JPH10162481A - 磁気ヘッド及びこの磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体の記録再生装置 - Google Patents

磁気ヘッド及びこの磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体の記録再生装置

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JPH10162481A
JPH10162481A JP31671896A JP31671896A JPH10162481A JP H10162481 A JPH10162481 A JP H10162481A JP 31671896 A JP31671896 A JP 31671896A JP 31671896 A JP31671896 A JP 31671896A JP H10162481 A JPH10162481 A JP H10162481A
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JP
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magnetic
recording
magnetic head
recording medium
flexible disk
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JP31671896A
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English (en)
Inventor
Koji Takahashi
浩二 高橋
Hiroshi Akiyasu
啓 秋保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブルディスクと接触しながら情報信
号等の記録再生を行い、再生出力を向上させることによ
ってデータ転送レートの向上、面記録密度の向上に対応
する磁気ヘッド及び磁気記録媒体の記録再生装置を提供
する。 【解決手段】 本発明にかかる磁気ヘッド1は、磁気記
録媒体の主面に対して媒体摺動面1aを略接触状態に保
持して情報信号等を記録再生する際に、磁気記録媒体を
挟み込んで配設されて、磁気記録媒体の両面から情報信
号の記録再生を行う磁気ヘッドであって、媒体摺動面1
aに、磁気記録媒体の主面に摺接される少なくとも1以
上の弾性材5が設けられている。磁気記録媒体の記録再
生装置は、媒体摺動面に弾性材を備える一対の磁気ヘッ
ドにより、磁気記録媒体を挟み込んで情報信号の記録再
生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状磁気記録媒
体の主面に対して情報信号等の記録再生を行う磁気ヘッ
ド及びこの磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体の記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、円盤状の磁気記録媒体として広く
使用されているメディアとしては、例えばフレキシブル
ディスクがある。このフレキシブルディスクに対して記
録再生を行う磁気ヘッドは、一般にフレキシブルディス
クの主面に対して略接触状態に保持され、情報信号等の
記録再生を行う。このフレキシブルディスクは、300
〜600rpm程度の回転数で回転駆動されて情報信号
の記録再生が行われている。
【0003】上記の磁気ヘッドにより情報信号が記録再
生されるフレキシブルディスクは、一般に、フォーマッ
ト時の記録容量が約1.44メガバイトとされるが、記
録容量を150〜650メガバイトに向上させたものも
提案されている。
【0004】このフレキシブルディスクは、記録密度の
高密度化を図るとともに、記録再生装置により回転数を
約1200〜3600rpm程度として記録再生を行う
ことにより、データ転送レートの向上が図られている。
ここで、磁気ヘッドは、フレキシブルディスクに情報信
号等の記録再生を行う際、記録再生装置の備えられたス
ライダ支持機構によって負荷荷重が加えられてフレキシ
ブルディスクに押圧される。そして、フレキシブルディ
スクが回転駆動されると、スライダは、スライダ支持機
構によってフレキシブルディスクに押圧されるととも
に、フレキシブルディスクが回転駆動されることにより
空気流による浮上力が加えられる。フレキシブルディス
クは、浮上力よりスライダ支持機構による押圧のほうが
大きいので、スライダと略接触して情報信号の記録再生
が行われる。
【0005】上述の磁気ヘッドを備えた記録再生装置
は、磁気ヘッドをスライダ支持機構の先端に備えられて
いるジンバルに接合させて、フレキシブルディスクを挟
み込むように一対の磁気ヘッドで情報信号等の記録再生
を行っている。ここで、この磁気ヘッドは、フレキシブ
ルディスクに対して摺動するスライダを有している。こ
のスライダは、フレキシブルディスクに摺接するよう
に、略平坦に形成されている。
【0006】このように、磁気ヘッドは、フレキシブル
ディスクに対して情報信号等の記録再生を行う際、フレ
キシブルディスクと摺接しながら記録再生を行うことに
よって、電磁変換特性を向上させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
磁気ヘッドを搭載した記録再生装置は、データ転送レー
トの向上を図ってフレキシブルディスクを高速で回転さ
せて、記録再生を行う必要がある。このように、記録再
生装置によってフレキシブルディスクを高速に回転させ
ると、磁気ヘッドは、フレキシブルディスクとの間に形
成される空気流によって浮上力が加えられる。そして、
磁気ヘッドは、浮上力が大きくなると、フレキシブルデ
ィスクから浮上してしまい、フレキシブルディスクと摺
動して記録再生を行うことができなくなる。なお、この
フレキシブルディスクからの浮上力は、磁気ヘッドのフ
レキシブルディスクに対向する面積が大きいほど顕著に
なる。
【0008】ところで、円盤状の磁気記録媒体として
は、例えばポリカーボネート樹脂等からなる基板上に磁
性層が積層されてなるハードディスクがある。このハー
ドディスクに対して記録再生を行う磁気ヘッドは、記録
再生時において、一般的に、ハードディスクの表面と微
小な空気層を介して情報信号の記録再生を行う浮上型ヘ
ッドとして構成される。近年、このハードディスクのメ
ディアにおいても、フレキシブルディスクの高密度化及
び信号転送レートの向上を図り、磁気ヘッドとの間隔
は、マイクロオーダーから、ナノオーダーにしている。
【0009】フレキシブルディスクからの浮上力によっ
て、フレキシブルディスクと磁気ヘッドとの間隔が大き
くなると、磁気ヘッドの再生出力は、低下し、更に低下
が著しくなると、記録再生装置としての性能を失わせ
る。
【0010】そこで、磁気ヘッドとフレキシブルディス
クとの間隔を狭くする方法としては、記録再生時におい
て、磁気ヘッドとフレキシブルディスク間に負圧を発生
させて、磁気ヘッドの浮上量を抑制するという方法があ
る。しかしながら、このような方法は、フレキシブルデ
ィスクと磁気ヘッドとが非接触で情報信号の記録再生を
行うので、磁気ヘッドの再生出力の向上に限界がある。
したがって、上述の方法では、面記録密度を向上させる
のに限界がある。
【0011】また、磁気ヘッドは、フレキシブルディス
クとの間隔を狭くすると、記録再生時において、フレキ
シブルディスクと衝突しやすくなるという問題点があ
る。このように、磁気ヘッドは、フレキシブルディスク
と衝突すると、フレキシブルディスクに損傷を生じさせ
る。さらに、磁気ヘッドは、フレキシブルディスクとの
衝突が頻繁に起きれば、摩耗が著しくなり、寿命が短く
なるという問題を有している。
【0012】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、フレキシブルディスクと接
触しながら情報信号等の記録再生を行うことによって、
再生出力を向上させることによってデータ転送レートの
向上、面記録密度の向上に対応する磁気ヘッド及び磁気
記録媒体の記録再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる磁気ヘッドは、磁気記録媒体の主面に対し
て媒体摺動面を略接触状態に保持して情報信号等を記録
再生する際に、磁気記録媒体を挟み込んで配設されて、
磁気記録媒体の両面から情報信号の記録再生を行う磁気
ヘッドであって、媒体摺動面に、磁気記録媒体の主面に
摺接される少なくとも1以上の弾性材を設けたことを特
徴とするものである。
【0014】なお、上記の磁気ヘッドの媒体摺動面上に
は、磁気記録媒体と摺接して情報信号の記録再生を行う
磁気コアと、上記弾性材とが、摺動方向と直交する方向
において略対称となるように配設しても良い。
【0015】このように構成された磁気ヘッドは、媒体
摺動面に弾性材を備えているので、この弾性材を磁気記
録媒体と接触させて情報信号の記録再生を行うことによ
り、磁気記録媒体と摺動しながら磁気記録媒体に対して
情報信号の記録再生を行うことが可能である。
【0016】また、本発明にかかる磁気記録媒体の記録
再生装置は、媒体摺動面が磁気記録媒体と近接して情報
信号を記録再生する際に、磁気ヘッドにより磁気記録媒
体の両面から情報信号の記録再生を行う磁気記録媒体の
記録再生装置であって、媒体摺動面に弾性材を備える一
対の磁気ヘッドにより、磁気記録媒体を挟み込んで情報
信号の記録再生を行うことを特徴とするものである。
【0017】このように構成された磁気記録媒体の記録
再生装置は、媒体摺動面に弾性材を備える一対の磁気ヘ
ッドにより、磁気記録媒体を挟み込んで情報信号の記録
再生を行うので、磁気ヘッドに備えられる弾性材を磁気
記録媒体に摺接させて情報信号の記録再生を行うことに
より、磁気ヘッドを磁気記録媒体と摺動させながら磁気
記録媒体に対して情報信号の記録再生を行うことが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる磁気ヘッド
及び磁気記録媒体の再生装置について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0019】本実施の形態にかかる磁気ヘッド1は、図
1に示すように、情報信号の記録再生を行う磁気コア2
と、磁気コア2の側面に接合される第1のスライダ3及
び第2のスライダ4とを備えており、これらの上面が媒
体摺動面1aとなる。そして、第2のスライダ4の上面
4aには、弾性材として機能するパッド5が備えられて
いる。
【0020】なお、以下の説明では、本実施の形態にか
かる磁気ヘッド1において、回転駆動されるフレキシブ
ルディスクDに対して先方に位置する側を単に先方側と
称し、回転駆動されるフレキシブルディスクDの対して
後方に位置する側を単に後方側と称する。
【0021】媒体摺動面1aは、図1に示すように、記
録再生時において、図示しないフレキシブルディスクD
が摺動方向A方向に回転駆動されたとき、このフレキシ
ブルディスクDの主面と摺接する面である。この第2の
スライダ4の上面4aには、磁気コア2と摺動方向Aと
直交する方向において対称位置になるように、パッド5
が備えられている。このパッド5は、略丸形に成形され
て、第2のスライダ4の上面4a上に例えば両面テープ
等で接合されている。
【0022】このパッド5は、主として、磁気ヘッド1
が情報信号等の記録再生を行う際、フレキシブルディス
クDと摺接する為に設けられている。また、パッド5
は、磁気コア2等からなる媒体摺動面1aと同等の高さ
寸法で形成されている。したがって、このパッド5は、
記録再生時において、フレキシブルディスクに対して摺
接するとともに、磁気コア2を摺接させることが可能と
なる。
【0023】パッド5は、例えば、弾性を有する材料で
形成されている。この磁気ヘッド1は、後述する磁気記
録媒体の記録再生装置に備えられるヘッドキャリッジに
備えられ、このヘッドキャリッジの振動を吸収する。ま
た、このパッド5は、フレキシブルディスクDと磁気ヘ
ッド1が衝突しても、磁気ヘッド1とフレキシブルディ
スクDとの衝突を吸収することが可能である。また、こ
のパッド5は、弾性材からなるので、記録再生時におい
て、フレキシブルディスクDに対して押圧することが可
能であり、磁気ヘッド1の振動を減衰させることが可能
である。
【0024】また、このパッド5の表面5aには、潤滑
剤や保護剤により保護膜が形成されている。この保護膜
は、パッド5上に形成されることによって、記録再生時
において、パッド5がフレキシブルディスクDと摺接し
ても、フレキシブルディスクDとの当たりを円滑にさせ
る。したがって、このパッド5は、フレキシブルディス
クDに接触しても、フレキシブルディスクDの損傷や磁
気ヘッド1の寿命を短くするようなことがない。
【0025】また、このパッド5は、記録再生時におい
て、フレキシブルディスクDに対して摺接させるので、
磁気ヘッド1とフレキシブルディスクDとの間に形成さ
れる空気流による浮上力で浮上してしまうようなことが
ない。
【0026】なお、この磁気ヘッド1は、図1に示した
ように、第2のスライダ4の上面4a上に1枚パッド5
のみを備えているが、複数枚のパッド5を備えるように
しても良い。また、パッド5の形状は、図1に示すよう
に、略丸形に成形しても良いが、図2に示すように、角
型の形状としても良い。また、パッドの材質は、例えば
コットン,ラバー,ポリエチレンテフタラート等が好ま
しいが、これに限らず、フレキシブルディスクと磁気ヘ
ッドとの衝突による振動等を吸収する弾性材であれば良
い。
【0027】磁気コア2は、図3に示すように、フェラ
イト材で構成され、情報信号の記録再生を行うリード/
ライト用コア6と、フレキシブルディスクD上に記録さ
れた情報信号のトラック相互の磁気的な絶縁性を保持す
るイレーズ用コア7から構成されている。これらのリー
ド/ライト用コア6とイレーズ用コア7とは、例えばセ
ラミック等からなる非磁性材8によって融着されてお
り、磁気的な絶縁性が保持されている。
【0028】上記のリード/ライト用コア6は、フレキ
シブルディスクDに記録された情報信号の再生や、フレ
キシブルディスクDに対して情報信号等の記録を行うた
めのものであり、媒体摺動面1aの反対側に凹部9aが
形成された、ディスク進入側に配される略L字状の磁気
コア半体10と、後方側に配された略I字状の磁気コア
半体11とが、ガラス12によって接合されてなる。磁
気コア半体10,11は、フェライト等の軟磁気特性に
優れた磁性材料からなる。そして磁気ギャップg1は、
媒体摺動面1aからガラス12に至るまで形成されてお
り、このガラス12によって一対の磁気コア半体10,
11を介して接合されてなる。
【0029】また、一対の磁気コア半体10,11のう
ち、ディスク進入側の磁気コア半体10には、図示しな
いコイルボビンに巻回されたコイル13が組み付けられ
る。また、ディスク進入側の磁気コア半体10には、他
方の磁気コア半体11と磁気的に接合して閉ループを形
成するように、磁性材料からなるバックコア14が取り
付けられる。
【0030】そして、フレキシブルディスクDに記録さ
れた情報信号を再生する際には、フレキシブルディスク
Dに記録された情報信号をコイルに13よって電気信号
に変換して出力するようになっている。また、フレキシ
ブルディスクDに対して情報信号等の記録を行う際に
は、フレキシブルディスクDに記録すべき情報信号がコ
イル13に電気信号として供給される。
【0031】イレーズ用コア7は、消去用の磁気コアで
あり、フレキシブルディスクDに対してリード/ライト
用コア6によって情報信号等の記録を行った直後に形成
されるフレキシブルディスクDのトラックの両端部分に
対して消去処理を施すためのものである。これにより、
フレキシブルディスクDに情報信号の記録を行う際、磁
気ヘッド1の位置が若干ずれたとしても、隣接する各ト
ラック間の磁気的絶縁性が確保される。
【0032】このイレーズ用コア7は、媒体摺動面1a
の反対側に凹部9bが形成されるように、ディスク進入
側に配された略I字状の磁気コア半体15と、後方側に
配された略L字状の磁気コア半体16とが磁気ギャップ
2を介してガラス17によって接合されてなる。磁気
コア半体15,16は、フェライト等の軟磁気特性に優
れた磁性材料からなる。そして、磁気ギャップg2は、
媒体摺動面1aからガラス17に至るまで形成されてお
り、このガラス17によって一対の磁気コア半体15,
16が磁気ギャップg2を介して接合されてなる。
【0033】イレーズ用コア7は、上述したように、フ
レキシブルディスクDに対してリード/ライト用コア6
によって情報信号の記録を行った直後に、記録された情
報信号の両脇部分に対して消去処理を施すためのもので
ある。したがって、イレーズ用コア7の磁気ギャップg
2は、図1に示すように、リード/ライト用コア6の磁
気ギャップg1の両脇に対応する位置にそれぞれギャッ
プ部分を有するように形成される。
【0034】また、イレーズ用コア7を構成する一対の
磁気コア半体15,16のうち、後方側の磁気コア半体
16には、コイルボビンに巻回されたコイル18が組み
付けられるとともに、一方の磁気コア半体15と他方の
磁気コア半体16とが磁気的に結合して閉ループを形成
するように、これら磁気コア半体15,16には磁性材
料からなるバックコア19が取り付けられる。そして、
フレキシブルディスクDに対して情報信号の記録を行う
際には、消去用の信号がコイル18に電気信号として供
給される。
【0035】そして、リード/ライト用コア6とイレー
ズ用コア7とは、上述したように、非磁性材8によって
磁気的に絶縁された状態で接合されて、磁気コア2を構
成している。ここで、リード/ライト用コア6とイレー
ズ用コア7とは、リード/ライト用コア6がディスク進
入側に位置し、イレーズ用コア7が後方側に位置するよ
うに配され、リード/ライト用コア6の後方側の磁気コ
ア半体11とイレーズ用コア7のディスク進入側の磁気
コア半体15とが例えばセラミック等からなる非磁性材
8によって接合される。また、リード/ライト用コア6
とイレーズ用コア7とは、それらの上面が連続した面と
され、これにより、リード/ライト用コア6からイレー
ズ用コア7にわたって平滑な媒体摺動面1aを形成す
る。
【0036】第1のスライダ3及び第2のスライダ4
は、例えばチタン酸カルシウム等の耐摩耗性や摺動特性
に優れたセラミックからなる。また、第1のスライダ3
及び第2のスライダ4は、図1に示すように、磁気コア
等からなる媒体摺動面1aと対称となるような位置に第
2のスライダ4の上面4aを形成するように磁気コア2
と接合される。また、第1のスライダ3及び第2のスラ
イダ4は、磁気コア2と接合された状態において、磁気
コア2と第1のスライダ3からなる各媒体摺動面1aと
第2のスライダ4からなる第2のスライダ4の上面4a
とが同じ高さになるように形成されている。そして、第
2のスライダ4には、媒体摺動面1aと第2のスライダ
4の上面4aとを分割するようにグルーブ溝1cが摺動
方向Aと直交する方向に形成されている。
【0037】このように構成された磁気ヘッド1は、弾
性材のパッド5が第2のスライダ4の上面4a上に接合
され、フレキシブルディスクDに対して摺接して記録再
生を行うことが可能となるので、磁気コア2をフレキシ
ブルディスクDと摺接させながら情報信号等の記録再生
を行うことが可能である。したがって、この磁気ヘッド
1によれば、記録再生時において、電磁変換特性を向上
させることが可能となり、高密度化された磁気記録媒体
に対応可能であるとともに、信号転送レートの向上を図
って、磁気記録媒体の回転数を向上させても良好な記録
再生特性を得ることが可能である。
【0038】次に、このように構成された磁気ヘッドを
備える磁気記録媒体の記録再生装置20について説明す
る。
【0039】本実施の形態にかかる磁気記録媒体の記録
再生装置20は、図4及び図5に示すように、筐体21
と、フレキシブルディスクDを所定の回転数で回転駆動
させるスピンドルモータ22と、磁気ヘッド1を支持す
る一対のヘッドキャリッジ23a,23bと、このヘッ
ドキャリッジ23a,23bの先端部に備えられ、磁気
ヘッド1が接合されるジンバル24a,24bと、第2
のスライダ4の上面4aにパッド5が備えられる磁気ヘ
ッド1とを有する。なお、図5に示した磁気ヘッド1
は、磁気ヘッドの側面図を示す図である。
【0040】ヘッドキャリッジ23a,23bは、フレ
キシブルディスクDを挟み込むように配設される。この
ヘッドキャリッジ23a,23bには、その対向面にジ
ンバル24a,24bに接合された磁気ヘッド1A,1
Bがそれぞれ接合されている。これらのヘッドキャリッ
ジ23a,23bは、磁気ヘッド1が接合されている面
を対向させるように配設されている。そして、これらヘ
ッドキャリッジ23a,23bは、フレキシブルディス
クDに対して情報信号の記録再生を行う際には、フレキ
シブルディスクDを磁気ヘッド1A,1Bで挟み込む。
ここで、ヘッドキャリッジ23a,23bは、第1の磁
気ヘッド1Aの磁気コア2と第2の磁気ヘッド1Bのパ
ッド5とにより、フレキシブルディスクDを挟み込むと
ともに、第2の磁気ヘッド1Bの磁気コア2と第1の磁
気ヘッド1Aのパッド5とにより、フレキシブルディス
クDを挟み込むように磁気ヘッド1A,1Bが備えられ
ている。
【0041】上記磁気記録媒体の記録再生装置20で、
フレキシブルディスクDに対して記録再生を行うとき
は、図5に示すように、上下一対の第1の磁気ヘッド1
A及び第2の磁気ヘッド1Bを用いる。なお、図4及び
図5に示した磁気ヘッド1A,1Bは、磁気コア2を第
1のスライダ3と第2のスライダ4で挟み込んで作製し
た磁気ヘッドである。
【0042】上記の記録再生装置20で情報信号の記録
再生を行う際は、回転駆動されるフレキシブルディスク
Dを挟み込んで、互いに対向するように第1の磁気ヘッ
ド1A及び第2の磁気ヘッド1Bを配してフレキシブル
ディスクDの一方の面に、磁気ヘッド1Aの媒体摺動面
1aを摺接させるとともに、フレキシブルディスクDの
他方の面に、他方の磁気ヘッド1Bの媒体摺動面1aを
摺接させる。ここで、ヘッドキャリッジ23a,23b
bは、第1の磁気ヘッド1Aの磁気コア2と第2の磁気
ヘッド1Bのパッド5をフレキシブルディスクDを介し
て対向させるとともに、第1の磁気ヘッド1Aのパッド
5と第2の磁気ヘッド1Bの磁気コア2とをフレキシブ
ルディスクDを介して対向させるように配設される。こ
のとき、各磁気ヘッド1A,1Bは、フレキシブルディ
スクDに対して所定の圧力で押圧されている。したがっ
て、各磁気ヘッド1A,1Bは、フレキシブルディスク
Dに対して摺動する。そして、このように、フレキシブ
ルディスクDの両面に磁気ヘッド1A,1Bを摺接させ
た状態で、フレキシブルディスクDを回転駆動させて、
これらの磁気ヘッド1A,1Bによって両面から情報信
号等の記録再生を行う。
【0043】そして、フレキシブルディスクDに情報信
号を記録するときは、当該フレキシブルディスクDをス
ピンドルモータ22で高速に回転させた状態で、当該フ
レキシブルディスクDの一方の面に第1の磁気ヘッド1
Aを摺接させるとともに、当該フレキシブルディスクD
の他方の面に第2の磁気ヘッド1Bを摺接させて、これ
ら磁気ヘッド1A,1Bの磁気コア2を用いて当該フレ
キシブルディスクDに情報信号を記録する。
【0044】このとき、磁気コア2のリード/ライト用
コア6によって信号を記録した直後に記録された情報信
号等の両脇部分に対して下位用磁気コア2のイレーズ用
コア7によって消去処理を施す。これにより、隣接する
トラック間のガードバンドが補償されることとなる。
【0045】また、フレキシブルディスクDから情報信
号を再生するときは、当該フレキシブルディスクDをス
ピンドルモータ22で高速に回転駆動させた状態で、当
該フレキシブルディスクDの一方の面に第1の磁気ヘッ
ド1Aを摺接させるとともに、当該フレキシブルディス
クDの他方の面に第2の磁気ヘッド1Bを摺接させて、
これらの磁気ヘッド1A,1Bの磁気コア2を用いて当
該フレキシブルディスクDから情報信号を再生する。こ
のときは、磁気コア2のうち、イレーズ用コア7は使用
せずに、リード/ライト用コア6のみを用いて、フレキ
シブルディスクDに記録されている情報信号を再生す
る。
【0046】このような磁気記録媒体の記録再生装置2
0は、ヘッドキャリッジ23a,23bに備えられる第
1の磁気ヘッド1A及び第2の磁気ヘッド1Bをそれぞ
れの磁気コア2とパッド5とを対向させ、フレキシブル
ディスクDを挟み込んで情報信号等の記録再生を行うの
で、各磁気ヘッド1A,1BをフレキシブルディスクD
に対して摺接して記録再生を行うことが可能である。し
たがって、この記録再生装置20は、フレキシブルディ
スクDが高速に回転駆動されて、大きな浮上力が各磁気
ヘッド1A,1Bに加えられても、浮上するようなこと
がない。したがって、この記録再生装置20は、磁気ヘ
ッド1の電磁変換特性を向上させることが可能となり、
フレキシブルディスクDの高密度化に対応することが可
能である。
【0047】また、この記録再生装置20は、第1の磁
気ヘッド1A及び第2の磁気ヘッド1Bをフレキシブル
ディスクDに対して接触させることによって、各磁気ヘ
ッド1A,1Bに備えられたパッドにより、磁気ヘッド
1A,1BがフレキシブルディスクDから受ける振動を
吸収することが可能である。したがって、この記録再生
装置は、磁気ヘッド1の振動を減衰させ、タイムマージ
ンを確保することが容易なり、フレキシブルディスクに
対して良好な記録再生特性を示す。
【0048】また、本実施の形態においては、磁気コア
2の側面に対して第1のスライダ3及び第2のスライダ
4を接合して製造される磁気ヘッド1について説明した
が、本発明は、一体化したスライダに形成された孔に対
して磁気コアを埋め込むことによって製造される、いわ
ゆる埋め込み型の磁気ヘッドにも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる磁気ヘッドは、媒体摺動面に磁気記録媒体に対して
摺接される弾性材を備えるので、磁気コアと磁気記録媒
体とを接触させても磁気記録媒体の損傷や磁気ヘッド自
体の寿命を短くするようなことがない。したがって、こ
の磁気ヘッドは、磁気記録媒体と摺接しながら情報信号
の記録再生を行うことが可能となる。したがって、この
磁気ヘッドによれば、記録再生時において、磁気記録媒
体が高速で回転駆動されても、磁気記録媒体の間に形成
される空気流の影響がないので、浮上するようなことが
なく、安定した当たり特性を示す。したがって、この磁
気ヘッドは、電磁変換特性を向上させ、高密度化された
磁気記録媒体に対応することが可能である。また、この
磁気ヘッドによれば、記録再生時において、弾性材を磁
気記録媒体に対して押圧することが可能であり、磁気ヘ
ッドの振動を減衰させることが可能である。したがっ
て、この磁気ヘッドによれば、記録再生時において、タ
イムマージンを容易に確保することが可能となり、記録
再生特性を向上させることが可能となる。
【0050】また、本発明にかかる磁気記録媒体の記録
再生装置は、媒体摺動面に弾性材を備える一対の磁気ヘ
ッドにより、磁気記録媒体を挟み込んで情報信号の記録
再生を行うので、磁気ヘッドを摺接させても磁気記録媒
体の損傷や磁気ヘッドの寿命を短くするようなことがな
い。したがって、この記録再生装置は、磁気ヘッドと磁
気記録媒体とを接触させながら情報信号の記録再生を行
うことが可能である。したがって、この記録再生装置に
よれば、磁気ヘッドと磁気記録媒体との間に形成される
空気流の影響がない。したがって、この記録再生装置
は、記録再生時において、磁気記録媒体を高速で回転駆
動させても、磁気ヘッドを浮上させるようなことがな
く、磁気ヘッドと磁気記録媒体との安定した当たり特性
を示す。したがって、この記録再生装置は、磁気ヘッド
の電磁変換特性を向上させることが可能となり、磁気記
録媒体が高密度化に対応することが可能である。
【0051】また、この記録再生装置は、一対の磁気ヘ
ッドを磁気記録媒体に対して接触させることによって、
各磁気ヘッドに備えられた弾性材により、磁気ヘッドが
磁気記録媒体から受ける振動を吸収することが可能であ
る。したがって、この記録再生装置は、磁気ヘッドの振
動を減衰させ、タイムマージンを確保することが容易な
り、磁気記録媒体に対して良好な記録再生特性を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる磁気ヘッドの一例を示す分解斜
視図である。
【図2】同磁気ヘッドの他の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図3】磁気コアの一例を示す側面図である。
【図4】本発明にかかる磁気記録媒体の記録再生装置の
一例を示す斜視図である。
【図5】同磁気記録媒体の記録再生装置により、磁気記
録媒体に対して情報信号の記録再生を行う様子を示す図
である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド、2 磁気コア、3 第1のスライダ、
4 第2のスライダ、5パッド、20 磁気記録媒体の
記録再生装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体の主面に対して媒体摺動面
    を略接触状態に保持して情報信号を記録再生する際に、
    磁気記録媒体を挟み込んで配設されて、磁気記録媒体の
    両面から情報信号の記録再生を行う磁気ヘッドにおい
    て、 上記媒体摺動面に、上記磁気記録媒体の主面に摺接され
    る少なくとも1以上の弾性材を設けたことを特徴とする
    磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記媒体摺動面上には、上記磁気記録媒
    体と摺接して情報信号の記録再生を行う磁気コアと、上
    記弾性材とが、摺動方向と直交する方向において略対称
    位置となるように配設されていることを特徴とする請求
    項1記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 磁気記録媒体に対して情報信号を記録再
    生する際に、磁気ヘッドにより磁気記録媒体の両面から
    情報信号の記録再生を行う磁気記録媒体の記録再生装置
    において、 媒体摺動面に少なくとも1以上の弾性材を備える一対の
    磁気ヘッドにより、上記磁気記録媒体を挟み込んで情報
    信号の記録再生を行うことを特徴とする磁気記録媒体の
    記録再生装置。
JP31671896A 1996-11-27 1996-11-27 磁気ヘッド及びこの磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体の記録再生装置 Withdrawn JPH10162481A (ja)

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