JPH1016290A - 基本クロック信号発生装置ならびにそれを用いた画像補正装置および画像記録装置、ならびに画像補正方法 - Google Patents

基本クロック信号発生装置ならびにそれを用いた画像補正装置および画像記録装置、ならびに画像補正方法

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JPH1016290A
JPH1016290A JP8170203A JP17020396A JPH1016290A JP H1016290 A JPH1016290 A JP H1016290A JP 8170203 A JP8170203 A JP 8170203A JP 17020396 A JP17020396 A JP 17020396A JP H1016290 A JPH1016290 A JP H1016290A
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JP
Japan
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clock signal
basic clock
image
expansion
drum
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JP8170203A
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English (en)
Inventor
Norio Morita
典雄 森田
Tsutomu Sumioka
勉 墨岡
Masami Suehiro
正巳 末広
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微小な画像歪みをも正確に補正すること。 【解決手段】ドラム1の回転を検出するエンコーダ4の
出力に基づき、PLL回路601によって、PLLクロ
ックが生成される。ドットクロックカウンタ606は、
PLLクロックをプリセットデータの個数だけ計数する
度に、ドットクロックを発生する。プリセットデータ
は、制御回路607によって可変設定される。補正メモ
リ605には、複数の描画位置に対応した補正データが
記憶されている。DDA608は、補正データに対応す
る個数のドットクロックが発生される度にキャリー信号
を発生する。制御回路607は、キャリー信号が与えら
れる度に、プリセットデータを「8」から、「7」また
は「9」に変化させる。これにより、キャリー信号が発
生される度に、ドットクロックの発生時間間隔が変化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動されるド
ラムの表面に担持された感材に画像を記録する画像記録
装置、ならびにこの画像記録装置に適用される基本クロ
ック信号発生装置および画像補正装置、ならびに画像補
正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷原版の作成のために従来から用いら
れている画像記録装置の1つに、円筒状のドラムの表面
に感材フィルムを装着し、この感材フィルムを選択的に
感光させることによって画像を記録するようにしたもの
がある。すなわち、ドラムの近傍に半導体レーザのよう
な書込み光源が備えられ、この書込み光源から、記録す
べき画像に対応して変調された光がドラム上の感材フィ
ルムに向けて照射される。ドラムがその軸線まわりに高
速に回転駆動されることによって主走査が行われ、書込
み光源による書込み位置をドラムの軸線方向に沿ってゆ
っくりと定速に変化させることによって、副走査が行わ
れる。こうして、感材フィルムの表面が2次元的に走査
されていき、2次元画像の記録が達成される。
【0003】書込み光源は、ドラムの回転軸に取り付け
られたエンコーダの出力に基づいて作成されたドットク
ロックに同期して駆動される。これにより、ドラムの回
転に同期したタイミングでドットが描画されるから、ド
ラムの回転むらによらずに、正確な位置に一定の大きさ
のドットを描画できるはずである。しかし、実際には、
ドラムの回転軸に対するエンコーダの取付け位置がずれ
ている場合があるから、エンコーダの出力に基づいて作
成されたドットクロックを用いても、忠実な描画が不可
能な場合があり、歪みを持った画像が形成される場合が
ある。画像の歪みの原因には、エンコーダの取付け位置
ずれの他にも、ドラム自身の歪み、回転軸に対するドラ
ム取付け位置のずれ(組立誤差)、感材フィルムをドラ
ムに装着する際に生じる位置ずれなど、様々な要因があ
る。ドラム自身の歪みとは、たとえば、ドラムの周面が
厳密には円筒面ではなく、樽形になっていたり、鼓形に
なっていたりする場合(円筒度が悪い場合)や、ドラム
の外周面が厳密にはドラムの回転軸に平行になっていな
いような場合(平行度が悪い場合)をいう。
【0004】エンコーダの取付け精度、ドラムの加工精
度、および組立精度を上げれば、画像の歪みは改善され
る。しかし、精度の向上はコストの増大を招くうえ、組
立時間も長くなるから、生産性の劣化にもつながり、あ
まり好ましくない。そこで、感材フィルムに対する描画
処理を工夫することによって、上記の歪み要因を排除す
ることが考えられる。
【0005】たとえば、特開平5−207250号公報
には、エンコーダの取付け位置ずれに起因する画像の歪
みを補正するための技術が開示されている。この公開公
報に開示された技術では、エンコーダの出力信号に基づ
いてドットクロックを発生するPLL(フェーズ・ロッ
クド・ループ)回路として、発生周波数の可変なものが
適用されている。具体的には、分周比が可変な分周器を
有するPLL回路が適用されている。そして、エンコー
ダ出力に基づいて検出されるドラムの回転位置に応じて
異なる分周比が設定され、これにより、ドラムの回転位
置ごとにドットクロックの周波数が可変であるように構
成されている。この構成により、ドラムの回転位置に応
じてドットの描画時間が可変され、その結果、エンコー
ダの取付け位置ずれの影響を排除して、感材フィルム上
には、歪みの無い画像を記録することができるようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の先行
技術では、分周器における分周比を変えたときに、直ち
には目標の周波数のドットクロックを得ることができな
いという問題がある。すなわち、分周比を変えると、P
LL回路は、一瞬、非同期状態となる。そのために、ド
ッククロックが目標の周波数に収束するまでには、PL
L回路が同期状態にロックするまでの引込み時間を要す
る。このため、必ずしも適切なドットクロックを発生さ
せることができず、その結果、画像の歪みを完全には除
去することができない。
【0007】また、分周比の変更によるドットクロック
周波数の変更では、たとえば10μmのオーダーの僅か
な画像歪みを補正することは困難である。このような微
小な画像歪みを補正しようとすれば、分周比を微小変化
させなければならないので、極めて大規模な回路構成の
分周器が必要になる。しかも、ドットクロックの周波数
を微小値だけ変更しようとすれば、PLL回路に含まれ
るアナログ回路素子の不安定性要因の影響が避けられな
い。
【0008】したがって、たとえば、設計図面の作成の
ように、極めて正確な描画が要求される用途には、上記
の先行技術はあまり適していない。そこで、本発明の目
的は、上述の技術的課題を解決し、微小な画像歪みをも
正確に補正することができる構成を備えた基本クロック
信号発生装置を提供することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、微小な画像歪
みをも正確に補正することができる画像補正装置を提供
することである。さらに、本発明の目的は、微小な画像
歪みをも補正して、歪みの無い画像を記録することがで
きる画像記録装置を提供することである。本発明のさら
に他の目的は、微小な画像歪みをも正確に補正するため
の画像補正方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、回転駆動されるドラムに担
持された感材にドットを描画するためのタイミングを規
定する基本クロック信号を発生する基本クロック信号発
生装置であって、ドラムの回転情報を検出するための回
転検出手段の出力に基づいて基本クロック信号を発生す
る基本クロック信号発生手段と、予め定める伸縮補正デ
ータに対応する個数の基本クロック信号が発生される度
に、基本クロック信号を基準時間間隔とは異なる時間間
隔で発生させるために上記基本クロック信号発生手段を
制御するクロック調整手段とを含むことを特徴とする基
本クロック信号発生装置である。
【0011】この発明によれば、予め定める伸縮補正デ
ータに対応する個数の基本クロック信号が基準時間間隔
で発生されると、次の基本クロック信号は基準時間間隔
とは異なる時間間隔で発生される。したがって、基本ク
ロック信号に基づいてドットを描画すると、伸縮補正デ
ータに対応する個数の各ドットの描画時間は基準時間と
なり、次に形成されるドットの描画時間は、基準時間と
は異なる時間となる。これにより、伸縮補正データに対
応する割合で、標準の大きさのドットに標準の大きさと
は異なる大きさのドットが混入されることになる。これ
により、感材上に形成される複数のドットからなるライ
ンの伸縮を行える。
【0012】このように、本発明では、基本クロック信
号の周波数を変えるのではなく、基準時間間隔で発生さ
れる基本クロック信号に、基準時間間隔とは異なる時間
間隔で発生される基本クロック信号を混入することによ
って、ラインの伸縮が達成されている。そのため、基本
クロック信号の周波数自体を変更してしまう場合に比較
して、はるかに微小な長さだけラインを伸縮できる。
【0013】基本クロック発生手段は、請求項2記載の
ように、上記回転検出手段の出力に基づいて原クロック
信号を発生する原クロック発生手段と、原クロック発生
手段が発生する原クロック信号を予め設定された設定デ
ータに相当する数だけ計数する度に基本クロック信号を
発生する計数手段とを含むものであることが好ましい。
この場合には、さらに、クロック調整手段が、上記計数
手段に設定データを設定するものであり、設定データを
変更することによって基本クロック信号の発生時間間隔
を変化させるものであることが好ましい。
【0014】この構成によれば、原クロック信号発生手
段が発生する原クロック信号を計数することによって基
本クロック信号が生成される。この場合に、基本クロッ
ク信号の発生時間間隔の変更のために、原クロック信号
の周波数の変更を要することはない。しかも、基本クロ
ック信号発生手段は、設定データに相当する数だけ原ク
ロック信号を計数する毎に基本クロック信号を発生する
計数手段によって構成されているので、回路素子の不安
定要素が基本クロック信号の発生時間間隔に影響するこ
とはない。これにより、ラインの微小長の伸縮を正確に
行うことができる。
【0015】なお、請求項3に記載のとおり、上記クロ
ック調整手段は、基本クロック信号が入力され、伸縮補
正データに対応する数の基本クロック信号が入力される
度に指令信号を出力する指令信号出力手段と、この指令
信号出力手段が指令信号を出力する度に、上記計数手段
に設定する設定データを、基準設定データから、基準設
定データとは異なる伸縮用設定データに変更する手段と
を含むものであってもよい。
【0016】この構成によれば、伸縮補正データに対応
する数の基本クロック信号が発生される度に指令信号が
出力され、この指令信号に基づいて、計数手段の設定デ
ータが基準設定データから変更される。その結果、伸縮
補正データに対応する割合で、時間間隔が基準時間間隔
とは異なる時間間隔で発生される基本クロック信号を混
入することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、回転駆動されるド
ラムに担持された感材に画像を記録するための画像記録
装置に適用され、記録画像の歪みを防止するための画像
補正装置であって、感材の表面の複数の位置に対応する
伸縮補正データを記憶した伸縮補正データ記憶手段と、
感材上の描画位置を検出し、検出された描画位置に対応
する伸縮補正データを上記伸縮補正データ記憶手段から
読み出すための伸縮補正データ読出し手段と、この伸縮
補正データ読出し手段によって読み出された伸縮補正デ
ータに基づいて調整された基本クロック信号を発生する
請求項1ないし3のいずれかに記載の基本クロック信号
発生装置とを含む画像補正装置である。
【0018】この構成では、伸縮補正データ記憶手段が
設けられ、この伸縮補正データ記憶手段には、感材の表
面の複数の位置に対応する伸縮補正データが記憶されて
いる。そして、感材上の描画位置に対応する伸縮補正デ
ータが読み出される。この読み出された伸縮補正データ
に基づいて上述の基本クロック信号発生装置を動作させ
ることにより、感材上の各位置に対応して、ラインの伸
縮を適切に行える。
【0019】請求項5記載の発明は、ドラムの回転軸に
沿う方向に関する複数の位置に対応して、当該位置に相
当するラインの描画開始位置に対応した描画開始位置デ
ータを記憶した描画開始位置データ記憶手段と、感材上
の描画位置を検出し、検出された描画位置に対応する描
画開始位置データを上記描画開始位置データ記憶手段か
ら読み出す描画開始位置データ読出し手段と、この描画
開始位置データ読出し手段によって読み出された描画開
始位置データに基づいて設定されたタイミングで、1ラ
インの描画開始タイミングを規定する描画開始信号を生
成する描画開始信号生成手段とをさらに含むことを特徴
とする請求項4記載の画像補正装置である。
【0020】この構成によれば、感材上の複数の位置に
相当するラインの描画開始位置を表すデータが描画開始
位置データ記憶手段に記憶されている。描画開始位置デ
ータは、感材上の描画位置に応じて読み出され、この描
画開始位置データに基づいて、1ラインの描画開始タイ
ミングを規定する描画開始信号が生成される。これによ
り、ラインの描画開始タイミングの調整およびラインの
伸縮を組み合わせて行えるから、種々の要因による画像
の歪みに柔軟に対応できる。
【0021】請求項6記載の発明は、回転駆動されるド
ラムに担持された感材に画像を記録するための画像記録
装置であって、ドラムの回転軸に沿う方向に描画位置を
移動させつつ、感材にドットを記録するための描画手段
と、請求項4または5記載の画像補正装置と、上記請求
項4または5記載の画像補正装置に備えられた上記基本
クロック信号発生装置から発生される基本クロック信号
に基づいて上記描画手段を駆動制御する描画制御手段と
を含むことを特徴とする画像記録装置である。
【0022】この構成によれば、上述の基本クロック信
号発生装置から発生される基本クロック信号に基づいて
描画手段が駆動制御されるので、微小な画像歪みをも補
正可能な画像記録装置が実現される。請求項7記載の発
明は、回転駆動されるドラムに担持された感材に画像を
記録するための画像記録装置に適用され、記録画像の歪
みを防止するための画像補正方法であって、感材上の複
数の位置のそれぞれに対応して、記録画像の歪みを防止
するための伸縮補正データを作成するステップと、描画
位置に相当する伸縮補正データに基づいて定められた数
の基本クロック信号を基準時間間隔で発生するステップ
と、描画位置に相当する伸縮補正データに基づいて定め
られた数の基本クロック信号が基準時間間隔で発生され
たならば、基準時間間隔とは異なる時間間隔で次の基本
クロック信号を少なくとも1つ発生し、その後は、基準
時間間隔で基本クロック信号を発生するステップと、基
本クロック信号に基づいて、感材にドットを記録する描
画手段の駆動を制御するステップとを含むことを特徴と
する画像補正方法である。
【0023】この方法により、感材上の複数の位置に対
応する伸縮補正データに基づいて、基準時間間隔の基本
クロック信号中に基準時間間隔とは異なる時間間隔の基
本クロック信号を混入させることができる。そして、こ
の基本クロック信号に基づいて描画手段を駆動制御する
ことによって、微小な画像歪みをも解消すべく、ライン
を伸縮することができる。
【0024】請求項8記載の発明は、ドラムの回転軸に
沿う方向に関する複数の位置に対応して、当該位置に相
当するラインの描画開始位置に対応した描画開始位置デ
ータを作成するステップと、感材上の描画位置に対応す
る描画開始位置データに基づいて定められたタイミング
で、1ラインの描画を開始させるべく、上記描画手段の
駆動を制御するステップとをさらに含むことを特徴とす
る請求項7記載の画像補正方法である。
【0025】この方法では、ライン毎の描画開始タイミ
ングの制御と、ラインの伸縮との組合せによって、種々
の要因による画像歪みに柔軟に対応することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態が適用される画像記録装置の構成を示
すブロック図である。この画像記録装置は、円筒外面走
査型のものであって、円筒状のドラム1の外周面1aに
装着された感材フィルム2に画像の記録を行うためのも
のである。感材フィルム2のドラム1への装着は、図示
しないフィルムローダによって行われる。
【0027】ドラム1は、感材フィルム2を外周面1a
に担持した状態で、主走査モータ3によって高速に回転
駆動される。ドラム1の主走査モータ3とは反対側の端
部近傍には、ドラム1の回転情報を検出するための回転
検出手段であるエンコーダ4が取り付けられている。エ
ンコーダ4は、ドラム1の回転位置が原点位置であるこ
とを表す原点信号(C相パルス)およびドラム1の回転
に同期したエンコーダパルス信号を出力する。エンコー
ダパルス信号は、たとえば、ドラム1の1回転に対応し
て、4096個出力される。原点信号は、主走査方向Y
に関する描画位置を決定するために用いられる。
【0028】ドラム1に近接して、感材フィルム2を選
択的に露光して画像を記録するための描画装置5が備え
られている。描画装置5は、副走査モータ7によって回
転駆動される副走査送りねじ8によって、図示しないレ
ールによって案内されつつ、ドラム1の回転軸線に沿う
副走査方向Xに向けて定速移動される。描画装置5は、
半導体レーザ素子およびそれに関連する光学系を含むレ
ーザ出射器51と、AOM(音響光学変調器)52とを
含む。AOM52は、制御ユニット6によって制御さ
れ、記録すべき画像に対応した描画信号に基づいて駆動
される。その結果、レーザ出射器51から出射されたレ
ーザビームは、AOM51によって変調された後に感材
フィルム2の表面に到達する。
【0029】このようにして、ドラム1の回転による主
走査と、ドラム1の軸線に沿う描画装置5の移動による
副走査とによって、感材フィルム2はラスタ走査されて
いく。その際に、感材フィルム2の表面は、描画信号に
対応して変調されたレーザビームによって感光され、こ
れによって、感材フィルム2に2次元画像が記録され
る。
【0030】描画信号を発生する上述の制御ユニット6
には、エンコーダ4の出力信号が入力されている。制御
ユニット6は、エンコーダ4の出力に基づいて適切な描
画信号を出力し、感材フィルム2への正確な描画を実現
する。そのために、制御ユニット6には、描画補正装置
60が備えられている。この描画補正装置60は、エン
コーダ4の出力信号に基づいて、描画タイミングを規定
するドットクロックと、各ラインの描画開始タイミング
を与える描画開始信号とを出力する。ドットクロックお
よび描画開始信号は、描画制御手段としての画像処理回
路61に入力される。画像処理回路61は、インタフェ
ース(I/F)回路62を介してホスト(図示せず)か
ら入力される画像データに基づき、ドットクロックに同
期するように、描画信号を生成する。
【0031】制御ユニット6は、さらに、主走査モータ
3を駆動するためのクロック信号を生成する主走査クロ
ック生成回路63、および副走査モータ7を駆動するた
めのクロック信号を生成するための副走査クロック生成
回路64を備えている。そして、主走査クロック生成回
路63、副走査クロック生成回路64、上述の描画補正
装置60および画像処理装置61は、マイクロコンピュ
ータ65によって制御されるようになっている。
【0032】マイクロコンピュータ65は、CPU65
a、ROM65bおよびRAM65cを有しており、R
OM65bに予め格納されたプログラムおよび/または
RAM65cにロードされたプログラムに基づいて、制
御ユニット6内の各部を制御したり、必要なデータを各
部に与えたりする。副走査モータ7によって駆動される
副走査送りねじ8に関連して、描画装置5が原点位置に
あることを検出するための副走査原点スイッチ9が設け
られており、この副走査原点スイッチ9の出力は、制御
ユニット6のマイクロコンピュータ65に入力されてい
る。感材フィルム2への画像の記録に際しては、描画装
置5が原点位置に向けて移動され、描画装置5が原点位
置に達したことが副走査原点スイッチ9によって検出さ
れると、描画装置5のX方向への移動を開始するととも
に、描画処理を開始する。
【0033】描画補正装置60は、後に詳しく説明する
とおり、ドットクロックを変化させる機能と、描画開始
位置をライン毎に個別に可変設定する機能とを有してい
る。この2つの機能により、描画補正装置60は、エン
コーダ4の取付け位置ずれ、ドラム1の歪みおよびラス
タ走査に起因する歪みのような種々の画像歪み要因によ
る影響を補正する働きを有している。そこで、描画補正
装置60の構成を説明する前に、上記の画像歪み要因に
よる画像の歪みについて概説する。
【0034】図2は、ドラム1の歪みに起因する画像の
歪みを説明するための図である。ドラム1の外周面1a
が厳密な円筒面でなく、円筒度があまり良くないとす
る。つまり、たとえば、ドラム1の外周面1aが鼓形に
なっており、軸方向中間付近における径が軸方向端部付
近における径よりも小さくなっているものとする。この
場合、長方形の画像を描画したときに、感材フィルム2
に記録される画像は、図2(a) に示すとおり、ドラム1
の軸方向中間部付近が縮まった鼓形の形状となる。これ
は、径が小さな軸方向中間部付近においては、感材フィ
ルム2の表面における主走査速度が相対的に遅くなるか
ら、ドットの主走査方向の長さが短くなることに起因す
る。
【0035】このような画像の歪みを解消するには、先
ず、図2(a) に示すように、各ラインの描画開始位置を
上端基準直線LUに揃えるべく、各ラインをY方向に沿
って平行移動する。これにより、図2(a) において二点
鎖線で示す画像が得られる。さらに、図2(b) に示すよ
うに、中央付近のラインを伸長して、各ラインの描画終
了位置を、上端基準直線LUと平行な直線である下端基
準直線LLに揃えればよい。これにより、図2(b) にお
いて二点鎖線で示す長方形の画像が得られる。つまり、
描画開始タイミングをライン毎に制御し、かつ、ライン
毎の伸縮倍率を個別に設定すれば、ドラム1の歪みに起
因する画像の歪みを補正できる。
【0036】ドラム1の外周面とドラム1の回転軸とが
平行でないような場合、すなわち、ドラム1の平行度が
良くない場合についても、同様な補正によって、画像の
歪みを防止できる。さらに、フィルムローダによって感
材フィルム2がドラム1に斜めに装着される場合には、
描画開始位置をライン毎に個別に制御することによっ
て、画像の歪みを補正できる。
【0037】図3は、エンコーダ4の取付け位置ずれに
起因する画像の歪みを説明するための図であり、エンコ
ーダ4の中心軸Ceがドラム1の回転軸Cdからずれて
いる様子が示されている。この場合には、エンコーダ4
の出力パルスの時間間隔がドラム1の回転位置に依存し
て変化する。すなわち、ドラム1が単位角度だけ回転す
る間にエンコーダ4が発生するパルス数は、ドラム1の
回転位置に依存して変動する。したがって、ドラム1の
回転位置に応じて、走査ラインを部分的に伸長したり短
縮したりすることができれば、この問題を解決できる。
【0038】エンコーダ4の面倒れもまた、画像の歪み
の要因となる。ただし、エンコーダ4の面倒れに起因す
る画像の歪みも、取付け位置ずれによる画像の歪みと同
じく、ドラム1の回転位置に依存する。したがって、ラ
インを部分的に伸長または短縮することによって、エン
コーダ4の面倒れの影響を補償することができる。この
実施形態においては、後に説明するように、1本のライ
ンを128個のセグメントに分割し、各セグメントの伸
縮倍率を個別に設定することによって、エンコーダの取
付け精度などに起因する画像の歪みを補正している。
【0039】なお、各ラインの伸縮によって、感材フィ
ルム2のY方向に関する伸縮による画像の歪みについて
も補正が可能である。図4は、スパイラル描画による菱
形変形について説明するための図である。上述のよう
に、ドラム1の表面は、ドラム1の回転と描画装置5の
移動とによってスパイラル状に走査されので、感材フィ
ルム2は斜めの走査ラインによってラスタ走査される。
そのため、各ラインは、厳密には、ドラム1の軸線に垂
直ではなく、或る微小な角度を持っている。したがっ
て、矩形の画像を描画したときには、厳密には、平行四
辺形が記録されることになる。たとえば、画像記録装置
を設計図面等を作成するためのプロッタとして使用する
場合には、極めて厳密な描画が要求されるから、上記の
ような菱形変形を解消する必要がある。
【0040】このような菱形変形を補正するには、ドラ
ム1の回転軸に対する走査ラインの角度に応じて、描画
開始位置を副走査方向Xの各位置で異ならせればよい。
すなわち、ラインに沿う辺と垂直な辺が形成されるよう
に、ライン毎の描画開始タイミングを変化させることに
よって、図4において二点鎖線で示すように、正確な矩
形を形成できる。
【0041】図5は、上述の各補正を実現すべく構成さ
れた描画補正装置60の構成を説明するためのブロック
図である。この描画補正装置60は、エンコーダ4の出
力パルスを逓倍してドットクロックの基になる原クロッ
ク信号であるPLLクロックを生成するための原クロッ
ク発生手段としてのPLL(フェーズ・ロックド・ルー
プ)回路601を備えている。PLL回路601におけ
る逓倍比は、必要な解像度に応じた値に設定される。た
とえば、エンコーダ4が、ドラム1の1回転に対して4
096個のパルス信号を出力するものであり、ドラム1
の周長が1メートルであり、4000dpi の解像度での
描画を行うとすれば、PLL回路601における逓倍比
は、307とされる。この場合、ドラム1回転に対し
て、1257472個のPLLクロックが生成されるこ
とになる。
【0042】PLL回路601が出力するPLLクロッ
クは、Yカウンタ602に入力されて計数される。Yカ
ウンタ602の計数値は、Y方向(主走査方向)に関す
る描画位置(Y座標位置)に相当する。Yカウンタ60
2は、たとえば、21ビットのアップカウンタであっ
て、ドラム1の1回転に相当する計数値に達した時点
で、ドラム1回転信号を出力する。すなわち、ドラム1
が1回転する毎に、ドラム1回転信号が出力される。
【0043】ドラム1回転信号は、Xカウンタ603に
よって計数される。したがって、Xカウンタ603の計
数値は、X方向(副走査方向)に関する描画位置(X座
標位置)に相当する。Xカウンタ603は、たとえば、
14ビットのアップカウンタである。Xカウンタ603
およびYカウンタ602の計数値は、画像の歪みを補正
するための補正データを記憶した補正メモリ605に入
力され、描画位置に対応する補正データを読み出すため
のアドレス信号として用いられる。補正データは、各ラ
インの描画開始位置を定める描画開始位置データと、各
ラインを分割したセグメントごとのY方向の伸縮倍率を
定める伸縮補正データとからなる。補正メモリ605は
15ビットのアドレス信号によってアドレスされるメモ
リであり、たとえば、EEPROM(電気的に消去/書
込可能な読出専用メモリ)からなる。15ビットのアド
レスのうちの上位7ビットはXカウンタ603の計数値
の上位7ビットで指定される。補正メモリ605の下位
7ビットのアドレスは、Yカウンタ602の計数値の上
位7ビット、または、Xカウンタ603の計数値の下位
7ビットのいずれかによって指定される。いずれを補正
メモリ605の下位7ビットのアドレスとして用いるか
は、セレクタ604によって選択される。アドレス信号
の15ビットのうちの残る1ビットは、セレクタ604
に与えられる選択信号である。このように、Yカウンタ
603、Xカウンタ603およびセレクタ604などに
より、伸縮補正データ読出し手段および描画開始位置デ
ータ読出し手段が構成されている。
【0044】Yカウンタ602およびXカウンタ603
は、記録動作開始後に最初にエンコーダ4から与えられ
る原点信号(C相パルス)によってクリアされる。した
がって、Yカウンタ602およびXカウンタ603の計
数値の組により、描画装置5による描画座標位置が表さ
れることになる。補正メモリ605に対しては、マイク
ロコンピュータ65によるアクセスが可能である。マイ
クロコンピュータ65は、補正メモリ605に、必要な
補正データを書き込む機能を有している。
【0045】一方、PLL回路601が出力するPLL
クロックは、ドットクロックカウンタ606に入力され
ている。ドットクロックカウンタ606は、PLLクロ
ックを分周して描画のためのドットクロックを生成する
ための計数手段としての機能を有するものである。より
具体的には、ドットクロックカウンタ606は、制御回
路607によって設定されるプリセットデータをPLL
クロック601に基づいてダウンカウントし、計数値が
「0」になると、ドットクロックを1つ生成する。した
がって、プリセットデータを可変設定することによっ
て、PLLクロック601を複数種類の分周比で分周す
ることができる。
【0046】ドットクロックカウンタ606における分
周比は、制御回路607によって、1/7、1/8また
は1/9のうちのいずれかに設定される。つまり、制御
回路607は、ドットクロックカウンタ606に、
「7」、「8」または「9」をプリセットデータとして
設定する。通常の分周比は、1/8(プリセットデータ
は「8」)であり、このときには、PLLクロックが8
パルス出力される毎(基準時間間隔毎)に1個のドット
クロックが出力され、それに基づいて1ドットの描画が
実行されることになる。つまり、描画されるドットのY
方向に沿う長さはPLLクロック8個分に相当する。分
周比が1/7(プリセットデータは「7」)とされれ
ば、PLLクロックが7パルス出力される間に1ドット
が描画され、分周比が1/9(プリセットデータは
「9」)とされれば、PLLクロックが9パルス出力さ
れる間に1ドットが描画される。つまり、分周比を1/
7とすれば、ドットクロックの発生時間間隔が基準時間
間隔よりも短くなり、Y方向に沿うドットの長さが短縮
される。また、分周比を1/9とすれば、ドットクロッ
クの発生時間間隔が基準時間よりも長くなり、Y方向に
沿うドットの長さが伸長されることになる。
【0047】制御回路607は、ドットクロックカウン
タ606に与えるべきプリセットデータの決定に際し、
補正メモリ605の出力データと、DDA(Digital Di
feretial Analyzer :ディジタル微分解析機)608の
出力とを参照する。DDA608には、マイクロコンピ
ュータ65からプリセットデータMが入力され、補正メ
モリ605からは伸縮補正データNが入力される。プリ
セットデータMは、ドラム1回転当たりの描画ドット数
に対応しており、ドラム1回転当たりのPLLクロック
数の8分の1である。伸縮補正データNは、1ラインを
128等分して得られるセグメントの伸縮すべき絶対長
を1ラインの伸縮絶対長に換算し、さらに、これをPL
Lクロック数に換算した20ビットの値と、伸長または
短縮を表す1ビットとからなる。
【0048】DDA608は、ドットクロックカウンタ
606からM個のドットクロックが与えられる間に、N
個のキャリー信号(指令信号に相当する。)をほぼ均等
な時間間隔で出力する。換言すれば、伸縮補正データに
対応する数の基本クロックが入力される毎に、キャリー
信号を出力する。制御回路607は、DDA608から
キャリー信号が与えられる度に、ドットクロックカウン
タ606に与えるプリセットデータを基準設定データで
ある「8」(1/8分周に対応)から、伸縮用設定デー
タである「7」(1/7分周に対応)または「9」(1
/9分周に対応)のうちのいずれか一方に切り換える。
プリセットデータを「7」または「9」に切り換えた
後、PLL回路601からそのプリセットデータに対応
したクロック数、すなわち7個または9個のPLLクロ
ックが与えられると、制御回路607は、通常の分周比
1/8に対応したプリセットデータ「8」をドットクロ
ックカウンタ606にセットする。このように、制御回
路607およびDDA608が、クロック調整手段に相
当している。
【0049】プリセットデータを「7」(短縮)に変化
させるか、「9」(伸長)に変化させるかは、補正メモ
リ605から与えられる上述の伸長補正データNのうち
の、伸長または短縮を表す1ビットのデータに基づいて
決定される。DDA608への伸縮補正データNのロー
ドは、制御回路607の制御の下、補正メモリ605に
与えられるアドレスが変化する度に行われる。具体的に
は、制御回路607は、セレクタ604から出力される
アドレス信号の最下位ビットが変化する度に、ロード信
号をDDA608に与える。
【0050】PLLクロックは、描画開始位置カウンタ
609にも入力されている。描画開始位置カウンタ60
9には、補正メモリ605から、各ラインごとに、描画
開始位置データがセットされる。より具体的には、制御
回路607は、Yカウンタ602が1回転信号を出力す
る度に、描画開始位置カウンタ609にロード信号を与
える。これにより、描画開始位置カウンタ609には、
各ラインの描画の開始に際して、補正メモリ605か
ら、そのラインに対応した描画開始位置データがセット
されることになる。
【0051】描画開始位置カウンタ609は、たとえば
21ビットのダウンカウンタであって、補正メモリ60
5からセットされた描画開始位置データをダウンカウン
トし、カウント値が「0」を下回った時点で、キャリー
信号を制御回路607に与える。制御回路607は、描
画開始位置カウンタ609からのキャリー信号に応答し
て、描画開始信号を画像処理回路61(図1参照)に与
え、描画処理を開始させる。これにより、描画開始位置
データによって規定されるタイミングで各ラインの描画
が開始されることになる。
【0052】図6は、画像処理回路61の構成を説明す
るためのブロック図である。画像処理回路61は、Y方
向に関する描画幅データがマイクロコンピュータ65に
よってセットされる描画幅カウンタ612を備えてい
る。この描画幅カウンタ612は、セットされた描画幅
データをドットクロックに同期してダウンカウントして
いき、カウント値が「0」を下回るとキャリー信号を出
力する。このキャリー信号は、描画開始信号によってセ
ットされるフリップフロップ(FF)611のリセット
入力端子Rに与えられている。つまり、フリップフロッ
プ611の出力端子Qには、描画開始信号に応答して立
ち上がり、描画幅データ分のドットクロックの入力に応
答して立ち下がるような信号が出力される。すなわち、
この信号のパルス幅は、Y方向の描画長に対応してい
る。
【0053】フリップフロップ611の出力信号は、A
NDゲート613の一方の入力端子に与えられている。
ANDゲート613の他方の入力端子には、ドットクロ
ックが入力されている。したがって、ANDゲート61
3は、フリップフロップ611の出力が立ち上がってい
る期間にのみドットクロックを通過させる。ANDゲー
ト613を通過したドットクロックは、分周器614に
よって1/8分周され、ビデオRAM(VRAM)61
7に読出し信号として入力される。VRAM617に
は、インタフェース回路62(図1参照)を介した画像
データが書き込まれており、分周器614からの読出し
信号に応答して、1バイト(8ビット)ずつ並列に画像
データを出力する。この1バイトのデータは、シフトレ
ジスタ615に並列に書き込まれる。シフトレジスタ6
15に書き込まれたデータは、分周器614によって分
周される前のドットクロックに基づいて1ビットずつシ
フトされ、1ビットずつシリアルに出力されていく。こ
のシリアル出力データに基づいて、駆動回路616は、
AOM52(図1参照)を駆動するための描画信号を出
力する。
【0054】このようにして、ドットクロックが1個与
えられると、1ドットの描画を行うべく、1ビットの画
像データに対応した描画信号が出力される。この描画信
号は、次のドットクロックがシフトレジスタ615に入
力されるまでは、不変に保たれる。図7は、補正メモリ
605における補正データの記憶態様を説明するための
図である。補正メモリ605の記憶領域は、直感的に
は、ドラム1の円周面を平面に展開して得られる長方形
に対応している。この長方形を、X方向およびY方向に
関して、たとえば、それぞれ128等分することとし、
これによって得られた微小な長方形をセルと定義するこ
ととする。補正メモリ605には、セルごとの補正デー
タを記憶するための記憶セルC(0,0) ,C(0,1) ,C
(0,2) ,・・・・・・,C(0,127) ;C(1,0) ,C(1,1) ,C
(1,2) ,・・・・・・,C(1,128) ;C(2,0) ,C(2,1) ,C
(2,2) ,・・・・・・,C(2,127) ;・・・・・・;C(127,0) ,C
(127,1) ,C(127,2) ,・・・・・・,C(127,127) が設けら
れている。
【0055】図8は、各記憶セルCの構成を説明するた
めの図である。1つの記憶セルCは、8バイトで構成さ
れている。そのうち、最初の3バイト(24ビット)
は、各ラインの描画開始位置を表す描画開始位置データ
の記憶のために用いられている。また、次の3バイト
(24ビット)は、Y方向の伸縮倍率に相当する上述の
伸縮補正データNの記憶のために用いられている。ただ
し、そのうちの、1ビットは、伸縮または短縮を表すビ
ットである。残る2バイトは、空きである。
【0056】最初の3バイトに記憶された描画開始位置
データが読み出されるか、次の3バイトに記憶された伸
縮補正データNが読み出されるかは、セレクタ604の
切換のための選択信号により決定される。つまり、Xカ
ウンタ603の計数値を選択するための選択信号が与え
られれば、最初の3バイトに記憶された描画開始位置デ
ータが出力される。そして、Yカウンタ602の計数値
を選択するための選択信号が与えられれば、次の2バイ
トに記憶された伸縮補正データNが読み出される。
【0057】補正メモリ605の上位アドレスの指定に
より、図7に示された複数の記憶セルのうち、当該上位
アドレスj(ただし、0≦j≦127である。)に相当
する1列に含まれる128個の記憶セルC(0,j) ,C
(1,j) ,C(2,j) ,・・・・・・,C(127,j) が選択される。
さらに、下位アドレスi(ただし、0≦i≦127であ
る。)の指定により、128個の記憶セルC(0,j) ,・・
・・・・,C(i,j) ,・・・・・・,C(127,j) のうちの1つの記
憶セルC(i,j) が選択され、この選択された記憶セルC
(i,j) に記憶された補正データが出力されることにな
る。
【0058】制御回路607は、1回転信号が与えられ
ると、Xカウンタ603の計数値の下位7ビットが補正
メモリ605の下位アドレスとして与えられるような選
択信号をセレクタ604に与える。そして、その後に、
ロード信号を描画開始位置カウンタ609に与える。こ
れにより、Xカウンタ603の計数値に対応したアドレ
スの描画開始位置データが描画開始位置カウンタ609
にロードされることになる。
【0059】制御回路607は、描画開始位置データの
描画開始位置カウンタ609へのロードが完了した後の
所定のタイミングで、Yカウンタ602の上位7ビット
が補正メモリ605の下位アドレスとして選択されるよ
うな選択信号をセレクタ604に入力する。これによ
り、補正メモリ605には、Yカウンタ602およびX
カウンタ603の計数値で表される描画位置が属するセ
ルに相当する記憶セルのアドレスが与えられることにな
り、その記憶セルから伸縮補正データNが読み出され
る。
【0060】すなわち、描画開始位置を制御するときに
は、補正メモリ605は、16384 (=128 ×128 )本の
ラインのそれぞれに対応する描画開始位置データを記憶
した描画開始位置データ記憶手段として機能する。そし
て、ドラム上の各微小セル領域における伸縮倍率を制御
するときには、補正メモリ605は、各セルにおける伸
縮補正データを記憶した伸縮補正データ記憶手段として
機能することになる。
【0061】図9は、描画開始位置の補正の原理を説明
するための図である。描画開始位置データに関して言え
ば、補正メモリ605は、各ラインの描画開始位置を記
憶したラインメモリと見なせる。各ラインの描画に際し
て描画開始位置データが描画開始位置カウンタ609に
セットされることにより、それぞれのラインごとに個別
に定められたタイミングで描画が開始される。これによ
り、基準時Tref から描画開始時Tsまでの時間δT
を、ライン毎に異ならせることができる。たとえば、ド
ラム1の外周面が完全な円筒面ではなく、中間部分が内
側に窪んだ鼓形のものである場合には、図9に示すよう
に、X方向に関する中間部分においては描画開始までの
時間δTを短くし、端部付近では描画開始までの時間δ
Tを長くすることによって、ドラム1の歪みに起因する
描画開始位置のばらつきを補正できる。
【0062】図10は、Y方向に関する画像の伸縮補正
を説明するための図である。DDA608に実際にセッ
トされるデータMはたとえば157184であり、伸縮
補正データNは、たとえば30程度の値を有するが、以
下では、説明を簡単にするために、M=1000、N=
100と仮定する。この場合には、10ドットに1ドッ
トの割合で、DDA608がキャリー信号を出力するこ
とになる。
【0063】Y方向に関するラインの伸長を行う場合を
例にとることにすれば、図10(a)に示すように、PL
Lクロックを1/8分周して得られたドットクロック
(PLLクロック8個分に相当する基準時間間隔で生成
されるクロック)に基づいて描画された通常の大きさの
ドットNSが9個描画されると、その次には、PLLク
ロックを1/9分周して得られたドットクロックに基づ
いて、大きなドットLSが描画される。すなわち、この
大きなドットLSのY方向に沿う長さは、PLLクロッ
ク9個分に相当する。通常のドットNSのY方向に沿う
長さは、PLLクロックの8個分に相当する。
【0064】Y方向に関する縮小を行う場合にも同様で
あって、たとえば、通常の大きさのドットNSが9個描
画されると、その次に、小さなドットSSが描画され
る。この小さなドットSSは、PLLクロックを1/7
分周して得られるドットクロックに基づいて描画された
ドットであり、Y方向に沿う長さは、PLLクロックの
7個分に相当している。
【0065】N=1とすれば、ドラム1の1回転中に大
きなドットLSまたは小さなドットSSが1個描画さ
れ、残余のドットは通常の大きさのドットNSとなる。
したがって、1本のラインは、PLLクロックの1個分
に相当する長さの分だけ、伸長または短縮されることに
なる。このように、たとえば、ドラム1の周長が1メー
トルであり、ドラム1の1回転に相当するPLLクロッ
クの個数が1257472個であれば、約0.8μm単
位でラインを伸縮することができる。
【0066】次に、補正データの定め方について説明す
る。エンコーダの取付け誤差やエンコーダの面倒れによ
る影響は、ドラム1の軸線に沿う線上においては、至る
ところで等しく現れる。したがって、伸縮補正データに
対するエンコーダの取付け誤差等の寄与は、ドラム1の
軸線に沿う方向であるX方向に整列している複数のセル
間では等しい。
【0067】一方、ドラム1の加工精度に起因する歪み
は、一般に、ドラム1の周方向に沿う線上においては、
至るところで等しく現れる。したがって、伸縮補正デー
タに対するドラム1の加工精度からの寄与は、Y方向に
沿う複数のセルにおいて等しく現れる。さらに、フィル
ムの伸縮に起因する画像の歪みは、ドラム1の周方向に
沿う線上においては至るところで等しく表れ、かつ、X
方向位置についての依存性がない。したがって、伸縮補
正データに対するフィルムの伸縮からの寄与は、全ての
ラインに関して、Y方向位置に依存することなく等しく
表れる。
【0068】したがって、各セルの伸縮補正データを、
X方向位置およびY方向位置に応じて、エンコーダの取
付け誤差等からの寄与分と、ドラム1の歪みからの寄与
分と、フィルムの伸縮からの寄与分との重ね合わせによ
り定めれば、これらの画像歪み要因の影響を補償するこ
とができる。以上をまとめれば、結局、伸縮補正データ
Nは、次の(1) 式によって表される。
【0069】 N(x,y) =Y+C(x) +E(y) ・・・・・ (1) ただし、N(x,y) は、描画位置(x,y) に相当する伸縮補
正データを表し、Y(y) は、フィルム伸縮を補正するた
めの寄与を表し、C(x) は、円筒度および平行度補正
(ドラム1の歪み)のための寄与を表し、E(y) は、エ
ンコーダ補正のための寄与を表す。この(1) 式は、フィ
ルム伸縮の補正は描画位置に依存せず、円筒度および平
行度補正はX方向位置のみに依存し、エンコーダ補正は
Y方向位置にのみ依存することを表している。
【0070】さらに、図4を参照して説明した菱形変形
の補正については、ドラム1の歪みの補正に関連して上
述した描画開始位置の個別設定を利用できる。すなわ
ち、図11に示すように、X方向上流側では、基準時T
ref から描画開始までの時間δTを長く設定し、X方向
下流側ほど描画開始位置までの時間δTを短く設定すれ
ば、菱形変形の補正を実現できる。
【0071】また、フィルムローダによって感材フィル
ム2をドラム1へ装着する際に、感材フィルム2が或る
角度を持って傾斜した状態でドラム1に装着される場合
にも、菱形変形の補正と同様に、描画開始位置をライン
ごとに個別に設定することにより、画像の歪みを補正で
きる。したがって、ドラム1の円筒度および平行度の補
正のための寄与分と、菱形変形の補正のための寄与分
と、フィルムの装着誤差の補正のための寄与分との重ね
合わせによって描画開始位置データを定めれば、ドラム
1の歪みの補正、菱形変形の補正およびフィルム装着位
置ずれの補正を同時に達成できる。
【0072】図12は、補正メモリ605に格納される
べき補正データの具体的な作成方法を説明するための図
であり、補正データを求めるために試験的に描画される
格子パターンの一例が表されている。たとえば、縦横5
0mm間隔の格子パターンが試験的に記録される。そし
て、上下端の横の線分ULおよびDLならびに中央の縦
の線分CLにつき、長さおよび曲がり具合を測定する。
すなわち、中央の縦の線分CLに合わせてT形の定規を
当て、中央の縦の線分CLに垂直な直線に対する線分U
LおよびDL上の各格子点のずれ量を求める。これによ
り、ドラム1の円筒度および平行度ならびに菱形変形に
よる画像の歪み量が求まるから、ドラム1の歪みの補正
および菱形変形の補正のための補正データが得られる。
さらに、中央の縦の線分CLの長さから、フィルムの伸
縮を補正するための補正データが得られる。
【0073】また、Y方向に隣り合う横線間の間隔を逐
一測定することによって、ドラム1の各回転位置におけ
る横線の間隔が求まるから、これに基づいて、エンコー
ダの取付け位置ずれ等に対応する補正データを得ること
ができる。こうして得られた補正データを補正メモリ6
05に書き込んでおくことによって、円筒度および平行
度補正、エンコーダ補正、菱形変形の補正、フィルムの
伸縮補正、ならびにフィルムの装着誤差の補正を含む種
々の画像歪み要因の補正が達成される。
【0074】以上のようにこの実施形態によれば、描画
開始位置をライン毎に個別設定し、かつ、各ラインの伸
縮倍率をドラム1の外周面の各領域毎に個別に設定でき
るようにしたことにより、種々の画像歪み要因に対応し
た補正を同時に達成できる。これにより、歪みの無い画
像を記録することができる。また、ラインの伸縮は、P
LLクロックを計数するドットクロックカウンタ606
にプリセットデータを可変設定することによって達成さ
れている。つまり、PLLクロックの周波数を変化させ
るのではなく、ドットクロックを作成する際に計数され
るPLLクロックの数を変化させることで、ドットクロ
ックの発生時間間隔を変化させるようにしている。その
ため、PLL回路の発生周波数を変化させる場合とは異
なり、PLLクロックの発生時間間隔を瞬時に変更でき
る。
【0075】さらに、伸縮補正データに基づいて定めら
れた個数のドットクロックが発生される度にドットクロ
ックカウンタ606のプリセットデータを変化させる構
成であるので、伸縮倍率を広範囲で微細に設定できる。
さらには、ドットクロックの発生時間間隔は、PLLク
ロック1個分だけ増加または減少させられるので、ドラ
ム1の1周分の長さに対するドラム1の外周面上におけ
るPLLクロック1個分の長さの割合が、最小の伸縮倍
率となり、このような微小な伸縮を正確に行える。より
具体的には、PLLクロック8個分が通常の大きさの1
ドットに相当しているから、8分の1ドット単位でライ
ンの伸縮を行うことができる。
【0076】なお、上記の説明では、伸縮補正データに
対応する個数のドットクロックが発生される度に、基準
時間間隔(PLLクロック8個分)とは異なる時間間隔
でドットクロックが発生されるとの説明をしたが、この
ようなドットクロックの調整は、次のような見方をする
こともできる。すなわち、基準周波数のドットクロック
に、伸縮補正データに対応する割合で、基準周波数とは
異なる周波数のドットクロックが混入される、というこ
ともできる。また、基準分周比(1/8)でPLLクロ
ックを分周して得られたドットクロックに、伸縮補正デ
ータに対応する割合で、基準分周比とは異なる分周比で
PLLクロックを分周して得られたドットクロックを混
入させている、ということもできる。さらには、ドット
クロックを、伸縮補正データに対応する割合で、追加
し、または間引いている、という捉え方をすることもで
きる。
【0077】本実施形態の説明は以上のとおりである
が、この発明は上記の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば、上記の実施形態においては、伸縮補正デ
ータに対応する個数のドットクロックが発生される度
に、次の1つのドットクロックが発生されるまでの時間
間隔を基準時間間隔とは異ならせ、当該次の1つのドッ
トクロックが発生された後には、基準時間間隔でドット
クロックが発生されるようにしているが、2つ以上のド
ットクロックが基準時間間隔とは異なる時間間隔で連続
して発生されるようにしてもよい。その他、特許請求の
範囲に記載された技術的事項の範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基本クロ
ック信号の周波数を変えるのではなく、基準時間間隔で
発生される基本クロック信号に、基準時間間隔とは異な
る時間間隔で発生される基本クロック信号を混入するこ
とによって、ラインの伸縮が達成されている。そのた
め、基本クロック信号の周波数自体を変更してしまう場
合に比較して、はるかに微小な長さだけラインを伸縮で
きる。しかも、周波数自体を変更する場合に生じる応答
時間の問題もなく、ラインの伸縮を正確に行える。
【0079】請求項2または3記載の発明によれば、基
本クロック信号発生手段は、設定データに相当する数だ
け原クロック信号を計数する毎に基本クロック信号を発
生する計数手段によって構成されているので、回路素子
の不安定要素が基本クロック信号の発生時間間隔に影響
することがない。これにより、ラインの微小長の伸縮を
正確に行うことができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、感材上の各
位置に対応してラインの伸縮を適切に行わせることがで
きるから、各種の画像歪み要因に対する画像の補正を行
える。請求項5記載の発明によれば、各ラインの描画開
始タイミングを個別に制御できるので、ラインの描画開
始タイミングの調整および伸縮を組み合わせて行える。
その結果、種々の要因による画像の歪みに柔軟に対応で
きる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、微小な画像
歪みをも正確に補正することができる画像記録装置が実
現される。請求項7記載の発明によれば、感材上の位置
に応じてラインを微小に伸縮できるから、種々の画像歪
み要因に対応した正確な補正を行える。請求項8記載の
発明によれば、ライン毎の描画開始タイミングの制御
と、ラインの伸縮との組合せによって、種々の要因によ
る画像歪みに柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用される画像記録装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】ドラムの歪みに起因する画像の歪みの補正を説
明するための図である。
【図3】エンコーダの取付け位置ずれに起因する画像の
歪みの補正を説明するための図である。
【図4】菱形変形の補正を説明するための図である。
【図5】描画補正装置の構成を説明するためのブロック
図である。
【図6】画像処理回路の構成を説明するためのブロック
図である。
【図7】補正メモリの記憶態様を説明するための図であ
る。
【図8】記憶セルの構成を説明するための図である。
【図9】ドラムの歪みに関連する描画開始位置の補正を
説明するための図である。
【図10】ラインの伸縮を説明するための図である。
【図11】菱形変形を補正するための描画開始位置の制
御を説明するための図である。
【図12】補正データを作成するために形成される試験
画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 感材フィルム 4 エンコーダ 5 描画装置 6 制御ユニット 60 描画補正装置 61 画像処理回路 65 マイクロコンピュータ 601 PLL回路 602 Yカウンタ 603 Xカウンタ 605 補正メモリ 606 ドットクロックカウンタ 607 制御回路 608 DDA 609 描画開始位置カウンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動されるドラムに担持された感材に
    ドットを描画するためのタイミングを規定する基本クロ
    ック信号を発生する基本クロック信号発生装置であっ
    て、 ドラムの回転情報を検出するための回転検出手段の出力
    に基づいて基本クロック信号を発生する基本クロック信
    号発生手段と、 予め定める伸縮補正データに対応する個数の基本クロッ
    ク信号が発生される度に、基本クロック信号を基準時間
    間隔とは異なる時間間隔で発生させるために上記基本ク
    ロック信号発生手段を制御するクロック調整手段とを含
    むことを特徴とする基本クロック信号発生装置。
  2. 【請求項2】上記基本クロック発生手段は、上記回転検
    出手段の出力に基づいて原クロック信号を発生する原ク
    ロック発生手段と、原クロック発生手段が発生する原ク
    ロック信号を予め設定された設定データに相当する数だ
    け計数する度に基本クロック信号を発生する計数手段と
    を含むものであり、 上記クロック調整手段は、上記計数手段に設定データを
    設定するものであり、設定データを変更することによっ
    て基本クロック信号の発生時間間隔を変化させるもので
    あることを特徴とする請求項1記載の基本クロック信号
    発生装置。
  3. 【請求項3】上記クロック調整手段は、基本クロック信
    号が入力され、伸縮補正データに対応する数の基本クロ
    ック信号が入力される度に指令信号を出力する指令信号
    出力手段と、この指令信号出力手段が指令信号を出力す
    る度に、上記計数手段に設定する設定データを、基準設
    定データから、基準設定データとは異なる伸縮用設定デ
    ータに変更する手段とを含むものであることを特徴とす
    る請求項2記載の基本クロック信号発生装置。
  4. 【請求項4】回転駆動されるドラムに担持された感材に
    画像を記録するための画像記録装置に適用され、記録画
    像の歪みを防止するための画像補正装置であって、 感材の表面の複数の位置に対応する伸縮補正データを記
    憶した伸縮補正データ記憶手段と、 感材上の描画位置を検出し、検出された描画位置に対応
    する伸縮補正データを上記伸縮補正データ記憶手段から
    読み出すための伸縮補正データ読出し手段と、 この伸縮補正データ読出し手段によって読み出された伸
    縮補正データに基づいて調整された基本クロック信号を
    発生する請求項1ないし3のいずれかに記載の基本クロ
    ック信号発生装置とを含む画像補正装置。
  5. 【請求項5】ドラムの回転軸に沿う方向に関する複数の
    位置に対応して、当該位置に相当するラインの描画開始
    位置に対応した描画開始位置データを記憶した描画開始
    位置データ記憶手段と、 感材上の描画位置を検出し、検出された描画位置に対応
    する描画開始位置データを上記描画開始位置データ記憶
    手段から読み出す描画開始位置データ読出し手段と、 この描画開始位置データ読出し手段によって読み出され
    た描画開始位置データに基づいて設定されたタイミング
    で、1ラインの描画開始タイミングを規定する描画開始
    信号を生成する描画開始信号生成手段とをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像補正装置。
  6. 【請求項6】回転駆動されるドラムに担持された感材に
    画像を記録するための画像記録装置であって、 ドラムの回転軸に沿う方向に描画位置を移動させつつ、
    感材にドットを記録するための描画手段と、 請求項4または5記載の画像補正装置と、 上記請求項4または5記載の画像補正装置に備えられた
    上記基本クロック信号発生装置から発生される基本クロ
    ック信号に基づいて上記描画手段を駆動制御する描画制
    御手段とを含むことを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】回転駆動されるドラムに担持された感材に
    画像を記録するための画像記録装置に適用され、記録画
    像の歪みを防止するための画像補正方法であって、 感材上の複数の位置のそれぞれに対応して、記録画像の
    歪みを防止するための伸縮補正データを作成するステッ
    プと、 描画位置に相当する伸縮補正データに基づいて定められ
    た数の基本クロック信号を基準時間間隔で発生するステ
    ップと、 描画位置に相当する伸縮補正データに基づいて定められ
    た数の基本クロック信号が基準時間間隔で発生されたな
    らば、基準時間間隔とは異なる時間間隔で次の基本クロ
    ック信号を少なくとも1つ発生し、その後は、基準時間
    間隔で基本クロック信号を発生するステップと、 基本クロック信号に基づいて、感材にドットを記録する
    描画手段の駆動を制御するステップとを含むことを特徴
    とする画像補正方法。
  8. 【請求項8】ドラムの回転軸に沿う方向に関する複数の
    位置に対応して、当該位置に相当するラインの描画開始
    位置に対応した描画開始位置データを作成するステップ
    と、 感材上の描画位置に対応する描画開始位置データに基づ
    いて定められたタイミングで、1ラインの描画を開始さ
    せるべく、上記描画手段の駆動を制御するステップとを
    さらに含むことを特徴とする請求項7記載の画像補正方
    法。
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