JPH10161076A - 磁気光学効果を利用した光デバイス - Google Patents
磁気光学効果を利用した光デバイスInfo
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Abstract
ータ等の光デバイスに関し、その小型化及び低価格化を
主な課題としている。 【解決手段】 入力ビームを反射させて反射ビームにす
るリフレクタ56と、入力ビーム及び反射ビームに交差
するように設けられる磁気光学結晶58と、磁気光学結
晶58に磁界を印加するための磁界印加ユニット60
と、制御信号に基づき上記磁界を変化させるための調節
ユニット62とから構成される。
Description
学効果を用いた光デバイスの小型化に関し、特に、磁気
光学結晶によるファラデー回転を用いた光アッテネータ
等の光デバイスに関する。
・鉄・ガーネット)等の磁気光学結晶内を光ビームが通
過すると、磁気光学結晶の磁化ベクトルの大きさ及び方
向並びに磁気光学結晶の厚みに応じて、その光ビームに
磁気光学効果によりファラデー回転角が与えられる。こ
の原理に従う光デバイスはファラデー回転子と称され、
永久磁石により磁気光学結晶に磁界を印加するようにし
たファラデー回転子が実用化されている。永久磁石によ
り磁気光学結晶に与えられる磁化ベクトルの大きさ及び
方向は一定であるから、このファラデー回転子において
はファラデー回転角が不変である。
磁界を印加するようにしたファラデー回転子を含む可変
光アッテネータが提案されている(例えば特開平1−2
04021号)。しかし、1つの電磁石のみを用いた場
合、磁気光学結晶の磁化が常に飽和しているとは限らな
い。磁気光学結晶の磁化が飽和していないと、磁気光学
結晶内に多数の磁区が生じる。このような多数の磁区の
存在は、光アッテネータの減衰の再現性を悪化させる
し、良好な再現性が確保されているとしても減衰の連続
的な可変を困難にする。また、多数の磁区間の界面にお
ける光の散乱が制御困難な減衰を生じさせる。
ことによって、磁気光学結晶の磁化が飽和したままでフ
ァラデー回転角を可変にした光デバイスが、発明者らに
よって提案されている(福島他、OAA,FD9,pp
154−157,1996)。この光デバイスは可変光
アッテネータであり、駆動電流を0mA〜40mAに変
化させることによって減衰が1.6dB〜25dBまで
連続的に変化する特性が得られている。
ー回転角が可変なファラデー回転子は、偏波状態を任意
に変化させるための偏波コントローラや減衰を変化させ
るための可変光アッテネータ等に適用することができ
る。前述した永久磁石及び電磁石を用いた光アッテネー
タは実用的なスケールで提供されているので(30mm
×25mm×12mm)、そのままで光中継器等に組み
込むことはできる。しかし、多数の光アッテネータの使
用を考慮すると、更なる小型化、低価格化が要求され
る。
格化に適した光デバイスを提供することにある。本発明
の他の目的は以下の説明から明らかになる。
ームを反射させて反射ビームにするリフレクタと、上記
入力ビーム及び上記反射ビームが通過するように設けら
れる磁気光学結晶と、該磁気光学結晶に磁界を印加する
ための第1の手段と、制御信号に基づき上記磁界を変化
させるための第2の手段とを備えた光デバイスが提供さ
れる。
レクタを用いることにより、磁気光学結晶が入力ビーム
及び反射ビームの双方に作用するようにしているので、
一定のファラデー回転角を与えるための磁気光学結晶の
厚み或いは磁界の強さを半減させることができる。
気光学結晶の厚みの減少は光デバイスの低価格化の上で
有効である。また、要求される磁界の強さの減少は、磁
気光学結晶に磁界を印加するための永久磁石若しくは電
磁石の小型化又は電磁石の駆動電力の低減のために有効
である。
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。全図を通して
実質的に同一の部分には同一の符号が付されている。
本発明の実施形態の説明に先立ち、図1乃至図3により
従来の可変ファラデー回転子及びそれを有する可変光ア
ッテネータについて説明する。
回転子2の斜視図が示されている。ファラデー回転子2
は、磁気光学結晶4と、磁気光学結晶4に対して互いに
直交する方向に磁界を印加する永久磁石6及び電磁石8
と、電磁石8に駆動電流を供給する可変電流源10とを
備えている。
YIGやエピタキシャル結晶成長させた(GdBi)3
(FeAlGa)5 O12等が用いられる。永久磁石6に
より磁気光学結晶4に印加される磁界の方向は、磁気光
学結晶4における光ビーム12の伝搬方向(Z軸)と平
行であり、電磁石8により磁気光学結晶4に印加される
磁界の方向は、Z軸に垂直である(X軸)。また、X軸
及びZ軸に垂直なY軸が示されている。
強さは、磁気光学結晶4の磁化が常に飽和しているよう
に設定される。図2は図1のファラデー回転子2におい
て磁気光学結晶4に与えられる磁界並びに磁気光学結晶
4の磁化の方向及び強さを説明するための図である。
4に符号14で示されるように磁界が印加されている場
合、磁気光学結晶4の磁化は符号16で示すようにZ軸
と平行になる。
14の長さ)は、磁気光学結晶4の磁化の強さ(磁化ベ
クトル16の長さ)が飽和するように設定される。電磁
石8による磁界が符号18で示されるようにX軸に平行
に印加されると、合成磁界は符号20で示されるように
磁界ベクトル14及び18の合成ベクトルとなる。
は符号22で示されるような磁化が生じる。磁化ベクト
ル22と磁界ベクトル20は平行であり、前述の飽和に
より、磁化ベクトル22の長さは磁化ベクトル16の長
さに一致する。
からといって、磁化ベクトル16及び22のファラデー
回転角への寄与度が同じではない。なぜなら、ファラデ
ー回転角が磁化の方向と光ビームの伝搬方向とがなす角
にも依存するからである。
2が生じている状態とを比較すると、磁化16のZ成分
(磁化16そのもの)に対して磁化22のZ成分24が
減少している分だけ、後者のファラデー回転角が小さく
なるのである。磁化22によるファラデー回転角と磁化
16によるファラデー回転角との比は、これらの磁化ベ
クトルがなす角αを用いてcosαで与えられる。
2においては、可変電流源10により磁界ベクトル18
の長さを調整してそれにより角αを変化させることによ
って、光ビーム12に与えられるファラデー回転角を任
意に設定することができる。磁気光学結晶4の磁化は常
に飽和しているので、多数の磁区の存在による上述した
不都合がなくなる。磁気光学結晶4の磁化が飽和した状
態は磁気光学結晶4の磁区が1つになった状態として理
解することができる。
である。光ファイバ26と、レンズ28と、複屈折くさ
び板30と、図1のファラデー回転子2と、複屈折くさ
び板32と、レンズ34と、光ファイバ36とが図示し
ない光源の側からこの順序で設けられている。
る。くさび板30の頂部及び底部はそれぞれくさび板3
2の底部及び頂部に対向し、且つ、対応する面が互いに
平行になるようにされている。
直な平面内にあり、光学軸の位置関係はファラデー回転
子2の可変電流源10へのゼロ入力時の損失の設定によ
る。以下の説明では、ゼロ入力時に損失が最小になるよ
うに定めることとし、くさび板30の光学軸とくさび板
32の光学軸とが互いに平行であるとする。
はレンズ28によりコリメートされて平行光ビームにな
る。このビームはビーム太さを無視して符号38で表さ
れている。ビーム38はくさび板30においてその常光
線(o)に相当するビーム40と異常光線(e)に相当
するビーム42とに分離される。
とは互いに直交している。ビーム40及び42はファラ
デー回転子2により偏波面をそれぞれ同じ角度だけ回転
されそれぞれビーム44及び46になる。
光線成分であるビーム48と異常光線成分であるビーム
50とに分離される。また、ビーム46は、くさび板3
2においてその異常光線成分であるビーム52と常光線
成分であるビーム54とに分離される。
れ受けてきた屈折の履歴とくさび板30及び32の形状
及び配置形態とを考慮すると、ビーム48及び52は互
いに平行であり、ビーム50及び54は互いに平行でな
い。従って、ビーム48及び52のみをレンズ34によ
り絞り込んで光ファイバ36に入射させることができ
る。
ーム50及び54のトータルパワーとの比は、ファラデ
ー回転子2におけるファラデー回転角に依存する。一
方、ファラデー回転子2のファラデー回転角が一定であ
る状態においては、ビーム48及び52のトータルパワ
ーは光ファイバ26の励振端から放射された光の偏波状
態には依存しない。このように、図3の光アッテネータ
においては、減衰が電気的に且つ連続的に可変であり、
しかも減衰が入力ビームの偏波状態に依存しない。
子の基本構成を示す図である。このファラデー回転子
は、リフレクタ56と、磁気光学結晶58と、磁界印加
ユニット60と、調節ユニット62とを備えている。
させて反射ビームRBにする。磁気光学結晶58は、入
力ビームIB及び反射ビームRBが通過するように設け
られている。
8が入力ビームIB及び反射ビームRBにファラデー回
転角を与えるように磁気光学結晶58に磁界を印加す
る。調節ユニット62は、与えられた制御信号に基づ
き、磁界印加ユニット60が磁気光学結晶58に印加す
る磁界を変化させる。
射ビームRBが磁気光学結晶58内を通過するので、入
力ビームIB及び反射ビームRBには、実質的に同じ量
のファラデー回転角が印加磁界の方向に向かって同じ回
転方向で与えられる。従って、与えられた磁界条件の下
で必要なファラデー回転角を得るための磁気光学結晶5
8の厚みを従来技術に比べて実質的に半分にすることが
できる。
Bとがなす角θによっては限定されない。θ=0°であ
る場合には、入力ビームIB及び反射ビームRBは互い
に重なり合うので、この場合には、反射ビームRBを入
力ビームIBから空間的に分離するために、後述するよ
うな光サーキュレータが使用される。
である場合には、入力ビームIB及び反射ビームRBを
それぞれ光ファイバに結合するために後述するような共
通の1つのレンズの使用が可能になる。
ぞれ光ファイバに結合するために、複数のレンズを用い
てもよい。また、レンズを省略するために、リフレクタ
56を凹面鏡にしてもよい。
58に密着して図示されているが、本発明はこれに限定
されない。リフレクタ56と磁気光学結晶58との間に
空気その他の光学媒質が介在していてもよい。
の実施形態を示す図である。ここでは、入力ビームIB
を与えるための第1の光ファイバ64と、反射ビームR
Bを導入すべき第2の光ファイバ66とが用いられる。
2の光ファイバ66の励振端66Aとが予め定められた
微小距離d離間して位置するようにするために、光ファ
イバ64及び66はフェルール68の互いに平行な挿入
孔68A及び68Bにそれぞれ挿入固定されている。
実質的にコリメートして入力ビームIBを得るために、
励振端64A及び66Aに対向して共通の1つのレンズ
70が設けられている。
を有しており、この反射面は入力ビームIB及び反射ビ
ームRBに対して僅かに傾斜している(傾斜角θ/
2)。各エレメントの相対的位置関係が適切な条件を満
足するようにすることによって、反射ビームRBをレン
ズ70により集束させて第2の光ファイバ66の励振端
66Aに入射させることができる。この条件は、例え
ば、入力ビームIBと反射ビームRBとがなす角をθ、
レンズ70の焦点距離をf、励振端64A及び66A間
の距離をdとするときに、 d=f・tanθ で与えられる。
術は確立されているので、励振端64A及び66A間の
距離を正確に設定することができ、結合損失を小さくす
ることができる。また、フェルール68、レンズ70及
びリフレクタ56の相対的位置関係を調整することによ
り、この可変ファラデー回転子を組み立てることができ
るので、従来技術に比べて製造作業が容易である。共通
のレンズ70を用いたことにより、小型化及び低価格化
が可能になる。
1の磁界を第1の方向で磁気光学結晶58に印加するた
めの第1の磁石と、第2の磁界を第1の方向と異なる第
2の方向で磁気光学結晶58に印加するための第2の磁
石とを含む。
する条件の下で、調節ユニット62が第1の磁界及び/
又は第2の磁界を変化させて、ファラデー回転角を変化
させることができる。磁気光学結晶58の磁化の飽和に
伴って磁区が1つになるので、ファラデー回転角の再現
性が良好になると共に散乱による損失が小さくなる。
れ永久磁石及び電磁石である。この場合、調節ユニット
62は電磁石に接続される可変電流源により提供され
る。望ましくは、第1及び第2の方向は実質的に直交し
ている。これにより、第1の磁界及び/又は第2の磁界
の単位変化に対するファラデー回転角の変化を大きくす
ることができる。
の他の実施形態を示す図である。ここでは、磁気光学結
晶58はX軸、Y軸及びZ軸に沿って配置される直方体
形状である。X軸、Y軸及びZ軸は直交3次元座標を与
える。
8のXY平面に平行な面上に形成された誘電体多層膜等
からなる反射膜により提供されている。反射膜は薄く形
成することができるので、小型化に適しており、また、
誘電体多層膜は製造が容易である。
8に一定の磁界をZ軸方向に印加するための永久磁石7
2と、磁気光学結晶58に可変の磁界をX軸方向で印加
するための電磁石74とを含む。
れる可変電流源76を含む。可変電流源76は、例えば
外部から与えられる制御信号に基づき、電磁石74のコ
イルに流れる電流を調節する。
及び反射ビームRBはZ軸に対して平行であり、これら
は互いに重なり合っている。反射ビームRBを入力ビー
ムIBから分離するために、光サーキュレータ78が用
いられる。
A,78B及び78Cを有している。入力ビームIBは
ポート78A及び78Bをこの順に通って磁気光学結晶
58に入射する。
アイソレータ78のポート78B及び78Cをこの順に
通って出力される。このように入力ビームIB及び反射
ビームRBがリフレクタ56に対して垂直である場合、
光軸調整が容易である。
一定の磁界を磁気光学結晶58に効果的に印加すること
ができる。これを図1の従来技術との対比により説明す
る。実用的な永久磁石は不透明であるから、従来技術に
おいては、図1に示されるように、永久磁石6の2つの
極(N極及びS極)をビーム12に対してずらしておく
ことが必要である。このため、永久磁石6及び磁気光学
結晶4を含む磁気回路における磁気抵抗が大きくなり、
永久磁石6による磁界を磁気光学結晶4に効果的に印加
することができない。
レクタ56による往復ビーム経路が形成されているの
で、永久磁石72の一方の極と磁気光学結晶58の端面
との間にリフレクタ56を介在させておくことによっ
て、永久磁石72及び磁気光学結晶58を含む磁気回路
の磁気抵抗を小さくすることができる。
界を磁気光学結晶58に効果的に印加することができ、
磁気光学結晶58の小型化に伴う永久磁石72の小型化
に加えて更に永久磁石72を小型化することができる。
誘電体多層膜としてのリフレクタ56の厚みは通常数μ
mであるので、その磁気抵抗は事実上無視し得る。
磁界を磁気光学結晶58に印加するために用いられてい
るので、電磁石74の2つの極を磁気光学結晶58の2
つの端面にそれぞれ密着させることができ、電磁石74
及び磁気光学結晶58を含む磁気回路の磁気抵抗を小さ
くすることができる。図6においては、電磁石74の2
つの極と磁気光学結晶58との間にエアーギャップが形
成されているように示されているが、これは図面の明瞭
さを確保するための配慮である。
入力ビームIB及び反射ビームRBに実質的に直交する
ようにしておくことによって、磁気抵抗が減少し、電磁
石74の小型化又は消費電力の低減が可能になる。
実施形態を示す図である。この光アッテネータは、図5
の可変ファラデー回転子と対比して、レンズ70と磁気
光学結晶58との間に偏光子80が設けられている点で
特徴付けられる。
語は、供給された光ビームのうち予め定められた偏波面
を有する直線偏波を選択的に通過させるもの、或いは供
給されたビームを互いに直交する偏波面を有する2つの
直線偏波成分に分けるもの(偏波ビームスプリッタ)と
して用いられている。
IBのうち紙面に平行な偏波面を有する直線偏波成分を
選択的に通過させる。この直線偏波成分には磁気光学結
晶58によりファラデー回転角が2回与えられ、従っ
て、反射ビームRBの偏波面と紙面とがなす角及びこの
角により決定される減衰は制御信号に従って変化する。
る場合には最小の減衰が得られる。反射ビームRBの偏
波面が紙面に垂直である場合には最大の減衰が得られ、
原理的には反射ビームRBは偏光子80を通過しない。
電気的に変化させることができる可変光アッテネータの
提供が可能になる。図7の実施形態では、偏光子80が
特定の偏波面を有する直線偏波成分を選択的に通過させ
るので、磁気光学結晶58のファラデー回転角が固定さ
れているとすると、入力ビームIBの偏波状態に依存し
て減衰が変化することになる。即ち、図7の光アッテネ
ータは偏波依存性を有している。
テネータを提供することもできる。以下、偏波無依存の
可変光アッテネータについて説明する。図8は本発明に
よる偏波無依存の可変光アッテネータの実施形態を示す
図である。この実施形態は、図7の光アッテネータと対
比して、偏光子として複屈折くさび板82を用いている
点で特徴付けられる。
る方向に伝搬する常光線と異常光線とに分ける。くさび
板82の材質としてはルチルを用いることができ、この
場合、くさび角を例えば4°に設定しておくことによっ
て、常光線と異常光線との分離角として約1°を得るこ
とができる。ルチルにおいては、異常光線に対する屈折
率は常光線に対する屈折率よりも大きい。
7等の図示に対して90°回転していることに留意され
たい。即ち、図7においては光ファイバ64及び66が
フェルール68内において紙面に平行な方向に配列して
いるのに対して、図8においては、光ファイバ64及び
66はフェルール68内において紙面と垂直な方向に配
列されている。
タの動作を説明する。リフレクタ56を用いていること
により、図8の光アッテネータの動作は、図9に示され
るように、リフレクタ56の反射面RPに関して折り返
された構成を想定すると理解しやすい。
び板82及びレンズ70について、反射面RPに関して
対称な位置にそれぞれ磁気光学結晶58′、くさび板8
2′及びレンズ70′が示されている。
64から第2の光ファイバ66へ至る光路を容易に理解
することができる。第1の光ファイバ64の励振端64
Aから放射された光は、レンズ70により実質的にコリ
メートされて平行光ビーム(入力ビーム)になる。この
ビームは太さを無視して符号84で表されている。
常光線(o)に相当するビーム86と、異常光線(e)
に相当するビーム88とに分離される。ビーム86の偏
波面とビーム88の偏波面とは互いに直交している。
及び58′により偏波面をそれぞれ伝搬方向に向かって
同じ角度だけ回転されそれぞれビーム90及び92にな
る。ビーム90はくさび板82′においてその異常光線
成分であるビーム94と常光線成分であるビーム96と
に分離される。ビーム92はくさび板82′においてそ
の常光線成分であるビーム98と異常光線成分であるビ
ーム100とに分離される。
線としての屈折を受け、くさび板82′において異常光
線としての屈折を受けてきている。ビーム96は、くさ
び板82及び82′においてそれぞれ常光線としての屈
折を受けてきている。
光線としての屈折を受け、くさび板82′において常光
線としての屈折を受けてきている。ビーム100は、く
さび板82及び82′においてそれぞれ異常光線として
の屈折を受けてきている。
ことが想定されているから、ビーム94及び98は互い
に平行である。従って、ビーム94及び98をレンズ7
0′により絞り込んで第2の光ファイバ66の励振端6
6Aに入射させることができる。このとき、ビーム96
及び100は特定の条件の下で光ファイバ66には結合
しない。
角をφ、第2の光ファイバ66のコアの直径をa、レン
ズ70の焦点距離をfとするときに、 a/f<tanφ で与えられる。
ーとビーム96及び100のトータルパワーとの比は、
磁気光学結晶58及び58′により与えられるファラデ
ー回転角に依存する。一方、ファラデー回転角が一定で
ある場合には、ビーム94及び98のトータルパワー
は、第1の光ファイバ64から放射された光の偏波状態
には依存しない。
気的に変化させることができ、しかも減衰が入力ビーム
の偏波状態に依存しない光アッテネータの提供が可能に
なる。
0及び調節ユニット62の図示は省略されている。磁気
光学結晶58のファラデー回転角が0°である場合に
は、ビーム86は全てビーム96となり、ビーム88は
全てビーム100となるので、減衰は最大となる。
5°である場合には、トータルのファラデー回転角は9
0°となり、ビーム86は全てビーム94になり、ビー
ム88は全てビーム98となり、減衰は最小となる。
うな磁界印加ユニット60及び調節ユニット62が用い
られている場合には、電磁石74により印加される磁界
がゼロのときに磁気光学結晶58が実質的に45°に等
しいファラデー回転角を与えるようにしておくことによ
って、ゼロ電流に対応して最小の減衰が得られるので、
実用上便利である。
光学結晶58によるファラデー回転角が45°よりも大
きい値、例えば50°になるようにすることによって、
より大きなダイナミックレンジをより少ない電流で得る
ことができる。
可変光アッテネータの提供が可能になる。これを図3の
従来技術との対比において説明する。図3においては、
光ファイバ36に結合するビーム48は、くさび板30
及び32においてそれぞれ常光線としての屈折を受けて
きている。
2は、くさび板30及び32においてそれぞれ異常光線
としての屈折を受けてきている。従って、ビーム48と
ビーム52との間で遅延時間が生じ、偏波分散が生じる
可能性がある。
バ66に結合するビーム94及び98の屈折の履歴は前
述した通りであるから、屈折による遅延が相殺されて、
偏波分散が解消される。また、本実施形態では、くさび
板82が1枚で済むので、小型化、低価格化及び製造作
業の簡略化が可能になる。
0の他の実施形態が示されている。ここでは、図6の実
施形態と対比して、2つの永久磁石72A及び72Bが
用いられている。
一方の極(図ではS極)を与える平坦面と磁気光学結晶
58との間にリフレクタ56が密着して介在している。
永久磁石72Bは開口を有する円環状のものであり、そ
の開口を入力ビームIB及び反射ビームRBが貫通する
ようにされている。
結晶58に入力ビームIB及び反射ビームRBと実質的
に平行な一定の磁界を与えるために、永久磁石72Bの
N極に対応する端面が磁気光学結晶58の永久磁石72
Aと反対側の端面に固着されている。
に磁界を効果的に印加することができるので、この磁界
印加ユニットは小型化に適している。
磁気光学効果を利用した光アッテネータ等の光デバイス
の小型化及び低価格化が可能になるという効果が生じる
他、前述したような種々の効果がある。
ある。
明図である。
る。
を示す図である。
を示す図である。
形態を示す図である。
示す図である。
の実施形態を示す図である。
図である。
実施形態を示す図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 入力ビームを反射させて反射ビームにす
るリフレクタと、 上記入力ビーム及び上記反射ビームが通過するように設
けられる磁気光学結晶と、 該磁気光学結晶に磁界を印加するための第1の手段と、 制御信号に基づき上記磁界を変化させるための第2の手
段とを備えた光デバイス。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記入力ビームを与えるための第1の光ファイバと、 上記反射ビームを導入するための第2の光ファイバとを
更に備えた光デバイス。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光デバイスであって、 上記第1及び第2の光ファイバはそれぞれ第1及び第2
の励振端を有し、 該第1及び第2の励振端は予め定められた微小距離離間
して位置し、 上記第1の励振端から放射されたビームを実質的にコリ
メートすることにより上記入力ビームを与えるためのレ
ンズを更に備え、 上記リフレクタは上記入力ビーム及び上記反射ビームに
対して僅かに傾斜しており、それにより上記反射ビーム
が上記レンズにより集束させられて上記第2の励振端に
入射する光デバイス。 - 【請求項4】 請求項3に記載の光デバイスであって、 上記入力ビームと上記反射ビームとがなす角をθ、上記
レンズの焦点距離をf、上記第1及び第2の励振端間の
距離をdとするときに、 d=f・tanθ が実質的に満足される光デバイス。 - 【請求項5】 請求項2に記載の光デバイスであって、 上記第1及び第2の光ファイバをそれぞれ挿入するため
の2つの挿入孔を有するフェルールを更に備えた光デバ
イス。 - 【請求項6】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記入力ビームと上記反射ビームとがなす角は実質的に
ゼロであり、 上記反射ビームを上記入力ビームから分離するための光
サーキュレータを更に備えた光デバイス。 - 【請求項7】 請求項1に記載の光デバイスであって、 上記リフレクタは上記磁気光学結晶上に形成された反射
膜からなる光デバイス。 - 【請求項8】 請求項7に記載の光デバイスであって、 上記第1の手段は磁石を含み、 該磁石のN極及びS極の何れか一方は上記反射膜に密着
している光デバイス。 - 【請求項9】 請求項7に記載の光デバイスであって、 上記反射膜は誘電体多層膜からなる光デバイス。
- 【請求項10】 請求項1に記載の光デバイスであっ
て、 上記第1の手段は、第1の磁界を第1の方向で上記磁気
光学結晶に印加するための第1の磁石と、第2の磁界を
上記第1の方向とは異なる第2の方向で上記磁気光学結
晶に印加するための第2の磁石とを含む光デバイス。 - 【請求項11】 請求項10に記載の光デバイスであっ
て、 上記第1及び第2の磁界の強さは上記第1及び第2の磁
界による上記磁気光学結晶の磁化が飽和するように設定
される光デバイス。 - 【請求項12】 請求項10に記載の光デバイスであっ
て、 上記第1及び第2の磁石はそれぞれ永久磁石及び電磁石
であり、 上記第2の手段は上記電磁石に接続される可変電流源を
含む光デバイス。 - 【請求項13】 請求項12に記載の光デバイスであっ
て、 上記第1及び第2の方向は実質的に直交する光デバイ
ス。 - 【請求項14】 請求項12に記載の光デバイスであっ
て、 上記第2の方向は上記第1及び第2のビームに実質的に
直交する光デバイス。 - 【請求項15】 請求項14に記載の光デバイスであっ
て、 上記第2の磁界がゼロのときに上記磁気光学結晶が実質
的に45°に等しいファラデー回転角を上記入力ビーム
及び上記反射ビームにそれぞれ与える光デバイス。 - 【請求項16】 請求項14に記載の光デバイスであっ
て、 上記第2の磁界が実質的にゼロのときに上記磁気光学結
晶が45°よりも大きいファラデー回転角を上記入力ビ
ーム及び上記反射ビームにそれぞれ与える光デバイス。 - 【請求項17】 請求項14に記載の光デバイスであっ
て、 上記永久磁石は、平坦面を有する第1の永久磁石と、開
口を有する第2の永久磁石とからなり、 上記リフレクタは上記平坦面と上記磁気光学結晶との間
に密着して介在し、 上記入力ビーム及び上記反射ビームは上記開口を貫通す
る光デバイス。 - 【請求項18】 請求項1に記載の光デバイスであっ
て、 第1の励振端を有し上記入力ビームを与えるための第1
の光ファイバと、 第2の励振端を有し上記出力ビームを導入するための第
2の光ファイバと、 上記第1及び第2の励振端に対向して設けられるレンズ
と、 該レンズ及び上記磁気光学結晶間に設けられる偏光子と
を更に備え、それにより上記反射ビームの上記入力ビー
ムに対する減衰が上記制御信号に従って変化させられる
光デバイス。 - 【請求項19】 請求項18に記載の光デバイスであっ
て、 上記偏光子は入射ビームを互いに異なる方向に伝搬する
常光線と異常光線とに分ける複屈折くさび板からなり、
それにより上記減衰が上記入力ビームの偏波状態に依存
しなくなる光デバイス。 - 【請求項20】 請求項19に記載の光デバイスであっ
て、 上記常光線と上記異常光線とがなす角をφ、上記第2の
光ファイバのコアの直径をa、上記レンズの焦点距離を
fとするときに、 a/f<tanφ が満足される光デバイス。
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