JPH10161363A - 予約型原稿搬送装置 - Google Patents

予約型原稿搬送装置

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Publication number
JPH10161363A
JPH10161363A JP31959996A JP31959996A JPH10161363A JP H10161363 A JPH10161363 A JP H10161363A JP 31959996 A JP31959996 A JP 31959996A JP 31959996 A JP31959996 A JP 31959996A JP H10161363 A JPH10161363 A JP H10161363A
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JP
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Pending
Application number
JP31959996A
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English (en)
Inventor
Toru Nibu
亨 丹生
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿をセットするための主セット板および副セ
ット板を有する場合に、副セット板から主セット板に対
して原稿を効率的に転送できる予約型原稿搬送装置を提
供する。 【解決手段】副給紙部80には、スポンジなどで構成され
た転送ローラ対91が備えられている。主給紙部10と副給
紙部80との間には転送経路92が形成され、転送経路92に
はスポンジなどで構成された第2排紙ローラ対54が配置
されている。主給紙部10にセットされた原稿の複写処理
がすべて終了した後、転送ローラ対91および第2排紙ロ
ーラ対54が回転駆動される。その結果、副給紙部80に予
約セットされている原稿は転送経路92を介して主給紙部
10に一括転送される。ローラ対91,54 はいずれもスポン
ジなどで構成されているから、原稿の厚みを吸収でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機などの画
像形成装置に適用され、画像形成処理を施すための画像
形成位置に原稿を搬送するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などに用いられる従来の原稿搬送
装置においては、前の原稿に対する処理が終了しないう
ちは、次の原稿を原稿搬送装置にセットすることができ
なかった。したがって、次の原稿を複写しようとしてい
るユーザは、前の原稿に対する処理が終了するまで複写
機の前で待つ場合が多く、非能率的であった。
【0003】そこで、前の原稿に対する処理が行われて
いる間でも次の原稿をセットすることができ、前の原稿
に対する処理が終了すると、セットされている次の原稿
を自動的に処理するようにした、いわゆる予約型の原稿
搬送装置が提案されている。この種の予約型原稿搬送装
置は、たとえば特公平7−90991号公報に開示され
ている。
【0004】この公告公報に開示されている装置は、主
給紙部および副給紙部を有し、各給紙部にそれぞれ原稿
をセットできるようになっている。また、排紙部を有
し、処理後の原稿を排出できるようになっている。主給
紙部および副給紙部に原稿がセットされている場合、主
給紙部にセットされている原稿が1枚ずつ複写位置に分
離給送され、当該複写位置において複写処理が施され
る。複写処理後の原稿は、排紙部に排出される。主給紙
部にセットされたすべての原稿が排紙部に排出される
と、副給紙部にセットされている原稿が1枚ずつ主給紙
部に転送され、すべての原稿の転送が完了した後、上述
と同様に、当該原稿が1枚ずつ複写位置に分離給送され
て複写処理が施される。複写処理後の原稿は、上述と同
様に、排紙部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術にかかる装置においては、副給紙部から主給紙部
へ原稿を転送させるときに1枚ずつ転送させるから、転
送に時間を要し、予約セットしておいた原稿が転送開始
されてから複写が終了するまでの時間が長くなるという
問題がある。そのため、複写機の使用効率の低下を招い
ていた。このことは、原稿枚数が多い場合に特に顕著で
ある。
【0006】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、原稿をセットするための主セット板およ
び副セット板を有する場合に、副セット板から主セット
板に対して原稿を効率的に転送できる予約型原稿搬送装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、原稿をセットするための主セ
ット板と、原稿をセットするための副セット板と、副セ
ット板に関連して設けられ、所定のタイミングで副セッ
ト板にセットされている原稿を一括して主セット板へ転
送させる転送手段とを含むことを特徴とする予約型原稿
搬送装置である。
【0008】この発明によれば、たとえば主セット板に
原稿を転送できる状態になったタイミングにおいて、副
セット板にセットされている原稿が一括して主セット板
に転送されるから、1枚ずつ原稿を転送する場合に比べ
て原稿転送に要する時間を短縮できる。請求項2記載の
発明は、上記転送手段は、原稿枚数に応じて弾性変形自
在な材質で構成されたローラ対を含むものであることを
特徴とする請求項1記載の予約型原稿搬送装置である。
【0009】この発明によれば、原稿転送のための手段
として弾性変形自在な材料で構成されたローラ対を用い
るから、原稿の厚みを吸収できる。したがって、所定の
上限枚数以下であれば何枚でも原稿を転送できる。特
に、請求項3記載の発明のように、ローラ対に圧力を加
えるようにすれば、原稿に十分な搬送力を付与できるか
ら、すべての原稿を確実に一括転送できる。
【0010】なお、請求項1ないし3のいずれかに記載
の発明にかかる装置としては、たとえば主セット板から
所定の処理位置に供給された原稿を主セット板に導いて
再セットするための原稿循環手段をさらに含むものであ
ってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態が適用される複写機の構成を示す断面
図である。この複写機は、複写機本体1と、複写機本体
1の上面に装着された予約型原稿供給装置70とを有す
る。予約型原稿供給装置70は、主給紙部10および副
給紙部80を含む。
【0012】主給紙部10は、いわゆる循環型自動原稿
供給装置(RDH:Recycle Document Handler)であ
る。すなわち、複写機本体1の上面に設けられたコンタ
クトガラス2上に原稿を自動的に供給するとともに、複
写後の原稿を元々セットされていた位置に戻すことで当
該原稿をコンタクトガラス2上に再供給可能にしたもの
である。
【0013】副給紙部80は、主給紙部10にセットさ
れた原稿の次に複写すべき原稿を予約セットするための
ものである。主給紙部10は、原稿をセットするための
主セット部20、主セット部20にセットされた原稿を
複写機本体1に供給するための主供給部30、複写機本
体1に供給された原稿を当該供給方向または反供給方向
に移動させるための搬送ベルト40、複写機本体1から
原稿を排出するための原稿排出部50、および排出され
た原稿を供給位置に導くための原稿再セット部60を備
えている。
【0014】主セット部20は、主セット板21を含
む。主セット板21には、当該主給紙部10の幅方向V
に関して原稿を位置決めするための幅規制板22、およ
び主初期位置にセットされた原稿を供給位置まで搬送す
るための前送りベルト23が備えられている。主初期位
置は、ユーザが主セット板21に原稿をセットするため
の位置であり、供給位置は、原稿の供給を開始させる位
置である。
【0015】主初期位置に原稿がセットされると、主初
期位置に設けられたプリセットスイッチ(以下「プリセ
ットSW」という。)24がオンし、前送りベルト23
が回転駆動される。これに伴って原稿が搬送され、供給
位置に設けられたセットスイッチ(以下「セットSW」
という。)25がオンすると、所定時間経過後、前送り
ベルト23の回転駆動が停止される。これにより、原稿
が供給位置にセットされる。
【0016】主供給部30は、給紙カバー31内に、分
離機構32を備えている。分離機構32は、分離ベルト
32aおよび分離ローラ32bを有し、分離ベルト32
aと分離ローラ32bとによって供給位置にセットされ
た原稿から最下位の原稿を1枚だけ分離し、分離された
原稿を給紙経路33に送出する。給紙経路33に送出さ
れた原稿は、レジスト/反転ローラ34とレジストロー
ラ35とで構成されるローラ対によって供給タイミング
が合わせられた後、搬送ベルト40によって複写機本体
1のコンタクトガラス2上に配置される。このとき、供
給されてきた原稿が片面原稿であれば、そのまま複写機
本体1による複写動作が実行される。一方、供給されて
きた原稿が両面原稿であれば、複写機本体1による複写
動作の実行に先立って当該原稿が反転させられる。
【0017】すなわち、コンタクトガラス2上に配置さ
れた両面原稿は、搬送ベルト40によって反転経路36
に引き戻される。引き戻された原稿は、搬送ベルト4
0、レジスト/反転ローラ34と反転ローラ37とで構
成されるローラ対、およびレジスト/反転ローラ34と
レジストローラ35とで構成されるローラ対の回転によ
って反転経路36内を通過し、給紙経路33に出た後、
搬送ベルト40によってコンタクトガラス2上に再度配
置される。この状態において複写動作が行われる。すな
わち、裏面側が複写される。その後、再度反転させら
れ、コントラクトガラス2上に三たび配置された後複写
動作が行われ、おもて面側が複写される。
【0018】複写後の原稿は、搬送ベルト40によって
原稿排出部50に送られる。原稿排出部50は、排紙カ
バー51内に形成された排紙経路52の上流側端部付近
および下流側端部付近にそれぞれ設けられた第1排紙ロ
ーラ対53および第2排紙ローラ対54を有する。排紙
経路52の途中部であって第1排紙ローラ対53の下流
側近傍には、副給紙部80の排紙部95につながる分岐
口55が形成されている。分岐口55に関連して、分岐
爪56が設けられている。分岐爪56は、実線で示すよ
うに、排紙経路52を塞いで分岐口55を開放する排紙
位置と、破線で示すように、分岐口55を塞いで排紙経
路52を開放する循環位置とに変位可能にされている。
【0019】搬送ベルト40によって送られてきた原稿
は、分岐爪56が循環位置にある場合、第1排紙ローラ
対53によって排紙経路52内に引き込まれ、さらに、
第2排紙ローラ対54によって主セット板21上に排出
される。一方、分岐爪56が排紙位置にある場合、第1
排紙ローラ対53によって分岐口55に導かれ、副給紙
部80の排紙部95に送り出される。
【0020】原稿再セット部60は、主セット板21上
に排出される原稿(以下「排出原稿」という。)の先端
を揃えて当該原稿を供給位置に再セットするためのもの
で、排出原稿の先端を揃えるための原稿仕切り部61
と、排出原稿の後端を押し、原稿を原稿移送方向Hに沿
って送り出すための移送板62とを含む。原稿仕切り部
61は、給紙カバー31の上部に原稿移送方向Hに沿っ
て移動可能に設けられており、その内部に、下方へ突出
したり内部に収容されたりする仕切りバー61aを備え
ている。原稿仕切り部61は、複写動作が開始されると
きに、二点鎖線で示すように、原稿移送方向Hの上流側
に向けて排出原稿のサイズに応じた位置まで移動させら
れ、その後仕切りバー61aが下方に突出される。これ
により、排出原稿の先端は仕切りバー61aに当たって
揃えられる。
【0021】移送板62は、排紙カバー51内の底部に
原稿移送方向Hに沿って移動可能に設けられている。移
送板62は、複写動作が開始されるときに、供給位置に
セットされている原稿の後端の近傍まで移動させられ、
1枚目の原稿が排出された後、排紙カバー51内に戻さ
れる。すなわち、1枚目の原稿が排出されるときには、
当該原稿の先端がセットされている複写前の原稿の後端
にぶつかるおそれがあるからである。
【0022】移送板62は、また、供給位置にセットさ
れた原稿がすべて主セット板21上に排出された後、原
稿移送方向Hに向けて移動させられる。これに伴い、排
出原稿は原稿移送方向Hに向けて移送される。原稿がプ
リセットSW24まで達し、プリセットSW24がオン
すると、前送りベルト23が駆動され、原稿が引き込ま
れる。その後、セットSW25がオンされて所定時間が
経過したタイミングで前送りベルト23の駆動が停止さ
せられる。これにより、原稿が供給位置に再セットされ
る。
【0023】副給紙部80は、主給紙部10の原稿排出
部50側において主給紙部10に連結されており、原稿
をセットするための副セット部81、副セット部81に
セットされている原稿を一括して送り出すための副供給
部90、および複写処理後の原稿を排出するための排紙
部95を有する。副セット部81は、副セット板82を
含む。副セット板82には、主給紙部10と同様に、幅
規制板83、および副初期位置にセットされた原稿を転
送位置まで搬送するための前送りベルト86が備えられ
ている。副初期位置は、ユーザが副セット板82に原稿
をセットするための位置であり、転送位置は、原稿の転
送が開始される位置である。副初期位置および転送位置
には、それぞれ、前送りベルト86の回転駆動を制御す
る際のトリガとなる信号を出力する、プリセットSW8
4およびセットSW85が備えられている。
【0024】副供給部90は、転送ローラ対91を有す
る。転送ローラ対91は、スポンジなどの弾性変形自在
な材料で構成され、転送位置にセットされている1また
は複数枚の原稿を一括して転送経路92に送出するため
のものである。転送経路92は、主給紙部10にほぼ斜
め上方に延び、主給紙部10の上部において排紙経路5
2に合流されている。すなわち、排紙経路52の一部は
転送経路92として利用されている。
【0025】転送経路92は、副セット部81にセット
できる最大枚数の原稿を通過させることができるだけの
高さを有しており、排紙経路52のうち転送経路92と
の共用部分は、転送経路92と同じ高さにされている。
排紙経路52の一部が転送経路92として利用されてい
ることに関連して、排紙経路52の下流端部に設けられ
ている第2排紙ローラ対54は、副供給部90の転送ロ
ーラ対91と同様に、スポンジなどの弾性変形自在な材
料で構成されている。
【0026】排紙部95は、副セット板82の下方に設
けられており、主給紙部20から分岐口55を介して導
かれてきた原稿を収容するための排紙トレイ98を備え
ている。排紙トレイ98に収容すべき原稿は、当該原稿
のサイズに応じて異なる経路を通って排紙トレイ98に
排出される。より詳述すると、排紙部95には、分岐口
55に関連して、上下方向に移動可能なガイド板96が
備えられている。ガイド板96は、排紙トレイ98に収
容すべき原稿のサイズが所定サイズ(たとえばA4)以
下の場合には実線で示すように下位置に位置され、当該
原稿のサイズが所定サイズよりも大きい場合には二点鎖
線で示すように上位置に位置される。
【0027】原稿のサイズが所定サイズ以下の場合、複
写処理が終了した後の原稿はそのまま搬送ベルト40に
よって原稿排出部50に導かれた後、分岐口55を介し
て排紙部95に導かれる。このとき、ガイド板96は下
位置に位置されているから、当該原稿は、排紙経路97
aに導かれる。その後、当該原稿は、排紙ローラ対97
b,97cによって排紙経路97aの下流側に送り出さ
れ、さらに、排紙ローラ対97dによって反転された
後、排紙トレイ98に排出される。
【0028】原稿のサイズが所定サイズよりも大きい場
合には、複写処理が終了した後の原稿は主給紙部10の
反転経路36に戻されて反転された後、搬送ベルト40
によって原稿排出部50に導かれ、さらに分岐口55を
介して排紙部95に導かれる。このとき、ガイド板96
は上位置に位置されているから、当該原稿は直接排紙ト
レイ98に排出される。
【0029】なお、いずれにしても原稿をいったん反転
させるのは、原稿が排紙トレイ98に排出される際、若
い頁の原稿が上になるようにするためである。このよう
に、所定サイズよりも大きなサイズの原稿は、排紙経路
97aに比べて長さの短い反転経路36にて反転された
後、排紙経路97aを通らずに排紙トレイ98に直接排
出される。したがって、複写後の原稿を迅速に排紙トレ
イ98に排出できるから、複写速度が遅くなるのを防止
できる。
【0030】図2は、原稿転送を説明するための図であ
る。転送位置にセットされている原稿Pの転送が開始さ
れた場合、当該原稿Pは前送りベルト86の回転によっ
て転送ローラ対91に向けて搬送される(図2(a) )。
原稿Pが転送ローラ対91に達すると、転送ローラ対9
1は、スポンジなどで構成されているために、搬送され
てくる原稿Pの厚みに応じて変形する(図2(b) )。こ
の状態で原稿Pが転送ローラ対91に挟み込まれ、転送
ローラ対91の回転によって転送経路92に送り出され
る(図2(c) )。原稿Pが第2排紙ローラ対54に達す
ると、第2排紙ローラ対54は、転送ローラ対91と同
様に、スポンジなどで構成されているから、搬送されて
くる原稿Pの厚みに応じて変形する(図2(d) )。この
状態で原稿Pが第2排紙ローラ対54に挟み込まれ、第
2排紙ローラ対54の回転によって主セット板21に導
かれる(図2(e) )。このように、原稿Pの厚みを吸収
しながら原稿Pの転送が達成される。
【0031】なお、上記説明では、排紙経路52の一部
を転送経路92として利用しているために、第2排紙ロ
ーラ対54をスポンジなどの材料で構成している。しか
し、たとえば排紙経路52と転送経路92とをそれぞれ
独立に形成し、この転送経路92の最終端部付近にスポ
ンジなどで構成されたローラ対を配置するようにすれ
ば、第2排紙ローラ対54は複写後の1枚の原稿を排出
するだけの機能を有することになるから、第2排紙ロー
ラ対54をスポンジなどの弾性変形自在な材料で構成す
る必要性はない。
【0032】また、転送ローラ対91および第2排紙ロ
ーラ対54の全体をスポンジなどで構成し、かつこれら
各ローラ対91,54を固定する代わりに、図3に示す
ように、転送ローラ対91および第2排紙ローラ対54
の表面のみをスポンジなどで構成し、転送ローラ対91
および第2排紙ローラ対54の上部ローラ91a,54
aをそれぞれ上下方向に変位可能なものとしてもよい。
具体的には、固定端93aにて固定されたアーム93の
他端を上部ローラ91a,54aのローラ軸に取り付
け、固定端93aを起点にして上部ローラ91a,54
aを上下方向に変位可能にする。この構成によれば、転
送ローラ対91および第2排紙ローラ対54は、搬送さ
れてくる原稿の厚みに応じて上方向に変位するから、原
稿の厚みを吸収しながらの原稿の転送を達成できる。
【0033】また、この場合に、原稿に十分な搬送力を
加えるために、転送ローラ対91および第2排紙ローラ
対54の各上部ローラ91a,54aに対して下方向に
向く圧力を加えることができるようにしてもよい。この
構成によれば、原稿に十分な搬送力が加えられるから、
原稿を漏れなく一括して転送できる。図4は、原稿転送
に関連する電気的構成を示すブロック図である。主給紙
ブロック10および副給紙部80には、それぞれ、制御
中枢として機能する主制御部200および副制御部21
0が備えられている。主制御部200および副制御部2
10は、たとえばマイクロコンピュータで構成されたも
のである。主制御部200および副制御部210は、互
いにアクセス可能にされている。
【0034】主制御部200は、複写機本体1の制御中
枢である本体制御部220との間でアクセス可能にされ
ている。本体制御部220は、たとえばマイクロコンピ
ュータで構成されたもので、入力信号として、複写開始
を指示するためのプリントキー221の出力が与えられ
るようになっている。主制御部200は、プリントキー
221が押圧されたか否かに関する情報に基づいて、主
供給部30の駆動源である主給送用駆動部250を制御
する。
【0035】主制御部200には、入力信号として、セ
ットSW25の出力が与えられるようになっている。主
制御部200は、セットSW25の出力に基づいて、第
2排紙ローラ対54の駆動源である第2排紙駆動部25
1、および原稿仕切り部61の駆動源である仕切り用駆
動部252を制御する。主制御部200は、副制御部2
10にアクセスし、副制御部210に入力として与えら
れるセットSW85のオン/オフ情報などを取り込むこ
とができるようになっている。さらに、主制御部200
は、この取り込んだセットSW85のオン/オフ情報な
どに基づいて、分岐爪56の駆動源である爪用駆動部2
53、および移送板62の駆動源である移送用駆動部2
54を制御する。
【0036】副制御部210は、主制御部200からの
制御に基づいて、転送ローラ対91の駆動源である副転
送用駆動部255、排紙ローラ対97b,97c,97
dの駆動源である副排紙用駆動部256、およびガイド
板96の駆動源であるガイド板用駆動部257を制御す
る。図5は、原稿転送に関連する動作を説明するための
フローチャートである。主制御部200は、主セット板
21に原稿がセットされ、プリントキー221が押圧さ
れると、当該原稿の供給を開始する。このとき、分岐爪
56を循環位置にし、複写後の原稿が主セット板21上
に排出されるようにする。
【0037】主制御部200は、主セット板21にセッ
トされている原稿の供給を実行している場合、副セット
板82に原稿が予約セットされたか否かを監視している
(ステップS1)。具体的には、副セット板82上のセ
ットSW85がオンになったか否かを監視している。副
セット板82に原稿がセットされていない場合には、原
稿の供給を継続する(ステップS13)。一方、副セッ
ト板82に原稿が予約セットされ、セットSW85がオ
ンになった場合、主制御部200は、主セット部20か
らの原稿供給がすでに最終サイクルに入っているか否か
を判別する(ステップS2)。その結果、まだ最終サイ
クルに入っていないと判別された場合、最終サイクルの
1回前の原稿供給サイクルの終了を監視する(ステップ
S3)。原稿供給サイクルの終了は、主セット板21上
のセットSW25がオフになってから第1処理時間t1
が経過したことによって判断される。第1処理時間t1
は、原稿後端がセットSW25を離れてから第2排紙ロ
ーラ対54を通過するのに要する時間である。
【0038】最終サイクルの1回前のサイクルが終了し
た場合、主制御部200は、分岐爪56を排紙位置に切
り換える(ステップS4)。また、副制御部210にア
クセスし、主セット板21上にセットされた原稿のサイ
ズに応じてガイド板96を上位置または下位置に位置さ
せる。さらに、ガイド板96を下位置に位置させる場合
には、排紙ローラ対97b,97c,97dを回転駆動
させる。これにより、主セット板21上の原稿は、最終
の複写処理が施された後、副給紙部80の排紙部95に
導かれ、排紙トレイ98に排出される。
【0039】その後、主制御部200は、最終サイクル
が終了したか否かを判別する(ステップS5)。すなわ
ち、主セット部20にセットされていた原稿が副給紙部
80の排紙部95に導かれ、主セット板21上への原稿
転送の準備が整ったか否かを調べる。その結果、最終サ
イクルが終了したと判別されると、主制御部200は、
副セット板84上の原稿の主セット板21への一括転送
を副制御部210に指示する(ステップS6)。また、
第2排紙ローラ対54の回転駆動を開始するとともに、
原稿仕切り部61を原稿サイズに応じた長さだけ移動さ
せ、仕切りバー61aを下方に突出させる。
【0040】副制御部210は、主制御部200からの
指示に基づいて、転送ローラ対91を回転駆動する。そ
の結果、副セット板82にセットされている原稿が一括
して転送経路92に送り出される。転送経路92に送り
出された原稿は、さらに、第2排紙ローラ対54の回転
によって主セット板21上に導かれる。主セット板21
上に導かれた原稿の先端は、仕切りバー61aに当たっ
て揃えられる。
【0041】主制御部200は、原稿転送を指示した
後、原稿の転送終了を判別する(ステップS7)。具体
的には、副セット板82上のセットSW85がオフにな
ってから第2処理時間t2 が経過したか否かを調べる。
第2処理時間t2 は、転送される原稿後端がセットSW
85を離れてから第2排紙ローラ対54を通過するのに
要する時間である。
【0042】ステップS7において、原稿転送が終了し
たと判別されると、主制御部200は、移送板62を移
動させるとともに前送りベルト23を回転駆動させ、転
送されてきた原稿を供給位置にセットさせる。その後、
当該原稿の供給を開始する(ステップS8)。なお、転
送されてきた原稿を副給紙部80の排紙トレイ98に排
出すれば、先に排紙トレイ98に排出されていた原稿が
まだ取り除かれていない場合、この原稿と転送されてき
た原稿とが混じるおそれがある。そのため、主制御部2
00は、分岐爪56を循環位置にし、転送されてきた原
稿を主セット板21に排出する。
【0043】上記ステップS3においてすでに最終サイ
クルに入っていると判別された場合、主セット板21に
セットされている原稿のうち複写処理が終了した後の原
稿はすでに主セット板21上に排出されている。このよ
うな場合、当該原稿の最終サイクルが終了した後原稿転
送を実行すると、原稿が混じることになる。そこで、主
制御部200は、当該最終サイクルが終了するのを待っ
た後(ステップS9)、分岐爪56を排紙位置に切換え
(ステップS10)、主セット板21上の原稿の空送り
を開始する(ステップS11)。その後、当該空送りが
終了したか否かを判別する(ステップS12)。空送り
が終了したと判別されると、主制御部200は、上記ス
テップS6に移行し、原稿の一括転送を開始させる。
【0044】以上のようにこの実施形態の予約型原稿供
給装置70によれば、副セット板82に原稿を予約セッ
トさえしておけば、後は自動的に、当該原稿に複写処理
が施されるから、前の原稿の複写処理が済むまで複写機
の前で待つ必要がなく、ユーザの手間が省ける。しか
も、副セット板82に予約セットされている原稿は一括
して主セット板21に転送されるから、予約セットされ
ている原稿を1枚ずつ送る場合に比べて時間を短縮でき
る。したがって、複写機の使用効率の向上を図ることが
できる。
【0045】また、副セット板86上の原稿を転送する
ための転送ローラ対91および第2排紙ローラ対54を
スポンジなどで構成しているから、原稿の厚みを十分に
吸収できる。これにより、所定の上限枚数以下であれば
何枚でも原稿を副セット板82にセットすることができ
る。この発明の一実施形態の説明は以上のとおりである
が、この発明は上述の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば上記実施形態では、主セット板21にセッ
トされている原稿の供給が完了したか否かを時間制御し
ている。しかし、たとえば分岐口55の近傍に原稿の有
無を検出するセンサを設置し、このセンサにおいて原稿
供給開始後所定時間以上原稿を検出しなかった場合に最
終原稿の排出が完了したと判断し、原稿の供給が完了し
たと判断するようにしてもよい。
【0046】同様に、上記実施形態では、副給紙部80
から転送される原稿のすべてが主セット板21に達した
か否かを時間制御している。しかし、転送経路92の最
終端近傍である第2排紙ローラ対54の近傍に原稿の有
無を検出するセンサを設置し、このセンサにおいて原稿
転送開始後所定時間以上原稿を検出しなかった場合に、
原稿の転送が完了したと判断するようにしてもよい。
【0047】また、上記実施形態では、最終原稿の後端
がセットSW25を離れてから副給紙部80の排紙部9
5に達したことに応答して、主セット板21にセットさ
れている原稿の供給が完了したと判断するようにしてい
る。しかし、最終原稿の後端がセットSW25を離れた
ことに応答して、主セット板21にセットされている原
稿の供給が完了したと判断するようにしてもよく、また
最終原稿の複写処理が終了したことに応答して、主セッ
ト板21にセットされている原稿の供給が完了したと判
断するようにしてもよい。要は、主セット板21上に原
稿が無い状態であればよい。
【0048】さらに、上記実施形態では、主給紙部10
としてRDHを適用する場合について説明しているが、
主給紙部10としてはたとえば原稿を自動供給した後専
用の排紙トレイに排出する自動原稿供給装置であっても
よい。その他、特許請求の範囲に記載された範囲内で種
々の設計変更を施すことが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、副セッ
ト板にセットされている原稿が一括して主セット板に転
送されるから、1枚ずつ原稿を転送する場合に比べて原
稿の転送に要する時間を短縮できる。そのため、この発
明をたとえば複写機に適用する場合、複写機の使用効率
の向上を図ることができる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
転送のための構成として弾性変形自在の材料で構成され
たローラ対を用いるから、所定の上限枚数以下であれば
何枚でも原稿を副セット板にセットすることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、副セット板から原
稿を転送する際に、当該原稿を転送するローラ対に圧力
を加えることができるから、原稿に十分な搬送力を付与
できる。したがって、原稿を確実に一括転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態が適用される複写機の構
成を示す断面図である。
【図2】原稿転送を説明するための図である。
【図3】副原稿供給部の他の構成例を示す図である。
【図4】原稿転送に関連する電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】原稿転送に関連する動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
21 主セット板 54 第2排紙ローラ対 82 副セット板 91 転送ローラ対 92 転送経路 200 主制御部 210 副制御部 251 第2排紙駆動部 255 副転送用駆動部 256 副排紙用駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿をセットするための主セット板と、 原稿をセットするための副セット板と、 副セット板に関連して設けられ、所定のタイミングで副
    セット板にセットされている原稿を一括して主セット板
    へ転送させる転送手段とを含むことを特徴とする予約型
    原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】上記転送手段は、原稿枚数に応じて弾性変
    形自在な材質で構成されたローラ対を含むものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の予約型原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】上記転送手段に含まれるローラ対に圧力を
    加えるための加圧手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項2記載の予約型原稿搬送装置。
JP31959996A 1996-11-29 1996-11-29 予約型原稿搬送装置 Pending JPH10161363A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6323515B1 (en) 1997-08-29 2001-11-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Non-volatile memory and semiconductor device
US6667494B1 (en) 1997-08-19 2003-12-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and semiconductor display device
US9053679B2 (en) 1997-09-03 2015-06-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor display device correcting system and correcting method of semiconductor display device

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