JPH1016497A - 絵付シート - Google Patents
絵付シートInfo
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- JPH1016497A JPH1016497A JP18876696A JP18876696A JPH1016497A JP H1016497 A JPH1016497 A JP H1016497A JP 18876696 A JP18876696 A JP 18876696A JP 18876696 A JP18876696 A JP 18876696A JP H1016497 A JPH1016497 A JP H1016497A
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- resin
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーコピーによって形成された絵柄層が、
剥離層や接着層と十分に密着した絵付シートを提供する
こと。 【構成】 基体シートの片面に、少なくとも剥離層、前
アンカー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカラーコ
ピーにより形成されている。
剥離層や接着層と十分に密着した絵付シートを提供する
こと。 【構成】 基体シートの片面に、少なくとも剥離層、前
アンカー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカラーコ
ピーにより形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は転写シート、イン
サートシート、貼り付けシートなどの絵付シートにおい
て、絵柄層をカラーコピーによって形成し、多品種・少
量生産への対応を可能にした絵付シートに関するもので
ある。より詳しくは、カラーコピーによって形成した絵
柄層と他層との間に、アンカー層を設けることにより、
絵付シートの密着性を向上させる技術に関するものであ
る。
サートシート、貼り付けシートなどの絵付シートにおい
て、絵柄層をカラーコピーによって形成し、多品種・少
量生産への対応を可能にした絵付シートに関するもので
ある。より詳しくは、カラーコピーによって形成した絵
柄層と他層との間に、アンカー層を設けることにより、
絵付シートの密着性を向上させる技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】被転写物を装飾する方法として、転写法
がある。転写法に用いる転写シートとしては、基体シー
トの片面に剥離層、絵柄層、接着層などを順次形成した
ものがあり、特に、小ロット対応や同一ロール内での任
意の絵柄変更を可能にすることを目的として、絵柄層を
カラーコピーによって形成することがある。
がある。転写法に用いる転写シートとしては、基体シー
トの片面に剥離層、絵柄層、接着層などを順次形成した
ものがあり、特に、小ロット対応や同一ロール内での任
意の絵柄変更を可能にすることを目的として、絵柄層を
カラーコピーによって形成することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラーコピー
に用いるカラートナーのバインダーには、オレフィン系
のポリマーが使用されているため、カラーコピーによっ
て形成した絵柄層は、剥離層や接着層との密着性が十分
ではなかった。したがって、絵柄層をカラーコピーによ
って形成した転写シートは、層間剥離などの致命的な問
題があり、実用的ではなかった。
に用いるカラートナーのバインダーには、オレフィン系
のポリマーが使用されているため、カラーコピーによっ
て形成した絵柄層は、剥離層や接着層との密着性が十分
ではなかった。したがって、絵柄層をカラーコピーによ
って形成した転写シートは、層間剥離などの致命的な問
題があり、実用的ではなかった。
【0004】この発明は上記の欠点を解決し、カラーコ
ピーによって形成された絵柄層が、剥離層や接着層と十
分に密着した絵付シートを提供することを目的としてい
る。
ピーによって形成された絵柄層が、剥離層や接着層と十
分に密着した絵付シートを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明の絵付シートは、基体シートの片
面に、少なくとも剥離層、前アンカー層、絵柄層が順次
形成され、絵柄層がカラーコピーにより形成された構成
とした。また、基体シートの片面に、少なくとも前アン
カー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカラーコピー
により形成された構成にしてもよい。また、絵柄層面
に、後アンカー層、接着層が順次形成された構成にして
もよい。また、後アンカー層が、塩素含有量20〜35%の
変性オレフィンを30〜70%含む構成にしてもよい。ま
た、前アンカー層が、塩素含有量20〜35%の変性オレフ
ィンを30〜70%含む構成にしてもよい。
するために、この発明の絵付シートは、基体シートの片
面に、少なくとも剥離層、前アンカー層、絵柄層が順次
形成され、絵柄層がカラーコピーにより形成された構成
とした。また、基体シートの片面に、少なくとも前アン
カー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカラーコピー
により形成された構成にしてもよい。また、絵柄層面
に、後アンカー層、接着層が順次形成された構成にして
もよい。また、後アンカー層が、塩素含有量20〜35%の
変性オレフィンを30〜70%含む構成にしてもよい。ま
た、前アンカー層が、塩素含有量20〜35%の変性オレフ
ィンを30〜70%含む構成にしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明の絵付シートの一実施例を示す模式断面図
である。図2〜図4は、それぞれ、この発明の絵付シー
トの他の実施例を示す模式断面図である。図中、1は基
体シート、2は剥離層、3は前アンカー層、4は絵柄
層、5は後アンカー層、6は接着層を示している。
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明の絵付シートの一実施例を示す模式断面図
である。図2〜図4は、それぞれ、この発明の絵付シー
トの他の実施例を示す模式断面図である。図中、1は基
体シート、2は剥離層、3は前アンカー層、4は絵柄
層、5は後アンカー層、6は接着層を示している。
【0007】この発明の絵付シートとしては、転写シー
トとインサートシートおよび貼り付けシートとが含まれ
る。転写シートは、基体シートの片面に剥離層を設けて
から、前アンカー層、絵柄層などを順次形成し(図1、
図3参照)、被絵付物に絵付シートを接着させた後に、
剥離層から基体シートを剥がすものである。また、イン
サートシートおよび貼り付けシートは、基体シートに直
接、前アンカー層、絵柄層などを順次形成し(図2、図
4参照)、被絵付物に絵付シートを接着させた後に、基
体シートを剥がさないものである。
トとインサートシートおよび貼り付けシートとが含まれ
る。転写シートは、基体シートの片面に剥離層を設けて
から、前アンカー層、絵柄層などを順次形成し(図1、
図3参照)、被絵付物に絵付シートを接着させた後に、
剥離層から基体シートを剥がすものである。また、イン
サートシートおよび貼り付けシートは、基体シートに直
接、前アンカー層、絵柄層などを順次形成し(図2、図
4参照)、被絵付物に絵付シートを接着させた後に、基
体シートを剥がさないものである。
【0008】まず、転写シートについて説明する。転写
シートは、基体シートの片面に剥離層、前アンカー層、
絵柄層などの転写層を形成したものである。
シートは、基体シートの片面に剥離層、前アンカー層、
絵柄層などの転写層を形成したものである。
【0009】基体シート1の材質としては、ポリプロピ
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
通常の転写シートの基体シートとして用いられるものを
使用することができる。
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
通常の転写シートの基体シートとして用いられるものを
使用することができる。
【0010】剥離層2は、基体シート1上に全面的また
は部分的に形成される。剥離層2は、転写後または成形
同時転写後に基体シートを剥離した際に、基体シートか
ら剥離して被絵付物の最外面となる層である。なお、剥
離層が層間剥離を起こす場合には、層間剥離した面が最
外面となる。剥離層2の材質としては、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セル
ロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを
用いるとよい。剥離層2に硬度が要求される場合には、
紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹
脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選定し
て用いるとよい。剥離層2は、着色したものでも、未着
色のものでもよい。剥離層の形成方法としては、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコ
ート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。
は部分的に形成される。剥離層2は、転写後または成形
同時転写後に基体シートを剥離した際に、基体シートか
ら剥離して被絵付物の最外面となる層である。なお、剥
離層が層間剥離を起こす場合には、層間剥離した面が最
外面となる。剥離層2の材質としては、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セル
ロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを
用いるとよい。剥離層2に硬度が要求される場合には、
紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹
脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選定し
て用いるとよい。剥離層2は、着色したものでも、未着
色のものでもよい。剥離層の形成方法としては、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコ
ート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。
【0011】なお、基体シート1からの剥離層2の剥離
性をさらに改善するために、基体シート1上に剥離層2
を設ける前に、離型層を全面的に形成してもよい(図示
せず)。離型層は、転写後または成形同時転写後に基体
シートを剥離した際に、基体シートとともに転写層から
離型するものである。離型層の材質としては、メラミン
樹脂系離型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系
離型剤、セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂系離型
剤、ポリオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤
およびこれらの複合型離型剤などを用いることができ
る。離型層の形成方法としては、ロールコート法、スプ
レーコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリ
ーン印刷法などの印刷法がある。
性をさらに改善するために、基体シート1上に剥離層2
を設ける前に、離型層を全面的に形成してもよい(図示
せず)。離型層は、転写後または成形同時転写後に基体
シートを剥離した際に、基体シートとともに転写層から
離型するものである。離型層の材質としては、メラミン
樹脂系離型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系
離型剤、セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂系離型
剤、ポリオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤
およびこれらの複合型離型剤などを用いることができ
る。離型層の形成方法としては、ロールコート法、スプ
レーコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリ
ーン印刷法などの印刷法がある。
【0012】前アンカー層3は、剥離層2上に全面的ま
たは部分的に形成される。前アンカー層3は、剥離層2
に絵柄層4を密着させるためのものである。すなわち、
絵柄層4は、カラーコピーにより形成するものである。
カラーコピーに用いるカラートナーのバインダーには、
オレフィン系のポリマーが使用されている。上記した剥
離層2の材質とオレフィン系のポリマーとは、密着が困
難なため、両者との密着性が良好な材料により前アンカ
ー層3を設けるものである。
たは部分的に形成される。前アンカー層3は、剥離層2
に絵柄層4を密着させるためのものである。すなわち、
絵柄層4は、カラーコピーにより形成するものである。
カラーコピーに用いるカラートナーのバインダーには、
オレフィン系のポリマーが使用されている。上記した剥
離層2の材質とオレフィン系のポリマーとは、密着が困
難なため、両者との密着性が良好な材料により前アンカ
ー層3を設けるものである。
【0013】前アンカー層3としては、塩素含有量が20
〜35%の塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などの変性オレ
フィン系樹脂を、剥離層2との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
剥離層2との密着性に優れた樹脂バインダーとしては、
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリアミド系樹脂などを用いることができる。変性オレ
フィン系樹脂の塩素含有量が20%よりも少ないと、イン
キ化が困難になり、たとえインキ化できたとしても、均
一な塗膜形成が不可能なため、剥離層2と絵柄層4とを
十分強固に密着させることができない。また、変性オレ
フィン系樹脂の塩素含有量が35%より多いと、樹脂の極
性が大きくなり、アンカー層3と絵柄層4との密着性が
悪くなるので、前記範囲内での使用が好ましい。また、
前アンカー層3に含まれる変性オレフィン系樹脂の割合
が30%より少ない場合、前アンカー層3と絵柄層4との
密着力が十分に得られない。また、70%より多い場合、
前アンカー層3と剥離層2との密着力が十分に得られな
いので、前記範囲内での使用が好ましい。
〜35%の塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などの変性オレ
フィン系樹脂を、剥離層2との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
剥離層2との密着性に優れた樹脂バインダーとしては、
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリアミド系樹脂などを用いることができる。変性オレ
フィン系樹脂の塩素含有量が20%よりも少ないと、イン
キ化が困難になり、たとえインキ化できたとしても、均
一な塗膜形成が不可能なため、剥離層2と絵柄層4とを
十分強固に密着させることができない。また、変性オレ
フィン系樹脂の塩素含有量が35%より多いと、樹脂の極
性が大きくなり、アンカー層3と絵柄層4との密着性が
悪くなるので、前記範囲内での使用が好ましい。また、
前アンカー層3に含まれる変性オレフィン系樹脂の割合
が30%より少ない場合、前アンカー層3と絵柄層4との
密着力が十分に得られない。また、70%より多い場合、
前アンカー層3と剥離層2との密着力が十分に得られな
いので、前記範囲内での使用が好ましい。
【0014】前アンカー層3の形成方法としては、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。
【0015】絵柄層4は、前アンカー層3上に形成す
る。絵柄層4は、文字、模様、図柄などからなり、被絵
付物に装飾を施すためのものである。絵柄層4の材質と
しては、変性ポリエチレン、変性ポリプロピレン、変性
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などのオレフィン系の
ポリマーをバインダーとし、適切な色の顔料または染料
を着色剤として含有するカラートナーを用いるとよい。
絵柄層4は、カラーコピーにより形成する。すなわち、
帯電した静電ドラム上に、レーザーを走査することによ
り、任意の絵柄潜像を形成し、その上にカラートナーを
付着させ、現像により得られるカラートナー像をアンカ
ー層3上に転写することにより、絵柄層4を形成する。
絵柄層4は、表現したい図柄に応じて、全面的に設ける
場合や部分的に設ける場合もある。
る。絵柄層4は、文字、模様、図柄などからなり、被絵
付物に装飾を施すためのものである。絵柄層4の材質と
しては、変性ポリエチレン、変性ポリプロピレン、変性
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などのオレフィン系の
ポリマーをバインダーとし、適切な色の顔料または染料
を着色剤として含有するカラートナーを用いるとよい。
絵柄層4は、カラーコピーにより形成する。すなわち、
帯電した静電ドラム上に、レーザーを走査することによ
り、任意の絵柄潜像を形成し、その上にカラートナーを
付着させ、現像により得られるカラートナー像をアンカ
ー層3上に転写することにより、絵柄層4を形成する。
絵柄層4は、表現したい図柄に応じて、全面的に設ける
場合や部分的に設ける場合もある。
【0016】接着層6は、被絵付物面に上記の各層を接
着するものであり、絵柄層4と被絵付物との接着性が悪
い場合に、絵柄層4上に接着層6を形成するとよい。接
着層6は、接着させたい部分に形成する。すなわち、接
着させたい部分が全面的なら、絵柄層4上に接着層を全
面的に形成する。また、接着させたい部分が部分的な
ら、絵柄層4上に接着層を部分的に形成する。接着層と
しては、被絵付物の素材に適した感熱性あるいは感圧性
の樹脂を適宜使用する。たとえば、被絵付物の材質がア
クリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。
また、被絵付物の材質がポリフェニレンオキシド・ポリ
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共
重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、
これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。
さらに、被絵付物の材質がポリプロピレン樹脂の場合
は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が
使用可能である。接着層の形成方法としては、グラビア
コート法、ロールコート法、コンマコート法などのコー
ト法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法
がある。また、接着層6は、接着性フィルムを絵柄層4
上に貼り合わせることにより設けてもよい。接着性フィ
ルムとしては、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン
フィルム、ポリブチレンフィルム、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、アクリル系樹脂フィルム、ウレタン
系樹脂フィルムなどを用いることができる。
着するものであり、絵柄層4と被絵付物との接着性が悪
い場合に、絵柄層4上に接着層6を形成するとよい。接
着層6は、接着させたい部分に形成する。すなわち、接
着させたい部分が全面的なら、絵柄層4上に接着層を全
面的に形成する。また、接着させたい部分が部分的な
ら、絵柄層4上に接着層を部分的に形成する。接着層と
しては、被絵付物の素材に適した感熱性あるいは感圧性
の樹脂を適宜使用する。たとえば、被絵付物の材質がア
クリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。
また、被絵付物の材質がポリフェニレンオキシド・ポリ
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共
重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、
これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。
さらに、被絵付物の材質がポリプロピレン樹脂の場合
は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が
使用可能である。接着層の形成方法としては、グラビア
コート法、ロールコート法、コンマコート法などのコー
ト法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法
がある。また、接着層6は、接着性フィルムを絵柄層4
上に貼り合わせることにより設けてもよい。接着性フィ
ルムとしては、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン
フィルム、ポリブチレンフィルム、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、アクリル系樹脂フィルム、ウレタン
系樹脂フィルムなどを用いることができる。
【0017】後アンカー層5は、接着層6と絵柄層4と
の密着性が悪い場合に、絵柄層4上に形成する。すなわ
ち、絵柄層4は、カラーコピーにより形成するものであ
る。カラーコピーに用いるカラートナーのバインダーに
は、オレフィン系のポリマーが使用されている。上記し
た接着層の材質のうち、オレフィン系ポリマーとは密着
が困難な材質を用い接着層6が形成される場合、両者と
の密着性が良好な材料により、後アンカー層5を設ける
ものである。なお、接着層6が、塩素化ポリプロピレ
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂などの変性オレフィン系樹脂を30%以上含む
場合には、接着層6と絵柄層4との密着性は良好となる
ので、後アンカー層5を設けなくてもよい。
の密着性が悪い場合に、絵柄層4上に形成する。すなわ
ち、絵柄層4は、カラーコピーにより形成するものであ
る。カラーコピーに用いるカラートナーのバインダーに
は、オレフィン系のポリマーが使用されている。上記し
た接着層の材質のうち、オレフィン系ポリマーとは密着
が困難な材質を用い接着層6が形成される場合、両者と
の密着性が良好な材料により、後アンカー層5を設ける
ものである。なお、接着層6が、塩素化ポリプロピレ
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂などの変性オレフィン系樹脂を30%以上含む
場合には、接着層6と絵柄層4との密着性は良好となる
ので、後アンカー層5を設けなくてもよい。
【0018】後アンカー層5としては、塩素含有量が20
〜35%の塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などの変性オレ
フィン系樹脂を、接着層6との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
接着層6との密着性に優れた樹脂バインダーとしては、
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ゴム形樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリアミド系樹脂などを用いることができる。変性オレ
フィン系樹脂の、塩素含有量が20%より少ないと、溶剤
への溶解性や、混合する樹脂との相溶性が悪く、インキ
化が困難になる。また、塩素含有量が35%より多いと、
樹脂の極性が大きくなり、アンカー層5と絵柄層4との
密着性が悪くなるので、前記範囲内での使用が好まし
い。また、後アンカー層5に含まれる、変性オレフィン
系樹脂の割合が30%より少ない場合、後アンカー層5と
絵柄層4との密着力が十分に得られない。また、70%よ
り多い場合、後アンカー層5と接着層6との密着力が十
分に得られないので、この範囲内での使用が好ましい。
〜35%の塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などの変性オレ
フィン系樹脂を、接着層6との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
接着層6との密着性に優れた樹脂バインダーとしては、
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ゴム形樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリアミド系樹脂などを用いることができる。変性オレ
フィン系樹脂の、塩素含有量が20%より少ないと、溶剤
への溶解性や、混合する樹脂との相溶性が悪く、インキ
化が困難になる。また、塩素含有量が35%より多いと、
樹脂の極性が大きくなり、アンカー層5と絵柄層4との
密着性が悪くなるので、前記範囲内での使用が好まし
い。また、後アンカー層5に含まれる、変性オレフィン
系樹脂の割合が30%より少ない場合、後アンカー層5と
絵柄層4との密着力が十分に得られない。また、70%よ
り多い場合、後アンカー層5と接着層6との密着力が十
分に得られないので、この範囲内での使用が好ましい。
【0019】後アンカー層5の形成方法としては、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。
【0020】次に、インサートシートおよび貼り付けシ
ートについて説明する。インサートシートおよび貼り付
けシートは、基体シート上に、直接、前アンカー層、絵
柄層などを形成したものである。
ートについて説明する。インサートシートおよび貼り付
けシートは、基体シート上に、直接、前アンカー層、絵
柄層などを形成したものである。
【0021】基体シート1の材質としては、ポリプロピ
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
転写シートに用いる基体シートと同様のものを使用する
ことができる。
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
転写シートに用いる基体シートと同様のものを使用する
ことができる。
【0022】インサートシートおよび貼り付けシートに
おいて、前アンカー層3は、基体シート1に絵柄層4を
密着させるためのものである。したがって、前アンカー
層3としては、転写シートの場合と同様の変性オレフィ
ン系樹脂を、基体シート1との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
基体シート1との密着性に優れた樹脂バインダーとして
は、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹
脂、ポリアミド系樹脂などを用いることができる。
おいて、前アンカー層3は、基体シート1に絵柄層4を
密着させるためのものである。したがって、前アンカー
層3としては、転写シートの場合と同様の変性オレフィ
ン系樹脂を、基体シート1との密着性に優れた樹脂バイ
ンダーに、30〜70%の割合で混合させて用いるとよい。
基体シート1との密着性に優れた樹脂バインダーとして
は、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹
脂、ポリアミド系樹脂などを用いることができる。
【0023】なお、絵柄層4、接着層6、後アンカー層
5については、いずれも転写シートに用いるのと同様の
ものを使用することができる。
5については、いずれも転写シートに用いるのと同様の
ものを使用することができる。
【0024】上記構成の転写シートまたはインサートシ
ートおよび貼り付けシートを用いて、被絵付物表面に装
飾を施す方法について説明する。なお、被絵付物として
は、樹脂成形品、ゴム製品、金属製品、木工品、ガラス
製品、陶磁器製品もしくは各種材質からなる複合製品な
どを挙げることができる。これらは、透明、半透明、不
透明のいずれでもよい。
ートおよび貼り付けシートを用いて、被絵付物表面に装
飾を施す方法について説明する。なお、被絵付物として
は、樹脂成形品、ゴム製品、金属製品、木工品、ガラス
製品、陶磁器製品もしくは各種材質からなる複合製品な
どを挙げることができる。これらは、透明、半透明、不
透明のいずれでもよい。
【0025】上記構成の転写シートを用い、転写法を利
用して被絵付物表面に装飾を施す方法について説明す
る。まず、被絵付物表面に、転写シートの接着層側を密
着させる。次に、耐熱ゴム状弾性体例えばシリコンラバ
ーを備えたロール転写機、アップダウン転写機などの転
写機を用い、温度80〜260℃程度、圧力50〜200kg/m2程
度の条件に設定した耐熱ゴム状弾性体を介して転写シー
トの基体シート側から熱と圧力とを加える。こうするこ
とにより、接着層が被絵付物表面に接着する。最後に、
冷却後に基体シートを剥がすと、基体シートと剥離層と
の境界面で剥離が起こり、転写が完了する。また、基体
シート上に離型層を設けた場合は、基体シートを剥がす
と、離型層と剥離層との境界面で剥離が起こり、転写が
完了する。
用して被絵付物表面に装飾を施す方法について説明す
る。まず、被絵付物表面に、転写シートの接着層側を密
着させる。次に、耐熱ゴム状弾性体例えばシリコンラバ
ーを備えたロール転写機、アップダウン転写機などの転
写機を用い、温度80〜260℃程度、圧力50〜200kg/m2程
度の条件に設定した耐熱ゴム状弾性体を介して転写シー
トの基体シート側から熱と圧力とを加える。こうするこ
とにより、接着層が被絵付物表面に接着する。最後に、
冷却後に基体シートを剥がすと、基体シートと剥離層と
の境界面で剥離が起こり、転写が完了する。また、基体
シート上に離型層を設けた場合は、基体シートを剥がす
と、離型層と剥離層との境界面で剥離が起こり、転写が
完了する。
【0026】次に、上記構成の転写シートを用い、射出
成形による成形同時転写法を利用して被絵付物である樹
脂成形品の表面に装飾を行う方法について説明する。ま
ず、可動型と固定型とからなる成形用金型内に転写シー
トを送り込む。この際、枚葉の転写シートを1枚づつ送
り込んでもよいし、長尺の転写シートの必要部分を間欠
的に送り込んでもよい。長尺の転写シートを使用する場
合、位置決め機構を有する送り装置を使用して、転写シ
ートの図柄層と成形用金型との見当が一致するようにす
るとよい。また、転写シートを間欠的に送りむ際に、転
写シートの位置をセンサーで検出した後に転写シートを
シート固定クランプで固定するようにすれば、常に同じ
位置で転写シートを固定することができ、図柄層の位置
ずれが生じないので便利である。成形用金型を閉じた
後、固定型に設けたゲートより溶融樹脂をキャビティ内
に射出充満させ、被絵付物を形成するのと同時にその面
に転写シートを接着させる。被絵付物である樹脂成形品
を冷却した後、成形用金型を開いて樹脂成形品を取り出
す。最後に、基体シートを剥がすことにより、転写が完
了する。
成形による成形同時転写法を利用して被絵付物である樹
脂成形品の表面に装飾を行う方法について説明する。ま
ず、可動型と固定型とからなる成形用金型内に転写シー
トを送り込む。この際、枚葉の転写シートを1枚づつ送
り込んでもよいし、長尺の転写シートの必要部分を間欠
的に送り込んでもよい。長尺の転写シートを使用する場
合、位置決め機構を有する送り装置を使用して、転写シ
ートの図柄層と成形用金型との見当が一致するようにす
るとよい。また、転写シートを間欠的に送りむ際に、転
写シートの位置をセンサーで検出した後に転写シートを
シート固定クランプで固定するようにすれば、常に同じ
位置で転写シートを固定することができ、図柄層の位置
ずれが生じないので便利である。成形用金型を閉じた
後、固定型に設けたゲートより溶融樹脂をキャビティ内
に射出充満させ、被絵付物を形成するのと同時にその面
に転写シートを接着させる。被絵付物である樹脂成形品
を冷却した後、成形用金型を開いて樹脂成形品を取り出
す。最後に、基体シートを剥がすことにより、転写が完
了する。
【0027】次に、上記構成の貼り付けシートを用い、
貼り合わせ法を利用して被絵付物表面に装飾を施す方法
について説明する。被絵付物上に、貼り付けシートの接
着層側を重ね合わせ、加熱されたゴムロールを用いて被
絵付物の各面を加熱および加圧して、貼り付けシートを
被絵付物上に接着する。加熱されたゴムロールを用いて
被絵付物の各面を加熱するのは、固化した接着層を一時
的に溶融あるいは軟化させるためである。
貼り合わせ法を利用して被絵付物表面に装飾を施す方法
について説明する。被絵付物上に、貼り付けシートの接
着層側を重ね合わせ、加熱されたゴムロールを用いて被
絵付物の各面を加熱および加圧して、貼り付けシートを
被絵付物上に接着する。加熱されたゴムロールを用いて
被絵付物の各面を加熱するのは、固化した接着層を一時
的に溶融あるいは軟化させるためである。
【0028】次に、上記構成のインサートシートを用
い、インサート成形法を利用して被絵付物である樹脂成
形品の表面に装飾を行う方法について説明する。インサ
ート成形法は、成形同時転写方法とほぼ同様に行うが、
最後に基体シートを剥がさない点で、成形同時転写方法
とは異なる。まず、可動型と固定型とからなる成形用金
型内にインサートシートを装着する(インサートシート
を金型内に固定する方法としては、インサートシートを
帯電させて、金型に保持したり、金型に設置した吸引穴
から減圧吸引することで、金型に保持する方法があ
る)。成形用金型を閉じた後、固定型に設けたゲートよ
り溶融樹脂をキャビティ内に射出充満させ、被絵付物を
形成するのと同時にその面にインサートシートを接着さ
せる。被絵付物である樹脂成形品を冷却した後、成形用
金型を開いて樹脂成形品を取り出す。
い、インサート成形法を利用して被絵付物である樹脂成
形品の表面に装飾を行う方法について説明する。インサ
ート成形法は、成形同時転写方法とほぼ同様に行うが、
最後に基体シートを剥がさない点で、成形同時転写方法
とは異なる。まず、可動型と固定型とからなる成形用金
型内にインサートシートを装着する(インサートシート
を金型内に固定する方法としては、インサートシートを
帯電させて、金型に保持したり、金型に設置した吸引穴
から減圧吸引することで、金型に保持する方法があ
る)。成形用金型を閉じた後、固定型に設けたゲートよ
り溶融樹脂をキャビティ内に射出充満させ、被絵付物を
形成するのと同時にその面にインサートシートを接着さ
せる。被絵付物である樹脂成形品を冷却した後、成形用
金型を開いて樹脂成形品を取り出す。
【0029】
実施例1 厚み25μm、幅200mmの長尺状でロール状に巻かれたポ
リエチレンテレフタレートからなる基体シートの片面
に、グラビア印刷法によりアクリル樹脂よりなる剥離層
を全面に形成し、その上に、塩素含有量が26%の塩素化
ポリプロピレンとアクリル樹脂とを50対50に混合したイ
ンキを用い、厚み1μmの前アンカー層をグラビア印刷
法により全面形成した。さらに、その上に、カラーコピ
ーにより任意の絵柄を形成した後、前アンカー層と同様
のインキを用い、厚み1μmの後アンカー層をグラビア
印刷法により全面形成した後、アクリル樹脂よりなる接
着層をグラビア印刷法により全面形成して転写シートを
得た。
リエチレンテレフタレートからなる基体シートの片面
に、グラビア印刷法によりアクリル樹脂よりなる剥離層
を全面に形成し、その上に、塩素含有量が26%の塩素化
ポリプロピレンとアクリル樹脂とを50対50に混合したイ
ンキを用い、厚み1μmの前アンカー層をグラビア印刷
法により全面形成した。さらに、その上に、カラーコピ
ーにより任意の絵柄を形成した後、前アンカー層と同様
のインキを用い、厚み1μmの後アンカー層をグラビア
印刷法により全面形成した後、アクリル樹脂よりなる接
着層をグラビア印刷法により全面形成して転写シートを
得た。
【0030】この転写シートを、220℃、100kg/m2、0.
5秒の条件でABS樹脂成形品に転写したところ、密着性が
十分な絵付製品を得ることができた。
5秒の条件でABS樹脂成形品に転写したところ、密着性が
十分な絵付製品を得ることができた。
【0031】実施例2 厚み25μm、幅200mmの長尺状でロール状に巻かれたポ
リエチレンテレフタレートからなる基体シートの片面
に、グラビア印刷法により、塩素含有量が26%の塩素化
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂とウレタン樹脂とを30
対70に混合したインキを用い、厚み1μmの前アンカー
層を全面形成した。その上に、カラーコピーにより任意
の絵柄を形成した後、前アンカー層と同様のインキを用
い、厚み1μmの後アンカー層をグラビア印刷法により
全面形成した。さらに、後アンカー層の上には、グラビ
ア印刷法により、ウレタン樹脂にイソシアネート硬化剤
を添加したドライラミネート用インキを全面塗布し、厚
み70μm、幅200μmの長尺状でロール状に巻かれた無
延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムを貼り合わせた。
ドライラミネートインキを硬化させるために、40℃雰囲
気中で48時間放置した後、任意の形状に打ち抜き、イン
サートシートを得た。
リエチレンテレフタレートからなる基体シートの片面
に、グラビア印刷法により、塩素含有量が26%の塩素化
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂とウレタン樹脂とを30
対70に混合したインキを用い、厚み1μmの前アンカー
層を全面形成した。その上に、カラーコピーにより任意
の絵柄を形成した後、前アンカー層と同様のインキを用
い、厚み1μmの後アンカー層をグラビア印刷法により
全面形成した。さらに、後アンカー層の上には、グラビ
ア印刷法により、ウレタン樹脂にイソシアネート硬化剤
を添加したドライラミネート用インキを全面塗布し、厚
み70μm、幅200μmの長尺状でロール状に巻かれた無
延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムを貼り合わせた。
ドライラミネートインキを硬化させるために、40℃雰囲
気中で48時間放置した後、任意の形状に打ち抜き、イン
サートシートを得た。
【0032】このようにして得られたインサートシート
を、成形金型内に、基体シートが金型側に、CPPフィル
ムが樹脂側になるように設置した後、ポリプロピレン樹
脂をキャビティー内に充填し、同時に、インサートシー
トを成形品に接着させた。被絵付物である樹脂成形品を
冷却した後、成形用金型を開いて、樹脂成形品を取り出
した。得られた樹脂成形品は、表面がインサートシート
により装飾され、密着性が十分な絵付製品となった。
を、成形金型内に、基体シートが金型側に、CPPフィル
ムが樹脂側になるように設置した後、ポリプロピレン樹
脂をキャビティー内に充填し、同時に、インサートシー
トを成形品に接着させた。被絵付物である樹脂成形品を
冷却した後、成形用金型を開いて、樹脂成形品を取り出
した。得られた樹脂成形品は、表面がインサートシート
により装飾され、密着性が十分な絵付製品となった。
【0033】
【発明の効果】この発明の絵付シートは、カラーコピー
によって形成された絵柄層が、剥離層や接着層と十分に
密着しており、耐久性に優れ、実用的に用いることがで
きる。また、この発明の絵付シートは、絵柄層がカラー
コピーによって形成されているので、小ロット生産に適
している。さらに、この発明の絵付シートは、絵柄層が
カラーコピーによって形成されているので、同一ロール
内で任意の絵柄を作成可能である。
によって形成された絵柄層が、剥離層や接着層と十分に
密着しており、耐久性に優れ、実用的に用いることがで
きる。また、この発明の絵付シートは、絵柄層がカラー
コピーによって形成されているので、小ロット生産に適
している。さらに、この発明の絵付シートは、絵柄層が
カラーコピーによって形成されているので、同一ロール
内で任意の絵柄を作成可能である。
【図1】 この発明の絵付シートの一実施例を示す模式
断面図である。
断面図である。
【図2】 この発明の絵付シートの一実施例を示す模式
断面図である。
断面図である。
【図3】 この発明の絵付シートの一実施例を示す模式
断面図である。
断面図である。
【図4】 この発明の絵付シートの一実施例を示す模式
断面図である。
断面図である。
1 基体シート 2 剥離層 3 前アンカー層 4 絵柄層 5 後アンカー層 6 接着層
Claims (5)
- 【請求項1】 基体シートの片面に、少なくとも剥離
層、前アンカー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカ
ラーコピーにより形成されたことを特徴とする絵付シー
ト。 - 【請求項2】 基体シートの片面に、少なくとも前アン
カー層、絵柄層が順次形成され、絵柄層がカラーコピー
により形成されたことを特徴とする絵付シート。 - 【請求項3】 絵柄層面に、後アンカー層、接着層が順
次形成された請求項1または2のいずれかに記載の絵付
シート。 - 【請求項4】 後アンカー層が、塩素含有量20〜35%の
変性オレフィンを30〜70%含む請求項3に記載の絵付シ
ート。 - 【請求項5】 前アンカー層が、塩素含有量20〜35%の
変性オレフィンを30〜70%含む請求項1〜4のいずれか
に記載の絵付シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18876696A JPH1016497A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 絵付シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18876696A JPH1016497A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 絵付シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016497A true JPH1016497A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16229411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18876696A Pending JPH1016497A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 絵付シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016497A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008173987A (ja) * | 2008-04-04 | 2008-07-31 | Polymatech Co Ltd | フィルム一体型加飾樹脂成形体 |
| US7413794B2 (en) | 2002-10-07 | 2008-08-19 | Nissha Printing Co., Ltd | Transfer material |
| JP2012192706A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 転写シートの製造方法 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18876696A patent/JPH1016497A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7413794B2 (en) | 2002-10-07 | 2008-08-19 | Nissha Printing Co., Ltd | Transfer material |
| JP2008173987A (ja) * | 2008-04-04 | 2008-07-31 | Polymatech Co Ltd | フィルム一体型加飾樹脂成形体 |
| JP2012192706A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 転写シートの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060927 |