JPH10161246A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10161246A
JPH10161246A JP32148996A JP32148996A JPH10161246A JP H10161246 A JPH10161246 A JP H10161246A JP 32148996 A JP32148996 A JP 32148996A JP 32148996 A JP32148996 A JP 32148996A JP H10161246 A JPH10161246 A JP H10161246A
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Japan
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photosensitive material
image recording
unit
recording apparatus
transport
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JP32148996A
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English (en)
Inventor
Tsugio Okuzawa
沢 次 男 奥
Naoyuki Morita
田 直 之 森
Naohito Yamada
田 尚 人 山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像処理との速度調整および潜像退行防止のた
めに必要とされるスペースが小さく、かつ、ホールパン
チや、セーブカット、オール処理用カッタも不要な、小
型でかつ簡便な構成の画像記録装置の提供。 【解決手段】カットシート状感光材料を供給するシート
状感光材料供給部と、シート状感光材料供給部から供給
された感光材料の搬送方向と直交する方向の位置を所定
位置に位置調整する横レジストと、横レジストの搬送方
向下流側に隣接して配置され、像様露光される感光材料
を副走査搬送する副走査搬送手段と、副走査搬送される
感光材料を像様露光する露光手段と、露光部の搬送方向
下流側に配置され、露光済の感光材料を積載して滞留さ
せるバッファリング部と、このバッファリング部に滞留
された感光材料を1枚ずつ抜き出して搬送する再給紙手
段と、感光材料を所定の搬送経路で搬送する搬送手段と
を有する画像記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料に画像露
光を行い、画像を記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)の1コマ
の画像情報を光電的に読み取って、デジタル画像情報と
し、種々の画像処理を施した後、画像処理された画像情
報に応じて変調された光ビームを1次元方向に走査し
て、これと略直交する方向に搬送される感光材料を走査
露光し、感光材料に潜像を記録した後、現像処理を行っ
て再生画像(プリント)とするデジタル露光方式を採用
する画像記録装置であるデジタルフォトプリンタの開発
が進んでいる。
【0003】また、一般に、このようなデジタルフォト
プリンタであっても、従来から行われている面露光方式
の写真焼付装置であっても、ロール状に巻回された長尺
な感光材料を用いて画像記録や現像処理が行われ、最後
に1枚ごとに切断されることにより仕上りプリントが作
製される。すなわち、感光材料は露光から現像処理が終
了するまでは、帯状のままで処理が行われている。
【0004】しかしながら、これらの画像記録装置にお
いては、とりわけデジタル画像露光方式の画像記録装置
においては、焼付露光を行う部分と現像処理を行う部分
とにおいて処理速度差が生じるという問題がある。すな
わち、デジタル画像露光装置においては露光条件はセッ
トアップ装置で予め決定されている上、フィルムの撮影
状態に応じた補正等はセットアップ装置における画像信
号処理で既に行われているので実際の感光材料の露光に
おいてこの補正を行う必要がなく、また、1画像当たり
の露光時間も画像サイズに応じて一定であるため、露光
の処理時間は現像処理よりも速い。特に、デジタル露光
では面露光に比して露光光量が高いため、露光後すぐに
現像処理を行うと、色・濃度バランスが崩れるというい
わゆる潜像退行が発生するという問題もある。
【0005】このような問題に対し、従来は、現像が間
に合わない露光済感光材料をループを形成させて一時的
に滞留させるリザーバを画像記録装置内に設けることに
より、露光に対する現像の遅れに対応して露光作業を停
止させることなく、連続的な作業を行うことを可能と
し、かつ、潜像退行の防止を行っていた。しかしなが
ら、このようなリザーバには帯状の感光材料がループ状
に収容されるため、このループの収容空間の容積がかな
り大きくなってしまい、装置が必然的に大型化するとい
う問題がある。
【0006】また、感光材料が連続した帯状のため、写
真フィルムの1コマの画像を露光焼付けする際には、1
コマ毎の個別の画像シート毎に切断分離し、写真フィル
ム1本分毎に分類(ソート)するために、個別の画像1
コマ毎のコマ情報や写真フィルム1本分などの一連の個
別の画像の集まり毎のソート情報などの、長尺感光材料
の長手方向の画像位置情報が必要となってしまう。この
ため、従来では、長尺感光材料に丸状、角状のパンチ穴
を穿孔して画像位置情報を形成しなければならず、穿孔
用パンチが1個または2個以上設ける必要があった。
【0007】しかも、装置内でトラブルが発生した際に
感光材料を切断してトラブルの箇所から退避させて保護
するセーブカット用のカッタや、露光操作を終了した後
に、上述のリザーバに収容される露光済の感光材料をす
べて排出する際等に感光材料を切断するオール処理用の
カッタを設けることが必要となってしまう。このため、
装置がさらに複雑化、大型化し、コストアップの要因に
もなっていた。また、レーザー露光部に一旦ゴミ等が付
着してしまうと、帯状の感光材料上でなかなか除去され
ずに感光材料の長尺方向にスジが入ってしまうという問
題もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、現像
処理との速度調整および潜像退行防止のために必要とさ
れるスペースが小さく、かつ、画像書き出しタイミング
のためのホールパンチが不要で、セーブカット、オール
処理等のためのカッタも不要な小型でかつ簡便な構成の
画像記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたものであり、カットシート状感光材料を供
給するシート状感光材料供給部と、このシート状感光材
料供給部から供給されたシート状感光材料の搬送方向と
直交する方向の位置を所定位置に位置調整する横レジス
トと、この横レジストの搬送方向下流側に隣接して配置
され、像様露光される前記感光材料を副走査搬送する副
走査搬送手段と、副走査搬送される前記感光材料を像様
露光する露光手段と、前記副走査搬送手段の搬送方向下
流側に配置され、露光済の感光材料を積載して滞留させ
るバッファリング部と、このバッファリング部に滞留さ
れた感光材料を1枚ずつ抜き出して搬送する再給紙手段
と、前記感光材料を所定の搬送経路で搬送する搬送手段
とを有することを特徴とする画像記録装置を提供するも
のである。
【0010】ここで、前記シート状感光材料供給部は、
ロール状に巻回された感光材料が装填されるロール状感
光材料供給部と、この感光材料供給部から引き出された
感光材料を所定長さごとに切断するカッタとを有するの
が好ましい。また、前記画像記録装置であって、さらに
前記副走査搬送手段の搬送方向上流側または下流側に設
けられ、前記感光材料にバックプリントを行うバックプ
リント部を有するのが好ましい。また、前記画像記録装
置であって、さらに少なくとも前記副走査搬送手段の下
流側に設けられ、前記露光済感光材料を一旦前記バッフ
ァリング部に滞留させることなく直接前記再給紙手段の
下流側に排出する搬送経路と、この直接排出搬送経路
と、前記バッファリング部への搬送経路とを切り換える
切換手段とを有するのが好ましい。
【0011】さらに、前記副走査搬送手段において、副
走査搬送されつつ像様露光される前記感光材料の、像様
露光される側と反対側の面を吸引して平面状に保持する
吸引手段を有するのが好ましい。また、前記感光材料供
給部が複数設けられるのが好ましい。また、前記横レジ
ストは、前記感光材料を端面基準で位置調整するもので
あっても、あるいは、前記感光材料を感光材料の幅方向
の中心を基準として位置調整するものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像記録装置につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
【0013】図1に、本発明の画像記録装置の一態様の
概略図が示される。図1に示される画像記録装置10
は、装置本体12と、現像装置16とから構成され、装
置本体12は、基本的に、焼付搬送装置13、光ビーム
走査装置14、および制御基板や電源部等が収容される
電装部(図示せず)から構成される。
【0014】すなわち、図示例の画像記録装置10は、
デジタル露光を利用する写真焼付装置、すなわち、フィ
ルムに記録された画像を光電的に読み取ってデジタル信
号とした後、画像処理を施して露光条件を決定して記録
用の画像情報とし、この画像情報に応じて変調した記録
光によって感光材料を走査露光して画像を記録するデジ
タルフォトプリンタに対応する画像記録装置であって、
フィルムスキャナー等の画像読取装置で読み取られ、読
み取られた画像に応じてセットアップ装置で決定された
露光条件(画像記録条件)に応じて、光ビーム走査露光
によって感光材料を走査露光して画像を形成する。ま
た、本発明の画像記録装置は、これらの画像読取装置、
セットアップ装置等の入力装置と一体的に構成してもよ
い。
【0015】デジタルフォトプリンタは、従来の直接露
光による装置に比して、オペレータによる露光条件の決
定、フィルタ等の調整が不要で、1画像当たりの露光が
短時間であり、また、露光時間もサイズに応じて一定で
ある上に、画像合成等の編集レイアウトや、色/濃度調
整や変倍率等の画像処理も自由に行うことができ、ま
た、フィルムに記録されている画像情報をほぼ100%
再生したプリントが出力可能である等、各種の利点を有
する。このようなデジタルフォトプリンタについては、
本出願人による特開平6−217091号、同6−23
3052号、同6−245062号の各公報に詳述され
ている。
【0016】なお、本発明の画像記録装置においては、
露光方法はこのようなデジタル露光(光ビーム走査露
光)に限定はされず、フィルムの投影光や原稿の反射光
を感光材料に照射して露光する、アナログ露光(直接露
光)を用いてもよいのはもちろんである。
【0017】図2に画像記録装置10の装置本体12の
部分拡大概略図が示される。前述のように、装置本体1
2は、焼付搬送装置13、光ビーム走査装置14および
電装部(図示せず)から構成される。焼付搬送装置13
は、ロール状に巻回された感光材料Aを引き出してプリ
ントサイズに応じた所定の長さに切断し、画像露光(焼
き付け)、バックプリント等を行う装置で、第1感光材
料供給部20a、第2感光材料供給部20b、カッター
24a,24b、横レジスト26、露光部28、バック
プリント部32、バッファリング部34、屈曲搬送部7
4、第1排出部76および第2排出部109から構成さ
れるものである。
【0018】第1感光材料供給部20aは、ロール状に
巻回された感光材料Aを遮光性の筐体に収納してなる感
光材料マガジン22aが装填される部分である。図示例
の装置では、装置の小型化を実現する上で最も好ましい
態様として、バッファリング部34の上方で、かつ、カ
ッター24aおよび横レジスト26の下方に配置してい
るが、これに限定されるものではない。第1感光材料供
給部20aの構成には特に限定はなく、ロール状に巻回
された感光材料Aを利用する公知の画像記録装置におけ
る各種の構成が利用可能である。
【0019】第2感光材料供給部20bは、第1感光材
料供給部20aに装填される感光材料マガジン22aに
収容される感光材料と同種の、あるいは異種の感光材料
が収納される感光材料マガジン22bが装填される部分
であり、図示しないアタッチメントを介して感光材料供
給部20aの側方に取り外し可能に、あるいは一体的に
設けられる、感光材料供給部20aと同様の構成を有す
るものである。このように複数の感光材料供給部を有す
ることにより、それぞれの感光材料供給部に同種の感光
材料を装填した場合には、大量のプリントを作製する場
合に感光材料マガジンを交換回数を少なくすることがで
きる一方、異種の感光材料を装填した場合には、プリン
トサイズに応じてその都度感光材料マガジンの交換作業
を必要とせず、ユーザーが入力装置等で選択するだけで
所望の感光材料サイズへの簡便な切替えが可能となる。
【0020】なお、本発明の画像記録装置10は、必ず
しも第2感光材料供給部20bを有する必要はなく、第
2感光材料供給部20bを有さず、感光材料供給部を1
つのみ有する構成としてさらなる小型化を図ってもよい
し、あるいは、さらに多くの3つ以上の感光材料供給部
を有する構成として、感光材料種類の選択性の幅を拡
げ、あるいは、同種の感光材料のさらに大量の供給を可
能としてもよい。
【0021】第1感光材料供給部20aの感光材料Aの
搬送方向の下流(以下、下流とする)、図示例の装置で
は感光材料供給部20aの上方には、下流方向に向かっ
て、引き出しローラ対40a、カッター24a、屈曲ガ
イド42a、搬送ローラ対44a、さらに横レジスト2
6が配置される。引き出しローラ対40aは、第1感光
材料供給部20aに装填された感光材料マガジン22a
から感光材料Aを引き出すためのローラ対であり、感光
材料供給部20aの直上に配置される。この引き出しロ
ーラ対40aは、ソレノイド等によって接離することで
感光材料Aを挟持および開放自在に構成されるのが好ま
しく、こうすることにより感光材料マガジン22aの交
換等の際におけるマガジンの取り外しおよび感光材料A
の通紙を容易にする。
【0022】カッタ24aは、引き出しローラ対40a
によって感光材料マガジン22aから引き出された帯状
の感光材料Aを1枚のプリントサイズに対応した所定長
さごとに切断するものである。カッタ24aは、図示し
ない入力装置からの指示に従い、感光材料AをLサイ
ズ、ハガキサイズ、A4、四つ切等の1枚のプリントサ
イズに対応した長さに切断する。これにより、感光材料
Aをシート片として扱うことを可能として、前述したよ
うな長尺状の感光材料Aで必要とされる大型のリザーバ
を不要とし、装置の小型化を実現するほか、本発明の種
々の効果が得られる。
【0023】一方、第2感光材料供給部20bの下流に
は、第1感光材料供給部20aの場合と基本的に同様
に、引き出しローラ対40b、カッター24b、屈曲ガ
イド42b、搬送ローラ対44bから構成される搬送手
段が装置本体12側に、あるいは第2感光材料供給部2
0b側に設けられる。搬送ローラ対44bの搬送経路下
流は、必要に応じて搬送ローラ対45を介して、第1感
光材料供給部20aの下流の屈曲ガイド42aと連通す
るように構成されることにより、第2感光材料供給部2
0bは、第1感光材料供給部20aと同様に機能するこ
とができる。
【0024】図示例においては、ロール状に巻回された
感光材料Aを収納する感光材料マガジン22a,22b
をそれぞれ感光材料供給部20a,20bに装填し、こ
れらから長尺の感光材料Aを引き出して、カッタ24
a,24bで切断することにより、プリントサイズに応
じた所定サイズのカットシート状感光材料として下流の
横レジスト26を経由し露光部28に供給しているが、
本発明はこれに限定されず、感光材料供給部として予め
所定サイズのカットシート状感光材料Aを収納したカッ
トシートカセットを装填し、カットシート状感光材料A
を直接横レジスト26、露光部28に供給するように構
成してもよい。
【0025】図3に図1の横レジスト26の上側から見
た概略図を示す。横レジスト26は、感光材料Aの搬送
方向と直交する方向、すなわち感光材料Aの幅方向(図
示例では、主走査方向)の位置決めをするためのもので
あり、レジスト本体47、ローラ46、分割ベルト4
8、レジストローラ50および側端ガイド52から構成
される。レジスト本体47は、横レジスト26の形状を
保持するとともに、ローラ46、レジストローラ50お
よび側端ガイド52を取り付けるためのものである。図
示例のレジスト本体47は、少なくとも、分割ベルト4
8がローラ46と接触する部分、およびレジストローラ
50が設けられる部分が開放し、かつ、分割ベルト48
の張架により覆われる表面部分には分割ベルト48の搬
送をスムーズに行えるように凹型の溝が形成された筐体
であるが、少なくともローラ46、レジストローラ50
および側端ガイド52を一体として所定位置に保持しう
る形状のものであれば図示例に限定されず、枠体であっ
ても、板状の部材であってもよい。
【0026】ローラ46、46は、レジスト本体47の
搬送方向の両端に、図示しない軸受を介して2本が所定
間隔離間して平行となるように回転可能に設けられる。
ローラ46、46の一方には図示しない駆動源が直接、
あるいはプーリ等を介して間接的に連結され、一方が従
動ローラとして、他方が駆動ローラとして機能するよう
に構成される。分割ベルト48は、搬送されてきた感光
材料Aを載置状態で搬送するためのものであり、この2
本のローラ46、46間に複数本(図示例では3本)が
各ベルト間で所定間隔隔てて張架される。また、各分割
ベルト48間の間隔は、少なくともその間にレジストロ
ーラ50が配置しうるだけの距離を確保するように定め
られる。
【0027】レジストローラ50は、搬送される感光材
料Aを側端ガイド52側に誘導するためのローラであ
り、その上端をレジスト本体47の上面に突出させて、
図示しない軸受および駆動源を介して回転駆動可能に複
数個、図示例では各分割ベルト48間に2個ずつの計4
個設けられる。レジストローラ50は、その上端が分割
ベルト48の上側の面より若干高く、かつ、その中心軸
が搬送方向に対して所定角度傾斜して設けられることに
より、側端ガイド52方向に回転駆動するように構成さ
れる。側端ガイド52は、搬送されつつ側端ガイド52
側に誘導される感光材料Aの端面位置を規制することに
より、感光材料Aの搬送方向に垂直方向(副走査方向)
の位置を感光材料Aの端面を基準(以下、端面基準とい
う)として一定とするためのものであり、レジストロー
ラ50による誘導方向側のレジスト本体45の片側面
に、搬送方向に平行に設けられる板状のガイドである。
なお、側端ガイド52は、レジスト本体47に設けず
に、装置本体12のケーシングから吊下する構成として
もよい。
【0028】図示例の横レジスト26は、感光材料Aを
端面基準で位置決めをするものであるが、本発明の横レ
ジストは搬送方向垂直方向のいずれかの位置を基準とし
て感光材料の位置決めをするものであればその構成は特
に限定されず、例えば、感光材料Aの幅方向(搬送方向
垂直方向)の中心を基準として位置決めするセンター基
準を採用してもよい。
【0029】図4に、センター基準で位置決めする場合
の横レジスト27の一例を示す。同図に示されるよう
に、横レジスト27は、レジスト本体47、ローラ4
6、分割ベルト48、レジストガイド対53、プーリ5
4、ベルト55から構成される。すなわち、前述した端
面基準の横レジスト26においてレジストローラ50お
よび側端ガイド52を排し、代わりに、レジストガイド
対53、プーリ54、ベルト55を付加した構成となっ
ている。レジストガイド対53は、搬送されてくる感光
材料Aをセンター基準に位置決めするための基本的に平
板状のガイド板であり、感光材料Aがスムーズにレジス
トガイド対53間に案内されるように、少なくとも感光
材料Aの入側の端部を外側に屈折させてテーパが形成さ
れ、上端にはベルト55に固定するための固定部53a
が突起状に形成される。
【0030】プーリ54は、レジスト本体47の搬送方
向に垂直方向の両側に、レジストガイド対53の固定部
53aと同等の高さに設けられ、いずれか一方のプーリ
54には、図示しない駆動源が連結される。ベルト55
は、プーリ54に張架されるとともに、レジストガイド
対53が搬送方向の横レジストの中心線に対して互いに
対称の位置で、かつ、2個のプーリ54、54を結ぶ中
心線に対して互いに反対側のベルト55の位置に固定部
53aを介して固定される。従って、プーリ54を回転
駆動させることで、レジストガイド対53は、分割ベル
ト48上を横レジスト27の搬送方向の中心線に対して
互いに対称的に摺動する。具体的には、図示しない入力
装置からの指示により、プーリ54が駆動し、レジスト
ガイド対53が感光材料A幅に対応した位置に設定され
るが、入力装置からの指示によらず、手動で、あるいは
センサ等により自動で行ってもよい。
【0031】横レジスト26の下流には、露光部28が
配置される。図示例の装置においては、露光部28は、
幅方向位置が調整された感光材料Aを副走査搬送方向に
露光位置に規制しつつ副走査搬送する副走査搬送系56
からなる副走査搬送手段と、図中上側に配置される光ビ
ーム走査装置14からなる露光手段とから構成され、光
ビーム走査装置14によって光ビームLを露光条件(記
録画像)に応じて変調してかつ主走査方向(図中紙面に
垂直方向)に偏向走査すると共に、副走査搬送系56お
よびプラテン61によって感光材料Aを所定の露光位置
に保持しつつ、主走査方向と略直交する副走査方向に感
光材料Aを搬送することにより、光ビームLによって感
光材料Aを2次元的に走査露光し、潜像を記録する。
【0032】レーザー露光ユニットは、感光材料Aの赤
(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光に対応す
る光ビームを射出する光源、AOM(音響光学変調器)
等の光ビームの変調手段、ポリゴンミラー(回転多面
鏡)等の光偏向器、fθレンズ等を有して構成される、
公知の光ビーム走査装置であって、露光条件に応じて変
調した光ビームAを主走査方向に偏向走査して、副走査
搬送系56およびバキューム60によって所定の露光位
置に平面状に保持される感光材料Aに入射する。
【0033】一方、露光部28の副走査搬送系56は、
感光材料Aを所定の露光位置に規制しつつ、主走査方向
と略直交する副走査方向に搬送する搬送ローラ対58、
58と、複数の吸引穴(図示せず)が形成された支持台
状のプラテン61と、感光材料Aをプラテン61側に軽
く吸引吸着しカールの無い平面状に保持するバキューム
60とを有するものであり、感光材料Aは、搬送ローラ
対58、58によって、副走査搬送される。なお、搬送
ローラ対58、58は各対の各ローラが互いに接離可能
に構成されるのが好ましく、こうすることにより副走査
搬送系56への感光材料Aの通紙を容易にする。また、
バキューム60は、複数の吸引穴が形成されたプラテン
61の下方に設けられ、感光材料Aが下流側の搬送ロー
ラ対58のみで挟持され、搬送される状態となっても、
この吸引穴を介して感光材料Aをプラテン61側に軽く
吸引吸着してカールを矯正し、感光材料Aを平面状に保
持した状態での露光を可能とする。バキューム60は、
感光材料Aの搬送を妨げない程度の弱い吸引圧で空気を
吸引しうるものであれば特に限定されず、インジェクタ
等の従来公知の吸引手段が使用可能である。
【0034】また、バキューム60を設ける代わりに、
感光材料Aのカールを押さえるための補助ガイド板62
を設けてもよい。この場合には、図5に示されるように
露光部28の光ビームLの露光位置からわずかに上流側
の位置(例えば1mm上流側)を最下点として、この最
下点まで上流側の搬送ローラ対58間の隙間を通りつつ
下降するテーパ状の板に形成すればよい。このように構
成することで、感光材料Aは補助ガイド板62の下方に
スムーズに潜入して、搬送ローラ対58間を通過し、か
つ、光ビーム露光位置近傍では、カールが矯正された平
面の状態で、露光されることが可能となる。なお、感光
材料Aのカールを押さえる手段としては、バキューム6
0や補助ガイド板62に限られず、従来公知の種々の手
段が使用可能である。また、感光材料Aのカールが特に
問題とならない程度であれば、このような手段を有して
いなくてもよい。
【0035】後に詳述するが、感光材料Aの記録開始位
置が露光位置(主走査線)まで搬送されると、図示しな
いセンサにより感光材料Aの先端が検出され、前述のよ
うに記録画像に応じて変調された光ビームLによる感光
材料Aの走査露光が開始される。ここで、光ビームLは
主走査方向に偏向され、感光材料Aは主走査方向と直交
する副走査方向に搬送されているので、結果的に感光材
料Aは光ビームLによって2次元的に走査され、全面的
に露光される。
【0036】露光部28の下流には、バックプリント部
32が配置される。デジタルフォトプリンタに利用され
る画像記録装置10においては、プリントの裏面に原稿
フィルムの撮影日や感光材料Aへの記録日等のプリント
の各種のデータを記録する、裏面への情報記録いわゆる
バックプリントが行われ、図示例の装置では、このバッ
クプリント部32がこれを行う。
【0037】バックプリント部32は、印字装置66、
ガイド68、搬送ローラ対64、64およびバキューム
70を有する。図示例の印字装置66は、インクジェッ
ト方式によりバックプリントを行うものであって、各プ
リントに対応したバックプリントを行う。ここで、イン
クジェット方式とする場合には、感光材料Aにカールが
存在すると、そのままの状態で印字が行われてしまうた
め、字体が歪んで記録される場合もあり得る。そこで、
このような事態を防止するために、印字装置66と反対
側のガイド68の外側にバキューム70が設けられるの
が好ましい。すなわち、バキューム70は、印字装置6
6と反対側のガイド68に複数個の吸引穴(図示せず)
を介して設けられ、感光材料Aをガイド68側に軽く吸
引してカールの無い平面状態で安定したバックプリント
を可能とする。また、バキューム70は副走査搬送系5
6のバキューム60と同様のものが使用可能である。な
お、感光材料Aに生じるカールが特に問題とならない程
度であれば、バックプリント部32においてバキューム
70は設けなくてもよい。
【0038】なお、印字装置66としては、インクジェ
ット方式以外にも、インクリボンカセットを用いた熱転
写や、感圧転写等、公知の記録手段がすべて利用可能で
あるが、これらの場合において特に感光材料Aの印字面
を平面状に保持する必要がない場合には、バキュームを
設けなくてもよいのは勿論である。また、図示例におい
ては、バックプリント部32は露光部30の下流に配置
されているが、本発明はこれに限定はされず、バックプ
リント部32を露光部30の上流に配置してもよい。
【0039】バックプリント部32の下流には、分岐板
72、屈曲搬送部74および第1排出部76が配置され
る。分岐板72は、露光済感光材料Aをバッファリング
部34に向かわしめる屈曲搬送部74および露光済感光
材料Aを焼付搬送装置13の外部に排出するための搬送
経路を構成する第1排出部76のいずれか一方の入口を
閉塞して感光材料Aの進入を規制し、かつ感光材料Aを
他方の入口へ案内する、感光材料Aの搬送経路を切り換
えるための板片状の部材であり、本発明の切換手段を構
成し、電装部(図示せず)からの指示により回動軸72
aを中心に屈曲搬送部74側または第1排出部76側に
回動する。このように感光材料Aの搬送経路を選択可能
としたことにより、効率的なプリント作製が可能とな
る。例えば、現像装置16の現像処理がすぐに行える状
態であれば、感光材料Aを第1排出部76側を介して現
像装置16内に搬送することができる。一方、先行の感
光材料Aが現像されていて、次の感光材料Aの現像に間
に合わないや、潜像退行の防止のための時間をある程度
確保する必要がある場合には、感光材料Aは屈曲搬送部
74を介してバッファリング部34に搬送されて滞留さ
れることにより時間調整される。
【0040】なお、現像装置16の処理速度や潜像退行
防止に要する時間等の観点から、必ずしも第1排出部7
6および分岐板72を有する必要はなく、これらを設け
ず、一律に屈曲搬送部74を介してバッファリング部3
4に搬送し、滞留させる構成としてもよい。また、特に
時間調整の必要がなければ、屈曲搬送部74、バッファ
リング部34、第2排出部109を排して、一律に第1
排出部76に搬送する構成としてもよい。
【0041】図示例の分岐板72は、回動軸72aを有
し、上側に平面部分を、下側には搬送方向下流側に向か
って下降する曲面部分を有し、回動軸72aが第1排出
部76のガイド132の下方に設けられる。従って、分
岐板72が下方(屈曲搬送部74側)に回動して屈曲搬
送部72の入口を閉塞する場合には、感光材料Aは分岐
板72の上面である平面部分に沿って、第1排出部76
に搬送される。一方、分岐板72が上方(第1排出部7
6側)に回動して第1排出部76の入口を閉塞する場合
には、感光材料Aは分岐板72の下面である曲面部分に
沿って、屈曲搬送部74に搬送される。なお、本発明の
切換手段として用いられる分岐板72は、図示例のもの
には限られず、屈曲搬送部74および第1排出部76の
いずれか一方の入口を選択的に閉塞もしくは規制しうる
ものであれば特に限定されず、種々の形状、構成のもの
が使用可能である。なお、本発明に用いられる切換手段
としては、図示例の分岐板72に限定されず、感光材料
Aの搬送経路の切り換えが可能なものであれば、どのよ
うなものを用いてもよい。
【0042】屈曲搬送部74は、バックプリントされた
感光材料Aをバックプリント部32の斜め下方(図中で
は左下)に位置するバッファリング部34に搬送するた
めの部分であり、屈曲ガイド80および84、ガイド8
8および96と、搬送ローラ対82、86および98
と、ベルト搬送系90とから構成される。屈曲ガイド8
0は、バックプリント部32の下流側の搬送ローラ対6
4の位置から下方に傾斜して曲面状に延在し、搬送経路
の下側および上側に形成されるが、分岐板72の近傍の
上側のガイド80は分岐板72の回動を妨げないよう
に、その一部を開放させるように構成されるのがよい。
このガイド80の下流には搬送ローラ対82、上記同様
の屈曲ガイド84、搬送ローラ対86、平板状のガイド
88が順に設けられ、ベルト搬送系90に接続する。
【0043】ベルト搬送系90は、2本のローラ92、
92とこれらのローラに張架されるベルト94とから構
成されるコンベア91が2台上下に向かい合って対をな
して配置されることにより、感光材料Aをコンベア9
1、91間で挟持搬送するものである。ここで、図2か
らも分かるように、感光材料Aは露光された側の面(以
下、露光面という)を下側としてベルト搬送系90に搬
送される。すなわち、上側のコンベア91は感光材料A
の露光面の裏面と接触し、下側のコンベア91は感光材
料Aの露光面と接触する。このため、感光材料Aの露光
面を損傷しないように、感光材料Aの裏面側、すなわち
上側のコンベア91を駆動することにより感光材料Aを
搬送するように構成されている。
【0044】このように駆動する上側のコンベア91で
は、一方のローラ92には駆動源(図示せず)が連結さ
れて駆動ローラとして、他方のローラ92は従動ローラ
として機能するように構成され、感光材料Aをバッファ
リング部32方向に下方に傾斜して直線的に搬送する。
一方、下側のコンベア91では、ローラ92、92が両
方とも従動ローラとされ、感光材料Aの搬送に伴って追
動するのみであり、自ら駆動しないで、感光材料Aの搬
送を補助する。このベルト搬送系90の下流には、さら
に平板状のガイド96が接続し、搬送ローラ対98が設
けられる。
【0045】一方、第1排出部76は、バックプリント
部32の下流側の搬送ローラ64から水平に延在する平
板状のガイド132と、搬送ローラ対134と、平板状
のガイド136と、現像装置16に接続する搬送ローラ
対130の順に設けられる。ここで搬送ローラ対130
は、第2排出部109からの感光材料Aも通過できるよ
うに構成されるため、ガイド136の下流側末端は第2
排出部109の屈曲ガイド128と連通して設けられ
る。
【0046】屈曲搬送部74の下流には、図示例では装
置本体12の下方部分には、バッファリング部34が設
けられる。バッファリング部34は、露光済の感光材料
Aを滞留することにより、装置本体12と現像装置16
との処理速度差を吸収し、かつ、潜像退行を防止するの
に十分な時間を確保する場所である。このバッファリン
グ部34を有することにより、高画質なプリントを効率
よく作製することが可能となる。すなわち、現像が間に
合わない露光済感光材料Aをここに貯留しておくことが
でき、露光に対する現像の遅れに対応して露光作業を停
止する必要がなく、連続的に作業を行うことができる。
また、例えば、ここにある程度の露光済感光材料Aを滞
留することにより、この間は無人であってもプリントの
作製作業を継続することができ、高効率なプリント作製
を行うことができる。しかも、露光済の感光材料Aをバ
ッファリング部34で所定時間以上滞留させることによ
り、潜像退行も防止して高画質な画像を得ることができ
る。
【0047】ここで、感光材料Aが帯状のまま扱われる
従来型の画像記録装置においては、このように感光材料
Aを一時的に滞留しようとすると、感光材料Aを弛ませ
てループを形成させて滞留するリザーバを設ける必要が
あった。このようなリザーバは感光材料Aを弛ませるた
めの大きな空間を確保しておく必要があり、装置がかな
り大型化し、特に装置の高さが高くなってしまうという
問題があった。これに対し、本発明では、始めから予め
カットシート状にした感光材料を供給する構成とするこ
とにより、もしくは、前述のカッタ24a,24bを設
けて帯状の感光材料Aを予め露光前に1枚ごとのシート
片に切断する構成とすることにより、バッファリング部
34において、感光材料Aを弛ませて貯留する必要がな
く、積載させた状態で滞留させることを可能として、装
置の大幅な小型化を実現したものである。
【0048】バッファリング部34は、メイン搬送部1
07、サブ搬送部103およびエンドフェンス108か
ら構成されるものであり、屈曲搬送部74の搬送ローラ
98の下流側下方に配置される。メイン搬送部107
は、屈曲搬送部74から排出される感光材料Aを受ける
とともに、間欠搬送することにより、感光材料Aのシー
ト片を1枚ずつ階段状に積層して滞留するためのもの
で、メイン搬送部本体107aと、2本のローラ10
0、100と、これらのローラに張架されるメイン搬送
ベルト102から構成され、一方のローラ100は駆動
源(図示せず)と連結されて駆動ローラとして、他方の
ローラ100は従動ローラとして機能する。
【0049】サブ搬送部103は、メイン搬送部107
により間欠搬送される感光材料Aの上側から接触状態で
追動して、再給紙ローラ対110による感光材料Aの引
き抜きに対して感光材料Aの階段状の積層の並びを保持
するためのものであり、サブ搬送部本体103aと、こ
の本体の両端に回転可能に設けられる2本のローラ10
4、104と、これらのローラに張架されるサブ搬送ベ
ルト106とから構成される。2本のローラ104、1
04はいずれも従動ローラとして機能する。また、この
サブ搬送部103は、メイン搬送部107上面の搬送方
向上流側に、感光材料Aがとりうる最大のプリントサイ
ズ分の開放部分を少なくとも確保し、かつ、残りの下流
側部分を覆うように配置され、感光材料Aがサブ搬送部
103とメイン搬送部107との間をサブ搬送部103
の重量が加わった状態で通過できるように上下にスライ
ド可能に構成される。従って、メイン搬送部107上面
の搬送方向上流側の開放部分が、屈曲搬送部74の搬送
ローラ98から排出される感光材料Aを受けるように構
成される。
【0050】エンドフェンス108は、屈曲搬送部74
から落下して排出される感光材料Aの先端位置(再給紙
ローラ対110側からみれば後端位置)を規制して一定
位置とするための断面がL字状の板状部材で、その底板
部分がメイン搬送部本体107aの図示しない溝と係合
し、感光材料Aのサイズに応じて自動または手動により
メイン搬送ベルト102の搬送方向(図中矢印c方向)
に摺動可能に構成され、サブ搬送部103の上流側ロー
ラ104の中心位置からエンドフェンス108までの水
平間距離がほぼ感光材料Aのサイズとおよそ同等になる
位置に設定される。
【0051】バッファリング部34はこのように構成さ
れることにより、図示しないセンサにより屈曲搬送部7
4から感光材料Aの後端の排出が検知される度に、感光
材料Aがメイン搬送ベルト102上に落下するのに要す
る程度の所定時間を隔てて、メイン搬送ベルト102を
所定距離搬送して停止する。従って、この動作が繰り返
されることにより、メイン搬送ベルト102とサブ搬送
ベルト106との間でシート片の感光材料Aが順次所定
間隔を空けて階段状に積層される。このため、感光材料
Aはメイン搬送ベルト102上で、間欠搬送により滞留
されつつ徐々に最下層の感光材料Aが1枚ずつバッファ
リング部34の下流側末端のローラ104および100
に到達し、バッファリング部34に隣接した第2排出部
109の再給紙ローラ対110により1枚ずつ引き抜か
れて搬送される。
【0052】このように、図示例のバッファリング部3
4は感光材料Aが階段状に積層されることにより1枚ご
との搬送を可能とするものであるが、本発明はこれに限
定されるものではなく、少なくとも、シート片の感光材
料Aが積層状態で滞留され、かつ、この積層された感光
材料Aを1枚ずつ再給紙搬送しうるものであればいかな
る機構であってもよく、従来公知の種々の機構が使用可
能である。
【0053】バッファリング部34の下流には、第2排
出部109が設けられる。第2排出部109は、搬送ロ
ーラ114、126および130と、再給紙ローラ対1
10と、屈曲ガイド112、116、124および12
8と、ベルト搬送系118とから構成される。なお、第
2排出部109は、バッファリング部34のメイン搬送
部107およびサブ搬送部103とともに、本発明の再
給紙手段を構成する。再給紙ローラ110は、バッファ
リング部34から排出される感光材料Aを1枚ずつ抜き
取って搬送するためのものである。これにより、感光材
料Aは屈曲ガイド112、搬送ローラ114および屈曲
ガイド116を介してベルト搬送系118へと搬送され
る。
【0054】ベルト搬送系118は、2本のローラ12
0、120とこれらのローラに張架されるベルト122
とから構成されるコンベア119が2台左右に向かい合
って対をなして配置されて構成されることにより、感光
材料Aをコンベア119、119間で挟持搬送するもの
であり、屈曲搬送部74のベルト搬送系90と同様に構
成される。ここで、図2からも分かるように、感光材料
Aは露光面を現像装置16側として第2排出部109を
搬送されるため、現像装置16側(図中左側)のコンベ
ア91は感光材料Aの露光面の裏面と接触し、現像装置
16と反対側(図中右側)のコンベア91は感光材料A
の露光面と接触する。このため、感光材料Aの露光面を
損傷しないように、感光材料Aの裏面側、すなわち現像
装置16と反対側(図中左側)のコンベア91を駆動す
ることにより感光材料Aを搬送するように構成される。
【0055】このベルト搬送系118の下流には、さら
に屈曲ガイド124、搬送ローラ対126、屈曲ガイド
128、さらには現像装置16に接続する搬送ローラ対
130が順に設けられる。なお、ガイド128の上側部
分はその一部が開放されて、第1排出部76のガイド1
36と連通するように構成されることにより、第1排出
部76からも第2排出部109からも感光材料Aが搬送
ローラ対130に到達できるようになっている。
【0056】現像装置16は、使用する感光材料Aの種
類に応じた湿式の現像処理装置であれば特に限定され
ず、例えば、感光材料Aが銀塩写真感光材料であって、
図6に示されるように、発色現像槽140、漂白定着槽
142、水洗槽144および乾燥槽146を有するもの
であり、露光済の感光材料Aは、搬送ローラや上下動可
能な底板148等によって搬送されて、各処理槽に順次
浸漬され、それぞれの処理槽において所定の処理を施さ
れて現像され、潜像が顕像化され、公知の方法で乾燥さ
れ、ソータ150に搬送される。
【0057】ソータ150は、多数の棚を有する通常の
ソータであれば特に限定されず、入力操作部よりのソー
ト情報信号に応じて回転あるいはスライドして、仕上が
りプリントを収納する棚を切り換えることにより、ソー
ト情報に応じた所定枚数の仕上がりプリントを仕分けし
て収納する。
【0058】本発明の画像記録装置は、基本的にこのよ
うな構成を有するものであるが、以下に、その作用につ
いて説明する。まず、装置本体12の側面部を開けて、
第1感光材料供給部20aおよび第2感光材料供給部2
0bに、感光材料マガジン22aおよび感光材料マガジ
ン22bをそれぞれ装填しておく。なお、以下の説明
は、第1感光材料供給部20aから感光材料Aを供給す
る場合について説明する。ここで、予め引き出しローラ
対40aを駆動して、引き出しローラ対40aの下流側
に設けられる図示しないセンサによって先端が検出され
るまで、感光材料Aを搬送しておく。次に、露光を開始
する場合、感光材料Aは引き出しローラ対40aにより
引き出されて搬送され、カッタ24aおよび搬送ローラ
対44aを通過し、カッタ24aの位置から所望のプリ
ントサイズの長さ分だけ搬送すると一旦停止し、カッタ
24aにより切断されて、シート片状に加工される。な
お、カッタ24aから搬送ローラ対44aまでのガイド
42aの長さは感光材料Aがとりうるプリントサイズの
最小値よりも短く設定されることにより、感光材料Aが
カッタ24aで切断されても搬送ローラ対44aにより
挟持されており、引き続き搬送ローラ44aにより、横
レジスト26にまで搬送される。
【0059】横レジスト26では、感光材料Aが分割ベ
ルト48により載置状態で搬送されると同時に、レジス
トローラ50により側端ガイド52方向に誘導されなが
ら、感光材料Aの端面が側端ガイド52に規制されるこ
とにより、感光材料Aが端面基準で位置決めされる。こ
のように位置決めされた感光材料Aは、副走査搬送系5
6の搬送ローラ対58を介して、露光部28に搬送され
る。露光部28では、感光材料Aはバキューム60の吸
引圧によってプラテン61の吸引穴を介してプラテン6
1面上に平面状に保持されつつ、搬送ローラ58、58
により副走査搬送される。ここで、感光材料Aが光ビー
ム走査装置14による露光開始位置近傍に到達すると、
図示しないセンサが感光材料Aの先端を検出し、この先
端を基準とした感光材料A上の所定の位置を露光開始位
置として、露光条件に応じて変調しかつ主走査方向に偏
向した光ビームLによって、副走査搬送される感光材料
Aを走査露光し、潜像を形成する。潜像が形成された感
光材料Aは、搬送ローラ対64によりバックプリント部
32に搬送される。
【0060】バックプリント部32では、感光材料Aは
バキューム70による吸引圧によりガイド68の吸引穴
を介してガイド68面上に平面状に保持されつつ、搬送
ローラ対64、64の搬送によりバックプリント部32
を通過することでインクジェット方式の印字装置66に
よってフィルム撮影日等の情報をバックプリントされ
る。ここで、前述のように、感光材料Aは1枚ごとに切
断されているので、感光材料Aが印字装置66の記録ヘ
ッド位置近傍に到達すると、図示しないセンサが感光材
料Aの先端を検出し、この先端を基準とした感光材料A
上の所定の位置にバックプリントが施される。
【0061】バックプリントが施された感光材料Aは、
分岐板72を介して第1排出部76および屈曲搬送部7
4のいずれか一方に搬送される。ここで、分岐板72
は、現像装置16における他の感光材料Aの処理が進ん
でいない場合や、そのまま現像装置16に搬送したので
は潜像退行の防止するのに十分な時間を確保できない場
合には上側(第1排出部76側)に回動し、かかる問題
が特にない場合には下側(屈曲搬送部74側)に回動す
る。従って、分岐板72が上側に回動している場合に
は、感光材料Aは屈曲搬送部74に搬送され、バッファ
リング部34に排出され、メイン搬送ベルト102上に
階段状に積層されつつ間欠搬送されることにより、滞留
する。これにより、現像装置16と装置本体12との処
理速度差が吸収されると同時に、潜像退行を防止するた
めの十分な時間を確保できる。
【0062】本発明では、感光材料Aを1枚ごとに切断
してシート片単位で取扱うため、従来の帯状の感光材料
の場合にループを形成することにより収容されていた大
容積のリザーバの代わりに、シート状の感光材料を積層
して収容できる小容積のバッファリング部34で同様の
効果が得られるため、装置の大幅な小型化を実現するこ
とができる。
【0063】このように集積されて滞留状態にある感光
材料Aは、間欠搬送によって1枚ずつ再給紙ローラ対1
10に到達すると、再給紙ローラ対110によってバッ
ファリング部34から1枚ずつ引き抜かれ、第2排出部
109により搬送されて、第2排出部109の末端、す
なわち装置本体12の側面近傍に設けられた搬送ローラ
対130によって現像装置16に搬送される。一方、分
岐板72が下側に回動している場合には、感光材料Aは
そのまま第1排出部76に搬送され、第1排出部76の
末端、すなわち装置本体14の側面近傍に設けられた搬
送ローラ対130によって現像装置16に搬送される。
【0064】現像装置16に搬送された感光材料Aは、
所定の速度で搬送されつつ、各槽において、発色現像、
漂白定着、水洗、乾燥の各処理を順次施されて現像され
て仕上がりプリントとされて、入力操作部よりのソート
情報信号に応じてソータに収納される。
【0065】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および
変更を行ってもよいのはもちろんである。例えば、図示
例の画像記録装置10は装置本体14と現像装置16か
ら構成されるが、装置本体のみの構成とし、別個に製造
した現像装置や入力装置を接続する構成としてもよい
し、装置本体、現像装置および入力装置を一体的に構成
してもよい。いずれにしても本発明によれば装置本体の
大幅な小型化が可能なため、あらゆる形態の画像記録装
置に好適である。
【0066】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
画像記録装置によれば、装填されたロール状感光材料を
露光を行う前に切断する構成としたことにより、感光材
料のループを形成する必要がなく、特に、現像処理との
速度調整および潜像退行防止のために必要とされるスペ
ースを極めて小さくすることができる。しかも、画像書
き出しタイミングのためのホールパンチが不要で、セー
ブカット、オール処理等のためのカッタも不要である。
従って、装置の大幅な小型化、簡略化を実現することが
でき、装置コストの削減も可能である。また、レーザ露
光部に付着したゴミによる感光材料縦スジの被害を最小
限にくい止めることにより、高画質で高品質な画像記録
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の一実施例の概略図であ
る。
【図2】図1に示される画像記録装置の装置本体の一実
施例の部分拡大概略図である。
【図3】図1に示される画像記録装置の横レジストの一
実施例の概略図である。
【図4】図1に示される画像記録装置の横レジストの他
の一実施例の概略図である。
【図5】図1に示される画像記録装置の露光部の他の一
実施例を示す概略図である。
【図6】図1に示される現像装置の一実施例の概略図で
ある。
【符号の説明】
10 画像記録装置 12 装置本体 13 焼付搬送装置 14 光ビーム走査装置 16 現像装置 20a 第1感光材料供給部 20b 第2感光材料供給部 22a,22b 感光材料マガジン 24a,24b カッタ 26,27 横レジスト 28 露光部 32 バックプリント部 34 バッファリング部 40a,40b 引き出しローラ対 42a,42b,68,80,84,112,116,
124,128 屈曲ガイド 88,96,132,136 ガイド 44a,44b,45,58,64,82,86,9
8,114,126,130,134 搬送ローラ対 46 ローラ 47 レジスト本体 48 分割ベルト 50 レジストローラ 52 側端ガイド 53 レジストガイド対 53a 固定部 54 プーリ 55 ベルト 56 副走査搬送系 60,70 バキューム 61 プラテン 62 補助ガイド板 66 印字装置 72 分岐板 72a 回動軸 74 屈曲搬送部 76 第1排出部 90,118 ベルト搬送系 91,119 コンベア 92,100,104,120 ローラ 94,102,106,122 ベルト 102 メイン搬送ベルト 103 サブ搬送部 103a サブ搬送部本体 106 サブ搬送ベルト 107 メイン搬送部 107a メイン搬送部本体 108 エンドフェンス 109 第2排出部 110 再給紙ローラ対 140 発色現像槽 142 漂白定着槽 144 水洗槽 146 乾燥槽 148 底板 150 ソータ A 感光材料

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カットシート状感光材料を供給するシート
    状感光材料供給部と、 このシート状感光材料供給部から供給されたシート状感
    光材料の搬送方向と直交する方向の位置を所定位置に位
    置調整する横レジストと、 この横レジストの搬送方向下流側に隣接して配置され、
    像様露光される前記感光材料を副走査搬送する副走査搬
    送手段と、 副走査搬送される前記感光材料を像様露光する露光手段
    と、 前記副走査搬送手段の搬送方向下流側に配置され、露光
    済の感光材料を積載して滞留させるバッファリング部
    と、 このバッファリング部に滞留された感光材料を1枚ずつ
    抜き出して搬送する再給紙手段と、 前記感光材料を所定の搬送経路で搬送する搬送手段とを
    有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記シート状感光材料供給部は、ロール状
    に巻回された感光材料が装填されるロール状感光材料供
    給部と、この感光材料供給部から引き出された感光材料
    を所定長さごとに切断するカッタとを有する請求項1に
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の画像記録装置で
    あって、さらに前記副走査搬送手段の搬送方向上流側ま
    たは下流側に設けられ、前記感光材料にバックプリント
    を行うバックプリント部を有することを特徴とするの画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像
    記録装置であって、さらに少なくとも前記副走査搬送手
    段の下流側に設けられ、前記露光済感光材料を一旦前記
    バッファリング部に滞留させることなく直接前記再給紙
    手段の下流側に排出する搬送経路と、この直接排出搬送
    経路と、前記バッファリング部への搬送経路とを切り換
    える切換手段とを有することを特徴とする画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】前記副走査搬送手段において、副走査搬送
    されつつ像様露光される前記感光材料の、像様露光され
    る側と反対側の面を吸引して平面状に保持する吸引手段
    を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像記録
    装置。
  6. 【請求項6】前記感光材料供給部が複数設けられた請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】前記横レジストは、前記感光材料を端面基
    準で位置調整する請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】前記横レジストは、前記感光材料を感光材
    料の幅方向の中心を基準として位置調整する請求項1〜
    7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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