JPH1016216A - インクジェットヘッド及びプリンタ - Google Patents
インクジェットヘッド及びプリンタInfo
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- JPH1016216A JPH1016216A JP17774496A JP17774496A JPH1016216A JP H1016216 A JPH1016216 A JP H1016216A JP 17774496 A JP17774496 A JP 17774496A JP 17774496 A JP17774496 A JP 17774496A JP H1016216 A JPH1016216 A JP H1016216A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】インクジェットヘッドの製造工数を削減し、生
産性を向上させる。 【解決手段】圧電体2の複数の圧力室用溝7に跨るよう
なスリット4をノズルプレート5に形成する。このスリ
ット4を備えたノズルプレート5を圧電体2の一端側に
接着固定する。圧力室用溝7の両隣には、ダミー溝8を
それぞれ形成し、特定の圧力室用溝7の内壁に形成した
電極9bに正の電圧を印加し、その両隣のダミー溝8の
内壁に形成した電極10a,10bには負の電圧を印加
して、特定の圧力室15の側壁11を変形させ、特定の
圧力室15の内部のインクに圧力波を発生させる。その
圧力波によりスリット4からインクが吐出する。
産性を向上させる。 【解決手段】圧電体2の複数の圧力室用溝7に跨るよう
なスリット4をノズルプレート5に形成する。このスリ
ット4を備えたノズルプレート5を圧電体2の一端側に
接着固定する。圧力室用溝7の両隣には、ダミー溝8を
それぞれ形成し、特定の圧力室用溝7の内壁に形成した
電極9bに正の電圧を印加し、その両隣のダミー溝8の
内壁に形成した電極10a,10bには負の電圧を印加
して、特定の圧力室15の側壁11を変形させ、特定の
圧力室15の内部のインクに圧力波を発生させる。その
圧力波によりスリット4からインクが吐出する。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、シートにインクを
吹き付けて、ドットマトリックスにより文字や画像を形
成するインクジェットヘッド及び該インクジェットヘッ
ドを備えたプリンタに関する。
吹き付けて、ドットマトリックスにより文字や画像を形
成するインクジェットヘッド及び該インクジェットヘッ
ドを備えたプリンタに関する。
【0001】
【従来の技術】従来、この種のインクジェットヘッドと
して、図5に示すものが知られている。
して、図5に示すものが知られている。
【0002】このインクジェットヘッド30は、圧電体
31に複数の圧力室32用の溝を形成し、その上方の開
口部を可撓性フィルム33で塞ぎ、一端側をノズルプレ
ート34で塞ぎ、他端側をインクプール(図示せず)に
連通させてある。そして、側壁35の上端部にはそれぞ
れ電極36(36a,36b)を配置し、これら電極3
6と対をなす電極37を圧電体31の底面31aに配置
してある。
31に複数の圧力室32用の溝を形成し、その上方の開
口部を可撓性フィルム33で塞ぎ、一端側をノズルプレ
ート34で塞ぎ、他端側をインクプール(図示せず)に
連通させてある。そして、側壁35の上端部にはそれぞ
れ電極36(36a,36b)を配置し、これら電極3
6と対をなす電極37を圧電体31の底面31aに配置
してある。
【0003】このインクジェットヘッド30は、圧電体
31に形成した複数の圧力室32のうち、特定の圧力室
32aのインクを吐出させる場合、先ず、圧力室32a
の両側の電極36aに正の電圧を印加し、更にその両外
側の電極36bに負の電圧を印加して、圧電体31及可
撓性フィルム33を図中仮想線で示すように変形させ、
特定の圧力室32aの体積を増大させ、その内部にイン
クを吸い込ませる。次いで、このインクジェットヘッド
30は、印加電圧を急激に切るか又は印加電圧の極性を
切り換え、特定の圧力室32aの体積を元に戻すか又は
減少させて、圧力室32aの内圧を急激に高め、インク
をノズル38から噴射するようになっている。
31に形成した複数の圧力室32のうち、特定の圧力室
32aのインクを吐出させる場合、先ず、圧力室32a
の両側の電極36aに正の電圧を印加し、更にその両外
側の電極36bに負の電圧を印加して、圧電体31及可
撓性フィルム33を図中仮想線で示すように変形させ、
特定の圧力室32aの体積を増大させ、その内部にイン
クを吸い込ませる。次いで、このインクジェットヘッド
30は、印加電圧を急激に切るか又は印加電圧の極性を
切り換え、特定の圧力室32aの体積を元に戻すか又は
減少させて、圧力室32aの内圧を急激に高め、インク
をノズル38から噴射するようになっている。
【0004】尚、このインクジェットヘッド30は、特
定の圧力室32aの両側二つの圧力室32がインクを吐
出しないので、同時に他の圧力室32からインクを吐出
させる場合、特定の圧力室32aから少なくとも二つ以
上離れた圧力室32を特定しなければならない(例え
ば、特開平5ー338147号公報参照)。
定の圧力室32aの両側二つの圧力室32がインクを吐
出しないので、同時に他の圧力室32からインクを吐出
させる場合、特定の圧力室32aから少なくとも二つ以
上離れた圧力室32を特定しなければならない(例え
ば、特開平5ー338147号公報参照)。
【0005】又、従来のインクジェットヘッドとして、
図6に示すものが知られている。
図6に示すものが知られている。
【0006】このインクジェットヘッド40は、特定の
圧力室41aからインクを吐出させる場合、その特定の
圧力室41aの内壁に配置した電極42に電圧を印加
し、その両隣の圧力室41bの内壁に配置した電極43
をアースすると、特定の圧力室41aの側壁44が仮想
線で示すように変形し、特定の圧力室41aの内圧が急
激に高められるため、その特定の圧力室41aのノズル
45からインクを吐出するようになっている(例えば、
特開昭63ー252750号公報参照)。
圧力室41aからインクを吐出させる場合、その特定の
圧力室41aの内壁に配置した電極42に電圧を印加
し、その両隣の圧力室41bの内壁に配置した電極43
をアースすると、特定の圧力室41aの側壁44が仮想
線で示すように変形し、特定の圧力室41aの内圧が急
激に高められるため、その特定の圧力室41aのノズル
45からインクを吐出するようになっている(例えば、
特開昭63ー252750号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクジェットヘッド30,40は、いずれ
もノズルプレート34,46に微小で均一な丸いノズル
38,45を均一ピッチで多数あけるようになってお
り、ノズルプレート34,46の加工に多くの手間がか
かっていた。又、従来のインクジェットヘッド30,4
0は、そのような微小なノズル38,45を備えたノズ
ルプレート34,46を圧電体31,47に接着するよ
うになっているが、その微小なノズル38,45の孔を
接着剤でつまらせないように、接着剤の量を加減した
り、ノズルプレート34,46を圧電体31,47の圧
力室32,41用の溝に合わせて精度よく貼り付ける必
要があったため、インクジェットヘッド30,40の製
造に手間がかかっていた。
うな従来のインクジェットヘッド30,40は、いずれ
もノズルプレート34,46に微小で均一な丸いノズル
38,45を均一ピッチで多数あけるようになってお
り、ノズルプレート34,46の加工に多くの手間がか
かっていた。又、従来のインクジェットヘッド30,4
0は、そのような微小なノズル38,45を備えたノズ
ルプレート34,46を圧電体31,47に接着するよ
うになっているが、その微小なノズル38,45の孔を
接着剤でつまらせないように、接着剤の量を加減した
り、ノズルプレート34,46を圧電体31,47の圧
力室32,41用の溝に合わせて精度よく貼り付ける必
要があったため、インクジェットヘッド30,40の製
造に手間がかかっていた。
【0008】そのため、インクジェットヘッド30,4
0及びこのインクジェットヘッド30、40を備えたプ
リンタの製造を容易化することができ、生産性を向上さ
せることができる技術の提供が望まれていた。
0及びこのインクジェットヘッド30、40を備えたプ
リンタの製造を容易化することができ、生産性を向上さ
せることができる技術の提供が望まれていた。
【0009】本発明は、このような要望に応えるために
案出されたものである。
案出されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクを導入
した複数の圧力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固
定したノズルプレートのノズルからインクを吐出するイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記ノズルプレートのノ
ズルが、前記複数の圧力室に亘るスリットであることを
特徴としている。
した複数の圧力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固
定したノズルプレートのノズルからインクを吐出するイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記ノズルプレートのノ
ズルが、前記複数の圧力室に亘るスリットであることを
特徴としている。
【0011】又、本発明は、インクを導入した複数の圧
力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固定したノズル
プレートのノズルからインクを吐出するインクジェット
ヘッドにおいて、前記圧力室を構成する圧力室用溝を有
する圧電体と、該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室
を加圧する圧電体作動制御手段と、前記複数の圧力室に
亘るノズル用のスリットを有するノズルプレートと、を
備えたことを特徴としている。
力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固定したノズル
プレートのノズルからインクを吐出するインクジェット
ヘッドにおいて、前記圧力室を構成する圧力室用溝を有
する圧電体と、該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室
を加圧する圧電体作動制御手段と、前記複数の圧力室に
亘るノズル用のスリットを有するノズルプレートと、を
備えたことを特徴としている。
【0012】又、本発明は、インクを導入した複数の圧
力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固定したノズル
プレートのノズルからインクを吐出するインクジェット
ヘッドにおいて、前記圧力室を構成する圧力室用溝及び
該圧力室用溝の両隣にそれぞれ位置するダミー溝を有す
る圧電体と、該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室を
加圧する圧電体作動制御手段と、前記複数の圧力室に亘
るノズル用のスリットを有するノズルプレートと、を備
えたことを特徴としている。
力室を並列に配置し、該圧力室の一端に固定したノズル
プレートのノズルからインクを吐出するインクジェット
ヘッドにおいて、前記圧力室を構成する圧力室用溝及び
該圧力室用溝の両隣にそれぞれ位置するダミー溝を有す
る圧電体と、該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室を
加圧する圧電体作動制御手段と、前記複数の圧力室に亘
るノズル用のスリットを有するノズルプレートと、を備
えたことを特徴としている。
【0013】又、本発明のインクジェットヘッドは、前
記圧電体作動制御手段が、前記圧電体の圧力室用溝とダ
ミー溝の内壁に各別に配設した電極と、前記圧力室用溝
側の電極と前記ダミー溝側の電極とに極性の異なる電圧
を印加する制御部と、を備えたことを特徴としている。
記圧電体作動制御手段が、前記圧電体の圧力室用溝とダ
ミー溝の内壁に各別に配設した電極と、前記圧力室用溝
側の電極と前記ダミー溝側の電極とに極性の異なる電圧
を印加する制御部と、を備えたことを特徴としている。
【0014】又、本発明のインクジェットヘッドは、前
記電極を絶縁膜で被覆したことを特徴としている。
記電極を絶縁膜で被覆したことを特徴としている。
【0015】更に、本発明のプリンタは、上記のような
インクジェットヘッドと、該インクジェットヘッドにシ
ートを給送するシート給送手段と、を備えたことを特徴
としている。
インクジェットヘッドと、該インクジェットヘッドにシ
ートを給送するシート給送手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき詳述する。 (インクジェットヘッド)図1は、本実施の形態に係る
インクジェットヘッド1の外観斜視図である。又、図2
は、インクジェットヘッド1を部分的に拡大して示す正
面図(図1のA方向矢視図)である。
面に基づき詳述する。 (インクジェットヘッド)図1は、本実施の形態に係る
インクジェットヘッド1の外観斜視図である。又、図2
は、インクジェットヘッド1を部分的に拡大して示す正
面図(図1のA方向矢視図)である。
【0017】これらの図において、インクジェットヘッ
ド1は、圧電素子ブロック(圧電体)2の上面にトップ
プレート3を貼り付け、圧電素子ブロック2の前端部に
スリット4を備えたノズルプレート5を貼り付け、圧電
素子ブロック2の上部後端側にインクプール6を取り付
けてある。
ド1は、圧電素子ブロック(圧電体)2の上面にトップ
プレート3を貼り付け、圧電素子ブロック2の前端部に
スリット4を備えたノズルプレート5を貼り付け、圧電
素子ブロック2の上部後端側にインクプール6を取り付
けてある。
【0018】このうち、圧電素子ブロック2には、イン
クプール6に連通する圧力室用溝7とインクプール6に
連通しないダミー溝8とを交互に形成してある。尚、こ
れら圧力室用溝7とダミー溝8は、例えば、単刃若しく
は所定ピッチで重ね合わされた多数刃のダイシングソー
で形成することができる。又、本実施の形態は、圧力室
用溝7の溝幅を60μm、ダミー溝8の溝幅を30μ
m、圧力室用溝7のピッチを169μmとしている。
クプール6に連通する圧力室用溝7とインクプール6に
連通しないダミー溝8とを交互に形成してある。尚、こ
れら圧力室用溝7とダミー溝8は、例えば、単刃若しく
は所定ピッチで重ね合わされた多数刃のダイシングソー
で形成することができる。又、本実施の形態は、圧力室
用溝7の溝幅を60μm、ダミー溝8の溝幅を30μ
m、圧力室用溝7のピッチを169μmとしている。
【0019】そして、これら圧力室用溝7とダミー溝8
の内壁には、アルミニュウムと銅の合金の電極9,10
(9a,9b・・・10a,10b)をスパッタ等で形
成してある。次いで、この電極9,10を形成した後、
圧力室用溝7とダミー溝8の間の側壁11上面を研磨
し、各電極9,10間の導通をなくすようになってい
る。その後、各電極9,10を被覆する絶縁膜12を形
成してある。そして、上記各電極9,10は、これら各
電極9,10への通電を制御する制御部(CPU)13
に接続してある。そして、これら各電極9,10と制御
部13により圧電体作動制御手段14を構成してある。
の内壁には、アルミニュウムと銅の合金の電極9,10
(9a,9b・・・10a,10b)をスパッタ等で形
成してある。次いで、この電極9,10を形成した後、
圧力室用溝7とダミー溝8の間の側壁11上面を研磨
し、各電極9,10間の導通をなくすようになってい
る。その後、各電極9,10を被覆する絶縁膜12を形
成してある。そして、上記各電極9,10は、これら各
電極9,10への通電を制御する制御部(CPU)13
に接続してある。そして、これら各電極9,10と制御
部13により圧電体作動制御手段14を構成してある。
【0020】ここで、各電極9,10を絶縁膜12で被
覆したのは、通常使用されるインクが水性であり、その
インクが多少導電性を有するため、電極9が絶縁膜12
で被覆されていないと、電極9に通電した際にインク中
を電気が流れ、インクが電気分解を起こし、圧力室15
の内部に沈殿物を生じ、この沈殿物がノズルをつまらせ
たりして、正確な印字等の作業を困難にし、インクジェ
ットヘッド1の信頼性を低下させるからである。従っ
て、この実施の形態のように、各電極9,10を絶縁膜
12で被覆すれば、インクジェットヘッド1の信頼性を
向上させることができる。
覆したのは、通常使用されるインクが水性であり、その
インクが多少導電性を有するため、電極9が絶縁膜12
で被覆されていないと、電極9に通電した際にインク中
を電気が流れ、インクが電気分解を起こし、圧力室15
の内部に沈殿物を生じ、この沈殿物がノズルをつまらせ
たりして、正確な印字等の作業を困難にし、インクジェ
ットヘッド1の信頼性を低下させるからである。従っ
て、この実施の形態のように、各電極9,10を絶縁膜
12で被覆すれば、インクジェットヘッド1の信頼性を
向上させることができる。
【0021】又、インクと接する絶縁膜12の性質とし
ては、インクジェットヘッド1の特性を優れたものとす
るため、親水性が良く、耐インク性の良いものが望まれ
ている。そこで、本実施の形態においては、シリコン化
合物の絶縁膜12を化学蒸着(CVD)で形成した。
ては、インクジェットヘッド1の特性を優れたものとす
るため、親水性が良く、耐インク性の良いものが望まれ
ている。そこで、本実施の形態においては、シリコン化
合物の絶縁膜12を化学蒸着(CVD)で形成した。
【0022】圧電素子ブロック2の上面に貼り付けたト
ッププレート3は、圧力室用溝7及びダミー溝8の上方
開口部を塞ぐものであり、インクジェットヘッド1の特
性上、剛性の低いものが好ましい。そのため、本実施の
形態においては、75μmの厚さのポリイミド膜を使用
した。なお、このように、圧電素子ブロック2の圧力室
用溝7の上部開口部をトッププレート3で塞ぐことによ
り、圧力室15を形成してある。
ッププレート3は、圧力室用溝7及びダミー溝8の上方
開口部を塞ぐものであり、インクジェットヘッド1の特
性上、剛性の低いものが好ましい。そのため、本実施の
形態においては、75μmの厚さのポリイミド膜を使用
した。なお、このように、圧電素子ブロック2の圧力室
用溝7の上部開口部をトッププレート3で塞ぐことによ
り、圧力室15を形成してある。
【0023】圧電素子ブロック2の前端部に貼り付けた
ノズルプレート5には、圧電素子ブロック2の略全幅に
亘るスリット4、即ち圧電素子ブロック2に形成した各
圧力室用溝7に亘るようなスリット4を形成してある。
尚、本実施の形態においては、圧力室用溝7の溝幅等と
の関係から、スリット4の幅を30μmとしている。
又、スリット4は、予めノズルプレート5に形成してお
いても良く、或いはノズルプレート5を圧電素子ブロッ
ク2に貼り付けた後に形成するようにしても良い。
ノズルプレート5には、圧電素子ブロック2の略全幅に
亘るスリット4、即ち圧電素子ブロック2に形成した各
圧力室用溝7に亘るようなスリット4を形成してある。
尚、本実施の形態においては、圧力室用溝7の溝幅等と
の関係から、スリット4の幅を30μmとしている。
又、スリット4は、予めノズルプレート5に形成してお
いても良く、或いはノズルプレート5を圧電素子ブロッ
ク2に貼り付けた後に形成するようにしても良い。
【0024】このように、本実施の形態は、ノズルプレ
ート5にスリット4を形成し、このスリット4を従来の
微小なノズル孔の代わりとしているため、ノズルプレー
ト5を圧電素子ブロック2に貼り付けるに際し、接着剤
によるノズル詰まりに対する配慮や、ノズルプレート5
と圧力室用溝7との高精度の位置合わせが不要となり、
ノズルプレート5と圧電素子ブロック2との貼り付け作
業が容易化し、インクジェットヘッド1の生産性が向上
する。又、上記のように形成したスリット4を従来のノ
ズル孔と同様に機能させることにより、多数の微小なノ
ズル孔を同一ピッチで精度良く形成する手間がはぶけ、
インクジェットヘッド1の生産工数を削減できる。
ート5にスリット4を形成し、このスリット4を従来の
微小なノズル孔の代わりとしているため、ノズルプレー
ト5を圧電素子ブロック2に貼り付けるに際し、接着剤
によるノズル詰まりに対する配慮や、ノズルプレート5
と圧力室用溝7との高精度の位置合わせが不要となり、
ノズルプレート5と圧電素子ブロック2との貼り付け作
業が容易化し、インクジェットヘッド1の生産性が向上
する。又、上記のように形成したスリット4を従来のノ
ズル孔と同様に機能させることにより、多数の微小なノ
ズル孔を同一ピッチで精度良く形成する手間がはぶけ、
インクジェットヘッド1の生産工数を削減できる。
【0025】圧電素子ブロック2の上部後端側に取り付
けるインクプール6は、図示しないインク導入路を介し
て各圧力室用溝7に連通されている。
けるインクプール6は、図示しないインク導入路を介し
て各圧力室用溝7に連通されている。
【0026】以上のような構造のインクジェットヘッド
1は、圧力室用溝7側の電極9bに正の電圧が印加さ
れ、ダミー溝8側の電極10a,10bに負の電圧が印
加されると、圧電素子ブロック2及びトッププレート3
が図3に示すように変形し、圧力室用溝7の体積を減少
させて圧力室15の内部に圧力波を発生させ、その圧力
波によってインクをノズルプレート5のスリット4から
噴射する。
1は、圧力室用溝7側の電極9bに正の電圧が印加さ
れ、ダミー溝8側の電極10a,10bに負の電圧が印
加されると、圧電素子ブロック2及びトッププレート3
が図3に示すように変形し、圧力室用溝7の体積を減少
させて圧力室15の内部に圧力波を発生させ、その圧力
波によってインクをノズルプレート5のスリット4から
噴射する。
【0027】この際、インクを吐出する圧力室15の両
隣のダミー溝8も変形するが、ダミー溝8にはインクが
導入されていないので、余分なインクを噴射するような
ことがない。尚、このダミー溝8の存在により、インク
を吐出するように特定された圧力室15の変形の影響が
他の圧力室15に及ぶのを防止している。従って、本実
施の形態において、ノズルプレート5に形成したスリッ
ト4は、従来例における丸孔形状の微小なノズルと同様
に機能する。
隣のダミー溝8も変形するが、ダミー溝8にはインクが
導入されていないので、余分なインクを噴射するような
ことがない。尚、このダミー溝8の存在により、インク
を吐出するように特定された圧力室15の変形の影響が
他の圧力室15に及ぶのを防止している。従って、本実
施の形態において、ノズルプレート5に形成したスリッ
ト4は、従来例における丸孔形状の微小なノズルと同様
に機能する。
【0028】又、このような本実施の形態によれば、ダ
ミー溝8の溝幅を圧力室用溝7の溝幅よりも小さくする
ことができるので、圧力室15の配置密度を高め、より
細かなドットマトリックスの印字等が可能となり、印字
等の性能を向上させることができる。
ミー溝8の溝幅を圧力室用溝7の溝幅よりも小さくする
ことができるので、圧力室15の配置密度を高め、より
細かなドットマトリックスの印字等が可能となり、印字
等の性能を向上させることができる。
【0029】更に、本実施の形態によれば、上記したよ
うに、圧力室15の配置密度も従来例よりも高めること
ができるので、インクジェットヘッド1の小型化を図る
ことができる。 (プリンタ)図4は、上述したインクジェットヘッド1
を使用したプリンタ20の概略構成を示す図である。
うに、圧力室15の配置密度も従来例よりも高めること
ができるので、インクジェットヘッド1の小型化を図る
ことができる。 (プリンタ)図4は、上述したインクジェットヘッド1
を使用したプリンタ20の概略構成を示す図である。
【0030】このプリンタ20は、給紙カセット21及
び搬送ローラ22等からなるシート給送手段23により
給送されたシート24に、前記したインクジェットヘッ
ド1により所望の印字や画像を形成するようになってい
る。
び搬送ローラ22等からなるシート給送手段23により
給送されたシート24に、前記したインクジェットヘッ
ド1により所望の印字や画像を形成するようになってい
る。
【0031】このような本実施の形態に係るプリンタ2
0は、製造が容易で生産性が良く、廉価なインクジェッ
トヘッド1を使用しているので、プリンタ20自体の低
廉化を図ることができる。
0は、製造が容易で生産性が良く、廉価なインクジェッ
トヘッド1を使用しているので、プリンタ20自体の低
廉化を図ることができる。
【0032】尚、以上の実施の形態の説明において、イ
ンクジェットヘッド1の構成材料、寸法及び製法等は、
本発明の実施の形態を定性的又は定量的に把握するため
の一例にすぎず、これに限られるものではなく、適宜改
変が可能である。又、以上の実施の形態において、ノズ
ルプレート5にスリット4を形成し、そのスリット4を
従来のノズルの代わりとして機能させる技術は、圧電素
子ブロック2の変形によりインクを吐出させるインクジ
ェットヘッドに限られず、加熱でふくらんだ気泡の圧力
でインクを吐出させるインクジェットヘッドについても
適用ができる。
ンクジェットヘッド1の構成材料、寸法及び製法等は、
本発明の実施の形態を定性的又は定量的に把握するため
の一例にすぎず、これに限られるものではなく、適宜改
変が可能である。又、以上の実施の形態において、ノズ
ルプレート5にスリット4を形成し、そのスリット4を
従来のノズルの代わりとして機能させる技術は、圧電素
子ブロック2の変形によりインクを吐出させるインクジ
ェットヘッドに限られず、加熱でふくらんだ気泡の圧力
でインクを吐出させるインクジェットヘッドについても
適用ができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各圧力
室用溝に亘るようなスリットをノズルプレートに形成
し、このスリットを従来のノズルと同様に機能させるよ
うになっているため、ノズルプレートの加工が容易にな
ると共に、ノズルプレートを圧電体に固定する作業が容
易になり、インクジェットヘッドの生産性を向上させる
ことができ、廉価なインクジェットヘッドの提供が可能
となった。
室用溝に亘るようなスリットをノズルプレートに形成
し、このスリットを従来のノズルと同様に機能させるよ
うになっているため、ノズルプレートの加工が容易にな
ると共に、ノズルプレートを圧電体に固定する作業が容
易になり、インクジェットヘッドの生産性を向上させる
ことができ、廉価なインクジェットヘッドの提供が可能
となった。
【0034】又、本発明は、圧力室用溝の両隣にダミー
溝を形成し、圧力室の配置密度を高めることができるの
で、ドットマトリックスの密度を高密度にし、印字等の
性能を向上させることができると共に、インクジェット
ヘッドの小型化をも図ることができる。
溝を形成し、圧力室の配置密度を高めることができるの
で、ドットマトリックスの密度を高密度にし、印字等の
性能を向上させることができると共に、インクジェット
ヘッドの小型化をも図ることができる。
【0035】又、本発明は、電極を絶縁膜で被覆し、イ
ンクの電気分解に起因する沈殿物が発生するのを防止す
ることができるので、沈殿物に起因する印字不良をなく
し、インクジェットヘッドに対する信頼性を向上させる
ことができる。
ンクの電気分解に起因する沈殿物が発生するのを防止す
ることができるので、沈殿物に起因する印字不良をなく
し、インクジェットヘッドに対する信頼性を向上させる
ことができる。
【0036】更に、本発明のプリンタは、上記のように
低廉化され、信頼性の高いインクジェットヘッドを使用
しているので、プリンタ自体の低廉化を図ることがで
き、プリンタ自体の信頼性をも向上させることができ
る。
低廉化され、信頼性の高いインクジェットヘッドを使用
しているので、プリンタ自体の低廉化を図ることがで
き、プリンタ自体の信頼性をも向上させることができ
る。
【図1】本発明の一実施の形態を示すインクジェットヘ
ッドの外観斜視図。
ッドの外観斜視図。
【図2】同インクジェットヘッドの一部拡大正面図(図
1のA方向から見た部分的拡大図)。
1のA方向から見た部分的拡大図)。
【図3】同インクジェットヘッドの作動状態図。
【図4】本発明の一実施の形態を示すプリンタの概略構
成図。
成図。
【図5】第1の従来例を示すインクジェットヘッドの要
部断面図。
部断面図。
【図6】第2の従来例を示すインクジェットヘッドの要
部断面図。
部断面図。
1 インクジェットヘッド 2 圧電体(圧電素子ブロック) 4 スリット 5 ノズルプレート 7 圧力室用溝 8 ダミー溝 9、10 電極 12 絶縁膜 13 制御部(CPU) 14 圧電体作動制御手段 15 圧力室 20 プリンタ 23 シート給送手段 24 シート
Claims (6)
- 【請求項1】 インクを導入した複数の圧力室を並列に
配置し、該圧力室の一端に固定したノズルプレートのノ
ズルからインクを吐出するインクジェットヘッドにおい
て、 前記ノズルプレートのノズルが、前記複数の圧力室に亘
るスリットであることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項2】 インクを導入した複数の圧力室を並列に
配置し、該圧力室の一端に固定したノズルプレートのノ
ズルからインクを吐出するインクジェットヘッドにおい
て、 前記圧力室を構成する圧力室用溝を有する圧電体と、 該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室を加圧する圧電
体作動制御手段と、 前記複数の圧力室に亘るノズル用のスリットを有するノ
ズルプレートと、 を備えたことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 インクを導入した複数の圧力室を並列に
配置し、該圧力室の一端に固定したノズルプレートのノ
ズルからインクを吐出するインクジェットヘッドにおい
て、 前記圧力室を構成する圧力室用溝及び該圧力室用溝の両
隣にそれぞれ位置するダミー溝を有する圧電体と、 該圧電体に電圧を印加し、特定の圧力室を加圧する圧電
体作動制御手段と、 前記複数の圧力室に亘るノズル用のスリットを有するノ
ズルプレートと、 を備えたことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 前記圧電体作動制御手段が、 前記圧電体の圧力室用溝及びダミー溝の内壁に各別に配
設した電極と、 前記圧力室用溝側の電極と前記ダミー溝側の電極とに極
性の異なる電圧を印加する制御部と、 を備えたことを特徴とする請求項3記載のインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項5】 前記電極を絶縁膜で被覆したことを特徴
とする請求項4記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1
項に記載のインクジェットヘッドと、該インクジェット
ヘッドにシートを給送するシート給送手段と、を備えた
ことを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17774496A JPH1016216A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | インクジェットヘッド及びプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17774496A JPH1016216A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | インクジェットヘッド及びプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016216A true JPH1016216A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16036374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17774496A Pending JPH1016216A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | インクジェットヘッド及びプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016216A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105415887A (zh) * | 2014-09-12 | 2016-03-23 | 精工电子打印科技有限公司 | 液体喷射头、液体喷射装置及液体喷射头的制造方法 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17774496A patent/JPH1016216A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105415887A (zh) * | 2014-09-12 | 2016-03-23 | 精工电子打印科技有限公司 | 液体喷射头、液体喷射装置及液体喷射头的制造方法 |
| US9713924B2 (en) | 2014-09-12 | 2017-07-25 | Sii Printek Inc. | Liquid jet head having drive electrodes of different depths on ejection and dummy channels |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990323 |