローブ本体のフィルムには、金属フィルムが直
接張り付けられている技術が採用される。
【0014】このコンタクトプローブでは、前記フィル
ムが、例えば水分を吸収して伸張し易い樹脂フィルム等
であっても、該フィルムには、金属フィルムが直接張り
付けられているため、該金属フィルムによって前記フィ
ルムの伸びが抑制される。すなわち、各コンタクトピン
の間隔にずれが生じ難くなり、先端部が測定対象物に正
確かつ高精度に当接させられる。さらに、該金属フィル
ムは、グラウンドとして用いることができ、それによ
り、コンタクトプローブの先端近くまでインピーダンス
マッチングをとる設計が可能となり、高周波域でのテス
トを行う場合にも反射雑音による悪影響を防ぐことがで
きる。すなわち、プローバーと呼ばれるテスターからの
伝送線路の途中で基板配線側とコンタクトピンとの間の
特性インピーダンスが合わないと反射雑音が生じ、その
場合、特性インピーダンスの異なる伝送線路が長ければ
長いほど大きな反射雑音が生じるという問題がある。反
射雑音は信号歪となり、高周波になると誤動作の原因に
なり易い。本コンタクトプローブでは、前記金属フィル
ムをグラウンドとして用いることにより、コンタクトピ
ン先の近くまで基板配線側との特性インピーダンスのず
れを最小限に抑えることができ、反射雑音による誤動作
を抑えることができる。
【0015】請求項3記載のプローブ装置では、請求項
1または2記載のコンタクトプローブと、前記主パター
ン配線および前記分岐パターン配線の途中または後端側
に接触状態にそれぞれ接続される複数の基板側パターン
配線を有する配線用基板と、前記各先端部を支持する支
持部材とを備えている技術が採用される。
【0016】このプローブ装置では、配線用基板に請求
項1または2記載のコンタクトプローブにおける主パタ
ーン配線および分岐パターン配線にそれぞれ接続する基
板側パターン配線が形成されているので、主パターン配
線が分岐パターン配線によって分割されることから、こ
れらに接続される基板側パターン配線も分割されて別々
の場所に形成され、その配置スペースが広くかつ高い自
由度をもって設定される。
【0017】請求項4記載のプローブ装置では、請求項
3記載のプローブ装置において、前記配線用基板は、前
記コンタクトプローブを配する矩形開口部を有し、前記
コンタクトプローブの複数の先端部は、前記矩形開口部
の対角線に沿って並べられ、前記コンタクトプローブ本
体および前記コンタクトプローブ分岐部は、前記対角線
に対向する前記矩形開口部の2辺にそれぞれ振り分けて
配され、前記主パターン配線および前記分岐パターン配
線は、振り分けられた先の前記基板側パターン配線にそ
れぞれが接触状態に接続されている技術が採用される。
【0018】このプローブ装置では、コンタクトプロー
ブの先端部が矩形開口部の対角線に沿って並べられてい
るので、特に電極が一辺に集中しているIC等の測定対
象物を前記一辺を前記対角線に沿って配することによ
り、前記先端部が前記一辺の電極に対応して接触する。
そして、コンタクトプローブ本体とコンタクトプローブ
分岐部とを矩形開口部の2辺に左右に振り分けて、主パ
ターン配線と分岐パターン配線とを別々に前記2辺にお
ける基板側パターン配線に接続しているので、IC等の
一辺の電極に集中していたパターン配線が左右に振り分
けられることから、多数の配線を矩形開口部の一辺に集
中させずに2辺に分割して配することができる。
【0019】請求項5記載のプローブ装置では、請求項
3または4記載のプローブ装置において、前記配線用基
板は、表面および裏面に前記基板側パターン配線がそれ
ぞれ形成され、前記コンタクトプローブ本体および前記
コンタクトプローブ分岐部は、いずれか一方の一部を折
り返して前記配線用基板の表裏面にそれぞれ振り分けて
配され、前記主パターン配線および前記分岐パターン配
線は、振り分けられた先の前記基板側パターン配線にそ
れぞれが接触状態に接続されている技術が採用される。
【0020】このプローブ装置では、フィルム状にかつ
一体に成形されているコンタクトプローブ本体とコンタ
クトプローブ分岐部とを折り曲げる等によって配線用基
板の表裏面に振り分けて、主パターン配線と分岐パター
ン配線とを別々に配線用基板の表裏面の2面における基
板側パターン配線に接続できることから、配線用基板の
一面に配線が集中せず、倍増した基板側パターン配線の
配置スペースにより接続が容易となる。
【0021】請求項6記載のプローブ装置では、請求項
3から5のいずれかに記載のプローブ装置において、前
記コンタクトプローブ本体のフィルム上に配されて該フ
ィルムから前記先端部よりも短く突出する強弾性フィル
ムを備えている技術が採用される。
【0022】このプローブ装置では、前記強弾性フィル
ムが設けられ、該強弾性フィルムがコンタクトプローブ
本体の先端側を上方から押さえるため、先端部が上方に
湾曲したものが存在しても、測定対象物に確実に接触さ
せることができ、各ピンに均一な接触圧が得られるとこ
ろから接触不良による測定ミスをなくすことができる。
さらに、このようなプローブ装置のコンタクトプローブ
が前記コンタクトプローブ本体と前記コンタクトプロー
ブ分岐部とで構成されているので、測定されたデータの
信頼性が向上するという作用効果を得ることができる。
【0023】請求項7記載のプローブ装置では、請求項
6記載のプローブ装置において、前記コンタクトプロー
ブ本体のフィルムは、前記強弾性フィルムが前記コンタ
クトプローブ本体を押圧するときに緩衝材となるように
強弾性フィルムよりも先端側に長く形成されている技術
が採用される。
【0024】このプローブ装置では、前記フィルムが前
記強弾性フィルムよりも先端側に長く形成されて該強弾
性フィルムがコンタクトプローブ本体を押圧するときに
緩衝材となるため、繰り返し使用しても、強弾性フィル
ムとの摩擦によりコンタクトピンである先端部が歪んで
湾曲すること等がなく、測定対象物に対して安定した接
触を保つことができる。さらに、このようなプローブ装
置のコンタクトプローブが前記コンタクトプローブ本体
と前記コンタクトプローブ分岐部とで構成されているの
で、測定されたデータの信頼性が向上するばかりか、プ
ローブ装置全体としての寿命が長くなるという作用効果
を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンタクトプ
ローブの第1実施形態を図1および図2を参照しながら
説明する。これらの図にあって、符号30はコンタクト
プローブ、31は樹脂フィルム、32は主パターン配
線、33はコンタクトプローブ本体、34はコンタクト
プローブ分岐部、35は分岐パターン配線、36はコン
タクトピンを示している。
【0026】第1実施形態のコンタクトプローブ30
は、ウエーハ上の長方形状のICチップにおける長辺の
電極に接触して電気的測定を行うものであって、図1お
よび図2に示すように、ポリイミド樹脂フィルム31の
片面にNiまたはNi合金で形成される複数の主パター
ン配線32を張り付けたコンタクトプローブ本体33
と、該コンタクトプローブ本体33の中間部分から左右
に分岐して一体に成形されたコンタクトプローブ分岐部
34とから構成されている。そして、該コンタクトプロ
ーブ分岐部34は、主パターン配線32の一部(本実施
形態では、左右両側部分)が左右に分割されて形成され
た分岐パターン配線35を有している。
【0027】前記主パターン配線32は、その先端部が
樹脂フィルム31の端部から突出されて形成されたコン
タクトピン36を有する。なお、前記主パターン配線3
2は、そのコンタクトピン36の表面がNiの酸化防止
のためにAu(金)で被膜されている。
【0028】次に、前記コンタクトプローブ30の作製
工程について、図3を参照して工程順に説明する。
【0029】〔ベースメタル層形成工程〕まず、図3の
(a)に示すように、ステンレス製の支持金属板37の
上に、Cu(銅)メッキによりベースメタル層38を形
成する。
【0030】〔パターン形成工程〕このベースメタル層
38の上にフォトレジスト層39を形成した後、図3の
(b)に示すように、写真製版技術によりフォトレジス
ト層39に所定のパターンのフォトマスク40を施して
露光し、図3の(c)に示すように、フォトレジスト層
39を現像して前記主パターン配線32および分岐パタ
ーン配線35となる部分を除去して残存するフォトレジ
スト層39に開口部39aを形成する。
【0031】なお、本実施形態においては、フォトレジ
スト層39をネガ型フォトレジストによって形成してい
るが、ポジ型フォトレジストを採用して所望の開口部3
9aを形成しても構わない。
【0032】また、本実施形態においては、前記フォト
レジスト層39が、本願請求項にいう「マスク」に相当
する。但し、本願請求項の「マスク」とは、本実施形態
のフォトレジスト層39のように、フォトマスク40を
用いた露光・現像工程を経て開口部39aが形成される
ものに限定されるわけではない。例えば、メッキ処理さ
れる箇所に予め孔が形成された(すなわち、予め、図3
の(c)の符号39で示す状態に形成されている)フィ
ルム等でもよい。本願発明において、このようなフィル
ム等を「マスク」として用いる場合には、本実施形態に
おけるパターン形成工程は不要である。
【0033】〔電解メッキ工程〕そして、図3の(d)
に示すように、前記開口部39aに前記主パターン配線
32および分岐パターン配線35となるNiまたはNi
合金層Nをメッキ処理により形成した後、図3の(e)
に示すように、フォトレジスト層39を除去する。
【0034】〔フィルム被着工程〕次に、図3の(f)
に示すように、前記NiまたはNi合金層Nの上であっ
て、図に示した前記主パターン配線32の先端部、すな
わちコンタクトピン36となる部分以外に、前記樹脂フ
ィルム31を接着剤31aにより接着する。この樹脂フ
ィルム31は、ポリイミド樹脂PIに金属フィルム(銅
箔)500が一体に設けられた二層テープである。この
フィルム被着工程の前までに、二層テープのうちの金属
フィルム500に、写真製版技術を用いた銅エッチング
を施して、グラウンド面を形成しておき、このフィルム
被着工程では、二層テープのうちのポリイミド樹脂PI
を接着剤31aを介して前記Ni−Mn合金層Nに被着
させる。なお、金属フィルム500は、銅箔に加えて、
Ni、Ni合金等でもよい。
【0035】〔分離工程〕そして、図3の(g)に示す
ように、樹脂フィルム31と主パターン配線32および
分岐パターン配線35とベースメタル層38とからなる
部分を、支持金属板37から分離させた後、Cuエッチ
を経て、樹脂フィルム31に主パターン配線32および
分岐パターン配線35のみを接着させた状態とする。
【0036】〔金コーティング工程〕そして、露出状態
の主パターン配線32および分岐パターン配線35に、
図3の(h)に示すように、Auメッキを施し、表面に
Au層AUを形成する。このとき、樹脂フィルム31か
ら突出状態とされた前記コンタクトピン36では、全周
に亙る表面全体にAu層AUが形成される。この後、前
記コンタクトプローブ30を、IC用プローブとして所
定形状に切り出すことにより、コンタクトプローブ本体
33とコンタクトプローブ分岐部34とを一体に作製す
る。
【0037】次に、測定するICチップ(測定対象物)
の長辺に対応させたコンタクトプローブ30を、メカニ
カルパーツに組み込んでプローブ装置(プローブカー
ド)41にする構成について、図1を参照して説明す
る。なお、本発明に係るコンタクトプローブ30は、薄
い樹脂フィルム31上に主パターン配線32および分岐
パターン配線35が形成されているので、全体が柔軟で
曲げやすくプローブ装置等に組み込み易くなっている。
【0038】前記メカニカルパーツは、図1に示すよう
に、マウンティングベース(支持部材)42と、トップ
クランプ43と、ボトムクランプ44とからなってい
る。まず、プリント基板45に形成された中央窓部(矩
形開口部)45aにコンタクトプローブ30を配し、次
に、マウンティングベース42を下面にボルト(図示せ
ず)で取り付けたトップクランプ43を、プリント基板
45上にコンタクトプローブ30の端部を挟持した状態
でボルト(図示せず)で固定する。そして、プリント基
板45の下に、ボトムクランプ44をボルトにより取り
付ける。
【0039】また、コンタクトプローブ30のコンタク
トプローブ本体33およびコンタクトプローブ分岐部3
4は、トップクランプ43およびコンタクトプローブ3
0の位置決め用孔30aを貫通してプリント基板45に
螺合されるボルト(図示せず)によって、位置決めされ
ている。また、コンタクトプローブ30のコンタクトピ
ン36は、その近傍に2つの先端位置決め用孔30bが
形成され、これら先端位置決め用孔30bを貫通してマ
ウンティングベース42に取り付けられるピン(図示せ
ず)によって、位置決めされている。
【0040】さらに、前記コンタクトプローブ本体33
は、コンタクトピン36と対向するプリント基板45の
一辺に後端部が配され、両コンタクトプローブ分岐部3
4は、コンタクトプローブ本体33が配された一辺の両
側の辺にそれぞれ後端部が配されている。そして、主パ
ターン配線32および分岐パターン配線35は、プリン
ト基板45上の各辺に形成された図示しない基板側パタ
ーン配線に接触状態に接続されている。
【0041】前記マウンティングベース42は、下面が
傾斜面とされ、該下面でコンタクトプローブ30を押さ
え込むことにより、コンタクトピン36を一定の傾斜状
態に保ち、該コンタクトピン36をICチップに押しつ
けるようになっている。
【0042】上記組立によって構成されたプローブ装置
41では、コンタクトプローブ30の各先端部がマウン
ティングベース42により一定の傾斜状態とされ、コン
タクトピン36が所定角度でICチップの一辺に集中し
た電極にそれぞれ接触するように設定される。
【0043】上記のように構成されたプローブ装置41
を用いて、ICチップのプローブテスト等を行う場合
は、プローブ装置41をプローバーに挿着するとともに
テスターに電気的に接続し、所定の電気信号(入力信
号)をプリント基板45の各辺の基板側パターン配線を
介して主パターン配線32および分岐パターン配線35
にそれぞれ送信する。そして、主パターン配線32およ
び分岐パターン配線35における入力信号は、それぞれ
コンタクトピン36からウェーハ上のICチップに送ら
れる。
【0044】また、逆に該ICチップからのコンタクト
ピン36に出力される出力信号は、主パターン配線32
および分岐パターン配線35に伝送され、プリント基板
45の中央窓部45aの各辺に配された基板側パターン
配線に伝送される。このようにして、出力信号は、基板
側パターン配線を介してテスターに伝送され、ICチッ
プの電気的特性が測定される。
【0045】上記コンタクトプローブ30では、主パタ
ーン配線32が形成されたコンタクトプローブ本体33
と、該コンタクトプローブ本体33から分岐して一体に
成形された2つのコンタクトプローブ分岐部34とから
構成され、該コンタクトプローブ分岐部34が、主パタ
ーン配線32の一部が分岐して形成された2つの分岐パ
ターン配線35を有しているので、主パターン配線32
の一部が分岐パターン配線35に振り分けられることか
ら、分岐パターン配線35を主パターン配線32とは別
の場所、すなわち主パターン配線32が配される中央窓
部45aの一辺ではなく、その両側の二辺に接続するこ
とが可能となる。すなわち、ICチップの一辺に電極が
集中しても、該一辺の電極に接続される主パターン配線
32が、分岐パターン配線35で分岐され分割されて他
の場所に分散される。
【0046】また、コンタクトプローブ本体33とコン
タクトプローブ分岐部34とが、一体に成形されたもの
であるので、互いに同等の高い寸法精度で形成でき、主
パターン配線32および分岐パターン配線35に位置ず
れが生じ難いという利点がある。
【0047】したがって、上記コンタクトプローブ30
を組み込んだプローブ装置41では、プリント基板45
の中央窓部45aにおける複数辺にコンタクトプローブ
本体33と2つのコンタクトプローブ分岐部34とを振
り分けて、主パターン配線32と2つの分岐パターン配
線35とを別々に中央窓部45aの3辺における基板側
パターン配線に接続できることから、一辺に多数の電極
が集中したICチップにおいても、中央窓部45aの一
辺に配線が集中せず、基板側パターン配線(電極)のピ
ッチを小さくしなくても広くなった配置スペースにより
接続が容易となる。
【0048】次に、第2実施形態を図4を参照しながら
説明する。この図にあって、符号50はコンタクトプロ
ーブ、51はコンタクトピン、52はコンタクトプロー
ブ本体、53はコンタクトプローブ分岐部を示してい
る。
【0049】第2実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態では各コンタクトピン36が矩形状に
開口された中央窓部45aの対向する2辺に平行に並べ
られているのに対し、第2実施形態ではコンタクトプロ
ーブ50におけるコンタクトピン51が中央窓部45a
の対角線Tに沿って並べられている点である。
【0050】また、第1実施形態ではコンタクトプロー
ブ本体33の左右にそれぞれコンタクトプローブ分岐部
34が形成され、中央窓部45aの三辺に別々に配され
ているのに対し、第2実施形態ではコンタクトプローブ
本体52の一側部から一つのコンタクトプローブ分岐部
53が分岐されて形成され、対角線Tに対向する中央窓
部45aの2辺にそれぞれ配されて主パターン配線54
および分岐パターン配線55が、振り分けられた先の基
板側パターン配線にそれぞれが接触状態に接続されてい
る点が相違している。
【0051】すなわち、第2実施形態におけるプローブ
装置では、コンタクトプローブ50のコンタクトピン5
1が矩形開口部である中央窓部45aの対角線Tに沿っ
て並べられているので、特に電極が一辺に集中している
ICチップIを、一辺を対角線Tに沿って配することに
より、コンタクトピン51が一辺の電極に対応して接触
する。
【0052】そして、コンタクトプローブ本体52とコ
ンタクトプローブ分岐部53とを中央窓部45aの2辺
に左右に振り分けて、主パターン配線54と分岐パター
ン配線55とを別々に前記2辺における基板側パターン
配線に接続しているので、ICチップIの一辺の電極に
集中していたパターン配線が左右に振り分けられること
から、多数の配線を中央窓部45aの一辺に集中させず
に2辺に分割して配することができる。
【0053】次に、第3実施形態を図5および図6を参
照しながら説明する。この図にあって、符号60はプロ
ーブ装置、61はコンタクトプローブ、62はコンタク
トプローブ本体、63はコンタクトプローブ分岐部、6
4は折り曲げ中間部を示している。
【0054】第3実施形態と第2実施形態との異なる点
は、第2実施形態におけるコンタクトプローブ50がコ
ンタクトピン51を中心にして左右対称にコンタクトプ
ローブ本体52とコンタクトプローブ分岐部53とが分
割されているのに対し、第3実施形態のプローブ装置6
0におけるコンタクトプローブ61は、図5に示すよう
に、コンタクトプローブ本体62の一側部にコンタクト
プローブ分岐部63が折り曲げ中間部64を介して分岐
されている点である。
【0055】また、第2実施形態におけるプローブ装置
は、コンタクトプローブ本体52とコンタクトプローブ
分岐部53とが、中央窓部45aの2辺にそれぞれ配さ
れているのに対して、第3実施形態におけるプローブ装
置60は、コンタクトプローブ61におけるコンタクト
プローブ本体62とコンタクトプローブ分岐部63が、
図6に示すように、折り曲げ中間部64で折り返されて
プリント基板(配線用基板)65の中央窓部65a上下
にそれぞれ配されている点が異なっている。
【0056】すなわち、このプローブ装置60では、コ
ンタクトプローブ本体62の後端部とコンタクトプロー
ブ分岐部63の後端部が、それぞれトップクランプ66
とボトムクランプ67とによってプリント基板65との
間に挟持状態とされ、主パターン配線68の後端部と分
岐パターン配線69の後端部とがそれぞれ表裏面の基板
側パターン配線70,70と確実に接触し固定されてい
る。なお、コンタクトプローブ61のコンタクトピン7
1近傍に先端位置決め用孔72が形成され、コンタクト
ピン71は、トップクランプ66下面に取り付けられた
マウンティングベース73に、前記先端位置決め用孔7
2を貫通状態に取り付けられたピン74で位置決めされ
ている。
【0057】したがって、このプローブ装置60では、
フィルム状にかつ一体に成形されているコンタクトプロ
ーブ本体62とコンタクトプローブ分岐部63とを折り
曲げ中間部64で折り返すことによってプリント基板6
5の表裏面に振り分けて、主パターン配線68と分岐パ
ターン配線69とを別々にプリント基板65の表裏面の
2面における基板側パターン配線70,70に接続でき
ることから、プリント基板65の一面に配線が集中せ
ず、倍増した基板側パターン配線70,70の配置スペ
ースにより接続が容易となる。
【0058】次に、図7乃至図9を参照して、第4実施
形態について説明する。図7に示すように、上記第1実
施形態において説明したコンタクトプローブ30におけ
るコンタクトピン36は、その先端が正常な先端Sの他
に、上方に湾曲した先端S1や下方に湾曲した先端S2
が生じることがあった。この場合、図8に示すように、
上記樹脂フィルム31をマウンティングベース42の下
面に配してコンタクトピン36をICチップIの端子に
押しつけても、正常な先端S1および下方に湾曲した先
端S2は、ICチップIの端子に接触するが、上方に湾
曲した先端S1は、仮に接触したとしても十分な接触圧
が得られないことがあった。このことから、コンタクト
ピン36のICチップIに対する接触不良が発生し、正
確な電気テストが行えないという問題があった。
【0059】そこで、第4実施形態におけるプローブ装
置110Aでは、図9に示すように、コンタクトピン3
6の上方に湾曲した先端S1と下方に湾曲した先端S2
とを正常な先端Sと整列させるため、樹脂フィルム20
1の上部に有機または無機材料からなる強弾性フィルム
400を、コンタクトピン36の先端部が樹脂フィルム
201から突出する側に、コンタクトピン36よりも短
く突出するように接着または図示しない固定手段によっ
て重ね合わせてコンタクトプローブ200Aを構成し、
その状態で強弾性フィルム400をマウンティングベー
ス42の下面に配してコンタクトプローブ200Aを取
り付けている。強弾性フィルム400は、有機材料であ
れば、セラミックスまたはポリエチレンテレフタレート
からなり、無機材料であれば、セラミックス、特にアル
ミナ製フィルムからなることが好ましい。
【0060】そして、このコンタクトピン36をICチ
ップIの端子に押し当てると、強弾性フィルム400が
コンタクトピン36を上方から押さえ、前記上方に湾曲
した先端S1であってもICチップIの端子に確実に接
触する。これにより、各コンタクトピン36に均一な接
触圧が得られる。
【0061】すなわち、ICチップIの端子にコンタク
トピン36を確実に当接させることができるところか
ら、接触不良による測定ミスをなくすことができる。ま
た、このようなプローブ装置110Aのコンタクトプロ
ーブ200Aがコンタクトプローブ本体33とコンタク
トプローブ分岐部34とで構成されているので、測定さ
れたデータの信頼性が向上するという作用効果を得るこ
とができる。
【0062】さらに、強弾性フィルム400からのコン
タクトピン36の突出量を変化させることにより、コン
タクトピン36を押しつけたときにコンタクトピン36
を上から押さえるタイミングを変えることが可能とな
り、所望の押し付け量で所望の接触圧を得ることができ
る。
【0063】次に、図10および図11を参照して、第
5実施形態について説明する。図10に示すように、上
記第4実施形態において説明したコンタクトプローブ2
00Aの樹脂フィルム201は、例えばポリイミド樹脂
からなっているため、水分を吸収して伸びが生じ、コン
タクトピン36,36間の間隔tが変化することがあっ
た。そのため、コンタクトピン36がICチップIの端
子の所定位置に接触することが不可能となり、正確な電
気テストを行うことができないという問題があった。
【0064】そこで、第5実施形態におけるコンタクト
プローブ200Bでは、図11に示すように、前記樹脂
フィルム201の上に金属フィルム500を張り付け、
湿度が変化してもコンタクトピン36,36間の間隔t
の変化を少なくし、これにより、コンタクトピン36を
ICチップIの端子の所定位置に確実に接触させること
とした。
【0065】すなわち、各コンタクトピン36の間隔に
ずれが生じ難くなり、コンタクトピン36が測定対象物
に正確かつ高精度に当接させられる。なお、金属フィル
ム500は、Ni、Ni合金、CuまたはCu合金のう
ちいずれかのものが好ましい。
【0066】次に、図12を参照して、第6実施形態に
おけるプローブ装置110Bについて説明する。すなわ
ち、組み込まれるコンタクトプローブ200Cが、上記
第5実施形態のように、樹脂フィルム201の上に金属
フィルム500が張り付けられていると共に、該金属フ
ィルム500上に、上記第4実施形態のように強弾性フ
ィルム400が接着または図示しない固定手段によって
配されたものであり、これにより、コンタクトピン36
先端の湾曲によらず均一な接触圧が得られると共に、コ
ンタクトピン36,36間の間隔tの変化を最小限に抑
えて電気テストを正確に行えるものである。
【0067】次に、図13および図14を参照して、第
7実施形態におけるプローブ装置110Dについて説明
する。上記第4および第6実施形態では、使用中は、強
弾性フィルム400がコンタクトピン36に押圧接触し
ており、繰り返しの使用により強弾性フィルム400と
コンタクトピン36の摩擦が繰り返され、これによる歪
みが蓄積されると、コンタクトピン36が左右に曲が
り、接触点がずれることがあった。
【0068】そこで、第7実施形態では、図13に示す
ように、前記樹脂フィルム201を従来よりも幅広な樹
脂フィルム201aとするとともに、コンタクトピン3
6の金属フィルム500からの突出長さをX1、幅広樹
脂フィルム201aの金属フィルム500からの突出長
さをX2とすると、X1>X2とする構成のコンタクト
プローブ200Eを採用した。そして、図14に示すよ
うに、前記強弾性フィルム400を幅広樹脂フィルム2
01aよりも短く突出するように重ねて使用すると、強
弾性フィルム400は、柔らかい幅広樹脂フィルム20
1aに接触し、コンタクトピン36とは直接接触しない
ため、コンタクトピン36が左右に曲がることが防止で
きる。
【0069】さらに、上記第7実施形態におけるプロー
ブ装置110Dでは、幅広樹脂フィルム201aが強弾
性フィルム400よりも先端側に長く形成されて強弾性
フィルム400がコンタクトピン36を押圧するときに
緩衝材となるため、繰り返し使用しても、強弾性フィル
ム400との摩擦によりコンタクトピン36が歪んで湾
曲すること等がなく、ICチップIの端子に対して安定
した接触を保つことができる。
【0070】また、このようなプローブ装置110Dの
コンタクトプローブ200Eがコンタクトプローブ本体
33とコンタクトプローブ分岐部34とで構成されてい
るので、測定されるデータの信頼性が向上するという作
用効果を得ることができる。
【0071】なお、本発明は、次のような実施形態をも
含むものである。 (1)上記の各実施形態においては、コンタクトプロー
ブをプローブカードであるプローブ装置に適用したが、
他の測定用治具等に採用しても構わない。例えば、IC
チップを内側に保持して保護し、ICチップのバーンイ
ンテスト用装置等に搭載されるICチップテスト用ソケ
ット等に適用してもよい。
【0072】また、前記コンタクトプローブをLCD用
の所定形状に切り出してLCD用のプローブ装置に組み
込んでも構わない。例えば、該LCD用プローブ装置
を、コンタクトプローブを挟持したコンタクトプローブ
挟持体と、該コンタクトプローブ挟持体を固定する額縁
状フレームとからなる構造とし、コンタクトプローブ挟
持体からコンタクトプローブのコンタクトピンの先端を
突出させ、該先端をLCDの端子に接触させて測定する
ものでもよい。
【0073】(2)コンタクトプローブ本体からコンタ
クトプローブ分岐部を分岐させたが、さらにコンタクト
プローブ分岐部から分岐するコンタクトプローブ部を一
体に形成しても構わない。
【0074】(3)測定対象物であるICチップの一辺
にのみコンタクトプローブのコンタクトピンを配した
が、他の辺にも同様にコンタクトプローブを配しても構
わず、さらに、ICチップの複数の辺に同時に複数のコ
ンタクトピンが配されるように一体に形成したコンタク
トプローブを採用しても構わない。これによって、プロ
ーブ装置の部材点数を低減することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)請求項1記載のコンタクトプローブによれば、主
パターン配線が形成されたコンタクトプローブ本体と、
該コンタクトプローブ本体から分岐して一体に成形され
たコンタクトプローブ分岐部とから構成され、該コンタ
クトプローブ分岐部が、前記主パターン配線の一部が分
岐して形成された分岐パターン配線を有しているので、
分岐パターン配線を主パターン配線とは別の場所に接続
することができ、半導体チップ等の一辺に電極が集中し
ても、該一辺の電極に接続される主パターン配線を分岐
パターン配線で分割して他の場所に接続することができ
るとともに、配線用基板における基板側パターン配線の
配置スペースを広くとることができる。したがって、多
ピン狭ピッチ化できるとともに、4辺に不均等に電極が
配置されたような多様な電極配置の半導体チップ等に
も、容易に適用することができる。また、コンタクトプ
ローブ本体とコンタクトプローブ分岐部とが、一体に成
形されたものであるので、互いに同等の高い寸法精度で
形成でき、主パターン配線および分岐パターン配線に位
置ずれが生じ難いという利点があるとともに、組立工程
および部品点数の削減を図ることができる。
【0076】(2)請求項2記載のコンタクトプローブ
によれば、前記フィルムが、例えば水分を吸収して伸張
し易い樹脂フィルム等であっても、該フィルムには、金
属フィルムが直接張り付けられているため、該金属フィ
ルムによって前記フィルムの伸びを抑制することができ
る。すなわち、各コンタクトピンの間隔にずれが生じ難
くなり、先端部が測定対象物に正確かつ高精度に当接さ
せることができる。さらに、このコンタクトプローブで
は、前記金属フィルムをグラウンドとして用いることに
より、コンタクトピン先の近くまで基板配線側によって
特性インピーダンスを合わせることができ、反射雑音に
よる誤動作を抑えることができる。
【0077】(3)請求項3記載のプローブ装置によれ
ば、配線用基板に請求項1または2記載のコンタクトプ
ローブにおける主パターン配線および分岐パターン配線
にそれぞれ接続する基板側パターン配線が形成されてい
るので、主パターン配線が分岐パターン配線によって分
割されることから、これらに接続される基板側パターン
配線も分割されて別々の場所に形成され、配線用基板の
一箇所における基板側パターン配線の数を減らし、その
配置スペースを広くかつ高い自由度をもって設定するこ
とができる。したがって、基板側パターン配線のピッチ
を小さくしなくても、一辺に多数の電極が集中した半導
体チップ等に容易に適用することができる。
【0078】(4)請求項4記載のプローブ装置によれ
ば、コンタクトプローブの先端部が矩形開口部の対角線
に沿って並べられ、コンタクトプローブ本体とコンタク
トプローブ分岐部とを矩形開口部の2辺に左右に振り分
けているので、測定対象物を、その電極がある一辺を前
記対角線に沿って配することにより、一辺の電極に当接
する先端部が左右の主パターン配線および分岐パターン
配線に分割されることから、多数の配線を矩形開口部の
一辺に集中させずに2辺に分けて配することができ、特
に一辺に電極が集中した測定対象物に対応した効率的な
配線が可能となる。
【0079】(5)請求項5記載のプローブ装置によれ
ば、配線用基板の表裏面にコンタクトプローブ本体とコ
ンタクトプローブ分岐部とを振り分けて、主パターン配
線と分岐パターン配線とを別々に配線用基板の表裏面の
2面における基板側パターン配線に接続するので、一辺
に多数の電極が集中した半導体チップ等においても、配
線用基板の一面に配線が集中せず、配線用基板のサイズ
を変えることなく基板側パターン配線の配置スペースを
倍増させることができ接続が容易となる。
【0080】(6)請求項6記載のプローブ装置によれ
ば、前記強弾性フィルムが設けられ、該強弾性フィルム
がコンタクトプローブ本体の先端側を上方から押さえる
ため、先端部が上方に湾曲したものが存在しても、測定
対象物に確実に接触させることができ、各ピンに均一な
接触圧が得られるところから接触不良による測定ミスを
なくすことができる。さらに、このようなプローブ装置
のコンタクトプローブが前記コンタクトプローブ本体と
前記コンタクトプローブ分岐部とで構成されているの
で、測定されたデータの信頼性が向上するという作用効
果を得ることができる。
【0081】(7)請求項7記載のプローブ装置によれ
ば、前記フィルムが前記強弾性フィルムよりも先端側に
長く形成されて該強弾性フィルムがコンタクトプローブ
本体を押圧するときに緩衝材となるため、繰り返し使用
しても、強弾性フィルムとの摩擦によりコンタクトピン
である先端部が歪んで湾曲すること等がなく、測定対象
物に対して安定した接触を保つことができる。さらに、
このようなプローブ装置のコンタクトプローブが前記コ
ンタクトプローブ本体と前記コンタクトプローブ分岐部
とで構成されているので、測定されたデータの信頼性が
向上するばかりか、プローブ装置全体としての寿命が長
くなるという作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンタクトプローブの第1実施
形態を組み込んだプローブ装置を示す分解斜視図であ
る。
【図2】 本発明に係るコンタクトプローブの第1実施
形態における主パターン配線および分岐パターン配線の
接続を示す平面図である。
【図3】 本発明に係るコンタクトプローブの第1実施
形態における製造方法を工程順に示す要部断面図であ
る。
【図4】 本発明に係るコンタクトプローブの第2実施
形態を組み込んだプローブ装置を示す概略平面図であ
る。
【図5】 本発明に係るコンタクトプローブの第3実施
形態を示す平面図である。
【図6】 本発明に係るコンタクトプローブの第3実施
形態を組み込んだプローブ装置を示す要部断面図であ
る。
【図7】 本発明に係るプローブ装置の第4実施形態に
関してコンタクトプローブの従来の欠点を示す段面図で
ある。
【図8】 本発明に係るプローブ装置の第4実施形態に
関してプローブ装置の従来の欠点を示す段面図である。
【図9】 本発明に係るプローブ装置の第4実施形態を
示す段面図である。
【図10】 本発明に係るコンタクトプローブの第4実
施形態に関してコンタクトピンに直交する方向の断面図
である。
【図11】 本発明に係るコンタクトプローブの第5実
施形態を示す断面図である。
【図12】 本発明に係るプローブ装置の第6実施形態
におけるプローブ装置を示す段面図である。
【図13】 本発明に係るプローブ装置の第7実施形態
におけるコンタクトプローブを示す段面図である。
【図14】 本発明に係るプローブ装置の第7実施形態
を示す段面図である。
【図15】 本発明に係るコンタクトプローブの従来例
を示す要部斜視図である。
【図16】 本発明に係るコンタクトプローブの従来例
を組み込んだプローブ装置の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図17】 本発明に係るコンタクトプローブの従来例
を組み込んだプローブ装置の一例を示す要部斜視図であ
る。
【図18】 図17のE−E線断面図である。
【符号の説明】
30,50,61 コンタクトプローブ 31 樹脂フィルム 32,54 主パターン配線 33,52,62 コンタクトプローブ本体 34,53,63 コンタクトプローブ分岐部 35,55 分岐パターン配線 36,51 コンタクトピン(先端部) 41,60 プローブ装置 42 マウンティングベース(支持部材) 45,65 プリント基板(配線用基板) 45a,65a 中央窓部(矩形開口部) 64 折り曲げ中間部 70 基板側パターン配線 110A,110B,110D プローブ装置 200A,200B,200C,200E コンタクト
プローブ 201 樹脂フィルム 201a 樹脂フィルム(幅広樹脂フィルム) 400 強弾性フィルム 500 金属フィルム T 対角線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立川 宣芳 兵庫県三田市テクノパーク十二番の六 三 菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 吉田 秀昭 兵庫県三田市テクノパーク十二番の六 三 菱マテリアル株式会社三田工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパターン配線がフィルム上に形成
    されこれらのパターン配線の各先端部が前記フィルムか
    ら突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタク
    トプローブであって、 前記各先端部を有する複数の主パターン配線が形成され
    たコンタクトプローブ本体と、該コンタクトプローブ本
    体から分岐して一体に成形されたコンタクトプローブ分
    岐部とから構成され、 該コンタクトプローブ分岐部は、前記主パターン配線の
    一部が分岐または分割されて形成された分岐パターン配
    線を有していることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンタクトプローブにお
    いて、 前記コンタクトプローブ本体のフィルムには、金属フィ
    ルムが直接張り付けられていることを特徴とするコンタ
    クトプローブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のコンタクトプロ
    ーブと、 前記主パターン配線および前記分岐パターン配線の途中
    または後端側に接触状態にそれぞれ接続される複数の基
    板側パターン配線を有する配線用基板と、 前記各先端部を支持する支持部材とを備えていることを
    特徴とするプローブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプローブ装置において、 前記配線用基板は、前記コンタクトプローブを配する矩
    形開口部を有し、 前記コンタクトプローブの複数の先端部は、前記矩形開
    口部の対角線に沿って並べられ、 前記コンタクトプローブ本体および前記コンタクトプロ
    ーブ分岐部は、前記対角線に対向する前記矩形開口部の
    2辺にそれぞれ振り分けて配され、 前記主パターン配線および前記分岐パターン配線は、振
    り分けられた先の前記基板側パターン配線にそれぞれが
    接触状態に接続されていることを特徴とするプローブ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のプローブ装置に
    おいて、 前記配線用基板は、表面および裏面に前記基板側パター
    ン配線がそれぞれ形成され、 前記コンタクトプローブ本体および前記コンタクトプロ
    ーブ分岐部は、いずれか一方の一部を折り返して前記配
    線用基板の表裏面にそれぞれ振り分けて配され、 前記主パターン配線および前記分岐パターン配線は、振
    り分けられた先の前記基板側パターン配線にそれぞれが
    接触状態に接続されていることを特徴とするプローブ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかに記載のプロ
    ーブ装置において、 前記コンタクトプローブ本体のフィルム上に配されて該
    フィルムから前記先端部よりも短く突出する強弾性フィ
    ルムを備えていることを特徴とするプローブ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプローブ装置において、 前記コンタクトプローブ本体のフィルムは、前記強弾性
    フィルムが前記コンタクトプローブ本体を押圧するとき
    に緩衝材となるように強弾性フィルムよりも先端側に長
    く形成されていることを特徴とするプローブ装置。
JP32443096A 1996-05-23 1996-12-04 コンタクトプローブおよびこれを用いたプローブ装置 Pending JPH10160759A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000019226A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Mitsubishi Materials Corp プローブ装置のコンタクトピンクリーニング方法およびクリーニング装置
US9194889B2 (en) 2010-09-07 2015-11-24 Korea Institute Of Machinery & Materials Probe card and manufacturing method thereof

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