JPH10160797A - Icハンドラにおける被試験icのソケットへの位置決め挿入装置 - Google Patents

Icハンドラにおける被試験icのソケットへの位置決め挿入装置

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JPH10160797A
JPH10160797A JP8338992A JP33899296A JPH10160797A JP H10160797 A JPH10160797 A JP H10160797A JP 8338992 A JP8338992 A JP 8338992A JP 33899296 A JP33899296 A JP 33899296A JP H10160797 A JPH10160797 A JP H10160797A
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socket
bracket
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test
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Michio Kato
道雄 加藤
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M C ELECTRON KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被試験ICをICハンドラのソケットへ正
確、かつ確実に位置決め挿入させ、同時にICのリード
端子を変形、損傷させることのない、ICハンドラにお
ける被試験ICのソケットへの位置決め挿入装置の提
供。 【構成】 パレット20に載置された被試験IC16を
吸着パッド44で吸着搬送する吸着アーム46と、被試
験IC16のリ−ド17に非接触で、かつ前記吸着パッ
ド44で吸着されて、前記被試験IC16の外囲器19
の側上縁部21に嵌合する嵌合凹部58を備えたブラケ
ット48と、を有し、このブラケット48は、被試験I
C16をソケット14の試験位置Tに配置させる状態で
前記ソケット14のソケット基板24に嵌合するととも
に、前記被試験IC16の外囲器19表面からリード1
7下端までの高さより高い、高さ位置決め部66を有
し、さらに、該ブラケット48の上下動を案内する案内
手段32が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICハンドラにおける
被試験ICのテストソケットへの位置決め挿入装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ICデバイス(半導体集積回路装置)の
特性試験においてはICデバイスを搬送させて、ソケッ
トに挿入させ、ICテスタと電気的に接続させて特性試
験や測定を行なわせ、測定結果に基づいて品質ごとに分
類分けし、収納するICハンドラが公知である。ICテ
スタによりテスト対象のICの適性な試験、測定結果を
得るためには、ハンドラによりテスト対象のICをソケ
ットへ挿入させるに際し、ICテスタの測定ヘッドとな
るソケットの試験位置にこのテスト対象ICを正しく配
置させ、同測定ヘッドの測定端子にICの各リード端子
を正確に接触させる必要がある。ところで、近時、より
高い集積度のICが要求され、このため、ICのリード
も微細化し、かつ多ピン化する傾向が強く、リードのピ
ッチ幅が狭くなり、リードそのものの機械的強度が弱く
なる傾向がある。そして、このICのリードが変形した
りすると、このICデバイスの基板への自動実装時に接
触不良その他の不具合を生じさせる。このような点か
ら、とくに、ICの搬送、位置決め、搬出等の検査対象
ICの移動を伴う検査工程におけるICハンドラでのI
Cの取扱いを慎重に行なう必要がある。すなわち、IC
ハンドラのソケットへの検査対象ICの挿入時にリード
を変形させないようにして位置決め、挿入させる必要が
ある。これに関し、ピックアンドプレス方式の搬送、挿
入によるハンドラにおいて、バキュームパッドによる搬
送に際しては比較的にラフにICパッケージ表面を吸着
しているからいったん位置決め用に位置矯正部を設けて
テスト対象ICの位置を正しく矯正させてソケットへ挿
入する方式が知られている。そしてさらに、この位置矯
正部の位置決め搬送装置の改良について特開昭7−29
4600号において提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭7−29
4600号の装置では側面部が外側に傾斜された斜面を
有する角錐状の凹部を有し上下動可能に設けられたゲー
ジと、このゲージの中央部に出没可能に支持されたベー
スを設け、ゲージを下降させてベース上面をゲージの底
面から突出させた状態でICを支持させ、その状態から
ゲージをしだいに上昇させながら、同ゲージの底面中央
側にICを寄せて位置矯正を行なうようになっている。
しかしながら、この従来の位置決め装置においても、ゲ
ージを上昇させる際に、ICのリード下端はゲージの内
側の斜面に接触しながら、自重により位置補正を行なう
から摩擦力が働き、リードの変形を生じさせるばかり
か、ICの電気的特性そのものに大きな影響を与える可
能性があるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その1つの目的は被試験ICをICハ
ンドラのソケットへ正確、かつ確実に位置決め挿入させ
ることができると同時にICのリード端子を変形、損傷
させることのない、ICハンドラにおける被試験ICの
ソケットへの位置決め挿入装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ICハンドラにおける被試験ICのソ
ケットへの位置決め挿入装置であって、パレット20に
載置された被試験IC16の外囲器19上面を吸着パッ
ド44で吸着搬送する吸着アーム46と、この吸着パッ
ド44の近縁に設けられ、前記被試験IC16のリ−ド
17に非接触で、かつ前記吸着パッド44で吸着され
て、前記被試験IC16の外囲器19の側上縁部21に
嵌合する嵌合凹部58を備えたブラケット48と、を有
し、このブラケット48は、被試験IC16を前記ソケ
ット14の試験位置Tに配置させる状態で前記ソケット
14のソケット基板24に嵌合するとともに、前記被試
験IC16の外囲器19表面からリード17下端までの
高さより高い、高さ位置決め部66を有し、さらに、前
記ソケット基板24には、前記被試験IC16の前記ソ
ケット14に対する正しい挿入位置の上方位置における
該ブラケット48の上下動を案内する案内手段32が設
けられてなるICハンドラにおける被試験ICのソケッ
トへの位置決め挿入装置10から構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係るICハン
ドラにおける被試験ICのソケットへの位置決め挿入装
置は、パレットに載置された被試験ICの外囲器上面を
吸着パッドで吸着搬送する吸着アームと、この吸着パッ
ドの近縁に設けられ、前記被試験ICのリ−ドに非接触
で、かつ前記吸着パッドで吸着されて、前記被試験IC
の外囲器の側上縁部に嵌合する嵌合凹部を備えたブラケ
ットと、を有し、このブラケットは、被試験ICを前記
ソケットの試験位置に配置させる状態で前記ソケットの
ソケット基板に嵌合するとともに、前記被試験ICの外
囲器表面からリード下端までの高さより高い、高さ位置
決め部を有し、さらに、前記ソケット基板には、前記被
試験ICの前記ソケットに対する正しい挿入位置の上方
位置における該ブラケットの上下動を案内する案内手段
を設けている。
【0007】本発明の装置は、基本的にはベンドリード
タイプのICデバイスのテスト用に用いられる。ブラケ
ットの外側の形状は任意に形成して良い。また、吸着ア
ームに対する取付固定方法も実施例の構成に限るもので
はない。本発明のオーリングのようにある程度弾性的に
動き得るようにしてブラケットを吸着アームに取りつけ
るようにする方が挿入する際の円滑を確保するうえで好
適である。ソケット基板に取りつけた枠部材は用いず
に、基板そのものを一体的に樹脂により型成型して製造
しても良い。実施例では、高さ位置決め部が高さ位置決
めとともに、ソケット基板に対する嵌合部としても兼用
して機能するように設けられているが、ブラケットの形
状を種々異ならしめてこれを別々に機能させるような形
状としても良い。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実
施例を説明する。図1には本発明の実施例に係るICハ
ンドラにおける被試験ICのソケットへの位置決め挿入
装置(以下「位置決め挿入装置」という)10を含むI
Cデバイスのテスト部の概略構成が示されている。図1
において、ICハンドラ内において右側の搬送ラインH
と左側の搬出ラインSの中間部にテスタボード12に支
持されたソケット14が設置されている。ソケットの下
面側には図示しないICテスタが配置され、このソケッ
ト14に設けられた接続用の測定端子を介して被試験I
C16と電気的に接続させ、ICについて所望の特性試
験や測定が行なわれる。
【0009】図に示すように、ソケット14の両側には
架台18上面に被試験ICの仮置き用のパレット20、
22が設置されており、例えば、搬出ライン側において
予め温度試験用に加熱され、送りパレット上に複数配列
されて送られてくる被試験ICを図示しないX軸及びZ
軸方向に移動し得るアームにより吸着させて右側のパレ
ット20上面に仮置きするとともに、テスト部Tにおい
て試験を終えたICを図示しない他の移動アームに吸着
させて搬出ラインSに移動させ搬出させる。
【0010】図4はハンドラのICテスタとの電気的接
続を行なわせテスト部Tを形成させるソケット14の平
面図であり、図において、内部に四角形状の凹部24a
を備えた樹脂モールドにより形成したソケット基板24
が示されている。このソケット基板24の凹部24aの
底壁には図5に示すような断面略S字状の測定端子26
が被試験ICのリードに対応して所要間隙をおいて櫛歯
状に配置されている。図に示すように、この測定端子2
6は四隅において不連続とした全体として四角枠状に配
置されている。近時、電子応用機器の高速処理化、デー
タ処理量の大型化に伴い、より高い周波数によるテスト
が必要とされ、このため、リアクタンス成分を少なくす
るようにソケット基板内の測定端子の配線はこのように
より短く構成される。
【0011】この実施例では、さらに、ICパッケージ
の四隅のICのリードが不連続となる部分に、従来、突
設状に設けられていたリードガイドがないタイプのソケ
ットであり、このため測定端子26にICの各リード端
子を正確に位置合わせし、電気的接触を確保することが
難しいタイプのソケットが用いられている。
【0012】図4、5に示すように凹部24a内には四
隅のピン固定部27を内側に切欠状に突設させるととも
に測定端子26の4辺26a、26b、26c、26d
の外側に拡大させて全体として刀鍔状の凹部28に凹部
24の型変形を行なわせる中抜き状の枠部材30が上面
をソケット基板24と面一状になるように埋め込み固定
されている。この刀鍔状凹部28に被試験ICが上方か
ら配置され、所要の電気的特性を検査するための試験や
測定が行なわれる。
【0013】図1、4、5に示すようにこのソケット基
板24の正面視前面側と奥行き後方側には後述するブラ
ケットの上下動を案内する案内手段(案内ピン)32が
設けられている。案内手段としての案内ピンは、先端を
先細り状に形成させてテスト部Tを間に挟むようにして
対向して基板24上に2個立設されている。
【0014】一方、図6は被試験ICの仮置き用の図1
上右側のパレット20の平面図であり、このパレット2
0は例えば金属からなり、中央部に四角形の凹部34を
設けた台板状に形成されている。この凹部34の四角形
の各辺からおのおの所定間隔内側に寄った位置にこの凹
部34の底面34aから隆起した矩形の載置台36が設
けられている。図7にも示すように、この載置台36の
4辺縁には角隅部を切欠状に不連続として外郭状に上方
に起立させた位置決め壁38が設けられている。この位
置決め壁38の内側は図に示すように内方に向けて傾斜
面を形成し、IC外囲器の側面下部側の傾斜面に対応さ
せてこのパレット20にICを載置収納しやすいように
するとともに、外壁側を垂直状に形成してICのリード
に接触しないようにしている。そして、図10、図11
に示すようなIC16のベンドリード17と外囲器(I
Cパッケージモ−ルド)19の側面下部側との間隙Kに
位置決め壁38を装嵌させて仮置き用の被試験ICの仮
置きを行なうとともに、その位置決めを行なうようにし
ている。なお、図6、7上、40は上向きに突設された
案内ピン、42は凹部34の各辺に内側に向けて突設状
に設けられた幅決め用の台部であり、案内ピン40側の
台部42aは、ブラケットの位置決め用としても機能し
得るようになっている。台部42aは載置台36の側壁
との間にICのリード下端が当接しない程度の間隙を隔
ててせりだして側面壁が設けられている。
【0015】本発明において1つの特徴的な部分は、パ
レットに載置された被試験ICの外囲器上面を吸着パッ
ドで吸着搬送する吸着アームと、この吸着パッドの近縁
に設けられ、前記被試験ICのリ−ドに非接触で、かつ
前記吸着パッドで吸着されて、前記被試験ICの外囲器
の側上縁部に嵌合する嵌合凹部を備えたブラケットと、
を有し、このブラケットは、被試験ICを前記ソケット
の試験位置に配置させる状態で前記ソケットのソケット
基板に嵌合するとともに、前記被試験ICの外囲器表面
からリード下端までの高さより高い、高さ位置決め部を
有していることである。
【0016】図2は本発明に係る位置決め挿入装置10
の主要構成部を示す一部破断説明図であり、下端に吸着
パッド44を備えた吸着アーム46が図示しない駆動機
構を介してX、Z軸方向に移動できるように設けられて
いる。この吸着アーム46は、パレット20に載置され
た被試験IC16の外囲器19上面を吸着パッド44で
吸着させてソケット14に対して搬送移動し、保持した
ICをテスト部Tに挿入する。
【0017】この吸着パッド44の近縁にはブラケット
48が取りつけられている。図3はこのブラケット48
の底面を示しており、同ブラケット48は樹脂プラスチ
ックにより両側に案内手段32としての案内ピンが挿通
する孔50を形成した突設片52を備える長矩形の脚台
状に形成されている。このブラケット48の中央部には
パッド貫通用の孔が設けられている。そして、ブラケッ
ト48は吸着パッド44をこの孔から下方に向けて貫通
挿入させた状態で、該吸着パッド44の直上方において
吸着アーム46に取付られている。
【0018】すなわち、下端に吸着パッド44を備える
とともに、ややその上方寄り位置に横方向に突設するア
ングル部54を有するエア孔付きのボルト部材55を吸
着アーム46に螺着させている。そして、ブラケット上
面をアングル部54に当接させた状態で固定ピンにより
該吸着アーム46に対してブラケット48は略T字状に
固定されている。ブラケット48とアングル部54との
固定ピンによる取り付け孔はピン径より大きくルーズに
形成されている。したがって、取付用スリーブとの間に
オーリング56を介装させることにより、吸着アーム4
6に対して該ブラケット48がそのアーム長手方向回り
にある程度の範囲で回動できるようにし、回転方向の位
置ずれを調整できるようにしている。
【0019】図2、3において、ブラケット48の下面
側には嵌合凹部58が形成されている。この嵌合凹部5
8は、被試験ICのリードに非接触で、かつ、吸着パッ
ド44によりICを吸着させた状態で該被試験ICの外
囲器19の側上縁部に嵌合して被試験ICを嵌合状態で
吸着保持する。
【0020】図において、ブラケット48の下面中央部
には同ブラケットの本体60から段付き状に下方に受け
段62が突設形成されている。この受け段62は図10
に示すような被試験ICの四角形外囲器19の各隅部に
対応する位置に4個設けられている。この受け段62か
らさらに該被試験ICの側上縁部(IC外囲器の側壁側
であり、かつICリード端子の外囲器から引き出された
基部よりも上部側)21に当接し得るような壁面を形成
するように段付き壁64が四角形の隅部のL字状の対向
2面を形成するように設けられている。
【0021】実施例では、対向する段付き壁64の隅部
は不連続となってICのリードの配置構造に対応させて
いる。実施例において、嵌合凹部58は、これらの受け
段62と段付き壁64により形成される下面側から見て
凹陥状の空間部分から形成されている。そして、この嵌
合凹部58に被試験ICが嵌合したときにはその外囲器
19の上面と受け段62及び該被試験IC16の側上縁
部21と段付き壁64のみが接触し、同ICのリードに
はブラケット部分は非接触となるように設けられてい
る。嵌合凹部58の構造は実施例構造に限定されるもの
ではない。受け段62や段付き壁64の形状を任意に改
変しても良く、要は、下面側からICリードに非接触状
態でICの外囲器、つまり、被試験ICそのものを位置
決めさせつつ保持し得るものであれば良い。本実施例で
は被試験ICの上面とブラケット48の受け段62が当
接するから各4箇所の受け段62により形成される平面
がICの外囲器上面と面一状となるように被試験ICを
嵌合保持させる。なお、吸着パッド44の下端はこの受
け段62により形成される面すなわち、ICの外囲器上
面よりも常時は、やや下方に位置するように取付られ、
吸着時に変形させて吸着保持が確実に行なわれるように
している。しかしながら、吸着保持機能を確保できるも
のであれば、実施例構成に限定するものではない。
【0022】さらに、このブラケット48は、パレット
20から被試験ICを吸着してソケット14まで搬送
し、テスト部Tに挿入させるときにブラケット48その
ものをソケット基板24に対して位置決め挿入させる際
のソケット基板24との高さ方向離隔位置を位置決めす
る高さ位置決め部66を備えている。
【0023】図において、段付き壁64を形成するよう
に受け段62のより下方側に下段68が形成されてい
る。そして、この下段68の突設片52側からさらに脚
部70が下方に向けて突設されている。図3に示すよう
に、脚部70は、長矩形の本体60の四隅に配置されて
おり、突設片52側の脚部と脚部との間には溝72が形
成されている。本実施例において、高さ位置決め部66
はこれらの脚部70からなる。この高さ位置決め部とし
ての脚部70は、図8に示すように、被試験ICを嵌合
凹部58内に嵌合させた状態で該被試験ICの外囲器1
9表面からリード17の下端までの高さよりも高くなる
ような長さに設けられている。
【0024】これによって、嵌合凹部58内で位置決め
しつつ吸着パッド44で吸着保持させた状態で被試験I
Cを試験位置まで搬送させ、ソケット基盤24とブラケ
ット48を嵌着させるときに吸着アームによる挿入動作
を安定してかつ確実に行なわせるものである。なお、こ
のように、嵌合凹部58内に収納した状態で被試験IC
を移動させソケットの試験位置に挿入させるからその間
は被試験IC及びそのリードは外部から保護される状態
で移動することとなり、リードの変形、損傷を更に確実
に防止させる。
【0025】図8、9において、ブラケット48の脚部
70の底面は前記した枠部材30の刀鍔状凹部に当着し
て、ソケット14の測定端子26に接触しないようにな
っている。そして、これらブラケット48がソケット基
板24の凹部24a内に嵌合するときには、脚部70の
外壁側はそれぞれ突設片52側となる前記枠部材30の
内側壁及びピン固定部27の内側にも密着状に当接嵌合
し得るようになっている。ここにおいて、ブラケットの
脚部70とソケット基板24により試験位置となる該ソ
ケット基板24の凹部24aでの位置決めが行なわれ、
同時に、すでに予めブラケット48により嵌合凹部58
により位置決めされていた被試験ICはこのブラケット
48のソケット基板24への嵌合位置で測定端子26と
ベンドリード17とが正しい接触位置で接触するように
なっている。
【0026】また、図4、5、8、9に示すように、図
1の正面視でテスト部Tを間に挟んで前面側と奥行き側
に案内手段32としての2個の案内ピンが立設されてお
り、この案内ピンにブラケット48の突設片52に形成
された孔50が貫通され、被試験ICのソケットに対す
る正しい挿入位置の上方位置におけるブラケット48の
上下動を案内する。
【0027】実施例において、このソケット14の上方
には押え枠74を下端に取りつけたアーム76が上下動
自在に設けられており、図示しない駆動装置により吸着
アームがブラケット48をソケットの凹部24a内に下
降装着させ、被試験ICを正しい試験位置に配置してソ
ケット14から退避した後に下降して被試験ICの外囲
器を押圧し、測定端子26とリード17とを確実に接触
させる。
【0028】なお、実施例において、図1上左側にもパ
レット22が設けられており、試験終了後のICを吸着
搬出するための吸着パッドを備えた吸着アーム46が対
応して左側にも配置されている。
【0029】上記の位置決め挿入装置10により、被試
験ICを正しい位置に挿入させるについて、例えば、温
度試験のために搬送ラインHで搬送中に所定の温度に加
熱されさた被試験ICは仮置き用の右側のパレット20
上に図示しないロボットアームにより仮置き載置され
る。
【0030】このとき、パレットに形成された位置決め
壁38が被試験ICのベンドリードとICパッケージモ
−ルドの側面下部側との間隙K内にあって、ICを載着
状に支持するとともに予めこの被試験IC16の位置を
決めている。
【0031】次にブラケット48を取りつけた吸着アー
ム46がこのパレット20上のICをパッド44により
ICのパッケージ上面を吸着し、同時にブラケット48
の下面側に形成させた嵌合凹部内にICの外囲器の側上
縁部21を嵌合させて吸着保持した状態で、しかも保持
位置決めを行なう。このときICのリード端子にはブラ
ケットは接触しない。そして、吸着パッド44で吸着保
持し、かつ、嵌合凹部に嵌合させた状態で、吸着アーム
をソケット14の上方まで移動させる。ブラケットは被
試験ICの四角形のパッケージの少なくとも2辺側を脚
部により覆った形態となるので移動中のIC及びそのリ
ードを確実に保護する。
【0032】そして、ブラケット48の両側突設片52
に設けた孔50をソケット基板24側に立設させた案内
用のピンに貫通させて上下方向移動を案内させながら、
吸着アーム46を下降させ、ブラケット48の脚部70
の外側壁がソケット基板24に嵌合し、同ブラケット4
8の高さ位置決め部66がソケット基板の底面に当着す
るまで押動させる。このとき、予め測定端子26の四角
形の端子の配置形状に対応させて接触が行なわれるよう
に位置決めされていた被試験ICのリード下端がこれら
の測定端子26に当着する。
【0033】そして、吸着パッドの吸着を解き、右上方
に退避させると、次に、アーム76が下降してきて刀鍔
状凹部28に当着する押え枠74がICの上面側から押
え込み、ICリードとICテスタ側との電気的接続を確
実にした状態で所望の試験や測定を行なうこととなる。
そして、テスト終了後、アーム76が上方に退避する
と、今度は、IC搬出用の吸着アーム46がICを吸着
捕捉し、左側のパレット22上に仮置きし、さらに図示
しないロボットアームがこのICを吸着保持して搬出ラ
インSに搬出するものである。
【0034】ここにおいて、被試験ICのリードは試験
のための移動中にはテスト接続用の測定端子26以外に
は接触することが確実に回避され、しかも、同時にIC
側とテスト側との接続のための位置決めも行なわれるか
ら、リードの変形や損傷が確実に防止されるとともに、
テストを正確、確実に行なうことができ、しかも、位置
決めそのものの作業はブラケットの嵌合であるから非常
に迅速である。しかも、位置決めのための機構は、IC
リードに非接触の第1の位置決め部としての嵌合凹部を
備えるとともに、ソケット基板に該ブラケット本体を嵌
合させる第2の位置決め部としての脚部やソケット基板
形状を設けるだけで良く、可動部分がないので、故障が
少なく、保守、点検も非常に簡単である。本発明にかか
る位置決め挿入装置は上記した実施例構成にのみ限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本
質を逸脱しない範囲において任意の改変を行なっても良
いものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るICハンドラにおける被試験ICのソケットへの
位置決め挿入装置によれば、ICハンドラにおける被試
験ICのソケットへの位置決め挿入装置であって、パレ
ットに載置された被試験ICの外囲器上面を吸着パッド
で吸着搬送する吸着アームと、この吸着パッドの近縁に
設けられ、前記被試験ICのリ−ドに非接触で、かつ前
記吸着パッドで吸着されて、前記被試験ICの外囲器の
側上縁部に嵌合する嵌合凹部を備えたブラケットと、を
有し、このブラケットは、被試験ICを前記ソケットの
試験位置に配置させる状態で前記ソケットのソケット基
板に嵌合するとともに、前記被試験ICの外囲器表面か
らリード下端までの高さより高い、高さ位置決め部を有
し、さらに、前記ソケット基板には、前記被試験ICの
前記ソケットに対する正しい挿入位置の上方位置におけ
る該ブラケットの上下動を案内する案内手段が設けられ
ているので、被試験ICをICハンドラのソケットへ正
確、かつ確実に位置決め挿入させることができると同時
にICのリード端子を変形、損傷させることを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る位置決め挿入装置を含む
ICハンドラのテスト部の配置構成を示す説明図であ
る。
【図2】同位置決め挿入装置の吸着アーム及びブラケッ
トを含む一部破断正面説明図である。
【図3】その低面図である。
【図4】ソケット部分の平面説明図である。
【図5】そのA−A線断面図である。
【図6】右パレットの平面図である。
【図7】吸着アームでICを吸着上昇させる状態のB−
B線断面説明図である。
【図8】ソケット上に被試験ICを挿入させる際の断面
作用説明図である。
【図9】吸着アームを退避させた状態のソケット部分の
断面説明図である。
【図10】被試験ICの全体斜視図である。
【図11】その概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 位置決め挿入装置 14 ソケット 16 被試験IC 17 ICリード 19 外囲器 20 パレット 24 ソケット基板 24a 凹部 26 測定端子 32 案内手段 38 位置決め壁 44 吸着パッド 46 吸着アーム 48 ブラケット 58 嵌合凹部 66 高さ位置決め部 70 脚部 K ICリードとIC外囲器の側面下部側との間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICハンドラにおける被試験ICのソケ
    ットへの位置決め挿入装置であって、 パレットに載置された被試験ICの外囲器上面を吸着パ
    ッドで吸着搬送する吸着アームと、 この吸着パッドの近縁に設けられ、前記被試験ICのリ
    −ドに非接触で、かつ前記吸着パッドで吸着されて、前
    記被試験ICの外囲器の側上縁部に嵌合する嵌合凹部を
    備えたブラケットと、を有し、 このブラケットは、被試験ICを前記ソケットの試験位
    置に配置させる状態で前記ソケットのソケット基板に嵌
    合するとともに、前記被試験ICの外囲器表面からリー
    ド下端までの高さより高い、高さ位置決め部を有し、 さらに、前記ソケット基板には、前記被試験ICの前記
    ソケットに対する正しい挿入位置の上方位置における該
    ブラケットの上下動を案内する案内手段が設けられてな
    るICハンドラにおける被試験ICのソケットへの位置
    決め挿入装置。
JP8338992A 1996-12-03 1996-12-03 Icハンドラにおける被試験icのソケットへの位置決め挿入装置 Pending JPH10160797A (ja)

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