JPH10164129A - 通話システム - Google Patents

通話システム

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JPH10164129A
JPH10164129A JP31510096A JP31510096A JPH10164129A JP H10164129 A JPH10164129 A JP H10164129A JP 31510096 A JP31510096 A JP 31510096A JP 31510096 A JP31510096 A JP 31510096A JP H10164129 A JPH10164129 A JP H10164129A
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JP
Japan
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packet
time
relay station
voice
transmission delay
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Application number
JP31510096A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Iijima
弘久 飯島
Mitsuo Furumura
光夫 古村
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Mitsubishi Corp
Secom Co Ltd
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Corp
Secom Co Ltd
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Corp, Secom Co Ltd, Casio Computer Co Ltd filed Critical Mitsubishi Corp
Priority to JP31510096A priority Critical patent/JPH10164129A/ja
Publication of JPH10164129A publication Critical patent/JPH10164129A/ja
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット通信網を用いて音声接続を行う場合
にも音声の受話端末への送信遅延が累積することを回避
することのできる通話システムを提供することを課題と
する。 【解決手段】 発呼側電話機1から送信される音声情報
をパケット化してインターネットBを介して着呼側電話
機8側に順次送信する発信局2と、該発信局2から送信
される前記パケットを受信して、該パケットに含まれる
音声情報を前記着呼側電話機8に順次送信する着信局5
と、を含む通話システムにおいて、前記パケットに含ま
れる音声情報の前記着信局5から前記着呼側電話機8へ
の送信の遅れを表す送信遅延時間を計測し、その送信遅
延時間に基づいて前記音声情報の一部を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通話システムに関
し、特に、インターネット等のパケット通信網を介して
音声情報を送受信する通話システムにおいて通話品質を
維持するための技術に関する。
【0002】
【背景技術】近年、音声メール機能を有するパーソナル
コンピュータ等のコンピュータを電話網やISDN(Int
egrated Services Digital Network) などの公衆網に接
続することにより、同様に公衆網に接続されたコンピュ
ータとインターネットを介して音声の送受信ができるよ
うにした通話システムがある。かかる通話システムは、
特に音声の通信を海外とする場合には、公衆回線使用料
がユーザー端末から接続業者(プロバイダー)までの市
内電話料金のみで済み、国際電話網を利用する場合に比
して安価に通話を行うことができることから広く普及し
つつある。
【0003】図20は現在提案されている上記通話シス
テムの電話機間の通話接続への適用例を示す図である。
同図に示す通話システムでは、電話機101は公衆電話
網102により中継局103と接続され、一方、電話機
104は公衆電話網105により中継局106と接続さ
れる。また、前記中継局103と前記中継局106とが
インターネット107により通信接続される。
【0004】そして、同図に示す通話システムでは、電
話機101から送信される音声は中継局103で符号化
され、例えば、30ms分の音声を表す符号毎にIPパ
ケット化される。そして、30ms毎の間隔でIPパケ
ットがインターネット107を介して中継局106に送
信され、そこでパケットが開梱されて元の音声に復号化
される。こうして、電話機101から送信される音声が
電話機104にて再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
トで行われるパケット通信は離散的なデータの通信には
適しているものの、電話や放送等音声や画像データ等の
連続的なデータを受信側で即座に再生する形態の通信に
は不向きであって、中継局103が電話機101から送
信された音声を遅滞無く中継局106に送信しても、中
継局106から電話機104への音声の送信が累積して
遅延するという問題がある。
【0006】図21はインターネット107のトラフィ
ックの混雑量の時間推移の一例を表す図である。また、
図22は、図21における各期間A〜Iの間に到着する
IPパケットの中継局103から中継局106までの通
信所要時間の例と、IPパケットに含まれる音声の中継
局106から電話機104への送信の送信遅延時間とを
対応づけて表す図である。以下、これらの図に基づいて
上記問題について説明する。
【0007】先ず、図21に示す期間Aにおけるインタ
ーネット107の混雑具合では、IPパケットが中継局
103から送信されて中継局106に到着するまでの時
間、即ち通信所要時間は図22に示すように、どのパケ
ットも例えば100msであるとする。
【0008】すると、上述のように30msの一定間隔
で中継局103から送信されるIPパケットは各々10
0ms後に30msの間隔で中継局106に到着する。
そして、到着したIPパケットは中継局106にて復号
化される。従って、IPパケットが直前のIPパケット
と30ms以下の間隔で中継局103に到着すれば、そ
のIPパケットから取り出される音声は直前のIPパケ
ットから取り出される音声に続けて電話機104に送信
され、その結果、本来送信されるべき時間に遅滞するこ
となく電話機104に送信されることになる。
【0009】次に図21に示す期間Bでは、インターネ
ット107のトラフィックが上述の期間Aよりも混雑し
ており、その為、その間に伝送されるIPパケットの中
継局103から中継局106までの通信所要時間は図2
2に示すように、例えば120msであるとする。
【0010】すると、期間Bで最初に到着するIPパケ
ットは通常の到着時刻よりも20ms遅れ、期間Aで最
後に到着するIPパケットとの到着間隔はIPパケット
の所要時間30msに前記20msの遅れを加算して5
0msに広がる。その結果、期間Bで最初に到着するI
Pパケットに含まれる音声は、本来電話機104に送信
されるべき時、即ち期間Aで最後に到着するIPパケッ
トに含まれる音声の送信終了の時から、20ms遅れて
送信されることになる。そして期間Bで2番目以降に到
着するIPパケットはその後、通常通り30msの間隔
で到着するが、それらのIPパケットに含まれる音声は
直前に到着したIPパケットに含まれる音声の電話機1
04への送信の後で続けて送信されるものであるため、
期間Bで最初に到着するIPパケットの遅延をそのまま
引き継いで、本来送信されるべき時間から一律に20m
s遅れて送信される。
【0011】同様に期間Cで最初に到着するIPパケッ
トによっても新たに20msの送信遅延が生じ、その結
果、期間Bでの20msの遅延が更に20msだけ増大
し、以降のIPパケットに含まれる音声は40msの遅
れで電話機104に送信される。
【0012】一方、期間Cから期間Dへの移行期のよう
にトラフィックの混雑が緩和され、インターネット10
7におけるIPパケットの通信所要時間が減少する場合
でも、それによって以上説明したようにして累積された
送信送信遅延時間が減少することはない。これは、直前
のIPパケットに含まれる音声の送信が終了される前に
次のIPパケットが中継局103に到着したとしても直
前のIPパケットを送信した後でなければ送信されない
ことに起因する。
【0013】以上のようにして、IPパケットに含まれ
る音声の電話機104への送信が、直前に中継局106
に到着するIPパケットに含まれる音声の電話機104
への送信終了時よりも遅れる場合には、それ以降に到着
するIPパケットに含まれる音声についても、すべてそ
の遅延を引き継ぐ。従って、通話時間が長時間に及べば
及ぶほど、その間のインターネット107の混雑量の増
減により円滑な通話を妨げる程に送信遅延が累積すると
いう不具合が生じる。
【0014】本発明はかかる課題に鑑みてなされたもの
であって、パケット通信網を用いて音声接続を行う場合
にも音声の受話端末への送信遅延が累積することを回避
することのできる通話システムを提供することを課題と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、送話端末から送信される
音声情報をパケット化してパケット通信網を介して受話
端末側に順次送信する第一の中継局と、該第一の中継局
から送信される前記パケットを受信して、該パケットに
含まれる音声情報を前記受話端末に順次送信する第二の
中継局と、を含む通話システムであって、前記パケット
に含まれる音声情報の前記第二の中継局から前記受話端
末への送信の遅れを表す送信遅延時間を計測する送信遅
延時間計測手段と、該送信遅延時間計測手段により計測
される送信遅延時間に基づいて前記音声情報の一部を削
除する音声遅延修正手段と、を含むことを特徴とする。
【0016】本発明においては、前記送話端末から送信
される音声情報は、先ず前記第一の中継手段により受信
される。そして、該第一の中継手段は受信した音声情報
を、例えばIPパケット等にパケット化してインターネ
ット等の前記パケット通信網を介して前記第二の中継局
に順次送信する。次に、該第二の中継手段は受信したパ
ケットに含まれる音声情報を前記受話端末に送信する。
こうして、前記送話端末と前記受話端末とが通話接続さ
れる。
【0017】この通話接続に際して、前記送信遅延時間
計測手段は、前記パケットに含まれる音声情報の前記第
二の中継局から前記受話端末への送信の遅れを表す送信
遅延時間を計測する。この送信遅延時間は、前記受話端
末で音声情報を途切れなく再生するために音声情報を送
信すべき時点から、実際に音声情報が送信される時点ま
での時間を表し、前記受話端末での音声の再生の遅延時
間に相当する。
【0018】そして、前記音声遅延修正手段は、該送信
遅延時間計測手段により計測される送信遅延時間に基づ
いて前記音声情報の一部を削除する。
【0019】こうすれば、前記音声情報の前記第二の中
継局から前記受話端末への送信所要時間を削減すること
ができ、音声情報の送信遅延の問題を有効に解決するこ
とができる。
【0020】尚、こうして音声情報の削除を行っても、
人間の聴覚には一定の融通性があるため、本発明の利用
者は実際に前記受話端末で再生される音声を実用上問題
無いレベルで聞き取ることが可能である。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の通話システムにおいて、前記送信遅延時間計測手段
は、前記第一の中継局に設けられ、時刻データを出力す
る第一のクロック手段と、前記第一の中継局に設けら
れ、前記第一のクロック手段により出力される時刻デー
タを含む計時パケットを前記第二の中継局に順次送信す
る計時パケット送信手段と、前記第二の中継局に設けら
れ、時刻データを出力する第二のクロック手段と、前記
第二の中継局に設けられ、前記計時パケット送信手段に
より送信される計時パケットに含まれる時刻データと前
記第二のクロック手段により出力される時刻データとの
差分の増分に基づいて前記送信遅延時間を導出する送信
遅延時間導出手段と、を含み、前記音声遅延修正手段
は、前記第二の中継局に設けられ、前記送信遅延時間導
出手段による前記送信遅延時間に基づいて前記受話端末
に送信する音声情報の一部を削除することを特徴とす
る。
【0022】本発明によれば、前記計時パケット送信手
段により、前記第一のクロック手段により出力される時
刻データは計時パケットとしてパケット化され、前記第
一の中継局から前記第二の中継局に送信される。そし
て、前記送信遅延時間導出手段は、受信する計時パケッ
トに含まれる時刻データと前記第二のクロック手段によ
り出力される時刻データとの差分から、前記第一の中継
局と前記第二の中継局との間のパケットの通信所要時間
を求める。そして、その通信所要時間の増分に基づいて
前記送信遅延時間を導出する。即ち、通信所要時間の増
分は、それらの計時パケットが前記第二の中継局へ到着
する間に前記第二の中継局に到着するパケットの通信所
要時間の増分と相関があり、音声情報の送信の遅れにつ
ながることに着目し、前記通信所要時間の増分に基づい
て前記送信遅延時間を導出する。
【0023】こうして送信遅延時間が導出されると、前
記音声遅延修正手段はその送信遅延時間に基づいて前記
受話端末に送信する音声情報の一部を削除する。
【0024】こうすれば、前記音声情報の前記第二の中
継局から前記受話端末への送信所要時間を削減すること
ができ、音声情報の送信遅延の問題を有効に解決するこ
とができる。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の通話システムにおいて、前記送信遅延時間計測手段
は、前記第二の中継局に設けられ、前記パケットの前記
第二の中継局への到着間隔の増分に基づいて前記送信遅
延時間を導出し、前記音声遅延修正手段は、前記第二の
中継局に設けられ、前記送信遅延時間計測手段により導
出される前記送信遅延時間に基づいて前記第一の中継局
から受信する音声情報の一部を削除することを特徴とす
る。
【0026】こうすれば、前記音声情報の前記第二の中
継局から前記受話端末への送信所要時間を削減すること
ができ、音声情報の送信遅延の問題を有効に解決するこ
とができる。また、本発明によれば、請求項2に記載の
発明のように計時パケットを送受信しないため、前記パ
ケット通信網のトラフィックの混雑量を増加させること
なく音声情報の送信遅延を計測することができる。
【0027】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の通話システムにおいて、前記送信遅延時間計測手段
は、前記第一の中継局に設けられ、時刻データを出力す
る第一のクロック手段と、前記第一の中継局に設けら
れ、前記第一のクロック手段により出力される時刻デー
タを含む計時パケットを前記第二の中継局に順次送信す
る計時パケット送信手段と、前記第二の中継局に設けら
れ、時刻データを出力する第二のクロック手段と、前記
第二の中継局に設けられ、前記計時パケット送信手段よ
り送信される前記計時パケットに前記第二のクロック手
段により出力される時刻データを更に含める返信時刻デ
ータ付加手段と、前記第二の中継局に設けられ、受信す
る前記計時パケットを前記第一の中継局に返信する計時
パケット返信手段と、前記第一の中継局に設けられ、前
記計時パケット返信手段により返信される計時パケット
に含まれる時刻データの差分の増分に基づいて前記送信
遅延時間を導出する送信遅延時間導出手段と、を含み、
前記音声遅延修正手段は、前記第一の中継局に設けら
れ、前記送信遅延時間導出手段により導出される前記送
信遅延時間に基づいて、前記第一の中継局から送信され
る音声情報の一部を削除することを特徴とする。
【0028】本発明によれば、前記第一のクロック手段
により出力される時刻データを含む計時パケットが前記
計時パケット送信手段により前記第一の中継局から前記
第二の中継局に送信される。次に、その計時パケットが
前記第二の中継局で受信されると、前記返信時刻データ
付加手段はその計時パケットに前記第二のクロック手段
により出力される時刻データを更に含める。そして、こ
うして時刻データが更に付加される前記計時パケット
は、前記計時パケット返信手段により前記第二の中継局
から前記第一の中継局に返信される。
【0029】前記送信遅延時間導出手段は、こうして第
一の中継局に戻ってくる計時パケットに含まれる時刻デ
ータの差分により、前記第一の中継局から前記第二の中
継局へのパケットの通信所要時間を求める。そして、こ
の通信所要時間の増分に基づいて前記第二の中継局での
音声情報の前記送信遅延時間を導出する。
【0030】そして、前記音声遅延修正手段は、こうし
て導出される送信遅延時間に基づいて、前記第一の中継
局から送信される音声情報の一部を削除する。
【0031】こうすれば、前記第一の中継局から前記第
二の中継局へ送信される音声情報を予め削除して、前記
音声情報の前記第二の中継局から前記受話端末への送信
所要時間を削減することができ、音声情報の送信遅延の
問題を前記第一の中継局の側で有効に解決することがで
きる。
【0032】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の通話システムにおいて、前記音声遅
延修正手段は、前記送信遅延時間計測手段により計測さ
れる送信遅延時間が1つのパケットに含まれる音声情報
の前記受話端末への送信時間、例えば、1つのパケット
に含まれる音声情報を音声にした場合の再生時間を越え
る場合にパケットを少なくとも1つ削除することにより
音声情報の一部を削除することを特徴とする。
【0033】本発明によれば、前記音声遅延修正手段は
前記パケット通信網で送受信されるパケットを少なくと
も1つ削除して、それらのパケットに続くパケットに含
まれる音声情報が前倒しにして前記受話端末に送信され
る。こうすれば、前記音声情報の前記第二の中継局から
前記受話端末への送信所要時間を削減することができ、
音声情報の送信遅延の問題を簡易に解決することができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明の第1の実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0035】図1は第1の実施の形態にかかる通話シス
テムを表す概略図である。以下、同図に従って本通話シ
ステムの構成を説明する。
【0036】1は公衆網の一種である電話網Aに接続さ
れた発呼側の電話機であり、2は電話網Aとインターネ
ットBの双方に接続される発信局であり、クライアント
部3及びサーバー部4を含む。5は、インターネットB
と電話網Cの双方と接続される着信局であり、サーバー
部6及びクライアント部7を含む。8は、電話網Cに接
続された着呼側の電話機である。また、R1はインター
ネットBにおける通信経路を決定する発信局側ルーター
であり、R2はインターネットBにおける通信経路を決
定する着信局側ルーターである。
【0037】尚、本実施の形態では、公衆網である電話
網A及び電話網Cを例として示しているが、これに代え
て専用網であるCATV網やインターネットを用いても
良い。また、Bは専用網であるインターネットを示して
いるが、これに代えて公衆網である電話網や専用網であ
るCATV網を用いてもよい。
【0038】次に、発信局2のクライアント部3につい
て説明する。図2はクライアント部3の構成を示す図で
ある。同図に示すクライアント部3は、自動発信/着信
機能を有するNCU(Network Control Unit)31、該N
CU31を制御する制御プログラムを有するNCU制御
部33、メッセージを記憶する音声ガイダンス記憶部3
4、RS232Cインターフェースなどの通信インター
フェースを用いたクライアント部3とサーバー部4との
通信を制御する通信インターフェース制御部36、音声
などのデータをコード化及びデコード化するCODEC
32、該CODEC32を制御するCODEC制御部3
5を含んで構成される。
【0039】ここで、電話網Aがデジタル網(例えば、
ISDN)の場合、CODEC32は音声などのデータ
をデジタル信号からデジタル信号への圧縮又は展開を行
うとともにコード化又はデコード化をするものである。
【0040】次に、発信局2のサーバー部4について説
明する。図3はサーバー部4の構成を示す図である。同
図に示すサーバー部4は、RS232Cインターフェー
スなどの通信インターフェースを用いたクライアント部
3とサーバー部4との間の通信を制御する通信インター
フェース制御部41、本通話システムを利用することの
できる各会員の会員番号と暗証番号とを含む会員情報が
予め記憶される会員情報記憶部43、発呼側電話機1か
ら伝送されてくる会員番号や暗証番号を会員情報記憶部
43に記憶している当該会員の会員番号や暗証番号との
照合を行う認証部42、発信情報や音声情報等を一時記
憶するバッファを有し、該音声情報等をパケット化して
着信側へ転送するパケット通信部44、発信局2と着信
局5との間で計時パケットを往復させて音声パケットの
インターネットBでの通信所要時間を計測し、この通信
所要時間の増加が生じると往路と復路のいずれか該当す
る通信路の音声パケットを削除するようにパケット通信
部44を制御する音声遅延管理部45、インターネット
Bとの通信制御を行うネットワーク制御部46を含んで
構成される。
【0041】次に、着信局5のサーバー部6について説
明する。図4はサーバー部6の構成を示す図である。同
図に示すサーバー部6は、インターネットBとの通信制
御を行うネットワーク制御部61、発信局2から送信さ
れるパケットを受信し、一時記憶するバッファを有する
パケット通信部62、発信局2の音声遅延管理部45よ
り送信される計時パケットに時刻情報を付加する返信時
刻データ付加部63、RS232Cインターフェースな
どの通信インターフェースを用いたクライアント部7と
サーバー部6との間の通信を制御する通信インターフェ
ース制御部64を含んで構成される。
【0042】次に、着信局5のクライアント部7につい
て説明する。図5はクライアント部7の構成を示す図で
ある。同図に示すクライアント部7はRS232Cイン
ターフェースなどの通信インターフェースを用いたクラ
イアント部7とサーバー部6との間の通信を制御する通
信インターフェース制御部71、自動発信/着信機能を
有するNCU74、NCU74を制御する制御プログラ
ムを有するNCU制御部72、音声などのデータをコー
ド化及びデコード化をするCODEC75、CODEC
75を制御するCODEC制御部73、メッセージを記
憶する音声ガイダンス記憶部76を含んで構成される。
【0043】尚、発信局2の側にも着信局5に設けられ
た返信時刻データ付加部63と同様の構成を加え、着信
局5の側にも発信局2に設けられた認証部42、会員情
報記憶部43、及び音声遅延管理部45と同様の構成を
加えて、両者を対称の構成とすれば、発呼側電話機1と
着呼側電話機8のいずれの側の電話機からも発呼を行う
ことが可能となる。
【0044】次に、発信局2のサーバー部4に設けられ
た音声遅延管理部45について説明する。図6は音声遅
延管理部45の構成を示す図であり、図7は計時パケッ
トのデータ内容を説明する図である。図7に示すように
計時パケットにはTCP/IP(通信プロトコル)に従
う所定のヘッダ情報の他に往路発信側タイムスタンプ
a、往路着信側タイムスタンプb、復路着信側タイムス
タンプc、復路発信側タイムスタンプdが記録される。
【0045】そして、図6に示す音声遅延管理部45
は、パケット通信部44から修正開始信号の入力がある
と計時パケット生成部451に対して計時パケット生成
タイミング信号を所定周期で出力し始め、パケット通信
部44から修正停止信号の入力があるとその計時パケッ
ト生成タイミング信号の出力を停止する計時部456、
計時部456からの計時パケット生成タイミング信号の
受信に応じて図7に示した計時パケットを用意する計時
パケット生成部451、発信局2の基準時を出力するク
ロック部453、クロック部453から時刻情報を取り
出し、図7に示す計時パケットの往路発信側タイムスタ
ンプaに時刻を入力するタイムスタンプa入力部45
2、クロック部453から時刻情報を取り出し、図7に
示す計時パケットの復路発信側タイムスタンプdに時刻
を入力するタイムスタンプd入力部454、図7に示す
計時パケットに記録される各タイムスタンプa〜dに基
づいて発信局2と着信局5との間の往路及び復路の通信
所要時間を算出し、それらの通信所要時間の増分から音
声パケットの到着が所定時間より遅延していると判定す
るとスムーズな会話が困難であるとして音声パケットの
一部を削除するようパケット通信部44を制御する遅延
判定制御部455を含んで構成される。
【0046】次に、着信局5のサーバー部6に設けられ
た返信時刻データ付加部63について説明する。図8
は、返信時刻データ付加部63の構成を示す図である。
返信時刻データ付加部63は、着信局5の基準時を出力
するクロック部632、クロック部632から時刻情報
を取り出し、図7に示す計時パケットの往路着信側bに
時刻入力するタイムスタンプb入力部631、クロック
部632から時刻情報を取り出し図7に示す復路着信側
cに時間入力するタイムスタンプc入力部633を含ん
で構成される。
【0047】次に、本通話システムの作用を説明する。
図9は、本通話システムにおける電話機1と発信局2と
の回線接続時の動作を説明する図である。本通話システ
ムの実施に当たっては、事前に発信局2及び着信局5の
各装置の電源がONされ、各NCU31及び74が着信
自動応答モードに設定される。
【0048】まず、発呼者が発呼側電話機1をオフフッ
クし、発信局2の電話番号をダイヤリングすると(S
1)、電話網Aの図示しない交換局によって呼出信号が
発呼側電話機に送られるとともに発信局2へも送られク
ライアント部3のNCU制御部33がNCU31を介し
て呼出信号を受信する(S2)。そして、NCU制御部
33は通信インターフェース制御部36を介してサーバ
ー部4へRING信号を2回送信する(S3)。サーバ
ー部4のパケット通信部44では、このRING信号を
通信インターフェース制御部41を介して受信するとク
ライアント部3へオフフックするようATH信号を送信
する(S4)。このATH信号を受けて、クライアント
部3のNCU制御部33はNCU31にオフフックする
よう指示する。NCU31は電話網Aに対し極性反転を
するとともに(S5)、NCU制御部33はOK信号を
通信インターフェース制御部36を介してサーバー部4
に送信する(S6)。そして、サーバー部4のパケット
通信部44がOK信号を受信すると、その旨サーバー部
4からクライアント部3へ通知し発呼側電話機1と発信
局2が電話網Aにより接続される。
【0049】次に、NCU制御部33はクライアント部
3の音声ガイダンス記憶部34から「あなたの会員番号
を入力してください」の旨のメッセージを取り出し、N
CU31及び電話網Aを介して発呼者の発呼側電話機1
に送信する(S7)。このメッセージを受けて発呼者が
発呼側電話機1のダイヤルキーまたは別体のダイヤルト
ーン信号を送信する機器を用いて予め割り当てられた会
員番号を入力すると、該会員番号は、電話網A、発信局
2のクライアント部3のNCU31、NCU制御部3
3、通信インターフェース制御部36、サーバー部4の
通信インターフェース制御部41を経由して、認証部4
2へと送信される(S8)。認証部42は発呼側電話機
1から送信された会員番号が会員情報記憶部43に既に
記憶されている会員番号と一致するか否かを判断すると
ともに、発呼側電話機1から受信した会員番号を図示し
ないバッファに一時記憶する。ここで、会員情報記憶部
43は、予め会員番号、暗証番号、氏名、住所、電話番
号、電話料金の引き落とし銀行及び口座番号などを記憶
している。
【0050】認証部42により会員番号の一致を判断す
ると、その旨サーバー部4からクライアント部3へ通知
し、クライアント部3のNCU制御部33にて音声ガイ
ダンス記憶部34から「あなたの暗証番号を入力して下
さい。」の旨のメッセージを取り出し、該メッセージを
NCU31、電話網Aを介して発呼者に通知する(S
9)。
【0051】また、認証部42により発呼者が会員でな
いと判断されたときには、サーバー部4の通信インター
フェース制御部41及びクライアント部3の通信インタ
ーフェース制御部36を経由して、NCU制御部33に
その旨の判断結果信号が送信される。そしてNCU制御
部33では、「会員番号が一致しません。このサービス
はご利用いただけません。会員手続きをお願いしま
す。」の旨のメッセージが音声ガイダンス記憶部34か
ら取り出され、該メッセージがNCU31、電話網Aを
介して発呼者に通知される。その後、クライアント部3
のNCU31は発呼者との間で接続されている通信回線
をオンフック状態(回線開放状態)にし、バッファに記
憶されていた会員番号を消去する。
【0052】次に、会員番号の一致を判断すると暗証番
号の入力を促し、発呼者は予め登録してある暗証番号を
前述と同様に入力すると、該暗証番号データは認証部4
2に送信される(S10)。認証部42では受信した暗
証番号データが前述のようにしてバッファに一時記憶さ
れている会員番号に対応する暗証番号であるか否かを会
員情報記憶部43を参照し判断する。
【0053】その結果、暗証番号が一致しないと判断さ
れれば、前述と同様に「暗証番号が一致しません。この
サービスはご利用いただけません。」の旨のメッセージ
が取り出され、発呼者に通知される。そして、発呼側電
話機1と発信局2との間で接続された通信回線がオンフ
ック状態(回線開放状態)とされ、前述のようにしてバ
ッファに記憶されている会員番号が消去される。
【0054】また、暗証番号の一致により発呼者が会員
であると判断されれば、NCU制御部33にて音声ガイ
ダンス記憶部34から「通話相手先の電話番号を入力し
て下さい。」の旨のメッセージが取り出され、発呼者に
通知される(S11)。このメッセージを受け発呼者が
通話相手先の電話番号を発呼側電話機1からダイヤリン
グすると、この電話番号は、電話網A、クライアント部
3のNCU31、NCU制御部33、通信インターフェ
ース制御部36を経由してサーバー部4へ送信される
(S12)。そして、着呼側電話機8との接続のため発
呼者に待機を求めるべく、クライアント部3により「し
ばらくお待ち下さい。」の旨のメッセージが発呼側電話
機1に送信される(S13)。
【0055】次に、本通話システムにおける発信局2、
着信局5及び着呼側電話機8の回線接続について説明す
る。図10は発信局2と着信局5との回線接続及び着信
局5と着呼側電話機8との回線接続の動作を説明する図
である。
【0056】既述したようにしてサーバー部4に通話相
手先の電話番号データが送信されると、ネットワーク制
御部46はネットワーク制御部61との間で通信経路の
確立を行う(S14)。次に、通話相手先の電話番号デ
ータは、通信インターフェース制御部41を介してパケ
ット通信部44に送信され、パケット通信部44におい
て通話相手先の電話番号データはパケット化される。そ
して、パケット化された通話相手先の電話番号データは
ネットワーク制御部46よりルーターR1へ送信され、
インターネットB、ルーターR2を介して着信局5に送
信される(S15)。
【0057】通話相手先の電話番号データの送信に際し
ては、クライアント部3のNCU制御部33は図11に
示すように接続中を示す接続信号(「CONECT」)を通話
相手先の電話番号に付して着信局5へ送信する。また、
この発信データは全長26バイトで構成され、接続中を
示す「CONECT」6バイトと通話相手先の電話番号20バ
イトよりなり、余った部分は「0」で埋められている。
【0058】通話相手先の電話番号データを受信した着
信局5では、その通話相手先の電話番号データをサーバ
ー部6のネットワーク制御部61からパケット通信部6
2に送信する。パケット通信部62では、パケット化さ
れた通話相手先の電話番号データを開梱し通信インター
フェース制御部64を介してクライアント部7へ送信す
る(S16)。クライアント部7では、通信インターフ
ェース制御部71を経て通話相手先の電話番号をNCU
制御部72に送信する。そして、NCU制御部72は受
信した通話相手先の電話番号をNCU74から電話網C
の交換器(図示せず)に自動発信し(S17)、その結
果、電話網Cの交換器(図示せず)から呼び出し信号が
着呼側電話機8及びクライアント部7に送信される(S
18)。
【0059】この呼び出し信号にはクライアント部7の
NCU制御部72にて呼出中信号が付され、通信インタ
ーフェース制御部71からサーバー部6に伝送される。
そして、該呼出中信号がパケット通信部62によりパケ
ット化され、ネットワーク制御部61、ルーターR2、
インターネットB、ルーターR1を経由して発信局2へ
伝送される(S19)。発信局2ではパケット通信部4
4により開梱され通信インターフェース制御部41から
クライアント部3に伝送される(S20)。
【0060】クライアント部3では、通信インターフェ
ース制御部36から伝送された呼出中信号をNCU制御
部33が呼出音としてNCU31から電話網Aを介し、
発呼側電話機1に伝送する(S21)。
【0061】その後、相手方(受信者)が着呼側電話機
をオフフックすると、電話網Cの交換器(図示せず)か
ら応答信号がクライアント部7に送信される(S2
2)。クライアント部7は、応答信号をNCU74から
受信すると、NCU制御部72は音声ガイダンス記憶部
76から「しばらくお待ち下さい。」の旨のメッセージ
を取り出し、電話網Cを介して着呼側電話機8へ伝送す
る(S23)。また、クライアント部7のNCU制御部
72は応答信号を通信インターフェース制御部71より
サーバー部6に伝送する(S24)。そして、サーバー
部6のパケット通信部62により応答信号はパケット化
されて、ネットワーク制御部61、ルーターR2、イン
ターネットB、ルーターR1を経由して、発信局2へ伝
送される(S25)。発信局2では、サーバー部4のネ
ットワーク制御部46から伝送された応答信号がパケッ
ト通信部44により開梱され、通信インターフェース制
御部41からクライアント部3に伝送される(S2
6)。
【0062】クライアント部3では、通信インターフェ
ース制御部36を介して応答信号を受信すると、NCU
制御部33からCODEC制御部35に通話開始を伝え
るとともに、確認信号を通信インターフェース制御部3
6よりサーバー部4へ送信する(S27)。サーバー部
4では、パケット通信部44において確認信号がパケッ
ト化され、前述と同様にルーターR1、インターネット
B、ルーターR2を介し、着信局5へ送信される(S2
8)。また、このときパケット通信部44により音声遅
延管理部45に修正開始信号が送出され、そのタイミン
グで音声遅延管理部45において後述する音声遅延修正
処理が開始される(図10,矢印A参照)。
【0063】一方、着信局5側では確認信号がサーバー
部6のパケット通信部62により開梱され、確認信号が
NCU制御部72に送信される(S29)。そして、N
CU制御部72はCODEC制御部73に通信開始を伝
える。
【0064】以上のようにして発信局2のCODEC制
御部35及び着信局のCODEC制御部73によるCO
DECでの音声接続が開始される。
【0065】音声接続が開始されると、発呼者の音声は
電話網A、発信局2のクライアント部3のCODEC3
2、通信インターフェース制御部36、通信インターフ
ェース制御部41を経由してパケット通信部44に送信
される。そして該パケット通信部44により30msの
音声が1つのパケットに変換される。そして、その音声
パケットは、ネットワーク制御部46、ルーターR1、
インターネットB、ルーターR2を経由して着信局5に
送信される。尚、音声は前記CODEC32により符号
化される際、接続中の信号と区別するために、図12に
示すように、CODEC制御部35により通話中を示す
通話中信号「SPEECH」が付される。こうして、30ms
毎に1つの音声パケットが発信局2から着信局5へ送信
される。
【0066】更に、音声データは、着信局5のサーバー
部6のネットワーク制御部61、パケット通信部62、
通信インターフェース制御部64、71、CODEC制
御部73、CODEC75、電話網Cを経由して着呼側
電話機8に送信される。ここで、パケット通信部62で
は図示しないFIFOバッファの後段にて音声パケット
は開梱され、CODEC75では符号化されている音声
データが復号化される。相手方(受信者)の音声も同様
に逆の伝送が行われる。
【0067】また、本通話システムでは音声接続が開始
されると前述したように、パケット通信部44からの修
正開始信号の受信により音声遅延管理部45による音声
遅延修正処理が開始される。
【0068】まず、音声遅延管理部45では、パケット
通信部44からの修正開始信号を受けて計時部456が
計時パケット生成タイミング信号を計時パケット生成部
451に送出する。この計時パケット生成タイミング信
号を受け、計時パケット生成部451は空の計時パケッ
トを用意する。次に、前記タイムスタンプa入力部45
2は、計時パケット生成部451から伝送されたパケッ
トの往路発信側aにクロック部453から取り出したそ
の時点での時刻情報を入力する。尚、クロック部45
3、632は、発信局2や着信局5を開局するときに予
めグリニッジ標準時刻に調時されている。このため、両
クロック部453、632は同一の時刻を出力するもの
となっている。
【0069】そして、往路発信側aにのみ入力された計
時パケットは、パケット通信部44、ネットワーク制御
部46、ルーターR1、インターネットB、ルーターR
2を経由して、着信局5へ伝送される。着信局5では、
パケット通信部62の図示しないFIFOバッファから
返信時刻データ付加部63に入力される。返信時刻デー
タ付加部63では、タイムスタンプb入力部631によ
りクロック部632から取り出したその時点の時刻情報
が計時パケットの往路着信側bに入力される。そして、
次に、タイムスタンプc入力部633で復路着信側cに
時刻情報が入力される。その後、タイムスタンプa、
b,及びcに時刻情報が記録されたdは情報が記録され
ていない、計時パケットが、パケット通信部62、ネッ
トワーク制御部61、ルーターR2、インターネット
B、ルーターR1を経由して発信局2に伝送される。
【0070】発信局2のパケット通信部44の図示しな
いFIFOバッファから音声遅延管理部45に計時パケ
ットが入力され、タイムスタンプd入力部454により
復路発信側dに時刻情報が入力される。そして、タイム
スタンプa〜dの全てが入力された計時パケットが遅延
判定制御部455に入力される。その後、該遅延判定制
御部455により音声遅延修正処理がなされる。
【0071】図13及び図14は音声遅延管理部45の
遅延判定制御部455による処理手順を説明するフロー
図である。以下、同図に基づいて遅延判定制御部455
の処理について説明する。
【0072】先ず、遅延判定制御部455はパケット通
信部44から修正開始信号を受けると(S1001)前
述のようにして発信局2から送信され着信局5から返信
される計時パケットからタイムスタンプa〜dを読み取
る(S1002)。そして、それらのデータと次式
(1)(2)より第1回の計時での往路通信所要時間t
1(1)と復路通信所要時間t1(2)とを導出する(S100
3)。
【0073】 tn(1)=b−a (1) tn(2)=d−c (2) (n=1,2,3,…) 次に、予め図示しないメモリに記憶しているt0(1),t
0(2)を呼び出す(S1004)。そして、次式(3)
(4)より計時パケット受信時における着信側送信遅延
時間T1と発信側送信遅延時間T2とを導出する(S10
05)。
【0074】ここで、t0(1),t0(2)は、電話機1と電
話機8間にて通話がスムーズに成立し得る時間であっ
て、予め図示しないメモリに記憶されている。本発明の
形態では、100msとしている。なおt0(1),t0(2)
は、通話開始時におけるt1(1)、t1(2)を用いてもよ
い。
【0075】 T1=tn(1)−t0(1) (3) T2=tn(2)−t0(2) (4) (n=1,2,3,…) 次に、図14に示すように、求めた着信側送信遅延時間
T1が、 T1≧30 (5) を満足すれば(S1006)、パケット通信部44に対
して図示しないバッファに記憶している音声パケットを
削除すべき旨の信号を送出する(S1007)。また、
新たに求めた発信側送信遅延時間T2が、 T2≧30 (6) を満足すれば(S1008)、パケット通信部44に対
して音声パケット削除信号を送出する(S1009)。
【0076】そして、パケット通信部44から修正停止
信号を受信しない限り(S1010,B)、次の計時パ
ケットを読出し(S1002)、上述の説明と同様の処
理を繰り返す。
【0077】図15は以上説明した本通話システムの音
声遅延管理部45による音声遅延修正処理を施した場合
の音声パケットの送信遅延を説明する図である。
【0078】第1の欄は1つの計時パケットの番号を表
し、第2の欄は該計時パケットから求められる復路通信
所要時間tn(2)の例を表し、第3の欄はそれらの期間に
送信される音声パケットの電話機1への送信遅延時間を
表す。
【0079】本通話システムの音声遅延修正処理によれ
ば、n=4の計時パケットの到着により遅延判定制御部
455にて式(4)に基づいて発信側送信遅延時間T2
が導出される(図13,S1005参照)。
【0080】 T2=140−100=40 (7) が導出される。
【0081】従って、この計時パケットを受信した後、
パケット通信部44のバッファに一時記憶している音声
パケットが1つ削除される(図14,S1008,10
09参照)。
【0082】このため、削除した音声パケットの処理に
必要な時間分(30ms)だけ、次のパケットに含まれ
る音声の電話機1への送信が早まる。この結果次の計時
パケット(n=5)の送信遅延時間T2は、30ms改
善され、10msとなる。
【0083】以上のようにして本通話システムによれ
ば、送信遅延が所定時間を越える場合に音声パケットを
削除することで音声送信の累積的遅延を防止することが
できる。
【0084】次に、本通話システムにおける通話終了時
の動作について説明する。図16は本通話の通話終了時
の動作を説明する図である。
【0085】発呼者が、通話を終了して発呼側電話機1
をオンフックすると、オンフック(回線断)情報が電話
網Aを介して発信局2へ伝送される(S33)。発信局
2ではNCU31を介してNCU制御部33に伝送さ
れ、NCU制御部33により通話中と区別した接続信号
「ONHOOK」が付されて回線断信号とされる。そして、通
信インターフェース制御部36、41を介しパケット通
信部44に伝送され、パケット通信部44でパケット化
され、ネットワーク制御部46、ルーターR1、インタ
ーネットB、ルーターR2を経由して、着信局5へ伝送
される(S34)。伝送された回線断信号は、サーバー
部6内のパケット通信部62により開梱され、通信イン
ターフェース制御部64、71を介しNCU制御部72
に伝送される。その後、該NCU制御部72は、NCU
に対し回線を開放する旨指示する(S35)。相手方が
オンフックした場合も同様に逆の手順により回線断処理
が行われる。
【0086】なお、以上説明した本実施の形態では、計
時部456を設けて所定時間毎に計時パケット生成タイ
ミング信号を出力するようにしたが、音声パケットの全
部又は一部にタイムスタンプを付加するようにしてもよ
い。
【0087】また、削除する音声パケットの数は1パケ
ットに限定する必要はなく、発呼者又は受信者が聞き取
ることが可能な音声を再生できる程度まで削除可能であ
る。2以上のパケットを削除する場合には、連続してパ
ケットを削除する、一定間隔毎に削除するなど再生する
音声の品質を保持するようルールを定めればよい。
【0088】更に、上記実施の形態では音声パケットを
削除することにより電話機への音声の送信時間を短縮さ
せたが、例えば音声パケットに含まれる音声データやC
ODECにより復号される音声そのものを削除すること
としてもよい。
【0089】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態にかかる通信システムについて説明する。
【0090】尚、本通話システムは既に説明した第1の
実施の形態にかかる通話システムの音声遅延管理部45
及びパケット通信部44の機能の変更例に関するもので
あり、他の構成については第1の実施の形態にかかる通
話システムと同様であるので同一の符号を付して説明を
省略する。
【0091】図17は、前記音声遅延管理部45に代え
て本通話システムの発信局2のサーバー部4に設けられ
る音声遅延管理部47の構成を示す図である。この音声
遅延管理部47は既に説明した音声遅延管理部45と同
様に電話機への音声パケットの送信遅延時間を監視して
おり、音声の送信の所定時間以上の遅延を検出すると音
声パケットを削除するようにパケット通信部44の制御
を行う。
【0092】具体的には、音声遅延管理部47は、ミリ
秒単位の計時データを出力するタイマー472と、タイ
マー472の出力する時刻データと音声パケットが本来
送信されるべき時間からの遅れを表す送信遅延時間とを
記憶するタイム記憶部473と、パケット通信部44を
制御する遅延判定制御部471とを含んで構成される。
【0093】通話接続の前には、タイム記憶部473の
記憶内容は予めクリアされており、タイマー472は動
作してない状態にある。そして、発信者と受信者との間
で通話回線が接続され、音声遅延管理部47が通話開始
信号をパケット通信部44から受けると、該音声遅延管
理部47の音声遅延修正動作が開始される。
【0094】図18は音声遅延管理部47の音声遅延修
正動作を示すフロー図である。以下、同図に従って音声
遅延管理部47の動作を説明する。
【0095】先ず遅延判定制御部471はタイマー47
2による計時を開始する(S2001)。そして、音声
パケットがパケット通信部44に入力されたか否かを監
視し(S2002)、音声パケットの入力があると判定
すればタイム記憶部473に時刻データが記憶されてい
るかを判断する(S2003)。また、音声パケットの
入力がないと判断すれば(S2004)、通話が終了さ
れない限り(S2008)、再び音声パケットの入力を
監視する(S2002)。
【0096】最初の音声パケットの入力があった場合
は、タイム記憶部473に時刻データが未だ記憶されて
いない状態であるので(S2003)、タイム記憶部4
73に時刻データを書込み(S2007)、通話が終了
されない限り(S2008)、再び音声パケットの入力
を監視する(S2002)。
【0097】一方、時刻データが記憶されていれば(S
2003)、タイム記憶部473に記憶されている時刻
データとタイマー472により出力される時刻データと
の差分演算を行う(S2004)。
【0098】そして、この差分を音声パケットの送信の
時間長である30msと比較し、30ms未満であれば
(S2005)、タイム記憶部473にその時点での時
刻データを新たに書込み(S2007)、通話が終了さ
れない限り(S2008)、再び音声パケットの入力を
監視する(S2002)。
【0099】一方、差分が30ms以上であればタイム
記憶部473に記憶されている送信遅延時間に該差分時
間を加算する(S2005)。そして、加算結果が30
ms以上であれば音声パケットを一つ削除するようパケ
ット通信部44を制御するとともに、タイム記憶部47
3に記憶されている送信遅延時間から30msを減算す
る(S2006)。そして、その新しい送信遅延時間と
時刻データをタイム記憶部473に記憶する(S200
7)。一方、送信遅延時間との加算結果が、30ms未
満であれば、タイム記憶部473に加算結果を送信遅延
時間として更新記憶する。そして、通話が終了されない
限り(S2008)、再び音声パケットの入力を監視す
る(S2002)。
【0100】そして、パケット通信部44から停止信号
を受けた場合には、タイマー472をリセット(S20
09)するとともに、タイム記憶部473をクリア(S
2010)し、音声遅延管理部47の動作を終了する。
【0101】図19は本通話システムによる音声パケッ
トの音声遅延修正処理を説明する図である。同図は、既
に説明した図15の音声パケットの時間間隔と、それら
の音声パケットが本来送信されるべき時間と実際に送信
される時間との差を表す送信遅延時間とを対応づけて表
している。第1の欄は、1つの音声パケットの番号を表
し、第2の欄はその到着時刻を表している。第3の欄
は、これらの音声パケットの到着時間間隔を表し、第4
の欄は該到着時間間隔と本来送信されるべき時間(30
ms)より超えた時間などを演算した結果である送信遅
延時間を表している。
【0102】同図によれば、本通話システムの音声遅延
修正処理では、n=3の音声パケットの到着からインタ
ーネットBのトラフィックの混雑量が増加して、復路通
信所要時間が増加し、それに伴いn=4のパケットとの
到着間隔が70msに広がると(図18,S2005参
照)、音声パケットが1つ削除され(同図,S2006
参照)、この結果、30msの送信遅延時間が短縮され
送信遅延時間は10msに抑えられることがわかる。
【0103】以上のようにして送信遅延が所定時間を越
える場合に音声パケットを削除することで音声送信の累
積的遅延を防止することができる。
【0104】特に、第2の実施の形態によれば、第1の
実施の形態と異なり計時パケットを伝送しないため、イ
ンターネットB上を伝送するパケットが減少し、送信遅
延時間の生じる可能性を少なくすることができる。これ
によって、第1の実施の形態より、音声の送信遅延を更
に効率的に減少させることができる。
【0105】また、音声パケットの往路と復路によって
音声データの伝送遅延が異なるような場合であっても、
発信局2と着信局5の双方で上述した音声遅延修正処理
を施せば、往路の音声データに遅延が生じているときは
往路の音声データの一部を削除し、復路の音声データに
遅延が生じているときは復路の音声データの一部を削除
して、発呼側電話機1と着呼側電話機8の双方でスムー
スな会話を維持することができる。
【0106】尚、第1の実施の形態及び第2の実施の形
態では音声遅延管理部45及び47をサーバー部4に設
けたが、クライアント部3内に設けてもよい。
【0107】更に、音声パケットの削除を行うか否かの
判断を、パケット通信部44の図示していないバッファ
に蓄積される音声データの量、又は音声パケットの数を
監視することにより行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態にかかる通話システムを表
す概略図である。
【図2】 発信局のクライアント部の構成を示す図であ
る。
【図3】 発信局のサーバー部の構成を示す図である。
【図4】 着信局のサーバー部の構成を示す図である。
【図5】 着信局のクライアント部の構成を示す図であ
る。
【図6】 音声遅延管理部の構成を示す図である。
【図7】 計時パケットのデータ内容を説明する図であ
る。
【図8】 返信時刻データ付加部の構成を説明する図で
ある。
【図9】 発呼側電話機と発信局との回線接続時の動作
を説明する図である。
【図10】 発信局と着信局との回線接続、及び着信局
と着呼側電話機との回線接続の動作を説明する図であ
る。
【図11】 回線接続中に送受信されるパケットを示す
図である。
【図12】 通話中に送受信されるパケットを示す図で
ある。
【図13】 音声遅延管理部による処理手順を示すフロ
ー図である。
【図14】 音声遅延管理部による処理手順を示すフロ
ー図である。
【図15】 音声遅延管理部による音声遅延修正処理を
施した場合の音声パケットの送信遅延を説明する図であ
る。
【図16】 本通話システムの通話終了時の動作を説明
する図である。
【図17】 第二の実施の形態にかかる音声遅延管理部
の構成を示す図である。
【図18】 第二の実施の形態にかかる音声遅延管理部
による処理手順を示すフロー図である。
【図19】 第二の実施の形態にかかる音声遅延管理部
による音声遅延修正処理を施した場合の音声パケットの
送信遅延を説明する図である。
【図20】 現在提案されている電話機間の通話接続の
説明図である。
【図21】 インターネットのトラフィックの混雑量の
時間推移の一例を表す図である。
【図22】 図21における各期間A〜Iの間に到着す
るIPパケットの通信所要時間の例と、それらのIPパ
ケットに含まれる音声の送信遅延時間とを対応づけて表
す図である。
【符号の説明】 B インターネット、1 発呼側電話機(送話端末)、
2 発信局(第一の中継局)、5 着信局(第二の中継
局)、8 着呼側電話機(受話端末)、45,47 音
声遅延管理部、453 クロック部、63 返信時刻デ
ータ付加部、632 クロック部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古村 光夫 東京都三鷹市下連雀8丁目10番16号 セコ ム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話端末から送信される音声情報をパケ
    ット化してパケット通信網を介して受話端末側に順次送
    信する第一の中継局と、 該第一の中継局から送信される前記パケットを受信し
    て、該パケットに含まれる音声情報を前記受話端末に順
    次送信する第二の中継局と、 を含む通話システムであって、 前記パケットに含まれる音声情報の前記第二の中継局か
    ら前記受話端末への送信の遅れを表す送信遅延時間を計
    測する送信遅延時間計測手段と、 該送信遅延時間計測手段により計測される送信遅延時間
    に基づいて前記音声情報の一部を削除する音声遅延修正
    手段と、 を含むことを特徴とする通話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通話システムにおい
    て、 前記送信遅延時間計測手段は、 前記第一の中継局に設けられ、時刻データを出力する第
    一のクロック手段と、 前記第一の中継局に設けられ、前記第一のクロック手段
    により出力される時刻データを含む計時パケットを前記
    第二の中継局に順次送信する計時パケット送信手段と、 前記第二の中継局に設けられ、時刻データを出力する第
    二のクロック手段と、 前記第二の中継局に設けられ、前記計時パケット送信手
    段により送信される計時パケットに含まれる時刻データ
    と前記第二のクロック手段により出力される時刻データ
    との差分の増分に基づいて前記送信遅延時間を導出する
    送信遅延時間導出手段と、 を含み、 前記音声遅延修正手段は、 前記第二の中継局に設けられ、前記送信遅延時間導出手
    段により導出される前記送信遅延時間に基づいて前記受
    話端末に送信する音声情報の一部を削除することを特徴
    とする通話システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通話システムにおい
    て、 前記送信遅延時間計測手段は、 前記第二の中継局に設けられ、前記パケットの前記第二
    の中継局への到着間隔の増分に基づいて前記送信遅延時
    間を導出し、 前記音声遅延修正手段は、 前記第二の中継局に設けられ、前記送信遅延時間計測手
    段により導出される前記送信遅延時間に基づいて前記第
    一の中継局から受信する音声情報の一部を削除すること
    を特徴とする通話システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の通話システムにおい
    て、 前記送信遅延時間計測手段は、 前記第一の中継局に設けられ、時刻データを出力する第
    一のクロック手段と、 前記第一の中継局に設けられ、前記第一のクロック手段
    により出力される時刻データを含む計時パケットを前記
    第二の中継局に順次送信する計時パケット送信手段と、 前記第二の中継局に設けられ、時刻データを出力する第
    二のクロック手段と、 前記第二の中継局に設けられ、前記計時パケット送信手
    段より送信される前記計時パケットに前記第二のクロッ
    ク手段により出力される時刻データを更に含める返信時
    刻データ付加手段と、 前記第二の中継局に設けられ、受信する前記計時パケッ
    トを前記第一の中継局に返信する計時パケット返信手段
    と、 前記第一の中継局に設けられ、前記計時パケット返信手
    段により返信される計時パケットに含まれる時刻データ
    の差分の増分に基づいて前記送信遅延時間を導出する送
    信遅延時間導出手段と、 を含み、 前記音声遅延修正手段は、 前記第一の中継局に設けられ、前記送信遅延時間導出手
    段により導出される前記送信遅延時間に基づいて、前記
    第一の中継局から送信される音声情報の一部を削除する
    ことを特徴とする通話システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の通話
    システムにおいて、 前記音声遅延修正手段は、 前記送信遅延時間計測手段により計測される送信遅延時
    間が1つのパケットに含まれる音声情報の前記受話端末
    への送信時間を越える場合にパケットを少なくとも1つ
    削除することにより音声情報の一部を削除することを特
    徴とする通話システム。
JP31510096A 1996-11-26 1996-11-26 通話システム Pending JPH10164129A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300274A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd ゲートウェイ装置及び音声データ転送方法
US6707793B1 (en) 1999-03-04 2004-03-16 Nec Infrontia Corporation Button telephone apparatus and internet communication system
JP2009284254A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 通報装置およびエレベータ遠隔監視システム

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